JPH02224741A - 三次元nmr脈管撮影像及び静止組織nmr画像を同時的に得る方法及び装置 - Google Patents

三次元nmr脈管撮影像及び静止組織nmr画像を同時的に得る方法及び装置

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JPH02224741A
JPH02224741A JP89332989A JP33298989A JPH02224741A JP H02224741 A JPH02224741 A JP H02224741A JP 89332989 A JP89332989 A JP 89332989A JP 33298989 A JP33298989 A JP 33298989A JP H02224741 A JPH02224741 A JP H02224741A
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JP89332989A
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Charles L Dumoulin
チャールズ ルシアン デュモウリン
Steven P Souza
スティーブン ピーター スーザ
Harvey E Cline
ハーベイ エリス クライン
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Original Assignee
General Electric Co
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    • A61B5/055Detecting, measuring or recording for diagnosis by means of electric currents or magnetic fields; Measuring using microwaves or radio waves  involving electronic [EMR] or nuclear [NMR] magnetic resonance, e.g. magnetic resonance imaging
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 技術分野 本発明は、サンプル内の流動する流体及び静止組織を画
像形成するための核磁気共鳴(NMR)方法及び装置に
関するものであって、更に詳細には、サンプルの一組の
励起の各々に対して発生される応答が同一の解剖的構造
領域内の流体の流れ及び静止組織の両方の医学的に有意
性のある画像を与える新規なNMR方法及び装置に関す
るものである。
従来技術 医学的診断目的のために、種々の身体の通路を介しての
身体の流体の流れを表わすNMR血管造影投影画像を与
えることが知られている。この様な画像を発生させる方
法は、1987年12月22日に発行された米国特許第
4,714,081号に記載されており本願出願人に譲
渡されている。
これらの方法は、真実の投影画像(全解剖的構造の厚さ
を介して)を与え且つ一つ又はそれ以上の選択した投影
軸に沿って且つサンプル内の流れ感度の選択した方向で
動脈及び葉脈構造の高品質NMR脈管撮影像を得ること
を可能とするものであるが、静止組織を描写する情報と
共にこの情報をも得ることが極めて望ましい。このこと
は、人間の診断画像においては特に重要である。なぜな
らば、その場合には、コントラスト注入X線血管造影技
術を非侵略型NMR血管造影技術で置換する必要性があ
るからである。NMR技術は、信号対雑音比が本来的に
低いためにX線方法と比較して欠点を有している。しか
しながら、この問題は、任意のスキャン面においてデー
タを得ることが可能であるという能力によってオフセッ
トさせることが可能であり、更に、三次元体積内におい
てデータを得ることが所望されると共に、血管壁、斑点
及び壁切断背後の物質(血栓、血など)を可視化するた
めに既存の血管造影法において不可能であったことに関
する従来のNMR及びX線技術の主要な限定を解消する
ために流動する流体と静止組織の両方から同時的にデー
タを採取することが望まれている。従って、同一の解剖
的構造領域内において三次元NMR脈管撮影像と静止組
織の三次元画像の両方を同時的に得るための方法及び装
置が提供されることが望まれている。
目  的 本発明は、以上の点に鑑みなされたものであって、上述
した如き従来技術の欠点を解消し、生体の解剖的構造な
どのようなサンプルの所望の体積を介して管内を流れる
可動流体のNMR血管造影画像と同一のサンプル体積内
の静止組織のNMR画像とを同時的に得るための方法及
び装置を提供することを目的とする。
構成 本発明によれば、生体サンプルのある領域における流体
の流れに関連する可動スピンの三次元核磁気共鳴(NM
R)血管造影画像と、同一のサンプル領域内の静止組織
の三次元NMR画像とを同時的に得る方法及び装置が提
供される。本発明においては、主静止磁界内にサンプル
を位置させる。
複数個のNMRシーケンスの各々の励起サブシーケンス
(部分シーケンス)において、選択した核種の全ての核
のスピンを章動させる。各章動の後に、第一方向に移動
する核のスピンから得られるNMR応答エコー信号を実
質的に静止している核のスピンからのNMR応答エコー
信号と異なるべく選択されている第一方向においてサン
プルに印加された第一磁界勾配内に一対の交互の極性の
流れコード化信号パルスを発生させる。該シーケンスの
交互のものは、前のシーケンスにおける同様に位!した
流れコード化パルスの極性と反対の極性を有する流れコ
ード化パルスの各々を持っている。次いで、第一方向と
は独立した第二方向においてサンプルに印加した読取り
磁界勾配に応答して、少なくともサンプル部分から喚起
されたNMR応答エコー信号から一組のデータを採取す
る。
複数個Sの位相コード化振幅の組合わせの各−つが三次
元カーテシアン座標系の残りの二つの独立した方向にお
いて前記選択したサンプル部分に作用する。採取された
NMR応答信号データ組の各々におけるデータを処理し
て、(1)静止核から得られた応答データが実質的に取
り除かれている差分データ組と、(2)可動核から得ら
れた応答データが実質的に取り除かれている加算データ
組と、(3)前記組(1)において得られた流れ振幅に
対する流れの方向を表わす位相データ組を少なくとも発
生する。次いで、前記複数個のデータ組に応答して、三
次元体積内の選択した面内に存在する血管造影画像と同
一面内における静止組織の画像の両方を発生させる。
本発明の新規なNMR方法及び装置の現在のところ好適
な実施例においては、一対の連続するシーケンス(即ち
、NEX−2)を一対の位相コード化勾配の各位の組に
対して使用し、一方流れコード化勾配ローブを変調する
