JPH0549133A - 管路排水方法 - Google Patents

管路排水方法

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Publication number
JPH0549133A
JPH0549133A JP20447991A JP20447991A JPH0549133A JP H0549133 A JPH0549133 A JP H0549133A JP 20447991 A JP20447991 A JP 20447991A JP 20447991 A JP20447991 A JP 20447991A JP H0549133 A JPH0549133 A JP H0549133A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
spiral flow
coanda
line
duct
pipe
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP20447991A
Other languages
English (en)
Inventor
Kakuji Osumi
角治 大隅
Kiyoyuki Horii
清之 堀井
Toshiharu Hamaide
俊晴 浜出
Yukio Shimo
霜  幸雄
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Toa Kikai Kogyo Co Ltd
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Toa Kikai Kogyo Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Telegraph and Telephone Corp, Toa Kikai Kogyo Co Ltd filed Critical Nippon Telegraph and Telephone Corp
Priority to JP20447991A priority Critical patent/JPH0549133A/ja
Publication of JPH0549133A publication Critical patent/JPH0549133A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【構成】 コアンダスパイラルフロー生成装置3のコア
ンダスリット4より圧縮空気を導入し、生成したコアン
ダスパイラルフローにより管路1内の水除去を行う。 【効果】 高効率での管内水除去が可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、管路排水方法に関す
るものである。さらに詳しくは、この発明は、屈曲部を
有する200m以上にものぼる動力ケーブル用等の地下管
路であっても、簡便に高効率で通信ケーブル等の通線や
通線可能試験等のための管路排水を可能とする新しい処
理方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術とその課題】従来より、電力供給設備、オ
フィスビル、工場、通信施設等を連結する地下管路につ
いては、その管路内にケーブル等を通すことがしばしば
行われてきており、そのための通線手段も工夫、改良さ
れてきている。たとえばこれまでに知られているこれら
の通線手段としては、一般的にロージング工法と呼ばれ
る方法が採用されてきている。この方法は、管路内を排
水および清掃して誘導線を通線するために、割竹または
ビニールパイプの後に管路清掃用刷子と、通線するケー
ブルの約1.4 倍程度に相当するボビンを取付けて人力に
よって強制的に押し込み、管路内の水を除去し、土砂、
塵埃、水あか等のゴミを取除き、次いで、貫通したビニ
ールパイプの先端にロープ等を取り付けて引きもどし、
そのロープ等によって誘導した導線を強制的に通線する
ものである。
【0003】実際には、既設ケーブルなどに支障を及ぼ
さないためにも金ブラシ等は付けずにボビンだけによっ
て処理してもいる。しかしながら、このような方法にお
いては、人力による作業に依存しているため大変な労力
と時間がかかる。たとえばマンホールとマンホールの間
の約150〜300m程度の距離の130〜150mm径程度の動力ケ
ーブル用管内にこの従来のロージング工法を実施しよう
とすると、管内の水除去、清掃には最低5〜6名の作業
員と、約1時間程度の時間が必要となる。しかも、さら
に長距離の通線や、多くの屈曲部を有する管路において
は、特に排水は極めて困難となる。
【0004】この発明は、以上の通りの事情に鑑みてな
されたものであり、たとえば従来のロージング工法等に
おける管内排水方法の欠点を解消し、数多くの屈曲部を
有し、200m以上の管路であっても、簡便に高効率で管
内排水することのできる新しい方法を提供することを目
的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明は、上記の課題
を解決するものとして、コアンダスパイラルフロー生成
装置のコアンダスリットより圧縮空気を導入し、生成し
たコアンダスパイラルフローにより管路内の水除去を行
うことを特徴とする管路排水方法を提供する。この発明
の工法は、すでにこの発明の発明者が提案しているコア
ンダスパイラルフローによる流体運動を原理的特徴と
し、このコアンダスパイラルフローの特徴を利用して完
成させたものである。
【0006】すなわち、このコアンダスパイラルフロー
は、流体の流れる軸方向流とその周囲との速度差、密度
差が大きく、スティーパーな速度分布を示し、たとえば
乱れ度が乱流の0.2に対して0.09と半分以下の値を示
し、乱流とは異なる状態を形成するという特徴を有して
いる。このため、管軸に密度集中が生じ、しかも、軸方
向ベクトルと半径方向ベクトルとの合成によって特有の
スパイラル流を形成するという特徴がある。
【0007】そこでこの発明は、スパイラルフローが管
内流において管軸に収れんする流れであることを利用
し、このスパイラルフローによって高効率に管内の水除
去を行うための手段を提供することを本質的な特徴とし
ている。
【0008】
