JPS63312082A - ガス式油圧打撃工具 - Google Patents

ガス式油圧打撃工具

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JPS63312082A
JPS63312082A JP14735687A JP14735687A JPS63312082A JP S63312082 A JPS63312082 A JP S63312082A JP 14735687 A JP14735687 A JP 14735687A JP 14735687 A JP14735687 A JP 14735687A JP S63312082 A JPS63312082 A JP S63312082A
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pressure
gas
piston
chamber
cylinder
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安森 敏幸
渋川 隆夫
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はガス式油圧打撃工具に係り、詳しくは、簡単な
構造で打撃時の衝撃を緩衝するようにしたガス式油圧打
撃工具に関する。
〔従来技術〕
高圧油で作動するピストンによりチゼルを打撃して岩盤
などを破砕するようにした油圧打撃装置では、打撃時に
急激に作用する高圧油により油路を開閉するパルプの作
動が変調を来し、高圧油が脈動を伴い、振動が発生する
ことがある。このような現象は、ピストン後部にガス室
を設け、そのガス圧で高圧油によって上昇後退させられ
たピストンにチゼルを打撃するための慣性力を与えるよ
うにしたガス式の油圧打撃工具においても起こりうる。
そこで、そのような振動の発生原因を取り除くために、
油路に弾性膜体で形成された袋体を有するアキエムレー
タと称する蓄圧部を設け、バルブに作用する高圧油を緩
firするとともに、蓄圧した高圧油によってより大き
な打撃力を発揮できるようにしたものがある。例えば実
開昭58−50191号公報には、このようなアキュム
レータを具備した油圧打撃工具が記載されている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
ところが、上記のような油圧打撃工具にあっては、文型
なる使用によってアキュムレータの袋体が疲労し、割れ
を生じることがある。また、アキュムレータを配置する
ために、打撃装置そのものが大型化するという問題もあ
る。
本発明は、このような事情を考慮してなされ、簡単な構
造で、打撃時の高圧油の脈動による振動の発生を防止す
るようにしたガス式油圧打撃工具を提供することを目的
とする。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明の手段は、打撃工具本体に形成されたシリンダと
、そのシリンダ内に摺動自在に嵌挿されたピストンと、
上記シリンダ内で上記ピストン後方に設けられ、かつ圧
縮ガスが封入されたガス室と、上記シリンダと上記ピス
トンとで形成された前室または後室のどちらか一方に圧
油の供給を切換えて上記ピストンを前後動可能とする切
換弁とを有するガス式油圧打撃工具にあって、上記圧油
をシリンダ内に供給する圧油流入通路と上記ガス室とを
接続する連通路と、上記連通路に介設された作動室と、
上記作動室内に摺動可能に嵌挿され、ガス圧を受ける第
1受圧部と油圧を受ける第2受圧部とが形成された受圧
部材とを備えたことである。
〔作   用〕
シリンダ内に嵌挿されたピストンが、圧油流入通路を介
してピストンの前室に供給された圧油によって上昇後退
した後、ピストン後方のガス室内に封入された圧縮ガス
と、切換弁によってピストンの後室に切り換え供給され
た圧油との圧縮反力によってピストンが下降前進してチ
ゼルを打撃する。その際に、圧油流入通路とガス室とを
接続する連通路に介設された作動室内で、非圧縮性流体
である圧油から受圧部材の第2受圧部が受ける衝撃的な
反力が第1受圧部にかかるガス圧によって緩衝される。
そのため、ピストンがチゼルを打撃したときに、ピスト
ンに作用している高圧油の急激な圧力変化が緩和されて
脈動の発生が防止される。
〔発明の効果〕
本発明のガス式油圧打撃工具は、打撃工具本体に形成さ
れたシリンダと、そのシリンダ内に摺動自在に嵌挿され
たピストンと、上記シリンダ内で上記ピストン後方に設
けられ、かつ圧縮ガスが封入されたガス室と、上記シリ
ンダと上記ピストンとで形成された前室または後室のど
ちらか一方に圧油の供給を切換えて上記ピストンを前後