。その他の現在のところ好適な実施例においては、各シ
ーケンスが異なった体素(voxeN)ラインを位相コ
ード化し、従ってこの位相コード化勾配値の対は各シー
ケンス(NEX−1)と共に変化される。
実施例 以下、−添付の図面を参考に、本発明の具体的実施の態
様について詳細に説明する。
本発明は、核磁気共鳴(NMR)システムにおいて実施
されるものであり、その場合、例えば患者などのサンプ
ルが高度に均−且つ比較的高い強度の静止磁界B。が設
定される画像形成領域内に位置される。公知の如く、静
止磁界B。は、例えば、静止磁界を与える磁石手段のボ
ア内に中心を有するカーテシアン座標系のz軸のような
選択した体積軸に沿って形成される。磁界勾配形成手段
を使用して、該静止磁界上に印加する一組の実質的に直
交する磁界勾配を形成する。カーテシアン座標系の場合
、勾配Gχ+ GY r GZは、CX−()Bo /
 ax、Gy −29BO/9y、cZ =B Bo 
i9zとして表わすことが可能である。静止磁界B0及
びその中に印加される磁界勾配GX+GV、GZに加え
て、サンプルは共振(ラーモア)周波数ω−γB。で回
転する無線周波数(RF)磁界6、に露呈される。尚、
γは、画像形成されるべき特定の核種に対する磁気回転
定数である。
静止磁界B0、磁界勾配ax、GY、cyz及びRF磁
界6、は、全て、従来公知の方法及び手段を使用して与
えることが可能である。
本発明のNMR画像形成技術の現在好適な種々の実施例
について説明する前に、スピン磁化相をモニタすること
によってマクロ的なスピン運動を画像形成する適応可能
な理論について簡単に説明する。横断方向乃至は横スピ
ン磁化位相変化に関する所要情報は、2モード流れコー
ド化勾配パルス組、即ち各励起シーケンスにおいて反対
極性を持った一対のパルスから容易に派生され、その極
性はシーケンスの交互のものにおいて交互に変化してい
る。磁界勾配が存在する場合のラーモア周波数(ω)は
、応答信号を与えるスピンの位置に依存する。従って、
ω(z)−γ(6、+z・Gz>であり、尚GZは、所
望の方向、例えばZ方向における磁界勾配強度である。
時間1−0で開始し且つ別の時間t−T、で終了する印
加された勾配パルスに応答して、横スピン磁化位相変化
φは次式で与えられる。
尚、z (t)及びGz  (t)は、スピン位置及び
勾配磁界強度であり、それぞれ時間の関数である。
可動及び不動励起スピンの両方が勾配磁界に露呈され、
可動励起スピンのみが非一定スピン位置時間関数z (
t)を有している。励起されたスピンが印加磁界勾配の
方向において一定の運動を経験すると、このスピン位置
時間関数z (t)は2(t)−zo−vtであり、尚
Z。は時間1−0におけるスピン位置であり且つVはス
ピン速度である。従って、次式が得られる。
第二勾配パルスG’z(t)が第一勾配パルスの開始の
後の時間Tにおいてサンプルへ印加され、この勾配磁界
パルス対によって導入される全位相シフトφは次式で与
えられる。
尚、ZIは第二勾配パルスG’z (t)の開始におけ
るスピンの位置である。第二勾配パルスが第一勾配パル
スの形状及び振幅と同一の形状及び振幅とさせるが反対
の極性を与えると、即ちG′z(t)=−Gz  (t
)及び7 ’ 、 −丁、 、式(3)は次式の如く還
元される。
φ−7A−(Zo  ZI)        (4)尚
、A、は、各勾配パルス下側の全面積である。
スピンの速度は一定であると仮定されている、即ちZ。
−Z、−VTてあり、従ってφ−γAヨVTであり、そ
れは可動スピン磁化の選択的検知のための基礎を与えて
いるので、速度V−0を持っており(定義上)2モード
対の勾配パルスによって静止スピンのスピン磁化に誘起
された位相シフトはそれ自身ゼロであることが理解され
る。逆に、可動スピン磁化によって誘起される位相シフ
トは、スピン速度V、パルス間遅延時間間隔T及び勾配
パルス面積(A、)に直線的に依存することが理解され
る。従って、これら三つの変数(V、 T。
A、)の何れかの二つの異なった条件に対して採取され
るデータは、一方から他方を減算して、可動スピンに対
するスピン密度情報のみを有する結果を得ることが可能
である。同様に、これら二つの異なった条件に対して得
られたデータを付加することにより(好適には、A1の
変調により)、静止スピンに対するスピン密度情報のみ
を有する異なった結果が得られる。前述した米国特許に
おいて説明されている如く、NMR血管造影技術は、2
モード勾配パルスがない一対の1個のシーケンスと共に
動作するが、流れコード化勾配パルスの極性が交互の励
起毎に反転された場合にはより良い結果が得られ、この
形態は本明細書において記載する例示的パルスシーケン
スにおいて使用されている。
前述した簡単な理論的説明から、各々が二つのエコーの
異なった一つから得られる(前述した如く)二つのデー
タ組の複素差は、スピン速度の正弦波関数である係数を
有していることが理解される。このことは、エイリアシ
ング条件の可能性を与え、その場合、あるスピン速度は
何ら観察された信号を与えないか、又はより低いスピン
速度から区別することができないこととなる。このエイ
リアシング問題は、誘起された位相シフトをπ/2ラジ
アン以下に拘束した場合には、解消させることが可能で
ある。実際に、誘起された位相シフトφを1ラジアン以
下に拘束した場合には、画像強度はスピン速度に関して
ほぼ直線的である。測定した信号強度もスピン数の直線
的関数であるから、画像画素強度は体積(従って、質量
)流れに比例し、従って管内の血液の全流れは、その管
を横断しての信号強度を積分することによって測定する
ことが可能である。一つの印加された流れコード化勾配
の方向におけるその流れ成分のみをこの様なパルスシー
ケンスで画像形成する。全体積流れ脈管撮影像は、各々
が互いに直交する流れ方向において感受性を有する三つ
の別々の脈管撮影像を採取し、且つこれらの三つの個別
的な脈管撮影像を’+ = (L ’ +I、’ +I
、2 )π/2の関係を使用して結合することによって
得ることが可能である。尚、I、は、全強度であり、且
っ1、、I、、Lは、三つの直交する脈管撮影像におけ
る対応する画素の強度である。最後に、流れコード化勾
配パルスを何れかの標準的な画像形成手順と組合わせる
ことによって脈管撮影像を発生することも可能であるこ
とを理解すべきである。
ここで使用する画像形成手順は、勾配再合焦体積スピン
歪み技術(gradient−refocussed 
 vop ume  spin−warp)であるが、
その他の任意の公知の手順を使用することも可能である
最初に第1a図を参照して説明すると、NMR三次元脈
管撮影像及び三次元静止組織画像を同時的に得るための
本発明の現在好適な実施例においては、完全な三次元体
積画像に対して必要とされる複数個Sの位相コード化勾
