JPS6330102Y2 - - Google Patents

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JPS6330102Y2
JPS6330102Y2 JP1983144623U JP14462383U JPS6330102Y2 JP S6330102 Y2 JPS6330102 Y2 JP S6330102Y2 JP 1983144623 U JP1983144623 U JP 1983144623U JP 14462383 U JP14462383 U JP 14462383U JP S6330102 Y2 JPS6330102 Y2 JP S6330102Y2
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JP
Japan
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movable contact
contact blade
protective cover
arc extinguishing
extinguishing chamber
Prior art date
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JP1983144623U
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JPS6051850U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 この考案は露出形開閉器において可動接触刃に
取着される汚損防止用の保護カバーに関するもの
である。
従来技術 一般に露出形開閉器においては投入開放駆動さ
れる可動接触刃は外部に露出されるようになつて
いるが特に開閉器を常開点で使用した場合には接
触刃は常時大気に晒される。そのため塵、埃等が
接触刃に付着したり可動接触刃の接触部に酸化被
膜ができ、開閉器を投入した際に接触不良等が起
こり性能上に支障を来たす虞があつた。
考案の目的 この考案は前記問題点に着目してなされたもの
であつて開閉器を常開点で使用した場合にも塵、
埃等が付着せず、又、可動接触刃の接触部酸化現
象も軽減できる可動接触刃の保護カバーを提供す
ることを目的とする。
考案の構成 この考案の保護カバーは開閉器の可動接触刃の
外面に対して遊挿されるように筒状に形成され、
可動接触刃の開放時にはその可動接触刃の接触部
を覆い可動接触刃に設けた係合部に対し離脱可能
に弾性的に係合するとともに可動接触刃が投入さ
れた際には可動接触刃に押圧されて消弧室の係合
部に対し離脱不能に係合する係合片が設けられ、
全体は消弧室内のカバー用収納部に対し挿入係止
可能に設けられたものである。
実施例 以下この考案を具体化した第一実施例を第1図
から第8図に従つて説明する。
図面中1は開閉器の全体を示し、2は開閉器の
上部機枠1aから吊り下げ支持された本体碍子で
あつて、下部を開放して開口部3が形成されてい
る。4は前記本体碍子2の内頂部に上部が埋設固
定された支持金具、5は同支持金具4に対し固定
電極6とともに一端部がビス7着された導電板で
あつて、もう一端が開口部3より本体碍子2外部
に導出され、その端部に外部電線の接続端子8が
設けられている。前記固定電極6は後記する可動
接触刃17を挾入接触し得るようになつている。
9は前記本体碍子2の内部において前記導電板
5にビス10着された消弧室であつて、上下に開
放する可動接触刃挿通用の細隙孔11が形成され
るとともに第4図及び第5図に示すように細隙孔
11の両内側壁中央には係止段部12が形成さ
れ、細隙孔11の下半分は保護カバー収納部13
が形成されている。
同保護カバー収納部13において消弧室9の内
側壁には互いに相対する係合孔14が透設され、
又消弧室9の下端周縁には全周に亘つてフランジ
部15が形成されている。第1図に示す16は前
記消弧室9のフランジ部15に支持され、本体碍
子2の開口部3を覆うようにしたゴム、樹脂等よ
りなるカバーであつて、前記本体碍子内部への塵
埃等の侵入を防止し得るようになつている。
17は駆動機構(図示しない)により上下動可
能に駆動される可動碍子18の先端に設けられた
可動接触刃であつて、前記固定電極6に対し消弧
室9を介して投入開放されるようになつている。
同可動接触刃17の上部に設けた接触部17aに
は係合部としての透孔19が透設されている。
20は前記可動接触刃17の接触部17aを覆
うように嵌脱可能に遊挿された保護カバーであつ
て、四角筒状に形成されている。同保護カバー2
0は対応する両側部にその中央から下端にかけて
窓20aが設けられるとともに同窓20a下端か
らは前記可動接触刃17の透孔19に対して弾性
的に係入可能な一対の係合片21が内方へ斜状に
突設されている。同保護カバー20は前記係合片
21が可動接触刃17の透孔19に対して第2図
のように係入することにより取着されている。
22は同係合片21の先端部外面に設けた半球
状の係入部であつて、第3図のように可動接触刃
17の投入時に保護カバー20が係止段部12に
当接した際、可動接触刃17に係合片21が外方
に押圧されて同係入部22が前記消弧室9の係合
孔14に係入して保護カバー20の落下を防止す
るようになつている。なお第8図に示す20bは
保護カバー20の互いに対応する各側壁内面にそ
れぞれ設けた一対の突条であつて、上下方向に延
出され、前記可動接触刃17と摺接可能になつて
いる。
さて以上のように構成された保護カバーの作用
を説明する。
第2図のように可動接触刃17が開放されてい
る際には保護カバー20によりその接触部17a
が覆われている。
この状態から可動碍子18を介して投入される
と可動接触刃17が消弧室9の細隙孔11に挿通
され、やがて保護カバー20の上端が係止段部1
2下面に係止されて保護カバー収納部13に収納
されるとともに係合片21の係入部22が消弧室
9の係合孔14に対応する。なおも可動接触刃1
7が投入駆動されると、保護カバー20は係止段
部12に係止されてそれ以上は上動されないため
上動する可動接触刃17の側面により係合片21
がその弾性力に抗して外方に押圧され、その結果
