JPS63302920A - 浄化処理方法 - Google Patents

浄化処理方法

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JPS63302920A
JPS63302920A JP62139245A JP13924587A JPS63302920A JP S63302920 A JPS63302920 A JP S63302920A JP 62139245 A JP62139245 A JP 62139245A JP 13924587 A JP13924587 A JP 13924587A JP S63302920 A JPS63302920 A JP S63302920A
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JP
Japan
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adsorbent
fluid
spiral flow
contaminated fluid
coanda spiral
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JP62139245A
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Kiyoyuki Horii
清之 堀井
Shigeru Matsui
滋 松井
Jiro Mizuno
水野 次郎
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Sumitomo Coal Mining Co Ltd
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Sumitomo Coal Mining Co Ltd
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  • Treating Waste Gases (AREA)
  • Separation Of Gases By Adsorption (AREA)
  • Treatment Of Liquids With Adsorbents In General (AREA)
  • Water Treatment By Sorption (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (技術分野) この発明は、汚染流体の浄化処理方法に関するものであ
る。さらに詳しくは、この発明は、細菌、微生物、有毒
ガス等により汚染された空気、水、その他のガスまたは
液体の殺菌、脱臭などを高効率で行うことのできる汚染
流体の浄化処理方法に関するものである。
(背景技術) 従来、空気、水などの流体の浄化のために、フィルター
を用いたり、加熱装置、もしくは、オゾンやその他殺菌
剤などの薬剤を用いることが普通に行われてきている。
しかしながら、これらの従来の方法においては、フィル
ターや加熱装置として特殊なものを必要とし、また他方
では、二次公害を誘発しかねない特殊な処理剤を使用す
るなど、あまり好ましいものではなかった。また、流体
の処理効率も良好ではなかった。
このため、このような従来法に代わる簡便な装置で効率
よく処理することのできる新しい汚染流体の浄化方法の
実現が強く望まれていた。
一方、流体の輸送、乾燥、分能、あるいは粉粒体や繊維
状物の輸送、開繊などに有用なものとしてコアンダスパ
イラルフローの生成とその利用に関する技術がこの発明
の発明者らによって提案されてきている。
コアンダスパイラルフローは、従来の流体の運動概念と
して知られている層流または乱流とは全く異なり、乱流
領域に属する流体の運動条件下にありながらも乱流とは
相違するものとしてこの発明の発明者によって見出され
たものである。その生成についてはすでにこの発明者に
よって提案されてもいる。
すなわち、この発明の発明者は、管方向の流体のベクト
ルに管半径方向のベクトルを加えると流体が旋回し、こ
の旋回流に基づいて管内壁近傍に動的境界層が形成され
、流体はスパイラル(螺旋)を描きつつ管路方向に高速
で進行するという事実を見出した。このようなコアンダ
スパイラルフローにおいては、流体は高速で進行し、し
かも動的境界層の存在によって固体粒子が存在しても乱
流の場合のように管内壁と衝突することはない、このた
め、流体のスパイラルモーションの過程において流体は
その状態が均一に保持され、内壁との衝突、接触による
局所的変質も抑制される。
このような優れた特質は、流体、たとえば粉粒体、スラ
リー、1a維秋物の輸送をはじめとして、化学的、物理
的なユニットプロセス、あるいはそのシステムとして極
めて有益なものである。
この発明の発明者は、このような優れた利点を有するコ
アンダスパイラルフローの生成について、たとえば、添
付した図面の第4図に示したような装置をすでに提案し
ている。
この第4図に示した例においては、コアンダスパイラル
フロー生成装置(ア)は、管路(イ)に接続し、この管
路(イ)に接続する円筒管(つ)は、反対の方向に向っ
て次第に径が大きくなっている0円筒管(つ)には、横
方向から導入管(1)を通じて加圧流体、たとえば、ガ
ス、空気、あるいは液体の圧縮流を送入する。この加圧
流体を管路(イ)の方向に送入するために、環状のスリ
ット(オ)が設けられている。また、このスリット(オ
)からは、管路(イ)に向って、滑らかに湾曲した壁面
(力)を形成している。
湾曲壁面(力)と反対の側には、直角または鋭角状に折
り曲げた折曲壁面(キ)を設けている。
スリット(オ)は、その間隔を自在に調整できるように
している。さらにまた、スリット(オ)に加圧流体を均
一に供給するための分配室(り)を設けてもいる。
管FI@(イ)と反対の端面は、導入口(ゲ)になって
おり流体をこの導入口(ゲ)より導入することができる
このような梢造のコアンダスパイラルフロー生成装置に
おいては、スリット(オ)からの加圧流体の運動ベクト
ルと導入口(ケ)からの流体の運動ベクトルとが合成さ
れてスパイラルモーション(コ)を生じる。その際に、
スリット(オ)の出口で加圧流体はコアンダ効果によっ
て矢印αの流線を描いて移動し、管路内壁面近傍に動的
境界層を形成する。また、スリット(オ)の導入口(ケ
)側には大きな負圧域が生じ、導入口(ゲ)からの流体
の流入を促進する。
このようなコアンダスパイラルフロー生成装置のスリッ
ト(オ)部近傍の形状については第3図に示されたもの
に限定されることなく、スリット(オ)から、加圧流体
