JPS63311969A - 酸素マスクを備えた折畳み式防護フード - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、酸素供給用呼吸ガス接続部を有する酸素マス
クと透視窓とを備えた折畳み式防護フードに関する。

〔従来の技術〕

この形式の防護フードは、例えば危急時に発生煙から適
切に防護し、また威圧時に必要な酸素供給を可能にする
ために航空機旅客のために使用される。このような酸素
マスクと組合せた防護フードは米国％許第４５５９９３
９号明細誉に基づいて公知になっている。

しかしながら、このような公知の防皺７−ドの操作は、
酸素供給源に呼吸ガス接続部を接続する以前に先ず該防
護フードを頭にかぶる必要があるので、厄介である。こ
の操作過程は、減圧時に旅客が実際に酸素の供給を受け
るに至るまでの時間を徒らに長びかせる。減圧時忙は、
先ず優先的に、必要な酸素供給が保証されねばならない
。このために公知の防護フードでは先ず酸素マスクだけ
が顔面に当てつけられる。非常事態発生過程中に呼吸を
困難にする危険な煙が発生して防護フードの装着が必要
になった場合には、先に当てつげられた酸素マスクをは
ずし、防護フードを頭にかぶせ、該防護フードに設けら
れている適当な接続部に酸素マスクをセットすることに
よって呼吸ガスの供給が再開されねばならない。ａ累マ
スクのセットに至るまでの操作のあいだ旅客には酸素供
給が断たれており、かつ、折畳まれていた防護フードを
改めて拡げて鵬にかぶる操作は手間がかかる。しかしな
がら緊急時には、このような操作に、たっぷり時間をか
けることも、細心の注意を払うことも不可能であるので
、防護フードの誤操作ヤ誤装着が生じる場合がある。

〔発明が解決しようとする課題〕 本発明の課題は、冒頭で述べた形式の防護フードを改良
して、先ず支障のない酸素供給を保証することができか
つ必要な場合には確実な操作で防讃７−ドを頭Ｋかぶる
ことができ、しかもこのフード装着の場合に酸素供給を
中断する必要がないようにすることである。

〔課題を解決するための手段〕

前記課題を解決する本発明の構成手段は、防護フードの
頭部域がフード開口の頂部域を起点として、かつ防護フ
ードの頚部域がツー−開口の正面側を起点として、夫々
呼吸がス接続部の方に向って巻上げられており、こうし
て形成された巻成体の側辺部が、防護フードのまくり上
げられる内面に配設された保持要素を前記呼吸ガス接続
部の近くに位置させて前記フード開口の頂部域に配置し
たグリップ部と接合できるように、前記呼吸ガス接続部
の方に向って折返されている点にある。

〔作用・効果〕

本発明の構成手段によって、保護フードは・折畳んだ状
態では酸素マスクの自由内面が旅客の方に直接対面する
ようになっているので、機内減圧時には旅客は即座にｄ
！１素マスクを一方の手で顔面に当てつけることができ
、従って旅客には直ちに酸素が供給される。酸素供給中
に防護フードを頭Ｋかぶる必要が生じた場合には、旅客
はただ他方の手でグリップ部を掴んで引張ればよいので
、内面側から外面側へ向って折畳まれている防ｆｉ７−
１’は、引張り作用を受けて自動的に拡げられかつワン
・タッチの引張り操作で以て頚部から頂部まで確実に装
着することができる。この操作時間の６’ハだ酸素マス
クは一方の手で口と鼻の範囲に絶えず当てつけられた状
態にある。それというのは保護フードのかぶり装着はも
う一方の手だけで行えるからである。

折畳まれた防護フードの所要スペースは酸素マスク自体
よりごく僅かに大であるにすぎず、かつ機内減圧時に該
防護フードが呼吸中の酸素マスクの操作を妨げることも
ない。防護フードはコンパクトに小さくパックされるの
で、所要の機内搭載スペースも著しく僅かである。

〔有利な構成手段〕

前記の保持要素及びグリップ部は共に、防護フードをか
ぶる際に自動的に解離されて該防護フードの巻成端部を
解放する面ファスナとして構成されているのが特に有利
である。

