JPS6330814A - 焦点検出装置 - Google Patents

焦点検出装置

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JPS6330814A
JPS6330814A JP17462586A JP17462586A JPS6330814A JP S6330814 A JPS6330814 A JP S6330814A JP 17462586 A JP17462586 A JP 17462586A JP 17462586 A JP17462586 A JP 17462586A JP S6330814 A JPS6330814 A JP S6330814A
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JP
Japan
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lens
contrast
block
circuit
value
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JP17462586A
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Inventor
Masabumi Yamazaki
正文 山崎
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Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPS6330814A publication Critical patent/JPS6330814A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、焦点検出装置、詳しくは、異なる光路を通
過した2つの像の相対的すれ毒から、被写体までの距離
を検出するは焦点検出装置に関する。
[従来の技術] 異なる光路を通過した第1と第2の像の相関を検出する
焦点検出装置において、一方の像信号を複数のブロック
信号に分割し、各ブロック信号と他方の像信号を比較し
2つの像間隔を求める方法が特開昭59−126517
号公報により知られている。また、特開昭60−243
618号公報には、第1の受光手段を複数のブロックに
分割し、合焦時の第2の受光手段上の像と対応する像を
受光すべきブロックを優先させて第2の受光手段との出
力相関をとる手段と、この優先されたブロックを用いた
焦点検出が適当か否かを判定する手段とを有し、適当で
ないと判定されたときのみ他のブロックを用いて焦点検
出がなされることが開示されている。
[発明が解決しようとする問題点] しかし、前者の焦点検出装置の場合、それぞれのブロッ
クごとに相関演算を行なうので、構成が複雑で演算時間
が長くなる不都合がある。また、これを改善する後者の
装置においても、優先ブロックによる合焦検出が確実に
行なわれる確率は必ずしも高くなく、優先ブロックによ
る検出が不可能なとき、前者の装置に較べて特に大きな
改善効果は望めない。
このように、相関演算の結果、合焦検出が不可能となる
原因としては、■彼等体のコントラストが低すぎる、■
一方の光電変換素子列を他方の光電変換素子列に対して
ずらす量が像のずれ計に対して小さい、などが考えられ
る この発明の目的は、まず、これらの原因を除去した上で
、2つの像の相対位置関係を検出しようとするものであ
る。
[問題点を解決するための手段および作用]この発明の
焦点検出装置は、光電変換素子列よりレンズ固有の最大
ずれ量に相当する画素数Nを差し引き、残りの光電変換
素子列の中から合焦検出に適当なブロックを検出したの
ち、このブロックと他方の光電変換素子列の相対的ずれ
量を検出することにより、より確実に1回の相関演算で
合焦検出を行なう。また相対的ずらし量はレンズ固有の
最大ずれ量だけ行ない、短時間に効率良く合焦検出を可
能とする。
〔実 施 例] 以下、この発明の実施例を図面を用いて説明する。なお
、この発明の使用される光学系については周知であり、
原理的な構成は第17図に示すようになっている。
この第17図に示す光学系を簡単に説明すると、撮影レ
ンズ11の後方の予定焦点面12或いはこの面からさら
に後方の位置に瞳投影レンズ13を有し、さらにその後
方に瞳分割レンズ14.15を有し、各瞳分割レンズ1
4.15の結像面には、例えば、CCD (電荷結合素
子)16を受光素子として有するラインセンサ17.1
8を配しである。各ラインセンサ17.18上の像は、
ピントを合わすべき物体の像が予定焦点面12より前方
に結像する、いわゆる前ピンの場合、互いに光軸19の
方に近づき、反対に後ビンの場合、それぞれ光軸19か
ら遠くなる。ピントが合った場合、2つの像の互いに対
応し合う2点間の間隔は、光学系の構成から定められる
特定の距離となる。従って、ラインセンサ17.18上
の2つの像の光分布パターンを電気信号に変換して、そ
れらの相対的位置関係を求めることによって焦点状態を
知ることができる。
第1図はの発明の一実施例を示す焦点検出装置の概略ブ
ロック図である。
第1図において、瞳分割レンズ14を通過した被写体像
はCCD16の第1のラインセンサ17に、瞳分割レン
ズ15を通過した被写体像はCCD16の第2のライン
センサ18に結像される。
CCD制御部21はCCD駆動回路とAD変換器22の
タイミングを制御する回路よりなる。φ1゜φ2はCC
