JPS63308106A - 海洋のうつろを利用した潮流発生装置 - Google Patents
海洋のうつろを利用した潮流発生装置Info
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- JPS63308106A JPS63308106A JP14442187A JP14442187A JPS63308106A JP S63308106 A JPS63308106 A JP S63308106A JP 14442187 A JP14442187 A JP 14442187A JP 14442187 A JP14442187 A JP 14442187A JP S63308106 A JPS63308106 A JP S63308106A
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- river
- waterway
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- 230000001174 ascending effect Effects 0.000 title abstract 2
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims abstract description 39
- 238000011144 upstream manufacturing Methods 0.000 claims description 13
- 238000010408 sweeping Methods 0.000 abstract description 7
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- 238000000034 method Methods 0.000 abstract 1
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- 230000000694 effects Effects 0.000 description 7
- 239000013049 sediment Substances 0.000 description 4
- 230000002123 temporal effect Effects 0.000 description 3
- 230000010363 phase shift Effects 0.000 description 2
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- Revetment (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(イ)産業上の利用分野
この発明は河川の河口の干潮域における溯上水路に関す
る。
る。
(ロ)従来の技術
河川の河口部はデルタを構成し拡くなり、流速が落ち、
土砂が堆積して水深が浅くなると共に。
土砂が堆積して水深が浅くなると共に。
漂砂によって河口が閉鎖される。このため航路や放水路
を確保するため浚渫や導流堤によって水路中や水深の確
保を行ってきた。
を確保するため浚渫や導流堤によって水路中や水深の確
保を行ってきた。
(ハ)発明が解決しようとする問題点
河川の河口部は水深が浅く、特に干潮時には水深が浅く
なり、船舶等の航行が困難になる。
なり、船舶等の航行が困難になる。
又渇水期には河川の個有水量も少く掃流効果も期待出来
ない又、漂砂によって河口を閉鎖されるこのように自然
に堆積した土砂を人工的な作業によって浚渫することは
大変な作業である。
ない又、漂砂によって河口を閉鎖されるこのように自然
に堆積した土砂を人工的な作業によって浚渫することは
大変な作業である。
又導流堤によって水路を絞れば、河川の上流が堰止げら
れ水位が上昇し、内水排除に問題が出る。
れ水位が上昇し、内水排除に問題が出る。
1町 問題点を解決するための手段
(うつろとは堤体構造によって囲れた静穏化水域を言う
。) 潮位変化のある水域に堤体によって囲れたうつこの潮位
差によって流れを起させ、河口の水量を増加させること
により、河口部の掃流力を高め船舶の航行を容易にしよ
うとするものである。
。) 潮位変化のある水域に堤体によって囲れたうつこの潮位
差によって流れを起させ、河口の水量を増加させること
により、河口部の掃流力を高め船舶の航行を容易にしよ
うとするものである。
(ホ)作用
第3図の外洋の潮位の変化図CIl+とルラエ内(2)
の潮位変化azの間に位相のずれを生ずる。このような
時間的なずれを利用して外洋13)とうつろ内水域との
間に潮流(8)又は003発生させて、河川の自己水量
の流れ16)に加えて河口流量(7)との掃流力を増加
するものである。
の潮位変化azの間に位相のずれを生ずる。このような
時間的なずれを利用して外洋13)とうつろ内水域との
間に潮流(8)又は003発生させて、河川の自己水量
の流れ16)に加えて河口流量(7)との掃流力を増加
するものである。
(へ)実施例
以下の本発明の実施例を第1図〜第4図に基づいて説明
する。
する。
く開放型溯上水路〉
第1図に示す水位変動のある水域に、堤体(1)によっ
て囲ったうつろな水域(2)を水路によって開放溯上水
路である。
て囲ったうつろな水域(2)を水路によって開放溯上水
路である。
堤体(1)の構造は公知の捨石堤、コンクリートブロッ
ク堤、コンクリートケイソン堤、矢坂堤で連続した堤体
構造で、河川の護岸(4)とほぼ平行の水iチ11(す
、河口を逆上り、河川の干潮水域で開放するよう構築さ
れた堤体構造物である。
ク堤、コンクリートケイソン堤、矢坂堤で連続した堤体
構造で、河川の護岸(4)とほぼ平行の水iチ11(す
、河口を逆上り、河川の干潮水域で開放するよう構築さ
れた堤体構造物である。
く閉鎖型の溯上水路〉
第2図に示す水位変動のある水域に、透過堤(5)を河
川の護岸(4)にそって干潮河川水域を巻き込み2行っ
た閉鎖型の溯上水路である。
川の護岸(4)にそって干潮河川水域を巻き込み2行っ
た閉鎖型の溯上水路である。
透過堤(5)の構造は公知の捨石堤、コンクリートブロ
ック堤、じやかご、7トンかご等で多空隙を有する透過
型の連続した堤体構造である。
ック堤、じやかご、7トンかご等で多空隙を有する透過
型の連続した堤体構造である。
(ト) 発明の効果
河川の個有水量(6)の不足を補い、河口の堆積土砂の
フラッシュ効果を高める。
フラッシュ効果を高める。
潮汐のエネルギーによって潮流を発生させるため河川の
渇水期に効果が大きい。
渇水期に効果が大きい。
;用土水路は平常時は本河の流れと常に逆の方向に流れ
るため潮待ちをしなくとも船舶の往来が可能である。
るため潮待ちをしなくとも船舶の往来が可能である。
潮位差のエネルギーを利用して河口の水ff1t確保す
るため、河川の堰上げによる影響がない。
るため、河川の堰上げによる影響がない。
堤体fi+又は+51によって、水路中を限定するため
、水深と流速を確保し、航路の安全と土砂の掃流力を増
大させることが可能である。
、水深と流速を確保し、航路の安全と土砂の掃流力を増
大させることが可能である。