配振幅のうちの一対の位相コード化勾配振幅を具備する
NMR応答データを得るためにシーケンス10a及び1
0bからなる複数個の逐次的な対を使用する手順10を
使用する。その場合に、全対は、複数個S−N。
・N、であり、且つN、は異なったZ勾配値の数であり
、且つN、はその体積画像を得るために必要な異なった
Y勾配値の数である。シーケンス対10a−10bの各
シーケンスは、励起サブシーケンス(部分シーケンス)
12−1又は12−2でそれぞれ開始し、次いで流れコ
ード化サブシーケンス14−1又は14−2がそれぞれ
続き、そして最後に、画像形成サブシーケンス16−1
又は16−2がそれぞれ続く。各励起サブシーケンス1
2において、大振幅RFパルス20(時間to又は時間
t。′において開始し、中間の時間tl又は1./にお
いてピークとなり、且つ時間t2又は1 、 /におい
て終了する)及び長手方向の磁化が実質的にゼロに減少
されているスラブ(このスラブの何れの側においても画
像形成がなされる)゛の体積を制限するために選択され
ている振幅の関連する磁界勾配(ここでは、G2勾配部
分22)で随意的に飽和が誘起される。スポイラ−パル
ス24が、随意的に、同一の方向において(ここでは、
2方向)同一の勾配磁界内に導入されて、全ての横磁化
を位相をずらせてゼロとさせ且つ飽和パルス20/22
結合の後に残存される全てのコヒーランスを破壊する。
飽和パルス及びスポイラ−パルスは両方ともオプション
即ち随意的なものであるが、飽和パルスの後にスポイラ
−パルスを使用することが極めて望ましい。次いで、画
像形成のために選択した核種の磁化を、励起磁化を制限
するために印加されたスライス選択性勾配28と共に、
RF信号パルス26に応答するフリップ角度αだけ章動
させる。章動パルス26は、時間t 3 / t g 
’で開始し、中間の時間t4/14/でピークとなり、
且つ時間t s / t 5 ’において、スライス選
択性勾配28の終了と共に、終了する。RFパルス20
及び26の位相は一定に維持される。現在のところ、ス
ピン磁化ベクトルを約15°と約30°との間の角度α
に亘って章動即ち「フリップ」させるためにRFF号パ
ルス26を使用することが好適であると考えるが、それ
より小さな又は大きなフリップ角度を使用することも可
能である。その後に、所望により、時間j、/15’か
ら時間t b / t 6 ’へかけて、再位相合わせ
用パルスローブ30下側の全面積がスライス選択性勾配
パルスローブ28の全面積の半分に実質的に等しいよう
な振幅で再位相合わせ用パルス30を与えることが可能
である。理解すべきことであるが、励起サブシーケンス
12は、飽和部分20/22及び/又はスポイラ一部分
24なしで使用することも可能であり、且つ所望により
、スライス選択性勾配磁界ローブ28なしで使用するこ
とも可能である。
次いで、章動させたスピンを、各サブシーケンス14の
期間中に流れコード化させる。反対極性の双極性対の流
れコード化パルス34a及び34bを使用する。最初の
シーケンス10aにおいては、第−流れコード化勾配パ
ルス34aが時間t、において開始し、最大の正の振幅
+Aへ上昇し、パルス終了時間t、において実質的にゼ
ロの振幅へ復帰し、面積A、を発生する。直ぐその後に
、反対極性の第二の流れコード化勾配パルス34bが時
間t、において開始し、最大の負の値Aへ下降し、次い
でパルス終了時間t、において実質的にゼロ振幅へ復帰
し、面積A、を発生する。
好適には、パルスの時間間隔は基本的に等しく、且つこ
れらのパルスはそれらの時間的面積の実効的中心間の時
間間隔Tを有している。双極性パルスの各ローブは、サ
ンプルの全ての章動させたスピンにおいて位相シフトを
誘発し、その位相シフトは、静止スピンに対して、各対
の第ニジ−ケンス10bの反対に分極された流れコード
化パルス34a′及び34b′の対によって基本的に打
ち消される。従って、この第二対の最初のパルス34a
′ (時間1./から時間i、/へ)は負極性であり、
一方第二バルス34b’  (時間tb’から時間1+
へ)は正極性であり、且つ両方とも面積がA1であり、
従って流れコード化パルスの振幅は各連続するシーケン
スにおいて変調されることが理解される。所望により、
GZスライス選択勾配ローブ28及びl又は30の効果
に対して流れを補償するために、それぞれ、時間17/
1、/ 及び時間t8/18′の間の時間間隔及び時間
t a / t a ’から時間t、/l、’への時間
間隔において存在する一対の反対極性に分極された流れ
補償a−ブ32a及び32bを各シーケンスにおいて使
用することが可能である。
励起した体積内の核のスピンを流れコード化した後に、
それぞれの流れコード化サブシーケンス14に続く各画
像形成サブシーケンス16においてその印を付けたスピ
ンに関する情報を採取する。
ここで、三次元勾配再会焦スピン歪画像形成サブシーケ
ンスを使用する。時間t t / t t ’ におい
て開始し、最初の位相コード化勾配ローブ40が、流れ
コード化方向であった第一選択性勾配方向(ここでは、
Z方向勾配Gz)に供給し、且つ、同時的に、第二位相
コード化勾配ローブ42を、第二選択性勾配方向(ここ
では、Y方向勾配GV)に与える。尚、これら両方の方
向は、選択された読取り方向に(ここでは、X方向)に
対して直交している。Z及びY勾配ローブ40及び42
は、一つのシーケンス対の二つのシーケンス10a及び
10bの各々における同じ対の大きさを有しており、こ
れらの勾配値の一方は次の対のシーケンスにおいて、従
来公知の態様で、変化する。位相コード化ローブ40及
び42と同時的に、読取り信号脱位相用パルス部分44
が、時間11/l、′で開始し且つ時間t t / t
 + ’で終了する実際の読取り勾配信号46に先行し
、その読取り時間間隔時間中間点時間t h / t 
h ’ は、エコーが発生する中心における時間であり
、それはエコー時間間11it、(RF章助動パルス2
6中間時間ta/14’において開始)の終了をマーク
する。
このNMRシステムは受信器を有しており、その受信器
において、データゲート波形48を使用して、結果的に
得られるNMR応答信号49aが、公知のNMR画像形
成態様で、受信され、デジタル化され、且つ処理される
期間(時間11/i、/から時間t + / t +’
へ)を決定する。
各シーケンス対の第ニジ−ケンス10bにおいては、流
れコード化パルスの変調(例えば、極性反転)の点を除
いて、全ての波形が、第一シーケンス10aにおけるも
のと全く同一の振幅及びタイミング値を有している。概
略説明すると、第−流れコード化パルス34a′は、こ
の場合、負極性を有しており、且つ第二流れコード化パ
ルス34b’ は正極性を有している。理解される如く
、第ニジ−ケンス応答信号49bは、第一シーケンス応
答信号49aと同一の態様で処理される。応答信号49
