JPS63305350A - 感光性フィルムカセット - Google Patents
感光性フィルムカセットInfo
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- JPS63305350A JPS63305350A JP14091387A JP14091387A JPS63305350A JP S63305350 A JPS63305350 A JP S63305350A JP 14091387 A JP14091387 A JP 14091387A JP 14091387 A JP14091387 A JP 14091387A JP S63305350 A JPS63305350 A JP S63305350A
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- film
- cassette
- light shielding
- spool
- light
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Classifications
-
- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03C—PHOTOSENSITIVE MATERIALS FOR PHOTOGRAPHIC PURPOSES; PHOTOGRAPHIC PROCESSES, e.g. CINE, X-RAY, COLOUR, STEREO-PHOTOGRAPHIC PROCESSES; AUXILIARY PROCESSES IN PHOTOGRAPHY
- G03C3/00—Packages of films for inserting into cameras, e.g. roll-films, film-packs; Wrapping materials for light-sensitive plates, films or papers, e.g. materials characterised by the use of special dyes, printing inks, adhesives
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
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- General Physics & Mathematics (AREA)
- Details Of Rigid Or Semi-Rigid Containers (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明感光性フィルムカセットを以下の項目に従りて説
明する。
明する。
A、産業上の利用分野
B1発明の概要
C1従来技術
a、一般的背景
す、従来の感光性フィルムカセットの一例[第7図]
D0発明が解決しようとする問題点[第7図]E1問題
点を解決するための手段 F、実施例 a、プリンター[第1図乃至第3図] a−1,カセット装着部[第1図乃至第3図] a−2,その他の構成[第2図] a−3,9jJ作[第2図] b、フィルムカセット[第1図乃至第6図コb−1,カ
セットケース、出口ガイド[第1図乃至第5図] b−2,遮光ブロック[第1図乃至第6図] b−2−a、ハウジング[第1図乃 至第5図] b−2−b、遮光体、板バネ、被押 圧ピン[第1図乃至第 3図、第6図] b−3,スプール[第1図乃至第5図]b−4,感光フ
ィルム[第1図乃至第4図] b−5,スプールの口止手段[第1図乃至第3図、第5
図コ b−6,カセット装着部への装着等[第1図乃至第3図
] b−6−a、カセット装着部への装 着[第1図乃至第3 図] b−6−b、スプールのカセット ケースに対する回り止 めの解除[第3図] b−6−c、遮光体の出口ガイドか らの離間[第1図 (B)、第2図] G0発明の効果 (A、産業上の利用分野) 本発明は新規な感光性フィルムカセットに関する。詳し
くは、例えば、所謂銀塩写真用の撮影フィルムや露光面
に感光性の色素前駆体が設けられたプリント用フィルム
等の感光フィルムがスプールにロール状に巻き取られた
状態で収納されると共に上記フィルムを引き出すフィル
ム出口が形成されたカセットケースを有し、かつ、カメ
ラやプリンター等前記感光性フィルムを使用する機器の
所定のカセット装着部に着脱自在に装着される感光性フ
ィルムカセットに関するものであり、フィルム出口を遮
光する遮光手段を改良することにより、フィルムカセッ
トが使用されていないときのフィルム出口の遮光を確実
に行なうことができ、それでいて、カセットケースから
引き出されて行くフィルムが遮光手段の遮光部材によフ
て傷付けられることの無いようにした新規な感光性フィ
ルムカセットを提供しようとするものである。
点を解決するための手段 F、実施例 a、プリンター[第1図乃至第3図] a−1,カセット装着部[第1図乃至第3図] a−2,その他の構成[第2図] a−3,9jJ作[第2図] b、フィルムカセット[第1図乃至第6図コb−1,カ
セットケース、出口ガイド[第1図乃至第5図] b−2,遮光ブロック[第1図乃至第6図] b−2−a、ハウジング[第1図乃 至第5図] b−2−b、遮光体、板バネ、被押 圧ピン[第1図乃至第 3図、第6図] b−3,スプール[第1図乃至第5図]b−4,感光フ
ィルム[第1図乃至第4図] b−5,スプールの口止手段[第1図乃至第3図、第5
図コ b−6,カセット装着部への装着等[第1図乃至第3図
] b−6−a、カセット装着部への装 着[第1図乃至第3 図] b−6−b、スプールのカセット ケースに対する回り止 めの解除[第3図] b−6−c、遮光体の出口ガイドか らの離間[第1図 (B)、第2図] G0発明の効果 (A、産業上の利用分野) 本発明は新規な感光性フィルムカセットに関する。詳し
くは、例えば、所謂銀塩写真用の撮影フィルムや露光面
に感光性の色素前駆体が設けられたプリント用フィルム
等の感光フィルムがスプールにロール状に巻き取られた
状態で収納されると共に上記フィルムを引き出すフィル
ム出口が形成されたカセットケースを有し、かつ、カメ
ラやプリンター等前記感光性フィルムを使用する機器の
所定のカセット装着部に着脱自在に装着される感光性フ
ィルムカセットに関するものであり、フィルム出口を遮
光する遮光手段を改良することにより、フィルムカセッ
トが使用されていないときのフィルム出口の遮光を確実
に行なうことができ、それでいて、カセットケースから
引き出されて行くフィルムが遮光手段の遮光部材によフ
て傷付けられることの無いようにした新規な感光性フィ
ルムカセットを提供しようとするものである。
(B、発明の概要)
本発明感光性フィルムカセットは、感光性のフィルムが
スプールにロール状に巻き取られた状態で収納されると
共に上記フィルムを引き出すフィルム出口が形成された
カセットケースを有する感光性フィルムカセットにおい
て、上記フィルム出口に、フィルムカセットがカセット
装着部に装着されていないときはスプールから引き出さ
れたフィルムを挟んでフィルム出口の一の内側面に弾接
する位置に保持され、かつ、フィルムカセットがカセッ
ト装着部に装着されたとき該内側面から離間する位置へ
と移動される遮光体を設け、それにより、フィルムカセ
ットが使用されていないときのフィルム出口の遮光を確
実に行なうことができて感光フィルムの感光特性を安定
して保持することができると共にカセットケースから引
き出されて行くフィルムが前記遮光体によって傷付けら
れることが無く、しかも、遮光体の移動に特別な操作を
要しないようにしたものである。
スプールにロール状に巻き取られた状態で収納されると
共に上記フィルムを引き出すフィルム出口が形成された
カセットケースを有する感光性フィルムカセットにおい
て、上記フィルム出口に、フィルムカセットがカセット
装着部に装着されていないときはスプールから引き出さ
れたフィルムを挟んでフィルム出口の一の内側面に弾接
する位置に保持され、かつ、フィルムカセットがカセッ
ト装着部に装着されたとき該内側面から離間する位置へ
と移動される遮光体を設け、それにより、フィルムカセ
ットが使用されていないときのフィルム出口の遮光を確
実に行なうことができて感光フィルムの感光特性を安定
して保持することができると共にカセットケースから引
き出されて行くフィルムが前記遮光体によって傷付けら
