JPS63310837A - オレフィン類の除去方法 - Google Patents

オレフィン類の除去方法

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JPS63310837A
JPS63310837A JP14471887A JP14471887A JPS63310837A JP S63310837 A JPS63310837 A JP S63310837A JP 14471887 A JP14471887 A JP 14471887A JP 14471887 A JP14471887 A JP 14471887A JP S63310837 A JPS63310837 A JP S63310837A
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JP
Japan
Prior art keywords
acid
olefins
amount
pka
solid acid
Prior art date
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Pending
Application number
JP14471887A
Other languages
English (en)
Inventor
Hideyuki Takahashi
英之 高橋
Ryozo Hamana
浜名 良三
Hideyuki Hase
長谷 秀行
Takashi Fujita
尚 藤田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Petrochemical Co Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Petrochemical Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 輸)発明の目的 〔産業上の利用分野〕 本発明は、オレフィン類の除去方法に関するものである
。詳しくは、本発明は、芳香族炭化水素中に微1含まれ
るオレフィン類を固体酸と液相で接触させることにより
除去する方法に関するものである。
〔従来の技術〕
芳香族炭化水素に微量台まれるオレフィン類は、硫酸着
色や臭素価増加の原因となるので、その除去方法が望ま
れている。
芳香族炭化水素中に微量台まれるオレフィン類を除去す
るために、従来から酸性白土あるいは活性白土のような
白土類が用いられているのは公知であるが、炭素数が2
以上の側鎖基を有する芳香族炭化水素中に微量台まれる
オレフィン類を除去するために白土類を用いて処理をす
ると、オレフィン類の除去の他に、不均化反応・脱アル
キル化反応・あるいは分解反応のような副反応が併発す
るという問題が生じ、工業的には使用できないものであ
った。
そこで、副反応を制御することを目的として、白土類を
高温焼成することで酸強度pKa+3.3の固体酸量が
10 meq/100gr以下となるような白土を調製
し、芳香族炭化水素と液相で接触させる方法が提案され
ている。(特公昭60−2285号公報)〔発明が解決
しようとする問題点〕 しかしながら、前記公報の除去方法は、未処理の白土を
用いる方法と比較すれば不均化反応・脱アルキル化反応
・あるいは分解反応が抑えられ、しかもオレフィン類の
除去が可能であると記されているが、処理後の生成液に
は不均化反応・脱アルキル化反応・あるいは分解反応に
よる生成物が0.1wt%から4.7wt%も含有され
ており、工業的に満足できる結果にはなっていないとい
う問題点がある。
(ii )発明の構成 〔問題点を解決するための手段〕 本発明者等は、前記問題点を解決するために、山 更に鋭意検討を重ねた結果、炭素数が8以上の側鎖基を
有する芳香族炭化水素を酸強度pKa−3,0より強い
酸点を有し、且つ酸強度pea−8,2以下の酸量が実
質的にOである固体酸と液相で接触させることにより、
炭素数が2以上の側鎖基を有する芳香族炭化水素中の微
量のオレフィン類を完全に除去できるばかりでなく、芳
香族炭化水素の不均化反応・脱アルキル化反応・あるい
は分解反応などの副反応をほぼ完全に抑制できることを
見出した。
すなわら、一般式 で表わされる芳香族炭化水素中に含まれるオレフィン類
の除去には酸強度pKa −3,0より強い酸点を有す
る固体酸が有効であり、前記特許方法の要件である酸強
度pKa+3.3の酸量が10 ieq/ iQQg以
下であっても、pKa−3,0より強い酸点を有しない
固体酸ではオレフィン類の除去能力が極めて低下するこ
とを見出した。
