JPS63305822A - 容器状成型フイルタ− - Google Patents
容器状成型フイルタ−Info
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- JPS63305822A JPS63305822A JP62139880A JP13988087A JPS63305822A JP S63305822 A JPS63305822 A JP S63305822A JP 62139880 A JP62139880 A JP 62139880A JP 13988087 A JP13988087 A JP 13988087A JP S63305822 A JPS63305822 A JP S63305822A
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Landscapes
- Apparatus For Making Beverages (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〈産業上の利用分野〉
本発明は、紅茶、緑茶、コーヒー粉末等の成分抽出など
を簡易に行なえる容器状成型フィルターに関するもので
ある。
を簡易に行なえる容器状成型フィルターに関するもので
ある。
〈従来の技術〉
従来、フィルター用の汎用材料としては、紙、織布、並
びに、不織シートなどが挙げられる。
びに、不織シートなどが挙げられる。
このような、フィルター材を立体的に成型してフィルタ
ーユニットの小型化、並びに使い捨て方式として、簡易
に、紅茶、緑茶、コーヒー粉末等の成分抽出を行う容器
状フィルターがある。
ーユニットの小型化、並びに使い捨て方式として、簡易
に、紅茶、緑茶、コーヒー粉末等の成分抽出を行う容器
状フィルターがある。
該容器状成型フィルターの容積に対して、約30〜70
%の被抽出物(例えば紅茶)を充填した容器状フィルタ
ーに、熱水を注いで、成分抽出を行なう。しかし、この
場合、被抽出物が熱水で膨張し、該容器状フィルターの
被抽出物が嵩高となり、容器状フィルターの底部よりも
、熱水流出抵抗の少ない側面部から、多く流出するよう
になる。従って、被抽出物と接触の少ない熱水が側面部
から流れて、成分抽出が不充分となり薄味となる。その
ために、容器状フィルターの側面部からの透過を少なく
する方法として、プラスチック容器の中にフィルターを
はめこむ方法がある。
%の被抽出物(例えば紅茶)を充填した容器状フィルタ
ーに、熱水を注いで、成分抽出を行なう。しかし、この
場合、被抽出物が熱水で膨張し、該容器状フィルターの
被抽出物が嵩高となり、容器状フィルターの底部よりも
、熱水流出抵抗の少ない側面部から、多く流出するよう
になる。従って、被抽出物と接触の少ない熱水が側面部
から流れて、成分抽出が不充分となり薄味となる。その
ために、容器状フィルターの側面部からの透過を少なく
する方法として、プラスチック容器の中にフィルターを
はめこむ方法がある。
しかし、この方法では、プラスチック容器と、該容器状
フィルターの密着不良などで、側面部の流出を防げない
こと。使い捨て容器としては、取り扱いが複雑となり、
高価となることなどの問題があった。
フィルターの密着不良などで、側面部の流出を防げない
こと。使い捨て容器としては、取り扱いが複雑となり、
高価となることなどの問題があった。
〈発明が解決しようとする問題点〉
本発明は、容器状成型フィルターの側面部の抽出液透過
を少なくして、簡易に成分抽出を行なえる容器状成型フ
ィルターであって、かつ、使い捨て容器状フィルターと
して、簡便に取り扱える容器状成型フィルターを提供す
るにある。
を少なくして、簡易に成分抽出を行なえる容器状成型フ
ィルターであって、かつ、使い捨て容器状フィルターと
して、簡便に取り扱える容器状成型フィルターを提供す
るにある。
〈問題点を解決するための手段〉
本発明は、結晶化度指数15〜45%のポリエステル系
長繊維不織シートよりなる容器状成型フィルターにおい
て、該フィルターの上部側面部を目止めしてなる容器状
成型フィルターである。
長繊維不織シートよりなる容器状成型フィルターにおい
て、該フィルターの上部側面部を目止めしてなる容器状
成型フィルターである。
本発明に用いる不拘シートは、公知のスパンポンド法に
より、ポリエステル系ポリマーを1600〜4000
