JPS63315456A

JPS63315456A - 紙葉類のゲ−ト機構

Info

Publication number: JPS63315456A
Application number: JP14692187A
Authority: JP
Inventors: Susumu Orihara; 折原　進; Tsuneo Hirota; 広田　恒雄; Yasuhiro Okada; 康弘岡田
Original assignee: Fujitsu Ltd
Current assignee: Fujitsu Ltd
Priority date: 1987-06-15
Filing date: 1987-06-15
Publication date: 1988-12-23

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔概　要〕搬送路の搬送ローラの回転をトルクリミッタを介してゲ
ートレバーに伝達し搬送ローラの正逆回転に応じてゲー
トレバーを振分は動作させて、構造を複雑にすることな
く搬送分岐点での紙詰まり等を防止した紙葉類のゲート
機構。

〔産業上の利用分野〕

本発明は、自動預金支払機又は印刷機等の紙葉類取扱い
装置に関し、特に搬送路の振分は用ゲートレバーの駆動
機構に関する。

〔従来の技術〕

従来の紙葉類のゲート機構を第４図に示す。この搬送路
はスイッチバック式搬送路であり、Ａ点より紙葉類（図
示しない）を矢印Ｑ１のように進入させ、Ｂ点で矢印Ｑ
ｔ　、Ｑ３のように折返して０点から矢印Ｑ４のように
排出する。この搬送路の分岐点にゲートレバーＩが設け
られる。ゲートレバー１は軸３を中心に矢印Ｐ＋、Ｐｇ
のように回転可能であり、スプリング２により矢印Ｐ、
力方向付勢され図の実線位置に保持される。Ａ点より矢
印Ｑ１のように搬送された紙葉類はゲートレバー１に当
接し、その搬送力によりスプリング２の弾性力に抗して
ゲートレバーｌを矢印Ｐオのように回動させ矢印Ｑ２の
ようにＢ点に到達する。

ゲートレバー１はスプリング２の弾性力により実線位置
に戻り紙葉類はＢ点より矢印Ｑ３のように逆進し０点よ
り矢印Ｑ４のように排出される。

別の従来のゲート機構として、ゲ・−トレバー駆動用の
プランジャマグネット等を用いて搬送路の分岐点に紙葉
類が達する毎にマグネットを駆動してゲートレバーを回
転させ振分は動作を行わせる機構が用いられていた。

〔発明が解決しようとする問題点〕

前記スプリングを用いた従来のゲート機構においては、
取扱う紙幣又は用紙等の紙葉類が薄くて柔軟な場合にゲ
ートレバーに当接した際ゲートレバーを押し開くことが
できず紙詰まりの原因となっていた。

また、前記プランジャマグネットを用いた従来のゲート
機構においては、駆動部品点数が増加し構造が複雑にな
るとともに制御機構も複雑となるものであった。

本発明は上記従来技術の欠点に鑑みなされたものであっ
て、簡単な構造で制御系を複雑にすることなく確実にゲ
ートレバーを振分は動作させ紙葉類の紙詰まりを防止し
たゲート機構の提供を目的とする。

〔問題点を解決するための手段〕

前記目的を達成するため、本発明では、正逆回転可能な
搬送ローラにより紙葉類を搬送路に沿って搬送する搬送
機構の搬送分岐点での振分は用ゲートレバーの駆動機構
において、前記ゲートレバーを回転伝達手段及びトルク
リミッタを介して前記搬送ローラに連結し、該搬送ロー
ラの正逆回転に応じてゲートレバーを振分けるように横
、成している。

本発明の原理を第１図を用いて説明する。矢印Ｒ＋　、
Ｒｚのように正逆回転可能な搬送ローラ１０、１４．１
５により紙葉類を搬送路に沿って搬送する搬送機構の分
岐点に振分は用ゲートレバー１３が軸１２ａ廻りに回転
可能に設けられる。搬送ローラ１０と同軸にプーリ１１
が設けられる。ゲートレバー１３の軸１２ａ上にプーリ
１２が設けられる。

両プーリ１１，１２間にベルト１９が巻回して係合する
。搬送ローラ１０の正逆回転は図示しないトルクリミッ
タ及びベル）１９を介して振分は用ゲートレバー１３に
伝達される。

〔作　用〕

第１図の構成において、搬送ローラ１０が矢印Ｒ５方向
に回転するとゲートレバー１３は矢印Ｐ！力方向回転し
、トルクリミッタの作用で所定の回転角度位置に保持さ
れ紙葉類を矢印Ｑ１のようにＢ点に向けて搬送させる。

搬送ローラ１ｏを逆転させ矢印Ｒ２方向に回転するとゲ
ートレバー１３は矢印Ｐ、力方向回転し搬送案内方向が
切換えられる。

〔実施例〕

第２図に本発明実施例の構成を示す。搬送系を構成する
正逆回転可能な搬送ローラ１０．１４．１５は相互にベ
ルト１７で連結されかつ該ベルト１７により正逆回転可
能なモータ１６に連結される。

