JPS6331131Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS6331131Y2
JPS6331131Y2 JP1983010919U JP1091983U JPS6331131Y2 JP S6331131 Y2 JPS6331131 Y2 JP S6331131Y2 JP 1983010919 U JP1983010919 U JP 1983010919U JP 1091983 U JP1091983 U JP 1091983U JP S6331131 Y2 JPS6331131 Y2 JP S6331131Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
shift fork
shift
arms
shifting
arm
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1983010919U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS59118023U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP1091983U priority Critical patent/JPS59118023U/ja
Publication of JPS59118023U publication Critical patent/JPS59118023U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS6331131Y2 publication Critical patent/JPS6331131Y2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Gear-Shifting Mechanisms (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、変速機のシフトフオークの改良に関
する。
第1図に示す如く、自動車の変速機は、ミツシ
ヨンケース1内で支持されたクラツチハブスリー
ブ2に、シフトロツド3で支持されたシフトフオ
ーク4の両腕部4a,4aが係合して、シフトフ
オーク4のシフト操作でクラツチハブスリーブ2
によりシフトギヤー等をチエンジするものであ
る。
ところが、従来のシフトフオーク4は、両腕部
4a,4aが剛体であつたから(実開昭51−
126886号参照)、第4図に点線aで示す如くシフ
ト時の衝撃荷重に対する変形量が少なく、この結
果、第5図に点線aで示す如く、シフト時にエン
ジン振動が手に伝わるばかりでなく、同期完了時
点c、かき分け時点dでの二段モーシヨンが手に
伝わつて、ソフトなシフト感が得られなかつた。
また、シフト時の衝撃荷重を両腕部4a,4a
で受けるので強度上の配慮が必要であつた。
本考案は、上記従来の問題点に鑑みてなされた
もので、シフトフオークの両腕部の各々の根元部
分と先部分との間に、これらより弾性変形率の大
きい部材を介装し、両腕部のシフト方向における
曲げ変形量を大きくしてシフト時の振動を吸収さ
せ、ソフトなシフト感及び強度の維持が図れると
共に、シフトフオークの形状の一部を変更するの
みの簡単な構造によりシフトフオークの耐久性の
向上を図れるように工夫したものである。
以下、本考案の実施例を添付図面について詳細
に説明する。なお、上記従来例と同一構成、作用
の箇所は同一番号を付して説明は省略する。
第2図及び第3図に示すように、それぞれの先
端部がクラツチスリーブに係合する二股状のシフ
トフオーク14の両腕部14a,14bは、各々
根元部分14c,14cと先部分14d,14d
とに分割され、両部分14c,14dと14c,
14dにまたがつてスプリング板15をインサー
トモールドして両部分14c,14dと14c,
14dを結合する。
従つて、このスプリング板15により、第4図
に実線aで示す如く、シフト時の衝撃荷重に対す
る変形量が大きくなるような弾性を持つようにな
る。
この結果、第5図に実線bで示す如く、シフト
時のエンジン振動が吸収され、同期完了時点c、
かき分け時点dでの二段モーシヨンも吸収される
ようになるのである。
なお、上記実施例では両腕部14a,14bの
長さが等しい(対称)シフトフオーク14を例に
とつたが、長さが異なる(非対称)シフトフオー
クにも本案が適用できることは言うまでもない。
以上のように、本考案は、シフトフオークの両
腕部に弾性部材を介装することにより、両腕部に
所望の弾性を持たせたものであるから、簡単な構
造により振動吸収作用によりソフトなシフト感が
得られるようになる。また、衝撃吸収作用により
シフトフオークの強度も保てるようになる。
さらに、シフトフオークのシフトロツドより操
作力が入力される着力点である腕部の根元部分
と、クラツチスリーブより操作反力が加わる作用
点である先部分との関係において、シフトフオー
ク作動時に両腕部の先部分に加わる操作反力が異
なる場合にシフトフオークの腕部にねじりが生
じ、このねじりに起因して根元部分と先部分との
間に応力が発生するが、その部分に弾性変形率の
大きい部材を配設し、該部材により応力を吸収す
ることにより、シフトフオークの耐久性の向上を
図ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の変速機の正面断面図、第2図は
本考案に係る変速機の正面断面図、第3図はシフ
トフオークの腕部の断面図、第4図はシフトフオ
ークの曲げ変形量を示すグラフ、第5図はシンク
ロメツシユ操作力と操作時間との関係を示す波形
図である。 14……シフトフオーク、14a,14b……
両腕部、14c……根元部分、14d……先部
分、15……スプリング板。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 シフトロツドに支持され、それぞれの先端部が
    クラツチスリーブに係合する二股形状の腕部を有
    するシフトフオークにおいて、 上記二つの腕部のそれぞれを中間で根元部分と
    先部分とに分割し、これら両腕部の各々の上記根
    元部分と上記先端部との間を弾性変形率の大きい
    部材でそれぞれ連結したことを特徴とする変速機
    のシフトフオーク。
JP1091983U 1983-01-27 1983-01-27 変速機のシフトフオ−ク Granted JPS59118023U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1091983U JPS59118023U (ja) 1983-01-27 1983-01-27 変速機のシフトフオ−ク

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1091983U JPS59118023U (ja) 1983-01-27 1983-01-27 変速機のシフトフオ−ク

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS59118023U JPS59118023U (ja) 1984-08-09
JPS6331131Y2 true JPS6331131Y2 (ja) 1988-08-19

Family

ID=30142348

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1091983U Granted JPS59118023U (ja) 1983-01-27 1983-01-27 変速機のシフトフオ−ク

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS59118023U (ja)

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS632900Y2 (ja) * 1981-03-18 1988-01-25

Also Published As

Publication number Publication date
JPS59118023U (ja) 1984-08-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH03209054A (ja) チェンジレバーと変速機の連結構造
JPS6331131Y2 (ja)
JPS632901Y2 (ja)
JP2569721Y2 (ja) シフトレバーブッシュ
JPS6254365U (ja)
JPS6251169B2 (ja)
JPS6175553U (ja)
JPS5924579Y2 (ja) 変速機のコントロ−ルリンク
JPS61257371A (ja) 自動車のフレ−ム
JPS6237326U (ja)
JPS6313532Y2 (ja)
JP2554869B2 (ja) 車両のパワ−ユニツト支持装置
JPH09229086A (ja) 弾性軸継手
JPH02130458U (ja)
JPH0538280Y2 (ja)
JPS60142338U (ja) トルク変動吸収フライホイ−ル
JPS6175984U (ja)
JPS62190154U (ja)
GB950316A (en) Improvements in or relating to flexible couplings
JPS58191015A (ja) 変速機のコントロ−ルレバ−構造
JPS62109219U (ja)
JPS6167441U (ja)
JPS61183737U (ja)
JPH02130459U (ja)
JPH0336559U (ja)