JPS63304584A - 配線器具 - Google Patents

配線器具

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JPS63304584A
JPS63304584A JP62139999A JP13999987A JPS63304584A JP S63304584 A JPS63304584 A JP S63304584A JP 62139999 A JP62139999 A JP 62139999A JP 13999987 A JP13999987 A JP 13999987A JP S63304584 A JPS63304584 A JP S63304584A
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electrical component
connector
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Kazuhisa Masuko
増子 和久
Yosuke Ishiguro
石黒 洋右
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  • Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)
  • Shielding Devices Or Components To Electric Or Magnetic Fields (AREA)
  • Insertion, Bundling And Securing Of Wires For Electric Apparatuses (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、複数の電装部品の配線に際して用いられる
各配線部品をモジュール化してなる配線器具に関する。
[従来の技術] 従来、複写機やプリンタ等のOA機器を始めとする各種
電装機器においては、第13図に示すように、機器フレ
ーム1に複数の電装部品2(具体的には2aないし2c
等)を配設し、各電装部品2への通電を可能とする配線
部品として夫々ワイヤハーネス3を用いるようにしたも
のが知られている。
[発明が解決しようとする問題点] しかしながら、このような従来の配線部品にあっては、
ワイヤハーネス3は長くて不定形であるため、ワイヤハ
ーネス3を個々的に配索すると夫々のワイヤハーネス3
が絡まり易く、その取扱いが本来的に面倒であるほか、
ワイヤハーネス3の配索作業時には、作業対象となる電
装機!22側置までワイヤハーネス3を引回すことにな
るが、配索されたワイヤハーネス3が不必要に移動する
と、他の電装部品2等と干渉する虞れが生じてしまうた
め、これを防止づる上で、上記ワイヤハーネス3を各所
でクランプ部材4によって結束保持することが必要にな
り、その分、配索作業ぞのものが面倒になるという問題
がある。
史に、各電装部品2と「ツイヤハーネス3とを接続する
際には、上記電装部品2側のコネクタ5とワイヤハーネ
ス3側のコネクタ6とを接続することになるが、両方の
コネクタ5,6は通常フリー状態であるため、両コネク
タ5,6を両手で°保持した状態で両者を接続しなけれ
ばならず、]ネクタ5,6の接続作業がが両手作業にな
ってしまう分面倒になるという問題を生ずる。尚、符号
7はワイヤハーネス3相互を接続するためのコネクタで
ある。
[問題点を解決するための手段] この発明は、以上の問題点に着目して為されたものであ
って、複数の電装部品への配線作業を行うに際し、ワイ
ヤハーネス等の配線部品の配索作業やコネクタの接続作
業を簡略化できるようにした配線器具を提供するもので
ある。
すなわち、この発明は、機器フレーム上に配設される複
数の電装部品を配線する配線器具でおって、上記各電装
部品への通電経路を形成する配線部品と、各電装部品の
配設箇所の近傍位置に沿うように連続的に形成されて上
記配線部品を収容保持すると共に機器フレームの対応取
付は部位に対し着脱自在に取付けられるモジュールケー
スと、各電装部品の配設箇所の近傍位置に対応したモジ
ュールケース部分に固定的に配置されて各電装部品側コ
ネクタと接続される配線部品側コネクタとを備えてなる
配線器具である。
このような技術的手段において、上記配線部品としては
、ワイヤハーネスを始めとする名神のものを用いて差支
