JPS63305851A - Nmr分光応答信号を収集する方法 - Google Patents
Nmr分光応答信号を収集する方法Info
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- JPS63305851A JPS63305851A JP63126069A JP12606988A JPS63305851A JP S63305851 A JPS63305851 A JP S63305851A JP 63126069 A JP63126069 A JP 63126069A JP 12606988 A JP12606988 A JP 12606988A JP S63305851 A JPS63305851 A JP S63305851A
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Classifications
-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01R—MEASURING ELECTRIC VARIABLES; MEASURING MAGNETIC VARIABLES
- G01R33/00—Arrangements or instruments for measuring magnetic variables
- G01R33/20—Arrangements or instruments for measuring magnetic variables involving magnetic resonance
- G01R33/44—Arrangements or instruments for measuring magnetic variables involving magnetic resonance using nuclear magnetic resonance [NMR]
- G01R33/48—NMR imaging systems
- G01R33/483—NMR imaging systems with selection of signals or spectra from particular regions of the volume, e.g. in vivo spectroscopy
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
発明の背景
この発明は核磁気共鳴(NMR)分光法、更に具体的に
云えば、2次元の局在化部分順序に続いて、空間選択性
読取パルスを持つ読取部分順序を用い、3つの直交する
次元の内の3番目の次元で局在化を行なうことにより、
NMR分光手順で容積要素を局在化する改良された方法
に関する。
云えば、2次元の局在化部分順序に続いて、空間選択性
読取パルスを持つ読取部分順序を用い、3つの直交する
次元の内の3番目の次元で局在化を行なうことにより、
NMR分光手順で容積要素を局在化する改良された方法
に関する。
人間等の様な生きている器官内の制限された領域からの
解像度の高いNMRスペクトルを求めることが出来るこ
とが非常に望ましい。複雑な3次元のサンプルから、容
積要素を正確に選ぶことが−7= 出来れば、分子構造、濃度、代謝等の生体内での種々の
詳しい検査が可能である。容積要素に、その中では感度
を最大にした明確に限定された境界を持たせることが必
要であるだけでなく、サンプル内でこうして選ばれた容
積を容易に動かすことが出来ることも必要である。普通
の1つの容積要素局在化方法は、RF表面コイルを使う
ことにより、無線周波(RF)磁界B1を制限すること
である。都合の悪いことに、表面コイルの感度は比較的
粗く、サンプルの表面近くで最大になる。何れにせよ、
現在では、非常に望ましい手順は、サンプルの全体的な
容積の中の全体的な1H像を収集すること、並びにその
全体的な容積内で、明確度の高いスペクトルを求めよう
とする正確な容積を電子的に選択することであると思わ
れる。都合の悪いことに、スペクトル分析で正確に容積
要素を選択する為の、現在利用し得る多(の方式は、こ
の順序のサイクルの間、サンプルの擬似的な生理学的な
動きによって、又は信号収集順序中に起るNMR緩和に
よって起る信号の人為効果(アーティファクト)を非常
に生じ易い。この発明は、容積を局在化してスペクトル
を収集すると共に、NMR信号の人為効果を目立って低
下させる改良された方法を対象とする。
解像度の高いNMRスペクトルを求めることが出来るこ
とが非常に望ましい。複雑な3次元のサンプルから、容
積要素を正確に選ぶことが−7= 出来れば、分子構造、濃度、代謝等の生体内での種々の
詳しい検査が可能である。容積要素に、その中では感度
を最大にした明確に限定された境界を持たせることが必
要であるだけでなく、サンプル内でこうして選ばれた容
積を容易に動かすことが出来ることも必要である。普通
の1つの容積要素局在化方法は、RF表面コイルを使う
ことにより、無線周波(RF)磁界B1を制限すること
である。都合の悪いことに、表面コイルの感度は比較的
粗く、サンプルの表面近くで最大になる。何れにせよ、
現在では、非常に望ましい手順は、サンプルの全体的な
容積の中の全体的な1H像を収集すること、並びにその
全体的な容積内で、明確度の高いスペクトルを求めよう
とする正確な容積を電子的に選択することであると思わ
れる。都合の悪いことに、スペクトル分析で正確に容積
要素を選択する為の、現在利用し得る多(の方式は、こ
の順序のサイクルの間、サンプルの擬似的な生理学的な
動きによって、又は信号収集順序中に起るNMR緩和に
よって起る信号の人為効果(アーティファクト)を非常
に生じ易い。この発明は、容積を局在化してスペクトル
を収集すると共に、NMR信号の人為効果を目立って低
下させる改良された方法を対象とする。
従来技術
容積選択性のアンテナを用いずに、3次元の空間的に分
解されたNMR化学シフト・スペクトルを求める初期の
1つの方式が、56J、Mag。
解されたNMR化学シフト・スペクトルを求める初期の
1つの方式が、56J、Mag。
Re5on、350−354 (1984年)所載のw
、 p、二−二他の論文「容積選択性の励振:典型的
なNMRに対する新しい方式」に記載されている。この
論文では、デカルト座標系の直交する3軸方向の各々に
於ける局在化が連続的な−続きの3つのRFパルス(夫
々第1の45°又はπ/4選択性パルス、90°又はπ
/2の広帯域非選択性パルス、及び第2の45°選択性
パルス)によって行なわれ、これらは何れも同じ軸の周
りにあり、何れもこの軸方向の磁界勾配Gdの存在のも
とに用いられる。1次元過程の3重子の夫々1つが、勾
配Boの方向に直交する選ばれた平面内にZ軸の磁化を
保持しながら、全体的な容積内の他の場所では横方向の
磁化を発生する。この為、3つのこの様な局在化工程か
らなる局在化部分順序の後、選ばれた3つの直交する平
面に共通な容積要素だけが負の2方向の磁化を持ち、こ
れを普通の広帯域90°RF信号パルスを持つ読取部分
順序を用いて観測する。このVSE方式は、実用的でな
いRF電力レベルを使わずに、大きな勾配磁界の存在の
もとに、非選択性広帯域RFパルスを容易に印加するこ
とが出来ないので、大規模な身体系の生体内で実施する
のが困難である。
、 p、二−二他の論文「容積選択性の励振:典型的
なNMRに対する新しい方式」に記載されている。この
論文では、デカルト座標系の直交する3軸方向の各々に
於ける局在化が連続的な−続きの3つのRFパルス(夫
々第1の45°又はπ/4選択性パルス、90°又はπ
/2の広帯域非選択性パルス、及び第2の45°選択性
パルス)によって行なわれ、これらは何れも同じ軸の周
りにあり、何れもこの軸方向の磁界勾配Gdの存在のも
とに用いられる。1次元過程の3重子の夫々1つが、勾
配Boの方向に直交する選ばれた平面内にZ軸の磁化を
保持しながら、全体的な容積内の他の場所では横方向の
磁化を発生する。この為、3つのこの様な局在化工程か