m7分の紡糸速度で溶融紡糸することによって得られる
。複屈折率0.01〜0.07の半延伸ポリエステル系
繊維から成る長繊維ウェブを、エンボス模様を有する一
対の熱ロールを用いて、70〜110℃で、圧着面積率
3〜50%でエンボス加工して得た不織シート、あるい
は、更に、高温(120〜200℃)のエンボスロール
で、エンボス加工したもの、フェルトカレンダーで熱処
理したもの、目的に応じて熱収縮処理したものなどが、
好ましく用いられる。
より、ポリエステル系ポリマーを1600〜4000
m7分の紡糸速度で溶融紡糸することによって得られる
。複屈折率0.01〜0.07の半延伸ポリエステル系
繊維から成る長繊維ウェブを、エンボス模様を有する一
対の熱ロールを用いて、70〜110℃で、圧着面積率
3〜50%でエンボス加工して得た不織シート、あるい
は、更に、高温(120〜200℃)のエンボスロール
で、エンボス加工したもの、フェルトカレンダーで熱処
理したもの、目的に応じて熱収縮処理したものなどが、
好ましく用いられる。
上記の方法によって得られた半延伸ポリエステル系長繊
維不織シートは、結晶化度指数が15〜45%である。
維不織シートは、結晶化度指数が15〜45%である。
該結晶化度指数が15〜45%の範囲であることは、熱
成型時の金型への融着、破れなどを起こさずに、120
〜220°Cの広い温度範囲で、熱成型ができる。又、
得られた成型品が、熱成型温度によって、結晶化が進み
、熱セットされ、優れた保型性を得る上で必要である。
成型時の金型への融着、破れなどを起こさずに、120
〜220°Cの広い温度範囲で、熱成型ができる。又、
得られた成型品が、熱成型温度によって、結晶化が進み
、熱セットされ、優れた保型性を得る上で必要である。
結晶化度指数が15%未満の場合は、成型時の温度にお
いて、不織シートの劣化、変色、金型への融着が起こり
、熱成型性の劣るものとなる。一方、45%を越えると
、伸展性が小さい為、深い凹凸の成型、複雑な形状の成
型が困難となる。
いて、不織シートの劣化、変色、金型への融着が起こり
、熱成型性の劣るものとなる。一方、45%を越えると
、伸展性が小さい為、深い凹凸の成型、複雑な形状の成
型が困難となる。
尚、本発明に用いる不織シートは、本発明の目的を損わ
ない範囲で、他の繊維、例えば、ポリオレフィン、ポリ
アミド等の合成繊維等を混繊して用いることが出来る。
ない範囲で、他の繊維、例えば、ポリオレフィン、ポリ
アミド等の合成繊維等を混繊して用いることが出来る。
繊維の繊度は、30デニール以下、好ましくは、0.2
〜10デニールである。
〜10デニールである。
一方、不織シートの目付は、50〜500 (g /
n()のものが好ましい。
n()のものが好ましい。
本発明においては、容器状成型フィルターの側面部から
抽出液の透過を少なくする為に、該不織シートを、前も
って、以下の方法で目止め加工を行なう。
抽出液の透過を少なくする為に、該不織シートを、前も
って、以下の方法で目止め加工を行なう。
例えば、熱可塑性樹脂を、該容器状フィルターの側面部
に、部分的にコーディングする方法である。該熱可塑性
樹脂は、食品衛生上問題とならないもの、例えば、塩化
ビニリデン樹脂、アクリル酸エステル樹脂等を用いる。
に、部分的にコーディングする方法である。該熱可塑性
樹脂は、食品衛生上問題とならないもの、例えば、塩化
ビニリデン樹脂、アクリル酸エステル樹脂等を用いる。
該樹脂を、スクリーンなどを用いて、10〜100g/
m付着量で、該容器状フィルターの側面部に、塗布する
。他の方法として、実質的な容器状フィルターの底部を
構成する部分を、前もって、穴のある合成樹脂フィルム
を貼り合せる。該合成樹脂フィルムとしては、ポリ塩化
ビニリデンフィルム、ポリアミドフィルム。
m付着量で、該容器状フィルターの側面部に、塗布する
。他の方法として、実質的な容器状フィルターの底部を
構成する部分を、前もって、穴のある合成樹脂フィルム
を貼り合せる。該合成樹脂フィルムとしては、ポリ塩化
ビニリデンフィルム、ポリアミドフィルム。
ポリエステルフィルムなどの、10μ〜100μの厚み
のフィルムが好ましい。
のフィルムが好ましい。
更に、他の方法として、該容器状フィルターの側面部を
構成する部分を、130〜220℃の温度に加熱したエ
ンボスロールによって、部分熱圧着を行なう。
