JPS63303319A - 液晶素子 - Google Patents
液晶素子Info
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- JPS63303319A JPS63303319A JP13929287A JP13929287A JPS63303319A JP S63303319 A JPS63303319 A JP S63303319A JP 13929287 A JP13929287 A JP 13929287A JP 13929287 A JP13929287 A JP 13929287A JP S63303319 A JPS63303319 A JP S63303319A
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- Liquid Crystal (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は液晶素子に関し、特に強誘電性液晶を用いた熱
走査型液晶表示素子に関する。
走査型液晶表示素子に関する。
従来、一般的に知られている熱走査型液晶表示素子とし
て、レーザー光吸収による熱源を利用するものがある。
て、レーザー光吸収による熱源を利用するものがある。
その1例を第3図に示す。
第3図において501は、ガラス等の透明基体、302
は110等透明電極311はアルミ反射板、303は液
晶の配向を制闘する配向膜であり、一般的にポリイミド
等有機高分子膜、もしくはSiO等の斜方蒸着膜等が用
いられている。又、必要に応じて垂直配向処理も行われ
る。30Bはスメクチック棺→ネマチック相→等方性液
体棺へと転移する液晶であり、307はセルを一定の厚
みに保つためのスペーサーである。特に必要ならば、ガ
ラスピーズ等のギャップ剤を用いる事も可能である。
は110等透明電極311はアルミ反射板、303は液
晶の配向を制闘する配向膜であり、一般的にポリイミド
等有機高分子膜、もしくはSiO等の斜方蒸着膜等が用
いられている。又、必要に応じて垂直配向処理も行われ
る。30Bはスメクチック棺→ネマチック相→等方性液
体棺へと転移する液晶であり、307はセルを一定の厚
みに保つためのスペーサーである。特に必要ならば、ガ
ラスピーズ等のギャップ剤を用いる事も可能である。
次に、液晶の動作について説明する。
液晶素子に画像を書き込む前においては、液晶相は、ス
メクチックネマチック転移温度近くのスメクチック相で
ある。レーザー光310を照射すると液晶層608のう
ち照射された部分のみ温度が上昇し、液晶層308はス
メクチック相からネマチック相へと転移し、レーザー光
310の照射を停止すると、液晶層308は急冷され、
スメクチック相で散乱状熊が得られる。
メクチックネマチック転移温度近くのスメクチック相で
ある。レーザー光310を照射すると液晶層608のう
ち照射された部分のみ温度が上昇し、液晶層308はス
メクチック相からネマチック相へと転移し、レーザー光
310の照射を停止すると、液晶層308は急冷され、
スメクチック相で散乱状熊が得られる。
次に、前述した散乱状熊の読み出し方法について説明す
る。
る。
透明電極側から照射された光は、散乱状熊の液晶層から
は散乱され、配向状熊の液晶層からは反射される。した
がって、スクリーン上に投影を行うと、散乱光は投射さ
れず、反射光は投射される、すなわち液晶層の記録され
た像はそのままスクリーンに投射されることになる。画
像の消去は、交流電界を液晶に印加するか、もしくは、
素子全体をネマチック相に転移する温度まで加熱し、除
冷すれば良い。
は散乱され、配向状熊の液晶層からは反射される。した
がって、スクリーン上に投影を行うと、散乱光は投射さ
れず、反射光は投射される、すなわち液晶層の記録され
た像はそのままスクリーンに投射されることになる。画
像の消去は、交流電界を液晶に印加するか、もしくは、
素子全体をネマチック相に転移する温度まで加熱し、除
冷すれば良い。
前述したような熱走査型液晶素子は、メモリー性を有し
ており、大画面、高密度の表示が可能であるものの、液
晶の電界に対する応答が遅い。液晶の転移温度近傍で液
晶層を保持しなくてはならない等の問題点がある。
ており、大画面、高密度の表示が可能であるものの、液
晶の電界に対する応答が遅い。液晶の転移温度近傍で液
晶層を保持しなくてはならない等の問題点がある。
本発明は上記問題点を解決するためのものであり、その
目的とするところは、温度制御不要であり、かつ、高速
応答性に優れた利点を有する熱走査型液晶素子を提供す
ることにある。
目的とするところは、温度制御不要であり、かつ、高速
応答性に優れた利点を有する熱走査型液晶素子を提供す
ることにある。
本発明の液晶素子は、一定の温度範囲でスメクチック中
間層を示す液晶の光学的効果によって、画像の書込み、
