JPS63301332A

JPS63301332A - ジョブ実行方式

Info

Publication number: JPS63301332A
Application number: JP13841387A
Authority: JP
Inventors: Yasuo Takeiri; 竹入　保郎
Original assignee: NEC Corp
Current assignee: NEC Corp
Priority date: 1987-06-02
Filing date: 1987-06-02
Publication date: 1988-12-08

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔産業上の利用分野〕本発明はジョブ実行方式に関し、特に電子計算機システ
ムにおいて複数のジョブを効率よく並列的に処理するジ
ョブ実行方式に関する。

〔従来の技術〕

従来、この種のジョブ実行方式には、複数のジョブを複
数のタスクで分担して実行するマルチタスク方式がある
。

〔発明が解決しようとする問題点〕

上述した従来のマルチタスク方式では、各々のジョブを
１つのユーザタスクと各々のジョブ間で共通に利用され
る複数のシステムタスクとにより実行していくが、各シ
ステムタスクの混み具合を考慮せずにジョブを実行しよ
うとするので、特定のシステムタスクがネックとなって
電子計算機システム全体のスループントが向上しない場
合があるという欠点がある。

本発明の目的は、上述の点に鑑み、ジョブを構成する各
処理の実行手段毎に設けた受付はキューの状況を調べて
比較的空いている、すなわち負荷の軽い実行手段を利用
しようとするジョブを優先して実行させることにより、
電子計算機システム全体のスループットを向上させるこ
とのできるジョブ実行方式を提供することにある。

〔問題点を解決するための手段〕

本発明のジョブ実行方式は、実行する各々のジョブがよ
り小さな複数の処理から構成され前記複数の処理をそれ
ぞれ実行する複数の実行手段を有する電子計算機システ
ムにおいて、前記実行手段毎に処理の実行要求を受け付
けて実行要求事象および実行要求事象の数を保持するキ
ューイング手段と、このキューイング手段毎に受け付け
られて保持されている実行要求事象の数を保持して管理
するキューイング状況測定手段を含みこのキューイング
状況測定手段を参照して保持している実行要求事象の数
が比較的少ない前記実行手段に対応する前記処理を実行
しようとするジョブを先行しつつ複数のジップを同時に
実行させるように制御する制御手段とを有する。

〔作用〕

本発明のジョブ実行方式では、キューイング手段が実行
手段毎に処理の実行要求を受け付けて実行要求事象およ
び実行要求事象の数を保持し、制御手段がキューイング
手段毎に受け付けられて保持されている実行要求事象の
数を保持して管理するキューイング状況測定手段を含み
キューイング状況測定手段を参照して保持している実行
要求事象の数が比較的少ない実行手段に対応する処理を
実行しようとするジョブを先行しつつ複数のジョブを同
時に実行させるように制御する。

（実施例〕次に、本発明について図面を参照して詳細に説明する。

第１図は、本発明の一実施例のジョブ実行方式が適用さ
れた電子計算機システムの構成を示すブロック図である
。この電子計算機システムは、制？ｉ１手段１と、複数
の実行手段２ａ＋　２ｂ、　２ｃ、・・・とから、その
主要部が構成されている。

制御手段１は、キューイング状況測定手段１０を含んで
構成されている。

各実行手段２ａ、　２ｂ、　２ｃ、　・”は、処理ａ、
ｂ、ｃ。

・・・（第３図参照）をそれぞれ実行するものであり、
キューイング手段２０ａ、２０ｂ＋２０ｃ、・・・をそ
れぞれ含んで構成されている。

第２図を参照すると、例えば処理ａを実行する実行手段
２ａが有するキューイング手段２０ａは、受付はキュー
２１ａと、カウンタ２２ａとを含んで構成されている。

受付はキュー２１ａには、処理ａの実行を要求する実行
要求事象が登録される。カウンタ２２ａには、受付はキ
ュー２１ａに登録されている実行要求事象の数がセット
される。他の処理す。

Ｃ２・・・をそれぞれ実行する実行手段２ｂ、　２ｃ、
・・・が有するキューイング手段２ｂ、　２ｃ、・・・
も同様に構成されている。

第３図を参照すると、キューイング状況測定手段１０は
、複数のジョブ管理テーブルＩＩＡ、ＩＩＢ。

・・・と、カウンタ管理テーブル１２とを含んで構成さ
れている。

各ジョブ管理テーブルＩＩＡ、ＩＩＢ、・・・には、そ
れぞれが管理するジョブＡ、Ｂ、・・・を構成する複数
の処理ａ、　　ｂ、　　ｃ、・・・の処理名と、各処理
ａ。

ｂ、ｃ、・・・の間に保証すべき実行順序と、各処理ａ
、ｂ、ｃ、・・・の実行状態とが保持される。例えば、
ジョブ管理テーブルＩＩＡが管理するジョブＡは処理ａ
％ｅで構成され、実行順序は、最初が処理ａで、２番目
が処理す、　　ｃおよびｄで処理す。

