JPS63303641A - リベッティングマシンの加締め頭装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明はりベツティングマシンの回転加締め頭装置に
関する。回転加締め頭装置は加締め開始前は加締め具お
よびこれに内蔵されたパイロットビンが直立しておプ、
加締め開始と同時に加締め具は加締め点を中心に回転み
そすり運動を開始して、大径の中実リベットピンの加締
めを能率よく行うリベツティングマシンに利用できる。

従来の技術 従来ともパイロットビンを内蔵した加締め具を用いたり
ベツティングマシンはあった。しかしこの加締め具は回
転不能であり、上からの加圧力のみに頼って加締めを行
う単なるプレス加締めであった為、大きな変形力を必要
とする中実リベットピンの加締めは不可能であシ、中空
リベットピン（ハトメピン）の加締めしかできなかった
。加締め具に回転みそすシ運動を行わせると、リベット
ピンの表皮を徐々に変形せしめることができるので、比
較的小さな力で大径の中実リベットピンの加締めが容易
にできる。

発明の解決しようとする問題点 パイロットピンを内蔵した加締め具に回転みそすり運動
を与えるとパイロットピンも加締め点を中心に回転みそ
すシ運動を行うので、被加締め物の孔をパイロットピン
に挿入することも、パイロットピンを案内にしてリベッ
トピンを被加締め物の孔に供給することもできない。

この問題点を解決しようとすると、加締め具に内蔵され
たパイロットピンは加締め開始までは直立して回転して
おり、パイロットピンに被加締め物およびリベットピン
を供給挿入し、加締め開始の瞬間に加締め具が回転みそ
すシ運動を開始する゛機構を発明すれば、生産能率が飛
躍的に向上する中実リベットピン加締め用リベツティン
グマシンが開発できる。

問題点を解決するための手段 本発明はこの問題点を２個の傾斜孔を有する３組の回転
体を組み合わせた機構で解決した。

第１図は本装置を取付けたりベツティングマシンの全体
を示し、コラム１のスライド上には空気圧または油圧を
駆動源にしたステム２を往復運動させる加圧ユニット３
が取付けられ、ノ・ンドル４で高さ位置を調整できる。

加圧ユニット３のステム２の下死点はマイクロストッパ
ー５で調整できる。加圧ユニット３にはリベットピン自
動整送供給装置６およびシュート７を介してキャッチャ
−８にリベットピン９を１個自動的に供給する自動供給
装置が付いている。リベツティングマシンは上記加圧ユ
ニット３と本発明の回転加締め頭装置によって構成され
る。

本発明を図面にもとづいて説明すると、第２図のハウジ
ング１０にはスラスト軸受１１およびラジアル軸受１２
によって支承された主軸１３があり、主軸１３はプーリ
ー１４およびベルト１５によってモーター１６より回転
動力が伝達される。

主軸１３には中心軸線に対しＰ点を基点に角度Ａの傾き
を持った孔をうがち、これにスラスト軸受１７およびラ
ジアル軸受１８によって支承された旋回軸２０があり、
旋回軸２０も中心軸線に対しＰ点を基点に角度Ａの傾き
を持つた孔をうがち、これに更にスラスト軸受１９およ
びラジアル軸受２１によって支承された加締め具２２を
挿入する。

加締め具２２にはパイロットピン２３プランジヤーばね
２４下死点調整ねじ棒２５が内蔵されており、常時はプ
ランジャーばね２４によってパイロットピン２３は突出
した状態にある。主軸１３に対し旋回軸２０にうがった
傾き角Ａの孔を１８０度反対方向に固定したならば、加
締め具２２内のパイロットピン２３は鉛直線上に直立し
た位置を保つ。この状態で主軸１３を回転させると、加
締め具２２とパイロットピン２３は鉛直線上に直立した
状態で回転することになり、加締め具２２もパイロット
ピン２３も振れ回りを起すことはない。

第３図では主軸１３にうがった傾き角Ａの孔に対し、旋
回軸２０にうがった傾き角Ａの孔を同一方向に傾けて固
定させる。即ち第１図の状態から旋回軸２０を１８０度
旋口金せて固定すると、鉛直線に対し加締め具２２とパ
イロットピン２３は２人の傾き角をうる。この状態で主
軸１３を回転させると、加締め具２２はＰ点を中心に２
人の傾き角を持って回転みそすシ運動を行うことができ
る。

この機構の実施態様のためには旋回軸２０を主軸１３に
対し１８０度旋口金せて固定せしめる装置が必要である
つ旋回軸２０の後端に中心軸線上に孔をうがち、ガイド
ピン２６を持つピストン２７を挿入する。ピストン２７
にはガイドバー２８が滑合できる孔を持つブラケット２
９が固定されている。ガイドバー２８は主軸１３に角度
Ａの傾きを持って圧入する。旋回軸２０のピストン２７
を挿入する孔の外筒には１８０度間にわたり螺線状のカ
ム溝をうがち、ガイドピン２６が契合しているので、ピ
ストン２７を往復運動させると主軸１３に対し旋回軸２
０はピストン２７の上死点と下死点間で１８０度旋口金
しめることができる。ピストン２７を往復運動せしめる
駆動源は直動アクチユエーター３０を用いる。この場合
主軸１３は常時回転しているので直動アクチユエーター
３０は主軸１３の中心軸線上に取付け、ロッドヱンド軸
受３１とラジアル軸受３２を介して結合せしめれば主軸
１３０回転中でも直動アクチュエータ−３０は回転する
ことがない。