bから得られる結果的第二データ組は、応答信号49a
から得られる第一データ組から減算されて、差分データ
組を与え、−力応答信号49aから得られる第一データ
組に加算されて加算データ組を与え、且つ第一応答信号
49aデ一タ組と共に処理されて流れコード化パルスの
方向(ここでは、Z方向)における流れを表わす位相情
報を派生する。複数個Sのシーケンス10が、別の方向
(例えば、Y方向)における流れコード化パルスで2回
目の処理のために繰返し行なわれ、且つ残りの方向(例
えば、X方向)における流れコード化パルスで3回目の
処理のために繰返し行なわれる。その場合、好適には、
各々の繰返し処理は、同一の読取り方向(例えば、X方
向)で行なわれて、各々が検査中の全三次元体積内の可
動スピンベクトルの振幅及び位相に関する情報及び同一
の体積中の静止スピンの振幅に関する情報を有する三つ
の全データ組を与えるものである。このことは、第3図
に示してあり、即ち、三次元データ組51.52.53
は、それぞれ、X、 Y。
Z方向における流れコード化に応答するものであって、
各々個別的に、それぞれのX、Y、Z応答流れベクトル
組56,57.58へ三次元フーリエ変換され、次いで
三次元流れベクトル組59へ結合されるもので、それら
は三次元体積データの二次元スライス又は投影を得るた
めに入力することが可能である。
次に第2a図を参照すると、サンプル体積内の各(Y−
Z)ストリップに対して二つの(NEX−2)励起で三
次元体積データを採取するプロセスにおいては、最初に
、ステップAにおいて、例えば体積限定、所望のフリッ
プ角度、読取り方向などの初期的条件を設定する。次い
で、ステップBに入り、次のストリップを適切に位相コ
ード化するための(Y及びZ)勾配に対する位相をアッ
プデートする。その後に、ステップCに入り、シーケン
ス10aの一方が開始され且つNMR応答即ちエコーが
実際に採取され、且つそのデータがデジタル化され且つ
格納される。次いで、ステップDに入り、流れコード化
ローブ極性が反転される。次いで、プロセスは決定ステ
ップEに入り、現在の位相コード化値における第二のバ
スがなされたか否かを決定する。なされていない場合に
は、プログラムがステップCへ振り返り、ステップDを
介しての第二パスにおいて流れコード化パルス極性を再
度反転する前に、反転した極性の流れコード化パルスを
有するシーケンス10bに対してのエコーデータを採取
する。ステップEに再度入るか、又はステップEへの最
初のエントリが第二のパスが完了したことを表わしてい
る場合には、ステップFに入り、且つ現在の位相コード
化値が選択した体積に対して必要とされる最終(Y及び
Z)位相と比較される。現在の位相対が最終位相対では
ない場合には、ステップFからステップBへ復帰し、そ
こで、位相対がアップデートされ且つ、ステップFヘエ
ンタすることが可能であり且つ現在の位相コード化対が
調査されるべき体積に対する最後の位相対と等しくなる
まで、全シーケンスが繰返し行なわれる。その場合には
、ステップFが満足され且つ本手順はステップGに入り
、全データが採取されたので、停止する。各逐次的な対
のデータ組の差分及び加算(和)が取られる。
即ち、第−及び第二のバスデータ組が処理され、次いで
第三及び第四データ組が処理され、このように(2N−
1)番目及び(2N)番目のデータ組が処理されるまで
繰返し行なわれる。尚、Nは、使用されるシーケンス対
10の数である。
次に、第1b図及び第2b図を参照すると、NEX−1
の場合の好適実施例を示しており、それは、差分データ
組を派生することを必要とせず、手順10′を使用する
。手順10′においては、各別々の単一シーケンス(各
シーケンス対ではない)が、変調されているが別々のに
空間データ類を与える。手順10′の全体は、複数個S
のシーケンス10’ −1,10’−2,・・・、10
’ −8゜・・・から構成されており、尚、1≦S≦S
であり、且つS−M、 ・M、は画像形成すべき体積中
のY−2ストリツプの全数である。従って、各シーケン
ス10’−sは、Y勾配ローブ42の大きさとZ勾配ロ
ーブ60の大きさの独特な対の値を有している。即ち、
二つの例外を除いて、シーケンス10’−iの各々は、
その他の何れかのシーケンス10’ −iと同一であり
、且つ第1a図のシーケンス10a/10bの何れかと
同一である。この例外とは、(1)変調した流れコード
化勾配ローブ34a/34b又はローブ34a’/34
b’  (各連続するシーケンスにおいて極性を反転す
ることによって変調されている)の何れかを使用するこ
とと、(2)位相コード化ローブ42/60値の独特の
対を使用する点である。第1a図の手順10においては
2倍の(一対の)シーケンス10a/10bを使用して
おり、その場合同一の対のY−Zローブ値がその対の両
方のシーケンスにおいて使用されていることに注意すべ
きである。従って、第一シーケンス10’−1において
、Y勾配ローブ42は第−値(例えば、最大値+C)に
あり、且つZ勾配ローブ60はその節−値(例えば、最
大値+Bl)にある。応答信号49−1から応答データ
を得た後に、第ニジーケンスlO′−2が開始し、且つ
、流れコード化勾配の反転と共に、次の対のY−2画像
形成勾配が使用される。ここで、Y位相コード化勾配ロ
ーブ42が未だその節−値(+C)にあるが、Z位相コ
ード化勾配60′は値十81より小さい第二値十82に
あると仮定する。第ニジ−ケンス10’−2において、
応答データ49−2が受信され、デジタル化され、且つ
格納される。位相コード化ローブ42/60値を除いて
シーケンス10’−1と同一の第三シーケンスは、これ
も反転されている(負極性34bの前において正極性パ
ルス34aを有している)がこの場合第三Y−Z結合を
有する流れコード化パルスを有しており、これは、同一
の最大Y勾配(+C)値の場合があるが、ローブ60に
対する次の低いZ勾配振幅(+83)を有している。第
四シーケンスは、シーケンス10’−2(反転流れコー
ド化ローブ34g’ /34b′)及び次の対のY/Z
ローブ42/60値(例えば、+C及び+84<+83
)を繰返す。
その後に、該シーケンスは、Z値の全てが使用されるま
で、流れコード化ローブ34の変調及びZ方向位相コー
ド化大きさの逐次的変化(例えば、減少)と共に継続す
る。注意すべきことであるが、変化する位相コード化ロ
ーブ対値の場合を除いて、全ての奇数番号シーケンスは
シーケンス10’1と同一であり、且つ全ての偶数番号
シーケンスはシーケンス10’−2と同一である。従っ
て、全体的なマスタシーケンス10′は、シーケンスが
2軸ローブ60に対して全ての2値を移行し且つ次の最
大のY勾配値(例えば、次の最大の正勾配+C′)がロ
ーブ42に対して移行しながら継続する。本プロセスは
、全Y及び2組が完全に使用されるまで、継続し、その
場合、Z勾配値の全てが連続的に小さくなる+Y勾配値
