JPS63302253A - 電動温風機 - Google Patents

電動温風機

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JPS63302253A
JPS63302253A JP13749587A JP13749587A JPS63302253A JP S63302253 A JPS63302253 A JP S63302253A JP 13749587 A JP13749587 A JP 13749587A JP 13749587 A JP13749587 A JP 13749587A JP S63302253 A JPS63302253 A JP S63302253A
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JP
Japan
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rotor
motor
fan
air
stator
Prior art date
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Pending
Application number
JP13749587A
Other languages
English (en)
Inventor
Senji Oigawa
大井川 宣治
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  • Direct Air Heating By Heater Or Combustion Gas (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 イ、産業上の利用分野 本発明は電動温風機に関するもので、温風を利用する乾
燥機やヒーター、例えば衣類乾燥機、布団乾燥機、化学
あるいは生物用乾燥機、温風ヒーター、ハンドドライヤ
ー、ヘアドライヤー、食器洗浄機、電気コタツ、電気ス
トーブ、等に用いると有効である。
口、従来の技術 従来の温風発生装置は、例えばヘアドライヤーに見られ
るように送風手段と発熱部が別々であり、ファンを電動
機で回して風を発生させ、その風をニクロム線等の電気
抵抗体による発熱部を通過させて熱交換により温風に変
えている。
又、電動機冷却用のブロクを利用して電動機を冷却した
後の温風を自動車のバックウィンドの霜取りに利用した
もの(実開昭50−67532号公報)もある。
更に、最近開発されたものとして高温の絶縁特性をもつ
セラミック絶縁電線がある。
このセラミック絶縁電線の構造を第3図〜第5図に示す
第3図に示すものはフジサーモA(登録商標)と呼ばれ
、高温絶縁に優れたセラミック絶縁電線としての特性と
、巻線加工特性に優れた合成エナメル線としての特性を
兼ね備えた未焼成タイプのセラミック絶縁電線である。
これは巻線加工後高温で熱処理すると最外層の被膜は分
解消失し、内層の絶縁層は完全なセラミック絶縁物とな
る。
更に、導体の材料を選択することにより400〜800
°Cの温度範囲で使用できるが、この導体の材料として
は、アルミニウム・コンスタンクン、ニッケルメッキ銅
、銀、ニッケル・ステンレスクラツド銅、金・白金・白
金ロジウム等がある。
第4図に示すものはフジサーモM(登録商標)と呼ばれ
、可撓性に優れた未焼成タイプのセラミック絶縁電線で
ある。
これは巻線加工後500〜600°Cの比較的低い温度
で熱処理することにより、絶縁物が完全にセラミックス
化し、導体材料としてニッケル・ステンレスクラツド銅
・ニクロムや金・白金・白金ロジウムを選んだ場合には
600〜800°Cの高温で長時間使用できる。
第5図に示すものはフジサーモS(登録商標)と呼ばれ
、高温焼成済みの完全なセラミック絶縁物なので、機器
に組み込む際の熱処理は不要となる。導体材料にはニッ
ケル、ニッケルクラツド銅、インコネル、アルメル、ク
ロメル等が使用でき、通常400〜500°Cの高温で
使用可能である。
以上3種類のセラミック絶縁電線を示したが、これらの
セラミック絶縁電線は温度が上昇すると線抵抗が増大す
るという特製を持っている。
ハ8発明が解決しようとする問題点 しかし、従来の温風発生装置は、温風手段とは別個に電
気ヒーターなどの熱源を設けていたために、部品点数が
多くなってコスト高となったり、装置自体をコンパクト
にできないといつような問題があった。
又、電動機冷却用のブロクを利用して電動機を冷却した
後の温風を霜取りに利用したものは、動力源として用い
る電動機に必然的に発生する損失としての熱を霜取りに
有効に利用しているが、従来の電動機は熱を発生させる
ことを目的としておらず、損失としての熱はできるだけ
少ない方が望ましかった。従って、電動機の損失として
の熱ではそれほどの高熱を発生させることができず、又
、電動機冷却用の空気を少なくして発生する温風の温度
を上げようとした場合には、従来の電動機では温度上昇
により巻線が焼けてしまい電動機そのものがこわれてし
まうという問題があった。
更に、セラミック絶縁電線は高温耐熱を要求される分野
での利用が可能であるが、これを積極的に温風発生装置
に利用しようとする考えはなかった。
本発明は最近開発された前記セラミック絶縁電線に着目
し、このセラミック絶縁電線を動力発生手段を兼ねた熱
源として利用することにより上記従来の技術がもつ問題