れることが無く、しかも、遮光体の移動に特別な操作を
要しないようにしたものである。
(C,従来技術)
(a、一般的背景)
所謂銀塩写真用の撮影フィルムや感光性の色素前駆体が
塗布されたプリンター用の感光フィルム等の感光フィル
ム、特に、長尺なものは、一般に、外部に対して遮光さ
れたカセットケース内に回転自在に設けられたスプール
に略ロール状に巻き取られた状態で収納されていると共
に、使用するときは上記カセットケース内に収納された
状態のままカメラやプリンターの所定のカセット装着部
に装着されるようになっている。
塗布されたプリンター用の感光フィルム等の感光フィル
ム、特に、長尺なものは、一般に、外部に対して遮光さ
れたカセットケース内に回転自在に設けられたスプール
に略ロール状に巻き取られた状態で収納されていると共
に、使用するときは上記カセットケース内に収納された
状態のままカメラやプリンターの所定のカセット装着部
に装着されるようになっている。
そして、この種の感光性フィルムカセットは、通常、そ
のカセットケースに略スリット状のフィルム出口が形成
されると共に、感光フィルムは上記フィルム出口を通っ
てカセットケース外へ引き出されて行くようになってい
る。
のカセットケースに略スリット状のフィルム出口が形成
されると共に、感光フィルムは上記フィルム出口を通っ
てカセットケース外へ引き出されて行くようになってい
る。
従って、上記フィルム出口は、少なくともフィルムカセ
ットが所定のカセット装着部に装着されていない状態に
おいて、カセットケース内に光が入らないように確実に
遮光されている必要がある。
ットが所定のカセット装着部に装着されていない状態に
おいて、カセットケース内に光が入らないように確実に
遮光されている必要がある。
(b、従来の感光性フィルムカセットの一例)[第7図
コ 第7図は従来の感光性フィルムカセットの一例aを示す
ものである。
コ 第7図は従来の感光性フィルムカセットの一例aを示す
ものである。
同図において、bは略円筒状に形成されたカセットケー
ス、Cは該カセットケースbの内部にカセットケースに
対して回転自在なるように設けられかつ長尺な感光フィ
ルムdが巻回されたスプール、eはカセットケースbの
外周部に該カセットケースbの軸方向に沿って延びるよ
うに形成された略スリット状のフィルム出口、f、fは
該フィルム出口eの長手方向に沿う2つの内側面に取着
された遮光パッドであり、感光フィルムdの先端部は上
記遮光パッドf、fの対向面間を通ってフィルム出口e
からカセットケースb外へ導出されると共に遮光パッド
f% fと対向する位置においてこれら遮光パッドf、
fにより挟まれており、これにより、フィルム出口eの
遮光が完全に為されている。
ス、Cは該カセットケースbの内部にカセットケースに
対して回転自在なるように設けられかつ長尺な感光フィ
ルムdが巻回されたスプール、eはカセットケースbの
外周部に該カセットケースbの軸方向に沿って延びるよ
うに形成された略スリット状のフィルム出口、f、fは
該フィルム出口eの長手方向に沿う2つの内側面に取着
された遮光パッドであり、感光フィルムdの先端部は上
記遮光パッドf、fの対向面間を通ってフィルム出口e
からカセットケースb外へ導出されると共に遮光パッド
f% fと対向する位置においてこれら遮光パッドf、
fにより挟まれており、これにより、フィルム出口eの
遮光が完全に為されている。
(D、発明が解決しようとする問題点)[第7図]
ところが、フィルム出口eの遮光をこのような遮光パッ
ドf% fにより行なうと、感光フィルムdはこの遮光
パッドf% fとかなり強い摩擦力で摺接しながらカセ
ットケースbから引き出されて行くため、この摺接によ
って感光フィルムdに傷が付くという問題があり、この
傷は、当該感光フィルムdに設けられている感光物買の
個々の組成体の大きさが微小であるほど画像に対する影
響が大きくなる。
ドf% fにより行なうと、感光フィルムdはこの遮光
パッドf% fとかなり強い摩擦力で摺接しながらカセ
ットケースbから引き出されて行くため、この摺接によ
って感光フィルムdに傷が付くという問題があり、この
傷は、当該感光フィルムdに設けられている感光物買の
個々の組成体の大きさが微小であるほど画像に対する影
響が大きくなる。
そこで、感光フィルムdにこのような傷ができるだけ付
かないようにするために、遮光パッドf、fの感光フィ
ルムdに対する接触圧を低くしたり、あるいは遮光パッ
ドf% fにローラを用いることが考えられるが、この
ようにすると、フィルム出口eの遮光効果が低下すると
いう問題が生ずることになる。
かないようにするために、遮光パッドf、fの感光フィ
ルムdに対する接触圧を低くしたり、あるいは遮光パッ
ドf% fにローラを用いることが考えられるが、この
ようにすると、フィルム出口eの遮光効果が低下すると
いう問題が生ずることになる。
即ち、従来のこの種の感光性フィルムカセットにおける
フィルム出口の遮光手段によると、フィルム出口の遮光
効果を高めると感光フィルムに付く傷が大きくなり、感
光フィルムに付く傷が小さくて済むようにするためには
、フィルム出口の遮光効果を低下させなければならない
という、いわば二律背反する問題を有していた。
フィルム出口の遮光手段によると、フィルム出口の遮光
効果を高めると感光フィルムに付く傷が大きくなり、感
光フィルムに付く傷が小さくて済むようにするためには
、フィルム出口の遮光効果を低下させなければならない
という、いわば二律背反する問題を有していた。
(E、問題点を解決するための手段)
そこで、本発明感光性フィルムカセットは、上記した問
題点を解決するために、感光性のフィルムがスプールに
ロール状に巻き取られた状態で収納されると共に上記フ
ィルムを引き出すフィルム出口が形成されたカセットケ
ースを有する感光性フィルムカセットにおいて、カセッ
トケースに回動自在に支持されると共にスプールから引
き出されたフィルムを挟んでフィルム出口の一の内側面
に接触することにより該フィルム出口を閉塞する遮光体
と、該遮光体を常時フィルム出口を閉塞する方向へ付勢
する弾発手段と、所定のカセット装着部に装着されたと
き該カセット装着部に設けられた押圧部によって押圧さ
れることにより前記遮光体をフィルム出口の前記内側面
から離間する位置へと移動せしめる被押圧部を設けたも
のモある。
題点を解決するために、感光性のフィルムがスプールに
ロール状に巻き取られた状態で収納されると共に上記フ
ィルムを引き出すフィルム出口が形成されたカセットケ
ースを有する感光性フィルムカセットにおいて、カセッ
トケースに回動自在に支持されると共にスプールから引
き出されたフィルムを挟んでフィルム出口の一の内側面
に接触することにより該フィルム出口を閉塞する遮光体
と、該遮光体を常時フィルム出口を閉塞する方向へ付勢
する弾発手段と、所定のカセット装着部に装着されたと
き該カセット装着部に設けられた押圧部によって押圧さ
れることにより前記遮光体をフィルム出口の前記内側面
から離間する位置へと移動せしめる被押圧部を設けたも
のモある。
従って、本発明感光性フィルムカセットによれば、所定
のカセット装着部に装着されていないときは遮光体がフ
ィルムを挟んでフィルム出口の一の内側面に弾接されて
いるのでフィルム出口の遮光が確実に為されると共にそ
の遮光状態が安定して保持され、また、カセット装着部
に装着されたとぎは遮光体がフィルム出口の上記内側面
から離間されるのでカセットケースから引き出されて行
くフィルムが遮光体によって傷付けられるのを防止する
ことができ、しかも、特別な操作をしなくてもフィルム
カセットをカセット装着部に装着するだけで遮光体をフ
ィルム出口の内側面から離間せしめることがで診る。
のカセット装着部に装着されていないときは遮光体がフ
ィルムを挟んでフィルム出口の一の内側面に弾接されて
いるのでフィルム出口の遮光が確実に為されると共にそ
の遮光状態が安定して保持され、また、カセット装着部
に装着されたとぎは遮光体がフィルム出口の上記内側面
から離間されるのでカセットケースから引き出されて行
くフィルムが遮光体によって傷付けられるのを防止する
ことができ、しかも、特別な操作をしなくてもフィルム
カセットをカセット装着部に装着するだけで遮光体をフ
ィルム出口の内側面から離間せしめることがで診る。
(F、実施例)
以下に、本発明感光性フィルムカセットの詳細を添付図
面に示した実施例に従って説明する。
面に示した実施例に従って説明する。