えないが、配線部品点数を低減させるという観点からす
れば、例えば絶縁性基板に複数の電装部品の対応する配
線用パターン導体が形成されてなる配線基板を用いるこ
とが望ましい。
この配線基板の配線用パターン導体については、導電性
材料で対象となる各電装部品に対応した配線経路(一つ
の配線経蕗中に複数の電装部品を並列、直列配置するも
のを含む)を形成し、各配線経路の短絡を防止するよう
に設計することが必要であり、配線用パターン導体の配
設箇所については、絶縁性基板の片側面のみならず、絶
縁性基板の両側面、更には絶縁性基板を多層構造とし、
絶縁性基板の内部に設けるようにしても差支えない。
また、配線用パターン導体の配線密度やパターン形状に
ついても適宜設計変更できることは勿論である。
また、上記モジュールケースとしては、ある程度の剛性
を有する部材で配線部品の収容スペース−〇 − を確保するようにしたものであれば、その形状、取付は
構造等適宜設計変更して差支えないが、配線部品からの
電磁線の流出による電装機器への障害を防止するという
観点からすれば、上記モジュールケースに電磁シールド
処理を施すことが望ましいし、また、ワイヤハーネス等
の配線部品の許容電流容量の低下を抑えるという点から
すれば、モジュールケースの一部に通気孔を開設する等
して配線部品からの放熱によるモジュールケース内の雰
囲気温度の上y7を回避覆るような設計を行うことが望
ましい。更に、配線部品がACの一次側配線若しくは高
電圧配線系統とDC配線系統とを共に含む場合には、一
方の配線系統が故障したような場合において他の配線系
統への影響を回避するという観点からすれば、モジュー
ルケース内を夫々の配線系統毎に絶縁区画するように設
計1−ることが望ましい。更にまた、上記モジュールケ
ース内に収容される配線部品の保持手段としては、配線
部品が所定の収容位置で位置決め保持されるものであれ
ば、モジュールケースと一体的に形成したものであって
もよいし、別体のものであっても適宜設計変更して差支
えない。また、配線部品側コネクタと電装部品側コネク
タとを連結するに当っては、少なくとも、モジュールケ
ースに配線部品側コネクタを外部に露呈するための開口
を設けることが必要である。
更に、配線部品と電装部品とを接続するコネクタとして
は、一般的なプラグジA・ツク型のもの、カードエツジ
型のものを始めとする各種のものを用いて差支えないが
、例えば、配線部品が配線基板である場合においては、
配線部品側コネクタの部品点数を低減させるという観点
からすれば、絶縁性基板の配線用パターン導体の端部を
そのまま利用できるカードエツジ型のものが望ましい。
また、配線部品側コネクタの挿入方向については適宜選
択して差支えないが、各電装部品側のコネクタの接続作
業性を考慮すれば、各電装部品側コネクタの全部若しく
は大部分の挿入方向が一致するように配線部品側コネク
タを並設することが望ましい。更に、電装部品側コネク
タ及び配線部品側コネクタについては、両者の接続状態
を良好に保つように設訓することが必要であり、接続保
持力そのものを高めたり、両者の連結状態が保持される
リテーナ機構をいずれかに設けるようにすればよい。
更にまた、上記配線部品と他の制御基板等との接続構造
については、既存の配線材を用い、−F記配線部品の接
続端と配線材とをハンダ付けやコネクタで接続するもの
であれば適宜設計変更して差支えない。この場合におい
て、配線部品と配線材とをハンダ付けで接続したような
場合には、ハンダ付は部の破損を防止する上でハンダ付
は部に直接外力が作用しないような手段を付設すること
が望ましい。
[作用] 上述したような技術的手段によれば、各電装部品に対応
する各配線部品をモジュールケース内に収容保持すると
共に、各配線部品側のコネクタをモジュールケースの所
定部位に固定的に設けるようにしたので、各電装部品を
結線するための配線 9 一 部品がモジュール化されて一つの纏まった配線器具にな
るほか、この配線器具を機器フレームの所定位置に固定
すれば、配線部品側コネクタが各電装部品の近傍に一義
的に設定されることになり、電装部品側コネクタのみを
僅かに移動させるだけで両者の接続作業が行われ得る。
[実施例] 以下、添附図面に示す実施例に基づいてこの発明の詳細
な説明する。
第1図ないし第4図においては、電装機器としての複写
機に搭載される各種電装機器を配線するに際して用いら
