JPS63300704A - 耳たぶへのピアス撃込装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本発明は握り付きの銃身を有する、耳たぶへのピアス撃
込装置であって、銃身内には解放レバーによって解放可
能なばねに抗して引っ張ることができる箭が配設され、
更に保持装置を設け、該保持装置にはこれに当接して銃
身端の前にピアスを、また、このピアスと間隔をおいて
同列に鎖錠部を配置可能であり、保持装置はピアス及び
鎖錠部を支持する保持部を可脱固定するだめの固定手段
を具備する、耳たぶへのピアス撃込装置に関する。

［従来の技術］ このような形式の装置は例えば米国特許４　０２０８４
８号により公知である。この装置の場合、従来利用され
てきた別の装置と同様に、ピアス及び鎖錠部用の保持装
置は撃ち込み装置と一体の部品である。その場合、ピア
ス及び鎖錠部は部分的には既に殺菌して包装されるが、
これらの部品を包装から取り出す際、及び撃込装置の保
持装置に挿入する際には、相当の手動操作が必要であり
、その結果、その時点で既にピアス及び鎖錠部に細菌が
付着することがあり、したがって、勿論、耳孔の開いた
傷口に直接到達してしばしば炎症を起こし、時にはより
重い病気の原因となる場合がある。

それよりもずっと大きな危険は勿論、保持装置が穴をあ
ける耳たぶに直接当たるので、穴あけの際に場合により
出血すると、血と直接的に接触するという状態にある。

このことも又、細菌学的な観点から、肝炎その他が感染
する危険があるので好ましくない。しかし何よりも最新
の知識に鑑み、免疫不全症候群エイズの感染を最も危険
な原因とみなければならない。何故ならば、これらの一
連の危険は当該形式の装置を使用する際の目的と密接に
関連しているからである。

米国特許第４０３０５０７号ににす、ピアスと鎖錠部を
別個の保持装置内に収納し、それぞれをそのつど別個に
包装から取り出し、撃ち込み装置に装填する方法が公知
である。この場合、これらの部品の耳たぶ側の部位が指
に接触する危険が極めて大きい。更に、その後使用され
る保持部は何度も利用されるので、適正に取り扱わない
とピアスをあらかじめ殺菌して保存、処理しないまま耳
たぶ−に撃し込む場合がある。最後に公知の装置の場合
、撃ち込み動作を行う際に、装置のピアス部分を担持す
る部位を耳たぶに当て、次にこの部位に対して移動可能
な部位を手動的に直線的に動かしてピアスを耳たぶに押
し込まなければならない。従って、正確に目標と定める
ことができず、このような手順はピアスを埋め込む人に
も、操作する人にも煩わしいものに感じられる。

［発明が解決しようとする課題］ 従って本発明の目的は、簡単でスムーズな手順によって
強い衛生上の基準に合致し、同時に正確に目標を定める
ことができ、痛くないようにピアスを撃ち込むことがで
きる冒頭に述べた種類の装置を製造することである。

１−課題を解決するための手段］ この目的は、鎖錠部及びピアスの耳たぶ側の面が包装か
らの取り出し及び該装置への装着の際に相互に極めてわ
ずかな間隔しかないように装着可能かつ相互に移動可能
である保持部上に鎖錠部及びピアスが配置されているの
で、前記面は接触不能であり、しかし該装置に装着後は
そのつどの耳たぶの厚ざに応じて選択自在な間隔に調整
可能である本発明の構成により達成される。

［作用及び効果］ このような構成によって、着脱可能な保持部を使い捨て
品として形成可能であり、それによって、穴を空けられ
る耳たぶと接触する部位は確実に一度だけしか使用され
ない。このようにして、例えば宝石商のような医学的教
育を受けていない補助人によって装置が操作される場合
でも、特別な処置をする必要なく完全に衛生的な状態が
保証される。当該保持部は、ピアス及び鎖錠部にとって
はいずれにしても必要である包装部品として形成可能で
あるので、これらの装飾品を取り扱う人が極めてわずか
に触れるだけで包装から取り出すことが可能である。そ
のため、手に（；１着している細菌が付かないという利
点の他に、公知の保持装置内にこれらの装飾品を配置す
るという煩わしさがなくなる。

特に、ピアス部及び鎖錠部の耳たぶ側の面は、殺菌包装
されたこれらの部品の装着の際に、相互に狭い間隔にあ
るので接触されることがない。本装置への装着が終わっ
た時点で両保持部は互いに引き離され、−鎖錠部とピア
スの間隔は穴をあけられる耳たぶの厚さに合わせること
ができる。

