JPS63311952A - 失禁防止機器 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は老人に発生し易い失禁を事前に感知し本人に
知らせることにより、失禁による精神的ショックを防止
することを目的とした、老人の社会的活動の介助間Ｋに
間するものである。

従来、乳児や老人のおむつ内に装着する湿気センサ一方
式のものが市販されている方５、これは失禁防止装置で
はない。

この発明は、失禁をしたことを感知するものでなく、失
禁の兆候を感知して本人に知らせ、トイレに行かせるこ
とを目的とする。

この発明に係る失禁防止装置は、超音波センサーを人体
の膀胱の近辺、例えば男性の場合は前立腺下部、女性の
場合は恥骨結合下部に配置し、数メガヘルツの超音波を
膀胱に向けて発信し、反射波を受信することにより尿量
を計測し、一定量以上の場合、例えばブザー等により本
人に知らせるようにしたものである。

この発明における尿量の計測は、超音波発信パルスと受
信パルスの時間差の大きさが膀胱にたまった尿量により
変化することを利用したものである。

以下この発明の一実施例を図について説明する。

第１図において（１）は膀胱、（２）は恥骨、（３）は
超音波撮動子、（４）は超音波発振アンプ、（５）は超
音波受信アンプ、（６〉は発信指令回路、（７）は時間
差測定回路、（８）は尿量しきい値判定回路、（９）は
警報器、また第２図において（ｌＯ）は尿がたまフてい
ない時の受信波形、（１１）は尿がたまった時の受信波
形である。

次に動作について説明する。発信指令回路（１）が任意
の時間間隔て発信指令を行うと、発振アンプ（４）と超
音波振動子（３）により超音波が膀胱（１）の内壁に向
かって発射される。その反射波は受信アンプ（５）で増
幅され、発信波と受信波の時間差が時間計測回路（７）
で演算される。もし尿がたまってない時は第２図の（ｌ
Ｏ）に見るように時間Ｔ１が短いが、尿がたまった場合
膀胱の径が広がフで（１１）のように反射波の到達時間
が長くなる。従って失禁に至る尿量より少ないしきい値
を持った判定回路（８）と警報器（９）で本人に知らせ
ることにより、失禁を防止することができる。

なお上記実施例は女性の場合のセンサーの配置を示した
ものであるが、男性の場合は第３図のように発振子を前
立腺下部に配置することにより、感知することができる
。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の一実施例による女性への発振子の装
着位置と失禁防止センサーの構成を示した図、第２図は
膀胱に尿がたまっていない時とた（３）は超音波振動子
、（４）は超音波発振アンプ、（５）は超音波受信アン
プ、（６）は発信指令回路、（７）は時間差測定回路、
（８）は尿量しきい値判定回路、（９）は警報器 なお、図中、同一符号は同一、又は相当部分を示す。 図面 第１図 図面 第２図 第３図

Claims (5)

【特許請求の範囲】
1. （１）膀胱の内壁の位置を超音波振動子の送受信波形の
   時間差から測定して膀胱にたまった尿量を計測すること
   により、失禁の事前に本人に知らせる装置
2. （２）男性の場合は前立腺下部、女性の場合は恥骨結合
   下部に超音波振動子を装着する失禁防止センサー
3. （３）尿のたまる時間間隔を設定して、発振回路を制御
   してバッテリーの寿命を長くするシステム
4. （４）失禁に至る手前の尿量のしきい値で判定し、失禁
   を防止する方式
5. （５）発信指令回路、超音波振動子、超音波発振アンプ
   、超音波受信アンプ、時間差測定回路、尿量しきい値判
   定回路、警報器で構成された失禁防止センサー