構成する部分を、130〜220℃の温度に加熱したエ
ンボスロールによって、部分熱圧着を行なう。
第2図は、目止め加工した不織シートの平面図である。
図中3は不織シートの目止めした部分、4は不織シート
の目止めしない部分である。
の目止めしない部分である。
第1図に示すように、容器状成型フィルターの側面部に
あたる部分を不織シートに目止めした部分として、容器
状成型フィルターに一体成型する。
あたる部分を不織シートに目止めした部分として、容器
状成型フィルターに一体成型する。
第1図に該容器状フィルター形状の例を断面図で示す。
(イ)は半球状、(嗜はコツプ状、(ハ)は円錐台形状
である。容器形状が半球状の場合は、半球状表面積に対
して70〜97%の範囲で目止めされた上部側面部lと
30〜3%の底部2から成る。
である。容器形状が半球状の場合は、半球状表面積に対
して70〜97%の範囲で目止めされた上部側面部lと
30〜3%の底部2から成る。
コツプ状または円錐台形状の容器の場合は、上部側面部
lが目止めされている。
lが目止めされている。
不織シートの熱成型は、該シートを、90〜220°C
の温度に予熱、あるいは、凸形状型、凹凸のオス、メス
の型の金型を加熱して、任意の立体形状に型付けする。
の温度に予熱、あるいは、凸形状型、凹凸のオス、メス
の型の金型を加熱して、任意の立体形状に型付けする。
本発明の容器状成型フィルターは、熱成型によって、つ
ば部と、側面部、実質的な底部を有する立体形状に一体
成型される。
ば部と、側面部、実質的な底部を有する立体形状に一体
成型される。
〈実施例〉
以下、本発明を実施例により、具体的に説明する。尚、
実施例中の特性の定義及び、測定方法は次のとおりであ
る。
実施例中の特性の定義及び、測定方法は次のとおりであ
る。
結晶化度指数:
赤道方向のX線回折強度を赤道反射法により結晶化度指
数を求める。
数を求める。
X線回折強度は、理学電機社製X線発生装置(Ru
200PL)とゴニオメータ−(SG −GR) 、計
数部には、波高分析器を用い、ニッケルフィルターで単
色化したCu−にα線(波長−1,5418人)で測定
する。
200PL)とゴニオメータ−(SG −GR) 、計
数部には、波高分析器を用い、ニッケルフィルターで単
色化したCu−にα線(波長−1,5418人)で測定
する。
繊維試料の繊維軸がX線回折面に対して、垂直となるよ
うにアルミニウム製サンプルホルダーにセットする。こ
の時、試料の厚みは、0.5m/m位になるようにセッ
トする。30KV、80mAでX線発生量を運転し、ス
キャニング速度1゛/分、チャート速度10mm/分、
タイムコンスタント1秒、ダイバージェンススリット1
/2°、レシービングスリット0.3m/m、スキャツ
タリングスリット1/2°、において2θが32°から
7°まで回折強度を記録する。
うにアルミニウム製サンプルホルダーにセットする。こ
の時、試料の厚みは、0.5m/m位になるようにセッ
トする。30KV、80mAでX線発生量を運転し、ス
キャニング速度1゛/分、チャート速度10mm/分、
タイムコンスタント1秒、ダイバージェンススリット1
/2°、レシービングスリット0.3m/m、スキャツ
タリングスリット1/2°、において2θが32°から
7°まで回折強度を記録する。
記録計のフルスケールは、回折強度曲線がスケール内に
はいるように設定する。
はいるように設定する。
ポリエチレンテレフタレート繊維は、一般に赤道線の回
折角2θ−17°〜26°の範囲に3つの重要な反射を
有する〔低角度側(100)(OI O) (1i
0)面〕、第3図にポリエチレンテレフタレート繊維の
X線回折強度曲線の一例を示す。(図中aが結晶部、b
が非晶部を表わす)結晶化度指数は、得られたX線回折
強度曲線より2θ−7°、と2θ−35゜の間にある回
折強度曲線間を、直線で結び、ベースラインとする、第
3図のように2θ−20°、付近の谷を頂点とし、低角
側及び、高角側のすそに沿って直線で結び結晶部と、非
晶部に分離し、次式に従って、面積法で求める。
折角2θ−17°〜26°の範囲に3つの重要な反射を
有する〔低角度側(100)(OI O) (1i
0)面〕、第3図にポリエチレンテレフタレート繊維の
X線回折強度曲線の一例を示す。(図中aが結晶部、b
が非晶部を表わす)結晶化度指数は、得られたX線回折
強度曲線より2θ−7°、と2θ−35゜の間にある回