１つの保持部に対する別の保持部の間隔は、ばね式の引
き金の形式の握り部によって好適に変えることが可能で
ある。

さらに、好適に、握り部と銃身部は握り及び銃身に対し
て移動可能に支承されている。それによって引張りのた
めの比較的面積の広い握り部を利用できるので、引張り
手順は女性にでも簡単に行うことが可能である。

銃身部は縦方向へ移動可能であるので、鎖錠部の保持部
用の固定装置を銃身部に配設することが可能である。こ
れによって保持部の取り付は用に相互にの間隔を比較的
大きくとれるので、スムーズで簡便な操作が可能である
。

ピアス用の保持部には好適に、銃身端の対応するレール
と係合し、銃身の縦方向への移動を阻止するための横溝
を設けることができる。

更に好適に、ピアス用の保持部はピアスと当接する弾性
保持脚゛を具備しており、この保持脚は保管、輸送及び
装着中はピアスを固定するが、ピアスを撃ち込む際は弾
力性の限度を越えて変形され且つ破られる。これによっ
て、ピアスは正確に定めた発射ポイントをとることかで
き、しかも簡単かつ正確に保持部から解放されることが
できる。

他方、」−記構成によって、正しくない、衛生上の基準
に合致しなくなる保持部の多数回使用を避けることも可
能になる。

ピアス用及び（又は）鎖錠部用の保持部はプラスチック
、とりわけセルロースアセデートで製造することがとく
に有効である３、これにより」１記部品はコストが安い
使い捨て品として形成することができる。透明な材料を
使用することによってさらに、ピアスを撃ち込む前に正
確に位置決めをすることが可能である。

箭の前端部は本発明の更なる特徴に基づきゴム状物で形
成することが可能である。このゴム状物の前端はピアス
用の保持部に嵌入し、ピアスを正確に押し出す。

箭は、移動ｉ１Ｊ能な握り部または銃身部と連結された
ばね式の引張り柱と係合するための第１の環状肩面を備
えることが１１Ｔ能である。

箭は更に握り側の止め柱と係合するための第２の環状肩
面を備えることができる。引張り柱は握り部または銃身
部の引張りの際に箭と連動し、最終位置で止め柱と係合
する。この位置で箭は、止め柱と引張り柱の両方と係合
することによって二重の安全装置を備えることになる。

握りまたは銃身には好適に、銃身の縦方向に対して垂直
な方向に操作可能である解放レバーを設けである。これ
によって、片手で装置の握りを保持し、別の手で解放レ
バーを操作して、解放手順による、またはその間に生じ
る装置のズレを防止することができ、従って極めて高い
標的的中率を達成可能である。

好適には装置の両側に解放レバーを取り付ける。

それにＪ：って、左手でも右手でも自由に簡便に操作す
ることができる。

解放レバーは止め柱及び引張り柱と連動する旋回レバー
に作用可能であることにより、その両方の柱を同時に嵌
脱状態にし、本来の撃込用箔を解放することができる。

１実施例］ 次に図面に基づいて本発明の詳細な説明する。

図示した装置は握り３及び耽身４が形成された２つのケ
ーシングｌかねじ２によって相互に連結されている。切
欠部５内には銃身に対し平行に延びた銃身部７と一体に
なった握り部６が矢印８方向に移動可能に支承され、そ
の移動状態は第１図の右端部に２点鎖線で示しである。

銃身４内には箭９がガイドｌＯに案内されている。箭９
の背部では、コイルばね１１の一端が銃身４の内壁１２
に当接し、他端か箭９の直径が大′きくされたブッシン
グ部１４の環状肩面１３に当接している。

シツシング部１４の前端にも環状肩面１５が形成されて
おり、これは止め柱１６用のストッパの機能を果し、前
記止め柱はブッシング部１４と、径を拡大した第２プツ
ノング部１７との間で箭９と当接している。第２ブッシ
ング部１７の前側には環状肩面１８が形成されており、
これは引張り柱１９用のストッパとして機能する。止め
柱】６−１．１− と引張り柱Ｉ９はそれぞれ孔２０又は２１に案内され、
この孔２０．２１の床部に支承されたねじばね２２又は
２３によって箭９に対して上方に押圧される。

握り３と銃身４の渡り領域には、銃身４の両側に解放レ
バー２４が配設されており、矢印２５で示すように銃身
４の縦方向に対して垂直の方向に動作可能である。それ
によって旋回レバー２６が作動され、この旋回レバー２
６は旋回軸２７を中心に旋回自在に支承されかつ（詳細
には図示しないが）止め柱１６及び引張り柱１９を下方
に押圧して箭９を解放する。箭９の前側にはゴム状物の
セグメント２８が設けられ、これは解放の際に一種の銃
口２９を通って外に出る。