又堆積土砂を波浪の影響の受けにくい比較的水深の深い
沖合に掃流することが可能であり漂砂の生じにくい効果
がある。
沖合に掃流することが可能であり漂砂の生じにくい効果
がある。
特に透過堤による溯上水路は接触酸化作用による流入河
川の浄化効果が大きい。
川の浄化効果が大きい。
第1図は開放型の溯上水路の平面図である。
第2図は閉鎖型の溯上水路の平面図である。
第3図はうつろ内、外の潮位の時間的な位相のずれを表
すグラフである。 第4図はC−C断面図 第4図−(1)は引潮待状態(うつろ内からうつろ外に
潮流が発生する状態)、第4fiU−(2+は流れの停
止した状態を示す、 第4図−(3)は上げ潮時の状態
を示す(うつろ外からうつろ内に潮流が発生する状態) 1:うつろを構成する堤体 2:うつろ内の水域 3:うつろ外(外洋)の水域 4:護岸 5:うつろを構成する透過堤 6:河川の個有の水流 7:引潮によって溯上水路を通じてうつろ外に流出する
水域 8:上潮によって溯上水路を通じてうつろ内に流出する
水流 9:引潮によって河口本流に生じる潮流IO=上潮によ
って河口本流に生じる潮流11:うつろ外(外洋)に発
生する潮位の時間的な変化図 12:うつろ内に発生する潮位の時間的な変化図 身嵜詩六1真人 7を神功
すグラフである。 第4図はC−C断面図 第4図−(1)は引潮待状態(うつろ内からうつろ外に
潮流が発生する状態)、第4fiU−(2+は流れの停
止した状態を示す、 第4図−(3)は上げ潮時の状態
を示す(うつろ外からうつろ内に潮流が発生する状態) 1:うつろを構成する堤体 2:うつろ内の水域 3:うつろ外(外洋)の水域 4:護岸 5:うつろを構成する透過堤 6:河川の個有の水流 7:引潮によって溯上水路を通じてうつろ外に流出する
水域 8:上潮によって溯上水路を通じてうつろ内に流出する
水流 9:引潮によって河口本流に生じる潮流IO=上潮によ
って河口本流に生じる潮流11:うつろ外(外洋)に発
生する潮位の時間的な変化図 12:うつろ内に発生する潮位の時間的な変化図 身嵜詩六1真人 7を神功
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、潮汐差のある水域で、堤体(1)によって囲れたう
つろな水域(2)を水路によって開放した水路口(13
)を干潮河川水域で開放した溯上水路。 2、潮汐差のある水域で、透過堤(5)によって囲れた
、うつろな水域(2)を河川の護岸にそって水路状に差
込み、閉鎖した溯上水路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62144421A JP2726817B2 (ja) | 1987-06-09 | 1987-06-09 | 海洋のうつろを利用した潮流発生装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62144421A JP2726817B2 (ja) | 1987-06-09 | 1987-06-09 | 海洋のうつろを利用した潮流発生装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63308106A true JPS63308106A (ja) | 1988-12-15 |
JP2726817B2 JP2726817B2 (ja) | 1998-03-11 |
Family
ID=15361786
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP62144421A Expired - Lifetime JP2726817B2 (ja) | 1987-06-09 | 1987-06-09 | 海洋のうつろを利用した潮流発生装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2726817B2 (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0372106A (ja) * | 1989-08-10 | 1991-03-27 | Kawatetsu Steel Prod Corp | 河川の一河岸寄りを清流化する方法 |
WO2004090235A1 (ja) * | 2003-04-07 | 2004-10-21 | Kazuaki Akai | 「海洋の空(utsuro)」による潮流発生装置を利用した治水および水利システム |
JP2011088075A (ja) * | 2009-10-22 | 2011-05-06 | Ohbayashi Corp | 石積み浄化堤の機能維持方法及びシステム |
CN109933930A (zh) * | 2019-03-21 | 2019-06-25 | 交通运输部天津水运工程科学研究所 | 一种内河航道丁坝护底范围确定方法 |
JPWO2021140559A1 (ja) * | 2020-01-07 | 2021-07-15 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4973830A (ja) * | 1972-11-21 | 1974-07-17 |
-
1987
- 1987-06-09 JP JP62144421A patent/JP2726817B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4973830A (ja) * | 1972-11-21 | 1974-07-17 |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0372106A (ja) * | 1989-08-10 | 1991-03-27 | Kawatetsu Steel Prod Corp | 河川の一河岸寄りを清流化する方法 |
WO2004090235A1 (ja) * | 2003-04-07 | 2004-10-21 | Kazuaki Akai | 「海洋の空(utsuro)」による潮流発生装置を利用した治水および水利システム |
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CN109933930A (zh) * | 2019-03-21 | 2019-06-25 | 交通运输部天津水运工程科学研究所 | 一种内河航道丁坝护底范围确定方法 |
CN109933930B (zh) * | 2019-03-21 | 2022-11-04 | 交通运输部天津水运工程科学研究所 | 一种内河航道丁坝护底范围确定方法 |
JPWO2021140559A1 (ja) * | 2020-01-07 | 2021-07-15 | ||
WO2021140559A1 (ja) * | 2020-01-07 | 2021-07-15 | 一昭 赤井 | 自然の力で繰返す、(津波・高潮・河川)災害阻止する方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2726817B2 (ja) | 1998-03-11 |
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