れる配線器具にこの発明を適用したものが示されている
この実施例においては、機器フレーム1に、ソリッドス
デートリレ−(SSR)、クラッチ、冷却用ファン、メ
インモータ、カウンタ、センサ等の各種電装機器2(具
体的には2aないし2j)が適宜分散して配設されてお
り、各種電装機器2の配設箇所の近傍位置に沿った折曲
帯状部分がこの実施例に係る配線器具にの配設スペース
S(第1図中仮想線で示す)として確保されている。そ
して、上記配線器具には、各電装部品2への通電経路を
形成する配線部品10と、この配線部品10を収容保持
するモジュールケース30と、上記配線部品10に設け
られて上記各電装部品2側のコネクタ5と接続される配
線部品側コネクタ50とで構成されている。
この実施例において、上記配線部品10は、例えば第3
図に示すように、図示外の制御基板等におけるAC回路
部からの複数の通電経路を形成するワイヤハーネス11
束と、図示外の制御基板等におけるDC回路部からの複
数の通電経路を形成する一つの配線基板15との二系統
に分割されている。
上記ワイヤハーネス11には通電経路分岐用の中間コネ
クタ12や温度センサとしてのサーモスタット13が適
宜箇所に接続され、ワイヤハーネス11の一端部が図示
外の接続用電線を介して制ff1lW板等の所定部位に
接続されている。
一方、上記配線基板15は絶縁性基板16を有し、この
絶縁性基板16は、折曲可能で且つ折曲された形状を保
持可能な硬質可撓性板材(例えば米国ロジャース社の[
3endf l ex等)で構成され、上記機器フレー
ム1に対して垂直配置されると共に、上記機器フレーム
1上の配線器具にの配設スペースSに対応して三箇所1
7aないし17cで折曲形成されている。ぞして、上記
絶縁性基板16には、DC回路部に接続される電装部品
2に対応した配線用パターン導体18が一体的に形成さ
れており、この配線用パターン導体18は、通常の印刷
配線板の製作工程によって電装部品2への通電経路とな
る所定の配線用パターンを作成するものであり、各配線
用パターン導体18は、第5図に仮想線で示すように、
絶縁層19で被覆されている。そして更に、上記各配線
用パターン導体18の一端部は上記絶縁性基板16の長
手方向一端側近傍位置に集中配置されており、この配線
用パターン導体18の一端  1部には可撓性あるフラ
ット電線20が例えばハンダ付けで接続され、このフラ
ット電線20が制御基板等の所定部位に接続されている
。。そして、この実施例においては、上記配線用パター
ン導体18とフラット電線20との接続部21の近傍に
位置するフラット電線20部分は、例えば第6図に示ず
ように、押え板22で押え込まれるようになっており、
この押え板22は、その両端にクリップ部23を一体的
に備えたもので、絶縁性基板16に開設された係止孔2
4に上記クリップ部23を挿入係止させるようになって
いる。
また、上記モジュールケース30は、特に第3図及び第
4図に示すように、ABSやPS等の耐熱性合成樹脂に
よって上記機器フレーム1上の配線器具にの配設スペー
スSに応じて一体的に成形されており、内部に配線部品
10の収容スペースを有すると共に、その−側面全域に
は配線部品10の挿入開口31を有している。そして、
この実施例においては、上記モジュールケース30は、
絶縁性区画プレート32で長手方向に沿って二室に区画
されており、上側の区画室33aがワイヤハーネス11
の収容スペースになると共に、下側の区画室33bが配
線基板33bの収容スペースになっており、更に、上記
上側の区画室33aの上側外壁となるモジュールケース
30部分には複数の通気孔34が開設されている。また
、この実施例においては、上記モジュールケース30は
、電磁シールド用素材(例えばカーボンファイバ、ステ
ンレスファイバ等)を屁ぜた材料を用いたり、表面に導
電性塗料を塗布したり、導電性シートを貼付することに
より、配線部品10から生じた電磁波が外部に流出しな
いようにした電磁シールド効果を具備したものになって
いる。更に、上記モジュールケース30の挿入開口31
縁部の数箇所には機器フレーム1の係止孔1aに係止可
能な係止用クリップ35(具体的には35aないし35
d)が挿入開口31面から垂直方向に突出形成されてい
る。
そしてまた、上記モジュールケース30の上側区画室3
3aには収容されたワイヤハーネス11を食出させない
ように押えプレート37が支持プレート36を介して適