D16の転送りロック、MOSはCCD16の各画素の
積分時間をよ決めるだめのモニタ用受光素子の積分出力
信号である。bxos出力がCCD制御部21で設定さ
れた積分電圧に達するとCCD制御部21よりCCD1
6にOFG信号を出力する。これによりCCD16は積
分を終了する。OFGはCCD16の受光部の積分制御
信号となる。φアはCCD16の受光部で発生した電荷
をCCD16の転送ラインに転送する信号、SRはCC
D16の出力信号をAD変換が終了するま゛で一時的に
保持する信号である。O8はCCD16の出力信号、R
DYはAD変換が終了したことをCPU (中央処理装
置)23に知らせる信号である。CPU23はこのRD
Y信号を受けた後、AD変換データをCPU23の内部
のメモリにストアする。φ0はすべてのシーケンスの基
準となる信号である。撮影レンズ鏡筒24内のレンズR
OM (リードオンリーメモリ)25にはレンズのFナ
ンバーや、像のずれ口からレンズのデフォーカス量を求
めるための変換係数など、焦点検出に必要なデータが予
め記憶されている。INTAは撮影レンズの駆動位置が
無限遠の終端位置に達したことを検知するための信号で
ある。INTBはレンズの駆動位置が最至近の終端位置
に達したことを検知するための信号である。信号INT
A、INTBはCPU23の割り込み入力端子に接続さ
れている。CPU23はソフト的に割り込みの禁止解除
が可能で、割り込み禁止状態では割り込みがかからない
が割り込みが解除されると、信号INTA、あるいはI
NTBが入力されたときCPU23は無条件に信号IN
TA、あるいはINTBを受は付け、その後の処理ルー
チンに分岐するようになっている。CPU23には合焦
表示用のLED (発光ダイオード)26、警告表示用
のLED27が接続されている。また、像の相対間隔よ
り、デフォーカス量を演算し、それに基づいて撮影レン
ズを駆動するに当たり、レンズの移動量をCPU23に
フィードバックする必要があるが、レンズの移動量とし
てレンズ駆動用モータ33の回転数で代用するのが一般
的であり、LED2111. フォトダイオード29は
このためのものである。つまり、レンズ駆動回路32が
駆動し、モータ33が回転すると、レンズ鏡筒の回転部
材に等間隔に設けられたスリット31が回転し、同スリ
ット31の通路を挟んで回転検出用のLED28とフォ
トダイオード29を対向配置してなるフォトインタラプ
タ30がスリット31をカウントする。CPU23はス
リット31のカウント数をメモリにストアし、所定量に
達したとき、モータ33の回転をストップする。さらに
CPU23にはオ゛−トフォーカス動作のためのAFス
イッチ34が接続されている。
次に、第8図以下に示すフローチャートをもとにこの発
明の詳細な説明していく。電源が投入されると、CPU
23は焦点検出動作を開始(AFスタート)するために
、I10ポートや内部レジスタ、フラグ等の初期設定の
ためイニシャライズする。このイニシャライズ時には後
述するフラグFLG4が0に設定される。次にAFスイ
ッチ34がオンすると、焦点検出動作に入るが、AFス
イッチ34がオフのときはCPU23内のタイマを作動
させ、次に合焦表示用LED26.警告表示用LED2
7等の表示をオフしたりレンズ駆動用モータ33をスト
ップさせるためのイニシャライズを行なった後、後述の
フラグFLG6を0に設定して再びAFスイッチ34の
オン、オフの判定ルーチンに戻る。AFスイッチ34が
オンのときは、サブルーチンAFALGに移る。サブル
ーチンAFALGは主にラインセンサ17,18上の2
つの像の間隔により物体までの距離を求めるためのもの
である。
このサブルーチンAFALGにつき説明すると、第9図
に示すように、まず、ラインセンサ17゜18のほぼ全
領域の画素を用いてコントラストの検出を行なう。いま
、ラインセンサ17,1gの画素数をそれぞれ64個と
し、第1のラインセンサ17の画素出力を順にa、、a
2.・・・・・・a64、第2のラインセンサ18の画
素出力を順にb t 。
b  ・・・・・・b64とすると、ラインセンサ17
のコ2 ′ ントラスト関数を CA=に;。IaN−3k −a++3(k+1)l 
 °−=−(i)で表わし、ラインセンサ18のコント
ラスト関数をCB=、!f。Ib1+3k −a++3
(k+i)I   °−−−−−(2)で表わす。そし
て、上記コントラスト関数CA。
CBが所定レベルε0より大きいときは、合焦検出可能
であるので次にレンズ固有の最大シフト値を入力する。
ここで、以下のフローを説明する前に、まず、この実施
例に用いる像位相差法における演算原理を説明する。
第2図において、撮影レンズ11の予定焦点面12から
CCD16の受光面までの像位相差量をΔ、デフォーカ
ス全をDとし、ラインセンサ17゜18の各画素間のセ
ンサーピッチをp、(!4!位相差に相当する画素数を
N1検出光束のFナンバーをFw、投影光学系13A(
第17図中の瞳投影レンズ13、瞳分割レンズ14.1
5を含む光学系に相当)の倍率をδとすると、デフォー
カスff1Dで表わされる。なお、第2図中、20は検
出光束の重心を示す。実際は投影倍率が像位置により変
化するので厳密には正しくないが、概略では上記(3)
式のようになる。ここで、像位相差に相当するラインセ
ンサ17.18の画素数Nの最大値はレンズの焦点距離
、最短撮影距離により決まるレンズ固有の値となる。実
際はレンズの距離環が(1)に合っているときで最短撮
影距離に物体があるとき、Nは正の最大となり、レンズ