一方、前記特許方法では好ましくないとされる酸強度p
Xa + 3.3の酸量が10 meq/100gをこ
える酸量をもつ白土などの固体酸であっても、酸強度p
Ka−8,2の酸量が実質的に0となっていれば、副反
応を起こすことなくオレフィン類を完全に除去できるこ
とを見出し、本発明を完成するに至った。
すなわち、本発明のオレフィン類の除去方法は、一般式 で表わされる芳香族炭化水素中に微量台まれるオレフィ
ン類を除去する方法において、該芳香族炭化水素を、酸
強度pKa−3,0より強い酸点を有し且つ酸強度pK
a−8,2以下の酸量が実質的に0である固体酸と液相
で接触させることを特徴とするオレフィン類の除去方法
である。
〔発明の詳細な説明〕
芳香族炭化水素 本発明の除去方法の対象となる微量のオレフィン類を含
有する芳香族炭化水素は、前記の一般式を満足するもの
であればよ(、例えば、エチルヘンゼン、キシレン類、
n−プロピルベンゼン、イソプロピルベンゼン、トリメ
チルヘンゼン、ジエチルベンゼン、メチルエチルベンゼ
ン、ジイソプロピルベンゼン、ブチルベンゼン、ドデシ
ルヘンゼン等が挙げられる。
オレフィン類 本発明の方法により除去されるオレフィン類は、例えば
、スチレン、メチルスチレン、α−メチルスチレン、β
−メチルスチレン、ジビニルベンゼン、ジイソプロペニ
ルベンゼン等の芳香族オレフィン類、ヘキセン、オクテ
ン、ノネン、ドデセン等の脂肪族オレフィン類、シクロ
ヘキセン、メチルシクロヘキセン等のシクロオレフィン
類等が4(げられる。
固体酸 本発明の除去方法に用いられる固体酸は、その酸強度が
pKa−3,0より強い酸点を有し、且つ酸強度pKa
−8,2以下の酸量が実質的に0のものである。例えば
、チタニア・アルミナ、アルミナ・ジルコニア、シリカ
・イツトリア、シリカ・ランタニア、チクニア・カドミ
ア、ジルコニア・カドミア、チクニア・酸化亜鉛−二元
酸化物、シリカ・酸化亜鉛−二元酸化物、チタニア・酸
化スズ−二元酸化物等が挙げられる。
また、酸強度pKa−8,2以下の強い酸点を持つ固体
酸、例えば、シリカ・アルミナ、活性白土等を例えば水
酸化ナトリウムやとリジンのような塩基で処理をして、
酸強度pKa −8,2以下の酸量を実質的に0とする
ように調製した固体酸も有効である。
酸強度pKa−3,0より強い酸点を有していない、例
えばシリカ・マグネシア等を使用した場合は、オレフィ
ン類の除去効率が非常に低いという問題がある。
また、酸強度pKa −8,2の酸ヱを有する、例えば
シリカ・アルミナ、シリカ・チタニア、チタニア・ジル
コニア、活性白土等を使用した場合は、オレフィン類の
除去効率は高いが、不均化反応・脱アルキル化反応・あ
るいは分解反応等の副反応が抑えられないという問題が
ある。
なお、固体1’i[の測定には、0.INのn−ブチル
アミン・ベンゼン溶液を滴定液とするBenes i法
を用いた。
反応条件 微量のオレフィン類を含む芳香族炭化水素と固体酸の接
触は、通常液相下で行なわれる。流れ方向は上から下へ
のダウンフロー、または下から上へのアップフローのい
ずれでもよい。
液空間速度は(LH31,l)は、通常0.1〜100
0hr−’、好ましくは0.2〜100hr−’である
。液空間速度が小さくなると、副反応が生じたり固体酸
の使用■が増加するという問題が起こる。また、大きく
なると、オレフィン類の除去能力が低下したり触媒層の
圧力損失(ΔP)が増加するという問題が起こる。
反応温度は、通常O〜300℃、好ましくは20〜20
0℃である。反応温度が低いとオレフィン類の除去能力
が低下し、また高いと副反応が生じる等の問題が起こる
反応圧力は、供給される芳香族炭化水素が反応温度で液
相を保てるならば、常圧、減圧、加圧のいずれでもよい
(実施例等〕 以下に触媒製造例、実施例、比較例を挙げて、更に詳述
する。
これらの例に記載のppmおよび%は、特に記載しない
限り重量基阜による。
触媒製造例−1 活性白土(口木活性白土(410−36)  1 kg
をしながら減圧下に加熱することで水を蒸発させ、Na
叶を活性白土上に含浸させた。さらに120℃で2時間
乾燥させて、N a 011処理−活性白土を得た。
この触媒の固体酸量は触媒100gに対してpKa=3
.0が18meq、 pKa  8.2がOmeqであ
った。
触媒製造例−2 シリカ・アルミナ(日揮化学11N−631L)  1
 kgを0、05 Nのピリジン水溶液1リツトル中に
投入したこと以外は触媒製造例−1と同様の操作を行な
い、ピリジン処理−シリカ・アルミナを得た。この触媒
の固体酸量は触媒100gに対してpKa −3,0が
20 meq、 pKa −8,2がQ meqであっ
た。