Ｃおよびｄの間の実行順序は任意であり、最後が処理ｅ
である。全ての処理ａ　”−ｅの実行状態は、実行要求
前は未実行、実行要求が受け付けられたときには実行中
、実行されたならば実行済と表示される。同様に、例え
ば、ジョブ管理テーブル１１Ｂが管理するジョブＢは処
理ａ、ｂ、ｃおよびｅで構成され、実行順序は最初が処
理ａ、ｂおよびＣで、処理ａ、ｂおよびＣの間の実行順
序は任意であり、最後が処理ｅである。全ての処理ａ、
　　ｂ。

Ｃおよびｅの実行状態は、実行要求前は未実行、実行要
求が受け付けられたときには実行中、実行されたならば
実行済と表示される。

カウンタ管理テーブル１２は、各処理ａ、ｂ、ｃ。

・・・対応に実行手段２ａ、　２ｂ、　２ｃ、・・・毎
に設けられたカウンタ２２ａ、２２ｂ、、２２ｃ、・・
・の最新状態を常に保持して管理している。

次に、このように構成された本実施例のジョブ実行方式
の動作について説明する。

まず、制御手段１は、電子計算機システムに投入された
ジョブＡ、　Ｂ、・・・毎にジョブ管理テーブルＩＩＡ
、ＩＩＢ、・・・を作成する。ここでは、第３図に示す
ようなジョブ管理テーブルＩＩＡ、ＩＩＢ、・・・が作
成されたものとする。

次に、制御手段１は、カウンタ管理テーブル１２を調べ
、カウンタの値が最も小さい処理を選び出す。もし、複
数のカウンタの値が同じ値を示しているならば、若いエ
ントリに登録されている処理が選ばれる。例えば、第３
図の場合には、全てのカウンタ２２ａ、　２２ｂ、　２
２ｃ、・・・の値が０なので、制御手段１は、最も若い
エントリに登録されている処理ａを選択する。

次に、制御手段１は、ジョブ管理テーブル１１Ａ。

１１Ｂ、・・・を調べ、処理ａが未実行であるジップを
探し出し、探し出したジョブの処理ａの実行を実行手段
２ａに要求する。例えば、第３図の場合には、処理ａを
有するジョブＡおよびＢともに全ての処理の実行状態が
未実行と表示され、実行順序は処理ａが最初となってい
るので、最初のジョブ管理テーブルＩＩＡが管理するジ
ョブＡを選択して、ジョブＡを構成する処理ａの実行を
実行手段２ａに要求する。

処理ａの実行を要求された実行手段２ａは、受付はキュ
ー２１ａに実行要求事象としてジョブＡを構成する処理
ａを実行するという事象を登録する。

次に、実行手段２ａは、受付はキュー２１ａに実行要求
事象が１つ登録されたことにより、カウンタ２２ａの値
を１つ加算して、制御手段１にカウンタ２２ａの値を通
知する。ここでは、処理ａのカウンタ２２ａの値１を通
知する。

制御手段１は、カウンタ管理テーブル１２に実行手段２
ａから通知された処理ａのカウンタ２２ａの値ｌをセン
トし、ジョブ管理テーブルＩＩＡの処理ａの実行状態の
表示を実行中に変更して、処理ａの実行要求処理を終了
する。

処理ａの実行要求処理が終了すると、制御手段１は、カ
ウンタ管理テーブル１２を調べ、カウンタの値が小さく
エントリが若い次の処理を選択する。

ここでは、カウンタの値が最も小さい、すなわち０であ
るカウンタ２２ｂ、２２ｃ、・・・のうちで最もエント
リが若い処理すを選択する。

次に、制御手段１は、ジョブ管理テーブル１１Ａ。

１１Ｂ、・・・を調べるが、ジョブＡについては先行す
べき処理ａがまだ実行中なのでスキツプする。ジョブＢ
に対応するジョブ管理テーブルＩＩＢには処理すの実行
順序が最初と表示されているので、制御手段１は、ここ
ではジョブＢを選択し、実行手段２ｂに対してジョブＡ
の場合と同様に処理すの実行を要求する。