引張りにより、握り部６に作用しかつコイルばね１１と
平行なコイルばね３０のばね力に抗して握り部６は矢印
８の方向へ移動され、その際、箭９は、引張り柱１９に
よりブッシング部１７の環状肩面１８が後方へ押圧され
て移動し、止め柱１６がブッシング部１４から導出され
て環状肩面１５の而で拘束される。

銃口２９の前にはピアス３６用の保持部３２が取り付け
られる。その際に溝３５及び溝により形成されるセグメ
ント５０が銃口２９の部分で刻設されたガイド４５と係
合するので、保持部３２は軸方向にも固定される。

鎖状部３７用の保持部３３は、その下側に設けられたピ
ン３４を介して、矢印８の方向へ握り部６と一体的に往
復移動するレール３１に装着される。

第３図では、第１図に加えて、付属の保持部３２内にピ
アス３６が鎖状部３７に対して保持されている態様が示
されている。

この図に、特に第２図を合わせて参照するとわかるよう
に、保持部３２は弾力的な脚３８を具備している。この
脚は、一方ではピアスのプラグを固定的に中央に保持し
、他方では、ゴム状物２８が保持部３２の切欠４１内の
ピアスのヘッド４０に侵入的に当接すると、ピアス３６
が鎖錠部３７の孔３９内に清潔かつ標的を定めて射出さ
れるようにする。

第４図には鎖状部３７が保持部３３の」二部に保持され
ている態様が示されている。

これまでの説明から、保持部３３及び３２は鎖錠部３７
及びピアス３６と共に殺菌処理された包装内に収納可能
であり、かつ、操作者によって直接触れられることなく
、保持部と共に本装置内に装填され、手順全体がスムー
ズに行われることが明らかである。保持部は使用後には
廃棄され、また、本装置を耳たぶに当てる際には前記保
持部だけが耳たぶと接触するようになっている。

第５図及び第６図を第１図と合わせて参照すると、保持
部３２と３３は入れ千成に保存され、包装されることが
可能であることがわかる。したがって、保持部３２又は
３３の耳たぶ側の前面５１と５２の間隔（間隔ｄ）は保
持部３２．３３を本装置に装填中、包装されたピアス部
分に接触不能なほど小さく保つことが可能である。この
状態では、断面が燕尾形に形成された保持部３３の縦長
の脚部５３は対応する燕尾形に形成されたピアス３６用
の保持部３２の切欠５４内に挿入されている。

それによって保持部全体を問題なく取り扱うことが可能
である。この保持部を本装置に装填する際には、操作者
は握り部６をばね３０の作用に抗して引張り、一方では
部位５０を銃口２９の部分の刻設ガイド４５内に嵌め込
み、また、他方ではピン３４をレール３Ｉ内の適合する
孔内に嵌入する。

次に、握り部６を弛めると、ピアス３６用の保持部３２
は銃口２９の部分に拘束されるが、他方では鎖状部３７
用の保持部３３は握り部６に一体的に連結されたレール
３１と共に、より大きな間隔・Ｄになるまで第１図の右
方向へ移動される。それによってピストルを耳たぶに据
え付けることが可能であり、その際、間隔りは極めて正
確にそのつどの耳たぶの厚さに応じて調整可能である。

保持部３２と３３は透明であるので、極めて正確な位置
決めが可能である。しかも一旦調整された撃ち込み位置
は、撃ち込みの際に不意に変化することがない。何故な
らば箭９は解放レバー２４の矢印２５方向の運動によっ
て衝撃なく、力をつかわなくても解放可能であるからで
ある。

第２図と第３図において、ピアス３６を撃ち込んだ後は
、ピアス３６を包装時及び位置決め中に保持している保
持部３２の弾性脚３８は大きく曲げ戻され、その際に切
れ口５６によって、ピアス３８の急激な発射運動の際に
この弾力外脚３２が破損する。したがって、その後は、
衛生的ではない保持部３２内に新たにピアスを装填する
ことができないようになっている。