またグリップ部は１つのループから成るのが有利である
が、頂部域においてフード開口の縁部に形成された突込
み穴として構成されていてもよい。

〔実施例〕

次に図面に基づいて本発明の１実施例を詳説する。

第１図ａの拡げた状態から判るように、防循フード１は
頭部域２並びに透視窓３を有し、該透視窓の下位で呼吸
ガス＃続部４が、その背後に位置する酸素マスク６のだ
めの呼気弁５を有している。フード開口周縁部１は、透
視窓３の下位に在る、防護フード１の頚部域８の下端縁
を形成している。呼吸バッグ９は呼吸ガス接続部４に固
定されておりかつホース片１０を介して酸素源（図示せ
ず）と接続可能である。第１図ａ′に示した防護マスク
１０頭部域２が先ず、フード開口周縁部γの項（うなじ
）部域内壁面に装着されたループ状のグリップ部１１の
縁部が出現するまで頂部域を起点として矢印Ａに従って
後ろから前へ呼気弁５もしくは呼吸ガス接続部４の方に
向って巻上げられる。次いでフード開口周縁部Ｔの前面
部分が矢印Ｂに従って、やはり後ろから前へ呼吸ガス接
続部４の方に向って巻上げられる。第１図Ｃから判るよ
うに、こうして形成された上位巻成体１２と下位巻成体
１３は垂直方向で呼吸ガス接続部４及び呼気弁５の両側
）て位置することになる。この手順時点では第１図す及
び第１図Ｃから判るようにフード開口周縁部１の背側部
分が前記上位巻成体１２０巻上げ時にたくし上げられた
状態にあるので、該背側部分が次いで第１図Ｃの矢印Ｃ
に従って呼吸ガス接続部４の方に向って折返され、かつ
、上下の両巻成体１２と１３の端部間の両連結側辺部１
５が第１図ｄの矢印りの方向に、やはり呼吸ガス接続部
４の方向に向って折返される。第１図ｅから判るように
、この折返し部の範囲では防護フード１の内壁面１６に
保持要素１４が配設されており、該保持要素は、マジッ
クテーノという商標名で知られている面ファスナとして
構成されている。該面ファスナは、起立したループ状の
グリップ部１１を次いで矢印Ｅの方向に折返すことによ
って、該グリップ部１１に設けた対応面ファスナ１４に
付着されることになる。従って第１図ｆＫ示したように
折畳み済みの防護フード１は、全部で４つの方向から呼
吸ガス接続部４及び呼気弁５の方に向って巻かれかつ折
畳まれており、こうしてループ状のグリップ部１１によ
って纏められる。

第２図では該防護フード１の内壁ｔ１１６の、折畳まれ
ることのない部分、つまり酸素マスク６をめぐる露出部
域が背面図で示されており、該酸素マスクのシール縁部
１Ｔは、呼吸がス接続部４及び呼気弁５の、使用者に対
面した入口ポートを取囲んでいる。

【図面の簡単な説明】

第１図は拡げられた状態からパック完了状態に至るまで
の防護マスクの折畳み手順ａ、ｂ、ｃ。 ｄ、ｅ、ｆを示す図、第２図は折畳まれた防護マスクを
マスク側から見た背面図である。 １・・・防護フード、２・・・頭部域、３・・・透視窓
、４・・・呼吸がス接続部、５・・・呼気弁、６・・・
酸素マスク、γ・・・フード開口周縁部、８・・・頚部
域、９・・・呼吸バッグ、１０・・・ホース片、１１・
・・ループ状のグリップ部、１２・・・上位巻成体、１
３・・・下位巻成体、１４・・・面ファスナとして構成
された保持要素、１５・・・連結側辺部、１６・・・内
壁面、１Ｔ・・・シール縁部 第１図 １・・・防護ツーＰ８・・・頂部域 ２・・・頭部域　　　　　　　　　　１１・・・グリッ
プ部３・・・透視窓　　　　　　　１２．１３・・・巻
成休養・・・呼吸ガス接続部　　　　　１４・・・保持
要素５・・・呼気弁　　　　　　　　　１５・・・側辺
部７・・・フード開口周縁部

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、酸素供給用呼吸ガス接続部を有する酸素マスクと透
   視窓とを備えた折畳み式防護フードにおいて、防護フー
   ド（１）の頭部域（２）がフード開口周縁部（７）の頂
   部域を起点として、かつ防護フード（１）の頚部域（８
   ）がフード開口周縁部（７）の正面側を起点として、夫
   々呼吸ガス接続部（４）の方に向つて巻上げられており
   、こうして形成された巻成体（１２、１３）がその側辺
   部（１５）と共に、防護フード（１）の内壁面（１６）
   に配設された保持要素（１４）を前記呼吸接続部（４）
   の近くに位置させて前記フード開口の頂部域に配置した
   グリップ部（１１）と接合できるように、前記呼吸ガス
   接続部（４）の方に向つて折返されている、酸素マスク
   を備えた折畳み式防護フード。 ２、保持要素（１４）とグリップ部（１１）が面ファス
   ナとして構成されている、請求項１記載の折畳み式防護
   フード。 ３、グリップ部（１１）が、フード開口に装着されたル
   ープとして構成されている、請求項１又は２記載の折畳
   み式防護フード。