らなる局在化部分順序の後、選ばれた3つの直交する平
面に共通な容積要素だけが負の2方向の磁化を持ち、こ
れを普通の広帯域90°RF信号パルスを持つ読取部分
順序を用いて観測する。このVSE方式は、実用的でな
いRF電力レベルを使わずに、大きな勾配磁界の存在の
もとに、非選択性広帯域RFパルスを容易に印加するこ
とが出来ないので、大規模な身体系の生体内で実施する
のが困難である。
VSE局在化部分順序と同じ原理に基づいた別の方式が
、67J、Mag、Re5on、14g−155(19
86年)所載のP、R,リュイテン他の論文「溶媒を抑
圧した空間的に分解された分光法。全身MR装置に於け
る解像度の高いNMR方式」に記載されている5PAR
8方法である。
、67J、Mag、Re5on、14g−155(19
86年)所載のP、R,リュイテン他の論文「溶媒を抑
圧した空間的に分解された分光法。全身MR装置に於け
る解像度の高いNMR方式」に記載されている5PAR
8方法である。
この方法では、VSEパルス方式を変更して、磁界勾配
を印加する間、短い強力な非選択性RFパルスを使わず
に済ます。局在化部分順序の各々の1次元の5PAR5
局在化部分は、やはり3つの逐次的なRFパルスを使う
。1番目のパルスは非選択性90°又はπ/2パルスで
あり、その後、所望の局在化方向に印加されるパルス形
磁界勾配が続く。この勾配が除かれた後、非選択性18
0°又はπの再集束RFパルスが、空間選択性900又
はπ/2RFパルスを印加する前に印加される。このπ
/2RFパルスは、最初の勾配と同じ方向に、第2のパ
ルス形勾配の存在のもとに印加される。こういう3つの
1次元局在化部分の印加が完了して、3次元局在化部分
順序が終った後、NMR読取(又は応答観測)部分順序
が非選択性π/2RF信号パルスから開始される。この
5PAR3方式は、5PAR3NMRパルスがVSEパ
ルスの値の2倍である為に、5PARSの1次元局在化
部分順序の各々が、各々の1次元局在化部分順序よりも
持続時間がかなり長いのが典型的である為に、T2緩和
によるNMR信号強度の低下が、VSE方式よりも一層
起り易く、5PAR8では、勾配の立上り及び減衰時間
に余分の時間が必要である。
を印加する間、短い強力な非選択性RFパルスを使わず
に済ます。局在化部分順序の各々の1次元の5PAR5
局在化部分は、やはり3つの逐次的なRFパルスを使う
。1番目のパルスは非選択性90°又はπ/2パルスで
あり、その後、所望の局在化方向に印加されるパルス形
磁界勾配が続く。この勾配が除かれた後、非選択性18
0°又はπの再集束RFパルスが、空間選択性900又
はπ/2RFパルスを印加する前に印加される。このπ
/2RFパルスは、最初の勾配と同じ方向に、第2のパ
ルス形勾配の存在のもとに印加される。こういう3つの
1次元局在化部分の印加が完了して、3次元局在化部分
順序が終った後、NMR読取(又は応答観測)部分順序
が非選択性π/2RF信号パルスから開始される。この
5PAR3方式は、5PAR3NMRパルスがVSEパ
ルスの値の2倍である為に、5PARSの1次元局在化
部分順序の各々が、各々の1次元局在化部分順序よりも
持続時間がかなり長いのが典型的である為に、T2緩和
によるNMR信号強度の低下が、VSE方式よりも一層
起り易く、5PAR8では、勾配の立上り及び減衰時間
に余分の時間が必要である。
更に、VSE順序でも、それから派生した5PAR8順
序でも、局在化した容積要素を準備する時刻と、最終的
な非選択性90°NMRRFパルスを利用して、その容
積要素からこの後で信号を読出す時刻との間のT1緩和
による空間的な解像度の低下が大きな問題である。1例
として、サンプル内の比較的小さいl0XIOXIOの
容積要素の配列から、31Pスペクトルを収集する為に
1つのVSE順序を使う場合を考える。この順序が約1
秒のT1を持つ3燐酸アデノシン(ATP)を空間的に
分解する様に設計されていて、順序自体の準備遅延期間
がIOミリ秒であるとすると、検出されたスペクトルは
、容積要素の中よりも、選ばれた容積要素の外部からの
信号の方が、大体1桁程度大きくなる。これは、選ばれ
た容積要素の外部からのATPの縦方向NMR磁化は、
T1緩和の為、10IIlsで1%しか回復しないが、
それでもこの磁化は、3桁(1,0OOX)大きい容積
から取出されるからである。この為、この重大−12= な問題を解決する為には、VSE順序又は5PAR3順
序を8回又は更に多くの相異なる位相サイクル工程にわ
たって循環させながら、その順序の結果に対して適当な
加算−減算作業を実施して、後で説明するl5IS方式
で使われるのと同様に、所望の程度の局在化を達成する
ことが必要である場合が多い。勿論、この為には、生体
内のスペクトルを取出す容積要素が、この順序サイクル
が全体的に進行する間、各々の1次元局在化部分順序に
よって隔離された、互いに略直交する3つの空間局在化
平面の交差部に正確に保たれることが必要である。規則
的な並びに不規則な生理学的な動きを持つ生体サンプル
では、長期間の間、選ばれた容積要素を動かない様に保
つことは極めて困難である場合が多い。動きの影響が、
検出された信号に対して、選ばれた容積の外部からの人
為効果であるNMR信号を加算する。観測された容積要
素信号中に存在する、この様な人為効果信号の割合は、
選ばれた容積要素の寸法が減少するにつれて、即ち解像
度がよくなるにつれて増加する。
序でも、局在化した容積要素を準備する時刻と、最終的
な非選択性90°NMRRFパルスを利用して、その容
積要素からこの後で信号を読出す時刻との間のT1緩和
による空間的な解像度の低下が大きな問題である。1例
として、サンプル内の比較的小さいl0XIOXIOの
容積要素の配列から、31Pスペクトルを収集する為に
1つのVSE順序を使う場合を考える。この順序が約1
秒のT1を持つ3燐酸アデノシン(ATP)を空間的に
分解する様に設計されていて、順序自体の準備遅延期間
がIOミリ秒であるとすると、検出されたスペクトルは
、容積要素の中よりも、選ばれた容積要素の外部からの
信号の方が、大体1桁程度大きくなる。これは、選ばれ
た容積要素の外部からのATPの縦方向NMR磁化は、
T1緩和の為、10IIlsで1%しか回復しないが、
それでもこの磁化は、3桁(1,0OOX)大きい容積
から取出されるからである。この為、この重大−12= な問題を解決する為には、VSE順序又は5PAR3順
序を8回又は更に多くの相異なる位相サイクル工程にわ
たって循環させながら、その順序の結果に対して適当な
加算−減算作業を実施して、後で説明するl5IS方式
で使われるのと同様に、所望の程度の局在化を達成する
ことが必要である場合が多い。勿論、この為には、生体
内のスペクトルを取出す容積要素が、この順序サイクル
が全体的に進行する間、各々の1次元局在化部分順序に
よって隔離された、互いに略直交する3つの空間局在化
平面の交差部に正確に保たれることが必要である。規則
的な並びに不規則な生理学的な動きを持つ生体サンプル
では、長期間の間、選ばれた容積要素を動かない様に保
つことは極めて困難である場合が多い。動きの影響が、
検出された信号に対して、選ばれた容積の外部からの人
為効果であるNMR信号を加算する。観測された容積要
素信号中に存在する、この様な人為効果信号の割合は、
選ばれた容積要素の寸法が減少するにつれて、即ち解像
度がよくなるにつれて増加する。
66J、Mag、Re5on、283−294(198
6年)所載のR,J、オルディッジ他の論文「生体内分
光法の像の選択(I S I S)。空間選択性のNM
R分光法の新しい方式」に記載された3番目のl5IS
手順では、直交する3つの方向の各々に於ける局在化が
、3つの直交する勾配の1つが存在する状態で、選択性
180°RF信号パルスを印加することによって実施さ
れる。
6年)所載のR,J、オルディッジ他の論文「生体内分
光法の像の選択(I S I S)。空間選択性のNM
R分光法の新しい方式」に記載された3番目のl5IS
手順では、直交する3つの方向の各々に於ける局在化が