を解決すると共に、セラミック絶縁電線がもつ特性を温
風発生に有効に生かすことを目的とする。
二6問題を解決するための手段 本発明は上記問題を解決するために次のような構成とし
た。
つまり、本発明の電動温風機は、セラミック絶縁電線を
巻線として用いた固定子および回転子からなる電動機と
、前記回転子の軸に取り付けられ前記固定子(および/
又は回転子)を冷却するための空気流を発生させるファ
ンと、前記電動機の一部と前記ファンを被い空気取入口
を有するケーシングとからなり、前記ケーシングは温風
吐出口を兼ねた前記電動機をケーシングの後壁の一部と
している。
ホ、実施例 次に本発明の実施例を図に基づいて説明する。
第1図は、本発明の一実施例を示す図である。
本発明の電動温風機に用いる電動機は、回転トルクより
も電動機で発生する熱を主体とした発熱電動機であり、
そのために電動機の固定子1および回転子2に巻かれた
巻線3.3゛に前述のセラミック7絶縁電線を用いてい
る。
巻線の巻かれる固定子lおよび回転子2のコア材は、通
常の電動機ではヒステソシス損や渦電流損による熱とし
ての損失をできるだけ少なくするために珪素鋼板を用い
ているが、本発明のものでは発熱性を上げるためにコア
材として普通鉄板を用いている。
又、本発明の発熱電動機は通常の電動機巻線より太いセ
ラミック絶縁電線を通常の巻線回数より少なく巻いてお
り、電動機としての回転力よりも電動機で発生する熱に
重点をおいているので、温風発生に適している。
更に、この発熱電動機は巻線としてセラミック絶縁電線
を用いているので、巻線の温度が上昇すれば絶縁抵抗が
大きくなり、巻線に流れる電流を自動的に減少させるの
で、消費電力を低下させると共に過度に温度が上昇する
のを防ぐことができる。
前記回転子2の軸5は軸受6.6゛により回転自在に支
持され、該軸5にはファン4が取り付けられている。フ
ァン4は使用条件を考慮して各種ファンを用いることが
できるが、この実施例では中央部に空気取入口を持ち半
径方向に空気流を送るラジアルファンを用いており、フ
ァンの羽根は背板4″を介して軸5に取り付けられてい
る。
前記電動機の一部と前記ファン4を披うケーシング7は
、取付板9、lOを介して電動機の固定子lを固定する
ことにより、前記電動機をケーシングの後壁7′の一部
とすると共に前記電動機を温風吐出口として用いている
又、前記ケーシング7前壁7″は前記ファン4の中央部
と対向する位置に軸受6′を固定すると共に、その軸受
のまわりにはファン4の中央部の空気取入口と対向して
放射状に複数個の原形の空気取入口8を設けている。
更に、前記取付板IOはケーシングの内方へ延長され、
この取付板IOを介して前記電動機とファン4との間に
位置する軸受6をケーシングの後壁7゛に固定すると共
に、前記取付板10の軸受6のまわりには放射状に複数
個の扇形の空気吐出口開口11を設けている。
なお、第1図に示す実施例では固定子および回転子に巻
線を持つタイプの電動機(例えば、整流子モータ)を示
したが、必ずしもこのタイプの電動機にこだわる必要は
なく、篭形誘導電動機のように回転子側に巻線を持たな
いタイプの電動機であってもよいし、あるいは固定子側
が永久磁石で回転子側に巻線を持つタイプの電動機であ
ってもよい。
又、巻線の巻かれた固定子あるいは回転子を効率よく冷
却するために、固定子あるいは回転子の巻線のまわりの
コア材には空気の流れをよくするための隙間あるいは通
路を設けておく。
次に、この実施例に基づいて本発明の作用を述べる。
電動機の巻線を外部電源に通電すると、回転子2が回る
と共に巻線の巻かれた固定子lおよび回転子2は発熱す
る。
回転子2の回転力によってファン4が回されると空気流
が発生し、空気取入口8から吸入された空気は第1図の
矢印で示すように取付板10の空気吐出開口11を通っ
て固定子lや回転子2の隙間に流れ込み、固定子lや回
転子2を冷却すると共に空気自身は熱せられて温風とな
って電動機から流出する。
以上、本発明を実施例に基づいて説明したが、本発明は
この実施例にこだわることなく本発明の技術思想をベー
スにして応用が可能である。
へ1発明の効果 本発明は、セラミック絶縁電線を動力発生手段を兼ねた
熱源として利用したため、従来発熱手段と送風手段とが
別個であったものが一つですむようになり部品点数が減
る。従って、コストを下げることができると共に装置も
コンパクトにできる。
又、本発明では電動機の巻線としてセラミック絶縁電線
を用いたた、め、電動機で積極的に熱を発生させても従
来の電動機のように巻線が焼けるというようなことはな
く、更にこのセラミック絶縁電線は巻線の温度が上昇す
ると線抵抗が太きくなリ、巻線に流れる電流を自動的に
紘少させるので、消費電力を低下させると共に過度に温
度が上昇するのを防ぐことができる。
又、本発明では電動機自身がケーシングの一部を構成す
ると共に温風吐出口も兼ねているので、よりいっそうコ
ンパクトな電動温風機を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す縦断正面図、第2図〜
第4図はセラミック絶縁電線の構造を示す図である。 ■・・・固定子、2・・・回転子、3・・・固定子巻線
、3′ノ゛・・・回転子巻線、4・・・ファン、4゛・
・・背板、5・・・回転子の軸、6.6゛・・・軸受、
7・・・ケーシング、7゛・・・ケーシングの後壁、7
″・・・ケーシングの前壁、8・・・空気取入口、9.
10・・・取付板、11・・・空気吐出開口、