動可能とする切換弁とを有するガス式油圧打撃工具にあ
って、上記圧油をシリンダ内に供給する圧油流入通路と
上記ガス室とを接続する連通路と、上記連結路に介設さ
れた作動室と、上記作動室内に摺動可能に嵌挿され、ガ
ス圧を受ける第1受圧部と油圧を受ける第2受圧部とが
形成された受圧部材とを備えたので、簡単な構造で、打
撃時の圧油の脈] 動の発生が防止される。
〔実 施 例〕
以下に本発明を実施例に基づいて詳細に説明する。
本例に示すガス式油圧打撃工具は、簡単な構造で、打撃
時の高圧油の脈動の発生を防止するようにしたもので、
以下のように構成される。
第1図に示すように、打撃工具本体1に形成されたシリ
ンダ2内にピストン3が摺動自在に嵌挿されている。シ
リンダ2内のピストン3後方には、圧縮ガスが封入され
たガス室4が設けられ、シリンダ2とピストン3とで形
成されるピストン前室5またはピストン後室6のどちら
か一方に高圧油の供給を切り換える切換弁7が設けられ
、ピストン3を前後動可能としている。そして、高圧油
をシリンダ2内に供給する圧油流入通路8とガス室4と
を接続する連通路9が形成され、その連通路9に介設さ
れた作動室10内に受圧部材としてのプランジャ11が
摺動可能に嵌挿されている。そのプランジャ11の両端
には、ガス室4からガス圧を受ける第1受圧部12と、
圧油流入通路8からの油圧を受ける第2受圧部13とが
形成されている。
シリンダ2の前部には、ピストン3との間にピストン前
室5を形成するべく環状溝2aが削成され、圧油流入通
路8の一端に接続されている。環状溝23は段状に形成
され、ピストン3に形成された第1同突部3aが嵌入摺
接してピストン3が下降方向である矢印C方向に移動で
きるようになっている。圧油流入通路8には、導入路8
aを介して図示しない給油源から常時高圧油が供給され
るようになっている。シリンダ2の後部には、ピストン
3に形成された第2同突部3bの後端面とシール部材1
4との間にピストン後室6を形成するべく環状tI2b
が削成され、接続路I5によって切換弁7を形成する弁
室16の一端側部と接続されている。なお、第2同突部
3bの後端面の受圧面積は、第1同突部3aの前端面の
それよりも大とされる。    。
弁室16には、第1ランド16a、第2ランド16bお
よび第3ランド16Cが形成され、各ランド16a〜1
6Cと弁室16内を摺接する筒状の弁体17との間に、
それぞれ環状の第1周状空間18a、第2周状空間18
b、第3周状空間18c、第4周状空間18dが形成さ
れる。図示の状態では、弁体17に削成された環状溝1
78が第1ランド16aに対応する位置にあり、第1周
状空間18aと第2周状空間18bとは連通している。
そして、第3ランド16cに、弁体17に形成された同
突部17bが密接し、弁切換室となる第3周状空間18
cと第4周状空間18dとを油密状態に区画している。
なお、弁体17の前端面17Cの受圧面積は、後端面1
7dのそれよりも大きく形成されている。
弁室16の一端は、前記圧油流入通路8と接続される一
方、他端は連通路9によって作動室lOの一端と接続さ
れている0作動室10の他端は、高圧の窒素ガスが封入
されたガス室4に接続されている。この作動室lO内に
は、プランジャ11が密接摺動自在に嵌装され、その第
1受圧部12にガス室4からのガス圧が作用し、第2受
圧部13に弁室16からの油圧が作用するようになって
いる。
そして、ピストン前室5とピストン後室6との間に位置
するシリンダ2の内壁には、周溝2cおよび2dが削成
され、それぞれ弁室16内に形成される第3周状空間1
8cおよび第4周状空間18dに連通路19および連通
路20によって接続されている。ちなみに、上記周溝2
cによって形成される周状空間は弁切換えパイロット室
C2を形成している。連通路20は、第2周状空間18
bから図示しないドレンタンクに接続される連通路21
に合流している。なお、図中、25はピストン3によっ
て打撃され、直接岩盤等を破砕するチゼルである。
このように構成されるガス式油圧打撃工具は以下のよう
に作動する。
(1)第1図に示すような初期状態で圧油流入通路8か
らピストン前室5内に高圧油が供給されると、ピストン
3の同突部3aの前面に高油圧力が作用し、ピストン3
は矢印C方向と反対方向に上昇後退を始め、ガス室4内
のガスが圧縮されるとともに、弁室16を介してプラン
ジャ11の第2受圧部13に高油圧力が作用し、プラン
ジャ11が第1受圧部12に作用しているガス圧に抗し
て若干後退を開始する。一方、弁体17の前端面17c
と後端面17dには、高油圧力が作用しているが、前端
面17cの受圧面積が後端面17dのそれよりも小であ
るため、弁体17は図示のように弁室16内前端に位置