、3つの直交する勾配の1つが存在する状態で、選択性
180°RF信号パルスを印加することによって実施さ
れる。
局在化部分順序の後に、応答観測部分順序が行なわれる
前に、磁石安定化遅延期間が続き、この場合も応答NM
R信号を収集する前に、非選択性90°RFパルスを使
う。この様に180°RFパルスを印加すると、読取の
前に、磁化は反転されたま\又は反転されないま\に残
ることがあるから、l5ISの完全な3次元の局在化に
は、3つの選択性パルスの8種類の組合せに対応して、
23=8回、読取を含む順序全体の印加を繰返す必要が
あり、各々のパルスはオン又はオフに制御する。この後
、選択的に反転され並びに反転されない信号成分をもっ
て、容積全体から取出された相異なる8個の読取信号を
適当に加算及び減算することにより、選ばれた容積要素
からのNMR信号が再生される。この8個の順序信号の
夫々の寄与は、選ばれた容積要素ではなく、サンプル全
体から出る積分された信号で構成されるから、任意の時
に存在する望ましくない励振された信号の大きさは、所
望の信号よりも前桁も大きい。従って、この方式は、8
サイクルの順序の間に起り得る不規則な生理学的な動き
によって生ずる人為効果の影響を非常に受は易い。
前に、磁石安定化遅延期間が続き、この場合も応答NM
R信号を収集する前に、非選択性90°RFパルスを使
う。この様に180°RFパルスを印加すると、読取の
前に、磁化は反転されたま\又は反転されないま\に残
ることがあるから、l5ISの完全な3次元の局在化に
は、3つの選択性パルスの8種類の組合せに対応して、
23=8回、読取を含む順序全体の印加を繰返す必要が
あり、各々のパルスはオン又はオフに制御する。この後
、選択的に反転され並びに反転されない信号成分をもっ
て、容積全体から取出された相異なる8個の読取信号を
適当に加算及び減算することにより、選ばれた容積要素
からのNMR信号が再生される。この8個の順序信号の
夫々の寄与は、選ばれた容積要素ではなく、サンプル全
体から出る積分された信号で構成されるから、任意の時
に存在する望ましくない励振された信号の大きさは、所
望の信号よりも前桁も大きい。従って、この方式は、8
サイクルの順序の間に起り得る不規則な生理学的な動き
によって生ずる人為効果の影響を非常に受は易い。
読取用の非選択性の励振より期間T前に予備選択性励振
を使う任意の局在化方式(例えば、vSE、5PARS
等)は、nをサンプル全体の容積と選択的に励振される
画素容積との比として、(n [1−exp (−T/
T+)]/100)%の割合で、選ばれた容積要素信号
に対して、局在化されていない信号を付加える。同様に
、順序を繰返して印加することを必要とし、その結果得
られたNMR信号の加算及び減算を用いる局在化方式(
例えば、I S I S、サイクル形VSE、サイクル
形5PARS等)は、合計の順序サイクル時間に比例す
る確率で起る、動きによる人為効果の影響を受は易いと
共に、nに比例する人為効果信号を生ずる。何れの場合
も、この様な局在化による人為効果の悪影響は、非選択
性の容積照射NMR読取パルスを用いる時には、何時で
も容積係数n(励振される全体のNMRサンプル容積と
選ばれた容積要素の容積との比に等しい)倍だけ悪化す
ることは明らかである。
を使う任意の局在化方式(例えば、vSE、5PARS
等)は、nをサンプル全体の容積と選択的に励振される
画素容積との比として、(n [1−exp (−T/
T+)]/100)%の割合で、選ばれた容積要素信号
に対して、局在化されていない信号を付加える。同様に
、順序を繰返して印加することを必要とし、その結果得
られたNMR信号の加算及び減算を用いる局在化方式(
例えば、I S I S、サイクル形VSE、サイクル
形5PARS等)は、合計の順序サイクル時間に比例す
る確率で起る、動きによる人為効果の影響を受は易いと
共に、nに比例する人為効果信号を生ずる。何れの場合
も、この様な局在化による人為効果の悪影響は、非選択
性の容積照射NMR読取パルスを用いる時には、何時で
も容積係数n(励振される全体のNMRサンプル容積と
選ばれた容積要素の容積との比に等しい)倍だけ悪化す
ることは明らかである。
68J、Magn、Re5on、367 (1986年
) 、70J、Magn、Re5on、319(198
6年) 、3Magn、Re5on、Med、970
(1986年)にり、M、 ドットレル他によって
提案された、又は3Magn、Re5on、Med、9
63 (1986年)にA、ハースによって提案された
5PAGE、DIGGER,LOCUS、VO8Y等の
様な同様な多くの方式も、上に述べたものと基本的に同
じ形であり、この発明の方法によって改善することが出
来る。
) 、70J、Magn、Re5on、319(198
6年) 、3Magn、Re5on、Med、970
(1986年)にり、M、 ドットレル他によって
提案された、又は3Magn、Re5on、Med、9
63 (1986年)にA、ハースによって提案された
5PAGE、DIGGER,LOCUS、VO8Y等の
様な同様な多くの方式も、上に述べたものと基本的に同
じ形であり、この発明の方法によって改善することが出
来る。
従って、生体内NMR分光法で空間的な局在化を=
16 − 行なう改良された方法、特に第1の空間局在化部分順序
に非選択性NMR読取部分順序が続くあらゆる分光法の
局在化順序に対する改良された方法を提供することが非
常に望ましい。
16 − 行なう改良された方法、特に第1の空間局在化部分順序
に非選択性NMR読取部分順序が続くあらゆる分光法の
局在化順序に対する改良された方法を提供することが非
常に望ましい。
発明の要約
この発明では、何れも他の2つの面の平面に対して角度
を持つ平面内にある様な、3つの平面状の面の交わる所
にある容積要素内にあるサンプルの一部分力7らのNM
R分光応答信号を収集する方法が、3つの次元の内の2
つだけで面に対する値を選択する局在化部分順序を用い
て、サンプルを励振して、選ばれた2つの平面の交わる
所にある線に略沿った容積要素からの化学シフト・スペ
クトルを誘発させ、その後3番目の次元で空間選択性を
持ち、受信する分光応答信号を略関心のある容積要素に
制限する様に選ばれたNMR信号部分を持つ読取部分順
序を用いる工程を含む。
を持つ平面内にある様な、3つの平面状の面の交わる所
にある容積要素内にあるサンプルの一部分力7らのNM
R分光応答信号を収集する方法が、3つの次元の内の2
つだけで面に対する値を選択する局在化部分順序を用い
て、サンプルを励振して、選ばれた2つの平面の交わる
所にある線に略沿った容積要素からの化学シフト・スペ
クトルを誘発させ、その後3番目の次元で空間選択性を
持ち、受信する分光応答信号を略関心のある容積要素に
制限する様に選ばれたNMR信号部分を持つ読取部分順
序を用いる工程を含む。
この発明の空間局在化方法の現在好ましいと考えられる
実施例では、デカルト座標系を使う。順序のサイクル動
作が必要であれば、それは予備的な局在化部分順序の2
次元で行なわれる。データ収集部分順序の選択性RFパ
ルスでは、サイクル動作又は位相交番は使わない。
実施例では、デカルト座標系を使う。順序のサイクル動
作が必要であれば、それは予備的な局在化部分順序の2
次元で行なわれる。データ収集部分順序の選択性RFパ
ルスでは、サイクル動作又は位相交番は使わない。
従って、この発明の目的は、NMR分光法で容積要素を
局在化する改良された方法を提供することである。
局在化する改良された方法を提供することである。
この発明の上記並びにその他の目的は、以下図面につい
て詳しく説明する所から明らかになろう。
て詳しく説明する所から明らかになろう。
発明の詳細な説明
最初に第1図及び第1A図について説明すると、従来周
知の形式のNMR作像/分光装置が室温の影響を受けな
い中孔10を持ち、その中に静磁界Boがある。常法で
は、この磁界はデカルト座標系のZ軸と平行に配置され
、磁石の中孔の円筒10がそれと軸方向に整合している