尚、図面に示した実施例は、本発明を、露光面に色素前
駆体が設けられた感光フィルムを所定の画像に応じた光
によって露光することにより印画フィルムを形成すると
共に該印画フィルムとされた部分を所定の顕色紙と重ね
合わせて加圧することにより上記画像が上記顕色紙にプ
リントされるプリンターに使用する感光性フィルムカセ
ット1に適用したものである。
駆体が設けられた感光フィルムを所定の画像に応じた光
によって露光することにより印画フィルムを形成すると
共に該印画フィルムとされた部分を所定の顕色紙と重ね
合わせて加圧することにより上記画像が上記顕色紙にプ
リントされるプリンターに使用する感光性フィルムカセ
ット1に適用したものである。
先ず、プリンターについて説明し、その後でフィルムカ
セットの詳細を説明する。
セットの詳細を説明する。
(a、プリンター)[N1図乃至第3図コ2はプリンタ
ーである。
ーである。
3はプリンター2の外筺であり、該外筐3は前後方向く
第2図における右方へ向う方向を前側とし、左方へ向う
方向を後側とする。また、同図の紙面から手前側へ向う
方向を左側とし、紙背へ向う方向を右側とする。以下の
説明において向きを示すときはこの方向によるものとす
る。)に長い箱形に形成されると共に、外部からの光が
入らないように構成されている。
第2図における右方へ向う方向を前側とし、左方へ向う
方向を後側とする。また、同図の紙面から手前側へ向う
方向を左側とし、紙背へ向う方向を右側とする。以下の
説明において向きを示すときはこの方向によるものとす
る。)に長い箱形に形成されると共に、外部からの光が
入らないように構成されている。
(a−1,カセット装着部)[第1図乃至第3図]
4はカセット装着部である。
5は外筺3の前壁3aの上側3分の2程度を構成する前
面界であり、該前面ff1I5はその高さ方向における
中間部から稍上方へ寄った部分の左右両端部を除く部分
5aが内方へ稍突出するように形成されると共にその下
端部が軸6.6′を介して外筐3の左右両側M3b、3
cに回動自在に支持されており、第1図(A)に示すよ
うに略水平に倒れた開放位置と′!J1図(B)に示す
ように外筐3の前壁3aのカセット装着ロアを閉塞する
閉塞位置との間を移動され、閉塞位置に来たとき図示し
ないロック手段によってその位置に保持されるようにな
っている。
面界であり、該前面ff1I5はその高さ方向における
中間部から稍上方へ寄った部分の左右両端部を除く部分
5aが内方へ稍突出するように形成されると共にその下
端部が軸6.6′を介して外筐3の左右両側M3b、3
cに回動自在に支持されており、第1図(A)に示すよ
うに略水平に倒れた開放位置と′!J1図(B)に示す
ように外筐3の前壁3aのカセット装着ロアを閉塞する
閉塞位置との間を移動され、閉塞位置に来たとき図示し
ないロック手段によってその位置に保持されるようにな
っている。
8.8′は前面s5の上記突出部5aの左右両端部から
内方へ向けて突出された抑圧突起であり、該押圧突起8
.8′はその大部分が略砲弾形に形成されている。
内方へ向けて突出された抑圧突起であり、該押圧突起8
.8′はその大部分が略砲弾形に形成されている。
9.9′はカセット支持、シャーシであり、これらカセ
ット支持シャーシ9.9′は外筐3の前壁3aと天板3
dとが交わる隅角部の左側壁3b寄りの位置と右側壁3
c寄りの位置にフィルムカセット1の長さより稍長い間
隔を置いて互いに平行に対向する状態で配置されており
、図示しない支持手段により外筺3に固定されている。
ット支持シャーシ9.9′は外筐3の前壁3aと天板3
dとが交わる隅角部の左側壁3b寄りの位置と右側壁3
c寄りの位置にフィルムカセット1の長さより稍長い間
隔を置いて互いに平行に対向する状態で配置されており
、図示しない支持手段により外筺3に固定されている。
10は上記カセット支持シャーシ9.9′の後端部間に
連結された背板である。
連結された背板である。
11は右側のカセット支持シャーシ9′の左側を向く面
の略中央部に固定されたスプール支持突部であり、該ス
プール支持突部11は略円板状に形成されると共にその
板厚方向における左側路半分11aがその余の部分より
稍小径な嵌合部になっており、該嵌合部11aの外径は
フィルムカセット1のスプール12の嵌合孔13,13
’の径と略等しくされており、その外周面は先細り状の
斜面に形成されている。
の略中央部に固定されたスプール支持突部であり、該ス
プール支持突部11は略円板状に形成されると共にその
板厚方向における左側路半分11aがその余の部分より
稍小径な嵌合部になっており、該嵌合部11aの外径は
フィルムカセット1のスプール12の嵌合孔13,13
’の径と略等しくされており、その外周面は先細り状の
斜面に形成されている。
14は略矩形に形成されたスプール着脱板(第3図参照
)であり、該スプール着脱板14はその後端部から右側
へ突出した被支持部14aが左側のカセット支持シャー
シ9の後端部に設けられた支持軸15を介して上記カセ
ット支持シャーシ9に左右方向へ回動自在なるように支
持されると共に、その前端部14bが左側へ向けて稍屈
曲した操作部になっており、左側のカセット支持シャー
シ9に左側から稍間隔を置いて略平行に対向する位置(
以下、「スプール支持位置」と言う、)に来たとき、図
示しないストッパ一手段によってその位置に保持される
ようになっている。
)であり、該スプール着脱板14はその後端部から右側
へ突出した被支持部14aが左側のカセット支持シャー
シ9の後端部に設けられた支持軸15を介して上記カセ
ット支持シャーシ9に左右方向へ回動自在なるように支
持されると共に、その前端部14bが左側へ向けて稍屈
曲した操作部になっており、左側のカセット支持シャー
シ9に左側から稍間隔を置いて略平行に対向する位置(
以下、「スプール支持位置」と言う、)に来たとき、図
示しないストッパ一手段によってその位置に保持される
ようになっている。
また、スプール着脱板14の右側を向く面のうち上記ス
プール支持位置に来たとき前記スプール支持突部11と
対向する位置にスプール支持突部16が固定されており
、該スプール支持突部16の先端部16aが上記スプー
ル支持突部11の嵌合部11aと略同じ形態を有する嵌
合部に形成されている。
プール支持位置に来たとき前記スプール支持突部11と
対向する位置にスプール支持突部16が固定されており
、該スプール支持突部16の先端部16aが上記スプー
ル支持突部11の嵌合部11aと略同じ形態を有する嵌
合部に形成されている。
尚、左側のカセット支持シャーシ9には円形の孔9aが
形成されており、スプール着脱板14がスプール支持位
置に来たときそのスプール支持突部16の右側路半分が
上記孔9aを通ってカセット支持シャーシ9から右側へ
突出されるようになっている。
形成されており、スプール着脱板14がスプール支持位
置に来たときそのスプール支持突部16の右側路半分が
上記孔9aを通ってカセット支持シャーシ9から右側へ
突出されるようになっている。
17.17′は前記背板10の前面の左右両端寄りの位
置に前方へ向けて突設された口止突起である。
置に前方へ向けて突設された口止突起である。
しかして、2枚のカセット支持シャーシ9.9′と背板
10及び前面扉5とによってフィルムカセット1が着脱
自在に装着されるカセット装着部4が形成され、フィル
ムカセット1はそのスプール12が前記スプール支持突
部11及び16に回転自在に支持されると共にそのカセ
ットケース18が背板10に設けられている前記口止突
起17.17′によって回り止めされた状態でカセット
装着部4に装着される。
10及び前面扉5とによってフィルムカセット1が着脱
自在に装着されるカセット装着部4が形成され、フィル
ムカセット1はそのスプール12が前記スプール支持突
部11及び16に回転自在に支持されると共にそのカセ
ットケース18が背板10に設けられている前記口止突
起17.17′によって回り止めされた状態でカセット
装着部4に装着される。
尚、フィルムカセット1のカセット装着部4への装着に
ついては後述する。
ついては後述する。
(a−2,その他の構成)[第2図]
19.19′は一対の加圧ローラ、20はフィルムカセ
ット1から引き出された感光フィルム21を巻き取る巻
取スプール、22は感光フィルム21の露光面を露光し
て該露光面を所定の画像の印画フィルム12に形成する
ための多数のオプチカルファイバーが束ねられて形成さ
れた光源(以下、rFOTJと言う、 ) 、2.3.
