JPS63305636A - 光通信方式 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、ディジタル光通信方式の伝送品質安定化手段
に関する。

〔概要〕

本発明は、光通信方式の伝送品質安定化手段において、 ＩＲ中継形式の受信手段を有する２組の伝送路のそれぞ
れに１Ｂ２ＢＢ２化データおよびクロック信号を伝送し
、受信側で再生したクロック信号でデータ信号を識別再
生することにより、比較的簡易な回路構成で安定な伝送
品質を実現することができるようにしたものである。

〔従来の技術〕

光フアイバケーブルを伝送媒体としてディジタル信号を
伝送する場合の送信器ふよび受信器は第２図に示す構成
が一般にとられる。すなわち、送信側では、入力データ
信号１を大力クロック信号２でリタイミングした後に、
人力データ信号１は発光素子駆動回路５へ加えられ、発
光素子６から光ファイバ７へ光信号として送出される。

受信側では、光ファイバ７を介して送られてきた光信号
を受光素子８で電気信号に変換した後に、等化増幅回路
１４で信号波形の増幅および波形整形が行われて等化波
形された信号が得られる。この等化波形された信号はタ
イミング抽出回路１５に加えられ、受信信号からタイミ
ング成分の抽出が行われて受信データの識別に必要なり
ロック信号が生成される。識別回路１０では、等化波形
電圧をこのクロック信号で与えられる時刻で識別し、送
られてきたディジタル情報の再生を行う。このような伝
送方式は、受信側でディジタル情報の再生を行うのに等
化増幅（Ｒｅｓｈａｐｉｎｇ）、タイミング抽出（Ｒｅ
ｔｉｍｉｎｇ）および識別再生（Ｒｅｇｅｎｅｒａｔ　
ｉｎｇ）の三つの操作を施すので３Ｒ中継と呼ばれる。

一方、光ファイバを用いたディジタル信号伝送の適用領
域の中で各種の情報処理装置あるいは通信装置間の屋内
データ伝送などの分野では、伝送距離が数ｍ〜数百ｍ程
度の短距離であり、送受信器を小形かつ経済的に構成す
ることが強く要求される。このような適用領域では、第
３図に示すように、３Ｒ揉作のうちリタイミング操作お
よび識別再生操作を省略し、等化増幅操作のみを施すい
わゆるＩＲ中継形式で受信側を構成する簡易なデータリ
ンクがしばしば用いれる。

一方、伝送すべきディジタル情報パターンによらずに伝
送品質を安定に保つには、人力データを適当な伝送路符
号に変換してから伝送することが一般的である。このよ
うな伝送路符号の中でＣＭ■符号、マンチェスタ符号な
どの１Ｂ２Ｂ符号は符号変換回路の回路規模が小さく、
このようなデータリンクなどの用途に広く用いられてい
る。ところで、ＣＭＩ符号などの１Ｂ２Ｂ符号を採用す
る場合には、１Ｂ２ＢＢ２化および復号化回路を動作さ
せるクロック信号が必要であり、したがって、受信器の
構成には第２図に示す３Ｒ中継形式を採用することにな
る。

〔発明が解決しようとする問題点〕

したがって、安定な伝送品質を確保するために１Ｂ２Ｂ
符号などの伝送路符号を採用すれば、受信器の構成は３
Ｒ中継形式になって回路規模が増大し、データリンクな
どの簡易な光伝送システムには不向きになる欠点がある
。一方、回路の簡易化を図ってＩＲ中継形式を採用すれ
ば、伝送路符号の適用が困難になり、伝送品質の安定化
が図れない欠点がある。

本発明はこのような欠点を除去するもので、回路規模の
増大を抑制しながら伝送品質の安定化が図れる光通信方
式を提供することを目的とする。

〔問題点を解決するための手段〕

本発明は、電気信号であるデータ符号を光信号に変換し
て送信するデータ送信手段、およびこのデータ送信手段
から光伝送路を経由して到来する光信号を変換した電気
信号を受信するデータ受信手段を備えた光通信方式にお
いて、データ符号に対応し電気信号であるクロック信号
を光信号に変換して送信するクロック送信手段、および
このクロック送信手段から上記光伝送路とは異なる経路
の光伝送路を経由して到来する光信号を変換した電気信
号を受信するクロック受信手段を備え、上記データ送信
手段は、電気信号である原データ符号を１Ｂ２Ｂ符号に
変換する符号化手段を含み、上記データ受信手段は、山
手段の電気信号を再生する識別手段およびこの再生した
データ符号を原データ符号に復号する復号化手段を含み
、上記クロック送信手段に与えたクロック信号を上記符
号化回路に与え、上記クロック受信手段のリミット増幅
回路を経由したクロック信号を上記識別手段および上記
復号化手段に与える構成であることを特徴とする。

〔作用〕

２組のＩＲ中継形式光ファイバ伝送システムの内の第１
のシステムには１Ｂ２Ｂ符号によって符号化されたデー
タ信号を伝送し、ま、た第２のシステムにはこのデータ
信号に対応するクロック信号を伝送する。受信側で第２
のシステムの受信出力に得られたクロック信号を用いて
第１のシステムの受信出力に得られたデータ信号を更に
識別再生する３Ｒ中継形式を実現する。

