JPS63311976A

JPS63311976A - グリ−ン等の芝生

Info

Publication number: JPS63311976A
Application number: JP14739287A
Authority: JP
Inventors: 義雄渡辺
Original assignee: Individual
Current assignee: Individual
Priority date: 1987-06-13
Filing date: 1987-06-13
Publication date: 1988-12-20

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】「産業上の利用分野Ｊ本発明はゴルフ場のティーグランドやグリーン等の芝生
に関する。

「従来の技術」従来、ゴルフ場のグリーンは水はけを良くするため、暗
渠をした地盤上に砕石層、目つぶし砂利層、山砂＋ゼオ
ライト唐、ビートモス層、川砂層、肥料＋パーライト層
を順次［Ｉして、上部層に芝を植えて形成していた。

このため、上部層に植えられた芝の育生管理の′　ため
に散水を頻繁に行なうが、水はけを良くしているため、
育生のために施された肥料分等が外部へ流出しやすく、
肥料代や散水代に多額の費用がかかるという欠点があっ
た。

「本発明の目的」本発明は以上のような従来の欠点に鑑み、グリーン等を
形成する土壌層の水の管理をできるようにして不必要な
散水を防止するとともに、施した肥料分の流出を効率よ
く防止することのできるグリーン等の芝生を得るにある
。

［本発明の目的を達成するための手段」本発明は地盤上
に土砂等で形成した土壌層と、この土壌層内の水が外部
へ流出するのを防止できるように埋設された流水防止シ
ートと、前記土壌層の表面に植えつ【プられた芝と、前
記流水防止シート内の水位を調整することのできる水位
調整装置とを備えたことを特徴としている。

「本発明の実施例」以下、図面に示す実施例により、本発明の詳細な説明す
る。

第１図ないし第３図の実施例において、１はゴルフ場の
グリーンとなる芝生で、このグリーンとなる芝生１は地
ｖｉ２上に土砂等で形成した土壌層３と、この土壌層３
内の水が外部へ流出するのを防止できるように埋設され
た流水防止シート４と、前記土壌層３の表面に植えつけ
られた芝５と、前記流水防止シート４内の水位を調整す
ることのできる水位調整装置６とから構成されている。

前記土壌層３は砕石層７、目つぶし砂利層８、山砂＋ゼ
オライト唐９、ビートモス層１０、川砂層１１、肥料＋
パーライト層１２等の複数個の層で形成Ｃ仙　ＬＶ’　
　υ　０前記流水防止シート４は合成樹脂シートが用い　　。

られ、全体が皿形状となるように埋設されている。　１
なお、この合成樹脂シートは比較的に肉厚のものが使用
されるが、複数枚の合成樹脂シートを重ね　　１て使用
してもよい。

前記芝５はペントあるいは高麗等のいずれかが用いられ
る。　　　　　　　　　　　　　　　　　　１前配水位
調整装置６は一端が前記流水防止シート４内の土壌層３
内に開口され、他端が水道管１３等に連通された開閉弁
１４を備えた供給パイプ１５からなる供給装置１６と、
一端が前記流水防止シート４内の土壌層３内に開口され
、他端が外部に間口　　・された前記流水防止シート４
内の水を外部に排水　　・することのできる所定の深さ
毎に配置された複数　　・本の排水パイプ１１と、これ
らの排水パイプ１７中にそれぞれ介装された地上より該
排水パイプ１７を開閉することのできる複数個の開閉弁
１８とからなる排水装置１９とから構成されている。

上記構成のグリーンとなる芝生は各季節に応じ【、排水
装ｆｆ１１９のいずれかの開閉弁１８を開放してｂくこ
とにより、流水防止シート４内の水位をそｒ）開放され
ている排水パイプ１７の＾さに調整する二とができる。

このため、芝５への散水は必要量ｊＸ限度のものでよく
施された肥料分等を外部へ流Ｕさせたりすることがない
。また、流水防止シート４内の水位が必要以上に低くな
った場合には供ｎ装置１６の開閉弁１４を開放し、水道
水を供給バイア１５より流水防止シート４内の土壌層３
内へ供給し、所定の水位になった所で停止する。

［本発明の異なる実施例］次に第４図ないし第１３図に示す本発明の異なるに施例
につき説明する。なお、これらの実施例の９明に当って
、前記本発明の実施例と同−構成部号には同一符号を付
して単複する説明を省略する。

第４図および第５図の実施例において、前記本老明の実
施例と主に異なる点は地熱供給装置２０を受けた点で、
この地熱供給装置２０は地下水が流入される地下水タン
ク２１と、一端が前記地下水タンク２１内に連通され、
他端が土壌層３−の上部よりの位置を渦巻ぎ状に通過し
て前記地下水タンク２１内へ連通された供給パイプ２２
と、この供給パイプ２２中に介装されたポンプ２３とか
ら構成されている。

このように地熱供給装置２０を設けることにより、夏期
や冬１９Ｊに土＃１層３の表面部分を地下水によって低
温におさえたり、保温したりすることができる。

第６図および第７図の実施例において、前記本発明の実
施例と主に異なる点は、傾斜地に本発明を施した点で、
この場合、流水防止シート４を断面ノコ歯形状に埋設す
ることにより可能となる。

