JPS6331148B2 - - Google Patents

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JPS6331148B2
JPS6331148B2 JP55028129A JP2812980A JPS6331148B2 JP S6331148 B2 JPS6331148 B2 JP S6331148B2 JP 55028129 A JP55028129 A JP 55028129A JP 2812980 A JP2812980 A JP 2812980A JP S6331148 B2 JPS6331148 B2 JP S6331148B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
circuit
speaker
voice synthesis
synthesis circuit
switch
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP55028129A
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English (en)
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JPS56125800A (en
Inventor
Gichu Oota
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
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Publication of JPS56125800A publication Critical patent/JPS56125800A/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、家庭訪問者の来訪を家人に知らしめ
る装置に関するものである。
従来、家庭訪問者が家人に来訪を知らしめる装
置として第1図に示すものが使用されている。第
1図において、1は家屋、2は例えば押しボタン
スイツチからなる呼出しスイツチ、3はブザー、
4は来訪者、5は家人を表わす。来訪者4は来訪
を家人5に知らせるために、呼出しスイツチ2を
押し、電池にブザー3を接続し、ブザー3より音
を発する。周知のようにブザー3は電磁コイルに
電流を流し、可動片を振動させることにより音を
発生するために、大きなエネルギーを消費し、電
池の消耗が激しい。また可動片は機械振動をくり
返すために故障が多い。
またブザー音は何ら情緒性を持つ音でないため
に、それを聞く人間にとつて不快なものである。
この不快さを解消する手段としてブザー3の替り
にエンドレステープレコーダを用い人間の音声を
発生させることが考えられたが、エンドレステー
プレコーダはその機械的構造の複雑さ、録音テー
プの経年変化のために長期的な繰り返しに耐え難
く、実用されるまでには到つていない。
本発明は、上記した従来技術の欠点をなくした
家庭訪問者の来訪を家人に知らしめる音声応答装
置を提供するにある。
本発明はあらかじめ決められた特定の文章音声
を分析し、高能率符号化された情報を記憶部に記
憶し、この記憶された情報をもとにして、演算に
より音声を合成し、スピーカを駆動することによ
り、家庭訪問者及び家人に対して情報(家庭訪問
者には在宅、不在の別、訪問家庭の姓名、家人に
は来客者の存在等)を音声にて知らしめるもので
ある。
現在は音声に関する研究の成果として、音声信
号に含まれる冗長性を除去し、高能率符号化する
分析法、及びこの符号をもとに音声を合成する合
成LSIが開発されている。この分析法としては線
形予測係数の一種である偏自己相関係数(以後
PARCOR係数と呼ぶ)を用いるものおよびこの
PARCOR係数を用いて逆に音声を合成する合成
法がある。これらの方法は既に音声研究分野では
広く知られた方法であり、詳しい記述は省略す
る。
音声はこのPARCOR係数と、音源情報である
声帯振動数、声帯振動強度および有声音、無声音
の区別により表現することが可能である。音声分
析とは音声からこれらの情報を抽出することであ
り、音声合成とはこれらの情報をもとに音声を再
構成することである。
第2図はPARCOR係数を用いた音声合成のブ
ロツク図を示す。第2図において、6は雑音発生
器、7はパルス列発生器、8は有声音無声音切換
スイツチ、9は掛算器、10はデイジタルフイル
タ、11はDA変換器、12はスピーカ、13は
音声情報を記憶する記憶回路である。以上は全て
半導体回路で構成される。第2図を用いて音声が
合成される方法を簡略に説明する。音声は声帯振
動波が声道の共鳴特性により変調を受け口唇から
大気に放射される空気の粗密波と声道途中のせば
め部分で起る空気の乱気流が声道の共鳴特性によ
り変調を受け口唇から大気に放射される気流とに
大別される。前者が主に母音である有声音、後者
が主に子音である無声音である。第2図において
パルス列発生器7は声帯振動波を模倣するもので
あり、有声音・無声音情報16により、パルス列
発生器7が選択される。パルス列発生器7のパル
ス列は基本周期情報17により振動周波数を与え
られ掛算器9により、音量情報16すなわち振動
強度が付加される。このような処理を施された信
号はさらにデイジタルフイルタ10に入力され声
道の共鳴特性が付加される。先程述べたごとく声
道の共鳴特性はPARCOR係数情報14で記述さ
れ、デイジタルフイルタ10はこのPARCOR係
数情報をもとにして周波数特性が構成されるフイ
ルタである。信号処理はデイジタルで行なわれ
る。このデイジタル信号はDA変換器11により
アナログ信号に変換されスピーカ12を駆動し、
音声が発生される。以上は有声音の場合である。
無声音の場合には、雑音発生器6が乱気流を模倣
するものであり、有声音・無声音情報16によ
り、有声音・無声音切換スイツチ8で雑音発生器
6が信号源として選択され、以下有声音の場合と