宜間隔で固着されるにうになっている。
また、上記下側の区画室33b内には配線基板15を立
設保持する一対の保持壁38(具体的には38aないし
38h)がモジュールケース30の下側外壁及び絶縁性
区画プレート32から適宜間隔毎に一体的に膨出形成さ
れ、多対の保持壁38間に配線基板15の厚みより僅か
に大きい隙間39が確保されるようになっている。
そして更に、上記モジュールケース30の挿入開口31
面に対向する部分のうち機器フレーム1上の各電装部品
2の近傍位置にはコネクタ接続用開口40(具体的には
40aないし40k)が開設されている。
尚、このモジュールケース30には上記ワイヤハーネス
11に接続された接続用電線及び配線基板15に接続さ
れたフラット電線20の引出し孔(図示せず)が開設さ
れている。
更に、上記配線部品10としてのワイヤハーネス11の
夫々の端部には対応する電装部品側コネクタ5(具体的
には5aないし5e)と接続可能な配線部品側コネクタ
50としてのコネクタ51(具体的には51aないし5
1e)が接続されている。このコネクタ51は、特に第
3図及び第7図(a)に示すように、直方体形状のコネ
クタハウジング52内に適宜数の接点部53を有し、こ
のコネクタハウジング52の両壁面に位置決め部材54
を設けたものである。この位置決め部材54は、上記コ
ネクタハウジング52の両壁面に一対の弾性変形可能な
係止突片54aを基端が固定さ耽た片持ち状に設け、夫
々の係止突片54aの自由端側には先端に向かって窄ま
る係止段部54bを形成する一方、上記係止突片54a
の両側に位置するコネクタハウジング52の壁面には上
記係止段部54bの係止箇所からモジュールケース30
の厚さ分だけ離間してストッパ段部54cを形成するよ
うにしたものである。ぞして、上記コネクタ51に対応
したコネクタ接続用間口40(具体的には40aないし
40e)はコネクタハウジング52に対応した矩形状に
形成されており、このコネクタ接続用開口40の上記係
止突片54aに対応した箇所には位置決め用切欠き41
が形成され、この位置決め用切欠き41に上記係止突片
54aの係止段部54bが弾接係合1−ると共に上記ス
トッパ段部54cが上記係止段部541)との間で上記
コネクタ接続用開口40縁を挟持する状態で上記コネク
タ51が位置決めされるようになっている。
尚、上記位置決め部材54の具体的構成については、実
施例で示したものに限られるものではなく、例えば第7
図(b)に示すように、上記位置決め部材54の各構成
部をコネクタハウジング52の他の両壁面に設けるよう
にしてもよいし、また、第7図(C)に示すように、上
記係止突片54aにストッパ段部54cを一体的に形成
してもよいし、また、第7図(d)に示すように、係止
突片54aとストッパ段部54cとをコネクタハウジン
グ52の異なる壁面に分離して設けるようにしてもよい
し、更に、係止突片54aやストッパ段部54.cの構
成、数等を適宜設計変更しても差支えない。
また、上記配線部品10としての配線す板15の一側縁
には対応する電装部品側コネクタ5(具体的には5fな
いし5k)としてのカードエツジコネクタと接続可能な
配線部品側コネクタ50としてのカードエツジ接点55
(具体的には55aないし55f)が形成されている。
このカードエツジ接点55は、上記コネクタ接続用間口
40(具体的には40fないし40k)に対応した配線
基板15の一側縁に配線基板15の面方向に沿って延び
る突片56を一体的に形成し、この突片56部分に配線
基板15上の配線用パターン導体18の対応部を延長形
成してその上にN1メッキを施して接点部57としたも
のである。
次に、この実施例に係る配線器具Kを組立てる場合につ
いて説明すると、先ず、上記配線部品側コネクタ50と
してのコネクタ51を対応するコネクタ接続用開口40
(40aないし40e)に位置決め固定し、しかる後、
モジュールケース30の上側区画室33aにワイヤハー
ネス11を収容保持する一方、配線部品側コネクタ50
としでのカードエツジ55及びフラット電線20が対応
するコネクタ接続用間口40(40fないし40k)及
び図示外の引出し孔を通るようにモジュールケース30
の下側区画室33bに上記配線基板15を保持固定する
ようにすればよい。
この状態において、第8図に示すように、上記ワイヤハ
ーネス11は、上記区画室33a内に押えプレート37
によって保持されると共に、ワイヤハーネス11の各コ
