JPS63312943A - 機械的性質に優れた中性子吸収性アルミニウム合金押出材の製造方法 - Google Patents
機械的性質に優れた中性子吸収性アルミニウム合金押出材の製造方法Info
- Publication number
- JPS63312943A JPS63312943A JP14881387A JP14881387A JPS63312943A JP S63312943 A JPS63312943 A JP S63312943A JP 14881387 A JP14881387 A JP 14881387A JP 14881387 A JP14881387 A JP 14881387A JP S63312943 A JPS63312943 A JP S63312943A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- alloy
- excellent mechanical
- aluminum alloy
- neutron
- billet
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
- 229910000838 Al alloy Inorganic materials 0.000 title claims abstract description 19
- 230000002745 absorbent Effects 0.000 title abstract 4
- 239000002250 absorbent Substances 0.000 title abstract 4
- 239000012535 impurity Substances 0.000 claims abstract description 4
- 229910052725 zinc Inorganic materials 0.000 claims abstract 5
- 229910052782 aluminium Inorganic materials 0.000 claims description 5
- XAGFODPZIPBFFR-UHFFFAOYSA-N aluminium Chemical compound [Al] XAGFODPZIPBFFR-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 5
- 239000000956 alloy Substances 0.000 abstract description 15
- 229910045601 alloy Inorganic materials 0.000 abstract description 13
- 238000001125 extrusion Methods 0.000 abstract description 7
- 229910052802 copper Inorganic materials 0.000 abstract 1
- 238000010348 incorporation Methods 0.000 abstract 1
- 238000007711 solidification Methods 0.000 description 14
- 230000008023 solidification Effects 0.000 description 14
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 13
- 239000000463 material Substances 0.000 description 13
- 238000000034 method Methods 0.000 description 13
- 229910052751 metal Inorganic materials 0.000 description 8
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 8
- 238000005266 casting Methods 0.000 description 6
- 230000015271 coagulation Effects 0.000 description 4
- 238000005345 coagulation Methods 0.000 description 4
- 230000007797 corrosion Effects 0.000 description 4
- 238000005260 corrosion Methods 0.000 description 4
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 4
- 239000000203 mixture Substances 0.000 description 4
- 239000002915 spent fuel radioactive waste Substances 0.000 description 4
- 238000010521 absorption reaction Methods 0.000 description 3
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 description 3
- 238000000265 homogenisation Methods 0.000 description 3
- 238000003860 storage Methods 0.000 description 3