。容積要素10■からの化学シフト・スペクトルを得る
のが希望である。容積要素10vは、作像容積の中心点
10mに対し位置(x、 y、 z)の所にある。
知の形式のNMR作像/分光装置が室温の影響を受けな
い中孔10を持ち、その中に静磁界Boがある。常法で
は、この磁界はデカルト座標系のZ軸と平行に配置され
、磁石の中孔の円筒10がそれと軸方向に整合している
。容積要素10■からの化学シフト・スペクトルを得る
のが希望である。容積要素10vは、作像容積の中心点
10mに対し位置(x、 y、 z)の所にある。
容積要素10vは長方形の密実な形であるのが理想的で
あり、X軸と平行な方向の寸法10 xs Y軸と平行
な方向の寸法10y及びZ軸と平行な方向の寸法10z
を持っている。例として云うと、所望の容積要素10V
が任意の方向(こ\では、例として、y方向に制限する
)に十分な距離移動して、隣の容積要素10v′及び/
又は10v′の予め選ばれた量(例えば50%)が、所
望の容積要素を定める絶対的な容積内にある様になった
場合、動きによる人為効果が生ずる。
あり、X軸と平行な方向の寸法10 xs Y軸と平行
な方向の寸法10y及びZ軸と平行な方向の寸法10z
を持っている。例として云うと、所望の容積要素10V
が任意の方向(こ\では、例として、y方向に制限する
)に十分な距離移動して、隣の容積要素10v′及び/
又は10v′の予め選ばれた量(例えば50%)が、所
望の容積要素を定める絶対的な容積内にある様になった
場合、動きによる人為効果が生ずる。
第2A図に示す様に、従来の容積選択性励振(VSE)
方法によるスペクトルの収集は、時刻toに局在化部分
順序で開始される。この時、第1の方向(今の場合はX
軸と平行)に第1の磁界勾配(例えば+2のある振幅を
持つGえ勾配)を印加する。この第1の勾配の振幅と極
性は、所望の容積要素を通る第1の平面を区別する様に
選ばれる。第1の空間的な勾装置1がO以外の値で存在
する間、X次元選択RF信号部分12が、時刻t1から
始まる第1の選択性45°RF信号パルス12a1時刻
t2から始まる広帯域(非選択性)90°RF信号パル
ス12b1及び時刻t3に始まって時刻t4に終る末期
の第2の選択性45゜RF信号パルス12cと共に、時
刻t5に第1の方向の勾配が終了する前に発生する。第
1の次元と略直交し、やはり所望の容積要素を通る第2
の次元の平面か、第2の勾配パルス14(今の場合は、
Gy力方向、平面を辺定する振幅の値(例えば−1を持
つ)とそれより後のRF選択信号部分15とによって励
振される。即ち、第2の方向の勾配パルス14が時刻t
5に印加された直後に、第2の(Y)方向のRF3重子
パルス部分15が、時刻t6に始まる選択性π/4RF
信号パルス15 a s時刻t7に始まる非選択性π/
2RF信号パルス15b1及び時刻t8に始まって時刻
t9に終る最後のπ/4選択性RF信号パルス15cを
、何れも第2の勾配部分14が時刻taに終了する前に
発生する。その後、最初の2つの平面と略直交する第3
の平面に於ける空間的な局在化が行なわれ、3つの空間
的な次元全部で所望の容積要素を完全に局在化する。即
ち、第3の勾配(Z軸勾配G2、z平面の値、例えば+
1を持つ)部分17か時刻taから開始して発生され、
別の3重子パルスRF信号部分が続く。その第1のπ/
4選択性RF信号部分18aが時刻t、に始まり、その
後時刻tcから始まる非選択性π/4RF信号パルス1
8bが続き、時刻tdから始まって時刻teに終る最後
のπ/4選択性RF信号パルス18cで終るが、これは
、第3の方向の勾配部分17cが終る時刻tfより前に
発生される。便宜の為、時刻toから時刻1fまでのこ
の3次元局在化部分順序全体をVSE局在化部分順序と
呼ぶ。
方法によるスペクトルの収集は、時刻toに局在化部分
順序で開始される。この時、第1の方向(今の場合はX
軸と平行)に第1の磁界勾配(例えば+2のある振幅を
持つGえ勾配)を印加する。この第1の勾配の振幅と極
性は、所望の容積要素を通る第1の平面を区別する様に
選ばれる。第1の空間的な勾装置1がO以外の値で存在
する間、X次元選択RF信号部分12が、時刻t1から
始まる第1の選択性45°RF信号パルス12a1時刻
t2から始まる広帯域(非選択性)90°RF信号パル
ス12b1及び時刻t3に始まって時刻t4に終る末期
の第2の選択性45゜RF信号パルス12cと共に、時
刻t5に第1の方向の勾配が終了する前に発生する。第
1の次元と略直交し、やはり所望の容積要素を通る第2
の次元の平面か、第2の勾配パルス14(今の場合は、
Gy力方向、平面を辺定する振幅の値(例えば−1を持
つ)とそれより後のRF選択信号部分15とによって励
振される。即ち、第2の方向の勾配パルス14が時刻t
5に印加された直後に、第2の(Y)方向のRF3重子
パルス部分15が、時刻t6に始まる選択性π/4RF
信号パルス15 a s時刻t7に始まる非選択性π/
2RF信号パルス15b1及び時刻t8に始まって時刻
t9に終る最後のπ/4選択性RF信号パルス15cを
、何れも第2の勾配部分14が時刻taに終了する前に
発生する。その後、最初の2つの平面と略直交する第3
の平面に於ける空間的な局在化が行なわれ、3つの空間
的な次元全部で所望の容積要素を完全に局在化する。即
ち、第3の勾配(Z軸勾配G2、z平面の値、例えば+
1を持つ)部分17か時刻taから開始して発生され、
別の3重子パルスRF信号部分が続く。その第1のπ/
4選択性RF信号部分18aが時刻t、に始まり、その
後時刻tcから始まる非選択性π/4RF信号パルス1
8bが続き、時刻tdから始まって時刻teに終る最後
のπ/4選択性RF信号パルス18cで終るが、これは
、第3の方向の勾配部分17cが終る時刻tfより前に
発生される。便宜の為、時刻toから時刻1fまでのこ
の3次元局在化部分順序全体をVSE局在化部分順序と
呼ぶ。
VSE局在化部分順序が終了した後のある時点t9に、
応答読取(又はデータ収集)部分順序が開始され、この
時局在化された容積要素から誘発されたNMR応答信号
を収集する。この読取部分順序は、時刻t9から時刻t
hまで存在する非選択性π/2RF信号パルス20から
始まり、その後NMR分光計受信データ・ゲートを(ゲ
ート開放部分22で示す様に)開き、応答信号24を周
知の形で受信して正しく処理する。この為、■SE手順
は、非選択性の容積照射用の読取パルス20で開始され
る読取部分順序の前に、何れも3個1組の交差する平面
の内の相異なる1つにある3つの相継ぐ局在化を用いる
部分順序を必要とする。
応答読取(又はデータ収集)部分順序が開始され、この
時局在化された容積要素から誘発されたNMR応答信号
を収集する。この読取部分順序は、時刻t9から時刻t
hまで存在する非選択性π/2RF信号パルス20から
始まり、その後NMR分光計受信データ・ゲートを(ゲ
ート開放部分22で示す様に)開き、応答信号24を周
知の形で受信して正しく処理する。この為、■SE手順
は、非選択性の容積照射用の読取パルス20で開始され
る読取部分順序の前に、何れも3個1組の交差する平面
の内の相異なる1つにある3つの相継ぐ局在化を用いる
部分順序を必要とする。
次に第2B図について説明すると、この発明の現在好ま
しいと考えられる1つの実施例では、改良された容積励
振−選択性分光順序(IVES)が、(1)1対の直交
方向だけの局在化平面を設定する局在化部分順序と、(
2)3番目の直交方向の局在化を行なう空間選択性NM
Rパルスを持つこの後の読取部付順、序とを利用する。
しいと考えられる1つの実施例では、改良された容積励
振−選択性分光順序(IVES)が、(1)1対の直交
方向だけの局在化平面を設定する局在化部分順序と、(
2)3番目の直交方向の局在化を行なう空間選択性NM
Rパルスを持つこの後の読取部付順、序とを利用する。
この場合、時刻toから始まって時刻taに終る2次元
局在化部分順序は、第2A図の普通のVSE手順で使わ
れる部分と同一の、第1及び第2の次元勾配部分11.