搬送ローラ１０と同軸上にプーリ１１が装着される。ゲ
ートレバー１３の回転軸１２ａ上にプーリ１２が装着さ
れる。両プーリ１１．１２はベルト１９で連結される。

ゲートレバー１３の両側にはストッパ１８ａ、１８ｂが
設けられる。これらのストッパ１３ａ、１８ｂは第３図
に示ずトルクリミッタ構造と協働する。第３図に示すよ
うに、ゲートレバー１３は搬送路の両側面を構成するフ
レーム２６ａ、２６ｂに対しベアリング２４．２５を介
して回転可能に支持された軸１２ａ上に複数個設けられ
ている。前記ベルト１９が係合するプーリ１２はこの軸
１２ａ上にベアリング２３を介して回転可能に装着され
る。

軸１２ａには駆動板２２が固定されている。プーリ１２
と駆動板２２との間に摩擦板２１が配設される。プーリ
１２の外側には該プーリ１２を摩擦板２１を介して駆動
板２２に対し押圧させるためのスプリング２０が設けら
れている。

上記構成のゲート機構の作動を以下に説明する。

Ａ点より紙葉類（図示しない）を進入させる場合にはベ
ルト１７を矢印Ｓ１方向に駆動する。これにより紙葉類
は矢印Ｑ、のように進入路に沿って搬送される。このと
きゲートレバー１３はベルト１９を介して矢印Ｐ２　　
（第１図）方向に回転しストッパ１８ｂに当接する。ゲ
ートレバー１３は摩擦板２１を介して回転駆動されるた
め、ストッパ１８ｂに当接した状態でベルト１９を介し
てプーリ１２が回転してもゲートレバー１３は回転せず
ストッパ１８ｂに当接した状態に保持される。従って、
紙葉類は矢印Ｑ、のように折返し路の終点であるＢ点に
向けて案内される。紙葉類がＢ点に達したらモータ１６
を逆転させベルト１７を矢印Ｓ２方向に駆動する。これ
により各搬送ローラ１０．１４．１５は逆回転する。従
って、ベルト１９を介して搬送ローラ１０に連結された
ゲートレバー１３も逆回転しストッパ１８ａに当接する
。前述と同様のトルクリミッタの作用によりゲートレバ
ー１３はストッパ１８ａに当接した状態に保持される。

従って、紙葉類は矢印Ｑ、のように逆進し、出口路方向
に案内されて０点より矢印Ｑ４のように排出される。

〔発明の効果〕

以上説明したように、本発明に係る紙葉類のゲート機構
においては、搬送ローラの回転駆動力をトルクリミッタ
を介してゲートレバーに伝達し、搬送ローラの正逆回転
に応じてゲートレバーを振分は動作させている。従って
、ゲートレバー専用の駆動手段を設けることなくゲート
レバーの振分は駆動が可能となり、簡単な構造で制御系
を複雑にすることなく確実に紙葉類を案内することがで
き紙詰まり等の搬送不良が防止される。

【図面の簡単な説明】第１図は本発明の原理図、第２図は本発明実施例の構成
図、第３図は本発明実施例の駆動機構図、第４図は従来
技術の説明図である。１０．１４．１５・・・搬送ローラ、１１．１２・・・
プーリ、１３・・・ゲートレバー、　１２ａ・・・シャ
フト、１９・・・ベルト、　　　　　２０・・・スプリ
ング、２１・・・摩擦板、　　　　２２・・・駆動板。本発明の原理図第１図本発明実施例の構成図第２図

Claims

【特許請求の範囲】１、正逆回転可能な搬送ローラ（１０、１４、１５）に
より紙葉類を搬送路に沿って搬送する搬送機構の搬送分
岐点での振分け用ゲートレバー（１３）の駆動機構にお
いて、前記ゲートレバー（１３）を回転伝達手段及びト
ルクリミッタを介して前記搬送ローラ（１０）に連結し
、該搬送ローラ（１０）の正逆回転に応じてゲートレバ
ー（１３）を振分けるように構成したことを特徴とする
紙葉類のゲート機構。２、前記搬送路は、進入路と折返し路と出口路とからな
るスイッチバック式搬送路であり、各路の交点部にゲー
トレバー（１３）を設けたことを特徴とする特許請求の
範囲第１項記載の紙葉類のゲート機構。３、前記回転伝達手段は、前記搬送ローラ（１０）の回
転軸上に固定したプーリ（１１）を介して前記ゲートレ
バー（１３）の回転軸（１２ａ）に回転を伝達するベル
ト（１４）からなることを特徴とする特許請求の範囲第
１項又は第２項記載の紙葉類のゲート機構。４、前記トルクリミッタは、前記ゲートレバー（１３）
の回転軸（１２ａ）上に回転可能に装着した回転伝達用
プーリ（１２）と、該回転軸（１２ａ）に固定した駆動
板（２２）と、該回転伝達用プーリ（１２）及び駆動板
（２２）間に装着した摩擦板（２１）と、前記回転伝達
用プーリ（１２）を摩擦板（２１）を介して前記駆動板
（２２）に対し押圧させるためのスプリング（２０）と
により構成したことを特徴とする特許請求の範囲第１項
から第３項までのいずれか１項記載の紙葉類のゲート機
構。