ネクタ51がコネクタ接続用開口40に位置決め固定さ
れているため、ワイヤハーネス11が上記区画室33a
内で不必要に移動したり、区画室33a内から不必要に
食出したりすることはなくなる。また、上記配線基板1
5は区画室33b内で水平方向及び垂直方向に配置した
保持壁38の隙間39に沿って水平方向及び垂直方向で
位置決め保持されているため、配線基板15はモジュー
ルケース30の挿入間口31側へは離脱可能である(機
器フレーム1取付は時において機器フレーム1が離脱阻
止部材となる)が、区画室33b内で不必要に移動する
ことはない。
そして、このようにして組立てられた配線器具Kを用い
て機器フレーム1上の各電装部品2の配線作業を行う場
合には、第3図及び第8図に示すように、機器フレーム
1の所定部位に上述した配線器具Kをモジュールケース
30の係止用クリップ35を介して取付け、この後、配
線部品としてのワイヤハーネス11及び配線基板15を
図示外の制御基板等に接続すると共に、各電装部品2の
コネクタ5を対応する配線部品側コネクタ50に接続す
るようにすればよい。
このような配線作業過程においては、上記配線器具には
各電装部品2の配線部品10を一つにモジュール化した
ものになっているため、機器フレーム1の所定部位に配
線器具Kを取付ければ、配線器具に内の配線部品10は
機器フレーム1に対して一義的に位置決めされる。この
ため、従来のように、各電装部品2毎に配線部品である
ワイヤハーネス(第13図符号3参照)を個々的に配線
することがなくなり、配線作業時においてワイヤハーネ
スが互いに絡みあったり、あるいは、複数のワイヤハー
ネスを配索するに際にクランプ部材を用いてワイヤハー
ネス群を結束保持するという作業を行う必要がなくなる
また、各電装部品2の配設筒所の近傍に位置する配線器
具に部分には各電装部品2に対応する配線部品側コネク
タ50が固定的に設けられているので、機器フレーム1
上に取付けられた各電装部品2のコネクタ5を片手で僅
かに移動させるだけで、両コネクタ5,50の接続が完
了することになる。
このとき、上記電装部品側コネクタ5と電装部品2との
間におけるワイヤハーネスの長さを極めて短寸に設定す
ることが可能になり、このように設定すれば、上記電装
部品側コネクタ5が不必要にぶらつくこともなくなり、
コネクタ5.50の接続作業がより簡単になる。
更に加えて、この実施例においては、配線部品10とし
て複数の通電経路を一つに纏めた配線基板15を用いた
ので、各電装部品2毎に総てワイヤハーネス11のよう
な配線部品を用いた場合に比べて配線部品点数を低減さ
せることができるばかりが、モジュールケース30への
配線部品10の組込み作業も簡略化される。
また、この実施例においては、上記モジュールケース3
0には電磁シールド処理を施しているため、モジュール
ケース30内の配線部品10がら電磁波が発生したとし
ても、この電磁波はモジュールケース30の壁を通じて
アース側へ流れることになり、電磁波がモジュールケー
ス30の外部に流出するという事態は有効に回避される
。このため、配線部品10にシールドテープを巻いたり
、シールド線を用いる等のシールド処理を施す必要がな
くなり、その分、各種電装部品2にE M I (El
ectro Hagne−t:c Interfere
nce)障害を与えるという事態を簡単に防止すること
が可能になる。
更に、上記上側区画室33aを区画覆るモジュールケー
ス30の土壁には適宜の通気孔34が開設されているの
で、ワイヤハーネス11からの発熱で区画室33a内の
温瓜が上昇使用としても、その熱気は上記通気孔34を
通じて外部へ排出されることになり、区画室33a内の
温度上昇は有効に抑えられる。
このため、雰囲気温度の1臂に伴うワイヤハーネス11
の許容電流容量の低下を防止することができる。
更にまた、上記モジュールケース30は二つの区画室3
3a 、 33bを絶縁性区画プレート32で区画した
ものになっているため、仮に、ワイヤハーネス11の被
覆用チューブが破損したような場合であっても、配線基
板15側に過大な電流や電圧が印加されるという事態は
有効に回避される。
また、この実施例では、電装部品側コネクタ5の一部に
カードエツジコネクタを用いているので、絶縁性基板1
6に配線用パターン導体18を形成する際にカードエツ
ジ接点55をも同時に形成することが可能になり、その
分、配線基板15については、配線部品側コネクタ50