の各々、ゼロY勾配値(使用される場合)、及び連続的
に大きくなる振幅の負極性Y勾配値の全てに対して繰返
される。各シーケンスに対して、デジタル化したデータ
は、異なった組、即ち加算組及び位相組へ貢献すること
が可能であり、それから、部分的には可動スピンによっ
て占有されており且つ部分的には静止スピンによって占
有されている一体化したデータマトリクスが派生される
。好適には、スライス選択性勾配28が印加されて、励
起分野を、好適には、画像形成サブシーケンスにおける
関連する位相コード化(Z)方向における視野の半分以
下に制限する(このことは、可動スピン信号情報を該マ
トリクスの端部へ移動させる一方、静止スピンからの画
像情報を三次元データマトリクスの中心に維持する上で
有用である)。
特に第2b図を参照して概略説明すると、ステップA′
において初期条件を設定した後に、ステップB′におい
て、位相コード化情報を第一位相コード化読取り対に対
してアップデートする(例えば、最大Y勾配値+C及び
第−又は最大のZ勾配値+Bl)。第一シーケンス10
’−1がステップC′で開始され、第一エコーデータを
採取する。ステップD′に入り、流れコード化極性を第
ニジ−ケンス10’−2に対して適切な極性(最初に負
極性)へ反転させる。決定ステップF′に入り、現在の
位相結合が最終的Y−Z位相対に対してチエツクされる
。この最終位相対(最大負極性Y勾配−〇値及び最大負
極性Z勾配−Bl値)には到達していないので、ステッ
プF′からステップB′へ復帰し、そこで、位相コード
化情報がアップデートされる(2勾配値のみをその次の
振幅、例えば+82へ設定する)。ステップC′がトラ
バースされると、新たな(第二の)エコーが採取され、
且つステップD′に再度エンタし、次の奇数番号シーケ
ンス(シーケンス10’−1の複製であるが、異なった
組のY−zローブ42/60値を有している)への準備
として流れコード化パルス極性を再反転させる。各シー
ケンスに対しての流れコード化勾配ローブ及び一対のY
−Z位相コード化ローブ42/60値の反転の作用は、
最後のY−Z対の位相コード化値が使用された後にステ
ップF′に入るまで継続する。次いで、ステップF′は
YES (肯定)を決定し、且つ本手順はステップG′
へ入り終了する。このシーケンスは、X軸流れコード化
(ステップ52に対して)及びX軸流れコード化(ステ
ップ51に対し)と共に2度繰返されて、完全な三次元
流れコード化データ組を発生し、それから、可動スピン
流れベクトル及び静止スピン振幅が得られる(ステップ
59)。
第2c図に示した本発明の現在好適な別の実施例におい
ては、設定ステ°ツブA′で開始し、その場合、磁化破
壊パルス20/22/24の期間、振幅及び位相、読取
り(例えば、X)及び両方の位相コード化(例えば、Y
及び2)方向における視野範囲、RFパルス26に対す
るフリップ角度α、励起した体積を視野の半分以下とす
るための勾配ローブ28及び30(使用される場合)の
振幅、流れコード化ローブ34の対のパラメータ(それ
は、初期的には、負極性ローブ第一条件に設定される)
、及び同様の初期的条件が設定される。シーケンスがス
テップB′−1にエンタし、且つ位相コード化(Z)方
向ローブ60値が第−値(例えば、最大+Bl)ヘアツ
ブデートされる。
次いで、ステップD′へ入り、且つ流れコード化勾配ロ
ーブ極性が反転される(現在、第一ローブは正であり、
且つ第二ローブは負である)。第二位相コード化(Y)
方向ローブ42値が、ステップB’−2においてアップ
デートされる(例えば、該シーケンスに対する最大+C
)。次いで、ステップC′へ入り、第一シーケンス10
−1を動作させ、第一応答データ組を得る。最後のY位
相(ステップF’−1)及び最後のZ位相(ステップF
’−2)に対して別々にチエツクする。なぜならば、こ
の方法においては、Y値の範囲は、次のZ値が外側のB
’ −1/F’ −2ループにおいてアップデートされ
る前に、ステップB’ −2/、F’−1からなる内側
ループに起因して、各個々のZ値に対して完全にトラバ
ースされ・るからである。従って、第一シーケンス10
’−1が動作された後に、決定ステップF’−1にエン
タし、且つ、最後のY位相が使用されなかった場合には
、No(否定)の解答が得られ、それにより本手順はス
テップB’−2へ復帰し、そこで、Y方向位相がその第
二の値(例えば、+C’ )ヘアツブデートされ、且つ
第二組のエコーデータがステップC′において得られる
。ステップF′−1に再度エンタし、且つY方向位相値
がアップデートされ(ゼロ値へ)且つ第三エコーデータ
組が取られる。
その後に、Y位相コード化値の残部(ここでは、−C′
値及び−C値)が個別的にコード化され且つデータが取
られ、一方Z位相コード化値は最大+81値に止どまる
。次いで、ステップF′−1にエンタし、且つ、最後の
Y位相値が使用され、ステップF′−2へエンタし、且
つ次のZ方向位相値(+ 82)にエンタし、且つ全動
作シーケンスが再度行なわれる。異なったZ位相コード
化値の各々に対して全てのY位相コード化値が動作され
た後においてのみ、最終ステップG′にエンタし、且つ
本手順が終了する。注意すべきことであるが、この手順
は、流れコード化極性反転ステップD′を第二方向位相
コード化(Y)アップデートステップB′−2の後で且
つエコーデータ採取ステップC′の直前に位置させた場
合にも同様に良好に動作する。他の方法における如く、
本手順は、流れコード化方向をZ方向(ステップ53)
から連続的にX及びY方向(ステップ51及び52)変
化させて、2回目及び3回目と繰返し処理される。この
ことは、各流れコード化方向に対して得られた全三次元
データ組の個別的なフーリエ変換すると、スライス及び
/又は投影情報を得ることが可能な所望の三次元流れベ
クトル(静止スピンデータ組59を構成するためにx、
y、z流れ方向データ組56,57.58)が得られる
ことを確保している。
第2c図の手順に関してデータが得られると、フーリエ
変換の後、静止組織からの再構築した画像情報が三次元
データマトリクスの中心に残存し、一方可動スピンに対
する信号情報はマトリクスの端部に表われる。従って、
このデータマトリクスを第4a図の画像として直接的に
提供することが可能であり、その場合、静止組織画像部
分62は、結果的に得られる画像の中心に位置し、且つ
可動スピン画像の最初の半分64aは、一方の端部へ向
けて離隔され、且つ可動スピン画像の他方の半分64b
は反対端部へ向けて離隔される。このデータマトリクス
を適宜処理し、例えば「ロール(rogg)Jさせて、
第4b図に示した如く、三次元静止画像62′が三次元
データマトリクスの最初の半分に位置し且つ三次元流れ
画像64′がデータマトリクスの他の半分に位置するよ
うなデータ組を発生させることが可能である。適切なロ
