JPS6331227Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6331227Y2 JPS6331227Y2 JP3233984U JP3233984U JPS6331227Y2 JP S6331227 Y2 JPS6331227 Y2 JP S6331227Y2 JP 3233984 U JP3233984 U JP 3233984U JP 3233984 U JP3233984 U JP 3233984U JP S6331227 Y2 JPS6331227 Y2 JP S6331227Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- upper drum
- magnetic tape
- tape
- magnetic
- drum
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- Expired
Links
- 230000000630 rising effect Effects 0.000 claims description 2
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 6
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- XAGFODPZIPBFFR-UHFFFAOYSA-N aluminium Chemical compound [Al] XAGFODPZIPBFFR-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 229910052782 aluminium Inorganic materials 0.000 description 1
- 230000009194 climbing Effects 0.000 description 1
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 description 1
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 description 1
Description
【考案の詳細な説明】
〔考案の技術分野〕
本考案は磁気記録再生装置（VTR）における
回転ヘツドシリンダに係り、特に上部ドラムと磁
気ヘツドとが一体となつて回転する回転ヘツドシ
リンダに関する。
回転ヘツドシリンダに係り、特に上部ドラムと磁
気ヘツドとが一体となつて回転する回転ヘツドシ
リンダに関する。
第１図に従来のVTRの回転ヘツドシリンダを
示す。１は基台２に取り付けられた下部ドラムで
あり、３は軸（図示せず）を中心として回転する
上部ドラムである。５は磁気テープである。磁気
テープ５はテープガイド６により、前記上部及び
下部ドラム３，１の外周面７，８の所定位置に巻
回されており、この所定位置を走行するものとさ
れている。この磁気テープ５の記録・再生は磁気
ヘツド９を回転させることにより行なわれるが、
この磁気ヘツド９は上部ドラム３の下面に取り付
けられており、上部ドラム３が回転することによ
り上部ドラム３と一体に回転する。
示す。１は基台２に取り付けられた下部ドラムで
あり、３は軸（図示せず）を中心として回転する
上部ドラムである。５は磁気テープである。磁気
テープ５はテープガイド６により、前記上部及び
下部ドラム３，１の外周面７，８の所定位置に巻
回されており、この所定位置を走行するものとさ
れている。この磁気テープ５の記録・再生は磁気
ヘツド９を回転させることにより行なわれるが、
この磁気ヘツド９は上部ドラム３の下面に取り付
けられており、上部ドラム３が回転することによ
り上部ドラム３と一体に回転する。
ところで、忠実な記録・再生を行なうためには
磁気テープ５は前記した外周面７，８上を滑らか
に走行する必要があり、そのためには、磁気テー
プ５と外周面７，８との間の摩擦力を小さくし
て、磁気テープ５が外周面７，８に貼り付くこと
を防止することが必要である。
磁気テープ５は前記した外周面７，８上を滑らか
に走行する必要があり、そのためには、磁気テー
プ５と外周面７，８との間の摩擦力を小さくし
て、磁気テープ５が外周面７，８に貼り付くこと
を防止することが必要である。
そのため、従来より、リール台のソフトブレー
キ（図示せず）の制動を極力低くすることにより
磁気テープ５の張力を下げ、同時に前記した上部
ドラムの回転により空気流を発生させることによ
り磁気テープ５と外周面７，８との摩擦力を最小
限にとどめ磁気テープ５の貼り付きを防止してい
た。
キ（図示せず）の制動を極力低くすることにより
磁気テープ５の張力を下げ、同時に前記した上部
ドラムの回転により空気流を発生させることによ
り磁気テープ５と外周面７，８との摩擦力を最小
限にとどめ磁気テープ５の貼り付きを防止してい
た。
しかしながら、上記した従来の回転ヘツドシリ
ンダにあつては、上部ドラム３の外周面７と磁気
テープ５との間の摩擦力が上部ドラムの傾き角度