- 238000001816 cooling Methods 0.000 description 2
- 239000000654 additive Substances 0.000 description 1
- 230000000996 additive effect Effects 0.000 description 1
- 230000032683 aging Effects 0.000 description 1
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 description 1
- 238000005336 cracking Methods 0.000 description 1
- 239000013078 crystal Substances 0.000 description 1
- 238000005520 cutting process Methods 0.000 description 1
- 230000003247 decreasing effect Effects 0.000 description 1
- 230000007547 defect Effects 0.000 description 1
- 230000006866 deterioration Effects 0.000 description 1
- 238000002844 melting Methods 0.000 description 1
- 230000008018 melting Effects 0.000 description 1
- 239000002245 particle Substances 0.000 description 1
- 239000011148 porous material Substances 0.000 description 1
- 238000003825 pressing Methods 0.000 description 1
- 238000007670 refining Methods 0.000 description 1
- 239000000523 sample Substances 0.000 description 1
- 239000007787 solid Substances 0.000 description 1
- 230000035882 stress Effects 0.000 description 1
- 239000000126 substance Substances 0.000 description 1
- OORLZFUTLGXMEF-UHFFFAOYSA-N sulfentrazone Chemical compound O=C1N(C(F)F)C(C)=NN1C1=CC(NS(C)(=O)=O)=C(Cl)C=C1Cl OORLZFUTLGXMEF-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
この゛発明は、例えば使用済み核燃料貯蔵キャスクの構
造用材料等に使用される中性子吸収性アルミニウム合金
、特に機械的性質に優れた中性子吸収性アルミニウム合
金に関する。
造用材料等に使用される中性子吸収性アルミニウム合金
、特に機械的性質に優れた中性子吸収性アルミニウム合
金に関する。
従来技術及びその問題点
従来、中性子吸収性を有するアルミニウム合金材料とし
て、84Cを30〜35%含有した分散型合金Bora
lが知られているが、構造用材料として使用するには強
度が低いという欠点があった。また84Gが高価につく
ため、材料自体も高価であるという欠点もあった。
て、84Cを30〜35%含有した分散型合金Bora
lが知られているが、構造用材料として使用するには強
度が低いという欠点があった。また84Gが高価につく
ため、材料自体も高価であるという欠点もあった。
一方、低コストの中性子吸収性アルミニウム合金として
、アルミニウムに必須添加成分としてのBを添加含有せ
しめたものが提供されているが、この場合にも使用済核
燃料保管庫の構造材料として使用するには、同じく強度
不足であった。
、アルミニウムに必須添加成分としてのBを添加含有せ
しめたものが提供されているが、この場合にも使用済核
燃料保管庫の構造材料として使用するには、同じく強度
不足であった。
この発明はかかる技術的背景のもとになされたものであ
って、機械的性質に優れた低コストの中性子吸収性アル
ミニウム合金の提供を目的とするものである。
って、機械的性質に優れた低コストの中性子吸収性アル
ミニウム合金の提供を目的とするものである。
問題点を解決するための手段
而してこの発明は、B ; 0. 5〜12wt%、Z
n:0.7wt%を超え2wt%以下、Si;0゜2〜
1 、 5 wt%、Mg : 0. 5〜6wt%を
含有し、さらに必要に応じてCu:0.05〜1゜5w
t%、Mn : 0. 05〜2wt%のいずれか一方
または両方を含有し、残部がアルミニウム及び不可避不
純物からなる機械的性質に優れた中性子吸収性アルミニ
ウム合金を要旨とするものである。
n:0.7wt%を超え2wt%以下、Si;0゜2〜
1 、 5 wt%、Mg : 0. 5〜6wt%を
含有し、さらに必要に応じてCu:0.05〜1゜5w
t%、Mn : 0. 05〜2wt%のいずれか一方
または両方を含有し、残部がアルミニウム及び不可避不
純物からなる機械的性質に優れた中性子吸収性アルミニ
ウム合金を要旨とするものである。
上記合金成分の添加意義と限定理由について説明すると
次のとおりである。
次のとおりである。