消去を行なう熱走査型液晶素子において、前記液晶層が
、強誘電性液晶であることを特徴とする。
間層を示す液晶の光学的効果によって、画像の書込み、
消去を行なう熱走査型液晶素子において、前記液晶層が
、強誘電性液晶であることを特徴とする。
すなわち、強誘電性スメクチックC*相を示し、かつそ
の直ぐ下位温度で固体相を有する液晶を用いたものであ
る。
の直ぐ下位温度で固体相を有する液晶を用いたものであ
る。
以下、本発明の液晶素子を、その実施例を挙げて詳細に
説明する。
説明する。
(実施例1)
第1図(α)は、本液晶素子の断面図の一例である。
一方の透明基体101は、ストライブ状の透明抵抗体1
04.絶縁体105.透明電極102゜配向膜103を
有している。なお、透明電極1゜2は、透明抵抗体10
4と重なる様にストライブ状に形成されている。他の一
方の透明基体101′は、上記対向電極102と直角に
交差する方向のストライプ状電極102′及び配向71
103を有している。この2基体間にスペーサー107
を介して強誘電性液晶10Bが封入されている。
04.絶縁体105.透明電極102゜配向膜103を
有している。なお、透明電極1゜2は、透明抵抗体10
4と重なる様にストライブ状に形成されている。他の一
方の透明基体101′は、上記対向電極102と直角に
交差する方向のストライプ状電極102′及び配向71
103を有している。この2基体間にスペーサー107
を介して強誘電性液晶10Bが封入されている。
第1図(b)は上記液晶素子の平面図の略図である。
R1、R2・・・・・・・・・は透明抵抗体104、X
I IX、°゛・・・・IYIIY!・・・・・・は透
明電極それぞれ102.102’を表す。R1,Xi、
はそれぞれ線順次もしくは同時に選択できる9本発明の
液晶素子の動作をわかりやすく説明するためGこ、画素
RI 、x、IYIについて説明する。第1図(C)
に示した電圧パルスをRI v x、 e Yl
rにそれぞれ印加すると、R1の電圧パルスによって
Xlのラインが加熱され、図に示すように液晶は強誘電
性スメクチックC*相へと転移し、XI+Y1に印加さ
れた電圧パルスの差によって生じる電圧パルスの極性の
変化に対応して、一般的によく知られているように双安
定状熊のどちらか一方の状熊をとる。又、この状熊は結
晶状熊に液晶が転移しても保持される。
I IX、°゛・・・・IYIIY!・・・・・・は透
明電極それぞれ102.102’を表す。R1,Xi、
はそれぞれ線順次もしくは同時に選択できる9本発明の
液晶素子の動作をわかりやすく説明するためGこ、画素
RI 、x、IYIについて説明する。第1図(C)
に示した電圧パルスをRI v x、 e Yl
rにそれぞれ印加すると、R1の電圧パルスによって
Xlのラインが加熱され、図に示すように液晶は強誘電
性スメクチックC*相へと転移し、XI+Y1に印加さ
れた電圧パルスの差によって生じる電圧パルスの極性の
変化に対応して、一般的によく知られているように双安
定状熊のどちらか一方の状熊をとる。又、この状熊は結
晶状熊に液晶が転移しても保持される。
したがって、この液晶素子の上下に偏光板をクロスニコ
ルで設置する事により画像の表示が可能となる。ざらに
は、一度書き込んだ画像は、液晶が等方性液体相に転移
、もしくは、スメクチックC*相で電界印加しない限り
は永久的に保持できる。
ルで設置する事により画像の表示が可能となる。ざらに
は、一度書き込んだ画像は、液晶が等方性液体相に転移
、もしくは、スメクチックC*相で電界印加しない限り
は永久的に保持できる。
本実施例で使用した液晶化合物の骨格と転移温度を以下
に示す。
に示す。
0 0H3
゜511T)Smo* 5a9’O、* Jを−1s。
(MoL、0ryst、Liq、Cryet 19B
6゜Vow 139 T、工NUKA工他)(実施例
2) 第2図(α)は、本発明の液晶素子の断面図の一例であ
る。一方の透明基体201は、ストライブ状の透明電極
兼透明抵抗体206.配向膜205を有している。もう
一方の透明基体201′は上記対向透明電極兼透明抵抗
体206と直角に交差する方向のストライプ状透明電極
202及び配向膜206を有している。この2基体間に
スペーサー207を介して強誘電性液晶208が封入さ
れている。
6゜Vow 139 T、工NUKA工他)(実施例
2) 第2図(α)は、本発明の液晶素子の断面図の一例であ
る。一方の透明基体201は、ストライブ状の透明電極
兼透明抵抗体206.配向膜205を有している。もう
一方の透明基体201′は上記対向透明電極兼透明抵抗
体206と直角に交差する方向のストライプ状透明電極
202及び配向膜206を有している。この2基体間に
スペーサー207を介して強誘電性液晶208が封入さ
れている。
第2図(b)は、上記液晶素子の平面図の略図である。
X、、X、・・・・・・は透明電極兼透明抵抗体206
、YI+Y!・・・・・・・は透明電極202を表す、
