JPS6331501Y2 - - Google Patents

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JPS6331501Y2
JPS6331501Y2 JP1981081784U JP8178481U JPS6331501Y2 JP S6331501 Y2 JPS6331501 Y2 JP S6331501Y2 JP 1981081784 U JP1981081784 U JP 1981081784U JP 8178481 U JP8178481 U JP 8178481U JP S6331501 Y2 JPS6331501 Y2 JP S6331501Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
heater
heater wire
wire
low
capacity
Prior art date
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Expired
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JP1981081784U
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English (en)
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JPS57192687U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は掘こたつ等に使用するヒータに関す
るものである。
この考案を適用可能なヒータは、たとえば、第
1図に示すような掘こたつの発熱源として使用さ
れる。この掘こたつは、こたつ本体1の底部にヒ
ータ2を設置し、ヒータ2上にすのこ3を被せ、
本体1の上端開口にかまち4を掛け、かまち4上
の一対向内面に脚受金具4aを設けてやぐら5を
掛け、やぐら5にふとん6を乗せて天板7を載せ
る。そして本体1を床下8のブロツク(またはレ
ンガ)9にモルタル設置し、上端部をアングル1
0により床下11に掛け、かまち4の上面をたた
み12と面一になるようにする。13は地面、1
4は根太、15は大引、16は束、17は束石で
ある。
このようなヒータ2においては、その内部に暖
房温度切替のための第2図に示すような高容量ヒ
ータ線18と低容量ヒータ線19を備え、低容量
ヒータ線19を高容量ヒータ線18の上側に積み
重ねた状態で所定パターンに配列している。この
場合、低容量ヒータ線19は、ニクロム線19a
の外周にガラス繊維19b(絶縁部材)を巻き付
け、その外周にアルミパイプ19cを外嵌して構
成し、一方、高容量ヒータ線18は、ニクロム線
19aの外周にほうけい酸ガラス18b(ガラス
繊維19bよりも耐熱温度が高い)を巻き付けそ
の外周にアルミパイプ18cを外嵌して構成す
る。
ところが、高温暖房を得るために両ヒータ線1
8,19へ同時に通電を開始すると、低容量ヒー
タ線19のガラス繊維19b(絶縁部材)には、
ニクロム線19aによるジユール熱と高容量ヒー
タ線18からの伝導熱が加わる他に、高容量ヒー
タ線18の周囲空気の加熱に基づく上昇気流によ
る対流熱もアルミパイプ19cを介して加わるた
め、ガラス繊維19bが極めて高温となつて耐熱
温度をこえるおそれがあつた。これを防止するた
めには、低容量ヒータ線19の絶縁部材として耐
熱温度の高いものを使用すればよいが、そうする
とコストが高くなるという別の問題が発生する。
したがつて、この考案の目的は、高容量ヒータ
線の加熱に基づく低容量ヒータ線の温度上昇率を
低減できるヒータを提供することである。
この考案の一実施例を第3図ないし第5図を用
いて説明する。すなわち、このヒータは、第3図
に示すように、低容量ヒータ線20の上方に高容
量ヒータ線21を積み重ねたもので、従来例に比
べ両ヒータ線20,21の配置を逆にしたもので
ある。この場合、低容量ヒータ線20は、ニクロ
ム線20aの外周にガラス繊維20b(絶縁部材)
を巻き付け、その外周にアルミパイプ20cを外
嵌して構成し、一方、高容量ヒータ線21は、ニ
クロム線21aの外周にほうけい酸ガラス21b
(ガラス繊維よりも耐熱温度が高い)を巻き付け
その外周にアルミパイプ21cを外嵌して構成す
る。
第4図は、上記両ヒータ線20,21を積み重
ねた状態で、ヒータボツクス22内に波状に配列
した状態を示す。すなわち、ヒータボツクス22
の底片に一対のヒータ線受具23,23を固定
し、これらヒータ線受具23,23間に両ヒータ
線20,21を積み重ねた状態で波状に掛け渡し
て、ヒータ線係止部24で固定する。図において
は、上側の高容量ヒータ線21しか現われていな