ール動作及び移動により、これら二つの画像を合体させ
て、選択したサンプル体積内の静止スピン及び可動スピ
ンの完全な画像を与えることが可能である。色、強度及
び同様なグラフィック特性(例えば、種々の中間調強度
を持った静止組織、第一方向に流れる血流が例えば赤な
どの第一の色であり且つ別の方向に流れる血流が例えば
青などの異なった色とすること)を適切に選択すること
により、全三次元体積の一連の二次元スライス又は投影
を与え、特に医学的診断などの使用のために極めて好適
な態様で静止スピン及び流れスピンを可視化させること
が可能である。
三次元NMR脈管撮影像及び静止組織NMR画像を同時
的に得るための本発明方法、特にNEX−1を使用する
本発明方法は、ダイナミックレンジを限定する何れの形
態の投影脱位相用勾配を必要とすることがないばかりか
、休業が二次元においてのみ決定され従って比較的制御
性がない深さ方向の範囲に亘って位相変化が発生すると
問題を発生する休業に関する問題をも解消しており、全
ての三次元において完全に決定される休業は小さな深さ
を持っており且つ比較的位相変化を発生することがなく
、従って深さ位相問題は発生することがない。
次に、゛第5図乃至第10図を参照して本発明の好適実
施例に基づいて構成された装置に関して説明する。第5
図は、本発明の一実施例に基づいて11成された、NM
Rパルスシーケンスと共に使用するのに適したNMR画
像形成システム400の主要部品を示したブロック図で
ある。このシステムは、汎用ミニコンピユータ401を
有しており、それは機能的にディスク記憶装置403及
びインターフェース装置405へ結合されている。RF
送信器402、信号平均化器404、xr  Y+  
z勾配コイル416,418.420をそれぞれ付勢す
るための勾配電源406,408,410がインターフ
ェース装置405を介してコンピュータ401へ結合さ
れている。
RF送信器402が、コンピュータ401からのパルス
包絡線信号でゲート動作されて、検査中の物体内の核磁
気共鳴励起するのに必要な変調を有するRFパルスを発
生させる。これらのRFパルスは、画像形成方法に依存
して、100ワツトから数キロワットの間で変化するレ
ベルへRFパワーアンプ412において増幅され、且つ
送信器コイル424へ印加される。例えば、全身画像形
成における如く大きなサンプル体積に対してより高いパ
ワーレベルが必要とされ、且つ大きなNMR周波数帯域
を励起するためには短い期間のパルスが必要とされる。
NMR信号は、受信器コイル426によって検知され且
つ低ノイズ前置アンプ422において増幅され、且つ更
に増幅し、検知し且つフィルタするために受信器414
へ印加される。次いで、この信号をデジタル化して、信
号平均化器404によって平均化し且つコンピュータ4
01によって処理する。前置アンプ422及び受信器4
14は、能動ゲート動作によって又は受動フィルタ動作
によって送信期間中RFパルスから保護される。
コンピュータ401は、NMRパルスに対するゲート動
作及び包路線変調、前置アンプ及びRFパワーアンプに
対するブランキング及び勾配電源に対する電圧波形を供
給する。このコンピュータは、更に、例えばフーリエ変
換などのデータ処理、画像再構築、データフィルタ動作
、画像デイスプレィ、格納機能を行なう。
所望により、送信器及び受信器RFコイルは、単一のコ
イルから構成することが可能である。−方、電気的に直
交する二つの別個のコイルを使用することも可能である
。後者の形態の場合、パルス送信期間中に受信器内への
RFパルスのブレークスルーが減少されるという利点が
ある。何れの場合においても、該コイルは磁石428に
よって発生される静止磁界B。の方向に対して直交して
いる(第5図)。該コイルは、RFシールド型ケイジ内
に包囲することにより本システムの残部から分離してい
る。典型的な三つのRFコイルの構成を第6図乃至第8
図に示しである。これらの全てのコイルは、X方向にR
F磁界を発生する。第7図及び第8図に示したコイル構
成は、サンプル室の軸が主磁界B。(第5図)と平行で
ある磁界形状に対して好適である。第6図に示した構成
は、サンプル室の軸が主磁界Bo  (不図示)と垂直
な磁界形状の場合に適用可能である。
磁界勾配コイル416,418.420 (第5図)が
、勾配Gx 、GY 、Gzをそれぞれ与えるために必
要である。本明細書に説明した画像形成パルスシーケン
スにおいては、これらの勾配は、サンプル体積に亘って
単調且つ線形とすべきである。多値勾配フィールドは、
NMR信号データ内にエイリアシングとして知られる劣
化を発生させ、それは画像に著しく悪影響を与える。非
線形勾配は、画像の幾何学的歪を発生させる。
主磁界6、と平行なサンプル室軸を有する磁石形状に対
して好適な勾配コイルの構成を第9図及び第10図に示
しである。勾配Gx及びGYの各々は、例えば、第9図
に示した組300及び302などのような一組のコイル
によって発生される。
第9図に示した如きコイルの組は勾配Gxを発生する。
勾配ayを発生するためのコイルの組は、勾配cyxを
発生するコイルと相対的にサンプル室の円筒軸の周りに
90度回転させたものである。
2勾配は、第10図に示したコイル400及び402な
どのようなコイル対によって発生される。
以上、“本発明の具体的実施の態様について詳細に説明
したが、本発明はこれら具体例にのみ限定されるべきも
のではなく、本発明の技術的範囲を逸脱することなしに
種々の変形が可能であることは勿論である。
【図面の簡単な説明】
第1a図は本発明のNMR方法の現在好適なNEX−2
実施例のシーケンスの逐次的な対に対する磁界勾配、R
F及びデータゲート信号を示したタイミング線図、第1
b図は本発明の現在好適なNEX−1実施例の二つの逐
次的なシーケンスに対する磁界勾配、RF及びデータゲ
ート信号を示したタイミング線図、第2a図、第2b図
及び第2c図は、本発明のNEX−2実施例と本発明の
第−NEX−1(−膜化)実施例とを本発明の特定のN
EX−1実施例とのそれぞれの場合におけるステップを
示した各フローチャート図、第3図は三つの直交する方
向の各々において流れコード化情報を体積流れコード仕
組へ結合する状態を示した説明図、第4a図は結果的に
得られるに空間体積データマトリクスから選択された一
つの面の二次元画像を示した説明図、第4b図は流動す
る流体と静止組織画像とを同時的に重畳するためにデー
タマトリクスを処理することによって得られる画像を示
した説明図、第5図は本発明において使用するNMRパ
ルスシーケンスを発生するのに好適なNMR画像形成装
置の主要部品を示したブロック図、第6図はサンプル室
が静止磁界に対して直交している場合の幾何学的形状に
対して使用するRFコイル構成を示した説明図、第7図
及び第8図はサンプル室の軸が静止磁界に対して平行な
場合の磁界形状に対して好適なRFコイル構成を示した
