JPS63308827A - プツシユスイツチ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、各種電子機器に使用されるブツシュスイッチ
に関するものである。

従来の技術 従来、この種のブツシュスイッチは、第７図に示すよう
な構成であった。同図において、１は固定端子２を植設
した端子板である。６は可動接点４を格納し摺動さすた
めの操作体であり、天面にハート形のカム溝６ａと後記
するコイルばね８を係止するためのばね止め部５ｂと操
作部６Ｃとを有している。６は前記端子板１と結合し操
作体５を摺動可能なように保持するためのケースで、後
記するストッパ７の線径よりも少し大きめの穴θａを上
面に有している。７は支持端７ａと可動端７ｂとから成
るストッパで、支持端７ａは前記ケースの穴６ａに遊貫
され、可動端７ｂは操作体６のカム溝Ｅ５１Ｌに当接し
ている。８は操作体６の復帰動作と前記ストッパ７の可
動端７ｂをカム溝５ａに付勢するためのコイルばねであ
る。

発明が解決しようとする問題点 しかしながら、上記のような構成では （１）ストッパ７のカム溝６ａへ付勢する荷重はコイル
ばね８の荷重の大小により変化し、特にコイルばね８の
荷重が大きい場合、ストッパ７の付勢荷重も大きくなる
ことで操作感触が悪くなる。

（２）ストッパ７はケース６の穴ｅ２Ｌに遊貫状態で保
持されているため、スイッチを組立てる際にケース６か
らストッパ了が脱落する危険性がある。

（３）ストッパ７の支持端７ａがスイッチの外部にはみ
出しているため、支持端７′＆に外力が加わった場合、
ケース６の穴６ａ又は、ストッパ了が変形しスイッチの
セルフロック動作に異常をきたす危険性がある。

（４１一般的に操作部５Ｃの形状別に数種類の操作体已
にそれぞれカム溝６＆が形成されているため、成形金型
が多数必要となり経済面で不利である。

という欠点を有していた。

本発明は、このような問題点を解決することを目的とし
たものである。

問題点を解決するための手段 この問題点を解決するために本発明は、線材より成る鍵
状に形成されたストッパと、略長方形の凹部の一辺のほ
ぼ中央上部に上部が前記ストッパの線径よりも狭く下部
が広い穴とを有した操作体と、前記操作体の長方形の凹
部の底部に配置されだストッパを付勢するための板ばね
と、内壁にハート形のカム溝を形成したハウジングから
構成されている。

作用 この構成により、以下の作用を得ることができる。

（１）ストッパの付勢専用の板ばねを用いたことで、コ
イルばねの荷重とは無関係に一定のストッパ付勢力が得
られ、動作感触に優れる。

（２）ストッパは板ばねの付勢力により操作体に係止さ
れるだめ、スイッチを組立てる際のストッパ脱落の危険
性がない。

（３）スイッチ内部にストッパが配置できることで外力
によるセルフロック動作の異常がない。

（４）　　ケースにハート形のカム溝が形成されている
ため、複数種類の操作体それぞれにカム溝が不要となり
、操作体間のカム溝精度のバラツギによるセルフロック
動作の異常がなく、金型コスト的にも安価なものにする
ことができる。

実施例 第１図は本発明のブツシュスイッチの一実施例による分
解斜視図、第２図は同側面図、第３図〜第ｅ図は同スト
ッパ部の詳細図を示す。第１図において、１１は固定端
子１２を植設した端子板、１３は可動接点１４を格納し
摺動さすための操作体で、上面に後記する板ばね１ｅを
収納でき、ストラフ１５０回動動作範囲より広い巾をも
つ略長方形の凹部１３１Ｌとその凹部１３１！Ｌの長手
操作方向の一辺のほぼ中央に、上部が後記するストッパ
１６０線径ｄよりも狭い（約０．Ｉ　Ｗａ）寸法人で下
部がストッパ１６が回動可能なように広がった寸法Ｂの
穴１３ｂを有し、この穴１３ｂの巾Ｃ（第３図）は穴１
３ｂ全体に一定の巾で後記するストッパ１６の線径ｄよ
りも大きく（約０．１　ｖｔｍ　）なっている。又、操
作部１３０の後方には後記するばね止め板１９を係止す
るための溝１３ｄ（第６図）を有している。１６は支持
端１５１Ｌと可動端１６ｂとから成る鍵状のストッパで
、支持端１ｆ５１Ｌは前記操作体１３の穴１３ｂに遊挿
され（第４図）、可動端１５ｂはケース１７のハート形
のカム溝１了ａに当接するよう操作体１３に組み込まれ
ている。１６は前記ストッパ１５の可動端１５ｂを後記
するカム溝１７＆に付勢するためのばね材から成る板ば
ねで、前記操作体１３の凹部ｊ３ａの底部に遊挿され（
第３図）、付勢部１６＆はストッパ１５を付勢し可動端
１５ｂがカム溝底面１７ｂに付勢されている（第６図）
。