独自の製造工程が不要になるほか、配線部品側コネクタ
50として別部品を取付ける必要がなくなる分、配線部
品側コネクタ5゜の構成部品点数を低減することが可能
になる。
また、この実施例においては、上記機器フレーム1に配
設される各電装部品2に対応した配線部品側コネクタ5
0は夫々同一方向を向いて並設されているため、各電装
部品2のコネクタ5の挿入方向を夫々共通化することが
可能になり、その分、コネクタ5,50の接続作業がよ
り簡単になっている。
更に、例えば第9図に示すように、電装部品側コネクタ
5若しくは配線部品側コネクタ5oのいずれかに両者の
連結状態が保持されるリテーナ機構60を設けるように
すれば、電装機器の振動等によ 23 一 つて上記コネクタ5,50が不必要に離脱するという懸
念は有効に回避される。第9図に示されたリテーナ機構
60は、カードエツジ型コネクタとして構成された電装
部品側コネクタ5と配線部品側コネクタ50としてカー
ドエツジ55との間に適用されるもので、例えば電装部
品側コネクタ5のハウジング71の側部に配線基板15
が弾性的に挟持される一対の弾性突片61を配設し、こ
の弾性突片61の先端内側にV字状の係止突部62を形
成すると共に、配線基板15の対応箇所には保持係止孔
63を開設し、この保持係止孔63に上記係止突部62
を離脱可能に係止させるようにしたものである。このタ
イプにおいては、上記弾性突片61及び保持係止孔63
は、コネクタ5,50の挿入方向中心線に対して非対称
配置されているため、配線部品側コネクタ50に対する
電装部品側コネクタ5の誤挿入を防止することもできる
また、この実施例においては、電装部品側コネクタ5の
挿入方向が各電装部品2の取付は作業方向と一致してい
るので、例えば第10図に示すように、電装部品側コネ
クタ5のハウジング71の一部にガイド突起72を突設
する一方、上記ガイド突起72に対応するモジュールケ
ース30外面にガイド受部73を形成し、両者の嵌合に
よって電装部品側コネクタ5と配線部品側コネクタ50
との接続位置を一義的に設定づるようなガイド機構70
を設け、しかも、第11図及び第12図に示づように、
配線部品側コネクタ50(51,55)に対応した位置
において上記電装部品側コネクタ5を各電装部品2に多
少の位置ずれが吸収できるような遊び構造、例えば、上
記電装部品側コネクタ5に係止用クリップ75を設ける
一方、各電装部品2に取付けられた支持ブラケット76
に上記係止用クリップ75のクリップ径よりやや大きい
数句孔77を開設し、この取付孔77に上記係止用クリ
ップ75を挿入係止させるような構造をもって取付けて
おけば、機器フレーム1に各電装部品2を取付ける作業
■稈において同時にコネクタ5,50の接続作業を行う
ことが可能になる。
[発明の効果] −25= 以上説明してきたように、この発明に係る配線器具によ
れば、機器フレームに搭載される複数の電装部品の各配
線部品を一つにモジュール化したので、各電装部品毎に
個々的に配線作業を行う必要がなくなり、しかも、各電
装部品毎の配線部品としてワイヤハーネスを用いたとし
ても、ワイヤハーネスが相互に絡まったり、配索作業時
においてクランプ部材を用いる必要もイ≧くなり、各電
装部品の配線作業性を大幅に改善することができる。
また、この発明によれば、各電装部品の配設箇所の近傍
に位置する配線器具部分に配線部品側コネクタを固定的
に設けたので、各電装部品と配線部品との接続を行うに
際し、各電装部品側コネクタのみを僅かに移動さぜるだ
(−)てよいため、電装部品と配線部品との接続作業が
片手作業となり、従来に比べて各電装部品と配線部品と
の接続作業性をも大幅に向上させることかできる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明に係る配線器具の一実M例を機器フレ
ームに取付けた概略説明図、第2図はイの拡大説明図、
第3図は実施例に係る配線器具の分解斜視図、第4図は
第3図中のモジュールケースを■方向から見た矢視図、
第5図は実施例に係る配線基板のコネクタ近傍部分の詳
細図、第6図は実施例に係る配線基板と伯の配線材との
接続部構造の詳細を示す説明図、第7図(a)は実施例
に係るワイヤハーネス側コネクタのモジュールケースへ
の取付構造の詳細を示す説明図、第7図(b)ないしく
d)はその変形例を夫々示す説明図、第8図は第2図中
■−■線断面図、第9図及び第10図は実施例に係る電
