JPS63300624A - 位相同期ル−プ周波数シンセサイザ - Google Patents

位相同期ル−プ周波数シンセサイザ

Info

Publication number
JPS63300624A
JPS63300624A JP62136097A JP13609787A JPS63300624A JP S63300624 A JPS63300624 A JP S63300624A JP 62136097 A JP62136097 A JP 62136097A JP 13609787 A JP13609787 A JP 13609787A JP S63300624 A JPS63300624 A JP S63300624A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
frequency
output
resistor
filter
open loop
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP62136097A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenji Ito
健治 伊東
Akio Iida
明夫 飯田
Makoto Matsunaga
誠 松永
Mitsuyoshi Kegasa
光容 毛笠
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP62136097A priority Critical patent/JPS63300624A/ja
Publication of JPS63300624A publication Critical patent/JPS63300624A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Stabilization Of Oscillater, Synchronisation, Frequency Synthesizers (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕  ” この発明は、1つの基準発振周波数から分周次数に応じ
て周波数出力を変えられる位相同期ループ周波数シンセ
サイザに関するものである。
〔従来の技術〕
第4図は実公昭61−43321号公報に示された従来
の位相同期ループ周波数シンセサイザ(以下、PLL周
波数シンセサイザという)を示す回路図であり、図にお
いて、1は基準発振器、2は位相比較器、3は能動フィ
ルタ、4は受動フィルタ、5は抵抗、6は電圧制御発振
器(以下、■COという)、7は位相比較器2と■C○
6との間に接続した可変分周器、8は制御信号入力端子
、9は抵抗、10はコンデンサ、1)は抵抗、16は増
幅器、17はループフィルタである。
また、上記ループフィルタ17は能動フィルタ3と受動
フィルタ4の縦続接続により構成され、能動フィルタ3
は増幅器16にコンデンサ21、抵抗22を接続したも
のからなり、全体で低域通過フィルタを構成している。
受動フィルタ4は抵抗9の出力側端子と地導体間に、コ
ンデンサ10と抵抗1)の直列回路を接続したラグリー
ド形の低域通過フィルタである。ここで、抵抗9の抵抗
値をR1、抵抗1)の抵抗値をR2、コンデンサ10の
容量値をCとする。
次に動作について説明する。
第4図に示したPLL周波数シンセサイザでは、位相比
較器2の出力電圧をループフィルタ17に入力し、ルー
プフィルタ17の出力電圧を抵抗5を介しVCO6の同
調電圧として加える。このループフィルタ17の出力電
圧により制御されたVCO6の周波数Fをもつ出力を分
周次数Nの可変分周器7に加え、周波数F/Nになる可
変分周器7の出力を位相比較器2に帰還し、全体でルー
プを構成している。位相比較器2の出力電圧は、可変分
周器7の出力周波数F/Nと基準発振器の出力周波数F
refとの位相差に応じた電圧である。
そして、これらの各周波数F / N 、 Frefの
各信号が位相同期したPLL周波数シンセサイザの出力
周波数はN −Frefになる。
従って、制御信号入力端子8に与える信号により可変分
周器7の分周次数Nを変える事により、PLL周波数シ
ンセサ・イザの出力周波数をFref間隔で変えること
ができる。
ところで、このようなPLL周波数シンセサイザの雑音
は、ループ内の回路の伝達関数の積で与えられる開ルー
プ利得G(f)により決まる。この開ループ利得G(f
)は、 で与えられる。(1)弐において、Krは位相比較器2
の感度、KvはVCO6の同調感度、Fa(f)は能動
フィルタ3の伝達特性、FP(f)は受動フィルタ4の
伝達特性、Nは可変分周器8の分周次数である。この開
ループ利得G(f)の位相が一180度で、かつ、利得
が1近傍の周波数fで位相雑音が悪化する。このため、
従来のPLL周波数シンセサイザでは、G(f)の位相
が一180度になる周波数での利得を1より小さくする