23′は上記FOT22による露光が為されるとき感光
フィルム21を一定のピッチで走行させるフィルム送り
ローラ、24は該フィルム送りローラ23.23′と加
圧ローラ19.19′との間に配置されたフィルム支持
板、25.25′及び26.26′は加圧ローラ19.
19′と巻取スプール20との間に配置されたフィルム
ガイドであり、カセット装着部4に装着されたフィルム
カセット1から引き出された感光フィルム21はフィル
ム送りローラ23,23’の接触部を通された後フィル
ム支持板24の上面に沿うように延びると共に加圧ロー
ラ19.19’の接触部を通され、次いでフィルムガイ
ド25.25′及び26.26′の各対向間隙を通され
た後巻取スプール20に巻き取られるバスを通され、カ
セット装着部4とフィルム送りローラ23.23’との
間の位置においてFOT22の発光面22aと接触して
いる。
ット1から引き出された感光フィルム21を巻き取る巻
取スプール、22は感光フィルム21の露光面を露光し
て該露光面を所定の画像の印画フィルム12に形成する
ための多数のオプチカルファイバーが束ねられて形成さ
れた光源(以下、rFOTJと言う、 ) 、2.3.
23′は上記FOT22による露光が為されるとき感光
フィルム21を一定のピッチで走行させるフィルム送り
ローラ、24は該フィルム送りローラ23.23′と加
圧ローラ19.19′との間に配置されたフィルム支持
板、25.25′及び26.26′は加圧ローラ19.
19′と巻取スプール20との間に配置されたフィルム
ガイドであり、カセット装着部4に装着されたフィルム
カセット1から引き出された感光フィルム21はフィル
ム送りローラ23,23’の接触部を通された後フィル
ム支持板24の上面に沿うように延びると共に加圧ロー
ラ19.19’の接触部を通され、次いでフィルムガイ
ド25.25′及び26.26′の各対向間隙を通され
た後巻取スプール20に巻き取られるバスを通され、カ
セット装着部4とフィルム送りローラ23.23’との
間の位置においてFOT22の発光面22aと接触して
いる。
27はブ、リント用紙であるところの顕色紙28.28
、・・・が多数収納された給紙トレイであり、上記顕色
紙28.28、・・・が所定のタイミングで、給紙ロー
ラ29によって、一枚づつ、その先端部が加圧ローラ1
9.19′の接触部の入口側に差し込まれるように供給
される。
、・・・が多数収納された給紙トレイであり、上記顕色
紙28.28、・・・が所定のタイミングで、給紙ロー
ラ29によって、一枚づつ、その先端部が加圧ローラ1
9.19′の接触部の入口側に差し込まれるように供給
される。
30はプリントが為された顕色紙28,28、・・・を
受ける排紙トレイ、31は排紙トレイ30と加圧ローラ
19,19’間に配置された排紙ベルトである。
受ける排紙トレイ、31は排紙トレイ30と加圧ローラ
19,19’間に配置された排紙ベルトである。
尚、感光フィルム21は適宜なフィルム基材の一方の面
に感光性の色素前駆体を塗布して成り、該色素前駆体は
、例えば、所定の波長の紫外光を照射されることにより
分子結合の構造が変化して硬化する、即ち、抗°圧的な
非破壊性を生ずる掻く微小なカプセルに所定の色素前駆
物質、即ち、前記顕色紙28.28、・・・のプリント
面に塗布されている所定の現像物質と化合して所定の発
色を為す物質を封入して成るものである。
に感光性の色素前駆体を塗布して成り、該色素前駆体は
、例えば、所定の波長の紫外光を照射されることにより
分子結合の構造が変化して硬化する、即ち、抗°圧的な
非破壊性を生ずる掻く微小なカプセルに所定の色素前駆
物質、即ち、前記顕色紙28.28、・・・のプリント
面に塗布されている所定の現像物質と化合して所定の発
色を為す物質を封入して成るものである。
(a−3,動作)[第2図]
しかして、感光フィルム1は、FOT22の発光面22
aと接触する位置において該FOT22から射出される
所定の画像信号に応じた光を照射されることによって露
光されながら所定の距離走行されることにより一定の領
域が印画フィルムに形成され、その状態から、顕色紙2
8が加圧ローラ19.19′間へ供給されると共に該供
給された顕色紙28と感光フィルム21の前記印画フィ
ルムとされた部分とが重ね合せられた状態で加圧ローラ
19.19’によって加圧されながら一体的に走行され
、それにより、感光フィルム21の色素前駆体のうち露
光が為されていないもののカプセルが破壊され、それに
封入されていた色素前駆物質が顕色紙28に転写されて
該顕色紙28に所定の画像がプリントされ、プリントが
為された顕色紙28が排紙ベルト31により排紙トレイ
30へ送り出されて行くことになる。
aと接触する位置において該FOT22から射出される
所定の画像信号に応じた光を照射されることによって露
光されながら所定の距離走行されることにより一定の領
域が印画フィルムに形成され、その状態から、顕色紙2
8が加圧ローラ19.19′間へ供給されると共に該供
給された顕色紙28と感光フィルム21の前記印画フィ
ルムとされた部分とが重ね合せられた状態で加圧ローラ
19.19’によって加圧されながら一体的に走行され
、それにより、感光フィルム21の色素前駆体のうち露
光が為されていないもののカプセルが破壊され、それに
封入されていた色素前駆物質が顕色紙28に転写されて
該顕色紙28に所定の画像がプリントされ、プリントが
為された顕色紙28が排紙ベルト31により排紙トレイ
30へ送り出されて行くことになる。
(b、フィルムカセット)[第1図乃至第6図]
フィルムカセット1はカセットケース18と該カセット
ケース18に設けられた遮光体ブロックと上記カセット
ケース18に回転自在に支持されかつ感光フィルム21
が巻回されたスプール12等から成る。
ケース18に設けられた遮光体ブロックと上記カセット
ケース18に回転自在に支持されかつ感光フィルム21
が巻回されたスプール12等から成る。
尚、フィルムカセット1の構造の説明において向きを示
すときはフィルムカセット1が前記カセット装着部4に
装着されている状態の向きで説明する。
すときはフィルムカセット1が前記カセット装着部4に
装着されている状態の向きで説明する。
(b−1,カセットケース、出口ガイド)[第1図乃至
第5図] カセットケース18は軸方向における両端面が開口され
た円筒状を為すと共に、その軸方向における両端部を除
く部分のうち中心角で30”程度の部分に開口部32が
形成されている。
第5図] カセットケース18は軸方向における両端面が開口され
た円筒状を為すと共に、その軸方向における両端部を除
く部分のうち中心角で30”程度の部分に開口部32が
形成されている。
そして、カセットケース18の軸心を挟んで上記開口部
32と反対側の位置から反時計回り方向へ稍寄った部分
、即ち、フィルムカセット1がカセット装着部4に装着
された状態において真後ろを向く部分の左端寄りの位置
の外周面に係合穴33が形成され、また、上記部分の右
端寄りの位置に係合孔34が形成されている。
32と反対側の位置から反時計回り方向へ稍寄った部分
、即ち、フィルムカセット1がカセット装着部4に装着
された状態において真後ろを向く部分の左端寄りの位置
