JPS63314145A - 高効率電気機器 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、電気機器に係り、特に、もれ磁束を減少させ
ることにより励磁電流を減らし効率を向上させるに好適
な、新構造に関する。

〔従来の技術〕

従来の装置は、実開昭５６−１６４６６２号に記載のよ
うに、極間にコイル押え部材を取付ける場合は非磁性材
のものを使用していた。すなわち、極間のもれ磁束を増
加させないようにする為、非磁性材を利用している。

〔発明が解決しようとする問題点〕

上記の如き従来技術は、極間のもれ磁束を増加させない
為、極間には非磁性材を利用する点で配慮されているが
、もれ磁束を無くする点には、配慮がされていなかった
。

そのため、漏れ磁束による励磁に必要なＡＴ数の増加、
すなわち励磁電流の増加による効率の低下をまねいてい
た。又、もれ磁束分だけ、磁極の磁束密度が増加しない
よう、磁極断面積を大きくする必要があった。このため
、機械が大きくなる欠点が有った。

本発明の目的は、もれ磁束を零にすることにより、コン
パクトで高効率の電気機器を提供することにある。

〔問題点を解決するための手段〕

上記目的は、超電導材を磁極胴部及び頭部に塗布又は貼
付することにより、達成される。

〔作用〕

励磁巻線のある磁極を考える。

励磁電流が零の最初の状態では、電機子巻線と鎖交する
主磁束も、極間を通る漏れ磁束も零である。

ここで、励磁電流を流すと、主磁束が生じる。

しかし、極間を通る漏れ磁束は、磁極胴部及び頭部にあ
る超電導材により、はね返される為生じない。すなわち
、最初の状態の零のままである。

そのため、磁極を通る磁束は主磁束だけとなるため、磁
極の磁束密度は、従来の機器と比較し、漏れ磁束分だけ
下がる。

よって、同一寸法の機器とくらべれば、必要ＡＴ数を減
らせる。磁極の磁束密度を同じとすると、本発明適用の
機器では、磁極を小さく出来る。

機器の運転停止により励磁電流を切ると、主磁束は零に
もどる。漏れ磁束は、零のままである。

すなわち、最初の状態にもどる。

なお、超電導材は、胴部及び頭部を一周する電気回路が
生じないように塗付又は貼付する。

［実施例〕 以下５本発明の一実施例を第１図と第２図により説明す
る。

水車発電機の場合を示す。磁極胴部１のまわりに励磁巻
線３が有り、励磁巻線３の遠心力は磁極頭部２で支えら
れている。

励磁巻線３により励磁され発生する磁束は、主磁束５と
漏れ磁束６に別けられる。

主磁束５は、固定子７にある電機子巻線と鎖交し電圧を
発生する。

本実施例では、磁極胴部１と磁極頭部２に超電導材４を
付けているため、漏れ磁束６は、零と出来る。すなわち
、励磁前の雰のままに出来る。

そのため、磁極胴部１の磁束密度増加を防げ、必要ＡＴ
数を減にす事が出来る。よって、励磁電流を減少させ１
発電機の効率を向上出来る。

第４図は、超電導材４の取付は方法の一例を示す。本図
の如く、磁極胴部１及び磁極頭部２をまわる電気的回路
が超電導材４で生じないようにしている。

第５図は、直流機の磁極１に超電導材４を付けた場合を
示す、第６図は、変圧器鉄心９に超電導材４を付けた場
合を示す。どの場合も、漏れ磁束６を減少出来る。よっ
て、ＡＴ数低減、励磁電流低減により、効率向上が計ら
れる。

〔発明の効果〕

本発明によれば、漏れ磁束を減らすことができるので、
効率向上の効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例の横断面図、第２図は本発明
の一実施例の横断面図、第３図は第１図の励磁胴部の縦
断面図、第４図は磁極に付けた超電導材の取付図、第５
図は本発明の一実施例の横断面図、第６図は本発明の一
実施例の全体図である。 １・・・磁極胴部、２・・・磁極頭部、３・・・励磁巻
線、４・・・超電導材、９・・・変圧器鉄心。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １、一部又は全部が鉄心の磁気回路と、巻線とで構成さ
   れる電気機器に於て、鉄心外表面及び、又は、巻線外表
   面に超電導材を塗布又は、貼付したことを特徴とする高
   効率電気機器。