している。なお、連通路19および20内の油圧は低圧
になっている。
(2)第2図に示すように、ピストン3が、その同突部
3aの前面が周?W2Cに達するまで上昇後退すると、
弁切換えパイロット室C2から連通路19を介して弁切
換室である第3周状空間18Cに高圧油が導入される。
そうすると、第3周状空間18cに位置している同突部
17bの前端の受圧面積が前端面17Cの受圧面積に加
算されると、後端面17dの受圧面積よりも大となるの
で、弁体17が左方に移動し始める。一方、プランジャ
11は、第1受圧部12に作用するガス圧が第2受圧部
13に作用する油圧と釣り合う位置まで後退して停止す
る。
(3)第3図に示すように、弁体17が左方に移動する
と、ピストン後室6に高圧油が導入され、その油圧力と
ガス室4内で圧縮されたガス圧、およびピストン3の自
重とにより、ピストン3はピストン前室5内に作用して
いる油圧力に抗して急速に下降し、チゼル25を打撃す
る。その際、連通路19および20が圧油流入通路8と
遮断され、連通路19および20内の油圧は再び低圧に
なる。
(4)第4図に示すように、ピストン3がチゼル25を
打撃すると、チゼル25がらの反力で急激に上昇後退す
る。その際に、ピストン3の第2同突部3bの後端面に
向って作用している高圧油がその反対方向に急激に強圧
され、さらに高圧になろうとする。ところが、その高圧
油は接続路15を介して弁室16からプランジャ11の
第2受圧部13に作用し、その第1受圧部工2に作用し
ているガス圧によって緩iiされる。したがって、高圧
油には脈動が発生するようなことはなく、ガス式油圧打
撃工具の振動の発生が防止される。
一方、連通路19および20内の油圧が低下し゛ている
ので、第2周状空間18b、弁切換室である第3周状空
間18cおよび第4周状空間18dの油圧も低下してい
る。そのため、弁体17の自重に加えて、そのfid面
17dに作用する高油圧力により、弁体17は瞬時に下
降する。弁体17が下降してしまうと接続路15は閉止
され、初期状態に戻り、以後同様のサイクルが繰り返さ
れる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のガス式油圧打撃工具の初期状態におけ
る要部断面図、第2図〜第4図は各ステップにおける要
部断面図である。 1−打撃工具本体、2−シリンダ、3・−・ピストン、
4−ガス室、5−・前室、6−後室、7・・−切換弁、
8−圧油流入通路、9−・・連通路、10−作動室、1
1−受圧部材、12−第1受圧部、13−第2受圧部。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)打撃工具本体に形成されたシリンダと、そのシリ
    ンダ内に摺動自在に嵌挿されたピストンと、上記シリン
    ダ内で上記ピストン後方に設けられ、かつ圧縮ガスが封
    入されたガス室と、上記シリンダと上記ピストンとで形
    成された前室または後室のどちらか一方に圧油の供給を
    切り換えて上記ピストンを前後動可能とする切換弁とを
    有するガス式油圧打撃工具において、 上記圧油をシリンダに供給する圧油流入通路と上記ガス
    室とを接続する連通路と、 上記連通路に介設された作動室と、 上記作動室内に摺動可能に嵌挿され、ガス圧を受ける第
    1受圧部と油圧を受ける第2受圧部とが形成された受圧
    部材とを備えることを特徴とするガス式油圧打撃工具。
JP62147356A 1987-06-12 1987-06-12 ガス式油圧打撃工具 Expired - Lifetime JP2511459B2 (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0679651A (ja) * 1992-01-15 1994-03-22 Soosam Heavy Ind Co Ltd 気圧と液圧とを用いる打撃機構
JP2002512132A (ja) * 1998-04-21 2002-04-23 アトラス コプコ ロツク ドリルス アクチボラグ ハンマ装置
JP2008517192A (ja) * 2004-10-20 2008-05-22 アトラス コプコ ロツク ドリルス アクチボラグ パーカッション装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS53114701A (en) * 1977-03-17 1978-10-06 Nippon Pneumatic Mfg Percussion moving tool

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