JPH07136167A - 照射角度調節機能付き排尿警報装置 - Google Patents

照射角度調節機能付き排尿警報装置

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JPH07136167A
JPH07136167A JP28750892A JP28750892A JPH07136167A JP H07136167 A JPH07136167 A JP H07136167A JP 28750892 A JP28750892 A JP 28750892A JP 28750892 A JP28750892 A JP 28750892A JP H07136167 A JPH07136167 A JP H07136167A
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JP
Japan
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ultrasonic
irradiation angle
urination
patient
micturition
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JP28750892A
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English (en)
Inventor
Hiroyuki Kodama
廣之 児玉
Shigeru Sato
滋 佐藤
Yasuo Kuchinomachi
康夫 口ノ町
Ichiro Hieda
一郎 稗田
Hitoshi Takechi
仁 武市
Yoshimasa Koyama
義昌 小山
Masuo Sugawara
升男 菅原
Hiroji Matsumoto
博治 松本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
HAYASHI DENKI KK
National Institute of Advanced Industrial Science and Technology AIST
Original Assignee
HAYASHI DENKI KK
Agency of Industrial Science and Technology
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Abstract

(57)【要約】 【目的】小型、軽量、装着容易で超音波照射角度調整機
能付きの尿量警報装置を提案する。 【構成】患者の尿量検出のため超音波が照射される超音
波プローブ20と、この超音波プローブ20を駆動し膀
胱の前壁と後壁に対応した超音波反射エコーを受信する
と共に、貯留尿量が排尿レベルかどうかを判断する超音
波送受信機40と、貯留尿量が排尿レベルを越えるもの
と判断されたとき患者若しくは介護者に発する警報機5
0とで構成される。排尿レベル付近での超音波反射エコ
ーが最大となるように超音波プローブ20の超音波照射
角度が所定の角範囲にわたり調整できるようになされ
る。これで患者の個体差に拘らず常に排尿レベルを正確
に検出できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、泌尿器系の機能が低
下した患者などに適用して好適な超音波の照射角度調整
機能付き排尿警報装置に関する。
【0002】
【従来の技術】生体内の水分は、諸機能を清浄に保つよ
う調節されているが、過剰な水分は腎臓から尿管を経由
して膀胱内で貯留され、排尿レベルに達すると尿意によ
って不要な代謝産物と共に尿として体外へ排出される。
【0003】この排出機構の膀胱を支配する自律神経、
随意神経、排尿機構の損傷などに異常があったり、排尿
機能が低下したりすると、自然な生理的反応である尿意
が喪失して尿失禁が生じ易くなる。
【0004】近年、我国における高齢化は著しく進んで
おり、泌尿器系の機能が低下した患者が増加する傾向に
あり、その患者数は現在500万人とも600万人とも
推定されている。高齢者以外でも自動車事故や骨盤内手
術などにより、排尿機能が低下した患者も増加傾向にあ
る。尿失禁は生命に係る病気ではないが、快適な日常生
活の維持が困難になっている。
【0005】尿失禁者の場合外出が臆病になり、仕事、
旅行やスポーツそのほかレクリエーション等への就労や
参加ができにくくなるから、これらが原因となって不満
