JPS63312142A - 熱硬化性樹脂化粧板 - Google Patents

熱硬化性樹脂化粧板

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Publication number
JPS63312142A
JPS63312142A JP14686387A JP14686387A JPS63312142A JP S63312142 A JPS63312142 A JP S63312142A JP 14686387 A JP14686387 A JP 14686387A JP 14686387 A JP14686387 A JP 14686387A JP S63312142 A JPS63312142 A JP S63312142A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
resin
diallylphthalate
impregnated
decorative sheet
core layer
Prior art date
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Pending
Application number
JP14686387A
Other languages
English (en)
Inventor
Takao Kondo
隆夫 近藤
Yukio Tamashima
玉島 幸夫
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Bakelite Co Ltd
Original Assignee
Sumitomo Bakelite Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sumitomo Bakelite Co Ltd filed Critical Sumitomo Bakelite Co Ltd
Priority to JP14686387A priority Critical patent/JPS63312142A/ja
Publication of JPS63312142A publication Critical patent/JPS63312142A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、熱硬化性樹脂を含浸したg料抄込祇のみを複
数重ね合せた後、熱圧成形して成る化粧板に関するもの
である。
〔従来技術〕
従来より表面層にメラミン樹脂、ジアリルフタレート樹
脂等の熱硬化性樹脂を用いた化粧板は、その優れた表面
物性と豊富な色、柄1表面仕上を生かし、テーブル、カ
ウンター等の表面材として実用されている0通常これら
化粧板の芯材層にはフェノール樹脂が用いられる。従っ
て合板、パーチクルボード等に貼り合せ加工した場合、
芯材層の樹脂特有の色が黒い線として顕われ、デザイン
上好ましいものではなかった。
そこで、芯材層の黒い線をなくすため、フェノール樹脂
に替えてメラミン樹脂、ポリエステル樹脂等硬化後透明
となる樹脂の適用が試みられた。
この場合、表面層の色に合せた着色紙を用いれば、全層
が同色の化粧板が得られる。しかし、芯材層にメラミン
樹脂を用いた場合、吸・脱湿に伴なうメラミン樹脂自身
の寸法変化が比較的大きいため、合板、パーチクルボー
ド等に貼り合せても、接着強度が小さければ化粧板が伸
び縮みすることがあった。さらに化粧板に切り欠き、く
り抜き穴等の加工が施されている場合に゛は、そのコー
ナ一部分に化粧板収縮に伴なう応力が集中し、クラック
を生ずることがあった。
また、芯材層にポリエステル樹脂を用いる構成も開示さ
れている(特開昭61−132335号公報)、シかし
、この構成では表面層との接着性が劣るため、JISK
6902による耐シガレツト試験を行なうと、短時間で
表面層にフクレを生じた。さらに使用されるポリエステ
ル樹脂は比較的高分子量であり、基材への含浸が悪いた
め、乾燥雰囲気では化粧板断面にひび割れ状のクランク
を生じた。
〔発明の目的〕
本発明者らは、着色芯材層を有する化粧板のかかる欠点
を改良すべ(、芯材履用樹脂について種々検討した結果
、ジアリルフタレート樹脂が最適であることを見出し、
本発明に至ったものである。
〔発明の構成〕
本発明は熱硬化性樹脂を含浸した顔料抄込紙のみを複数
枚重ね合せた後、熱圧成形して成る化粧板において、少
なくとも芯材層を構成する熱硬化性樹脂としてジアリル
フタレート樹脂を樹脂固型分に対して70重量%以上用
いることを構成する熱硬化性樹脂化粧板である。
本発明の構成を図面により詳細に説明する。第1図は本
発明の1実施例を表わしたものであるが、lは顔料抄込
紙にメラミン樹脂と含浸、乾燥して成る表面層、2は同
じく顔料抄込紙にジアリルフタレート樹脂を含浸、乾燥
して得られる芯材層を表わす、ここで顔料抄込紙とは、
通常、漂白されたクラフトパルプに有機または無am料
を添加。
配合して抄造された紙であり、顔料の種類及び量を調製
することにより表面層と芯材層とを同色にすることがで
きる。また芯材層に表面層と別色の着色紙を用いて2色
或いは多色構成の化粧板とすることもできる。
本発明におけるジアリルフタレート樹脂とは、ジアリル
フタレートプレポリマー、ジアリルフタレートモノマー
、重合開始剤及び溶剤を添加、混合して成る液状樹脂で
ある。ジアリルフタレート樹脂中には、樹脂流動性の改
良とコストダウンを目的にポリエステル樹脂等を配合し
、変性ジアリルフタレート樹脂としてもよいが、ジアリ
ルフタレート樹脂の配合比率は樹脂固型分で70重量%
以上用いることが必須である。70重量%以下では、化
粧板を乾燥雰囲気で使用すると断面にクラックを生じる
等の欠点がある。なお、ジアリルフタレート樹脂は芯材
層だけでなく表面層にも適用できる。
〔発明の効果〕
本発明の化粧板は表面層と芯材層との色を種々組合せで
きるので、デザイン上非常にユニークである。また芯材
層にメラミン樹脂を用いたものに比べ、吸・脱湿に伴な
う寸法変化が小さいため、合板、パーチクルボード等に
貼り合せた後の伸び縮みも小さい、さらに厚さ方向(断
面)の耐クラツク性にも優れるため、芯材層を5〜5o
■/ll程度に厚くしたものも可蛯であり、合板、バー