【実施例】図1は、この発明の方法を示した模式図であ
る。たとえばこの図1に示したように、ケーブルを通線
するため等の所定の地中埋設管等の管路(1)の端面
に、エアーによる防音タイプのフレキシブルホース等の
連結パイプ(2)を介して、またはこれを介することな
く、コアンダスパイラルフローユニット(3)を空気漏
れのないようにして接続する。このコアンダスパイラル
フローユニット(3)には、そのコアンダスリット
(4)を通して、管路(1)の方向に向けて、圧縮空気
供給手段(5)より圧縮空気を供給する。これによって
コアンダスパイラルフローを生成させ、管内の水除去、
さらには清掃を行う。
【0009】次いで、管路(1)内の水除去等の終了
後、コアンダスパイラルフローユニット(3)の吸引導
入口(6)に、所定の誘導線(7)、たとえばロープ
等、あるいはケーブルそのもの等を挿入する。誘導線
(7)の先端には特殊な傘状の空気受け装置を取り付け
ておいてもよいし、あるいは取り付けなくともよい。た
とえばこのケーブル誘導線(7)は、エアーによる防音
タイプのフレキシブルホース(2)および管路(1)内
をスパイラルフローによって自動搬送され、通線が高速
で進行する。
【0010】なお、前記圧縮空気供給手段(5)として
は、ボンベ、あるいはまた、エアーコンプレッサーを用
いることができる。たとえば以上の構成において、地中
埋設した管路(1)の端面にコアンダスパイラルフロー
ユニット(3)を接続し、このユニット(3)への圧縮
空気供給手段(5)、およびケーブル誘導線(7)やケ
ーブルそのものの供給手段を地上面に配設して通線のた
めのロージングを行なうこともできる。
【0011】コアンダスパイラルフローユニット(3)
については、様々な形状、構造が可能であるが、たとえ
ば図1に示したように、管路への接続口(8)と導線誘
導線(7)を導入する吸引導入口(6)との間に、環状
のコアンダスリット(4)と、その近傍の傾斜面
(9)、さらに圧縮気体の分配室(10)とを有する構
造を一つの典型例として示すことができる。
【0012】傾斜面(9)の角度は、たとえば5〜70
°程度とする。以上の通りの方法は、従来方法に比べて
極めて優れた有効性を示し、高効率な水除去を可能とす
る。また、この発明においては、長距離の管路の排水の
ために、管路出口にコアンダスパイラルフローユニット
の吸引導入口を接続してもよい。このユニットによって
スパイラルフローの持続、安定化がさらに図られる。
【0013】
【実施例】図2に示した通りの配管系(全長129m)
において、コーナー部には全て90°管を使用し、約9
0mの位置(A)に配置した図3の曲管部の排水を行っ
た。排水されるまでの時間を測定したところ、表1の結
果を得た。比較のために、コンプレッサからの圧縮空気
をそのまま送る方法も行った。
【0014】この発明の方法の場合には優れた成績が得
られた。
【0015】
【表1】
【0016】もちろん、この発明については、以上の例
に限定されることなく、様々な態様が可能であることは
いうまでもない。
【0017】
【発明の効果】以上詳しく説明した通り、この発明によ
って、高効率での管内排水が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の方法を例示した断面図である。
【図2】実施例としての配管図である。
【図3】曲管部の断面図である。
【符号の説明】 1 管 路 2 連結パイプ 3 コアンダスパイラルフローユニット 4 コアンダスリット 5 圧縮空気供給手段 6 吸引導入口 7 誘導線 8 接続口 9 傾斜面 10 分配室
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 堀井 清之 東京都目黒区上目黒5−8−15−501 (72)発明者 浜出 俊晴 東京都千代田区内幸町一丁目1番6号 日 本電信電話株式会社内 (72)発明者 霜 幸雄 東京都千代田区内幸町一丁目1番6号 日 本電信電話株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コアンダスパイラルフロー生成装置のコ
    アンダスリットより圧縮空気を導入し、生成したコアン
    ダスパイラルフローにより管路内の水除去を行うことを
    特徴とする管路排水方法。
JP20447991A 1991-08-14 1991-08-14 管路排水方法 Pending JPH0549133A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20447991A JPH0549133A (ja) 1991-08-14 1991-08-14 管路排水方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20447991A JPH0549133A (ja) 1991-08-14 1991-08-14 管路排水方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0549133A true JPH0549133A (ja) 1993-02-26

Family

ID=16491208

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP20447991A Pending JPH0549133A (ja) 1991-08-14 1991-08-14 管路排水方法

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JP (1) JPH0549133A (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63302920A (ja) * 1987-06-03 1988-12-09 Sumitomo Sekitan Kogyo Kk 浄化処理方法

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63302920A (ja) * 1987-06-03 1988-12-09 Sumitomo Sekitan Kogyo Kk 浄化処理方法

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