同様に無声音を発生する。
本発明の一実施例を第3図に示す。第3図にお
いて18は第2図における雑音発生器6、パルス
列発生器7、有声音・無声音切換スイツチ8、掛
算器9、デイジタルフイルタ10、D/A変換器
11を含む、音声合成回路である。19は制御回
路、20は在宅・不在撰択スイツチ、21はスピ
ーカ切換スイツチ、22はスピーカA、23はス
ピーカBである。また第3図において第1図、第
2図と同一符号は同一物を示す。第3図の動作を
簡略に説明する。記憶回路13にはあらかじめ分
析された音声の情報がPARCOR係数、有声音・
無声音の別、声帯振動数、声帯振動強度の形で、
一つの文章単位で時系列的に不揮発な形で記憶さ
れている。今、記憶回路13には3つの文章C:
『はい、佐藤です。しばらくお待ち下さい。』、
D:『お客様です。』、E:『ただ今不在です』が記
憶されている。訪問者4は呼出しスイツチ2を押
すことにより、音声合成回路18、記憶回路13
を動作状態に置く。制御回路19は常時電源が接
続されているが、音声合成回路18、記憶回路1
3は制御回路19により電源が接続される様にし
て置く方が消費電力の点で有利である。制御回路
19はあらかじめ決められたシーケンスにより、
まず音声合成回路18、記憶回路13に電源を接
続し、在宅、不在撰択スイツチの状態により、記
憶回路13に記憶されている情報を音声合成回路
18に転送する。転送された情報から音声が合成
される過程は前述したとおりである。スピーカ切
換スイツチ21はスピーカA、Bと音声合成回路
16との接続を制御回路19により切り換える。
音声合成回路18が文章C、Eの時はスピーカB
に、文章Dの時はスピーカAに接続されるように
あらかじめ決めておく。スピーカAは呼出しスイ
ツチ2の近傍に、スピーカBは家屋1の中に設置
されている。したがつて家人5が在宅し、訪問者
4が呼出しスイツチを押した場合(在宅、不宅ス
イツチは在宅の状態にある)まずスピーカBで訪
問者4に文章Cを発声し、しかるのちにスピーカ
Aで家人5に文章Dを発声し、客の訪問を知らせ
る。またこの逆の発声順序も考えられる。
また家人5が不在の場合(在宅、不在撰択スイ
ツチは不在の状態)には、訪問者4が呼出しスイ
ツチを押すと、スピーカBが文章Eを発声し、訪
問者4に家人5の不在を知らせる。
これら記憶回路13に記憶されている音声情報
は記憶されている位置を電気的に指定することに
なり、磁気テープを用いた場合のテープを走行さ
せることによる位置指定に比べ高速、ランダムに
行うことが可能である。
本発明によれば、従来にくらべ、全てが電子回
路で構成されているために、信頼性、寿命が数段
向上する。また本発明による合成音声の発声は従
来のブザー音に比べ人間が受ける感情もすこぶる
好ましく、情報量の多いものである。また訪問者
に対して、訪問家庭についての情報(訪問家庭の
姓名、在宅、不在の別)をも伝達することができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のインターホン装置の概略図、第
2図は音声合成装置のブロツク図、第3図は本発
明の呼出し応答装置の一実施例を示すブロツク図
である。 2……呼出しスイツチ、13……記憶回路、1
8……音声合成回路、19……制御回路、20…
…不在、在宅撰択スイツチ、21……スピーカ切
り換えスイツチ、22,23……スピーカ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 あらかじめ第1、第2、第3の音声データが
    記憶された記憶回路と、上記記憶回路に接続さ
    れ、上記記憶回路に記憶された音声データに基づ
    き音声信号を合成する音声合成回路と、上記記憶
    回路と上記音声合成回路とに接続され、両者を制
    御する制御回路と、家屋の外に配置され、上記制
    御回路に接続された呼出しスイツチと、上記音声
    合成回路に接続されるとともに、上記呼出しスイ
    ツチの近傍に配置され、上記音声合成回路が発生
    する音声信号により音声を発生する第1のスピー
    カとを備えた呼出し応答装置において、 第1、第2の接点を有し、上記制御回路に接続
    された選択スイツチと、家屋の中に配置され、上
    記音声合成回路が発生する音声信号により音声を
    発生する第2のスピーカと、上記音声合成回路に
    接続され、上記制御回路の出力信号により制御さ
    れ、上記音声合成回路と上記第1、第2のスピー
    カのいずれかとを選択して接続するスピーカ切換
    スイツチとを有し、上記選択スイツチが第1の接
    点に接続されている際に、上記呼出しスイツチが
    閉じられた場合に、上記スピーカ切換スイツチ
    は、上記制御回路により制御されて、上記音声合
    成回路と上記第1のスピーカとを接続し、上記制
    御回路は、上記記憶回路に記憶された第1の音声
    データを選択して上記音声合成回路に供給し、上
    記選択スイツチが第2の接点に接続されている際
    に、上記呼び出しスイツチが閉じられた場合に、
    上記スピーカ切換スイツチは、上記制御回路によ
    り制御されて、順次上記音声合成回路と上記第
    1、第2のスピーカとを接続し、上記制御回路
    は、上記音声合成回路と上記第1のスピーカとが
    接続されている際に、上記記憶回路に記憶された
    第2の音声データを選択して上記音声合成回路に
    供給し、上記音声合成回路と上記第2のスピーカ
    とが接続されている際に、上記記憶回路に記憶さ
    れた第3の音声データを選択して上記音声合成回
    路に供給することを特徴とする呼出し応答装置。
JP2812980A 1980-03-07 1980-03-07 Voice responding device Granted JPS56125800A (en)

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