又、Xl 、X、・・・・・・は線順次もしくは同時に
選択できるが、Swl 、9w2は同時にONすること
はない1本発明の液晶素子の動作をわかりやすく説明す
るために、画素X、* YHについて説明する。
、YI+Y!・・・・・・・は透明電極202を表す、
又、Xl 、X、・・・・・・は線順次もしくは同時に
選択できるが、Swl 、9w2は同時にONすること
はない1本発明の液晶素子の動作をわかりやすく説明す
るために、画素X、* YHについて説明する。
第2図(C)に示した電圧を”IyYlにそれぞれ印加
すると、5w1ON、5w20]lFF状熊の電圧パル
スによってXlのラインが加熱され、図に示すように液
晶は強誘電性スメクチックC*相へと転移し、Swl
OFF、5w2ONにより、Xl 1 YIに印加さ
れた電圧パルスの差によって生じる電圧パルスの極性の
変化に対応して、一般的によく知られているように双安
定状熊のどちらか一方の状熊をとる。又、この状熊は結
晶状熊に液晶が転移しても保持される。
すると、5w1ON、5w20]lFF状熊の電圧パル
スによってXlのラインが加熱され、図に示すように液
晶は強誘電性スメクチックC*相へと転移し、Swl
OFF、5w2ONにより、Xl 1 YIに印加さ
れた電圧パルスの差によって生じる電圧パルスの極性の
変化に対応して、一般的によく知られているように双安
定状熊のどちらか一方の状熊をとる。又、この状熊は結
晶状熊に液晶が転移しても保持される。
したがって、この液晶素子の上下に偏光板をクロスニコ
ルで設置する事により画像の表示が可能となる。さらに
は、一度書き込んだ画像は、液晶が等方性液体相に転移
、もしくは、スメクチック0*相で電界印加しない限り
は永久的に保持できる。
ルで設置する事により画像の表示が可能となる。さらに
は、一度書き込んだ画像は、液晶が等方性液体相に転移
、もしくは、スメクチック0*相で電界印加しない限り
は永久的に保持できる。
本実施例で使用した液晶化合物は、実施例1の液晶化合
物と同じものである。
物と同じものである。
なお、前述の実施例1,2は本発明の代表例であり、熱
走査方法としてレーザー光を用いた場合又は、強誘電性
液晶に有機色素を含有させたゲストホストタイプ、さら
には反射型タイプの表示素子としての応用も可能である
0本発明で使用した液晶材料駆動波形も本実施例に限定
されるものではなく、たとえ液晶の骨格、組成が異なっ
ていても、本発明と同様の効果が得られる。
走査方法としてレーザー光を用いた場合又は、強誘電性
液晶に有機色素を含有させたゲストホストタイプ、さら
には反射型タイプの表示素子としての応用も可能である
0本発明で使用した液晶材料駆動波形も本実施例に限定
されるものではなく、たとえ液晶の骨格、組成が異なっ
ていても、本発明と同様の効果が得られる。
本発明の液晶素子においては、前述した従来の熱走査型
液晶素子と比較して、以下の点で利点を有する。すなわ
ち、本発明は従来例と同様の熱走査型液晶素子ではある
が、湿度制御が不要という利点を有する。常に一定の湿
度に保つ必要のある従来例と比較して、本発明の液晶素
子は、単に記録時にのみ外的な熱刺激を防ぐだけでよい
、又、基本的には、液晶の電界に対する応答を利用する
。本発明は、その液晶に強誘電性液晶を用いているので
、従来の液晶素子の熱に対する応答、又はスメクチック
A柑、ネマチック相での応答特性も、応答スピードの面
で改善する事ができる。さらには、コントラストの高い
広い面積での高密度な表示素子を提供できる。
液晶素子と比較して、以下の点で利点を有する。すなわ
ち、本発明は従来例と同様の熱走査型液晶素子ではある
が、湿度制御が不要という利点を有する。常に一定の湿
度に保つ必要のある従来例と比較して、本発明の液晶素
子は、単に記録時にのみ外的な熱刺激を防ぐだけでよい
、又、基本的には、液晶の電界に対する応答を利用する
。本発明は、その液晶に強誘電性液晶を用いているので
、従来の液晶素子の熱に対する応答、又はスメクチック
A柑、ネマチック相での応答特性も、応答スピードの面
で改善する事ができる。さらには、コントラストの高い
広い面積での高密度な表示素子を提供できる。
第1図(a)〜(C)はそれぞれ本発明の液晶素子の実
施例1における模式的断面図、模式的平面図、液晶の動
作を説明するための図である。 第2図(α)〜(C)は、それぞれ本発明の液晶素子の
実施例2における模式的断面図、模式的平面図、液晶の
動作を説明するための図である。 第3図は従来の熱走査型(光書き込み)液晶素子の模式
的断面図である。 101.101’ 、201,301・・・・・・・
・・透明基体 102.102’ 、202,302・・・・・・・
透明電極 103.203,303・・・・・・・・・配向膜10
4・・・・・・・・・透明抵抗体 105・・・・・・・・・絶縁体 206・・・・・・・・透明電極兼透明抵抗体107.
