JPS63306423A - 画像形成装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［発明の目的］ （産業上の利用分野） この発明は、たとえば操作手順などを文字や記号などを
用いて表示することのできる液晶表示パネルを有した電
子複写機に適用される画像形成装置に関する。

（従来の技術） 周知のように、電子複写機は多機能化が進み、たとえば
トリミング、マスキング、合成などの原稿画像の編集、
両面複写（転写またはコピーともいう）、カラー複写、
あるいは原稿画像の一部分を他の部分と色を変えて複写
することなどが可能とされている。

ところで、この種の複写機には液晶表示パネルが設けら
れており、多くの機能をより効率良く活用できるように
するために、各種機能についての説明や操作手順、また
は異常の発生に対する対処やその処置の仕方、さらには
動作の状態などを、文字や記号などを用いてオペレータ
を案内するようになっている。ところが、液晶表示パネ
ルの場合、周囲の光線の状態やオペレータの見る角度あ
るいは室内の温度によっては、表示が読取り難いことが
ある。すなわち、液晶は外光を反射して所要の情報を表
示するようになっており、オペレータの目の位置あるい
は天井に配設された室内燈の位置関係などによっては、
表示面に十分な光が供給されずに表示が暗くなったり、
室内燈からの光が直接表示面に反射されてまぶし過ぎる
など、表示が見づらくなることがあった。これでは、液
晶表示パネルでの表示が無駄なものとなり、液晶表示パ
ネルを設けた意味がない。

そこで、表示画面のコントラストを調整可能としたり、
表示パネルの背面から光をあてることによって表示の背
景の照度を切換えるなど、表示を見易くするための工夫
がなされている。この場合、コントラスト調整は、表示
素子に印加される電圧（駆動電圧）を調整ボリウム（可
変抵抗）の操作によって設定し、背景の照度の切換えは
液晶表示パネルの背面に配設されるライトの点灯をスイ
ッチ操作によって制御するようになっている。

しかしながら、コントラスト調整および背景照度の切換
えは、それぞれ表示の状態を見ながら操作されるもので
ある。このため、コントラスト調整用のボリウムと照度
切換え用のスイッチとが、個々に、異なる場所に設けら
れている場合、表示を見易くするための操作性が悪いも
のとなっていた。

（発明が解決しようとする問題点） この発明は、コントラスト調整および背景照度の切換え
を行う場合、それぞれ表示の状態を見ながら操作される
ものであるため、コントラスト調整用のボリウムと照度
切換え用のスイッチとが、個々に、異なる場所に設けら
れている場合には操作性の悪いものとなっていたという
問題点を除去するもので、表示画面のコントラスト調整
と背景照度の切換えとを１つの操作手段により個々に行
うことができ、表示を見易くするための操作性の向上が
図れる画像形成装置を提供することを目的とする。

［発明の構成コ （間通点を解決するための手段） この発明の画像形成装置にあっては、情報を文字や記号
などを用いて表示することのできる液晶表示手段を有し
た画像形成装置において、前記液晶表示手段を背面より
照明する照明手段を具備し、この照明手段の点灯制御と
液晶表示手段のコントラスト調整とを行う操作手段を設
けた構成とされるものである。

（作用） この発明は、照明手段の点灯制御を行う操作手段と液晶
表示手段のコントラスト調整を行う操作手段とを一体化
し、表示画面のコントラスト調整と背景照度の切換えと
を１つの操作手段によって個々に行うようにしたもので
ある。

（実施例） 以下、この発明の一実施例について図面を参照して説明
する。

第３図はこの発明の画像形成装置、たとえば各種機能を
備えた複写機の要部を概略的に示すものである。すなわ
ち、１は複写機であり、２は複写機１の本体上部前面側
に設けられた液晶表示手段としての液晶表示パネル（グ
ラフィックディスプレイ）、３は液晶表示パネル２のコ
ントラスト調整および背景照度の切換え用のボリウム付
スイッチ（操作手段）で、複写機１の本体内の液晶表示
パネル２の下方部位に設けられている。上記ボリウム付
スイッチ３は、複写機１の前面側扉（図示しない）の開
放に応じて操作可能とされている。

第１図は液晶表示パネル２とボリウム付スイッチ３とを
示すものである。すなわち、１１は液晶ドライブ基板で
あり、この液晶ドライブ基板１１にはコネクタ１２．１
３を介して液晶表示パネル２が設けられ、さらにこの液
晶表示パネル２で表示する表示駆動信号を供給するケー
ブル１４などが設けられている。また、液晶表示パネル
２の背面には、たとえばＥＬ（エレクトリックルミネッ
センス）によって構成されるバックライト（照明手段）
１６が設けられている。

一方、ボリウム（可変抵抗）付スイッチ３はスイッチ部
３ａとボリウム部３ｂとから構成され、このボリウム付
スイッチ３を介してバックライト１６および液晶ドライ
ブ基板１１にそれぞれ電源（図示しない）が供給される
ようになっている。

この場合、スイッチ部３ａの図示矢印Ａ方向への操作に
応じてバックライト１６の点灯が制御され、ボリウム部
３ｂの図示矢印Ｂ方向への設定に応じて液晶表示パネル
２の表示画面のコントラストが調整されるようになって
いる。