実施例−1 内径16.11mのステンレス製反応管に触媒調製例−
1の触媒40ccを充填した。この反応管を120℃に
保ち、これに芳香族炭化水素としてイソプロピルベンゼ
ン(オレフィン類としてα−メチルスチレン30〜50
ppm−ノネン200〜400ppm含有)を160c
c/hr 、反応圧カフ kg/cm”Gの条件で連続
的に供給した。イソプロピルベンゼンの供給後8時間目
のオレフィン類の除去率は100%であり、ベンゼン、
ジイソプロピルベンゼンの生成量はそれぞれlOppm
以下であった。
実施例−2 触媒調製例−2の触媒を使用したこと以外は実施例−1
と同様の操作を行なった。イソプロピルベンゼンの供給
後8時間目のオレフィン類の除去率は100%であり、
ベンゼン、ジイソプ口ピルベンゼンの生成は認められな
かった。
実施例−3 芳香族炭化水素としてBrインデックスが10のドデシ
ルベンゼンを使用したこと以外は実施例−1と同様の操
作を行なった。供給後8時間目の生成液のBrインデッ
クスは2であり、ベンゼンの生成は認められなかった。
実施例−4 芳香族炭化水素として、Brインデックスが20のジエ
チルベンゼンを使用したこと以外は実施例=1と同様の
操作を行なった。供給後8時間目の生成液のBrインデ
ックスは4であり、ベンゼンの生成は認められなかった
比較例−1 未処理の活性白土を使用したこと以外は実施例−1と同
様の操作を行なった。未処理の活性白土の固体酸量は活
性白土100grに対してpKa−3,0が40 me
q、 pKa −8,2が15meqであった。イソプ
ロピルベンゼンの供給後8時間目のオレフィン類の除去
率は100%であったが、ベンゼン、ジイソプロピルベ
ンゼンの生成量はそれぞれ、1290ppm、 210
0ppmであった。
比較例−2 塩基処理を行なわず500°Cで予め焼成したシリカア
ルミナを使用したこと以外は実施例−1と同様の操作を
行なった。このシリカアルミナの固体酸量は、シリカア
ルミナ100gに対して、pKa−8,2が40meq
であった。イソプロピルベンゼンの供給後8時間目のオ
レフィンの除去率は100%であったが、ベンゼン、ジ
イソプロピルベンゼンの生成量はそれぞれ3230pp
m、 6560ppmであった。
比較例−3 酸強度pKa−3,0の固体酸量が0であるシリカ・マ
グネシアを触媒として使用したこと以外は実施例−1と
同様の操作を行なった。イソプロピルベンゼンの供給後
8時間目のオレフィン類の除去率は実質的に0%であっ
た。ベンゼンとジイソプロピルベンゼンの生成は認めら
れなかった。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ 〔但し、l+m+n≧2〕 で表わされる芳香族炭化水素中に微量含有されるオレフ
    ィン類を除去する方法において、該芳香族炭化水素を酸
    強度pKa−3.0より強い酸点を有し且つpKa−8
    .2以下の酸量が実質的に0である固体酸と液相で接触
    させることを特徴とするオレフィン類の除去方法。
JP14471887A 1987-06-10 1987-06-10 オレフィン類の除去方法 Pending JPS63310837A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1996030321A1 (de) * 1995-03-31 1996-10-03 Süd-Chemie AG Verwendung von natursauren smektiten zur entfernung von olefinen aus aromaten oder aromatengemischen

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1996030321A1 (de) * 1995-03-31 1996-10-03 Süd-Chemie AG Verwendung von natursauren smektiten zur entfernung von olefinen aus aromaten oder aromatengemischen
US6166278A (en) * 1995-03-31 2000-12-26 Sud-Chemie A.G. Use of naturally acid smectites to remove olefins from aromatics or aromatic mixtures and processes therewith

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