装部品側コネクタと配線部品側コネクタとの接続構造の
夫々別異の変形例を示す説明図、第11図は第10図に
おける電装部品側コネクタの取付は構造例を示す説明図
、第12図は第11図中X■部の具体例を示す詳細断面
図、第13図は従来における配線構造の一例を示覆−説
明図である。 [符号の説明] (K)・・・配線器具 (1)・・・機器フレーム (1a)・・・係止孔(2
)・・・電装部品 (5)・・・電装部品側コネクタ (10)・・・配線部品 (11)・・・ワイヤハーネス (15)・・・配線基板 (16)・・・絶縁性基板 (18)・・・配線用パターン導体 (30)・・・モジュールケース (32)・・・絶縁性区画プレート(絶縁区画部材)(
34)・・・通気孔 (35)・・・係止用クリップ (36)・・・支持プレート (37)・・・押えプレート (38)・・・保持壁 (40)・・・コネクタ接続用開口 (50)・・・配線部品側コネクタ (51)・・・コネクタ (55)・・・カードエツジ接点 (60)・・・リテーナ機構 (70)・・・ガイド機構 第4図 第5図 第6図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)機器フレーム上に配設される複数の電装部品を配線
    する配線器具であつて、 上記各電装部品への通電経路を形成する配線部品と、 各電装部品の配設箇所の近傍位置に沿うように連続的に
    形成されて上記配線部品を収容保持すると共に機器フレ
    ームの対応取付け部位に対し着脱自在に取付けられるモ
    ジュールケースと、 各電装部品の配設箇所の近傍位置に対応したモジュール
    ケース部分に固定的に配置されて各電装部品側コネクタ
    と接続される配線部品側コネクタとを備えてなる配線器
    具。 2)配線部品は、対応する電装部品の配線用パターン導
    体が絶縁性基板上に形成された配線基板を含むことを特
    徴とする特許請求の範囲第1項記載の配線器具。 3)モジュールケースは電磁シールド処理を施したもの
    からなることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の
    配線器具。 4)モジュールケースは通気孔を有していることを特徴
    とする特許請求の範囲第1項記載の配線器具。 5)モジュールケースは、配線部品をACの一次側配線
    若しくは高電圧配線系統とDC配線系統とに分割した際
    に、両配線系統が絶縁区画される絶縁区画部材を有して
    いることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の配線
    器具。 6)電装部品と配線部品とを接続するコネクタは、配線
    部品が配線基板である場合においてカードエッジ型から
    なることを特徴とする特許請求の範囲第2項記載の配線
    器具。 7)電装部品側コネクタの全部若しくは大部分の挿入方
    向が一致するように配線部品側コネクタが並設されてい
    ることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の配線器
    具。 8)電装部品側コネクタ及び配線部品側コネクタのいず
    れかは両者の接続位置を案内するガイド機構を備えてい
    ることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の配線器
    具。 9)電装部品側コネクタ及び配線部品側コネクタのいず
    れかは接続時において両者の連結状態が保持されるリテ
    ーナ機構を備えていることを特徴とする特許請求の範囲
    第1項記載の配線器具。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012081107A (ja) * 2010-10-13 2012-04-26 Fujishoji Co Ltd 遊技機
JP2012110973A (ja) * 2010-11-19 2012-06-14 Yaskawa Electric Corp 制御装置
JP2020119950A (ja) * 2019-01-22 2020-08-06 三菱電機株式会社 電気機器

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