など何等かの原因で大きくなつた場合には、矢印
ａ方向に回転する外周面７の作用により磁気テー
プ５は矢印ｂ方向に持ち上げられ、テープガイド
６のフランジ１０にのり上がる場合があつた。そ
して、その結果、磁気テープ５は更に持ち上げら
れ、最終的には上部シリンダ３の上面１１にのり
上げ、磁気テープ５が破損する場合があつた。
ンダにあつては、上部ドラム３の外周面７と磁気
テープ５との間の摩擦力が上部ドラムの傾き角度
など何等かの原因で大きくなつた場合には、矢印
ａ方向に回転する外周面７の作用により磁気テー
プ５は矢印ｂ方向に持ち上げられ、テープガイド
６のフランジ１０にのり上がる場合があつた。そ
して、その結果、磁気テープ５は更に持ち上げら
れ、最終的には上部シリンダ３の上面１１にのり
上げ、磁気テープ５が破損する場合があつた。
本考案は上記従来の欠点に鑑みてなされたもの
であり、上部ドラムの回転によつて磁気テープが
持ち上げられた場合であつても磁気テープが上部
ドラムの上面にのり上がることのない回転ヘツド
シリンダを提供することを目的とする。
であり、上部ドラムの回転によつて磁気テープが
持ち上げられた場合であつても磁気テープが上部
ドラムの上面にのり上がることのない回転ヘツド
シリンダを提供することを目的とする。
そのため本考案では、上部ドラムの回転によつ
て生ずる磁気テープのせり上がりを係止するテー
プ係止部を、前記上部ドラムの上端部に、その外
周面よりも突出した状態で設けたことによつて上
記目的を達成している。
て生ずる磁気テープのせり上がりを係止するテー
プ係止部を、前記上部ドラムの上端部に、その外
周面よりも突出した状態で設けたことによつて上
記目的を達成している。
以下、本考案の実施例につき第２図乃至第４図
を参照して詳述する。
を参照して詳述する。
第２図は回転ヘツドシリンダの第１の実施例を
示すものである。図中、１５は基台１６に取り付
けられた下部ドラムであり、１７は内部の軸を中
心として回転する上部ドラムである。この上部ド
ラム１７の下面部には磁気ヘツド１９が取り付け
られており、上部ドラム１７と一体となつて回転
するものとされている。２０は磁気テープであ
る。磁気テープ２０はテープガイド２１により、
前記上部及び下部ドラム１７，１５の外周面２
２，２３の所定位置に巻回されており、この所定
位置を走向するものとされている。
示すものである。図中、１５は基台１６に取り付
けられた下部ドラムであり、１７は内部の軸を中
心として回転する上部ドラムである。この上部ド
ラム１７の下面部には磁気ヘツド１９が取り付け
られており、上部ドラム１７と一体となつて回転
するものとされている。２０は磁気テープであ
る。磁気テープ２０はテープガイド２１により、
前記上部及び下部ドラム１７，１５の外周面２
２，２３の所定位置に巻回されており、この所定
位置を走向するものとされている。
前記上部ドラム１７の上端部には円板状のテー
プ係止部２４が設けられている。このテープ係止
部２４の直径は上部ドラム１７の外径より大なる
ものとされており、前記上部ドラム１７の外周面
２２から全周にわたつて突出した状態とされてい
る。尚、このテープ係止部２４は上部ドラム１７
と一体に形成しても良く、別部品として形成し上
部ドラム１７の上端にネジ止め等により取り付け
ても良い。
プ係止部２４が設けられている。このテープ係止
部２４の直径は上部ドラム１７の外径より大なる
ものとされており、前記上部ドラム１７の外周面
２２から全周にわたつて突出した状態とされてい
る。尚、このテープ係止部２４は上部ドラム１７
と一体に形成しても良く、別部品として形成し上
部ドラム１７の上端にネジ止め等により取り付け
ても良い。
次に上記回転ヘツドシリンダの作用につき説明
する。前述したように、磁気テープ２０と外周面
２２との間の摩擦力は極力小さいものとされてい
るが、何等かの原因で摩擦力が増大した場合に
は、外周面２２の矢印ｃ方向の回転により、磁気
テープ２０は矢印ｄ方向へ持ち上げられ、フラン
ジ２５に磁気テープ２０がのり上がる場合もあ
る。この場合に、磁気テープ２０は上部ドラム１
７の上方へ更にせり上がろうとするが、前記テー
プ係止部２４によつて磁気テープ２０は係止され
るため、磁気テープ２０は上部ドラム１７の上方
へのり上がることがなく、上部ドラム１７にのり
上げた場合に生ずる磁気テープ２０の破損を防止
することができるものである。
する。前述したように、磁気テープ２０と外周面
２２との間の摩擦力は極力小さいものとされてい
るが、何等かの原因で摩擦力が増大した場合に
は、外周面２２の矢印ｃ方向の回転により、磁気
テープ２０は矢印ｄ方向へ持ち上げられ、フラン
ジ２５に磁気テープ２０がのり上がる場合もあ
る。この場合に、磁気テープ２０は上部ドラム１
７の上方へ更にせり上がろうとするが、前記テー
プ係止部２４によつて磁気テープ２０は係止され
るため、磁気テープ２０は上部ドラム１７の上方
へのり上がることがなく、上部ドラム１７にのり
上げた場合に生ずる磁気テープ２０の破損を防止
することができるものである。
第３図は回転ヘツドシリンダの第２の実施例を