やストレスを生み、積極的な日常生活や社会活動が著し
く阻害される場合が多い。
【0006】現在このような尿失禁を積極的に防止する
ための手段として辛うじて存在するのは、湿り気センサ
ーを用いて患者の失禁を検知して患者や介護者に知らせ
る排尿感知器や患者の意思に拘らず一定時間間隔で強制
的に排尿させる排尿ペースメーカーなどがある。
【0007】これらの機器は人間としての尊厳、自然な
生理的反応という点から見ても問題が多く、おむつから
の解放、積極的な日常生活、社会活動への参加は望むべ
くもない。
【0008】病院等の施設内には、膀胱内尿量を測定す
る超音波診断装置を設置している場合もあるが、これは
病院内施設として作られているため高価かつ大型である
から、患者用として患者が簡単に携帯できるものとはな
っていない。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】このように患者の失禁
状態を検知できる工夫がなされてはいるものの、患者に
装着して屋内外を自由に尿失禁を気にすることなく活動
できる装置は未だ開発途上にある。
【0010】このようなことから、尿失禁防止のための
携帯可能な測定手段を用い、膀胱内尿量が排尿レベルに
達したことを非侵襲的で簡易に安定して計測検知でき、
正常な生理機能を持つ健常者と同様な日常生活や社会活
動をおくるために補助、支援する排尿介助装置用の警報
装置の開発は極めて重要な意義を持つ。
【0011】膀胱は伸縮性に富む臓器ではあるが、ゴム
風船のように全方向に一様な伸縮をしない。膀胱前面と
下面は外膜によって周囲と癒着しており、腹膜に覆われ
た後上面のみが上下し、周囲組織との結合に依存した特
異な形状変化をする。そのため、個体差が著しい。排尿
レベルを検知するにあたってはこの個体差も充分考慮し
ないと装置を装着する全ての患者に対して安定した排尿
報知を実現することができない。
【0012】そこで、この発明はこのような従来の課題
を解決したものであって、小型軽量で非侵襲的に安定し
て患者の個体差に応じて排尿レベルを検知かつ報知でき
るようにした超音波の照射角度調整機能付きの警報装置
を提案するものである。
【0013】
【課題を解決するための手段】上述の課題を解決するた
め、この発明においては、患者の尿量検出のため超音波
が照射される超音波プローブと、この超音波プローブを
駆動し膀胱の前壁と後壁に対応した超音波反射エコーを
受信すると共に、貯留尿量が排尿レベルかどうかを判断
する超音波送受信器と、貯留尿量が排尿レベルを越える
ものと判断されたとき患者若しくは介護者に発する警報
機とで構成され、上記排尿レベル付近での超音波反射エ
コーが最大となるように上記超音波プローブの超音波照
射角度が所定の角範囲にわたり調整できるようになされ
たことを特徴とするものである。
【0014】
【作用】図1に示すように、下腹部の恥骨2の結合上部
の皮膚面1上に装着した超音波プローブ20により、超
音波を生体内の膀胱3に照射し、その超音波の反射エコ
ーを超音波送受信機40で検出して、膀胱3の前壁面と
後壁面間の距離Wを測定する。この距離Wによって膀胱
内尿量が推定でき、それが予め設定した排尿レベルに達
したときに、警報機50が作動して患者若しくは介護者
に報知する。警報機50としてはブザー、表示灯、触針
などが考えられる。
【0015】患者の姿勢が立位、座位、臥位等の体動が
ある条件のもとでは、皮膚面1に着装する超音波プロー
ブ20の膀胱内最適反射領域への照射角度θが最適位置
に調整される。最適位置は反射エコーのレベルが最大と
なる位置(基準角度0°をもつ基準線pからの角度θ)
に対応する。この超音波照射角度は図6に示すように摘
み23によって調整固定できる。
【0016】超音波照射角度の調整手段を設けることに
よって患者の個体差によらず安定して排尿レベルを正確
に検出できるので適切な警報をだすことができる。
【0017】
【実施例】続いて、この発明に係る角度調整機能付き尿
量警報装置の一例を図面を参照して詳細に説明する。
【0018】この発明では生体内を直進し、組織の境界
面から反射する超音波の性質を応用して、下腹部体表面
(恥骨結合の上部)に超音波プローブを着装し、経時的
に膀胱の前壁と後壁からの反射エコーを計測し、その距
離により膀胱内尿量を推定する。
【0019】これによって膀胱内に貯留した尿量を非侵
襲で自動計測することにより、貯留尿量が排尿レベルに
達しているかどうかを非侵襲かつ連続的、自動的に計測