が、流線αを描いて流れるように、滑らかな湾曲壁面(
力)と、直角または鋭角状の折曲壁面(キ)とによって
スリット(オ)を形成するようにすればよい。
この発明の発明者は、以上の通りのコアンダスパイラル
フローを用いることにより、汚染流体の浄化を高効率で
行うとかできることを見出して、この発明を完成した。
すなわち、フィルターや加熱装置の特殊なものを用いる
ことなく、しかも特別の薬剤を使用することもない簡便
な方法で、かつ高効率での浄化を行う方法である。
(発明の目的) この発明は、以上の通りの事情を踏まえてなされたもの
であり、従来方法の欠点を改善し、コアンダスパイラル
フローを用いた新しい汚染流体の浄化方法を提供するこ
と目的としている。
(発明の開示) この発明の浄化処理方法は、上記の目的を実現するため
に、汚染流体を送入し、コアンダスパイラルフローによ
り搬送しつつ、吸着材を用いて汚染物質を吸着除去する
ことを特徴としている。
この発明が対象とする汚染流体としては、空気、水、ス
ラリー、ガス、その他の気体または液体の広範囲のもの
がある。また浄化は、有f!#物の除去、殺菌から脱臭
までをその範囲としている。
添付した図面に沿ってこの発明の方法について説明する
第1図は、この発明の方法について、プロセスフローと
して示した例である。この例は、吸着材として粒状吸着
材を用いた場合のものである。この例においては、コア
ンダスパイルフロー生成装置(1)を管路(2)に接続
し、この生成装置(1)の環状スリット(3)には、圧
縮機(4)により加圧した流体を送入する。また、導入
口(5)からは、ホッパー(6)から粒状の吸着材と、
流体とを送入する。
浄化する汚染流体は、加圧流体として環状スリット(3
)から送入してもよいし、あるいはまた、導入口(5)
から、吸引して管路に送入してもよい、後者の場合には
、加圧流体は、別のものとすればよい。
このコアンダスパイラルフロー生成装置(1)において
生成したコアンダスパイラルフローは、汚染流体と粒状
の吸着材を管#I(2)に搬送して混合する。この過程
において汚染流体の浄化が行われている。コアンダスパ
イラルフローの特徴として、この搬送は高速であり、短
時間の処理となる。しかも、乱流混合とは相違するので
、粒状吸着材と管内壁との接触は著しく抑制される。
管路(2)の出口には、セパレーター(7)を設け、分
離管(8)(9)から浄化された流体を、回収管(10
)からは吸着材粒子を回収する0回収した吸着材は再生
処理した後、ホッパーへと循環する。
この場合、セパレーターは、多段ではなく、単一のもの
としてもよい。
第2図は、別の例を示したものであり、この例において
は、粒状の吸着材は、管路(2)の途中に接続したホッ
パー(6)より、管路(2)に導入している。また、コ
アンダスパイラルフロー生成装置(1)の導入口(5)
は、汚染流体を吸引するため、汚染された空間(12)
に直接に連結するようにしている6分離管(11)によ
り流体を分離した後の粒状の吸着材は、第1図と同様に
して、回収管(10)より回収し、再利用する。
第3図は、さらにまた別の例を示したものである。この
例においては、粒状の吸着材の代わりに、吸着材を担持
させた、または吸着性の繊維を用いた場合を示している
。管路(2)中に設けたこの繊維(13)に、汚染流体
の汚染物質が吸着される。繊1(13)は、スパイラル
フローによって搬送されるようにしてもよい。
たとえば、以上のような方法において、流体の加圧は、
1〜10kg/−の範囲とすることができる。また、粒
状の吸着材を用いる場合には、混入比2〜8程度とする
ことができる。管径、管長に格別の制限はない、数m〜
150m等の任意の長さとすることができる。吸着材の
大きさについては、粒状および繊維状のいずれのものに
ついても、管径の1/3程度までの大きさとすることが
できる。
また、コアンダスパイラルフローの生成装置の湾曲面の
傾斜角(θ)は、tanθ=1/4〜1/8程度とする
のが好ましい。
吸着材としては、活性炭、シリカゲル、活性アルミナ、
吸着性ポリマーなとの適宜なものが用いられる。これら
吸着材には殺菌剤を担持させておいてもよい。
実施例 管径30Ill+、管長30mの塩化ビニールパイプに
鋼製コアンダスパイラルフロー生成装置(tanθ=1
/6)を接続し、1kg/−の圧力の空気を送入してコ
アンダスパイラルフローを生成させた。
直径2mmの活性炭粒子を混入比3で送入し、かつ、下
水用配管からの排気を吸引して浄化処理した。流速12
m/秒の速度で搬送した。
管路出口での空気流には、メタン、アンモニアなどの悪
臭は認められなかった。
(発明の効果) この発明により、以上詳しく説明した通り、汚染流体の
浄化処理は高効率で、効果的に実施することができる。
装置は簡便で、トラブルも□ない。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図、そして第3図は、各々、この発明
の一例を示したプロセス構成図と、断面図である。 第4図は、コアンダスパイラルフロー生成装置の例を示
した断面図である。 1・・・コアンダスパイラルフロー生成装置、2・・・
管 路 、    3・・・環状スリット、4・・・圧
縮機、   5・・・導入口、6・・・ホッパー、  
   7・・・セパレーター、8.9・・・分離管、 
 10・・・回 収骨 、11・・・分離管、 12・
・・汚染空間13・・・吸着材繊維。 代理人 弁理士  西  澤  利  夫第  1  
図 第  2  区

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)汚染流体を送入し、コアンダスパイラルフローに
    より搬送しつつ吸着材を用いて汚染物質を吸着除去する
    ことを特徴とする汚染流体の浄化処理方法。
  2. (2)脱臭を行う特許請求の範囲第(1)項記載の浄化
    処理方法。
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Cited By (3)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0549133A (ja) * 1991-08-14 1993-02-26 Toa Kikai Kogyo Kk 管路排水方法
JP2012247405A (ja) * 2011-05-02 2012-12-13 Astec Tokyo:Kk 放射性物質処理剤の製造方法、放射性物質処理剤、並びに、該放射性物質処理剤を用いた処理方法及び処理装置
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