の外周面に係合穴33が形成され、また、上記部分の右
端寄りの位置に係合孔34が形成されている。
35は辷り性の良い材料により形成された出口ガイドで
あり、該出口ガイド35は前記開口部32の長さと同じ
長さを有すると共に、その横断面形状が逆くの字形を為
し、かつ、屈曲部から下方の部分の略下方斜め前側を向
く面の数箇所に凹部36.36、・・・(図面では1個
のみ示しである。)が形成されている。
あり、該出口ガイド35は前記開口部32の長さと同じ
長さを有すると共に、その横断面形状が逆くの字形を為
し、かつ、屈曲部から下方の部分の略下方斜め前側を向
く面の数箇所に凹部36.36、・・・(図面では1個
のみ示しである。)が形成されている。
そして、出口ガイド35は、屈曲部から上方の部分がカ
セットケース18に形成された前記開口部32の開口縁
32aに係合し、かつ、その余の部分がカセットケース
18の外周面の上記開口縁32aに連続した部分に接触
した状態で、数箇所がねじ37.37、・・・によって
カセットケース18に固定されている。
セットケース18に形成された前記開口部32の開口縁
32aに係合し、かつ、その余の部分がカセットケース
18の外周面の上記開口縁32aに連続した部分に接触
した状態で、数箇所がねじ37.37、・・・によって
カセットケース18に固定されている。
尚、上記ねじ37.37、・・・の頭部は凹部36.3
6、・・・内に位置しており、また、凹部36.36、
・・・が形成された面から上に続く面(以下、rガイド
面」と言う、)35a (第5図参照)は前方に正対し
た向きになってC)る。
6、・・・内に位置しており、また、凹部36.36、
・・・が形成された面から上に続く面(以下、rガイド
面」と言う、)35a (第5図参照)は前方に正対し
た向きになってC)る。
(b−2,遮光ブロック)[第1図乃至第6図]
38は遮光ブロックである。
(b−2−a、ハウジング)[第1図乃至第5図]
39は遮光ブロック38のハウジングであり、該ハウジ
ング39は前ハーフ40と後ハーフ41とが一体的に結
合されることによって左右方向に細長い略箱形を為すと
共に前ハーフ40の前壁40aの上端部は後ハーフ41
の上端部より稍高い位置まで延びており、後ハーフ41
の前面の上端部41aと上記前壁40aとが結合された
部分の左右両端寄りの部分にこの部分を厚み方向へ貫通
した孔42.42′が形成され、また、後ハーフ41の
後壁41bの下縁寄りの部分に感光フィルム21の幅と
略同じ長さをする左右方向に長い窓43が形成されてい
る。
ング39は前ハーフ40と後ハーフ41とが一体的に結
合されることによって左右方向に細長い略箱形を為すと
共に前ハーフ40の前壁40aの上端部は後ハーフ41
の上端部より稍高い位置まで延びており、後ハーフ41
の前面の上端部41aと上記前壁40aとが結合された
部分の左右両端寄りの部分にこの部分を厚み方向へ貫通
した孔42.42′が形成され、また、後ハーフ41の
後壁41bの下縁寄りの部分に感光フィルム21の幅と
略同じ長さをする左右方向に長い窓43が形成されてい
る。
そして、ハウジング39はカセットケース18にその開
口部32を略完全に閉塞する状態で取着されている。
口部32を略完全に閉塞する状態で取着されている。
即ち、ハウジング39は、その後ハーフ41の上端面の
前側路半分が前記開口部32の上側の開口縁32bと接
し、かつ、前壁40aの上端部がカセットケース18の
外周面の上記間口縁32bに連続する部分に接すると共
に後壁41bに形成された窓43が前記出口ガイド35
のガイド面35aと僅かの間隙を置いて対向し、かつ、
その左右の側面の一部が開口部32の左右の開口縁32
c、32dに各別に接する状態で、カセットケース18
に接着等の固定手段によって固定されている。
前側路半分が前記開口部32の上側の開口縁32bと接
し、かつ、前壁40aの上端部がカセットケース18の
外周面の上記間口縁32bに連続する部分に接すると共
に後壁41bに形成された窓43が前記出口ガイド35
のガイド面35aと僅かの間隙を置いて対向し、かつ、
その左右の側面の一部が開口部32の左右の開口縁32
c、32dに各別に接する状態で、カセットケース18
に接着等の固定手段によって固定されている。
しかして、ハウジング39と出口ガイド35との間に略
スリット状のフィルム出口が形成される。
スリット状のフィルム出口が形成される。
(b−2−b、遮光体、板バネ、被押圧ビン)[第1図
乃至第3図、第6図] 45は上記ハウジング39内に設けられた遮光体である
。
乃至第3図、第6図] 45は上記ハウジング39内に設けられた遮光体である
。
該遮光体45はその前面が開口した左右方向に細長い箱
形を為すと共に、ハウジング39より略ひと回り小さい
大きさを有し、その左右両端部の背面寄りの部分の上側
寄りの位置が支持ピン46.46によりハウジング39
に回動自在に支持されている。
形を為すと共に、ハウジング39より略ひと回り小さい
大きさを有し、その左右両端部の背面寄りの部分の上側
寄りの位置が支持ピン46.46によりハウジング39
に回動自在に支持されている。
4フは遮光体45の背面の下縁寄りの位置に取着された
遮光バッドであり、該遮光バッド47はウレタンゴムも
しくはフェルト等の材料により形成されており、ハウジ
ング39に形成された前記窓43に略ぴったり嵌る大き
さを有していて、その厚みはハウジング39の後壁41
aの板厚より厚くなっている。
遮光バッドであり、該遮光バッド47はウレタンゴムも
しくはフェルト等の材料により形成されており、ハウジ
ング39に形成された前記窓43に略ぴったり嵌る大き
さを有していて、その厚みはハウジング39の後壁41
aの板厚より厚くなっている。
48は板バネであり、該板バネ48はその上端部がハウ
ジング39の前壁40aの内面に固定されると共に、そ
の下端部が遮光体45の下端部に前方から弾接している
。
ジング39の前壁40aの内面に固定されると共に、そ
の下端部が遮光体45の下端部に前方から弾接している
。
従って、遮光体45には、常時、第1図における時計回
り方向への回動力が付勢されており、これを反時計回り
方向へ回動せしめる力が加えられていない状態において
は、第1図(A)に示すように、その遮光バッド47の
背面がハウジング39に形成された窓43を通してハウ
ジング39から後方へ突出し、かつ、前記出口ガイド3
5のガイド面35aに弾接する位置(以下、「遮光位置
」と言う、)に保持されることになる。
り方向への回動力が付勢されており、これを反時計回り
方向へ回動せしめる力が加えられていない状態において
は、第1図(A)に示すように、その遮光バッド47の
背面がハウジング39に形成された窓43を通してハウ
ジング39から後方へ突出し、かつ、前記出口ガイド3
5のガイド面35aに弾接する位置(以下、「遮光位置
」と言う、)に保持されることになる。
しかして、遮光体45が遮光位置に来ている状態におい
て前記フィルム出口44はこの遮光体45によって閉塞
されることになる。
て前記フィルム出口44はこの遮光体45によって閉塞
されることになる。
49.49′は被抑圧ビンであり、該被押圧ビン49.