207,307・・・・・・・・・スペーサー108.
208,308・・・・・・・・・封入液晶309・・
・・・・・・・照射光 610・・・・・・・・・V−ザー光 611・・・・・・・・・アルミ反射仮埋 上 出願人 セイコーエプソン株式会社 3丘 1 図 (Cン 瞬間 某2/lコCC) 漏3図
施例1における模式的断面図、模式的平面図、液晶の動
作を説明するための図である。 第2図(α)〜(C)は、それぞれ本発明の液晶素子の
実施例2における模式的断面図、模式的平面図、液晶の
動作を説明するための図である。 第3図は従来の熱走査型(光書き込み)液晶素子の模式
的断面図である。 101.101’ 、201,301・・・・・・・
・・透明基体 102.102’ 、202,302・・・・・・・
透明電極 103.203,303・・・・・・・・・配向膜10
4・・・・・・・・・透明抵抗体 105・・・・・・・・・絶縁体 206・・・・・・・・透明電極兼透明抵抗体107.
207,307・・・・・・・・・スペーサー108.
208,308・・・・・・・・・封入液晶309・・
・・・・・・・照射光 610・・・・・・・・・V−ザー光 611・・・・・・・・・アルミ反射仮埋 上 出願人 セイコーエプソン株式会社 3丘 1 図 (Cン 瞬間 某2/lコCC) 漏3図
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1)一定の温度範囲でスメクチック中間相を示す液晶の
熱光学効果によって画像の書き込み、消去を行う熱走査
型液晶素子において、前記液晶層が、強誘電性液晶であ
る事を特徴とする液晶素子。 2)前記熱走査を行う方法がレーザー光吸収による方法
である事を特徴とする特許請求の範囲第1項記載の液晶
素子。 3)前記熱走査を行う方法がアルミ蒸着膜又はInO_
2又はSnO_2等の抵抗体の発熱による方法である事
を特徴とする特許請求の範囲第1項記載の液晶素子。 4)前記液晶素子が少なくとも1枚以上の偏光板を備え
ている事を特徴とする特許請求の範囲第1項又は第2項
又は第3項記載の液晶素子。 5)前記液晶素子の封入液晶が強誘電性スメクチックC
^*相を示し、かつ、その直ぐ下位温度で固体相を示す
液晶である事を特徴とする特許請求の範囲第1項又は第
2項又は第3項又は第4項記載の液晶素子。 6)前記液晶素子内の封入液晶が強誘電性スメクチック
C^*相においてラセンがほどけている状熊である事を
特徴とする特許請求の範囲第1項又は第2項又は第3項
又は第4項又は第5項記載の液晶素子。 7)前記液晶素子内の封入液晶が有機色素を含んでいる
事を特徴とする特許請求の範囲第1項又は第2項又は第
3項又は第4項又は第5項又は第6項記載の液晶素子。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13929287A JPS63303319A (ja) | 1987-06-03 | 1987-06-03 | 液晶素子 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13929287A JPS63303319A (ja) | 1987-06-03 | 1987-06-03 | 液晶素子 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63303319A true JPS63303319A (ja) | 1988-12-09 |
Family
ID=15241886
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13929287A Pending JPS63303319A (ja) | 1987-06-03 | 1987-06-03 | 液晶素子 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS63303319A (ja) |
-
1987
- 1987-06-03 JP JP13929287A patent/JPS63303319A/ja active Pending
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