【図面の簡単な説明】

第１図は本装置の縦断面の概略図である。 第２図はピアス用保持部の断面図である。 第３図は保持部内のピアスに鎖錠部を取り付ける構成の
部分断面、部分斜視図である。 第４図は付属の保持部」二の鎖錠部の部分断面側面図で
ある。 第５図ａ）、ｂ）、Ｃ）はピアス用の保持部の正面図、
側面図及び平面図である。 第６図ａ）、ｂ）、Ｃ）は鎖錠部用保持部の側面図、正
面図及び平面図である。 図中、 １：ケーシング ２、ねじ ３：握り ４　銃身 ５．４１．５４：切欠部 ６：握り部 ７：銃身部 ８．２５．矢印 ９・箭 ＩＯニガイド １１．２２．２３．３０：コイルばね １２：内壁 Ｉ３．１５．１８．環状肩面 １４．１７：ブツンング部 １６：止め柱 １９、引張り柱 ２０．２Ｉ孔 ２４・解放レバー ２６．旋回レバー ２７：旋回軸 ２８：ゴム状物 ２９：銃口 ３１　：レール ３２．３３：保持部 ３４：ピン ３５：溝 ３６：ピアス ３７：鎖銃部 ３８二弾性脚部 ３９：孔 ４０：ヘッド ４５：刻設ガイド ５１．５２・前面 ５３：脚部 ５６：切れ目

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １）、握り付きの銃身を有する、耳たぶへのピアス撃込
   装置であって、銃身内には解放レバーによって解放可能
   なばねに抗して引っ張ることができる箭が配設され、更
   に保持装置が設けられ、該保持装置には銃身端の前にピ
   アスを、またこれと間隔を置いて同列に鎖錠部を配置可
   能であり、保持装置はピアス及び鎖錠部を支持する保持
   部を可脱固定するための固定手段を具備する、耳たぶへ
   のピアス撃込装置に於いて、 鎖錠部（３７）及びピアス（３６）は、鎖錠部（３７）
   及びピアス（３６）の耳たぶ側の面が包装からの取り出
   し及び該装置への装入の際に相互に極めてわずかな間隔
   （ｄ）しかないように装着可能かつ相互に移動可能であ
   る保持部（３２、３３）上に配置されているので前記面
   は接触不能であり、しかし該装置に装着後は、そのつど
   の耳たぶの厚さに応じて選択自在な間隔（Ｄ）に調整可
   能であることを特徴とする、耳たぶへのピアス撃込装置
   。 ２）、１つの保持部（３２）の別の保持部（３３）に対
   する間隔（Ｄ）は、ばね（３０）を介した引き金の形式
   の握り部（６）によって変えることが可能であることを
   特徴とする請求項１記載の装置。 ３）、握り部（６）と銃身部（７）は、引っ張ることに
   より握り（３）または銃身（４）に対して移動可能に支
   承されていることを特徴とする請求項１または２記載の
   装置。 ４）、鎖錠部（３７）用の保持部（３３）の固定手段は
   銃身部（７）に接して配設されたことを特徴とする請求
   項３記載の装置。 ５）、ピアス（３６）用の保持部（３２）は、銃身（４
   ）のガイド（４５）に案内され銃身の軸方向への移動を
   阻止するための横溝（３５）を設けたことを特徴とする
   請求項１乃至４の１つに記載の装置。 ６）、ピアス（３６）の保持部（３２）はピアスと当接
   する弾性保持脚（３８）を具備し、該保持脚は保管、輸
   送及び装填中はピアス（３６）を固定するが、ピアス（
   ３６）を押し出す際には弾力性の限度を越えて変形され
   かつ破損する構成であることを特徴とする請求項１乃至
   ５の１つに記載の装置。 ７）、ピアス（３６）用及び（又は）鎖錠部（３７）用
   の保持部（３２、３３）は、プラスチック、特に透明な
   セルロースアセテート製であることを特徴とする請求項
   １乃至６の１つに記載の装置。 ８）、箭（９）の前端はゴム状物で形成されたことを特
   徴とする請求項１乃至７の１つに記載の装置。 ９）、箭（９）は、移動可能な握り部又は銃身部（６又
   は７）に連結されたばね式の引張り柱（１９）と係合す
   る第１環状肩面（１８）を具備することを特徴とする請
   求項１乃至８の１つに記載の装置。 １０）、箭（９）は、握り側の止め柱（１６）と係合す
   るための第２環状肩面（１５）を具備することを特徴と
   する請求項１乃至９の１つに記載の装置。 １１）、握り（３）又は銃身（４）には、銃身の縦方向
   に対して垂直な方向（２５）に動作可能である解放レバ
   ー（２４）が設けられたことを特徴とする請求項１乃至
   １０の１つに記載の装置。 １２）、解放レバー（２４）をケースの両側に設けたこ
   とを特徴とする請求項１１記載の装置。 １３）、解放レバー（２４）は、止め柱（１６）と引張
   り柱（１９）とに連動する旋回レバー（２６）に作用す
   ることを特徴とする請求項１１記載の装置。