JPS6285938A - メラミン樹脂化粧板 - Google Patents

メラミン樹脂化粧板

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JPS6285938A
JPS6285938A JP22477585A JP22477585A JPS6285938A JP S6285938 A JPS6285938 A JP S6285938A JP 22477585 A JP22477585 A JP 22477585A JP 22477585 A JP22477585 A JP 22477585A JP S6285938 A JPS6285938 A JP S6285938A
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JP
Japan
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melamine resin
melamine
decorative board
resin
weight
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JP22477585A
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JPH0477666B2 (ja
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隆夫 近藤
米田 嘉治
玉島 幸夫
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Sumitomo Bakelite Co Ltd
Original Assignee
Sumitomo Bakelite Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、メラミン樹脂含浸紙を複数枚積層成形して得
られる化粧板に関するものである。
〔従来技術〕
メラミン樹脂化粧板は、テーブル、カウンター等の表面
材として従来よシ広く用いられている。
しかし、通常芯材層にフェノール樹脂含浸紙を使用する
ため、切断加工した場合、切断面にフェノール樹脂の色
(褐色)が出てデザイン上好ましくなかった。そこで芯
材層にもメラミン樹脂含浸紙を用い、表面層と芯材層と
を同一色にしたメラミン樹脂化粧板が考案された。しか
し、樹脂の基本的性質として、メラミン樹脂はフェノー
ル樹脂に比ベーて吸、脱湿による寸法変化が大きい。従
って全層にメラミン樹脂を用いた化粧板の寸法変化は、
表面層にのみメラミン樹脂を用いた通常のメラミン樹脂
化粧板の寸法変化に比べて大きい。全層にメラミン樹脂
を用いた化粧板を低湿度雰囲気(30%R,H,程度)
に長時間放置すると、化粧板は縮もうとするが、化粧板
に切シ欠き或はくり抜き穴があると、そのコーナ一部に
応力が集中し、その応力が化粧板自体の機械的強度(引
張シ強さ)を上回った時にはクラックが発生する恐れが
ある。そのため、全層にメラミン樹脂を用いた化粧板を
テーブル、カウンター或は箱物家具等の表面材として使
用する場合、化粧板のクラック、寸法変化に伴う反応等
の問題を解決する必要があった。
〔発明の目的〕
本発明は、表面層、芯材層の全層にメラミン樹脂を用い
た化粧板において、メラミン樹脂を可塑化変性すること
によシ、化粧板の寸法変化を小さくシ、従来避は得なか
ったクラック、反応等を防止しようとするものである。
〔発明の構成〕
本発明は、メラミン樹脂含浸紙を複数枚積層成形して得
られる化粧板において、メラミン樹脂として(A)メラ
ミン1モルに対して1.0〜3.0モルのアルデヒドを
反応させた反応物100重量部KCB)アクリル酸エス
テル及び/またはメタアクリル酸エステルの重合物10
〜40重量部、(C)メチロールメラミン樹脂及び/l
たはアルコール変性メラミン樹脂1〜20重量部とを混
合して得られる組成物を用いることを特徴とするメラミ
ン樹脂化粧板である。
本発明に用いられるメラミンとアルデヒドとの反応物に
おいて、アルデヒド/メラミンのモル比は少なくとも1
.0であシ、アルデヒドの量がこの値よシ少なくなると
メラミンとアルデヒドの反応物が水に不溶性になる。ま
たアルデヒド/21ラミンのモル比が3.0を越えると
、樹脂の硬化が必要以上に進み化粧板の可撓性が得られ
なくなる。好ましくは、アルデヒド/メラミンのモル比
は1.2〜2.5であシ、さらに好ましくは1.2〜2
.0である。
アルデヒドとしては種々のものがあり、その混合物も使
用でき特に限定しないが、ホルムアルデヒドが容易に入
手でき、かつ安価であシ好ましい。
本発明において用いられるアクリル酸エステルの重合物
としては、例えばアクリル酸メチルエステル、アクリル
酸エチルエステル、アクリル酸ブチルエステル等の重合
物があシ、メタアクリル酸エステルの重合物としては、
例えばメタアクリル酸メチルエステル、メタアクリル酸
エチルエステル、メタアクリル酸ブチルエステル等の重
合物があり、アクリル酸エステルまたはメタアクリル酸
エステルの重合物は単独ないし共重合させて用いられる
アクリル酸エステルまたはメタアクリル酸エステルの重
合物の添加量は、メラミンとアルデヒドの反応物100
重量部に対して10を置部以下では充分な可塑性が得ら
れないし、40重量部以上であると化粧板の層間接着性
を損う。好ましくは、20〜30重量部である。
本発明において用いられるメチロールメラミン樹脂は、
メラミンをホルムアルデヒド等でメチロール化したもの
であり、またアルコール変性メラミン樹脂は、メチロー
ルメラミン樹脂をメタノール、エタノール、ブタノール
等でエーテル化したもので・ある。
メチロールメラミン樹脂またはアルコール変性メラミン