49′はその一端部にフランジ49a149′aが形成
されると共に、該フランジ49a、49′aが後端部に
位置する向きでハウジング39に形成された前記孔42
.42′にハウジング39の内側から摺動自在に挿通さ
れており、そのフランジ部49a、49’aが遮光体4
5の前面の上端部とハウジング39の前壁40aの内側
面との間に位置している。
49′はその一端部にフランジ49a149′aが形成
されると共に、該フランジ49a、49′aが後端部に
位置する向きでハウジング39に形成された前記孔42
.42′にハウジング39の内側から摺動自在に挿通さ
れており、そのフランジ部49a、49’aが遮光体4
5の前面の上端部とハウジング39の前壁40aの内側
面との間に位置している。
従って、被押圧ビン49.49′は遮光体45によって
常時後側から押圧されており、遮光体45が前記遮光位
置に来ているときは、そのフランジ部49a、49’a
が遮光体45とハウジング39の前壁40aの内側面と
によって挟まれた状態で位置され、この状態において被
押圧ビン49.49’の先端面がハウジング39の前面
と略同−面上に位置している。
常時後側から押圧されており、遮光体45が前記遮光位
置に来ているときは、そのフランジ部49a、49’a
が遮光体45とハウジング39の前壁40aの内側面と
によって挟まれた状態で位置され、この状態において被
押圧ビン49.49’の先端面がハウジング39の前面
と略同−面上に位置している。
尚、この被押圧ビン49,49’の機能については後述
する。
する。
(b−3,スプール)[第1図乃至第5図]スプール1
2は略円筒状を為すスプール軸と該スプール軸の両端部
に一体的に結合された2つのフランジ体とから成る。
2は略円筒状を為すスプール軸と該スプール軸の両端部
に一体的に結合された2つのフランジ体とから成る。
50はスプール軸であり、該スプール軸50はカセット
ケース18の外径の3分の1程度の太さを有し、かつ、
カセットケース18より稍短い円筒状に形成されている
。
ケース18の外径の3分の1程度の太さを有し、かつ、
カセットケース18より稍短い円筒状に形成されている
。
51.51′はフランジ体である。
52.52′はフランジ体51.51′のボス軸であり
、該ボス軸52.52′はその大部分が上記スプール軸
50の太さと略同じ太さの円筒状を為すと共に、内端側
3分の1程度の部分が中実に形成されており、また、内
端寄りの位置にフィルム規制フランジ53.53′が形
成されている。
、該ボス軸52.52′はその大部分が上記スプール軸
50の太さと略同じ太さの円筒状を為すと共に、内端側
3分の1程度の部分が中実に形成されており、また、内
端寄りの位置にフィルム規制フランジ53.53′が形
成されている。
そして、ボス軸52,52’の上記フィルム規制フラン
ジ53.53′から内側の部分52a152′aが結合
部になっており、該結合部52a、52’aがスプール
軸50の両端部にぴったり内嵌され、かつ、接着等の固
定手段によりスプール軸50に固定されている。
ジ53.53′から内側の部分52a152′aが結合
部になっており、該結合部52a、52’aがスプール
軸50の両端部にぴったり内嵌され、かつ、接着等の固
定手段によりスプール軸50に固定されている。
尚、ボス軸52.52′の孔13.13′が前記した嵌
合孔、即ち、プリンター2のカセット装着部4に設けら
れているスプール支持突部11.16が内嵌される孔で
ある。
合孔、即ち、プリンター2のカセット装着部4に設けら
れているスプール支持突部11.16が内嵌される孔で
ある。
54.54′はフランジ体51.51′の遮光フランジ
であり、該遮光フランジ54.54′は前記ボス軸52
.52′の外端寄りの位置から突設されており、その外
周縁部の内面に環状に延びる突条55.55′及び56
.56′が形成されている。
であり、該遮光フランジ54.54′は前記ボス軸52
.52′の外端寄りの位置から突設されており、その外
周縁部の内面に環状に延びる突条55.55′及び56
.56′が形成されている。
従って、これら外側の突条55.55′と内側の突条5
6.56′との間に環状の溝57.57′が形成され、
この溝57.57′にカセットケース18の両端部が回
転自在に係合される。
6.56′との間に環状の溝57.57′が形成され、
この溝57.57′にカセットケース18の両端部が回
転自在に係合される。
しかして、これらフランジ体51.51′とカセットケ
ース18と前記遮光ブロック38とにより外部に対して
完全に遮光された空間が画成され、この空間内にスプー
ル軸50が位置すると共に、スプール12がカセットケ
ース18に対して相対的に回転自在な状態となる。
ース18と前記遮光ブロック38とにより外部に対して
完全に遮光された空間が画成され、この空間内にスプー
ル軸50が位置すると共に、スプール12がカセットケ
ース18に対して相対的に回転自在な状態となる。
(b−4,感光フィルム)[第1図乃至第4図]
感光フィルム21は前記スプール軸50にロール状に巻
回されており、その先端部が前記フィルム出口44を通
してカセットケース18外へ導出されている。
回されており、その先端部が前記フィルム出口44を通
してカセットケース18外へ導出されている。
従って、遮光体45が前記遮光位置に来ているときはそ
の遮光パッド47が感光フィルム21を挟んで出口ガイ
ド35のガイド面35aに弾接している。
の遮光パッド47が感光フィルム21を挟んで出口ガイ
ド35のガイド面35aに弾接している。
尚、感光フィルム21の先端側の所定の長さの部分は前
記した色素前駆体が塗布されていない所謂リーダーフィ
ルムになっており、未使用のフィルムカセット1はその
リーダーフィルムの先端部がフィルム出口44からカセ
ットケース18外へ導出されていると共に、上記先端部
から稍後ろの位置がフィルム出口44において遮光バッ
ド47と出口ガイド35とによって挟まれている。
記した色素前駆体が塗布されていない所謂リーダーフィ
ルムになっており、未使用のフィルムカセット1はその
リーダーフィルムの先端部がフィルム出口44からカセ
ットケース18外へ導出されていると共に、上記先端部
から稍後ろの位置がフィルム出口44において遮光バッ
ド47と出口ガイド35とによって挟まれている。
(b−5,スプールの固止手段)[第1図乃至第3図、
第5図] 58はフィルムカセット1が使用されていない状態にお
いてスプール12のカセットケース18に対する回り止
めを為すためのロック片であり、該ロック片58は、板
バネ材料により左右方向に細長い板状に形成されると共
に、その長平方向における中間部に被抑圧突起59が設
けられ、また、該被押圧突起59から右側の部分が板厚
方向へ略クランク状に屈曲されており、右端部に小さな
係合突起60が設けられている。
第5図] 58はフィルムカセット1が使用されていない状態にお
いてスプール12のカセットケース18に対する回り止
めを為すためのロック片であり、該ロック片58は、板
バネ材料により左右方向に細長い板状に形成されると共
に、その長平方向における中間部に被抑圧突起59が設
けられ、また、該被押圧突起59から右側の部分が板厚
方向へ略クランク状に屈曲されており、右端部に小さな
係合突起60が設けられている。
また、右側の遮光フランジ54′の内側の突条56′に
は周方向へ略一定の間隔を置いて多数の切欠61.61
、・・・が形成されている。
は周方向へ略一定の間隔を置いて多数の切欠61.61
、・・・が形成されている。
そして、ロック片58は、その右端部を除く大部分がカ
セットケース18の右端部の内面に接触(図面では後方
から押圧された状態で示しであるのでその大部分がカセ
ットケース18の内面から離間している。)シ、かつ、
その被押圧突起59がカセットケース18に形成された
前記係合孔34に挿入された状態で、その左端部がねじ
62によりてカセットケース18に固定されており、被
抑圧突起59がカセットケース18の内側へ向けて押圧
されていない状態において右端部の係合突起60が遮光
フランジ54′に形成された多数の切欠61.61、・
・・のいずれかに係合している。
セットケース18の右端部の内面に接触(図面では後方
から押圧された状態で示しであるのでその大部分がカセ
ットケース18の内面から離間している。)シ、かつ、
その被押圧突起59がカセットケース18に形成された
前記係合孔34に挿入された状態で、その左端部がねじ
62によりてカセットケース18に固定されており、被
抑圧突起59がカセットケース18の内側へ向けて押圧
されていない状態において右端部の係合突起60が遮光
フランジ54′に形成された多数の切欠61.61、・
・・のいずれかに係合している。
しかして、ロック片58の係合突起60が遮光フランジ
54′の切欠61.61、・・・のいずれかに係合して
いる状態においては、スプール!2のカセットケース1
8に対する回転が阻止されることになり、従って、この
状態において感光フィルム21のカセットケース18か
ら導出されている部分を引っ張ってもスプール12がカ
セットケース18に対して回転できないので、感光フィ