折強度曲線間を、直線で結び、ベースラインとする、第
3図のように2θ−20°、付近の谷を頂点とし、低角
側及び、高角側のすそに沿って直線で結び結晶部と、非
晶部に分離し、次式に従って、面積法で求める。
複屈折率:
白色光下で、偏光顕微鏡ペレックスコンペン透過性比:
容器状成型フィルターが取り付けられる円筒状で、5
cmの水柱圧力がかかる装置を用いて測定する。70℃
の熱水を用いて、5cmのヘッド圧がかかるようにして
、1分間に流出する流量をそれぞれ測り、透過性比を求
める。
cmの水柱圧力がかかる装置を用いて測定する。70℃
の熱水を用いて、5cmのヘッド圧がかかるようにして
、1分間に流出する流量をそれぞれ測り、透過性比を求
める。
尚、側面部の流出量を測定する場合は、実質的な底部を
ガムテープでシールして流出量を求め、逆に、実質的な
底部の流出量を測定する場合は、側面部を、ガムテープ
でシールして、流出量を求める。得られた流出量から、
下記の式よよって、透過性比を求める。
ガムテープでシールして流出量を求め、逆に、実質的な
底部の流出量を測定する場合は、側面部を、ガムテープ
でシールして、流出量を求める。得られた流出量から、
下記の式よよって、透過性比を求める。
=9−
成分抽出性:
容器状成型フィルターに、コーヒー粉末を、8θ入れて
から、紙でシールして、被抽出物のもれないようにして
、透過性比を求める装置を用いて、成分抽出程度を見る
。
から、紙でシールして、被抽出物のもれないようにして
、透過性比を求める装置を用いて、成分抽出程度を見る
。
80℃の熱水を、150 cc注いで、被抽出物の成分
抽出程度を、下記の判定基準で判定すす。
抽出程度を、下記の判定基準で判定すす。
○・・・・・・十分に成分抽出が出来て濃い味となる。
×・・・・・・成分抽出が不充分であり、薄い味となる
。
。
実施例1
孔径0.25u、孔数1000ケの矩型紡糸口金を用い
て吐出量850 g/minで、固有粘度0.75のポ
リエチレンテレフタレートを溶融温度290°Cで紡出
し、紡口直下1000u+の位置にある牽引用エアーサ
ッカーのエアー圧力を変えて、紡糸速度2500m/m
inで、金網コンベア上に目付100g/mの長繊維ウ
ェブを取り出した。(複屈折率0.027)該ウェブを
、単位面積2−1圧着面積率13%の凸部を有するエン
ボスロールと、表面が平滑な下部ロールとの間で、部分
熱圧着を行なった。部分熱圧着は、上下ロール温度を、
85℃、線圧20 kg / cmである。次いで、単
位面積0.8 龍φ、圧着面積率5%の凸部を有するエ
ンボスロールを用いて、更に部分熱圧着を行なった。部
分熱圧着条件は、上下ロール温度を150°C1線圧2
0kg/cmである。
て吐出量850 g/minで、固有粘度0.75のポ
リエチレンテレフタレートを溶融温度290°Cで紡出
し、紡口直下1000u+の位置にある牽引用エアーサ
ッカーのエアー圧力を変えて、紡糸速度2500m/m
inで、金網コンベア上に目付100g/mの長繊維ウ
ェブを取り出した。(複屈折率0.027)該ウェブを
、単位面積2−1圧着面積率13%の凸部を有するエン
ボスロールと、表面が平滑な下部ロールとの間で、部分
熱圧着を行なった。部分熱圧着は、上下ロール温度を、
85℃、線圧20 kg / cmである。次いで、単
位面積0.8 龍φ、圧着面積率5%の凸部を有するエ
ンボスロールを用いて、更に部分熱圧着を行なった。部
分熱圧着条件は、上下ロール温度を150°C1線圧2
0kg/cmである。
該不織シートを、次いで、部分的に樹脂コーティングし
た。
た。
容器状成型フィルターの実質的な底部を構成する部分の
直径2cm円形状が実質的に樹脂を塗布できないスクリ
ーンを用いて、サランラテックス樹脂(旭化成工業製、
サランサテツクススL−511)を、付着量5Qg/%
になるよう塗布して、シート状物を得た。
直径2cm円形状が実質的に樹脂を塗布できないスクリ
ーンを用いて、サランラテックス樹脂(旭化成工業製、
サランサテツクススL−511)を、付着量5Qg/%
になるよう塗布して、シート状物を得た。
次いで、得られたシート状物を、熱成型した。
熱成型は、上辺の直径が5 cm、下辺の直径が3cm
の円錐台形の金型を、160°Cに加熱して、該シート
状物の熱成型を行い、容器状成型フィルターを得た。そ
の特性を、第1表に示す。
の円錐台形の金型を、160°Cに加熱して、該シート