の距離環が最短撮影距離に合っているときて無限遠の距
離に物体があるときにNは負の最小値となる。レンズ固
有の最大シフト値とはこのNの最大、最小のことである
次に、ラインセンサ17,18の画素列をtM5Aのブ
ロックに分割し、各ブロックごとのコントラストを求め
る。具体的には、第3図に示すように64個よりなる画
素列を10個のブロックに分割する。そして、 CA(n)=に!。la++sk+5n−aj+3(k
+4)+5nl ”””(4)Ca(n)=Σlb1+
3に+5n −b1+3(k+1 )+5n l ””
”(5’に−。
(但し、n−0,1,2,・・・・・・、9)によりラ
インセンサ17,18のコントラストを求める。いま、
前述したレンズ固有のシフト値を簡単に±5x(xは整
数)とすると、このときブロックNoが0〜9−xの中
で最小コントラストのブロックを探す。または合焦検出
に可能な所定以上のコントラストのブロックを用いても
よい。
このようにして得られた第1のラインセンサ17におけ
る最大のコントラストのブロックをα、第2のラインセ
ンサ18のそれをβとする。このようにすることにより
、αを参照画素列として第2のラインセンサ18の画素
列をシフトしながら像の一致を検出しても、βを参照画
素列して第1のラインセンサ17の画素列をシフトしな
がら像の一致を検出しても、必要最小限のシフト回数で
像の一致点を捜すことが可能となる。次に相関演算につ
いて述べる。第1ラインセンサ17の画素列を参照画素
列としたときの相関出力は、・・・・・・・・・(6) ここで、0≦X≦4ではS−O〜5x、x≧5ではS=
0〜45−5αとする。望遠レンズあるいはマクロレン
ズでは最大シフト値が大きく、100を越えるものもあ
る。このような場合、以上述べた方法は適用できないの
で、X≧5においてはX −5としてブロックNo、0
〜5の中から最大コントラストのブロックを検出し、シ
フト範囲Sは最大検出できるように、すなわち、SはO
から最大n+S−1,9+5α+S≦64を満たすよう
に、すなわち、S−0〜45−5αとする。同様にして
、第2のラインセンサ18の画素列を参照画素列としこ
こで、0≦X≦4ではS−0〜5x。
X≧5ではS −0〜45−5βとする。
以上述べたブロックNo、0〜9−xの中では所定以上
のコントラストのブロックを検出できないことがある。
例えば、背景の明るさが均一でスリット上の被写体像が
10−x、11−x・・・・・・、9のブロックの中に
結像している場合、合焦検出不能になる。これを避ける
ため、0〜9−xのブロックの中の最大コントラストを
示すブロックのコントラストが所定以下のとき、次にブ
ロックNo。
X〜9の中で最大のコントラストのブロックを探す。こ
のとき、第1のラインセンサ17の画素列の最大コント
ラストのブロックNOをγ、第2のラインセンサ18の
画素列のそれをηとすると、ここで、0≦X≦4では5
=−0〜−5XX≧5ではs−0〜−(19+57) ・・・・・・・・・(9) ここでQSX≦4ではS−0〜−5X X≧5ではS=0〜−(19+577)で表わされる。
次に相関演算の規格化を行なったのち、合焦可能である
か否かの判定を行なう。(Xま、第1のラインセンサ1
7の画素列の最大コントラストのブロックをα、第2の
ラインセンサ18の画素列の最大コントラストのプロ・
ツクをβとするとき、次の4つのコントラストを演算す
る。
C2=  Σ lan  ”n+4 l   ・・・−
・・・・411)n−5α ここて、下記(14)〜(17)式のいずれかが成り立
つとき合焦可能とする。
F  (S) 、  FB(S)の中で最小値がFA(
N1、)のとき FA (Mt )/C1−)−FA (Ml −1) 
/C2≦1+k・・・・・(14)FA(Ml )/C
2+ FA(M1+1 ) /C1≦1+k・・・・・
・(15)F  (S)、FB(S)の中で最小値がF
B (Ml)のときは、 FB(Ml )/C3+FB(Mt −1)/C4≦1
+k・・・・・・(16)ここで、kは1に比べて十分
小さな定数である。
C+CC+Cであるので、C2− 12’34 C1,C4−C5として計算してもよい。
次に、F(M)又はFB (Mt )の次に小さな相関
出力について同様の規格化を行なう。いまこれをF(M
)又はFB (M2)とするとき、上記(14)式〜(
17)式と同様な関係が成り立つとき距離を異にする合
焦可能点が複数あることになる。これは第4図に示すよ
うな画素列方向に周期性のある被写体で発生する。
第4図はこれを分かりやすく説明するだめの図である。
第1.第2のラインセンサ17,18の画素列は実際に
は1列に並んでいるのであるが、説明をわかりやすくす
るために対応する画素が上下に並ぶように図示しである
。第2のラインセンサ18の画素列の図示しである参照
部を用いて相関演算を行なった後規格化すると、距離の
異なる最大4ケ所の合焦可能点が得られることになる。
このようなときは、後で詳しく述べる方法で、レンズを
駆動しながら最大コントラストの点を検出した後、最終
的に相関演算を行ない合焦検出する。
F  (S) 、  FB(S)の最小値によって合焦
検出不能となり、次に小さいF  (S)又はFB(S
)により合焦検出可能となるケースがある。例えば、第
5図において相関出力F (S)の最小値により求めら
れたずれ量S1は正しくなく、次に相関出力に小さい値
によって求められたずれ、in S 2が正しい値のケ
ースがある。この点は後で詳しく説明する。これは第5
図に示すように、連続してF (S)が等しいシフトU