ルム21をカセットケース18から引き出すことはでき
ない。
54′の切欠61.61、・・・のいずれかに係合して
いる状態においては、スプール!2のカセットケース1
8に対する回転が阻止されることになり、従って、この
状態において感光フィルム21のカセットケース18か
ら導出されている部分を引っ張ってもスプール12がカ
セットケース18に対して回転できないので、感光フィ
ルム21をカセットケース18から引き出すことはでき
ない。
(b−6,カセット装着部への装着等)[第1図乃至第
3図] (b−6−a、カセット装着部への装着)[第1図乃至
第3図] そこで、このように構成されたフィルムカセット1の前
記プリンター2のカセット装着部4への装着は、次のよ
うに行なわれる。
3図] (b−6−a、カセット装着部への装着)[第1図乃至
第3図] そこで、このように構成されたフィルムカセット1の前
記プリンター2のカセット装着部4への装着は、次のよ
うに行なわれる。
先ず、前記前面界5を第1図(A)に示すように開放位
置へと移動し、かつ、スプール着脱板14を第3図に2
点鎖線で示すようにスプール支持位置から左側へ回動さ
せると共に、フィルムカセット1をその遮光ブロック3
8が手前側の下部に来る向きとした状態で、スプール1
2の右側のフランジ体51′のボス軸52′の右端部を
右側のスプール支持突部11の嵌合部11aに外嵌させ
ながらカセットケース18に形成された係合穴33及び
係合孔34にカセット装着部4の背板10に設けられて
いる口止突起17.17′を挿入せしめると共に、スプ
ール着脱板14をスプール支持位置に戻してそのスプー
ル支持突部16の嵌合部16aを左側のフランジ体51
のボス軸52の左端部に内嵌せしめ、次いで、前面界5
を閉塞位置へと容動する。
置へと移動し、かつ、スプール着脱板14を第3図に2
点鎖線で示すようにスプール支持位置から左側へ回動さ
せると共に、フィルムカセット1をその遮光ブロック3
8が手前側の下部に来る向きとした状態で、スプール1
2の右側のフランジ体51′のボス軸52′の右端部を
右側のスプール支持突部11の嵌合部11aに外嵌させ
ながらカセットケース18に形成された係合穴33及び
係合孔34にカセット装着部4の背板10に設けられて
いる口止突起17.17′を挿入せしめると共に、スプ
ール着脱板14をスプール支持位置に戻してそのスプー
ル支持突部16の嵌合部16aを左側のフランジ体51
のボス軸52の左端部に内嵌せしめ、次いで、前面界5
を閉塞位置へと容動する。
しかして、第3図に示すように、スプール12の左右両
端部がスプール支持突部11及び16に回転自在に支持
されると共にカセットケース18の係合穴33及び係合
孔34に口止突起17.17’が係合されることによっ
てカセットケース18の回り止めが為される。このよう
にして、フィルムカセット1がカセット装着部4に装着
される。
端部がスプール支持突部11及び16に回転自在に支持
されると共にカセットケース18の係合穴33及び係合
孔34に口止突起17.17’が係合されることによっ
てカセットケース18の回り止めが為される。このよう
にして、フィルムカセット1がカセット装着部4に装着
される。
(b−6−b、スプールのカセットケースに対する回り
止めの解除)[第3 図コ そして、フィルムカセット1がこのようにしてカセット
装着部4に装着されると、カセット装着部4の背板10
に設けられた右側の口止突起17′が前記ロック片58
の被押圧突起59をカセットケース18の内側へ向けて
押圧するため、ロック片58が第3図に示すようにカセ
ットケース18の内部へ向けて撓まされて係合突起60
がそれまで該係合突起60が係合していたフランジ体5
1′の切欠61から離脱することになる。
止めの解除)[第3 図コ そして、フィルムカセット1がこのようにしてカセット
装着部4に装着されると、カセット装着部4の背板10
に設けられた右側の口止突起17′が前記ロック片58
の被押圧突起59をカセットケース18の内側へ向けて
押圧するため、ロック片58が第3図に示すようにカセ
ットケース18の内部へ向けて撓まされて係合突起60
がそれまで該係合突起60が係合していたフランジ体5
1′の切欠61から離脱することになる。
しかして、ロック片58によるスプール12に対するロ
ック、即ち、スプール12のカセットケース18に対す
る回り止めが解除されることになり、これによって、ス
プール12は感光フィルム21が引っ張られることによ
って該感光フィルム21を繰り出すように回転される状
態となる。
ック、即ち、スプール12のカセットケース18に対す
る回り止めが解除されることになり、これによって、ス
プール12は感光フィルム21が引っ張られることによ
って該感光フィルム21を繰り出すように回転される状
態となる。
(b−6−c、遮光体の出口ガイドからの離間)[第1
図(B)、第2図] また、フィルムカセット!が前記したようにしてカセッ
ト装着部4に装着されると、前面扉5に設けられている
前記押圧突起8.8′が遮光ブロック38のハウジング
39に形成された孔42.42′に挿入されて前記被押
圧ビン49.49′を後方へ向けて押圧することになる
。
図(B)、第2図] また、フィルムカセット!が前記したようにしてカセッ
ト装着部4に装着されると、前面扉5に設けられている
前記押圧突起8.8′が遮光ブロック38のハウジング
39に形成された孔42.42′に挿入されて前記被押
圧ビン49.49′を後方へ向けて押圧することになる
。
すると、このように押圧された被押圧ピン49.49′
が遮光体45の上端部を略後方へ向けて押圧するため、
遮光体45が第1図における反時計回り方向へ回動され
ることになり、これによって、第1図(B)に示すよう
に、遮光体45の遮光バッド47が出口ガイド35のガ
イド面35aから離間することになる。
が遮光体45の上端部を略後方へ向けて押圧するため、
遮光体45が第1図における反時計回り方向へ回動され
ることになり、これによって、第1図(B)に示すよう
に、遮光体45の遮光バッド47が出口ガイド35のガ
イド面35aから離間することになる。
しかして、感光フィルム21がフィルム出口44におい
て遮光体45の遮光バッド47と出口ガイド35とによ
って挟まれていた状態が解除されることになるので、感
光フィルム21は摩擦抵抗を受けることなくフィルム出
口44を通ってカセットケース18外へ引き出されて行
くことになる。
て遮光体45の遮光バッド47と出口ガイド35とによ
って挟まれていた状態が解除されることになるので、感
光フィルム21は摩擦抵抗を受けることなくフィルム出
口44を通ってカセットケース18外へ引き出されて行
くことになる。
(G、発明の効果)
以上に記載したところから明らかなように、本発明感光
性フィルムカセットは、感光性のフィルムがスプールに
ロール状に巻き取られた状態で収納されると共に上記フ
ィルムを引き出すフィルム出口が形成されたカセットケ
ースを有する感光性フィルムカセットであって、カセッ
トケースに回動自在に支持されると共にスプールから引
き出されたフィルムを挟んでフィルム出口の一の内側面
に接触することにより該フィルム出口を閉塞する遮光体
と、該遮光体を常時フィルム出口を閉塞する方向へ付勢
する弾発手段と、所定のカセット装着部に装着されたと
き該カセット装着部に設けられた押圧部によって押圧さ
れることにより前記遮光体をフィルム出口の前記内側面
から離間する位置へとuwJせしめる被押圧部を設けた
ことを特徴とする。
性フィルムカセットは、感光性のフィルムがスプールに
ロール状に巻き取られた状態で収納されると共に上記フ
ィルムを引き出すフィルム出口が形成されたカセットケ
ースを有する感光性フィルムカセットであって、カセッ
トケースに回動自在に支持されると共にスプールから引
き出されたフィルムを挟んでフィルム出口の一の内側面
に接触することにより該フィルム出口を閉塞する遮光体
と、該遮光体を常時フィルム出口を閉塞する方向へ付勢
する弾発手段と、所定のカセット装着部に装着されたと
き該カセット装着部に設けられた押圧部によって押圧さ
れることにより前記遮光体をフィルム出口の前記内側面
から離間する位置へとuwJせしめる被押圧部を設けた
ことを特徴とする。
従って、本発明感光性フィルムカセットによれば、所定
のカセット装着部に装着されていないときは遮光体がフ
ィルムを挟んでフィルム出口の内側面に弾接されている
のでフィルム出口の遮光がしっかり為され、それによっ
て感光フィルムの感光特性を安定に維持することができ
る。
のカセット装着部に装着されていないときは遮光体がフ
ィルムを挟んでフィルム出口の内側面に弾接されている
のでフィルム出口の遮光がしっかり為され、それによっ
て感光フィルムの感光特性を安定に維持することができ
る。
そして、遮光体は、フィルムカセットがカセット装着部
に装着されたときその被押圧部がカセット装着部に設け
られた押圧部によって押圧されることによりフィルム出
口の内側面から離間する位置へと移動されるので、カセ
ットケースから引き出されて行くフィルムが遮光体によ
って傷付けられるのを防止することができ、しかも、特