第４図は１８０度旋同口−タリーアクチュエーターを用
いた実施態様である。ロータリーアクチュヱーターのロ
ーター軸３３は旋回軸２０の中心軸線上の孔にキー３４
で契合している。外筒３５はブラケット３６によりて主
軸１３に固定されている。配管はマニホールド３７を介
して回転継手３８によって行われる。回転継手３８は主
軸１３の中心線上にあるので、主軸１３０回転中でも回
転継手３８は正常な静止状態で作動する。

作用 以上詳述した機構について第２図・第３図を例にとって
その作用を説明する。ピストン２７が上死点に位置した
状態において主軸１３にうがった傾き角Ａの孔に対し、
旋回軸２０にうがった傾き角Ａの孔が１８０度反対方向
の向きになるように旋回軸２０の螺線状カム溝の起点を
設定する。この状態では加締め具２２およびパイロット
ピン２３は鉛直線上に位置し回転自在である。直動アク
チユエータ−３０を下降せしめると、ガイドピン２６を
持つピストン２７も同時に下降し、旋回軸２０の螺線状
カム溝によってピストン２７の下死点で旋回軸２０は１
８０度回転して主軸に対して固定される。即ち主軸１３
にうがった傾き角Ａの孔に対し、旋回軸２０にうがった
傾き角Ａの孔は同一方向になり、加締め具２２およびパ
イロットピン２３は主軸１３の中心軸線に対し２人の傾
き角となり、主軸１３の回転に伴い加締め具２２は回転
みそすヤ運動を行う作用をする。

実施例 本発明に基づ〈実施例を第１図・第２図・第３図につい
て説明する。直動アクチュエーター３０が上昇点にある
時は加締め具２２およびパイロットピン２３の軸線は鉛
直線上にあり回転自在である。

載物台３９上に突出したパイロットビ／２３に被加締め
物４０の孔を挿入する。第１図の足踏みスイッチ４１を
押すと、キャッチャ−８が把握しているリベットピン９
は加圧ユニット３のステム２と共に下降し、パイロット
ピン２３を案内にしてリベットピン９は被加締め物４０
の孔に挿入される。この瞬間リミットスイッチ４２を通
電させ、電磁切替弁によって直動アクチュエータ−３０
を下降せしめる七、旋回軸２０は１８０度旋回し加締め
具２２とパイロットピン２３は２人の傾き角でＰ点を基
点として回転みそすり運動を行い、加工ユニット３の加
圧力によって回転みそすり加締めを開始する。この時加
締め具２２内のパイロットピン２３と下死点調整ねじ棒
２５の頭は接しているので、加締めによるリベットピン
９の高さ減少量だけ載物台３９はガイドバー４３ばね４
４を案内にして押し下げられる。加締め時間は電気タイ
マーによって設定し、タイムアツプと同時にステム２は
上昇し、直動アクチユエーター３０も上昇するので、旋
回軸２０は再び１８０度旋回し、加締め具２２は鉛直線
上に直立する。

以上の実施例の作動の順序を第５図に示す。左端図は自
動供給されたリベットピン９と、被加締め物４０をパイ
ロットピン２３に挿入した機械の始動前の状態である。

次の図は被加締め物４０にリベットピン９が挿入され、
加締め寸前の状態であシ、この時点で加締め具２２は回
転みそすり運動を開始する。次は回転みそすり運動によ
る加締め中であシ、加締め量だけ載物台３９は下降する
。

右端図は加締め完了の状態で加締め具２２とパイロット
ピン２３は再び鉛直線上に直立する。

発明の効果 従来のこの種リベツティングマシンは回転みそすり加締
めができないので、加締め量の小さい中空リベットピン
の加締めしかできなかった。本発明はパイロットピンに
よって被加締め物の位置決め取付けが極めて容易であシ
、中実リベットピンを上方から自動的に供給し、しかも
加締め寸前に加締め具が回転みそすり運動を開始するの
で大径の中実リベットピンの加締めが可能になシ、加締
め作業の生産能率も著しく増大せしめる効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は実施形態の外観図、第２図は回転加締め頭装置
の加締め前の状態を表す断面図、第３図は回転加締め頭
装置の加締め中の状態を表す断面図、第４図はロータリ
ーアクチュヱーターを用いた回転加締め頭装置の断面図
、第５図は加締め作業の作動順序図を示す。 特許出願人　　株式会社鈴木工機製作所第　１ｒｉＪ 茎２０　　　　　　　１３０ 第４　Ｇ 嘉　Ｓ　口

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １　回転せられる主軸（１３）の中心軸線に対して傾き
   を持った孔をうがち、軸受で支承した旋回軸（２０）を
   挿入し、さらに主軸にうがった傾きと同一の傾きを持つ
   孔を、旋回軸（２０）の中心軸線に対しうがち、これに
   パイロットピン（２３）を内蔵する加締め具（２２）を
   軸受で支承して挿入せしめた、２個の傾斜孔によって組
   合わせられた機構を持つ回転加締め頭装置 ２　旋回軸（２０）の後端部の中心軸線上に孔とその外
   筒に１８０度の螺線状の溝をうがち、ガイドピン（２６
   ）を溝に契合せしめたピストン（２７）を孔に挿入し、
   ピストン（２７）は主軸（１３）に対してブラケット（
   ２９）とガイドバー（２８）によって強制的に保持し、
   外部駆動源によってピストン（２７）を往復せしめて、
   特許請求の範囲第１項記載の旋回軸（２０）を１８０度
   旋回せしめる回転加締め頭装置 ３　旋回軸（２０）の後端部に１８０度の旋回をするロ
   ータリーアクチュエーターのローター軸（３３）を結合
   せしめ、アクチュエーターの外筒（３５）はブラケット
   （３６）を介して主軸（１３）に対して強制的に保持し
   、特許請求の範囲第１項記載の旋回軸（２０）を１８０
   度旋回せしめうる回転加締め頭装置