14及び関連するRF信号パルス部分12a乃至12c
及び15−15cを利用する。3番目の次元の局在化読
取部分順序が、時刻taから新しい時刻td′まで存在
する3番目の次元の02勾配部分26aを用い、この時
間の間、勾配開始時刻1aより後の開始時刻1./から
、それ自体はG工勾配パルスの終了時刻td′より前の
終了時刻tc′まで、π/2RF信号パルス28が存在
する。容積要素のZ方向の長さ10zを制限する為、R
Fパルス28は、周知の切取った5inc形式であるこ
とが有利である。勾配部分26aが終了した後、時刻t
d′から時刻1./ までの期間に位相戻し勾配部分2
6bを用い、その持続時間及び振幅は、パルス26bの
面積がパルス26aの面積の大体半分になる様にする。
局在化部分順序は、第2A図の普通のVSE手順で使わ
れる部分と同一の、第1及び第2の次元勾配部分11.
14及び関連するRF信号パルス部分12a乃至12c
及び15−15cを利用する。3番目の次元の局在化読
取部分順序が、時刻taから新しい時刻td′まで存在
する3番目の次元の02勾配部分26aを用い、この時
間の間、勾配開始時刻1aより後の開始時刻1./から
、それ自体はG工勾配パルスの終了時刻td′より前の
終了時刻tc′まで、π/2RF信号パルス28が存在
する。容積要素のZ方向の長さ10zを制限する為、R
Fパルス28は、周知の切取った5inc形式であるこ
とが有利である。勾配部分26aが終了した後、時刻t
d′から時刻1./ までの期間に位相戻し勾配部分2
6bを用い、その持続時間及び振幅は、パルス26bの
面積がパルス26aの面積の大体半分になる様にする。
時刻te′及び時刻t9′の間にゲート信号22′が発
生する時、応答ゲートが付能され、実質的に3次元全て
が局在化された所望の容積要素10vだけから、NMR
応答信号24′を収集する。
生する時、応答ゲートが付能され、実質的に3次元全て
が局在化された所望の容積要素10vだけから、NMR
応答信号24′を収集する。
第3A図に示す従来の5PAR8方法は、時刻toから
時刻tuまでの局在化部分順序から始まる。5PAR8
局在化部分順序では、第1の非選択性7r/2RF信号
パルス31aが(1+ とt2の間に)発生してから、
所望の局在化方向の勾配パルス32a(例えば、X方向
のGえ勾配)か時刻t3から時刻t4まで発生される。
時刻tuまでの局在化部分順序から始まる。5PAR8
局在化部分順序では、第1の非選択性7r/2RF信号
パルス31aが(1+ とt2の間に)発生してから、
所望の局在化方向の勾配パルス32a(例えば、X方向
のGえ勾配)か時刻t3から時刻t4まで発生される。
その後、非選択性πRF信号パルス31bが時刻t5及
びt6の間に発生する。勾配パルス32bが所望の第1
の方向(X)に存在する期間(時刻t7から時刻taま
で)内の期間(時刻t8から時刻t9まで)内に発生す
るπ/2RF信号31C(こ\ではsinc形式)で構
成される選択性π/2パルスで、第1の(例えばX)方
向の局在化が終了する。関連する第2(Y)又は第3(
Z)の方向の局在化では、この順序が繰返される。即ち
、非選択性yr / 2 RFパルス(24a又は37
a)の後、所望の方向の勾配パルス(35a又は38a
)が続く。勾配パルスが終った後、非選択性πRFパル
ス(34b又は37b)を発生してから、空間選択性π
/2RFパルスを発生する(関連する勾配部分35b又
は38bと同時に、sinc形RF信号部分34c又は
37cが発生する)。第3の方向の勾配(G2)パルス
3111bが終了する時刻tuに、局在化手順が終る。
びt6の間に発生する。勾配パルス32bが所望の第1
の方向(X)に存在する期間(時刻t7から時刻taま
で)内の期間(時刻t8から時刻t9まで)内に発生す
るπ/2RF信号31C(こ\ではsinc形式)で構
成される選択性π/2パルスで、第1の(例えばX)方
向の局在化が終了する。関連する第2(Y)又は第3(
Z)の方向の局在化では、この順序が繰返される。即ち
、非選択性yr / 2 RFパルス(24a又は37
a)の後、所望の方向の勾配パルス(35a又は38a
)が続く。勾配パルスが終った後、非選択性πRFパル
ス(34b又は37b)を発生してから、空間選択性π
/2RFパルスを発生する(関連する勾配部分35b又
は38bと同時に、sinc形RF信号部分34c又は
37cが発生する)。第3の方向の勾配(G2)パルス
3111bが終了する時刻tuに、局在化手順が終る。
その後データ収集部分順序が続き、非空間選択性π/2
RF信号パルス40(時刻tVから時刻t工まで)が局
在化された容積要素からNMR応答信号を誘発する。
RF信号パルス40(時刻tVから時刻t工まで)が局
在化された容積要素からNMR応答信号を誘発する。
受信データ・ゲート42が時刻twから時刻1yまで開
いて、応答信号44を収集することが出来る様にする。
いて、応答信号44を収集することが出来る様にする。
次に第3B図について説明すると、この発明の現在好ま
しいと考えられる別の実施例では、改良された5PAR
8順序(ISPARS)が、1対の第1及び第2の(例
えばX及びY)方向だけの局在化平面を設定する局在化
部分順序を利用し、これはS P A、RS順序の内、
時刻toから時刻t、までの部分を用いる。3番目の次
元の局在化読取部分順序か時刻1kから始まる様に続き
、3番目(今の場合はZ)の方向の空間選択性を持つ読
取π/2RF信号パルス48が(時刻1./から時刻t
m′まで)発生し、この間第3の方向の勾配G:!部分
46aが(時刻t、から時刻t。′まで)存在する。時
刻t1.′から時刻1./ までの期間に位相戻し勾配
部分46bを発生し、応答ゲート信号42′か時刻t。
しいと考えられる別の実施例では、改良された5PAR
8順序(ISPARS)が、1対の第1及び第2の(例
えばX及びY)方向だけの局在化平面を設定する局在化
部分順序を利用し、これはS P A、RS順序の内、
時刻toから時刻t、までの部分を用いる。3番目の次
元の局在化読取部分順序か時刻1kから始まる様に続き
、3番目(今の場合はZ)の方向の空間選択性を持つ読
取π/2RF信号パルス48が(時刻1./から時刻t
m′まで)発生し、この間第3の方向の勾配G:!部分
46aが(時刻t、から時刻t。′まで)存在する。時
刻t1.′から時刻1./ までの期間に位相戻し勾配
部分46bを発生し、応答ゲート信号42′か時刻t。
′及び時刻tq′の間に付能され、この為、応答信号4
4′が、今度もデカルト座標系の3次元金てゾ局在化さ
れた所望の容積要素10vたけから収集される。
4′が、今度もデカルト座標系の3次元金てゾ局在化さ
れた所望の容積要素10vたけから収集される。
第4A図の従来のl5IS順序は、何れもデカルト座標
系の異なる方向の3つの空間選択性(反転)πRF信号
パルスからなる局在化部分順序を持っている。即ち、第
1の(X)方向の局在化反転が、πRF信号パルス52
aがサンプルを励振する間、サンプルに対してその方向
の勾配G0パルス51を印加することによって実施され
る。勾配の振幅が略Oであるか、又はRFパルスが、R
F部分52bに示す様に、振幅が略0であれば、この(
X)方向の局在化は行なわれない(選択がオフである)
。同様に、第2の(Y)方向又は第3の(Z)方向では
、関連する1つのπRF信号パルス55a又は58aが
存在する間に、Gyパルス54a又はG2パルス57a
の内の一方が発生する。この場合も、関連する(Y又は
Z)勾配又はπRF信号パルスの振幅か、RF部分55
b又はRF部分58bに示す様に、略0である場合は、
関連する第2又は第3の(Y又はZ)方向の局在化は行
なわれない。信号収集部分順序が開始される時刻t9に
局在化部分順序が終る。従来の他の手順の場合と同じく
、読取部分順序は非空間選択性π/2RF信号パルス6
0を用い、受信データ・ゲート62が付能されて、容積