各説明図、第9図はGX及びGY勾配を発生するのに好
適な二組のコイルを示した説明図、第10図はGZ勾配
を発生するのに好適なコイル構成を示した説明図、であ
る。 (符号の説明) 10;手順 10a、10bニジ−ケンス 12−1.12−2:励起サブシーケンス14二1.1
4−2:流れコード化サブシーケンス 16−1.16−2:画像形成サブシーケンス20.2
2:飽和パルス 24ニスボイラーパルス 26 : RF信号パルス(助動パルス)28ニスライ
ス選択性勾配 30:再位相合わせパルス Fブ/σ Fブ J叛 ご;2

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、サンプル領域内の可動スピンの三次元核磁気共鳴(
    NMR)画像と同一のサンプル領域内の静止スピンの三
    次元NMR画像とを同時的に得る方法において、 (a)サンプルを主静止磁界内に位置させ、(b)複数
    個Sの連続するNEX=1のNMRシーケンスの各々の
    励起サブシーケンスにおいて選択した核種の全ての核の
    スピンを章動させ、(c)各章動の後の流れコード化サ
    ブシーケンスにおいて、第一方向に移動する核のスピン
    から発生するNMR応答エコー信号を実質的に静止状態
    にある核のスピンからのNMR応答エコー信号と異なら
    せるように選択した第一方向に前記サンプルに印加した
    第一磁界勾配において少なくとも1個の変調流れコード
    化信号パルスを発生し、(d)爾後の画像形成サブシー
    ケンスにおいて、前記第一方向とは独立的な第二方向に
    前記サンプルに印加した読取り磁界勾配に応答し、複数
    個Sの位相コード化振幅の組合わせの各々が三次元カー
    テシアン座標系の残りの二つの独立した方向において前
    記選択したサンプル部分に動作する状態で、少なくとも
    前記サンプル部分から喚起されたNMR応答信号からの
    一組のデータを得、 (e)前記得たNMR応答信号データ組の各々における
    データを処理して、 (1)静止核から得られた応答データを実質的に取り除
    いている差分データ組、 (2)可動核から得られた応答データが実質的に取り除
    かれている加算データ組、 (3)前記差分データ組内に得られた流れ振幅に対する
    流れの方向を表わす位相データ組、の少なくとも一つを
    発生し、 (f)前記複数個のデータ組に応答して、三次元体積内
    の選択した面内に投影された可動スピンの画像と前記同
    一の面内の静止スピンの画像の両方を発生させる、 上記各ステップを有することを特徴とする方法。 2、特許請求の範囲第1項において、ステップ(c)が
    、更に、前のシーケンスにおける同様に位置した流れコ
    ード化パルスの極性と反対の極性の流れコード化パルス
    の各々を有するように前記シーケンスの交互のものにお
    ける一対の流れコード化パルスを変調するステップを有
    することを特徴とする方法。 3、特許請求の範囲第1項において、ステップ(b)が
    、更に、各章動期間中にスライス選択性磁界勾配を印加
    するステップを有することを特徴とする方法。 4、特許請求の範囲第3項において、ステップ(b)が
    、更に、各スライス選択性勾配の終了直後に再位相調整
    用磁界勾配を印加するステップを有することを特徴とす
    る方法。 5、特許請求の範囲第3項において、ステップ(b)が
    、更に、章動の前に、選択した方向において磁界勾配内
    にスポイラー信号パルスを供給するステップを有するこ
    とを特徴とする方法。 6、特許請求の範囲第3項において、ステップ(b)が
    、更に、章動の前に選択した方向において実質的に横方
    向磁化を制限するための飽和信号を供給するステップを
    有することを特徴とする方法。 7、特許請求の範囲第6項において、ステップ(b)が
    、更に、前記飽和信号の後で且つ章動の前において、前
    記と同一の方向に磁界勾配内にスポイラー信号パルスを
    供給するステップを有することを特徴とする方法。 8、特許請求の範囲第3項において、ステップ(c)が
    、前記第一磁界勾配内に少なくとも1個の流れ補償信号
    を印加するステップを有することを特徴とする方法。 9、特許請求の範囲第1項において、更に、(g)ステ
    ップ(e)における選択したデータ組カテゴリのそれぞ
    れ第二及び第三のものを得るために前記第一方向に対し
    て実質的に相互に直交すると共に互いに直交する第二方
    向及び第三方向の各々における磁界勾配における流れコ
    ード化信号に対してステップ(b)−(e)を繰返し行
    ない、(h)前記選択したカテゴリの各々における3個
    のデータ組を処理して前記サンプル領域内の可動スピン
    の少なくともベクトル流れの三次元データ組を得る、 上記各ステップを有することを特徴とする方法。 10、特許請求の範囲第1項において、ステップ(f)
    が、前記静止画像と前記可動スピン画像とを実質的に重
    畳した画像として観察することを可能とするために前記
    データを処理するステップを有することを特徴とする方
    法。 11、サンプル領域における可動スピンの三次元核磁気
    共鳴(NMR)画像と前記同一サンプル領域内の静止ス
    ピンの三次元NMR画像とを同時的に得る方法において
    、 (a)サンプルを主静止磁界内に位置させ、(b)複数
    個Sの連続するNEX=2対のNMRシーケンスの各々
    の励起サブシーケンスにおいて、選択した核種の全ての
    核のスピンを章動させ、(c)各章動の後の流れコード
    化サブシーケンスにおいて、第一方向に移動する核のス
    ピンから得られるNMR応答エコー信号を実質的に静止
    する核のスピンからのNMR応答エコー信号と異ならせ
    るべく選択された第一方向において前記サンプルに印加
    された第一磁界勾配内に少なくとも1個の変調流れコー
    ド化信号パルスを発生し且つ前のシーケンスにおける同
    様に位置した流れコード化パルスの極性と反対の極性の
    流れコード化パルスの各々を有するために前記シーケン
    スの交互のものにおいて流れコード化パルスを変調し、
    (d)爾後の画像形成サブシーケンスにおいて、前記第
    一方向とは独立的の第二方向において前記サンプルに印
    加される読取り磁界勾配に応答して、各連続する対のシ
    ーケンスにおいて、複数個Sの位相コード化振幅の組合
    わせの各々が三次元カーテシアン座標系の残りの二つの
    独立的な方向において前記選択したサンプル部分に動作