することができる。
【0020】そのためこの発明に係る排尿警報装置10
は図1Aに示すように、患者の尿量検出のため超音波が
照射される超音波プローブ20と、この超音波プローブ
20を駆動し膀胱3の前壁と後壁に対応した超音波反射
エコーを受信すると共に、貯留尿量が排尿レベルかどう
かを判断する超音波送受信機40と、貯留尿量が排尿レ
ベルを越えるものと判断されたとき患者若しくは介護者
に発する警報機50とで構成される。
【0021】膀胱内の尿量貯留状態は図1にその一例を
示すように、排尿直後の状態を示す図1Aから排尿レベ
ルに達したと思われる状態を示す同図Cのように変化す
る。図2は生体内に照射される超音波パルス(その周波
数は3〜4MHz)と反射エコーとの関係を示す。図1
において、4は尿管、5は貯留尿である。
【0022】超音波の照射方向は図1に破線で示した通
りであり、この照射角度θによるときの反射エコーが図
2に示されている。図2Bは図1Bに近い貯留状態のと
きの反射エコーであり、同図Dは図1Cに近い貯留状態
のときの反射エコーを示す。
【0023】これら反射エコーのうち最も正確に検出し
なければならないのは患者が尿意を催す排尿レベルの付
近であるから、図1の場合には同図Cのときの超音波反
射エコー(図2D)を最も正確に検出できなければなら
ない。尿意を催す貯留尿量は個体差があるので尿意を催
す排尿レベルは予め患者ごとに計測しておく必要があ
る。
【0024】膀胱3の形状は個体差があり、また患者の
姿勢によっても変化するものであるから、これら個体差
などによる計測精度への影響を回避するため、図3に示
すように膀胱内最適反射領域となるように超音波の照射
角度θが警報装置10を使用する患者ごとに調整され
る。
【0025】超音波プローブ20を皮膚面1に当てたと
きで超音波振動子21の生体内への超音波照射角度が皮
膚面1と垂直となる線pが基準線となり、この基準線p
から膀胱3の方向に向かって照射角度θが取られる。
【0026】照射角度θを10°ステップで変化させた
ときの反射エコーの検出し易さ(反射エコーの検出強
度)を計測すると図4のような結果が得られた。この図
は図1Cの状態のときの検出結果である。
【0027】図4からも明らかなように超音波振動子2
1の照射角度θは10°から30°好ましくは10°か
ら20°の範囲内に調整した方がよい。ただし、この値
には個体差があることは言うまでもない。
【0028】図5はこの発明において使用された超音波
送受信機40の一例を示す。送信部41からこの例では
周波数が3MHzの信号を超音波振動子21に与える
と、これが励振されて照射パワーが2.27mV/平方
cm(平均値)の超音波パルスが体表皮膚面1に向けて
照射される。
【0029】この超音波の照射によって、体表皮膚面エ
コー、膀胱3の前壁エコー、後壁エコーからなる反射エ
コー(図2参照、図2では皮膚面エコーを省略してあ
る)が得られる。これが受信増幅部42で受信増幅さ
れ、その後A/D変換器43でディジタル信号に変換さ
れる。反射エコーをディジタル信号に変換したのは後述
する排尿レベルの検出精度を高めるためである。
【0030】これらの超音波の反射エコーはエコー検出
器44で図2示すような前壁エコーと後壁エコーとが正
確に検出され、その後尿量計測手段45に供給される。
尿量計測手段45には反射エコーの時間間隔を計測する
計測手段46が設けられており、これより得られる時間
間隔に基づいて、その前・後壁間の距離Wが算出されて
膀胱内尿量が推定される。その推定量(実際は推定値)
が判別手段47において予め設定した排尿レベルの設定
値と判別される。
【0031】その結果排尿レベルを越えているものと判
断されたときには警報機50が作動して、膀胱内尿量が
排尿レベルに達したことが患者本人若しくは介護者に報
知される。
【0032】警報手段としては視覚的、聴覚的、触覚的
な警報手段を考えることができ、患者本人や介護者に確
実に排尿時期であることを報知できるものであれば、警
報手段の組み合せは任意である。
【0033】図5において、48はマイコン搭載のコン
トローラであり、上述した送信タイミング、A/D変換
処理のためのクロック出力、エコー検出処理作業、距離
Wの算出および個体差に応じた基準値の設定などは何れ
もこのコントローラ48からの指令で行われる。したが
って尿量計測手段45やエコー検出手段44などはいず
れもソフトウエアで処理することが可能である。
【0034】膀胱内の貯留状態は常時監視する必要は特