〔実施例〕

以下、本発明の一実施例を図面に基づき説明する。第１
図は、この実施例の構成を示すブロック構成図である。

まず、この実施例の構成を第１図に基づき説明する。こ
の実施例は、電気信号であるデータ符号１を光信号に変
換して送信するデータ送信手段である発光素子駆動回路
５および発光素子６と、このデータ送信手段から光伝送
路である光ファイバ７を経由して到来する光通信を変換
する受光素子８およびこの変換された電気信号が経由す
るリミッタ増幅回路９とを有するデータ受信手段と、デ
ータ符号１に対応し電気信号であるクロック信号２を光
信号に変換して送信する“クロック送信手段である発光
素子駆動回路５′および発光素子６′と、このクロック
送信手段から光伝送路７と異なる経路の光伝送路７′を
経由して到来する光信号を変換する受光素子８′および
この変換された電気信号が経由するリミッタ増幅回路９
′　とを有するクロック受信手段とを備え、さらに、デ
ータ発信手段は、電気信号である原データ符号を１Ｂ２
Ｂ符号に変換する符号化手段である１Ｂ２ＢＢ２化回路
１１を備え、また、データ受信手段は、自毛段のリミッ
タ増幅回路９を経由した電気信号を再生する識別手段で
ある識別回路１０およびこの再生したデータ符号を原デ
ータ符号′に復号する復号化手段である１Ｂ２Ｂ復号化
回路１２を備え、クロック送信手段に与えたクロック信
号２を１Ｂ２ＢＢ２化回路１１に与え、クロック受信手
段のリミッタ増幅回路９′を経由したクロック符号４を
識別回路１０および１Ｂ２ＢＢ２化回路１２に与える構
成である。

次に、この実施例の動作を第１図に基づき説明する。入
力データ信号１は人力クロック信号２で動作する１Ｂ２
ＢＢ２化回路１１に加えられ、ｌ８２Ｂ符号に変換され
る。このデータ信号は発光素子駆動回路５の入力へ与え
られて発光素子６を駆動する。発光素子６で電気・光変
換された１Ｂ２Ｂデータ信号は光ファイバ７を介して伝
送され、受光素子８で光・電気変換される。この電気信
号は＋Ｊ　ｓ、ツタ増幅回路９に入力されて増幅および
リミッティング操作が施される。一方、クロック入力信
号２は発光素子駆動回路５′の入力へ与えられて発光素
子６′、光ファイバ７′および受光素子８′を介してリ
ミッタ増幅回路９′に加えられる。リミッタ増幅回路９
の出力データはリミッタ増幅回路９′の出力クロック信
号とともに識別回路１０に加えられてデータの再生が行
われる。識別再生された１Ｂ２Ｂデータおよびリミッタ
増幅回路９′の出力クロック信号は１Ｂ２Ｂ復号化回路
１２へ人力されて原符骨への復号が行われる。

このような構成では、１Ｂ２Ｂ符号化データおよびクロ
ック信号とも直流平衡が取れているので、送信側の発光
素子駆動回路５および５′　と受信側のリミッタ増幅回
路９および９′とは比較的簡易な回路で実現でき、また
、各々の発光素子駆動回路５および５′とリミッタ増幅
回路９および９′とはそれぞれ同一の構成である特徴を
有する。一方、第２図に示すような３Ｒ中継形式では、
主信号からタイミング成分を抽出するタイミング抽出回
路には種々の波形操作などが必要になり、回路の簡易化
に限界があり、この実施例に用いられる受信器の方が回
路規模を縮小することができる。

また、このような簡易な構成の発光素子駆動回路ふよび
リミッタ増幅回路は電子回路の集積化にも適しており、
さらに発光・−受光素子と電子回路との集積化および光
ファイバの細径性などを考慮すれば、装置の小形化に適
した光通信方式を実現することができる。

〔発明の効果〕

本発明は、以上説明したように、ＩＲ中継形式の受信器
を有する２組の光伝送システムに対して１Ｂ２ＢＢ２化
データおよびクロック信号をそれぞれ個別に伝送し、受
信側で再生されたタロツク信号によってデータ信号を識
別再生するので、送受信器の回路規模が比較的簡易でか
つ１Ｂ２Ｂ符号を用いた安定な伝送品質を実現できる効
果がある。本発明は近距離用通信に適する。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明実施例の構成を示すブロック構成図。 第２図は３Ｒ中継形式の従来例の構成を示すブロック構
成図。 第３図はＩＲ中継形式の従来例の構成を示すブロック構
成図。 １・・・人力データ信号、２・・・入力クロック信号、
３・・・出力データ信号、４・・・出力クロック信号、
５．５′・・・発光素子駆動回路、６．６′・・・発光
素子、７．７′・・・光ファイバ、８．８′・・・受光
素子、９．９′・・・リミッタ増幅回路、１０・・・識
別回路、１１・・・１Ｂ２ＢＢ２化回路、１２・・・１
Ｂ２ＢＢ２化回路、１３・・・リタイミング回路、１４
・・・等化増幅回路、１５・・・タイミング抽出回路。 特許出願人　日本電気株式会社、、＝ｎ。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）電気信号であるデータ符号を光信号に変換して送
   信するデータ送信手段、およびこのデータ送信手段から
   光伝送路を経由して到来する光信号を変換した電気信号
   を受信するデータ受信手段を備えた光通信方式において
   、 データ符号に対応し電気信号であるクロック信号を光信
   号に変換して送信するクロック送信手段およびこのクロ
   ック送信手段から上記光伝送路とは異なる経路の光伝送
   路を経由して到来する光信号を変換した電気信号を受信
   するクロック受信手段を備え、 上記データ送信手段は、電気信号である原データ符号を
   １Ｂ２Ｂ符号に変換する符号化手段を含み、 上記データ受信手段は、自手段の電気信号を再生する識
   別手段およびこの再生したデータ符号を原データ符号に
   復号する復号化手段を含み、上記クロック送信手段に与
   えたクロック信号を上記符号化回路に与え、上記クロッ
   ク受信手段のリミット増幅回路を経由したクロック信号
   を上記識別手段および上記復号化手段に与える構成であ
   る ことを特徴とする光通信方式。