目的で、受動フィルタ4を設けた。ここで、受動フィル
タ4の高域遮断周波数を直流近傍に設定し、能動フィル
タ3の高域遮断周波数付近で、ループフィルタ17に対
し、位相遅れ等の悪影響を与えないようにする必要があ
る。そのため、ラグリード形の受動フィルタ4は、直流
近傍以上の周波数で、伝達特性Fr(f)が Fp(f)−−+21 RI+R2 で与えられる減衰器として働く。
〔発明が解決しようとする問題点〕
従来のPLL周波数シンセサイザは以上のように構成さ
れているので、これの開ループ利得は、(1)式に示す
ように、分周次数Nにより変わる。ここでPLL周波数
シンセサイザの出力周波数の上限をNmax  −Fr
ef、下限をNm1n −Frefとすると、分周次数
は最大値Nmax 、最小値Nm1nの範囲で変わる。
通常、従来の構成のPLL周波数シンセサイザは、分周
次数Naが Na= &=Nmin    f31 で与えられる出力周波数Na−Frefで、所要の低雑
音特性が得られるように、受動フィルタ4の抵抗9、抵
抗1)の抵抗(+IR+、Rzが設定され、これにより
出力周波数上端、下端での開ループ利得の変化幅を小さ
くしている。この周波数での開ループ利得Ga(f)は
、 2πf−Na で与えられ、開ループ利得がGa(f)での、キャリア
からの離調周波数に対する雑音は第5図の実線で示すよ
うな特性となる。また、出力周波数の下限Nm1n −
Frefでの開ループ利得Gm1n(f )は、 Kp −Kv −Fa(f)  ’  Fp(f)2 
π f−Nmin で与えられ、Nmax/Nm1nは1より大きいので、
開ループ利得はG a (f )より大きくなる。その
ため、開ループ利得の位相が一180度になる周波数で
の利得が1に近づき、位相雑音が増力口し、第5図に一
点鎖線で示す雑音特性になる。
一方、出力周波数の上限Nmaχ・Frefでの開ルー
プ利得Gmax(f)は、 で与えられGa(f)より小さくなる。このように開ル
ープ利得が減少すると、キャリア近傍での位相雑音が増
加し、第5図に破線で示す雑音特性になる。
このような分周次数の変化による雑音の増加量は、(6
)式、(8)式中のび7πフ罫5πが大きい程多(、場
合によっては20〜30dB増加する事もある。従って
、第4図に示した従来の構成のPLL周波数シンセサイ
ザでは、低雑音な出力を取り出せる周波数範囲が限られ
、広帯域に得られないなどの問題点があった。
この発明は上記のような問題点を解消するためになされ
たもので、Nmax / Nm1nが大きくても、ルー
プフィルタの利得を分周次数に応じて切り換えることに
より、低雑音特性を得ることができるPLL周波数シン
セサイザを得る事を目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
この発明に係るPLL周波数シンセサイザは、ループフ
ィルタの受動フィルタを、制御信号によって開閉される
スイッチと第1の抵抗とからなる直列回路を複数個並列
接続して上記受動フィルタの入出力間に接続した第1回
路と、この受動フィルタの出力側に接続した上記第1回
路の一端と地導体との間に第2の抵抗およびコンデンサ
を直列接続した第2回路とで構成したものである。
〔作用〕
この発明における受動フィルタ内の第1の抵抗は、出力
周波数を変えると同時に、開ループ利得が変化しないよ
うに、その抵抗値が切り換えられ、これによって、出力
周波数を広帯域に変えても、常に低雑音の位相同期ルー
プ周波数シンセサイザ出力を得るように動作する。
〔実施例〕
以下、この発明ン嘗施例を図について説明する。
第1図はこの発明に係るPLL周波数シンセサイザの実
施例で、第4図と同−又は相当部分は同一符号を用いて
いる。第1図において、9a、9b。
9c、9dは第1の抵抗で、増幅器16の出力側に並列
接続されている。12a、12b、12c。
12dは外部からの制御信号で開閉されるスイッチで、
各抵抗9a、9b、9c、9dのそれぞれに直列接続さ
れている。なお、各スイッチ12a〜12dと各抵抗9
a〜9dとからなる各直列回路をそれぞれ並列接続し、
受動フィルタ4の入出力間に接続したものを第1回路A
とする。13a。
13b、13c、13dおよび14a、14b。
14c、14dはスイッチ12a、12b、12c、1
2dの端子、15a、15b、15c、15dは制御信
号入力端子である。上記スイッチ12a〜12dは、制
御信号入力端子15a〜15dのそれぞれに与えられる
信号により、各端子13a〜13dと各端子142〜1
4dとの間をそれぞれ開閉できる機能をもつ。そして、
これらの各スイッチ12a〜12dおよび第1の抵抗9
a〜9dからなる各直列回路を、能動フィルタ3と抵抗
5の間に並列接続する。また、1)aはコンデンサ10
に直列接続された第2の抵抗である。そして、この第2
の抵抗1)aとコンデンサ10とからなる直列回路は、
上記受動フィルタの入出力側に接続した第1の回路Aの
一端と地導体との間に接続されて、第2回路Bを構成し