要素の応答信号64を収集する。3つのπRFパルス(
又はそれに対応する磁界勾配部分5 l b154 b
157b)のオン及びオフの全ての組合せを用いて、8
個の異なる順序がサンプルに印加され、この順序で得ら
れたデータを、下記の表に従って、それまでの順序のデ
ータの合計に加算(+1)又はそれから減算(−1)す
る。
系の異なる方向の3つの空間選択性(反転)πRF信号
パルスからなる局在化部分順序を持っている。即ち、第
1の(X)方向の局在化反転が、πRF信号パルス52
aがサンプルを励振する間、サンプルに対してその方向
の勾配G0パルス51を印加することによって実施され
る。勾配の振幅が略Oであるか、又はRFパルスが、R
F部分52bに示す様に、振幅が略0であれば、この(
X)方向の局在化は行なわれない(選択がオフである)
。同様に、第2の(Y)方向又は第3の(Z)方向では
、関連する1つのπRF信号パルス55a又は58aが
存在する間に、Gyパルス54a又はG2パルス57a
の内の一方が発生する。この場合も、関連する(Y又は
Z)勾配又はπRF信号パルスの振幅か、RF部分55
b又はRF部分58bに示す様に、略0である場合は、
関連する第2又は第3の(Y又はZ)方向の局在化は行
なわれない。信号収集部分順序が開始される時刻t9に
局在化部分順序が終る。従来の他の手順の場合と同じく
、読取部分順序は非空間選択性π/2RF信号パルス6
0を用い、受信データ・ゲート62が付能されて、容積
要素の応答信号64を収集する。3つのπRFパルス(
又はそれに対応する磁界勾配部分5 l b154 b
157b)のオン及びオフの全ての組合せを用いて、8
個の異なる順序がサンプルに印加され、この順序で得ら
れたデータを、下記の表に従って、それまでの順序のデ
ータの合計に加算(+1)又はそれから減算(−1)す
る。
合計のスベ
順序 xyz クトル寄与
1 オフ オフ オフ +1
2 オン オフ オフ −1
3オフ オン オフ −1
4オン オン オフ +1
5 オフ オフ オン −1
6オン オフ オン +1
7 オフ オン オン +1
8 オン オン オン −1
即ち、X、Y又は2方向の選択的な反転を行なうπRF
反転パルス(又は勾配パルス)は、夫々振幅がOでない
X、Y又はZ選択性RF部分52a。
反転パルス(又は勾配パルス)は、夫々振幅がOでない
X、Y又はZ選択性RF部分52a。
55a、58aが存在する場合はオフであり、RFパル
ス52b、55b又は58bの振幅が略0である場合は
、その方向のパルスがオフであり、何れも関連する勾配
パルス51a、54a又は57aと同時である。
ス52b、55b又は58bの振幅が略0である場合は
、その方向のパルスがオフであり、何れも関連する勾配
パルス51a、54a又は57aと同時である。
この発明の現在好ましいと考えられる別の実施例では、
第4b図に示す様に、改良された収縮形l5IS順序(
cRISIS)が、時刻toから時刻t6までの期間内
に、交差する2つの局在化平面だけを設定する予備局在
化部分順序を利用する。時刻t6から時刻tc′までの
この後の読取部分順序が、それからの応答を希望する容
積要素の3番目の次元の範囲を空間的に選択する。即ち
、応答収集部分順序が(Z)空間選択性π/2パルスか
ら始まる。これは時刻t6から時刻19/ までの3番
目の次元(Z軸)の磁界勾配(G2)パルス66aで構
成され、この期間中の時刻1 、 /から時刻t8′ま
でにπ/2RF信号パルス68(今の場合は5inc形
)が発生する。その後、時刻t9′から時刻tb′まで
、3番目の勾配の位相戻しローブ66bが発生され、時
刻ta′から時刻tc′まで応答ゲート信号62′が発
生し、この間、局在化した分光応答信号64′を受信す
る。この順序はX及びYの両方の選択性反転パルスがオ
ン状態であり、更に3つの順序が発生され、下記の表に
従って、X及びYのRFパルス又は勾配G0及びGyの
一方又は両方が(夫々のRF部分52b又は53b1或
いは勾配部分51b又は54bに応答して)オフ状態で
ある残りの組合せを用いて発生されることが認められよ
う。
第4b図に示す様に、改良された収縮形l5IS順序(
cRISIS)が、時刻toから時刻t6までの期間内
に、交差する2つの局在化平面だけを設定する予備局在
化部分順序を利用する。時刻t6から時刻tc′までの
この後の読取部分順序が、それからの応答を希望する容
積要素の3番目の次元の範囲を空間的に選択する。即ち
、応答収集部分順序が(Z)空間選択性π/2パルスか
ら始まる。これは時刻t6から時刻19/ までの3番
目の次元(Z軸)の磁界勾配(G2)パルス66aで構
成され、この期間中の時刻1 、 /から時刻t8′ま
でにπ/2RF信号パルス68(今の場合は5inc形
)が発生する。その後、時刻t9′から時刻tb′まで
、3番目の勾配の位相戻しローブ66bが発生され、時
刻ta′から時刻tc′まで応答ゲート信号62′が発
生し、この間、局在化した分光応答信号64′を受信す
る。この順序はX及びYの両方の選択性反転パルスがオ
ン状態であり、更に3つの順序が発生され、下記の表に
従って、X及びYのRFパルス又は勾配G0及びGyの
一方又は両方が(夫々のRF部分52b又は53b1或
いは勾配部分51b又は54bに応答して)オフ状態で
ある残りの組合せを用いて発生されることが認められよ
う。
合計のスベ
順序 XY クトル寄与
1 オフ オフ +1
2 オン オフ −1
3 オフ オン −1
4オン オン +1
l5IS、VSE及び5PAR81,:対し、改良され
たCRISISS IVES及びl5PAR8方式には
3つの利点がある。第1に、CRISIS、IVES及
びl5PAR8順序は、典型的には、持続時間が、l5
IS、VSE及びS PAR8局在化部分順序の僅か2
/3である。印加されるRF信号パルスの数が1/3だ
け減少するから、サンプルに加えられるRF信号電力も
大体1/3だけ減少する。第2に、局在化に必要な順序
のサイクル数(例えば4)は、I S I S、サイク
ル形VSE又はサイクル形5PAR8による局在化に必
要な数(例えば8)の半分に過ぎない。従って、合計順
序サイクル時間が従来のI S I S、サイクル形V
SE又はサイクル形5PAR5より少なくとも50%短
いから、生理学的な動きによって人為効果を発生する惧
れも同様に減少する。3番目に、この発明の手順は実効
的に局在化手順を1次元だけ収縮させ、読取パルスがサ
ンプルの1平面(これは必ずしもZ軸方向である必要は
なく、Z軸方向をこの明細書で選んだのは、例に過ぎな
い)だけで選択的に励振し、サンプル全体を非選択的に
励振しないから、T1緩和による人為効果並びに動きに
よる人為効果が、3番目の次元に於けるサンプルの合計
寸法に対するスライスの厚さの比だけ、大幅に減少する
。
たCRISISS IVES及びl5PAR8方式には
3つの利点がある。第1に、CRISIS、IVES及
びl5PAR8順序は、典型的には、持続時間が、l5
IS、VSE及びS PAR8局在化部分順序の僅か2
/3である。印加されるRF信号パルスの数が1/3だ
け減少するから、サンプルに加えられるRF信号電力も
大体1/3だけ減少する。第2に、局在化に必要な順序
のサイクル数(例えば4)は、I S I S、サイク
ル形VSE又はサイクル形5PAR8による局在化に必
要な数(例えば8)の半分に過ぎない。従って、合計順
序サイクル時間が従来のI S I S、サイクル形V
SE又はサイクル形5PAR5より少なくとも50%短
いから、生理学的な動きによって人為効果を発生する惧
れも同様に減少する。3番目に、この発明の手順は実効
的に局在化手順を1次元だけ収縮させ、読取パルスがサ
ンプルの1平面(これは必ずしもZ軸方向である必要は
なく、Z軸方向をこの明細書で選んだのは、例に過ぎな
い)だけで選択的に励振し、サンプル全体を非選択的に