S1.S2の中間に合焦点かあるような場合に特に発生
し易い。
Sl〉S2の間に合焦点があるとして、第1゜第2のラ
インセンサー7.18の出力の相対関係を示したのが第
6図である(第2のラインセンサ18の画素列をシフト
)。第6図から明らかなように、第1のラインセンサー
7を挟んで第2のラインセンサー8を81シフトしたと
きの)口開出力F(S)と82シフトしたときの相関出
力F(S2)が等しいときF (S)の最小値が最も大
きくなることがわかる。
したがって、このようなとき、披写体像の態様によって
は本来、合焦点と無関係なシフト量に対する相関出力よ
り大きくなることがある。なお、F (S)の最小値が
合焦点に相応した相関出力であるか否かは(14)式〜
(17)式に示すような規格化によりほぼ確実に判別可
能となる。F (S)の最小値の次に小さいF (S)
により合焦可能なときはこれに基づくずれ量により合焦
駆動する。いま合焦可能点が1個のとき、次にフラグF
LG2に0をストアする。フラグFLG2はコントラス
ト最大検出駆動が終了か否かを検出するためのフラグで
、FLG2−0は未終了を意味する。次にデフォーカス
ff1Dの算出を行なう。いまF (M)を規格化した
値が合焦可能となったとすると、第7図(A)。
(B)に示すようにデフォーカスfitDは■ F(M
−1)≧F(M+1)のとき■ F (M−1)<F 
(M+1)のときここで、F (M)が前記(8) 、
  (9)式により得られたときは後ビン、F (M)
が前記(7)、(ll)式により得られたときは前ピン
となる。次に、デフォーカスHDに相当するフィルム面
の錯乱円が許容値内かを検出する。実際には、ID1≦
ε2のとき、許容値内であるとし、次に撮影レンズが駆
動中であるか否かを判別する。ここでは後で説明する相
関演算駆動中であるか否かを判別する。駆動中のときは
ID1≦ε2の判別結果は信頼できないので、次にレン
ズをストップした後合焦表示オフにし、再コントラスト
検出よりスタートする。レンズが駆動中でないときは警
告表示をオフし、次に合焦表示をオンした後、再コント
ラスト検出より合焦検出動作を繰り返す。いまID+≦
ε でないときは、デフォーカス量りに相当した値だけ
レンズを駆動する。この場合、CPU23はレンズRO
M25よりレンズ固有の係数Kを入力し、前述したフォ
トインクラブタ3oのカウント数N′がN’ −KDに
なったとき撮影レンズをストップし合焦表示をオフにし
た後、再び合焦検出動作を合焦するまで行なう。
次にコントラスト最大検出駆動について述べる。
合焦可能点が2以上のときは周期性のある被写体である
可能性が高いので、コントラストが最大となる位置まで
レンズを駆動した後に、デフォーカス量の演算を行なう
。これをコントラスト最大検出駆動とする。いま合焦可
能点が2以上のとき次にフラグFLG2がOであるか否
かを検知する。
FLG2はコントラスト最大検出駆動が終了したか否か
を判定するフラグで、FLG2−1で終了となる。これ
は周期性のある被写体に対して繰り返しコントラスト最
大検出駆動を行なうのを防止するためのフラグである。
いまFLG2−0のとき、次にフラグFLG3を0にす
る。フラグFLG3はコントラスト最大検出駆動におけ
る駆動開始時のレンズの回転方向を決めるフラグである
このあとフラグFLG4を1にする。フラグFLG4は
コントラスト最大検出駆動か相関演算駆動かを区別する
ためのフラグである。相関演算駆動については後述する
。レンズが無限遠又は最至近の終端を検知したときのフ
ローで重要なフラグである。いまFLG4−1にし、レ
ンズを終端に達した場合これによりコントラスト駆動中
にレンズ終端に達したことを検知し、相関演算駆動中の
レンズ終端検知と区別する、レンズ終端検知のフローに
ついては後述する。次にコントラスト最大検出駆動のサ
ブルーチンAFDRIVIに分岐する。
サブルーチンAFDRIVIにおいては、第10図に示
すようにまず、レンズの移動方向を検知する。FLG3
−0のときレンズは無限遠位置側に駆動される。次に前
記(1)式(2)式によりコントラストCA 、  C
Bが検出される。
次に再び同様にコントラスト検出がなされる。
コントラスト検出は詳しくはCCDの積分がAD変換の
動作を経るので、コントラスト検出(cl)とコントラ
スト検出(C2)の間には所定の時間がある。積分時間
はばらつくので、コントラスト検出の時間的な周期を一
定にするため、タイマを動作させてもよい。レンズは駆
動中であるのでコントラスト(C)、  (C2)は変
化する。いま(C)≦(C2)のときコントラストは等
しいか高くなる方向にレンズを駆動しているので、さら
に同じ方向にレンズを駆動すればコントラストの最大点
を検出することが期待できる。ここで、C1,C2はコ
ントラスト値を記憶するメモリの番地とし、(C)、 
(C2)はそれぞれのメモりの値であるとする。次に0
1にC2の内容を転送した後、初めに戻る。いま(C)
>(C2)■ のとき次に01にC2の内容を転送した後、コントラス
ト検出を行ない、再び(C)と(C2)■ を比較し、(C’)≦(C2)のときはコントラストは
高くなっているのでレンズは同じ方向に駆動のままとす
る。このように2回コントラストの女化を検出するのは
ノイズ等による誤動作を防止するためである。いま再び
(C)〉(C2)のときは2回続けてコントラストが減
少しているので次にFLG3−1か否かを判別する。F
LG3−〇のときはFLG3−1にした後、始めに戻る
次にレンズは最至近側にレンズを駆動しながら同様、コ