チ゛クルボード等に貼り合せることなく、テーブル用天
板或いは棚板等にすることができる、等種々の特徴を有
する。
〔実施例〕
以下、実施例により説明する。
実施例1 白色顔料を抄き込んだ米坪190g/rtfの芯材要用
原紙に…脂固型分がジアリルフタレート樹脂80重量部
、ポリエステル樹脂20重量部から成る樹脂フェスを含
浸、乾燥し、樹脂量45%、揮発分3%の芯材層用含浸
祇を得た。別に、同じく白色顔料を抄き込んだ米坪13
0g/rdの表面層用原紙に常法により得られたメラミ
ン樹脂フェスを含浸、乾燥し、樹脂量53%、揮発分7
%の表面層用含浸紙を得た0次いで芯材層用含浸祇5枚
の上に表面層用含浸紙を重ね、さらにステンレス鋼板製
の艶消しの当板を載置した後プレスに挿入し、常法によ
り熱圧成形して厚さ1.2s/mの表面層。
芯材層とも白色の化粧板を得た。
実施例2 芯材層用基材として赤色顔料を抄き込んだ米坪190g
/%の原紙を用いるほかは、実施例1とまったく同様に
して厚さ1.2m/mで表面層が白色で芯材層が赤色の
化粧板を得た。
実施例3 実施例1において表面層用原紙にも芯材層に用いたとま
ったく同一のフェスを含浸、乾燥し、樹脂1E50%、
揮発分4%の表面層用含浸紙を得た。
次いで実施例1と同様にして芯材層用含浸祇5枚の上に
表面層用含浸紙を重ね、さらにステンレス鋼板製の艶消
しの当板をRWした後プレスに挿入し、常法により熱圧
成形して厚さ1.2m/sの表面層、芯材層とも白色の
化粧板を得た。
実施例4 芯材要用基材として黄色顔料を抄き込んだ米坪190g
/イの原紙と、灰色顔料を抄き込んだ同じく米坪190
g/n(の原紙を用い、実施例1の芯材層に用いたとま
ったく同一のP4脂ワニスを含浸。
乾燥し、樹脂量45%、揮発分3%の芯材層用含浸祇を
得た。下から順に黄色の芯材層用含浸祇68枚、灰色の
芯材層用含浸祇68枚実施例1と同様の白色の表面層用
含浸紙及びステンレス鋼製当板をIi!置し、プレスに
て熱圧成形して厚さ30II/@の断面が3色構成の化
粧板を得た。
比較例1 白色顔料を抄き込んだ米坪190g/rrfの芯材履用
原紙に常法により得られたメラミン樹脂フェスを含浸、
乾燥し、樹脂量45%、揮発分6%の芯材層用含浸祇を
得た。別に、同じく白色顔料を抄き込んだ米坪130g
/rrrの表面層用原紙に同じメラミン樹脂フェスを含
浸、乾燥し、樹脂量53%。
揮発分7%の表面層用含浸紙を得た0次いで芯材層用含
浸祇5枚の上に表面層用含浸紙を重ね、さらにステンレ
ス鋼板製当板を載置し、プレスにて熱圧成形して厚さ1
.2m/−の表面層、芯材層とも白色の化粧板を得た。
比較例2 芯材要用樹脂としてポリエステル樹脂を用いるほかは、
実施例1とまったく同様にして厚さ1.2s/+++の
表面層、芯材層とも白色の化粧板を得た。
以上の実施例及び比較例で得た化粧板の性能は第1表の
通りである。
第  1  表 試験方法は次の通り。
寸法変化率、耐シガレット性: JISK6902に従う。
耐クラック性: ゛ ■尿素・酢ビ系接着剤を用い、厚さ15−/―9人きさ
30cii角の合板の両面に化粧板を貼り合わせる。
■中央部及び隅にくり抜き及び切り込み加工する。
0周辺部を鉄枠でビス留め固定する。
■40°C130%RHの恒温恒湿槽中に168時間放
置し、クラ7り発生の存 置を観察する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の1実施例を示す断面図である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 熱硬化性樹脂を含浸した顔料抄込紙のみを複数枚重ね合
    せた後、熱圧成形して成る化粧板において、少なくとも
    芯材層を構成する熱硬化性樹脂としてジアリルフタレー
    ト樹脂を樹脂固型分に対して70重量%以上用いること
    を特徴とする熱硬化性樹脂化粧板。
JP14686387A 1987-06-15 1987-06-15 熱硬化性樹脂化粧板 Pending JPS63312142A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14686387A JPS63312142A (ja) 1987-06-15 1987-06-15 熱硬化性樹脂化粧板

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14686387A JPS63312142A (ja) 1987-06-15 1987-06-15 熱硬化性樹脂化粧板

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS63312142A true JPS63312142A (ja) 1988-12-20

Family

ID=15417267

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP14686387A Pending JPS63312142A (ja) 1987-06-15 1987-06-15 熱硬化性樹脂化粧板

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JP (1) JPS63312142A (ja)

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5011432A (ja) * 1973-05-22 1975-02-05
JPS5018569A (ja) * 1973-02-26 1975-02-27
JPS61132335A (ja) * 1984-11-23 1986-06-19 フオーマイカ・コーポレーシヨン 装飾ラミネートとその製法

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5018569A (ja) * 1973-02-26 1975-02-27
JPS5011432A (ja) * 1973-05-22 1975-02-05
JPS61132335A (ja) * 1984-11-23 1986-06-19 フオーマイカ・コーポレーシヨン 装飾ラミネートとその製法

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