状物の熱成型を行い、容器状成型フィルターを得た。そ
の特性を、第1表に示す。
第1表から明らかなことは、本発明の容器状成型フィル
ターは、透過性比が、0.23と小さく、側面部から少
ししか、液の流出がないことが判った。
ターは、透過性比が、0.23と小さく、側面部から少
ししか、液の流出がないことが判った。
更に、成分抽出性が良く、本発明の目的とする容器状成
型フィルターが得られた。
型フィルターが得られた。
実施例2
孔径0.25 ml、孔数1000ケの矩型紡糸口金を
用いて、吐出量850 g/minで、固有粘度0.
75のポリエチレンテレフタレートを溶融温度290°
Cで紡出し、紡口直下1000mmの位置にある牽引用
エアーサッカーのエアー圧力を変えて、紡糸速度230
0 m/minで金網コンベア上に目付け100/ 、
(の長繊維ウェブを取り出した。(複屈折率0.023
) 該ウェブを単位面積21−8圧着面積率13%の凸部を
有するエンボスロールと、表面が平滑な下部ロールとの
間で、部分熱圧着を行なった。部分熱圧着は、上下ロー
ル温度を、85℃、線圧20kg / cmである。次
いで、この不織シートの中間体に、スプレー法により3
重量%の水分を均一に付着させ、ドラム直径1800m
mのフェルトカレンダーを用いて、ドラム温度130°
C1加工速度15 m/minの条件で熱処理を行なっ
た。 容器状成型フィルターの実質的な底部を構成する
部分の直径2 cm円形状の穴あきしたナイロン−6の
35μフイルムを貼り合わせた。
用いて、吐出量850 g/minで、固有粘度0.
75のポリエチレンテレフタレートを溶融温度290°
Cで紡出し、紡口直下1000mmの位置にある牽引用
エアーサッカーのエアー圧力を変えて、紡糸速度230
0 m/minで金網コンベア上に目付け100/ 、
(の長繊維ウェブを取り出した。(複屈折率0.023
) 該ウェブを単位面積21−8圧着面積率13%の凸部を
有するエンボスロールと、表面が平滑な下部ロールとの
間で、部分熱圧着を行なった。部分熱圧着は、上下ロー
ル温度を、85℃、線圧20kg / cmである。次
いで、この不織シートの中間体に、スプレー法により3
重量%の水分を均一に付着させ、ドラム直径1800m
mのフェルトカレンダーを用いて、ドラム温度130°
C1加工速度15 m/minの条件で熱処理を行なっ
た。 容器状成型フィルターの実質的な底部を構成する
部分の直径2 cm円形状の穴あきしたナイロン−6の
35μフイルムを貼り合わせた。
該不織シートと、該フィルムを常温硬化型ウレタン接着
材(成田薬品工業製2液反応タイプ)を約15g/m塗
布して接着した。
材(成田薬品工業製2液反応タイプ)を約15g/m塗
布して接着した。
次いで、実施例と同一の熱成型を行い、その特性を第1
表に示す。
表に示す。
第1表から、明らかなことは、本発明の容器状成型フィ
ルターは、透過性が0.03と非常に小さく側面部から
ほとんど、液の流出がないことが判った。更に、成分抽
出性が良く、本発明の目的とする容器状フィルターが得
られた。
ルターは、透過性が0.03と非常に小さく側面部から
ほとんど、液の流出がないことが判った。更に、成分抽
出性が良く、本発明の目的とする容器状フィルターが得
られた。
比較例1
13一
実施例1で得られた不織シートを、熱成型した容器状成
型フィルターの特性を、第1表に示す。
型フィルターの特性を、第1表に示す。
第1表から言えることは、側面部が多く流出し、本発明
の目的を満足する結果が得られなかった。
の目的を満足する結果が得られなかった。
比較例2
実施例2で得られた不織シートを、熱成型した容器状成
型フィルターの特性を第1表に示す。
型フィルターの特性を第1表に示す。
第1表から明らかなことは、側面部の流出量が多く、目
的とする成分抽出が行えず、本発明の目的を満足する結
果が得られなかった。
的とする成分抽出が行えず、本発明の目的を満足する結
果が得られなかった。
第1表
−14へ
〈発明の効果〉
本発明の容器状成型フィルターは、不織シートを一体成
型された容器であって、該容器状フィルター側面部の透
過を少なくして、簡易的に成分抽出を行なえる為、紅茶
、コーヒー粉末、薬草等の成分抽出を好ましく行なえる
。
型された容器であって、該容器状フィルター側面部の透
過を少なくして、簡易的に成分抽出を行なえる為、紅茶