ントラストの比較を行なう。2回連続してコントラスト
が減少するとき再びFLG3−1か否かを判別する。こ
んどはFLG3−1であるのでFLG2−1にしたのち
サブルーチンより復帰する。
前述したように、FLG2−1にすることにより次の相
関演算において再びコントラスト最大検出駆動が行なわ
れるのを防止する。サブルーチンAFDRIVIから復
帰すると、第9図に示すサブルーチンAFALGのフロ
ーに戻り、次にフラグFLG4をOにしたのち、合焦表
示をオフにし初めに戻る。次に合焦可能≧2となると、
FLG2−1であるので、合焦可能となったずれur 
M 1゜M2のうち小さい方を選択し、前記(18)、
  (19)式によりデフォーカスmDを演算する。こ
こでMl。
M2のうち小さい方を選ぶ理由は、コントラスト最大検
出駆動によりずれ量は小さく、かなり合焦点まで近づい
ていると考えられるからである。いま合焦不可能のとき
、次に合焦表示をオフにした後、フラグFLGIを1に
する。フラグFLGIは相関演算駆動におけるレンズの
移動方向を決めるフラグてFLGI−1で無限遠位置側
に駆動される。
以上でサブルーチンAFALGのフローの説明を終る。
次にサブルーチンAFALGにおいて合焦不能となり、
サブ−チンAFALGから第8図に示すメインルーチン
へリターンすると、次にサブルーチンAFDRI V2
に分岐する。サブルーチンAFDRIV2は相関演算駆
動のサブルーチンで、撮影レンズを駆動しながらコント
ラスト最大値の検出を行なうと同時に、ずれ方式による
相関演算も行なう。次にサブルーチンAFDRIV2に
ついて説明する。第11図に示すようにまず、フラグF
LGIが1であるか否かを検出する。いまフラグFLG
Iは1であるので、次に撮影レンズを無限遠位置側に駆
動する。以後撮影レンズは無限遠に駆動のままとする。
次に前記(1) 、  (2)式のコントラスト検出を
行ない、コントラストが所定値ε0以上か否かを検出す
る。いまコントラストがC0より小さいときコントラス
トがε0以上になるまでコントラスト検出を繰り返す。
いま、コントラスト(C1)がC0より大きいときは前
述したAFALGのサブルーチンに分岐し、相関演算を
行なう。合焦可能点が得られず、AFALGのサブルー
チンからリターンすると、次にコントラスト検出(C2
)を行な1次に(C1)≦(C2)のときコントラスト
は増大する方向にあるので、レンズは無限遠位置側に駆
動のままとする。次にメモリCに(C2)をストアした
のち■ 再びコントラストの検出を行なう。いま(C1)〉(C
2)のとき、コントラストは小さくなる方向にある。こ
のとき、C1に(C2)をストアしたのちコントラスト
検出(C2)を行ない、続けて(C)>(C2)のとき
、間違いなくコント■ ラストは小さくなりつつあると判断する。このとき撮影
レンズはコントラスト最大付近に駆動されているのでレ
ンズ駆動をストップし、最終的にAFALGのサブルー
チンで相関演算を行ない粘度良く合焦検出する。いま2
回目のコントラスト比較において、(C)≦(C2)の
とき前回のコントラスト検出の結果はノイズ等による誤
りだったとしてレンズは駆動したまま、同様のコントラ
スト検出を行なう。FLGI−0のときはレンズを最近
至近側に駆動しながら同様のプログラムを実行する。以
上のように撮影レンズを駆動しながらコントラストのピ
ーク検出とずれ量の相関演算を交互に行なうことにより
低コントラスト肢写体に対しては検出能力の弱いコント
ラスト検出方式を位相差方式の検出により補い、一方、
位相差方式により検出しきれないデフ十−カス範囲の望
遠レンズ等に対しレンズを駆動しながらコントラスト最
大を検出することにより合焦性能を高めている。なお、
周期性の被写体に対してはコントラスト方式に比べ位相
差方式に検出能力が劣るが、この対策については前述し
た通りである。
次にレンズが無限遠又は最至近の駆動終端を検知したと
きのフローAFEDGについて第12図を参照しながら
説明する。レンズ側にはレンズが無限遠の終端又は最至
近の終端に達したことを検知する部材(図示されず)が
内蔵されており、無限遠終端検知信号INTA(第1図
参照)に、最至近終端検知信号INTBはCPU23の
割り込み入力端に接続されているので、まず、いずれか
の終端が検知されると、次にAFALGのサブルーチン
に分岐し、前述した相関演算が行なわれる。
合焦不能のときはサブルーチンAFALGよりリターン
し、次に無限遠終端か最至近終端かを検知する。いま無
限遠終端検知のレンズ終端検知用のフラグFLG5を1
にし、最至近終端検知のときはフラグFLG5を0にす
る。次にフラグFLG4が1か否かを判別する。FLG
4−0のときは相関演算駆動であるので、次にFLG5
が1か否かを判別する。無限遠終端検知のときは、FL
G5−1であるので次にフラグFLG6が1であるか否
かを判別する。フラグFLG6はAFスイッチ34がオ
フ時にOに設定されレンズ終端検知用サブルーチンAF
EDGを1回通過した後に1に設定される。FLG6−
1のときはレンズが一度最至近の終端を検知済であるこ
とを表わすので、測距枠内の被写体を変更しないと合焦
検出が難かしいとして警告表示をオンする。FLG6−
0のときはFLGI−0にしたのちFLG6を1にしA
FDRIV2のサブルーチンに分岐する。次にサブルー
チンAFDRI V2ではFLGI−0であるので、レ
ンズを最至近側に向けて相関演算駆動することになる。
いま、FLG5−0のときはレンズは最至近の終端検知
である。FLG6■1が否かを判別し、FLG6−1の