いが、低容量ヒータ線20は高容量ヒータ線21
の下方に位置する。25はサーモスタツト、26
は感熱板、27,28は温度ヒユーズ、29は温
度設定スイツチ、30はネオンランプ、31は安
定抵抗、32はブツシユである。
第5図はこの実施例の回路図を示す。すなわ
ち、低容量ヒータ線20および高容量ヒータ線2
1の一端が温度設定スイツチ29の低温用スイツ
チ29aおよび中温用スイツチ29bを介して電
源Eの一端に接続し、両ヒータ線20,21の他
端がサーモスタツト25、温度ヒユーズ27,2
8を介して電源Eの他端と接続する。また、サー
モスタツト25と両ヒータ線20,21の一端間
にそれぞれネオンランプ30と安定抵抗31の直
列回路を接続する。
このように構成した結果、温度設定スイツチ2
9を「高温」に設定して低温用スイツチ29aお
よび中温用スイツチ29bをともに閉成させたと
きは、電源Eから両ヒータ線20,21に通電が
開始されて両ヒータ線20,21がともに加熱さ
れるが第3図に示すように、低容量ヒータ線20
を高容量ヒータ線21の下側に配置しているた
め、低容量ヒータ線20へ伝わる高容量ヒータ線
21の熱は、両アルミパイプ21c,20cを介
して伝わる伝導熱だけであり、高容量ヒータ線2
1の周囲空気の加熱に基づく上昇気流による対流
熱は下側の低容量ヒータ線20には伝わらないの
で低容量ヒータ線20の温度上昇率を低減でき
る。その結果、低容量ヒータ線20の絶縁部材と
して耐熱温度の低いもの(たとえばガラス繊維2
0b)を使用することが可能となり、安価でしか
も品質の良いヒータを製造できる。
以上のように、この考案のヒータは、耐熱温度
の低い絶縁部材を備えた低容量ヒータ線を、耐熱
温度の高い絶縁部材を備えた高容量ヒータ線の下
側に配置したため、高容量ヒータ線の加熱に基づ
く低容量ヒータ線の温度上昇率を低減できるとい
う効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はヒータの使用例を示す従来例の断面
図、第2図は従来例のヒータ線の配置状態を示す
断面図、第3図はこの考案の一実施例のヒータ線
の配置状態を示す断面図、第4図はそれらヒータ
線を取付けたヒータの平面図、第5図はその回路
図である。 20……低容量ヒータ線、20a,21a……
ニクロム線(発熱線)、20b……ガラス繊維
(絶縁部材)、21……高容量ヒータ線、21b…
…ほうけい酸ガラス(絶縁部材)。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 発熱線を絶縁部材で被覆したヒータ線を積み重
    ねた状態で所定パターンに配列したヒータにおい
    て、耐熱温度の低い絶縁部材を備えた低容量ヒー
    タ線を、耐熱温度の高い絶縁部材を備えた高容量
    ヒータ線の下側に配置したことを特徴とするヒー
    タ。
JP1981081784U 1981-05-30 1981-05-30 Expired JPS6331501Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1981081784U JPS6331501Y2 (ja) 1981-05-30 1981-05-30

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1981081784U JPS6331501Y2 (ja) 1981-05-30 1981-05-30

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS57192687U JPS57192687U (ja) 1982-12-07
JPS6331501Y2 true JPS6331501Y2 (ja) 1988-08-23

Family

ID=29877284

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1981081784U Expired JPS6331501Y2 (ja) 1981-05-30 1981-05-30

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JP (1) JPS6331501Y2 (ja)

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS51140242U (ja) * 1975-05-06 1976-11-11

Also Published As

Publication number Publication date
JPS57192687U (ja) 1982-12-07

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