係入部22が消弧室9の係合孔14内に係入され
保護カバー20の落下を防止する。その後、可動
接触刃17は固定電極6に対し挾入接触され投入
が完了される(第3図参照)。
次に第3図の状態から可動接触刃17を開放す
るには可動碍子18を介して前記とは逆方向に開
放駆動する。すると、可動接触刃17は固定電極
6から離間するが、可動接触刃17の透孔19が
係合片21の先端部に対応すると係合片21が自
身の弾性力により同透孔19内に係入される。そ
して、透孔19の上面にて係合片21が下方に押
圧されることにより可動接触刃17とともに保護
カバー20は下動され消弧室9の保護カバー収納
部13から離脱して開放状態になる。
以上のように構成された保護カバー20は開閉
器1が常開点で使用されても開放状態の可動接触
刃17はその接触部17aが保護カバー20によ
つて覆われているため塵埃等が付着することなく
又酸化現象も軽減することができる。
次に第二実施例を第9図及び第10図に従つて
説明する。
この実施例においては前記第一実施例中、保護
カバー20の両側壁上部に一対の蓋部材23を一
体に形成するとともに弾性を持たせ常に第9図に
示すように互いにその上端縁が当接して保護カバ
ー20の上部を開閉可能に閉鎖しているところが
異なつている。なお、この保護カバー20を使用
する場合には消弧室9の係止段部12上部には保
護カバー20の蓋部材23を収納する収納凹部2
4を形成するものとする。又、この実施例では前
記実施例の消弧室9の係合孔14の代わりに係合
片21の係入部22を係入可能な係合部としての
係止凹部25が設けられている。
従つてこの保護カバー20においては開閉器1
を投入した際には可動接触刃17は保護カバー2
0が係止段部12に係止された際に閉成している
蓋部材23を上方に開放しながら固定電極6に対
して投入動作され、又開放時には下動接触刃17
が可動されて蓋部材23の下方に位置する際に蓋
部材23は自身の弾性力により保護カバー20の
上部を閉成復帰する。
この保護カバー20においては蓋部材23が開
閉器1の開放時には可動接触刃17の接触部17
a全体を覆うことになるため前記第一実施例より
もさらに塵埃等の付着を軽減することができるば
かりでなく酸化腐蝕の防止を図ることもできる。
考案の効果 以上詳述したようにこの考案は開閉器の固定電
極に対し消弧室を介して投入開放される可動接触
刃を備えた開閉器において、可動接触刃の外面に
対して遊挿されるように筒状に形成され、前記可
動接触刃の開放時にはその可動接触部を覆い、可
動接触刃に設けた係合部に対し離脱可能に弾性的
に係合するとともに可動接触刃が投入された際に
は可動接触刃に押圧されて消弧室の係合部に対し
係合する係合片が設けられ、全体は消弧室内のカ
バー用収納部に対し挿入係止可能に設けられたこ
とにより開閉器を常開点で使用した場合にも塵、
埃等の付着を防止でき又酸化現象も軽減すること
ができる優れた効果を奏し産業利用上優れた考案
である。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案を具体化した第一実施例の開
閉器の投入状態を示す正断面図、第2図は開放状
態の可動接触刃に取着した状態の保護カバーの要
部側断面図、第3図は投入状態における保護カバ
ーと消弧室の係合関係を示す要部側断面図、第4
図は消弧室の側断面図、第5図は同じく消弧室の
正断面図、第6図は保護カバーの斜視図、第7図
は同じく保護カバーの切欠き断面図、第8図は消
弧室の底面図、第9図は第二実施例の保護カバー
を開放状態の可動接触刃に取着した状態の側断面
図、第10図は同じく投入状態を示す要部側断面
図である。 1……開閉器、2……本体碍子、6……固定電
極、9……消弧室、11……細隙孔、12……係
止段部、13……保護カバー収納部、14……係
合孔、17……可動接触刃、17a……接触部、
19……透孔、20……保護カバー、21……係
合片、22……係入部、23……蓋部材。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 開閉器の固定電極に対し消弧室を介して投入
    開放される可動接触刃を備えた開閉器におい
    て、可動接触刃の外面に対して遊挿されるよう
    に筒状に形成され、前記可動接触刃の開放時に
    はその可動接触部を覆い、可動接触刃に設けた
    係合部に対し離脱可能に弾性的に係合するとと
    もに可動接触刃が投入された際には可動接触刃
    に押圧されて消弧室の係合部に対し係合する係
    合片が設けられ、全体は消弧室内のカバー用収
    納部に対し挿入係止可能に設けられたことを特
    徴とする開閉器における可動接触刃の保護カバ
    ー。 2 係合片は断面四角筒状に形成されたカバー本
    体の対応する両側壁に対しカバー本体の内外方
    向に対し移動可能に設けられたものであり、可
    動接触刃の係合部は同係合片の係入を許容する
    透孔である実用新案登録請求の範囲第1項に記
    載の開閉器における可動接触刃の保護カバー。 3 消弧室の係合部は前記係合片の係入を許容す
    る係止孔である実用新案登録請求の範囲第1項
    又は第2項に記載の開閉器における可動接触刃
    の保護カバー。 4 消弧室の係合部は前記係合片の係入を許容す
    る係止凹部である実用新案登録請求の範囲第1
    項又は第2項に記載の開閉器における可動接触
    刃の保護カバー。 5 保護カバーの先端には可動接触刃の先端部を
    覆う蓋部材が開閉自在に設けられたことを特徴
    とする実用新案登録請求の範囲第1項〜第4項
    のうちいずれかに記載の開閉器における可動接
    触刃の保護カバー。
JP1983144623U 1983-09-19 1983-09-19 開閉器における可動接触刃の保護カバ− Granted JPS6051850U (ja)

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JPS6051850U JPS6051850U (ja) 1985-04-11
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