ときはレンズは1度無限遠の終端検知済であるので、前
述したのと同様の理由により警告表示したのちFLGI
−1、FLG6−1にしサブルーチンAFDRIV2に
分岐する。FLGI−1によりこんどはレンズは無限遠
位置側に向けて駆動される。FLG6=0のときはまだ
無限遠の終端検知は終了していないので、警告表示は行
なわれずFLGI−1゜FLG6−’1にしたのちにサ
ブルーチンAFDRIV2に分岐する。いまこのレンズ
終端検知用サブルーチンAFEDGの初めのフローにお
いて、FLG4−1のときコントラスト最大検出フロー
に分岐する。次にFLG5−1か否かを判別する。
FLG5−1のとき無限遠終端検知である。次にFLG
6−1であるか否かを判別する。FLG6−1のとき1
度レンズの最至近を検知済であるので次にフラグFLG
2を1にする。FLG2−1でコントラスト検出駆動は
終了となる(サブルーチンAFALGの説明参照)。
いま、FLG5−1.FLG6−0のとき次にFLG2
−0にし、コントラスト検出駆動可能にする。次にFL
G3−1にすることにより、コントラスト検出駆動にお
いてレンズを最至近側に駆動するよう指定する。次にA
FALGのサブルーチンに分岐する。サブルーチンAF
ALGにおいて合焦不能となり同サブルーチンAFAL
Gよりリターンすると、次に警告表示をオンしたのちフ
ラグFLGIを1にする。フラグFLGIを1にするの
は、次の相関演算駆動において無条件にレンズを無限遠
位置側に駆動するためである。いま終端検知用のサブル
ーチンAFEDGのフローにおいて、FLG4−1.F
LG5−0のときレンズは最至近の終端検知であるので
次にFLG6−1であるか否かを判別する。FLG6−
1のときレンズはは既に無限遠終端検知済であるので、
JJII距枠の像を変えないと合焦不能なことを示すの
で、これ以上コントラスト最大検出駆動は行なわないた
め、フラグFLG2を1にする。FLG6−0のときは
FLG2−0にしコントラスト最大検出可能にしFLG
3−0でレンズの無限遠位置側に駆動するようにする。
次に、この発明の他の実施例を説明する。
第13図は、他の実施例を示す電気回路のブロック図で
ある。CCDドライバ51はCCD16の駆動回路と、
AD変換器52のタイミングを調整し、CCD16が1
画素出力するごとにAD変換を実行する回路と、AD変
換終了に合わせてメモリ53に記憶させるタイミング回
路とよりなる。
コントラスト検出回路54は、前記(1) 、 (2)
式によりコントラストの演算を実行する回路、判別回路
55はコントラストが所定以上か否かを判別する回路で
ある。相関演算駆動回路56はコントラストが所定値よ
り低いとき、または後述する規格化回路58の出力の結
果、合焦不能とill別されたときレンズを所定方向に
駆動しながら、位1目?−検出方式による相関演算とコ
ントラスト最大検出を交互に実行させる回路である。ま
た相関演算回路57は前記(6)〜(9)式の演算を実
行する回路、規格化回路58は前記(I4)〜(I7)
式のfjr算を実行する回路である。さらに、判別回路
59は規格化回路58の出力の結果、合焦化可能か否か
を判別する回路、判別回路60は合焦可能点が1つか2
つ以上かを判別する回路、コントラスト最大検出駆動回
路61は、レンズを駆動しながらコントラスト最大とな
る駆動位置を検出するための回路、駆動量演算回路62
はレンズROM63からのレンズ固有の定数および相関
演算の結果よりレンズの駆動量を演算する回路、比較回
路64はレンズ駆動回路65により駆動するモータ66
の回転数に相応したパルスを出力するフォトインタラプ
タ67のパルス数と前記レンズの駆動量とが所定の関係
になったとき、レンズ駆動をストップさせるための回路
である。
次に、上記第13図に示す実施例装置の動作を説明する
。撮影者が図示しないAF開始用スイッチをオンにする
と所定時間ごとにCCD16の出力をAD変換しメモリ
53にメモリする。ラインセンサ17,18の画素出力
がメモリされると、次にコントラスト検出回路54にて
像のコントラストが検出される。このコントラストは判
定回路55においてコントラストが合焦検出に可能な値
であるか否かの判定がなされ、合焦検出に可能な値であ
れば、次に相関演算回路57において演算がなされ、規
格化回路58で相関出力が規格化される。規格化出力は
判別回路59において、前記相関出力の値が確かに被写
体までの距離に相応した値であるか否かが判別される。
次に判別回路60において、合焦可能点が複数存在しな
いかを検出する。前述したように位相差検出法において
は、周期性の被写体に対し合焦可能点が複数存在するこ
とがあるので、いま判別の結果、合焦可能点は1つであ
ったとすると、次に、相関演算回路57で求まった2つ
の像のずれ量及びレンズ固有の定数より合焦させるに必
要なデフォーカス量が求まる。比較回路64は前記駆動
量演算回路62の出力とフォトインタラプタ67の出力
とが一致するまでレンズ駆動回路65に信号を送りレン
ズを駆動する。次に、判別回路60において、合焦可能
点が2つ以上発生したときは、コントラスト最大検出駆
動回路61にてコントラストが最大となる位置まで撮影
レンズを駆動した後、相関演算回路57にて相関演算を
実行する。次も合焦可能点が2つ発生する可能性が高い
が、このときコントラスト最大検出駆動回路61より判
別回路60に信号を送り、物体までの距離が最短となる
相関出力に基づきレンズを駆動する。次に判別回路55
によりコントラストが所定値以下と判別したとき、ある
いは判別回路59により合焦不能と判別した  ′とき