、コーヒー粉末、薬草等の成分抽出を好ましく行なえる
。
第1図は、本発明の容器状成型フィルターの形状の例を
示す断面図、第2図は、成型前の不織シートを示す平面
図、第3図は、ポリエチレンテレフタレート繊維のX線
回折強度の一例を示すグラフである。 1・・・上部側面部、2・・・底部、3・・・不織シー
トの目止めした部分、4・・・不織シートの目止めしな
い部分。 特許出願人 旭化成工業株式会社 第1図 (イ) (ロ)(ハ) 第2図
示す断面図、第2図は、成型前の不織シートを示す平面
図、第3図は、ポリエチレンテレフタレート繊維のX線
回折強度の一例を示すグラフである。 1・・・上部側面部、2・・・底部、3・・・不織シー
トの目止めした部分、4・・・不織シートの目止めしな
い部分。 特許出願人 旭化成工業株式会社 第1図 (イ) (ロ)(ハ) 第2図
Claims (1)
- 結晶化度指数15〜45%のポリエステル系長繊維不織
シートよりなる容器状成型フィルターにおいて、該成型
フィルターの上部側面部を目止めしてなる容器状成型フ
ィルター
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62139880A JPH0811094B2 (ja) | 1987-06-05 | 1987-06-05 | 容器状成型フイルタ− |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62139880A JPH0811094B2 (ja) | 1987-06-05 | 1987-06-05 | 容器状成型フイルタ− |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63305822A true JPS63305822A (ja) | 1988-12-13 |
JPH0811094B2 JPH0811094B2 (ja) | 1996-02-07 |
Family
ID=15255722
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP62139880A Expired - Fee Related JPH0811094B2 (ja) | 1987-06-05 | 1987-06-05 | 容器状成型フイルタ− |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0811094B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0232912U (ja) * | 1988-08-26 | 1990-03-01 | ||
JPH0366325A (ja) * | 1989-08-05 | 1991-03-22 | Dainippon Printing Co Ltd | コーヒードリッパー用のフィルター及びその製造方法 |
JPH0662329U (ja) * | 1993-01-29 | 1994-09-02 | 株式会社島津製作所 | 天びん |
-
1987
- 1987-06-05 JP JP62139880A patent/JPH0811094B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0232912U (ja) * | 1988-08-26 | 1990-03-01 | ||
JPH0366325A (ja) * | 1989-08-05 | 1991-03-22 | Dainippon Printing Co Ltd | コーヒードリッパー用のフィルター及びその製造方法 |
JPH0662329U (ja) * | 1993-01-29 | 1994-09-02 | 株式会社島津製作所 | 天びん |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0811094B2 (ja) | 1996-02-07 |
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Legal Events
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LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |