JPS63303242A

JPS63303242A - 安全クラッチ

Info

Publication number: JPS63303242A
Application number: JP63088882A
Authority: JP
Inventors: トルベン・クナック; ルドヴィグ・ネス
Original assignee: NORUPORU TECHNIC AS
Current assignee: NORUPORU TECHNIC AS
Priority date: 1987-04-10
Filing date: 1988-04-11
Publication date: 1988-12-09
Anticipated expiration: 2011-01-29
Also published as: NO881540L; FI881580A0; DK158338B; DK158338C; KR880012916A; ES2029322T3; FI91231C; EP0286411A1; DE3867516D1; DK187187D0; NO170469C; FI881580A; NO881540D0; NO170469B; DK187187A; US4810017A; FI91231B; JPH086782B2; EP0286411B1; KR970010823B1

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（産業上の利用分野）本発明は、ほぼ管状の第一部分、ほぼ円筒形の第二部分
、前記第一部分と係合する複数の固定部材から成り、前
記固定部材は、第二部分の対応する接触面と係合するた
めの接触面と、放射状の外部固定面を有し、全体的にみ
て、それぞれ第一部分と第二部分とが協同するよう乙こ
、それらの間に解放接続部を設けるという方法で適合し
た、特にライフフロートや類似のものを進水させるのに
使用するための安全クラッチに関するものである。

（従来の技術）そのような安全クラッチは、作業デツキと海面との間の
距離が約５０ｍまである油田掘削装置及び同様の沖合構
造物において、特に有人のボートの上げ下げに関する海
洋関係に使用される。

例えば大波や強風の環境下において、しばしば困難な状
態を克服するために、きびしい要求がそのようなりラッ
チになされている。

前記要求は、いろいろな安全基準及び実際の状態から義
務として負うものであり、いわゆる無負荷状態、すなわ
ち部分的に負荷がぬけた状態と、いわゆる負荷状態、す
なわち完全に負荷がかかった時の両方において、クラッ
チは解放されなければならないというインターアリアを
意味する。

通常の状態である無負荷の状態は、ボートが海に鋒ろさ
れる時に発生する。小さい波の場合、問題は起こらない
が、一方、多少大きい波の場合、ボートが十分に降ろさ
れて完全に水によって支持される前の間に、ボートは波
にぶつかる。人間に対するのと同様に装置に対する多く
の危険を含む前記過渡期間を減少させるために、現状の
タイプのクラッチは、活動として最初に負荷が所定の大
きさよりも低下した時に解放されるものが使用されてい
る。実際には、最初にクラッチが解放された時にボート
は波に降下することを必然的に伴い、その結果、過渡期
間とそれに含まれる危険を小さくする。

述べたように、負荷状態において、クラッチは完全に負
荷がかかった時に解放されることが必要である。この状
態は、急いで接続をはずすことが重要な緊急の状況と実
際に同じである。

既に引用された型の公知の完全クラッチにおいて、制御
部材は、断面ほぼＵ型のマントルのような形状で、管状
の第一部分の周囲に、軸方向にはずせるように取り付け
られている。固定くさびは、クラッチの周囲に等距離に
配置され、独特なピボットピンによってマントル内にピ
ボットのようにジャーナルされている。スプリングは、
制御部材と、例えば固定くさびをも固定位置の方向に向
かって偏倚させる。クラッチは、スプリング運動に対し
てハンドルのような形状の制御部材の移動によって解放
され、その結果、中央の第二部分の固定溝とのかみ合い
が外れた固定くさびを引っ張る。

（発明が解決しよう七する課題）しかしながら、−上記従来のクラッチはいろいろな不利
な点と故障を欠点として持っている。

第一に、この従来のクラッチは負荷解放のための備えが
されていない。従って、クラッチは、上記要求がしばし
ば義務的に従わされる場合には、適切に追加された部品
に固定される。

第二に、クラッチは、ボートが浮く前の上述した過渡期
間を減少させる限られた可能性を提供するだけであり、
なぜなら、固定くさびが引っ込むことは、クラッチ固有
に作用する負荷従属力を上回る力を必要とするからであ
る。これは、クラッチを作動させるホードの重量に相当
する部分力が、最大で作業員の重さに相当する手動作用
力より低くなるまで、クラッチが解放されないことを意
味する。ボートの〆重量は典型的に作業員の重量の数倍
を上回るため、その結果は、ホードが最終的に大体浮く
まで、換言すれば、その過渡期間の最後を除いては、ク
ラッチは解放されないことになる。

（課題を解決するための手段及び作用）本発明に関わる
安全クラッチは以下の様に従来技術と異なっている。

第一部分は、そこに対して軸方向へ移動でき、固定部材
の外部固定面と協同するための放射状の内部固定面を形
成され、スプリングバイアスされた固定リングと、固定
リングの周囲に配置され、そこに対してスプリングバイ
アスされた軸方向に移動できる解放リングと、解放リン
グの可能な軸方向の移動を決定するためのブロック部材
とを含み、固定部材と第二部分の協同する接触面は、クラッチに負
荷がかかる時、固定部材の固定面が固定リングの対応す
る固定面に押し付けられるように位置づけされている。

これは、クラッチの解放力が、固定部材と固定リングの
協同する固定面の間の実際の摩擦力と、第一部分に対し
て固定リングに直接作用するスプリング力との合計にほ
ぼ等しくすることを定めている。上記後者のスプリング
力は小さく、よって以下では無視される。

摩擦力の大きさは主に負荷伝達接触面の角度づけによっ
て決められるが、クラッチの構造の残りのため、上記力
は、固定リングは固定部材が第二部分を解放することを
機械的に防いでいるという独特な固定効果に決着をつけ
ていない。

−Ｆ記の見地から、接触面の適当な位置づけが、クラッ
チの負荷と結合された解放力との間の望ましい関係を提
供することが可能であり、よって負荷解放と同じように
無負荷解放も確実にし、問題なく、かつ、従来要求され
ていた大きさの力の行使が要求されることなく目的が遂
げられる。

解放リングが固定リングに対してスプリングバイアスさ
れるようにクラッチを実行させることによって、以下に
説明されるように、無負荷状態でクラッチを解放する時
、特に有効である実際のスプリングそれ自身の力に応じ
て、」−記リング間で伝達される力を制限することが可
能になる。

（実施例及び発明の効果）さて、本発明は、二つの異なった位置における本発明に
関するクラッチの組立縦断面図が部分的に概略的に描か
れている図面を参照して、詳細が説明される。

図示された実施例において、クラッチは、穴部２がねし
で取り付けられている一端に大きな管状の第一部分１を
含んでいる。第一部分１の他端は、放射状に内方へ方向
を持って取り囲んでいるカラー３が形成され、カラー３
は、４個の固定部材５の対応している支持面６と係合し
ている環状で軸方向に向いた支持面４を有し、固定部材
５は、ほぼ環状の扇形の形状を有し、円周に沿って一様
に分配されている。固定部材５は、第一部分で軸方向に
Ｂ　ｉＪ］可能にジャーナルされたマツシュルーム形状
のコントロールスライ）”　８　ｒＪこよって適所に保
持され、該コントロールスライドは、部分１に合わせら
れた固定部材５の内部端に向かう方向へ、スプリング９
によってスプリングバイアスされている。コントロール
スライＦ　８は固定部材５の上記端部と保合する傾斜し
た壁を有する囲み溝１０が設けられ、そのスライドはそ
れらが正確に位置することを確実にするために、固定部
材５の間にさらに中心に距離を伸ばしている。反対の外
部端の近くで、固定部材は内方に向いた接触面１１が設
けられ、この接触面１１は固定部材５間に挿入される先
端を有する第二部分１３の対応する接触面１２と接触す
るようにされている。図示のように、協同する接触面１
１と１２は、第二部分１３の離脱時に、固定部材５の外
部端を放射状に外方へ偏倚させる作用を有する。