第８図および第９図の実施例において、前記第４図およ
び第５図の実施例と主に異なる点は、地下水タンク２１
内に蛇行させた一端がポンプ２３に連通され、他端が供
給バイブ２２に連通され熱交換パイプ２６を埋設すると
ともに供給パイプ２２中にヒーター２４介装さじた点で
、このように構成した地絡供給装置２０Ａを用いても良
い。

第１０図および第１１図の実施例において、前記本発明
の実施例と主に異なる点は、土壌層３の下部寄りの位置
に排水パイプ１７を設けるとともに、該土壌層３の各位
置の水位を設定することのできる測定器２５を設Ｇプだ
点で、このように構成しても流水防止シート４内の水位
を任意に調節することができる。

第１２図および第１３図の実施例において、前記本発明
の実施例と主に異なる点は、土壌層３Ａとしてマザーベ
ース（商品名）と、ビートモス（商品名）とを混合して
形成したものを用いた点と、土壌層３Ａ内に地中埋設用
温床線２７を埋設し、寒冷時に保温出来るようにした点
で、このように構成しても良い。

この実施例において、土壌層３Ａにロングライフの肥料
や消毒剤を入れて形成してもよい。

なお、前記実施例ではグリーンの芝生について説明した
が、本発明はこれに限らず、どんな場所の芝生にも使用
することができる。

また、流水防止シートとして合成樹脂シートを用いたも
のについて説明したが、本発明はこれに限らず、水を止
めることができるものであれば、金属シート、その他ど
んな材質のものであっても良い。

「本発明の効果」以上の説明から明らかなように、本発明にあっては次に
列挙する効果がある。

（１）地盤上に土砂等で形成した土壌層と、この土１１
１１１内の水が外部へ流出するのを防止できるように埋
設された流水防止シートと、前記土壌層の表面に植′え
つけられた芝と、前記流水防止シート内の水位を調整す
ることのできる水位調整装置とで構成されているので、
土壌層内の水位を任意に設定することができる。したが
って、芝を最適状態で育成させることができる。

（２）前記（１）によって、必要以上に散水しなくても
良いので、施した肥料分等が従来のように流出すること
がない。このため、水道代や肥料式の低減を図ることが
できる。

（３）前記（１）によって、芝の育成管理を容易にでき
る。

（４）前記（１）によって、施工が容易にでき、比較的
安価に作ることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示す断面図、第２図は本発
明の一実施例を示す平面図、第３図は排水装置の説明図
、第４図および第５図、第６図および第７図、第８図お
よび第９図、第１０図および第１１図、第１２図および
第１３図はそれぞれ本発明の異なる実施例を示す説明図
である。１：芝生、　　　　　　２：地盤、３．３Ａ：土壌層、　　４：流水防止シート、５：芝、
　　　　　　　６：水位調整装置、７：砕石層、　　　
　　８：目つぶし砂利層、９：山砂＋２３９４８層、１０：ビートモス層、　　１１：川砂層、１２：肥料＋
パーライト層、１３：水道管、　　　　　１４；開閉弁、１５：供給パ
イプ、　　　１６：供給装置、１１：排水パイプ、　　
　１８二開閉弁、１９：排水装置、　　　　２０．２０
Ａ：地熱供給装置、２１：地下水タンク、　　２２：供
給パイプ、２３：ポンプ、　　　　　　２４：ヒーター
、２５：測定器、　　　　　２６：熱交換パイプ、２７
：地中埋設用温床線。特　　許　　出　　願　　人渡　　辺　　義　　雄

Claims

【特許請求の範囲】１）地盤上に土砂等で形成した土壌層と、この土壌層内
の水が外部へ流出するのを防止できるように埋設された
流水防止シートと、前記土壌層の表面に植えつけられた
芝と、前記流水防止シート内の水位を調整することので
きる水位調整装置とを備えたことを特徴とするグリーン
等の芝生。２）土壌層は砕石層、目つぶし砂利層、山砂＋ゼオライ
ト層、ビートモス層、川砂層、肥料＋パーライト層等の
複数個の層で形成されていることを特徴とする特許請求
の範囲第１項記載のグリーン等の芝生。３）土壌層はマザーベースとビートモスとを混合して形
成したものであることを特徴とする特許請求の範囲第１
項記載のグリーン等の芝生。４）土壌層はグリーンあるいはティーグランド形状に形
成されていることを特徴とする特許請求の範囲１項ない
し第３項いずれかに記載のグリーン等の芝生。５）流水防止シートは合成樹脂シートであることを特徴
とする特許請求の範囲第１項ないし第４項いずれかに記
載のグリーン等の芝生。６）芝はペントあるいは高麗であることを特徴とする特
許請求の範囲第１項ないし第５項いずれかに記載のグリ
ーン等の芝生。７）水位調整装置は流水防止シート内へ水を供給する水
供給装置と、流水防止シート内の水を外部へ排出する排
水装置とから構成されていることを特徴とする特許請求
の範囲第１項ないし第６項いずれかに記載のグリーン等
の芝生。８）水位調整装置は流水防止シート内へ温水あるいは冷
水を供給する供給装置と、流水防止シート内の水を外部
へ排出する排水装置とから構成されていることを特徴と
する特許請求の範囲第１項ないし第７項いずれかに記載
のグリーン等の芝生。