すなわち、第２図に示すように、ボリウム付スイッチ３
のボリウム部３ｂが操作されると、その設定に応じて液
晶用電源より供給される液晶ドライブ基板１１への駆動
電圧が制御されることとなり、表示駆動信号にもとづく
液晶表示パネル２の表示画面のコントラストが調整され
る。また、スイッチ部３ａが操作されると、その操作に
応じてバックライト電源からバックライト１６への電圧
の印加がオン／オフ制御されることとなり、表示の背景
の照度が切換えられるようになっている。

次に、上記構成の動作について説明する。たとえば今、
複写機１が室内の一角に設置されたとする。この時、前
記液晶表示パネル２における表示が、たとえば室内光の
加減によって見づらいものであった場合、まず複写機１
の前面側扉が開放される。そして、上記液晶表示パネル
２の表示の状態を参照しながら、ボリウム付スイッチ３
が操作される。

すなわち、ボリウム付スイッチ３のボリウム３ｂが図示
矢印Ｂ方向に操作されることによって液晶用電源（図示
しない）より供給される液晶ドライブ基板１１への駆動
電圧が制御され、表示画面のコントラストが調整される
。また、スイッチ部３ａが図示矢印入方向に操作される
ことによってバックライト１６が点灯されることとなり
、表示の背景が明るくされる。これにより、液晶表示パ
ネル２における画質は任意に変更可能とされ、最も表示
が読取り易い状態に調整される。なお、表示の背景を暗
くする、つまりバックライト１６の消灯は、再びスイッ
チ部３ａを図示矢印Ａ方向に操作することによって行わ
れる。

この結果、たとえば第４図（ａ）および（ｂ）に示すよ
うに、この複写機１が備える各種機能の種類や、カラー
タジュウコピー（−機能）に関する情報（説明や操作の
手順）などを、非常に読取り易い状態で表示することが
可能となる。

この場合、液晶表示パネル２における画質の変更、つま
り表示画面のコントラスト調整と背景の照度切換えとを
、１つのボリウム付スイッチ３；；よって個々に行うこ
とができる。また、このボリウム付スイッチ３を液晶表
示パネル２の近傍に設けるようにしている。このため、
表示を見ながらの調整を容易に可能とし、操作性が良い
ものである。

上記したように、バックライトの点灯制御を行うスイッ
チと液晶表示パネルのコントラスト調整を行うボリウム
とを、ボリウム付スイッチによって一体化するようにし
ている。すなわち、表示画面のコントラスト調整と背景
照度の切換えとを、１つのボリウム付スイッチによって
個々に行うようにしている。これにより、表示の状態を
参照しながら容易に画質の変更を行うことが可能となる
。

したがって、表示を見易くするための操作性を向上する
ことができる。

特に、複雑な機能を多く備える複写機などに適用した場
合には、表示が読取り易くなることにより、各種機能に
ついての説明や操作手順、または異常の発生に対する対
処やその処置の仕方、さらには動作の状態などを適確に
伝えることが可能となり、複写機をより効率良く活用で
き、有用である。

なお、前記実施例においては、画像形成装置として複写
機を例に説明したが、これに限らず、たとえばプリンタ
やワードプロセッサなど、液晶表示パネルを有する各種
装置に適用できる。

また、バックライトの点灯制御を行うスイッチと液晶表
示パネルのコントラスト調整を行うボリウムとを、ボリ
ウム付スイッチによって構成するようにしたが、ディジ
タルスイッチなどで構成しても良い。

［発明の効果コ 以上、詳述したようにこの発明によれば、表示画面のコ
ントラスト調整と背景照度の切換えとを１つの操作手段
により個々に行うことができ、表示を見易くするための
操作性の向上が図れる画像形成装置を提供できる。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の一実施例を示す液晶表示パネルとボ
リウム付スイッチの斜視図、第２図は液晶表示パネルと
ボリウム付スイッチの構成を示す回路図、第３図はこの
発明が適用される複写機の要部を示す構成図、第４図は
液晶表示パネルにおける表示例を示す図である。 １・・・複写機、２・・・液晶表示パネル、３・・・ボ
リウム付スイッチ、３ａ・・・スイッチ部、３ｂ・・・
ボリウム部、１１・・・液晶ドライブ基板、１６・・・
バックライト。 出願人代理人　弁理士　鈴江武彦 第１図 第２図 第３図 第４図

Claims (4)

【特許請求の範囲】
1. （１）情報を文字や記号などを用いて表示することので
   きる液晶表示手段を有した画像形成装置において、 前記液晶表示手段を背面より照明する照明手段を具備し
   、 この照明手段の点灯制御と液晶表示手段のコントラスト
   調整とを行う操作手段を設けたことを特徴とする画像形
   成装置。
2. （２）操作手段は、照明手段の点灯制御を行う操作スイ
   ッチと液晶表示手段のコントラスト調整を行う調整ボリ
   ウムとが一体的に形成されてなることを特徴とする特許
   請求の範囲第１項記載の画像形成装置。
3. （３）操作手段は、ボリウム付スイッチにより構成され
   ることを特徴とする特許請求の範囲第１項または第２項
   記載の画像形成装置。
4. （４）情報は、画像形成装置が備える機能の説明や操作
   手順などである特許請求の範囲第１項記載の画像形成装
   置。