樹脂はアクリル酸エステルまたはメタアクリル酸エステ
ル重合物の架橋剤として作用するものであり、アクリル
酸エステルまたはメタアクリル酸エステル重合物に対し
て10〜50重量%(メラミンとアルデヒドの反応物1
00重量部に対して1〜20重量部)添加される。添加
量が10重−1tsよシ少ないと、アクリル酸エステル
またはメタアクリル酸エステル重合物が架橋不足になシ
可撓性が劣シ、また50重量%よシ多いと過剰のアルコ
ール変性メラミン樹脂が未反応の1ま残ってしまう。好
ましくは、30〜40を量チである。
本発明に用いられろ紙基材としては、特に限定しないが
、表面層用紙基材(表面紙)としては例えば二酸化チタ
ンその他の顔料を抄き込んだ化粧紙が用いられる。また
芯材層用紙基材(芯材紙)としては例えば漂白したクラ
フトノzルゾまたは亜硫酸パルプに着色剤を抄き込んだ
ものが用いられる。着色剤を調整することにより、表面
層と芯材層とを同一色にすることができるが、特にこれ
に限定されるものではない。
紙基材に上記の様にして得られた可塑化変性メラミン樹
脂を含浸し、該含浸紙を所要枚数積層し、常法によシ加
熱、加圧してメラミン樹脂化粧板を得る。
〔発明の効果〕
本発明によるメラミン樹脂化粧板は、メラミン樹脂がア
クリル−メラミン樹脂で可塑化されているため、硬化樹
脂の歪が小さく、従って湿度変化尋に伴う寸法変化が小
さい。また、本発明に用いるメラミン樹脂は、アクリル
−メラミン樹脂が添加、混合されているため、メラミン
樹脂中にメチロール基等の親水基が少なく、従って化粧
板は吸、脱湿による寸法変化が小さい。そのため、全層
にメラミン樹脂を用いた化粧板において従来避は得なか
ったクラック、反り等を防止できる。
以下実施例によシ本発明を説明する。
実施例 メラミン1モルに対してホルムアルデヒド2.0モルを
加え、水酸化ナトリウムでpH8,5〜9.0に調整し
てから還流温度で40分間反応させ、メラミンOホルム
アルデヒド反応物を得、メチルアルコールを添加して固
型分50%のメラミン樹脂とした。これにメタアクリル
酸メチルエステルとアクリル酸エチルエステルとの共重
合物(共重合比1/2、分子量12,000)24重量
部、メチロールメラミン樹脂を酸性条件下でメタノール
によジエーテル化したメタノール変性メラミン樹脂8重
量部とを添加混合し、可塑化変性メラミン樹脂を得た。
これを白色表面紙(二酸化チタン含量42%。
米坪120 f/lJ)に樹脂量55チ、揮発分8%と
なるよう含浸、乾燥するとともに、漂白クラフト・ソル
プを原料とする白色芯材紙(二酸化チタン含量8チ、米
坪190f/ff?)に樹脂f401揮発分7%となる
よう含浸、乾燥した。この芯材紙5枚の上に表面紙1枚
を重ね、表面紙の上にステンレス鋼製当板をセットし、
熱圧、成形した。
熱圧、成形条件は、温度150℃、圧力100神/−1
加熱圧締時間40分、冷却圧締時間30分で厚さ1.2
mの表面層、芯材層とも白色のメラミン樹脂化粧板を得
た。
比較例 実施例において、アクリル酸エステルとメタアクリル酸
エステルとの共重合物及びメタノール変性メラミン樹脂
と全混合しないメラミン樹脂を用いて実施例と同様に表
面紙及び芯材紙を得、これらを実施例と同一条件で熱圧
、成形して厚さ1.2鴎の表面層、芯材層とも白色のメ
ラミン樹脂化粧板を得た。
以上の実施例及び比較例で得た化粧板の性能は次の通シ
である。
(注1)試験方法は、JISK6902の方法に従う。
(注2)耐クラツク性試験は次の方法に従う。
■酢ビ系接着剤を用いて常法によシ15%合板の両面に
化粧板を貼シ合わせる。
■中央部及び隅にくシ抜き及び切シ込み加工をする。
■周辺部を鉄枠でビス留めする。
040℃、30チR,H,の恒温恒湿室中に168時間
放置し、クラック発生の有無を観察する。
実施例で得た化粧板は、寸法変化率が小さく、クラック
が発生せず、反シも小さいものであった。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. メラミン樹脂含浸紙を複数枚積層成形して得られる化粧
    板において、メラミン樹脂として(A)メラミン1モル
    に対して1.0〜3.0モルのアルデヒドを反応させた
    反応物100重量部に(B)アクリル酸エステル及び/
    またはメタアクリル酸エステルの重合物10〜40重量
    部、(C)メチロールメラミン樹脂及び/またはアルコ
    ール変性メラミン樹脂1〜20重量部とを混合して得ら
    れる組成物を用いることを特徴とするメラミン樹脂化粧
    板。
JP22477585A 1985-10-11 1985-10-11 メラミン樹脂化粧板 Granted JPS6285938A (ja)

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JPH0477666B2 JPH0477666B2 (ja) 1992-12-09

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02145628A (ja) * 1988-11-25 1990-06-05 Aica Kogyo Co Ltd メラミン樹脂化粧板
JP2006516935A (ja) * 2003-01-17 2006-07-13 ビーエーエスエフ アクチェンゲゼルシャフト 3次元構造化表面及び/又は成形体を被覆するためのメラミン樹脂シート及び/又はメラミン樹脂フィルムの使用
JP2011218650A (ja) * 2010-04-08 2011-11-04 Sumitomo Bakelite Co Ltd 化粧板及び化粧板の製造方法

Cited By (4)

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