にない。それは排尿直後から尿意を催す排尿レベルに接
近する直前までの間は特に経時的に観測する必要はない
からである。そのため、排尿直後から一定時間までは超
音波の照射を停止させ計測処理を一時休止するようなタ
イマー機能を付加することもできる。この方が電源の寿
命が伸び、経済的であるからである。
【0035】膀胱3の後壁面の体表面からの深度は、尿
充満時には約11cmを越えることもあるので、超音波
照射周波数、照射パワーはこのような深度でも十分測定
可能であるように設計する必要がある。
【0036】図6以降は超音波プローブ20の具体例を
示す。
【0037】図1に示すように膀胱3が骨盤腔の中で恥
骨2結合の後に位置しているため、超音波プローブ20
を体表皮膚面上における恥骨結合直上の正中線上に正し
く取り付け固定する必要がある。
【0038】そのため、図6に示すように伸縮性材料か
らなるバンド状の固定装具11内に小型偏平な超音波プ
ローブ20が取り付けられる。図では超音波プローブ2
0のみを固定装具11に取り付けた構成を示してあるの
で、超音波送受信機40と警報機50とはこの固定装具
11の別の場所に取り付けられるか、患者のベルトなど
に装着される。超音波プローブ20と超音波送受信機4
0と警報機50を一体化することも可能である。
【0039】固定装具11は所定の体表皮膚面(恥骨結
合の上部)上に装着される。固定装具11は腰椎帯(コ
ルセット)などを使用することができ、その一部がくり
抜かれ、その部分に超音波プローブ20が取り付け固定
される。装着に際しては、超音波プローブ20の表面に
脱気剤としての超音波測定用ゼリーが塗布される。
【0040】超音波プローブ20はプローブアダプタ2
2を有し、その左側面側には調整摘み23が配されて、
超音波振動子21の照射角度θを調整できるようになっ
ている。
【0041】図7は超音波プローブ20の縦断面図であ
って、アダプタ22は中空の直方体形状をなし、その所
定位置に超音波プローブ本体20Aが収納される。24
は超音波プローブ21に対する信号線であり、25は超
音波振動子21を収納固定するための筺体である。超音
波振動子21に対する筺体25への固定手段などは従来
と同じであるからその説明は省略する。
【0042】超音波振動子21は筺体の左側底面に近接
して配置され、超音波プローブ本体20A内およびアダ
プタ22の中空26内は何れも脱気剤であるこの例では
ゼリー27が充填される。ゼリー27が漏れないように
アダプタ22の前面側にはゴム状の膜28が貼着され、
固定手段29によって緊張状態に架張される。
【0043】アダプタ22は取り付け補助板31を介し
て固定装具11にネジ32になどによって取り付け固定
される。
【0044】図8は超音波プローブ本体20Aの取り付
け状態を示す図であって、筺体25には回転軸34が設
けられ、これでアダプタ22に対して回転自在に取り付
けられたことになる。アダプタ22と筺体25との間に
は超音波振動子21の照射角度θを調整後その位置に固
定するための固定手段70が形成される。
【0045】そのため、図9のように筺体25の側面に
は照射角度θに対応してこの例では5つの穴35が同心
円上に等間隔(この例では10°間隔)に所定の深さを
もって形成される。穴35と対向するアダプタ22には
取り付け孔22aが穿設され、ここにボール36を下側
にしてボール36と所定の長さのロッド37が挿入さ
れ、その状態で外側よりロッド37が板バネ38によっ
て押圧される。板バネ38はアダプタ22に固定され
る。
【0046】板バネ38の作用によって筺体25にはボ
ール36を介して所定の押圧力が付与されるから、筺体
25を穴35のあいている任意の位置で固定できる。こ
れによって超音波振動子21の照射角度θを確実に所定
位置に固定できる。図8および図9は何れも照射角度θ
を30°まで回転させたときの図を示す。
【0047】
【発明の効果】以上詳述したところから明らかなよう
に、この発明の尿量警報装置によれば、小型、軽量で携
帯可能な測定手段を採用することにより、膀胱内に貯留
した尿量が排尿レベルに達しているかどうかを非侵襲か
つ簡便に自動計測して患者本人はもとよりその介護者に
も正しく尿意を催す時刻が到来したことを知らせること
ができる。
【0048】膀胱の尿充満時の形状は個体差があるが、
この個体差にも適応できるように超音波振動子の照射角
度を調整できるようにしてあるため、どのような患者で
あってもその患者本人の排尿レベルを的確に判断できる
ようになり、尿失禁の恐れのない快適な生活を営むこと
ができるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る照射角度調節機能付き排尿警報
装置の一例を示す説明図である。
【図2】超音波パルスと反射エコーとの関係を示す図で
ある。
【図3】照射角度の説明図である。
【図4】照射角度と反射エコーの関係を示す図である。
【図5】超音波送受信機の一例を示す系統図である。
【図6】超音波プローブと腰椎帯との関係を示す図であ
る。
【図7】超音波プローブの縦断面図である。
【図8】超音波プローブの別方向からの縦断面図であ
る。
【図9】超音波プローブの側面図である。
【符号の説明】 1 皮膚面 3 膀胱 10 警報装置 20 超音波プローブ 21 超音波振動子 40 超音波送受信機 50 警報装置 23 調整摘み 70 固定手段
【手続補正書】
【提出日】平成4年12月9日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0021
【補正方法】変更
【補正内容】
【0021】膀胱内の尿量貯留状態は図1にその一例を
示すように、排尿直後の状態を示す図1Aから排尿レベ
ルに達したと思われる状態を示す同図Cのように変化す
る。図2は生体内に照射される超音波パルス(その周波
数は3〜4MHz)と反射エコーとの関係を示す。図1
において、4は尿道、5は貯留尿である。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0030
【補正方法】変更
【補正内容】
【0030】これらの超音波の反射エコーはエコー検出
器44で図2に示すような前壁エコーと後壁エコーとが
正確に検出され、その後尿量計測手段45に供給され
る。尿量計測手段45には反射エコーの時間間隔を計測
する計測手段46が設けられており、これより得られる
時間間隔に基づいて、その前・後壁間の距離Wが算出さ
れて膀胱内尿量が推定される。その推定量(実際は推定
値)が判別手段47において予め設定した排尿レベルの
設定値と判別される。
【手続補正3】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図8
【補正方法】変更
【補正内容】
【図8】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 佐藤 滋 茨城県つくば市吾妻1丁目401−512 (72)発明者 口ノ町 康夫 茨城県つくば市吾妻3丁目925−1 (72)発明者 稗田 一郎 茨城県つくば市大角豆2012−390 (72)発明者 武市 仁 神奈川県川崎市宮前区有馬2丁目7番11号 林電気株式会社内 (72)発明者 小山 義昌 神奈川県川崎市宮前区有馬2丁目7番11号 林電気株式会社内 (72)発明者 菅原 升男 神奈川県川崎市宮前区有馬2丁目7番11号 林電気株式会社内 (72)発明者 松本 博治 神奈川県川崎市宮前区有馬2丁目7番11号 林電気株式会社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 患者の尿量検出のため超音波が照射され
    る超音波プローブと、 この超音波プローブを駆動し膀胱の前壁と後壁に対応し
    た超音波反射エコーを受信すると共に、貯留尿量が排尿
    レベルかどうかを判断する超音波送受信器と、 貯留尿量が排尿レベルを越えるものと判断されたとき患
    者若しくは介護者に発する警報機とで構成され、 上記排尿レベル付近での超音波反射エコーが最大となる
    ように上記超音波プローブの超音波照射角度が所定の角
    範囲にわたり調整できるようになされたことを特徴とす
    る照射角度調整機能付き排尿警報装置。
  2. 【請求項2】 超音波照射角度は10°ステップで4段
    階にわたり切り換えられるようになされたことを特徴と
    する請求項1記載の照射角度調整機能付き排尿警報装
    置。
  3. 【請求項3】 上記警報機は、視覚的、聴覚的、触覚的
    の何れかの警報手段若しくはそれらを組み合せて構成さ
    れたことを特徴とする請求項1記載の照射角度調整機能
    付き排尿警報装置。
JP28750892A 1992-10-26 1992-10-26 照射角度調節機能付き排尿警報装置 Pending JPH07136167A (ja)

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