示すものであり、前記円板状のテープ係止部２４
に代えてリング状のテープ係止部２６を上部ドラ
ム１７の上端に設けた場合を示す。尚、このリン
グ状のテープ係止部２６にあつても前記円板状の
テープ係止部２４と同様に上部ドラム１７と一体
に形成してもよく、別部品として形成し上部ドラ
ム１７に取り付けても良い。
示すものであり、前記円板状のテープ係止部２４
に代えてリング状のテープ係止部２６を上部ドラ
ム１７の上端に設けた場合を示す。尚、このリン
グ状のテープ係止部２６にあつても前記円板状の
テープ係止部２４と同様に上部ドラム１７と一体
に形成してもよく、別部品として形成し上部ドラ
ム１７に取り付けても良い。
第４図は回転ヘツドシリンダの第３の実施例を
示すものであり、上部ドラム１７とテープ係止部
２７とを一体に成形した例を示す。上部及び下部
ドラム１７，１５がプラスチツク等の合成樹脂で
成形（外側にはアルミ層を設ける）されるものと
なればテープ係止部２７も一体に成形し、第４図
のように切り込み２８を設けた形状とすることも
できる。このように切り込み２８を設けることに
よりテープ係止部２７は弾力性を有した状態とな
り、上方へせり上がつた磁気テープ２０を無理の
ない状態で係止することができ磁気テープ２０の
破損をさらに確実に防止することができる。
示すものであり、上部ドラム１７とテープ係止部
２７とを一体に成形した例を示す。上部及び下部
ドラム１７，１５がプラスチツク等の合成樹脂で
成形（外側にはアルミ層を設ける）されるものと
なればテープ係止部２７も一体に成形し、第４図
のように切り込み２８を設けた形状とすることも
できる。このように切り込み２８を設けることに
よりテープ係止部２７は弾力性を有した状態とな
り、上方へせり上がつた磁気テープ２０を無理の
ない状態で係止することができ磁気テープ２０の
破損をさらに確実に防止することができる。
上述したように、本考案は上部ドラムにテープ
係止部を取り付けるという簡単な作業で、上部ド
ラムへの乗り上がりによる磁気テープの破損を防
止することができるものであり、その効果は大な
るものがある。
係止部を取り付けるという簡単な作業で、上部ド
ラムへの乗り上がりによる磁気テープの破損を防
止することができるものであり、その効果は大な
るものがある。
第１図は従来の回転ヘツドシリンダを示す斜視
図、第２図乃至第４図は本考案の回転ヘツドシリ
ンダの第１、第２、第３の実施例を示す斜視図で
ある。 １５……下部ドラム、１７……上部ドラム、１
９……磁気ヘツド、２０……磁気テープ、２２…
…（上部ドラムの）外周面、２４，２６，２７…
…テープ係止部。
図、第２図乃至第４図は本考案の回転ヘツドシリ
ンダの第１、第２、第３の実施例を示す斜視図で
ある。 １５……下部ドラム、１７……上部ドラム、１
９……磁気ヘツド、２０……磁気テープ、２２…
…（上部ドラムの）外周面、２４，２６，２７…
…テープ係止部。
Claims (1)
- 外周面に磁気テープが巻回される上部ドラムに
磁気ヘツドが取り付けられ前記上部ドラムと前記
磁気ヘツドとが一体に回転するようにされた回転
ヘツドシリンダにおいて、前記上部ドラムの回転
により生ずる前記磁気テープのせり上がりを係止
するテープ係止部を、前記上部ドラムの上端部に
前記外周面より突出した状態で設けたことを特徴
とする回転ヘツドシリンダ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3233984U JPS60146943U (ja) | 1984-03-08 | 1984-03-08 | 回転ヘツドシリンダ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3233984U JPS60146943U (ja) | 1984-03-08 | 1984-03-08 | 回転ヘツドシリンダ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS60146943U JPS60146943U (ja) | 1985-09-30 |
| JPS6331227Y2 true JPS6331227Y2 (ja) | 1988-08-22 |
Family
ID=30533761
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3233984U Granted JPS60146943U (ja) | 1984-03-08 | 1984-03-08 | 回転ヘツドシリンダ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS60146943U (ja) |
-
1984
- 1984-03-08 JP JP3233984U patent/JPS60146943U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS60146943U (ja) | 1985-09-30 |
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