JPS6330562Y2 - - Google Patents

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JPS6330562Y2
JPS6330562Y2 JP12385280U JP12385280U JPS6330562Y2 JP S6330562 Y2 JPS6330562 Y2 JP S6330562Y2 JP 12385280 U JP12385280 U JP 12385280U JP 12385280 U JP12385280 U JP 12385280U JP S6330562 Y2 JPS6330562 Y2 JP S6330562Y2
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JP
Japan
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tire
stone
wire rope
double
wheeled
Prior art date
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JP12385280U
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JPS5747503U (ja
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  • Tires In General (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、砕石場、土木建設現場等にて稼働
する車の複輪タイヤの石噛みによるタイヤの損傷
を防止し、タイヤの長期の耐久性を確保する石噛
み防止装置の提供を目差したものである。
従来、砕石場、土木建設現場等に出入または稼
働する車両に装着された複輪タイヤは、そのタイ
ヤ間に、しばしば石噛みを生起し、タイヤサイド
部の損傷による耐久性の著しい低下並びにタイヤ
パンクによる早期交換等の問題が多発している。
従つて、考案者らは、この損傷誘因を、損傷以
前の石噛みの初期において、すなわち、石噛みの
発生後直ちに、排出させる必要がある事の知見の
下に、さらに、従来のダンプトラツク等の該当車
両に、何らの改良を加える事なく、直ちに複輪タ
イヤに適用出来る石噛み防止装置を開発したもの
である。
次に、この考案の態様を、例示の図面に基づい
て具体的に詳述する。
第1図は、この考案の複輪タイヤの石噛み装置
を適用した、前後に配列された複・複輪タイヤの
斜視図の一例を示したもので、第2図は、同側面
図の輪郭の概要を示したものである。
第3図は、複輪タイヤのリム連結部の概要を断
面図に示したものである。
図において、1はタイヤ1aとタイヤ1bを連
結した複輪タイヤ、2はタイヤ2aとタイヤ2b
を連結した複輪タイヤであり、3はリムで、4は
それぞれの複輪タイヤのリム連結部である。
この考案の石噛み防止装置は、図面に示す実施
例においては、複・複輪タイヤ1,2の複輪タイ
ヤ間の相互のリム連結部4間に、エンドレスワイ
ヤロープ5を、非石噛み時のタイヤ回転時にスリ
ツプする程度のゆるい目状態に挿入架設したもの
である。
従つて、その装着は、外側タイヤをホイールご
と離脱して挿入するだけで簡単に架設する事が出
来、しかも、何らの付帯設備を必要とせず、車種
に対応したエンドレスワイヤロープを準備するだ
けで、この石噛み防止装置が容易に得られるた
め、安価に得られる外、石噛みを起こした場合、
タイヤの1/4〜3/4回転以内において、噛み込んだ
石はワイヤロープにさえぎられ、形成されるワイ
ヤロープの傾斜に沿つて容易に外側方向に排出さ
れる。すなわち、タイヤが石を噛み込んだ場合、
次の接地までに排出されないと、接地におけるタ
イヤの荷重変形によつてタイヤ壁が損傷されるの
で、タイヤの一回転までの1/4〜3/4回転以内の石
噛みの初期にとり除く必要がある。次に、この排
出挙動について、ワイヤロープをゆるく架設した
前後の複輪タイヤにおいて具体的に説明する。
タイヤが石を噛み込んだ場合、前の複輪タイヤ
では1/4回転以内、後の複輪タイヤでは3/4回転以
内で、噛み込んだ石はワイヤロープに達し、ワイ
ヤロープに達すると、ワイヤロープがゆるく架設
されているので、ワイヤロープが押し付けられ傾
斜状の凹み状態となると共に牽引され、石はタイ
ヤの回転とワイヤロープの傾斜とによつて、自然
的にワイヤロープの傾斜に沿つて移動し、掬い出
される様に軽く排出される挙動を生起し、石はタ
イヤ壁を損傷することなく排出する顕著な効果を
発揮しうるものである。
実施例 10.00−20のタイヤを装着したダンプトラツク
の複・複輪タイヤのリム連結部4間に、16mmφ×
3950mmのエンドレスワイヤロープを挿入架設して
実走試験を行なつたところ、完全に石噛みは防止
され、石噛みによる損傷は皆無となつた。
この石噛み防止装置に使用されるワイヤロープ
の線径は、使用条件に対応して必要な強度を勘案
して適宜に選択しうるものである。
また、エンドレスワイヤロープの外側をゴム又
はプラスチツクにて被覆したエンドレスワイヤロ
ープを使用してもよい。
要するに、ワイヤロープの実用上非伸長性の可
撓性エンドレス成形体であれば使用可能である。
なお、石噛み防止を必要とするトラツクは、主
として、複・複輪タイヤが使用されているが、あ
えて、単一な複輪タイヤに応用する場合は、リム
連結部に相当するガイドとして、台車の適当な箇
所に引つ掛けるようにすれば使用可能である。
以上のとおり、この考案は、複・複輪タイヤ相
互間に、ワイヤロープの実用上非伸長性の可撓性
エンドレス成形体を、ゆるい目に挿入架設してあ
るため、石噛みを生起した場合は、タイヤが1/4
〜3/4回転するまでに、噛み込んだ石はワイヤロ
ープで遮止され、その際形成されるワイヤロープ
の外側方向への傾斜に誘導され、タイヤの回転力
によつて、きわめて容易に、軽くタイヤから排除
される事になり、タイヤ壁を損傷する事がなく、
また、何ら付帯設備を必要とせず、従来のトラツ
クにそのまま装着が出来、しかも、架設が、挿入
するだけできわめて容易である等の実用的価値を
有するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は、複・複輪タイヤの斜視図、第2図は
同側面の輪郭の概要図、第3図は複輪タイヤのリ
ム連結部の概要断面図である。 1,2……複輪タイヤ、3……リム、4……リ
ム連結部、5……ワイヤロープ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 車両に装着された複・複輪タイヤの前後の複
    輪タイヤ間において、それぞれの複輪タイヤの
    リム連結部間に、ワイヤロープの実用上非伸長
    性の可撓性エンドレス成形体を、非石噛み時の
    タイヤ回転時にスリツプする程度のゆるい目状
    態に挿入架設した複輪タイヤの石噛み防止装
    置。 (2) エンドレス成形体が、ワイヤロープの外側を
    ゴム又はプラスチツクにて被覆したワイヤロー
    プのエンドレス成形体である実用新案登録請求
    の範囲第1項記載の複輪タイヤの石噛み防止装
    置。
JP12385280U 1980-08-30 1980-08-30 Expired JPS6330562Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12385280U JPS6330562Y2 (ja) 1980-08-30 1980-08-30

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12385280U JPS6330562Y2 (ja) 1980-08-30 1980-08-30

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5747503U JPS5747503U (ja) 1982-03-17
JPS6330562Y2 true JPS6330562Y2 (ja) 1988-08-16

Family

ID=29484408

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JP12385280U Expired JPS6330562Y2 (ja) 1980-08-30 1980-08-30

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JPS5747503U (ja) 1982-03-17

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