別な操作をしなくてもフィルムカセットをカセット装着
部に装着するだけで遮光体をフィルム出口の内側面から
離間せしめることができる。
に装着されたときその被押圧部がカセット装着部に設け
られた押圧部によって押圧されることによりフィルム出
口の内側面から離間する位置へと移動されるので、カセ
ットケースから引き出されて行くフィルムが遮光体によ
って傷付けられるのを防止することができ、しかも、特
別な操作をしなくてもフィルムカセットをカセット装着
部に装着するだけで遮光体をフィルム出口の内側面から
離間せしめることができる。
尚、前記実施例においては、フィルムカセットがカセッ
ト装着部に装着されていないときはスプールのカセット
ケースに対する回転を阻止すると共にカセット装着部に
装着されたとき上記回転の阻止が解除される口止手段を
設けたが、このようにすることによって、フィルムカセ
ットが使用されていない状態において感光フィルムがカ
セットケースから不用意に引き出されるのを確実に防止
することができる。
ト装着部に装着されていないときはスプールのカセット
ケースに対する回転を阻止すると共にカセット装着部に
装着されたとき上記回転の阻止が解除される口止手段を
設けたが、このようにすることによって、フィルムカセ
ットが使用されていない状態において感光フィルムがカ
セットケースから不用意に引き出されるのを確実に防止
することができる。
また、前記実施例においては本発明をプリンター用の感
光性フィルムカセットに適用したものを示したが、本発
明はこのような適用例に限られること無く、感光性のフ
ィルムがスプールにロール状に巻き取られた状態で収納
されると共に上記フィルムを引き出すフィルム出口が形
成されたカセットケースを有する各種の感光性フィルム
カセットに適用することができる。
光性フィルムカセットに適用したものを示したが、本発
明はこのような適用例に限られること無く、感光性のフ
ィルムがスプールにロール状に巻き取られた状態で収納
されると共に上記フィルムを引き出すフィルム出口が形
成されたカセットケースを有する各種の感光性フィルム
カセットに適用することができる。
第1図乃至第6図は本発明感光性フィルムカセットをプ
リンター用の感光フィルムを有するフィルムカセットに
適用した実施の一例を示すものであり、第1図はプリン
ターの要部を拡大してフィルムカセットのカセット装着
部への装着動作を(A)から(B)へ順を追って示す縦
断面図、第2図はプリンター全体を概略的に示す縦断面
図、第3図は第1図(B)のIII −III線に沿う
断面図、第4図はフィルムカセットの拡大斜視図、第5
図はフィルムカセットの拡大分解斜視図、第6図は遮光
体の拡大斜視図、第7図は従来の感光性フィルムカセッ
トの一例を示す横断面図である。 符号の説明 1・・・感光性フィルムカセット、 4・・・カセット装着部、 8.8′・・・押圧部、 12・・・スプール、 18・・・カセットケース、 21・・・フィルム、 35a・・・内側面、44・・
・フィルム出口、 45・・・遮光体、 48・・・弾発手段、49.4
9′・・・被押圧部 出 願 人 ソニー株式会社 代理人弁理士 小 松 祐 治第11訴10図
(q芝釆イゲリ) 第7rIA
リンター用の感光フィルムを有するフィルムカセットに
適用した実施の一例を示すものであり、第1図はプリン
ターの要部を拡大してフィルムカセットのカセット装着
部への装着動作を(A)から(B)へ順を追って示す縦
断面図、第2図はプリンター全体を概略的に示す縦断面
図、第3図は第1図(B)のIII −III線に沿う
断面図、第4図はフィルムカセットの拡大斜視図、第5
図はフィルムカセットの拡大分解斜視図、第6図は遮光
体の拡大斜視図、第7図は従来の感光性フィルムカセッ
トの一例を示す横断面図である。 符号の説明 1・・・感光性フィルムカセット、 4・・・カセット装着部、 8.8′・・・押圧部、 12・・・スプール、 18・・・カセットケース、 21・・・フィルム、 35a・・・内側面、44・・
・フィルム出口、 45・・・遮光体、 48・・・弾発手段、49.4
9′・・・被押圧部 出 願 人 ソニー株式会社 代理人弁理士 小 松 祐 治第11訴10図
(q芝釆イゲリ) 第7rIA
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 感光性のフィルムがスプールにロール状に巻き取られた
状態で収納されると共に上記フィルムを引き出すフィル
ム出口が形成されたカセットケースを有する感光性フィ
ルムカセットであって、カセットケースに回動自在に支
持されると共にスプールから引き出されたフィルムを挟
んでフィルム出口の一の内側面に接触することにより該
フィルム出口を閉塞する遮光体と、 該遮光体を常時フィルム出口を閉塞する方向へ付勢する
弾発手段と、 所定のカセット装着部に装着されたとき該カセット装着
部に設けられた押圧部によって押圧されることにより前
記遮光体をフィルム出口の前記内側面から離間する位置
へと移動せしめる被押圧部を設けた ことを特徴とする感光性フィルムカセット
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14091387A JPS63305350A (ja) | 1987-06-05 | 1987-06-05 | 感光性フィルムカセット |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14091387A JPS63305350A (ja) | 1987-06-05 | 1987-06-05 | 感光性フィルムカセット |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63305350A true JPS63305350A (ja) | 1988-12-13 |
Family
ID=15279731
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14091387A Pending JPS63305350A (ja) | 1987-06-05 | 1987-06-05 | 感光性フィルムカセット |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS63305350A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5481325A (en) * | 1993-04-07 | 1996-01-02 | Minolta Camera Kabushiki Kaisha | Mechanism for locking cartridge compartment cover of camera |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US3558077A (en) * | 1967-08-31 | 1971-01-26 | Agfa Gevaert Ag | Threading device for motion picture film or the like |
US3747865A (en) * | 1971-03-10 | 1973-07-24 | Brady Co W H | Web processing cartridges |
US4221479A (en) * | 1979-02-23 | 1980-09-09 | Eastman Kodak Company | Camera film magazine |
-
1987
- 1987-06-05 JP JP14091387A patent/JPS63305350A/ja active Pending
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US3558077A (en) * | 1967-08-31 | 1971-01-26 | Agfa Gevaert Ag | Threading device for motion picture film or the like |
US3747865A (en) * | 1971-03-10 | 1973-07-24 | Brady Co W H | Web processing cartridges |
US4221479A (en) * | 1979-02-23 | 1980-09-09 | Eastman Kodak Company | Camera film magazine |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5481325A (en) * | 1993-04-07 | 1996-01-02 | Minolta Camera Kabushiki Kaisha | Mechanism for locking cartridge compartment cover of camera |
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