Bは中性子吸収効果を合金に付与するとともに、強度向
上にも寄与するものである。しかしその含有量が0.5
wt%未満ではこれらの効果に不十分であり、逆に12
νt%を超えると鋳造が困難となる。Bの好適含有範囲
は4〜10wtを%である。
上にも寄与するものである。しかしその含有量が0.5
wt%未満ではこれらの効果に不十分であり、逆に12
νt%を超えると鋳造が困難となる。Bの好適含有範囲
は4〜10wtを%である。
Znは合金の機械的性質向上に寄与するものである。し
かしその含有量が0.7シt%以下ではその効果に乏し
い。逆に2wt%を超えて過多に含有されると加工性、
耐食性低下の欠点を派生する。Znの好適含有範囲は1
,0〜1.5wt%である。
かしその含有量が0.7シt%以下ではその効果に乏し
い。逆に2wt%を超えて過多に含有されると加工性、
耐食性低下の欠点を派生する。Znの好適含有範囲は1
,0〜1.5wt%である。
Mgは合金の強度向上及び耐食性の低下防止に寄与する
ものである。しかし0.5wt%未満では強度向上に効
果がなく、逆に6wt%を超えて含有されると加工性が
悪化するとともに耐応力腐食割れ性が問題となる。Mg
の好適含有範囲は0.8〜1,2νt%である。
ものである。しかし0.5wt%未満では強度向上に効
果がなく、逆に6wt%を超えて含有されると加工性が
悪化するとともに耐応力腐食割れ性が問題となる。Mg
の好適含有範囲は0.8〜1,2νt%である。
SiはMgと共存して強度の向上に寄与するが、0.2
wt%未満ではその効果がなく、また逆に1.5wt%
を超えても却って強度の低下を来たす。Siの好適含有
範囲は0.5〜0. 8wtを%である。
wt%未満ではその効果がなく、また逆に1.5wt%
を超えても却って強度の低下を来たす。Siの好適含有
範囲は0.5〜0. 8wtを%である。
上記必須成分の他に、任意的な成分として、Cu :
0. 05〜1. 5wt%、Mn:0.05〜2wt
%のいずれか一方または両方の含有が許容される。Cu
、Mnはともに合金の更なる強度向上に寄与するもので
あるが、いずれも下限値未満ではその効果に乏しく、逆
に上限値を超えて過多に含有されると耐食性が低下する
。好適含有範囲は、Cu : 0.1〜0.6wt%、
Mn:1.0〜1.5wt%である。
0. 05〜1. 5wt%、Mn:0.05〜2wt
%のいずれか一方または両方の含有が許容される。Cu
、Mnはともに合金の更なる強度向上に寄与するもので
あるが、いずれも下限値未満ではその効果に乏しく、逆
に上限値を超えて過多に含有されると耐食性が低下する
。好適含有範囲は、Cu : 0.1〜0.6wt%、
Mn:1.0〜1.5wt%である。
なお上記成分の他、結晶粒微細化元素として、Cr、Z
r、Ti%Vの一種または2種以上を0.05〜0.7
wtを%の範囲で任意的に添加しても良い。
r、Ti%Vの一種または2種以上を0.05〜0.7
wtを%の範囲で任意的に添加しても良い。
この発明に係る上記組成のアルミニウム合金は、一般的
には、そのビレットを押出すことにより、機械的性質に
優れた中性子吸収性押出材に仕上げられる。ここで、押
出材の製造に関しては、従来の鋳造法によってビレット
を作製し、要すれば均質化処理を施したのちこれを押出
機により押出す方法を採用しても勿論良いが、押出用ビ
レットの作製に加圧凝固法を採用するのが、特にB含有
量が多い場合において推奨される。この加圧凝固法は、
上記組成のアルミニウム合金を溶解し、その溶湯を加圧
凝固用金型内に注湯して加圧凝固せしめることにより、
欠陥のない結晶粒の均一かつ微細なビレットの作製を行
うものである。加圧凝固用金型は、これに押出機のコン
テナを利用するものとしても良い。
には、そのビレットを押出すことにより、機械的性質に
優れた中性子吸収性押出材に仕上げられる。ここで、押
出材の製造に関しては、従来の鋳造法によってビレット
を作製し、要すれば均質化処理を施したのちこれを押出
機により押出す方法を採用しても勿論良いが、押出用ビ
レットの作製に加圧凝固法を採用するのが、特にB含有
量が多い場合において推奨される。この加圧凝固法は、
上記組成のアルミニウム合金を溶解し、その溶湯を加圧
凝固用金型内に注湯して加圧凝固せしめることにより、
欠陥のない結晶粒の均一かつ微細なビレットの作製を行
うものである。加圧凝固用金型は、これに押出機のコン
テナを利用するものとしても良い。
即ち、アルミニウム合金溶湯を直接該コンテナに注入し
、ステムで加圧しつつ凝固させるものとしても良い。も
ちろんこの場合、上記コンテナの前面は冒ダイスを付設
して塞ぎ、加圧凝固中の溶湯の噴き出しを防ぐものとす
ることが必要である。
、ステムで加圧しつつ凝固させるものとしても良い。も
ちろんこの場合、上記コンテナの前面は冒ダイスを付設
して塞ぎ、加圧凝固中の溶湯の噴き出しを防ぐものとす
ることが必要である。
また、上記の注湯に際しては、前記金型を予め300〜
350℃程度に加熱しておくものとすることが望ましい
。これによりビレットに一層微細な組織を得ることを可
能にする。即ち、300℃程度未満であると、注湯後前
記アルミニウムの凝固がすぐに開始してしまい、加圧凝
固による効果が充分に達成され難い。一方350℃を超
える高温に加熱しておくと、冷却速度が遅くなり、晶出
物が成長して上記微細化効果を充分に達成し難いものと
なる傾向がみられる。
350℃程度に加熱しておくものとすることが望ましい
。これによりビレットに一層微細な組織を得ることを可
能にする。即ち、300℃程度未満であると、注湯後前
記アルミニウムの凝固がすぐに開始してしまい、加圧凝