実行手段２ｂは、制御手段１からのジョブＢを構成する
処理すの実行要求を受け付け、ジョブＢを構成する処理
すを実行するという実行要求事象を受付はキュー２１ｂ
に登録し、カウンタ２２ｂの値を１つ加算して、制御手
段１に処理すのカウンタ２２ｂの値を通知する。この場
合は、カウンタ２２ｂの値１を通知する。

制御手段１は、カウンタ管理テーブル１２に処理すのカ
ウンタ２２ｂの値ｌをセントし、ジョブ管理テーブルＩ
ＩＢの処理すの実行状態の表示を実行中に変更して、処
理すの実行要求処理を終了する。

以下同様にして、制御手段１は、カウンタ管理テーブル
１２上の各処理ａ、ｂ、ｃ、・・・のそれぞれのカウン
タ２２ａ、２２ｂ、２２ｃ、・・・の値に基づいて次々
とジョブＡ、Ｂ、・・・の処理ａ、ｂ、ｃ、・・・の実
行を実行手段２ａ、　２ｂ、　２ｃ・・・に要求する。

一方、例えば実行手段２ａは、制御手段１から要求され
た処理ａの実行を１つ終了すると、受付はキュー２１ａ
から対応する実行要求事象を取り外し、カウンタ２２ａ
の値を１つ減じて、制御手段１に対して処理ａの実行が
１つ終了したことを通知する。

制御手段１は、実行手段２ａからの処理ａの実行が１つ
終了したとの通知により、カウンタ管理テーブル１２の
処理ａのカウンタ２２ａの値を１つ減じて、対応する例
えばジョブＡを管理するジョブ管環テーブルＩＩＡの対
応する処理ａの実行状態の表示を実行中から実行済に変
更する。

以下同様にして、各実行手段２ａ、　２ｂ、　２ｃ、・
・・が処理ａ、ｂ、　　ｃ、・・・の実行を１つ終了す
る毎に、各処理ａ、ｂ、ｃ、・・・に対応するジョブ管
理テーブルＩＩＡ、ＩＩＢ、・・・の処理ａ、ｂ、ｃ、
・・・の実行状態の表示が実行中から実行済に変更され
る。

さらに、制御手段ｌは、ジップ管理テーブル１１Ａ、　
ＩＩＢ、・・・のうちでジョブＡ、　Ｂ、・・・を構成
する全ての処理ａ、ｂ、ｃ、・・・の実行状態の表示が
実行済になったジョブ管理テーブルＩＩＡ、ＩＩＢ。

・・・を消去する。

〔発明の効果〕

以上説明したように本発明は、ジョブを構成するより小
さな処理を実行する実行手段の負荷状況を調べて比較的
空いている実行手段を利用しようとするジョブを先行し
つつ複数のジョブを実行させるようにしたことにより、
電子計算機システム全体のスループットを向上させるこ
とができる効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例のジョブ実行方式が適用され
た電子計算機システムの構成を示すブロック図、第２図は第１図中のキューイング手段の構成を示す図、第３図は第１図中のキューイング状況測定手段の構成を
示す図である。図において、１・・・・・・・制御手段、２ａ、　２ｂ、　２ｃ　・・・実行手段、１０・・・・
・・・キューイング状況測定手段、１１Ａ、　ＩＩＢ・
・・ジョブ管理テーブル、１２・・・・・・・カウンタ
管理テーブル、２０ａ、２０ｂ、２０ｃ　・−キューイ
ング手段、２１ａ　　・・・・・・受付はキュー、２２
ａ　　・・・・・・カウンタ、ａ　”−ｅ・・・・・処理名である。

Claims

【特許請求の範囲】実行する各々のジョブがより小さな複数の処理から構成
され前記複数の処理をそれぞれ実行する複数の実行手段
を有する電子計算機システムにおいて、前記実行手段毎に処理の実行要求を受け付けて実行要求
事象および実行要求事象の数を保持するキューイング手
段と、このキューイング手段毎に受け付けられて保持されてい
る実行要求事象の数を保持して管理するキューイング状
況測定手段を含みこのキューイング状況測定手段を参照
して保持している実行要求事象の数が比較的少ない前記
実行手段に対応する前記処理を実行しようとするジョブ
を先行しつつ複数のジョブを同時に実行させるように制
御する制御手段と、を有することを特徴とするジョブ実行方式。