は相関演算駆動回路56を作動させる。相関演算駆動回
路56はレンズ駆動中にコントラスト最大検出と相関演
算を交互に行ない、コントラスト最大検出がなされるか
あるいは相関演算の結果合焦可能となったときレンズ駆
動をストップさせ、最終的に相関演算を行ない、物体ま
での距離を求める。
第14図は上記第13図の相関演算回路57を細かくブ
ロック化した図である。レンズROM63よりレンズ固
有の最大シフト値が入力されると、ブロック判別回路7
1ではCCD16の2つのラインセンサ17,18のう
ちの一方のラインセンサの端部よりレンズ固有の最大シ
フト値に相当する画素だけ差し引いた画素列を複数のブ
ロックに分割する。ブロック判別回路71の指令でメモ
リ53からはブロックごとにコントラスト検出回路72
に順次画素出力を転送し、コントラストが演算される。
コントラストが判別回路73で所定以上であると判別さ
れれば、優先的に転送されたブロックの画素出力はゲー
ト回路74を通じてメモリ75にストアされる。次にコ
ントラスト検出に使用さ作た一方のラインセンサではな
い他方のラインセンサの画素列をメモリ75の画素列に
対し相対的にずらすことにより像の一致する点をずれ量
線算回路76にて検出する。像の一致するまでのずらし
量が2つの像のずれ量となる。
第15図は、上記相関演算回路57の他の具体的なブロ
ック図である。この相関演算回路57Aに、レンズRO
M63よりレンズ固有の最大シフト値が入力されると、
ブロック判別回路71ては2つのラインセンサのうちの
一方のラインセンサの端部よりレンズ固有の最大シフト
値に相当する画素だけ差し引いた画素列を複数のプロ・
ツクに分割する。ブロック判別回路71の指令でメモリ
53からはブロックごとにコントラスト検出回路72に
順次画素出力を転送されコントラストが演算される。メ
モリ78には初期に0が設定されコントラスト検出回路
72で演算されたコントラスト値とメモリ78の内容が
比較回路79で比較される。この比較結果、前記コント
ラスト値がメモリ78の値に比べて大きいときゲート回
路77が開き、メモリ78にはコントラスト検出回路7
2の値がストアさ−れると同時に、メモリ75にはその
ときのブロックの画素出力がゲート回路80を通じてス
トアされる。以上をメモリ53のすべてのブロックの転
送が終了するまで行なうことにより、メモリ75には最
大コントラストのブロックの画素出力が転送される。次
に、コントラスト検出に使用された一方のラインセンサ
でない他方のラインランサの画素列をメモリ75の画素
列に対し相対的にずらすことにより像の一致する点をず
れ量線算回路76にて検出する。像の一致するまでのず
らし量が2つの像のずれ量となる。なお、第14図、第
15図においては、ラインセンサの画素列の端部よりレ
ンズ固有の最大シフト値に相当する画素だけ差し引いた
残りの画素列を1夏数のブロックに分けたが、予め全画
素を複数のブロックに分け、レンズ固有の最大シフト値
に応じて有効にブロックを選択してもよい。
第16図は上記第13図に示す焦点検出装置などに用い
られて、レンズが無限遠の終端位置又は至近終端位置に
達したときにこれを検出するレンズ終端位置検出装置の
ブロック図である。焦点検出口路84は前述したように
、画像情報のAD変換、コントラスト演算、相関演算な
どを行なって最終的にレンズの駆動量を求め、合焦信号
を出力するための回路である。焦点検出動作を開始する
とAFスイッチ83が閉じ、焦点検出回路84は作動を
開始するとともに、パルス発生回路85はオアゲート8
6を通じてラッチ回路87.ラッチ回路88のリセット
入力端子に正の1パルスを与え、ラッチ回路87.ラッ
チ回路88の出力を“L”レベルにリセットする。レン
ズ鏡筒24に組み込まれたスイッチ89はレンズが無限
遠の終端に達したとき閉じる復帰型のスイッチであり、
スイッチ90はレンズが至近の終端に達したとき閉じら
れる復帰型のスイッチである。スイッチ89が閉じると
ラッチ回路87はスイッチ89が閉じたことを記憶保持
し、ラッチ回路87の出力をH″にする。またスイッチ
90が閉じると、ラッチ回路88はスイッチ90が閉じ
たことを記憶保持し、ラッチ回路88の出力をH”にす
る。
4入力のナントゲート91はラッチ回路87の出内端、
ラッチ回路88の出力端、スイッチ83および非合焦時
に“H”となる焦点検出回路84の非合焦信号端子に接
続される。パルス発生回路92はナントゲート91の出
力が“L”から“H”に転じたとき出力に1パルスを発
生する回路で、オアゲート86を通じてラッチ回路87
、ラッチ回路88のリセット端子に接続される。
次にこの装置の動作を説明する。いま焦点動作開始のた
めのAFスイッチ83を閉じると、パルス発生回路85
によりラッチ回路87.ラッチ回路88はリセットされ
るので、ラッチ回路87゜ラッチ回路88の出力は“L
”になり、警告表示用LED93はオフのままである。
焦点検出回路84の出力状態に応じ、レンズ駆動回路6
5を作動させ、AFスイッチ83を閉成後はじめてレン
ズの終端位置検出スイッチ89.90が続けて閉じると
、ラッチ回路87.ラッチ回路88の出力は“H”にな
る。このとき非合焦状態であれば非合焦信号は“H”で
あり、ナントゲート91の4入力はすべて“H”である
ので、警告表示用LED93は点灯することになる。こ
れにより撮影者は合焦検出が難しいことを知ることがで
きる。さらにレンズが駆動され合焦信号が出力されると
非合焦信号は“L“になるので、警告表示用LED93