固による効果が充分に達成され難い。一方350℃を超
える高温に加熱しておくと、冷却速度が遅くなり、晶出
物が成長して上記微細化効果を充分に達成し難いものと
なる傾向がみられる。
注湯後、すぐさま前記金型内の溶湯を加圧ピストンによ
り加圧し、凝固を進行せしめることによってビレットを
作製する。即ち、加圧凝固法によってビレットを作製す
る。この際の加圧力は50Kg/cIi以上であれば加
圧凝固の効果を得ることができるが、好ましくは500
〜10100ON/cd程度とするのが良い。このよう
に、所定の加圧状態下においてアルミニウム合金を凝固
させることにより、鋳造割れを生じさせることなく、か
つ晶出物の小さなビレットを作製しうる。従って、従来
の鋳造法によってビレットを作製する場合、組織の均一
化と微細化をはかるために必要とした爾後の加熱均質化
処理を省略することが可能となり、そのための熱エルル
ギ及び処理時間の節約を達成しうる。上記加圧力の大小
は、ビレットの品質にさして大きな影響を与えるもので
はない。しかしながら50Kyf/ai未満では、加圧
凝固法による鋳造割れ防止及び結晶粒の微細化効果に不
十分であり、反面例えば150(lf/cdをこえるよ
うな高圧を付加しても、それに要するエネルギの増大に
見合う効果の比例的向上を見ることができないためむし
ろ無益である。なお、加圧凝固により、晶出物の微細化
をはかりつる理由は、加圧により金型と溶湯の間及び溶
湯内の空隙が消滅し、冷却速度が増大することが1つの
要因になっているものと推測される。
り加圧し、凝固を進行せしめることによってビレットを
作製する。即ち、加圧凝固法によってビレットを作製す
る。この際の加圧力は50Kg/cIi以上であれば加
圧凝固の効果を得ることができるが、好ましくは500
〜10100ON/cd程度とするのが良い。このよう
に、所定の加圧状態下においてアルミニウム合金を凝固
させることにより、鋳造割れを生じさせることなく、か
つ晶出物の小さなビレットを作製しうる。従って、従来
の鋳造法によってビレットを作製する場合、組織の均一
化と微細化をはかるために必要とした爾後の加熱均質化
処理を省略することが可能となり、そのための熱エルル
ギ及び処理時間の節約を達成しうる。上記加圧力の大小
は、ビレットの品質にさして大きな影響を与えるもので
はない。しかしながら50Kyf/ai未満では、加圧
凝固法による鋳造割れ防止及び結晶粒の微細化効果に不
十分であり、反面例えば150(lf/cdをこえるよ
うな高圧を付加しても、それに要するエネルギの増大に
見合う効果の比例的向上を見ることができないためむし
ろ無益である。なお、加圧凝固により、晶出物の微細化
をはかりつる理由は、加圧により金型と溶湯の間及び溶
湯内の空隙が消滅し、冷却速度が増大することが1つの
要因になっているものと推測される。
上記の加圧凝固法により作製したビレットは、次にこれ
を押出加工して所期する中性子吸収性アルミニウム合金
材とする。ここに、ビレットは一旦冷却された固相状態
のものを用いても良いが、好ましくは前記加圧凝固の進
行により、ビレットの温度が押出加工に適する温度、例
えば液相温度の約172程度にまで低下し半溶融状態と
なった時点で加圧凝固工程を終了し、すぐさまそのまま
押出機のコンテナに装填して押出しを開始するものとな
すことが推奨される。
を押出加工して所期する中性子吸収性アルミニウム合金
材とする。ここに、ビレットは一旦冷却された固相状態
のものを用いても良いが、好ましくは前記加圧凝固の進
行により、ビレットの温度が押出加工に適する温度、例
えば液相温度の約172程度にまで低下し半溶融状態と
なった時点で加圧凝固工程を終了し、すぐさまそのまま
押出機のコンテナに装填して押出しを開始するものとな
すことが推奨される。
このような手順を採用することにより、押出加工に際し
てのビレットの加熱工程を省くことが可能となり、その
加熱に要するエネルギ及び時間を節約し、合金押出材の
製造能率の向上及び製造コストの低減の利益を享受しう
る。
てのビレットの加熱工程を省くことが可能となり、その
加熱に要するエネルギ及び時間を節約し、合金押出材の
製造能率の向上及び製造コストの低減の利益を享受しう
る。
発明の効果
この発明に係るアルミニウム合金は、Bを含有するもの
であることにより、優れた中性子吸収性を発揮するのは
もとより、後述の実施例の参酌によっても明らかなよう
に機械的性質にも優れたものである。従って、例えば使
用済み核燃料に含まれた中性子の放出時に生じる発熱反
応によって温度が上昇したような場合にも、強度劣化等
を派生するおそれがなく、使用済み核燃料貯蔵キャスク
の構造用材料等として好適なものとなしうる。しかもB
4Cを使用するものではないから、低コストの合金とな
しうる。
であることにより、優れた中性子吸収性を発揮するのは
もとより、後述の実施例の参酌によっても明らかなよう
に機械的性質にも優れたものである。従って、例えば使
用済み核燃料に含まれた中性子の放出時に生じる発熱反
応によって温度が上昇したような場合にも、強度劣化等
を派生するおそれがなく、使用済み核燃料貯蔵キャスク
の構造用材料等として好適なものとなしうる。しかもB
4Cを使用するものではないから、低コストの合金とな
しうる。
実施例
次にこの発明の実施例を示す。
[以下余白]
第1表
上記第1表に示す各種組成の合金のうち、NO1〜4及
び7に示すものについては、常法により直径175#I
IIのビレットに鋳造したのち、560℃×8時間の均
質化処理を行い、次いで押出温度530℃で厚さBms
幅125Mのフラットバーに押出した。一方、No5.