励振しないから、T1緩和による人為効果並びに動きに
よる人為効果が、3番目の次元に於けるサンプルの合計
寸法に対するスライスの厚さの比だけ、大幅に減少する
。
この発明の現在好ましいと考えられる幾つかの実施例の
方法を説明の為に述べたが、当業者には、種々の変更が
容易に考えられよう。従って、この発明は特許請求の範
囲のみによって限定されることを承知されたい。
方法を説明の為に述べたが、当業者には、種々の変更が
容易に考えられよう。従って、この発明は特許請求の範
囲のみによって限定されることを承知されたい。
第1図はNMR作像/分光装置の円筒形中孔を斜めに見
た図であり、用語及び方向の定義に役立つ。 第1A図は第1図の作像容積の一部分を斜めに見た図で
、容積要素を選択する様子を更に詳しく示す。 第2A図、第3A図及び第4A図は夫々従来のVSE、
5PAR8及びl5IS手順に対する時間軸を合せた1
組の磁界勾配、RF倍信号びゲート形データ応答信号を
示すグラフ、 第2B図、第3B図及び第4B図はこの発明のNMR分
光方法に用いられる1組の時間軸を合せた磁界勾配、R
F倍信号びゲート形データ信号を示すグラフである。
た図であり、用語及び方向の定義に役立つ。 第1A図は第1図の作像容積の一部分を斜めに見た図で
、容積要素を選択する様子を更に詳しく示す。 第2A図、第3A図及び第4A図は夫々従来のVSE、
5PAR8及びl5IS手順に対する時間軸を合せた1
組の磁界勾配、RF倍信号びゲート形データ応答信号を
示すグラフ、 第2B図、第3B図及び第4B図はこの発明のNMR分
光方法に用いられる1組の時間軸を合せた磁界勾配、R
F倍信号びゲート形データ信号を示すグラフである。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、相異なる3つの面の交差部にある所望の容積要素内
のサンプルの一部分からのNMR分光応答信号を、局在
化による人為効果の影響を少なくして収集する方法に於
て、 (a)前記サンプルを静磁界B_0内に浸漬し、(b)
前記3つの面の内の2つの面だけでNMR信号を選択的
に区別する局在化部分順序を用いて、前記サンプル内に
核磁気共鳴を励振し、(c)その後、残りの面に於ける
サンプル内のNMRに空間的な選択性を持ち、所望の容
積要素からのNMR応答信号の収集の開始の直前に発生
する読取部分順序を用いる工程を含む方法。 2、工程(c)が、(c1)所望の容積要素を通る所望
の空間的な面を選択する磁界勾配を前記サンプル内に発
生し、(c2)該工程(c1)の勾配の存在と同時に、
少なくともサンプル内に、スピンを所望の容積要素内で
略90°章動させる無線周波(RF)磁界信号を発生す
る工程を含む請求項1記載の方法。 3、工程(c1)が、デカルト座標系の所望の軸と平行
な空間選択方向の勾配を発生し、所望の容積要素の中で
の勾配を位置ぎめする様に選ばれ た振幅を前記勾配に
割当てる工程を含む請求項2記載の方法。 4、前記勾配を発生する工程が、所望の軸を静磁界B_
0の方向と略平行になる様に指定する工程を含む請求項
3記載の方法。 5、所望の軸がZ方向である請求項4記載の方法。 6、工程(b)が、デカルト座標系の残りの2軸と平行
な二方向だけに於ける所望の容積要素の限界を定める工
程を含む請求項5記載の方法。 7、2つの局在化部分順序の面が、夫々X及びY方向の
平面である請求項6記載の方法。 8、90°RF信号が終了した後、工程(c1)の磁界
勾配の位相戻しパルスを発生する工程(c3)を更に含
む請求項2記載の方法。 9、RF信号が略sinc関数の形を持つ包絡線を有す
る請求項2記載の方法。 10、sinc関数を選ばれた数のローブで切取る請求
項9記載の方法。 11、工程(b)が、第1の面を限定する第1の磁界勾
配を発生し、サンプルが第1の勾配の作用を受けている
間、所望の容積要素内のスピンを略45°、90°及び
45°逐次的に章動させるRF磁界信号を発生し、その
後第2の面を限定する第2の磁界勾配を発生し、サンプ
ルが第2の磁界の作用を受けている間、別のRF磁界信
号を発生して、所望の容積内のスピンを略45°、90
°及び45°逐次的に章動させる工程を含む請求項1記
載の方法。 12、工程(b)が、工程(b1)として、(b1a)
サンプル内のスピンを略90°章動させる第1のRF磁
界信号を発生し、(b1b)その後第1の面を限定する
第1の磁界勾配の第1のパルスを発生し、(b1c)そ
の後サンプル内のスピンを略180°章動させる第2の
RF磁界信号を発生し、そして(b1d)その後第1の
面に沿ったスピンを略90°章動させる第1の空間選択
性信号を発生する工程を逐次的に実施することによって
、第1の面を限定する工程と、工程(b2)として、そ
の後(b2a)サンプル内のスピンを略90°章動させ
る第3のRF磁界信号を発生し、(b2b)その後第2
の面を限定する第2の磁界勾配の第1のパルスを発生し
、(b2c)その後サンプル内のスピンを略180°章
動させる第4のRF磁界信号を発生し、そして(b2d
)その後第2の面に沿ったスピンを略90°章動させる
第2の空間選択性信号を発生することを逐次的に実施す
ることにより、第2の面を限定する工程を含む請求項1
記載の方法。 13、工程(b)が、(b1)サンプル内のスピンを第
1の面に沿って反転する第1の空間選択性信号を発生し
、(b2)サンプル内のスピンを第2の面に沿って反転
する第2の空間選択性信号を発生する工程を含む請求項
1記載の方法。 14、工程(b1)が、第1の面を限定する第1の磁界
勾配を発生し、サンプルが第1の勾配の作用を受けてい
る間、所望の容積要素内のスピンを略180°章動させ
るRF磁界信号を発生する工程を含む請求項13記載の
方法。 15、工程(b2)が、第2の面を限定する第2の磁界
勾配を発生し、サンプルが第2の勾配の作用を受けてい
る間、所望の容積要素内のスピンを略180°章動させ
る別のRF磁界信号を発生する工程を含む請求項14記
載の方法。 16、工程(b)が、更に(b3)、第1及び第2のス
ピン反転用の空間選択性信号を反復的に印加して、第1
及び第2の信号の全ての組合せが存在し又は存在しない
様にする工程を含み、工程(c)が、(c1)工程(b
3)の第1及び第2の信号の夫々異なる組合せを印加す
る度に、その後異なるNMR応答信号を収集し、(c2
)工程(c1)で収集された相異なるNMR応答信号を
加算及び減算して、実質的に所望の容積要素に局在化す
る最終的な信号を発生する工程を含む請求項13記載の
方法。 17、少なくとも1つの次元で空間的な区別をする第1
の空間局在化部分順序、及びその後の第2の非選択性N
MR読取部分順序で構成される様な、所望の容積内にあ
るサンプルの一部分からの分光応答信号を収集するNM
R順序で、局在化による人為効果を少なくする方法に於
て、 (a)選ばれた1つの空間的な次元に対し、第1の部分
順序の空間区別部分を削除し、 (b)前記第2の非選択性NMR読取部分順序を、前記
選ばれた1つの空間的な次元で、空間的な局在化を行な
うNMR読取部分順序に置換え、(c)この結果得られ
たNMR読取応答信号を処理して、実質的に所望の容積
要素に空間的に局在化した分光応答信号を発生する工程
を含む方法。 18、工程(b)が、(b1)サンプル内に、所望の容
積要素を通る所望の空間的な面を選択する磁界勾配を発
生し、(b2)前記工程(b1)の勾配が存在するのと
同時に、少なくともサンプル内に、スピンを所望の容積
要素内で略90°章動させる無線周波(RF)磁界信号
を発生する工程を含む請求項17記載の方法。 19、工程(b1)が、デカルト座標系の所望の軸と平
行な空間選択方向に勾配を発生し、この勾配を所望の容
積要素内に位置ぎめする様に選ばれた振幅を前記勾配に
割当てる工程を含む請求項18記載の方法。 20、勾配を発生する工程が、所望の軸を静磁界B_0
の方向と略平行になる様に指定する工程を含む請求項1