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)セラミック絶縁電線を巻線として用いた固定子お
    よび回転子からなる電動機と、前記回転子の軸に取り付
    けられ前記固定子(および/又は回転子)を冷却するた
    めの空気流を発生させるファンと、前記電動機の一部と
    前記ファンを被い空気取入口を有するケーシングとから
    なり、前記ケーシングは温風吐出口を兼ねた前記電動機
    をケーシングの後壁の一部としていることを特徴とする
    電動温風機。
  2. (2)前記固定子(および/又は回転子)のコア材とし
    て普通鉄板を用いた特許請求の範囲第1項記載の電動温
    風機。
  3. (3)前記ケーシングは、前記ファンの中央部と対向す
    る位置に前記回転子の軸を支承する軸受および前記空気
    取入口を有している特許請求の範囲第1項もしくは第2
    項記載の電動温風機。
JP13749587A 1987-05-30 1987-05-30 電動温風機 Pending JPS63302253A (ja)

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JP13749587A JPS63302253A (ja) 1987-05-30 1987-05-30 電動温風機

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105025765A (zh) * 2013-02-13 2015-11-04 福优斯2013有限公司 干手器

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105025765A (zh) * 2013-02-13 2015-11-04 福优斯2013有限公司 干手器
EP2957205A4 (en) * 2013-02-13 2016-11-16 Ffuuss 2013 S L HAND DRYER

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