同様に外部端の近くで固定部材５は放射状の外部固定面
１６と、それに対してほぼ垂直の肩面１７を有する。

固定部材５の外部固定面１６と協同するための放射状の
内部固定面１９を自由端近くに有する管状固定リング１
８は、第一部分１の周囲に放射状に設けられている。固
定リング１８はスプリング２０によって第一部分１に対
して移動することができる。同様に、スプリング２６に
よってスプリングバイアスされ、固定リング１８に対し
て移動することができる管状の解放リング２５は、固定
リング１８の周囲に設けられている。

固定リング１８に対して解放リング２５の軸方向の移動
を制限するための環状のブロック部材２７は、第一部分
１の穴部２に設けられている。

クラッチは以下に述べるように作動する。

図面中の左側に示されているクラッチの解放位置におい
て、解放リング２５と共に固定リング１８はスプリング
２０の効果によって保持され、固定リング１８は固定部
材５の肩部１７と係合している。固定部材５の外部端は
放射状に外方にピボットされるため、第二部分１３の前
部球状端は、それらの間に挿入される。上記ピボット運
動は、固定部材５の内部端が、コントロールスライド８
の溝１０の傾斜壁と係合しているために起こり、必然的
に内部端は半径方向に内方へ押され、それ故固定部材５
をカラー３のところで回転させる。

解放接続部が設置される時には、第二部分１３の前端部
は、固定部材５の間に挿入され、コントロールスライド
８と接触し、それをスプリング９に対抗して逆方向へ押
しやっている。そして固定部材の内部端は、半径方向に
外方へ動かされているが、これは、一方では、部分１と
コントロールスライド８の幾何学的な係合のため、他方
では、内部スロット３０の中に設けられた環状スプリン
グ３１が固定部材を半径方向に外方へ動かしているため
である。

固定部材５の一定のピボット運動の後に、固定リング１
８は肩部１７を通り越し、さらにスプリング２０によっ
て、追加肩部３２のその上に接触するまで固定部材５の
−Ｌをスライドすることができる。同時に、固定部材５
と第二部分１３の接触面１１及び１２はそれぞれ係合し
、そして、固定部材５と固定リング１８の固定面１６及
び１９がそれぞれ係合している。

この後、クラッチは図面の右側に描かれた位置をとる。

このように固定されたクラッチに負荷がかかると、接触
面１１と１２に伝達される力は、一方で、部分１のカラ
ー３と固定部材５の支持面４と６のそれぞれの間に軸方
向のベクトル成分を生じ、他方で、固定部材５と固定リ
ング１８の固定面１６と１９のそれぞれの間に半径方向
のヘクトル成分を生じる。

上記二つのベクトル成分の大きさ間の比率は接触面１１
と１２の角度づけに依存し、これ故に、上記角度づけを
変えることによって、所望の一上記力の成分間の相互関
係を得ることが可能である。

クラッチが無負荷状態で解放されるためには、解放リン
グ２５は、スプリング２６の力に対して矢印Ｐの方向に
引っばられ、ブロック部材２７と接触する。この部材は
点線で描かれた最初の位置にあり、スプリング２６が完
全に圧縮するほどに解放リング２５が動くことを防いで
いる。従って、固定リング１日に伝達される力と、スプ
リング２６だけによる力とは等しい。

これは、固定面１６と１９との間の負荷従属摩擦力が、
スプリング２０と２６とによる力の合計より小さくなる
時のみ、クラッチの解放が行われることを規定している
。固定面１６と１９との間の実際の状態による上記スプ
リングの適当なディメンションによって、クラッチの解
放力を所定の状態に適合させることが可能である。

解放の間に固定リング１８が固定部材５の固定面１６を
離れｌた後に、上記固定部材は外方にピボット運動し、
その結果、第二部分１３を解放し、第二部分１３は自由
に第一部分１を離れることができる。

そしてクラッチは図面の左半分に示された位置をとる。

クラッチが負荷状態で解放される時、プロ・ツク部材２
７は第一位置から、図示の第二位置ヘシフトされる。こ
の第二位置は、解放リング２５が、スプリング２６が完
全に圧縮される延長部分へ、軸方向に移動させられる位
置である。

さて解放は、解放リング２５を下方に矢印Ｐの方向に突
然引っ張ることによって、強制的に行われる。これはス
プリング２６を完全に圧縮し、固定リング１８にハンマ
ーの打撃のようなものを加えている。上記の突然の打撃
は、全部の反対方向のスプリング力よりも相当に大きな
力を生し、すなわち固定リング１８は打撃を受けて、固
定部材５の固定面１６を離れることを必然的に伴う。そ
の後、クラッチの解放は上に説明したような効果を生じ
る。負荷解放が遂げられた後、ブロック部材２７は無負
荷位置へ戻り、クラッチは再び準備ができる。

【図面の簡単な説明】

第一図は、本発明のクラッチの概略を示瓢右半分に固定
された時のクラッチ、左半分に解放された時のクラッチ
が描かれた部分組立縦断面図である。１・・・第一部分　　　　　訃・・固定部材］１．１２
・・・接触面　　　　１３・・・第二部分１６・・・外
部固定面（外４名）

Claims

【特許請求の範囲】

（１）ほぼ管状の第一部分（１）、ほぼ円筒形の第二部
分（１３）、前記第一部分と係合する複数の固定部材（
５）から成り、前記固定部材は、第二部分（１３）の対
応する接触面（１２）と係合するための接触面（１１）
と、放射状の外部固定面（１６）とを有し、全体的にみ
て、それぞれ第一部分と第二部分とが協同するように、
それらの間に解放接続部を設けるという方法で適合した
、特にライフフロートや類似のものを進水させるのに使
用するための安全クラッチであって、第一部分（１）は
、そこに対して軸方向へ移動でき、固定部材（５）の外
部固定面（１６）と協同するための放射状の内部固定面
（１９）を形成され、スプリングバイアスされた固定リ
ング（１８）と、固定リングの周囲に配置され、そこに
対してスプリングバイアスされた軸方向に移動できる解
放リング（２５）と、解放リングの可能な軸方向の移動
を決定するためのブロック部材（２７）と、を含み、固定部材と第二部分の協同する接触面（１１、１２）は
、クラッチに負荷がかかる時、固定部材（５）の固定面
（１６）が固定リング（１８）の対応する固定面（１９
）に押し付けられるように位置づけされること、を特徴
とする前記安全クラッチ。
（２）固定部材（５）はおよそ環状の扇形の形状を有し
、第一部分内に位置された先端に近い固定部材（５）は
、クラッチの固定位置において、クラッチの縦軸に対し
てほぼ垂直に位置づけされた支持面（６）を設けられ、
第一部分（１）の対向する支持面（４）と接触すること
と、クラッチの固定位置において、固定部材と固定リン
グの協同する固定面（１６、１９）がそれぞれクラッチ
の縦軸方向におおよそ並行に拡がること、を特徴とする
請求項１記載の安全クラッチ。
（３）コントロールスライド（８）は第一部分（１）内
に適合させられ、前記スライドは、固定部材（５）の先
端の方向に向かってスプリングバイアスされ、固定部材
（５）の前記先端と接触する取り囲んでいる内方に向か
って傾斜する面を有し、かつ、それらに放射状に内方に
作用し、その結果、同時に固定部材の外部端を放射状に
外方に偏倚させることを特徴とする請求項１または２記
載の安全クラッチ。