１７は前記端子板１１と結合し、操作体１３を摺動可能
に収納するケースで、内壁上面にノ・−ト形のカム溝１
Ｔ＆（第６図）を有している。１８は操作体１３の復帰
動作を行うためのコイルばね、１つは前記コイルばね１
８を係止するためのばね止め板で、操作体１３の溝ｊ３
ｄで係止されている。２ｏ４−Ｉｌ、＠記構成より成る
スイッチユニットを電子機器に取υ付けるための取付板
で、スイッチユニットを固定するための爪２０１Ｌと、
ばね止め板１９の外形よりも大きい穴２０ｂ及び、スイ
ッチを機器に取り付けるための取付穴２００とを有して
いる。

第４図〜第６図を用いてストッパ部の詳細説明を行う。

第４図は操作体１３の凹部１３１Ｌに板ばね１６が収納
された状態において、ストッパ１６の支持端１６２Ｌを
操作体１３の穴ｊ３ｂに挿入する状態を示す。第６図は
操作体１３の穴１３ｂにストッパ１６の支持端１５１Ｌ
が遊挿され、ストッパ１５は板ばね１６の付勢部１６１
ＬによりＤ点に付勢力Ｗを受け、支点Ｅ、Ｆにより操作
体１３に係止されている状態を示す。第６図はスイッチ
完成状態を示すもので、板ばね１６の付勢部１６＆の付
勢力Ｗによってストッパ１６はケース１７のカム溝底面
１７ｂと上面のＧ点を付勢することになる。

発明の効果 以上のように本発明によれば、ストッパ制御専用の板ば
ねを設けたことで、操作ばねの荷重とは無関係に優れた
動作感触が得られ、又、操作体にストッパが予め係止で
きるために、スイッチを組み込む際のストッパの脱落が
防止でき、かつ、ストッパがスイッチに内蔵できるため
、外力によるストッパの変形・カム溝の破損が防止でき
、更には、高精度が要求され金型コスト的にも高価なカ
ム溝をケースに形成したことで、一般的に操作部の形状
別に数種類の成形金型を有する操作体にカム溝が不要と
なり、個々のカム溝の精度バラツキによるセルフロック
動作異常が防止でき、品質的にも経済的にもその実用的
効果は犬なるものがある。

【図面の簡単な説明】

第１図〜第ｅ図は本発明のブツシュスイッチの示す斜視
図、第４図〜第６図はストッパ部の詳細図、第７図は従
来のブツシュスイッチによる断面図である。 １１・・・・・・端子板、１２・・・・・・固定端子、
１３・・・・・・操作体、１５・・・・・・ストッパ、
１６・・・・・・板ばね、１７・・・・・・ケース、１
８・・・・・・コイルばね、１９・・・・・・発条止め
板、２０・・・・・・取付板。 代理人の氏名　弁理士　中　尾　敏　男　ほか１名第２
図 第３図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 線材より成る鍵状に形成されたストッパと、略長方形の
   凹部と、この凹部の一辺のほぼ中央上部に上部が前記ス
   トッパの線径よりも狭く下部が広い穴とを有した操作体
   と、前記操作体の長方形の凹部の底部に配置されたスト
   ッパを付勢するための板ばねと、内壁にハート形のカム
   溝を形成したハウジングとを有したプッシュスイッチ。