    する状態で、少なくとも前記サンプル部分から喚起され
    たNMR応答信号から一組のデータを得、 (e)前記得られたNMR応答信号データの各連続する
    対におけるデータを処理して、 (1)静止核から得られた応答データが実質的に取り除
    かれている差分データ組、 (2)可動核から得られた応答データが実質的に取り除
    かれている加算データ組、 (3)前記差分データ組内において得られた流れ振幅に
    対する流れの方向を表わす位相データ組、 のうちの少なくとも一つを発生し、 (f)前記複数個のデータ組に応答して、三次元体積内
    の選択した面内に投影された可動スピンの画像と前記同
    一の面内における静止スピンの画像の両方を発生する、 上記各ステップを有することを特徴とする方法。 12、特許請求の範囲第11項において、ステップ(b
    )が、更に、各章動期間中、スライス選択性磁界勾配を
    印加するステップを有していることを特徴とする方法。 13、特許請求の範囲第12項において、ステップ(b
    )が、更に、各スライス選択性勾配の終了直後に再位相
    調整用磁界勾配を印加するステップを有することを特徴
    とする方法。 14、特許請求の範囲第12項において、ステップ(c
    )が、前記第一磁界勾配内に少なくとも1個の流れ補償
    信号を印加するステップを有することを特徴とする方法
    。 15、特許請求の範囲第11項において、更に、(g)
    ステップ(e)における選択したデータ組カテゴリのそ
    れぞれ第二及び第三のものを得るために前記第一方向に
    実質的に相互に直交し且つ互いに直交する第二及び第三
    方向の各々において磁界勾配内における流れコード化信
    号に対してステップ(b)−(e)を繰返し行ない、 (h)前記選択したカテゴリの各々におけるこれら3個
    のデータ組を処理して前記サンプル領域内の可動スピン
    の少なくともベクトル流れの三次元データ組を得る、 上記各ステップを有することを特徴とする方法。 16、特許請求の範囲第15項において、ステップ(f
    )は、前記静止画像と前記可動スピン画像とを実質的に
    重畳した画像として観察可能とさせるために前記データ
    を処理するステップを有することを特徴とする方法。 17、サンプル領域内の可動スピンの三次元核磁気共鳴
    (NMR)画像と前記同一のサンプル領域内の静止スピ
    ンの三次元NMR画像とを同時的に得る装置において、 (a)主静止磁界内にサンプルを位置させ、(b)複数
    個Sの連続するNEX=1対のNMRシーケンスの各々
    の励起サブシーケンスにおいて、選択した核種の全ての
    核のスピンを章動させる手段、 (c)各章動後の流れコード化サブシーケンスにおいて
    、第一方向に移動する核のスピンから得られるNMR応
    答エコー信号を実質的に静止している核のスピンからの
    NMR応答エコー信号と異ならせるべく選択された第一
    方向において前記サンプルに印加された第一磁界勾配内
    に少なくとも1個の変調流れコード化信号パルスを発生
    させる手段、 (d)爾後の画像形成サブシーケンスにおいて、前記第
    一方向と独立的な第二方向において前記サンプルに印加
    される読取り磁界勾配に応答して、複数個Sの位相コー
    ド化振幅の組合わせの各々が三次元カーテシアン座標系
    の残りの二つの独立的な方向において前記選択したサン
    プル部分に動作する状態で、少なくとも前記サンプル部
    分から喚起されたNMR応答信号からの一組のデータを
    獲得する手段、 (e)(1)静止核から得られた応答データが実質的に
    取り除かれている差分データ組と、(2)可動核から得
    られた応答データが実質的に取り除かれている加算デー
    タ組と、(3)前記差分データ組において得られた流れ
    振幅に対する流れの方向を表わす位相データ組のうちの
    少なくとも一つを発生するために前記獲得したNMR応
    答信号データ組の各々におけるデータを処理する手段、
    (f)前記複数個のデータ組に応答して、三次元体積内
    の選択した面内に投影された可動スピンの画像と前記同
    一面内の静止スピンの画像の両方を発生させる手段、 を有することを特徴とする装置。 18、サンプル領域内の可動スピンの三次元核磁気共鳴
    (NMR)画像と前記同一サンプル領域内の静止スピン
    の三次元NMR画像の両方を同時的に得る装置において
    、 (a)主静止磁界内にサンプルを位置させる手段、 (b)複数個Sの連続するNEX=2対のNMRシーケ
    ンスの各々の励起サブシーケンスにおいて、選択した核
    種の全ての核のスピンを章動させる手段、 (c)各章動後の流れコード化サブシーケンスにおいて
    、第一方向に移動する核のスピンから得られるNMR応
    答エコー信号を実質的に静止している核のスピンからの
    NMR応答エコー信号と異ならせるべく選択された第一
    方向において前記サンプルに印加された第一磁界勾配内
    に少なくとも1個の変調流れコード化信号パルスを発生
    させ且つ前のシーケンスにおける同様に位置した流れコ
    ード化パルスの極性と反対極性の流れコード化パルスの
    各々を有するために前記シーケンスの交互のものにおけ
    る流れコード化パルスを変調する手段、 (d)爾後の画像形成サブシーケンスにおいて、前記第
    一方向と独立的な第二方向において前記サンプルに印加
    される読取り磁界勾配に応答して、各連続する対のシー
    ケンスにおいて、複数個Sの位相コード化振幅の組合わ
    せの各々が三次元カーテシアン座標系の残りの二つの独
    立した方向において選択したサンプル部分に動作する状
    態で、少なくとも前記サンプル部分から喚起されたNM
    R応答信号から一組のデータを獲得する手段、(e)(
    1)静止核から得られた応答データが実質的に除去され
    ている差分データ組と(2)可動核から得られた応答デ
    ータが実質的に除去されている加算データ組と(3)前
    記差分データ組内において得られた流れ振幅に対する流
    れの方向を表わす位相データ組とのうちの少なくとも1
    個を発生するために前記獲得されたNMR応答信号デー
    タ組の各連続する対におけるデータを処理する手段、 (f)前記複数個のデータ組に応答して、三次元体積内
    の選択した面内に投影された可動スピンの画像と前記同
    一の面内における静止スピンの画像の両方を発生させる
    手段、 を有することを特徴とする装置。
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