はオフする。パルス発生回路92はナントゲート91の
出力が“L”から“H”に変化するのを検知して1シヨ
ツトの正のパルスを出力することにより、ラッチ回路8
7.ラッチ回路88をリセットする。警告表示用LED
93が点灯しているとき、AFスイッチ83を開くと、
焦点検出回路84は作動を停止すると同時に警告表示用
LED93はオフし、同様にしてラッチ回路87.ラッ
チ回路88はリセットされる。以上のようにAFスイッ
チ83が閉じられ、撮影者が合焦検出作動の意思のある
ときは常に焦点検出回路84は作動状態にあり、撮影レ
ンズが一方の終端位置から他方の終端位置に達したとき
警告を発することにより、測距を変更しないと合焦の可
能性が小さいことを警告表示する。これにより従来のよ
うに撮影レンズが一方の終端から他方の終端に達したと
きレンズの駆動を停止する方法に比べ、特に連続撮影時
など、測距動作を再操作する手間かはぶけ、撮影者の意
思を最大限に尊重した焦点検出装置を提供することがで
きる。
[発明の効果コ 以上述べたようにこの発明によれば、1回の相関演算で
合焦可能となる確率が高くなり、より効率のよい高速の
演算が可能となる。また、最大コントラストのブロック
を用いて相関演算を行なうのでより、精度の高い合焦検
出が可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この発明の一実施例を示す焦点検出装置のブ
ロック図、 第2図は、この発明に用いられる像位相差法における演
算原理を説明するための光学系の概略図、第3図は、C
CDラインセンサの画素列をブロックに分割した状態の
説明図、 第4図は、CCDラインセンサの2つの画素列の各出力
を対応させた図、 第5図は、シフト量に対する相関演算出力を示す図、 第6図は、CCDラインセンサの2つの画素列のシフト
時の出力特性図、 第7図(A) 、 (B)は、補間法によりデフォーカ
ス量を求めるための相関出力特性図、 第8図〜第12図は、上記第1図に示す焦点検出装置の
CPUのプログラム動作を説明するフローチャート、 第13図は、この発明の他の実施例を示す焦点検出装置
のブロック図、 第14図は、上記第13図に示す焦点検出装置の相関演
算回路のブロック図、 第15図は、相関演算回路の他の例のブロック図、 第16図は、上記第13図に示す焦点検出装置などに用
いられるレンズの終端位置検出装置のブロック図、 第17図は、撮影レンズ射出瞳分割方式の光学系の基本
構成図である。 16・・・・・・・・・CCD 17・・・・・・・・・第1のラインセンサ(第1の光
電変換素子列) 18・・・・・・・・・第2のラインセンサ(第2の光
電変換素子列) 23・・・・・・・・・CPU (所定以上のコントラ
スト値のブロックを検出する手段、相関演算手段)57
.57A・・・・・・相関演算回路(相関演算手段)6
1・・・・・・・・・コントラスト最大検出駆動回路(
所定以上のコントラスト値のブロッ クを検出する手段) :f)2 口 %3[n 画IN0 3F)4請 あう囮 16図 面#N0 石7凶 刃8國 易110 為16纏 y:)+7港

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)異なる光路を通過した2つの像を複数の画素より
    なる第1の光電変換素子列と第2の光電変換素子列に受
    け、これら光電変換素子列の上に形成される2つの像の
    相対的ずれ量により被写体までの距離を検出する焦点検
    出装置において、 レンズ固有の最大デフォーカス量に対応する2つの像の
    相対的ずれ量を画素数で表わした値Nを入力する手段と
    、 上記第1、第2の光電変換素子列を複数のブロックに分
    割し、第1、第2の光電変換素子列の端部より連続した
    画素数Nを差し引いた画素列の中から所定以上のコント
    ラスト値のブロックを検出する手段と、 上記第1、第2の光電変換素子列のうちの一方を、上記
    検出手段により選択されたブロックの光電変換素子列に
    対し相対的にずらし、所定の相関演算を行なう相関演算
    手段とを、 具備することを特徴とする焦点検出装置。
  2. (2)上記相関演算手段は一方のの光電変換素子列を他
    方の光電変換素子列の所定のブロックに対し最大Nだけ
    ずらし、所定の相関演算を行なうことを特徴とする特許
    請求の範囲第1項記載の焦点検出装置。
  3. (3)上記所定以上のコントラスト値のブロックを検出
    する手段は最大コントラストのブロックを検出する手段
    であることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の焦
    点検出装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01229568A (ja) * 1988-03-10 1989-09-13 Fuji Photo Film Co Ltd 位相差検出装置
WO2006068160A1 (en) * 2004-12-24 2006-06-29 Canon Kabushiki Kaisha Focus detection apparatus and focus detection method
JP2018045102A (ja) * 2016-09-14 2018-03-22 キヤノン株式会社 焦点調節装置及び撮像装置

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