6.8の合金については、加圧凝固法によりビレットを
作製した。即ちそれら合金を液相線温度+100℃に溶
解し、その溶湯を予め約300℃に加熱した加圧凝固用
金型に注湯したのち、すぐさまこれを1001Ff/C
j!に加圧し、該加圧下に凝固させた。そして、およそ
液相線温度の1/2程度の温度にまで冷却したとき、加
圧凝固工程を終了し、得られたビレット(直径175m
m)をすぐさま押出機のコンテナに装入し、上記と同一
寸法のフラットバーに押出した。
び7に示すものについては、常法により直径175#I
IIのビレットに鋳造したのち、560℃×8時間の均
質化処理を行い、次いで押出温度530℃で厚さBms
幅125Mのフラットバーに押出した。一方、No5.
6.8の合金については、加圧凝固法によりビレットを
作製した。即ちそれら合金を液相線温度+100℃に溶
解し、その溶湯を予め約300℃に加熱した加圧凝固用
金型に注湯したのち、すぐさまこれを1001Ff/C
j!に加圧し、該加圧下に凝固させた。そして、およそ
液相線温度の1/2程度の温度にまで冷却したとき、加
圧凝固工程を終了し、得られたビレット(直径175m
m)をすぐさま押出機のコンテナに装入し、上記と同一
寸法のフラットバーに押出した。
上記により得られた供試材のうちN093.4.5につ
いてはその後180℃×7時間の時効処理を施してT6
材とした。一方Nol、2.6.7.8の供試材につい
ては自然時効させてT1材とした。そして各供試材につ
き、常温及び高温での機械的性質を調べた。その結果を
第2表に示す。
いてはその後180℃×7時間の時効処理を施してT6
材とした。一方Nol、2.6.7.8の供試材につい
ては自然時効させてT1材とした。そして各供試材につ
き、常温及び高温での機械的性質を調べた。その結果を
第2表に示す。
[以下余白コ
第2表
また、従来公知の分散型合金Boralの常温での引張
り強さを測定したところ、101’f!9f/−であっ
た。
り強さを測定したところ、101’f!9f/−であっ
た。
以上の結果から明らかなように、この発明に係るアルミ
ニウム合金は、機械的性質に優れたものであることを確
認しえた。
ニウム合金は、機械的性質に優れたものであることを確
認しえた。
Claims (2)
- (1)B:0.5〜12wtを%、Zn:0.7wt%
を超え2wt%以下、Si:0.2〜1.5wt%、M
g:0.5〜6wt%を含有し、残部がアルミニウム及
び不可避不純物からなる機械的性質に優れた中性子吸収
性アルミニウム合金。 - (2)B:0.5〜12wt%、Zn:0.7wt%を
超え2wt%以下、Si:0.2〜1.5wt%、Mg
:0.5〜6wt%を含有し、さらにCu:0.05〜
1.5wt%、Mn:0.05〜2wt%のいずれか一
方または両方を含有し、残部がアルミニウム及び不可避
不純物からなる機械的性質に優れた中性子吸収性アルミ
ニウム合金。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14881387A JPS63312943A (ja) | 1987-06-15 | 1987-06-15 | 機械的性質に優れた中性子吸収性アルミニウム合金押出材の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14881387A JPS63312943A (ja) | 1987-06-15 | 1987-06-15 | 機械的性質に優れた中性子吸収性アルミニウム合金押出材の製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63312943A true JPS63312943A (ja) | 1988-12-21 |
JPH0353369B2 JPH0353369B2 (ja) | 1991-08-14 |
Family
ID=15461287
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14881387A Granted JPS63312943A (ja) | 1987-06-15 | 1987-06-15 | 機械的性質に優れた中性子吸収性アルミニウム合金押出材の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS63312943A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FR2733997A1 (fr) * | 1995-05-01 | 1996-11-15 | Kobe Steel Ltd | Alliage a base d'aluminium contenant du bore et procede de fabrication de celui-ci |