9記載の方法。 21、所望の軸がZ方向である請求項20記載の方法。 22、更に(c3)、90°RF信号が終了した後、工
程(c1)の磁界勾配の位相戻しパルスを発生する工程
を含む請求項18記載の方法。 23、RF信号が略sinc関数の形を持つ包絡線を有
する請求項18記載の方法。 24、sinc関数を選ばれた数のローブで打切られる
請求項23記載の方法。 25、RF信号が略ガウス形関数の形を持つ包絡線を有
する請求項18記載の方法。 26、残りの空間的な次元に於ける空間的な区別を変更
して、工程(b)及び(c)を循環的に繰返す工程を含
む請求項17記載の方法。 27、工程(c)が、完全なサイクルからの分光応答信
号を加算及び減算して、実質的に所望の容積要素だけか
らの合計分光応答信号を発生する工程を含む請求項26
記載の方法。
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US07/056,513 US4733185A (en) | 1987-06-01 | 1987-06-01 | Methods for localization in NMR spectroscopy |
US056,513 | 1987-06-01 | ||
US56,513 | 1987-06-01 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63305851A true JPS63305851A (ja) | 1988-12-13 |
JPH0698141B2 JPH0698141B2 (ja) | 1994-12-07 |
Family
ID=22004902
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63126069A Expired - Lifetime JPH0698141B2 (ja) | 1987-06-01 | 1988-05-25 | Nmr分光応答信号を収集する方法と装置 |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4733185A (ja) |
EP (1) | EP0293694A3 (ja) |
JP (1) | JPH0698141B2 (ja) |
Families Citing this family (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE3750258T2 (de) * | 1986-04-24 | 1994-10-27 | Univ Queensland | Spektroskopie mittels magnetischer kernresonanz mit volumenselektion. |
DE3860234D1 (de) * | 1987-01-30 | 1990-07-19 | Siemens Ag | Geraet zur ermittlung von kernmagnetischen spektren aus raeumlich selektierbaren bereichen eines untersuchungsobjektes. |
JPH021235A (ja) * | 1987-11-06 | 1990-01-05 | Hitachi Ltd | 磁気共鳴イメージング装置の画像再構成方式 |
US4901021A (en) * | 1987-11-06 | 1990-02-13 | Hitachi, Ltd. | Image constructing device included in a magnetic resonance imaging apparatus |
GB2217847B (en) * | 1988-04-27 | 1993-02-03 | Nat Res Dev | Improvements in or relating to nmr imaging systems |
DE3925972A1 (de) * | 1989-08-05 | 1991-02-07 | Philips Patentverwaltung | Kernresonanz-spektroskopieverfahren und anordnung zur durchfuehrung des verfahrens |
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WO1995004939A2 (en) * | 1993-08-02 | 1995-02-16 | The Board Of Trustees Of The Leland Stanford Junior University | Apparatus and method for decreasing magnetic field sensitivity of long rf pulses |
US6181134B1 (en) | 1998-03-09 | 2001-01-30 | The Mclean Hospital Corporation | Magnetic resonance imaging of the distribution of a marker compound without obtaining spectral information |
DE102006054599B3 (de) * | 2006-11-20 | 2008-05-29 | Siemens Ag | Verfahren zur selektiven Anregung von Kernspins und Magnet-Resonanz-Gerät |
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FI833807A (fi) * | 1983-06-23 | 1984-12-24 | Instrumentarium Oy | Foerfarande foer utredning av aemnets eller magnetfaeltets egenskaper. |
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FR2570499B1 (fr) * | 1984-09-14 | 1987-09-11 | Thomson Cgr | Installation d'imagerie par resonance magnetique nucleaire |
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-
1987
- 1987-06-01 US US07/056,513 patent/US4733185A/en not_active Expired - Fee Related
-
1988
- 1988-05-20 EP EP88108114A patent/EP0293694A3/en not_active Withdrawn
- 1988-05-25 JP JP63126069A patent/JPH0698141B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (5)
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Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
EP0293694A3 (en) | 1990-03-21 |
JPH0698141B2 (ja) | 1994-12-07 |
US4733185A (en) | 1988-03-22 |
EP0293694A2 (en) | 1988-12-07 |
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