US7177384B2 (en) | 1999-09-09 | 2007-02-13 | Mitsubishi Heavy Industries, Ltd. | Aluminum composite material, manufacturing method therefor, and basket and cask using the same |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5397199A (en) * | 1977-02-04 | 1978-08-25 | Sumitomo Light Metal Ind | Structural aluminium alloy of high neutron shielding effect |
-
1987
- 1987-06-15 JP JP14881387A patent/JPS63312943A/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5397199A (en) * | 1977-02-04 | 1978-08-25 | Sumitomo Light Metal Ind | Structural aluminium alloy of high neutron shielding effect |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FR2733997A1 (fr) * | 1995-05-01 | 1996-11-15 | Kobe Steel Ltd | Alliage a base d'aluminium contenant du bore et procede de fabrication de celui-ci |
US7177384B2 (en) | 1999-09-09 | 2007-02-13 | Mitsubishi Heavy Industries, Ltd. | Aluminum composite material, manufacturing method therefor, and basket and cask using the same |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0353369B2 (ja) | 1991-08-14 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
CN111411247B (zh) | 一种再生变形铝合金熔体的复合处理方法 | |
JP6780679B2 (ja) | 一体型防爆弁成形用の電池蓋用アルミニウム合金板およびその製造方法 | |
CN110724863A (zh) | 一种高镁稀土铝合金大规格铸锭及其制备方法 | |
JP2020050889A (ja) | 一体型防爆弁成形用の電池蓋用アルミニウム合金板及びその製造方法 | |
JP2020029602A (ja) | 一体型防爆弁成形用の電池蓋用アルミニウム合金板およびその製造方法 | |
JP6614292B1 (ja) | 一体型防爆弁成形用の電池蓋用アルミニウム合金板およびその製造方法 | |
JP6614293B1 (ja) | 一体型防爆弁成形用の電池蓋用アルミニウム合金板およびその製造方法 | |
JPS61259828A (ja) | 高強度アルミニウム合金押出材の製造法 | |
CN111041291A (zh) | 一种高强度的铝合金材料及其制备方法 | |
JPS63312943A (ja) | 機械的性質に優れた中性子吸収性アルミニウム合金押出材の製造方法 | |
JP5202303B2 (ja) | ダイカスト用Zn合金とその製造方法、ダイカスト合金用Al母合金 | |
WO2020070944A1 (ja) | 一体型防爆弁成形用の電池蓋用アルミニウム合金板およびその製造方法 | |
JPH02149631A (ja) | 耐摩耗性及び熱伝導性に優れた低熱膨張アルミニウム合金 | |
JPS62235436A (ja) | 軸受用アルミニウム合金押出材の製造方法 | |
JPH03249148A (ja) | 強度、延性に優れた低熱膨張アルミニウム合金 | |
JPS61259830A (ja) | 切削性に優れた耐摩耗性アルミニウム合金押出材の製造法 | |
JP2004034135A (ja) | 半溶融成型性に優れたアルミニウム合金及びその鋳塊の製造方法 | |
JPS62218527A (ja) | 弾性率に優れたマグネシウム合金押出材の製造方法 | |
JPH0480108B2 (ja) | ||
JPH02149633A (ja) | 耐摩耗性及び熱伝導性に優れた低熱膨張アルミニウム合金 | |
JPH0557344B2 (ja) | ||
JPH01313179A (ja) | A1系金属基複合材料の製造方法 | |
JP2020050890A (ja) | 一体型防爆弁成形用の電池蓋用アルミニウム合金板及びその製造方法 | |
JPS61259829A (ja) | 耐摩耗性アルミニウム合金押出材の製造法 | |
KR102514093B1 (ko) | 알루미늄 비열처리 합금 제조방법 |