、上記第1回路Aとともに受動フィルタ4を構成してい
る。
なお、このほかの第4図に示したものと同一の回路部分
には同一符号を付して、その重複する説明を省略する。
次に動作について説明する。
上記PLL周波数シンセサイザでは、制御信号入力端子
15a〜15dに対して制御信号を選択的に入力すると
、第1の抵抗9a〜9dのうちから任意のものが選択さ
れかつ並列接続され、これらが抵抗5との間に接続され
る。この時の能動フィルタ1と抵抗5の間の抵抗値をR
1′とすると、分周次数の変化による開ループ利得の変
化を抑えるようにこの抵抗値R1’を設定し、常に開ル
ープ利得がGa(f)になるようにすれば、低雑音なP
LL周波数シンセサイザ出力を得ることができる。
すなわち、この所要の低雑音特性が得られる開ループ利
得Ga(f)は、直流近傍以上の周波数で(2)式、(
3)式、(4)式より、(9)弐で与えられる。
ここで、分周次数Nに対し抵抗値RI′がを満たすよう
に、外部からの制御信号でスイッチ12a〜12dを選
択的に開閉制御することにより、PLL周波数シンセサ
イザの開ループ利得を常にGa(f)にして、広帯域に
低雑音な出力を取り出すことができる。
PLL周波数シンセサイザは通常数100〜数1000
のチャネル数をもつので、各チャネルの分周次数に応じ
た抵抗値を設定するのは難しい。
このため、実際には、隣接した数チャネルあるいは数1
0チャネルで一つの抵抗値R、lを用いる。
このような場合の雑音特性を第2図に示す。第2図にお
いて、実線は開ループ利得がG a (f )で最も低
雑音時の雑音特性、破線と一点鎖線は出力周波数の帯域
内で最も雑音が増加したときの雑音特性である。第5図
に示した従来の構成での雑音の増加量より、第2図に示
した雑音の増加量が大幅に低減されている。
第3図はこの発明に係るPLL周波数シンセサイザが他
の実施例を示し、これが第2図に示すものと異なるとこ
ろは、VCO6と可変分周器7との間に、ミクサ18と
局部発振器19からなる周波数変換器20を接続したこ
とである。これによれば、VCO6の出力を周波数変換
器20により任意の帯域の周波数に周波数変換すること
により、分周次数の選定をより自由に行うことができ、
この場合にも上記実施例と同様の効果を奏する。
なお、上記実施例では、第1の抵抗9a〜9dとスイ・
7チ12a〜12dの直列回路を4個並列に接続した回
路で説明したが、4個である必要はなく、Nmax /
 Nm1nおよび雑音の許容量に応じ、任意偏設ければ
よく、上記実施例と同様の効果を奏する。
〔発明の効果〕
以上のように、この発明によれば、受動フィルタの第1
の抵抗の値を、分周次数Nにかかわらず常に開ループ利
得が一定になるように、外部からの制御信号で設定する
ように構成したので、広帯域の周波数領域においてPL
L周波数シンセサイザの出力を低雑音化できるものが得
られる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の実施例によるPLL周波数シンセサ
イザの回路図、第2図はこの発明によるPLL周波数シ
ンセサイザの雑音特性を示す雑音特性図、第3図はこの
発明の他の実施例によるPLL周波数シンセサイザの回
路図、第4図は従来のPLL周波数シンセサイザの回路
図、第5図は従来のPLL周波数シンセサイザの雑音特
性を示す雑音特性図である。 1は基準発振器、2は位相比較器、3は能動フィルタ、
4は受動フィルタ、6は■C017は可変分周器、9a
〜9dは第1の抵抗、10はコンデンサ、1)は第2の
抵抗、12a〜12dはスイッチ、17はループフィル
タ、Aは第1回路、Bは第2回路。 なお、図中、同一符号は同一、または相当部分を示す。 、3  21 rr+−−−−] 、   2jj22−  ・・:6 ”    6 1m−−L−]: 5 幕     核〜 “       ・°R・  ・’
  vc。 1)−−一一一−−−Jl    l l゛゛[゛。 1                     I+I
                     I+l 
           l      1)!    
      1 、          L−一一一−p 。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)基準発振器の出力を入力とする位相比較器と、こ
    の位相比較器の出力を入力とする能動フィルタおよび受
    動フィルタより構成されるループフィルタと、このルー
    プフィルタの出力を同調電圧として入力する電圧制御発
    振器と、この電圧制御発振器の出力を入力とする可変分
    周器とを有し、上記可変分周器の出力と上記基準発振器
    の出力を上記位相比較器に入力して、上記可変分周器の
    出力周波数と上記基準発振器の出力周波数とを一致させ
    るように動作する位相同期ループ周波数シンセサイザに
    おいて、上記受動フィルタを、制御信号により開閉され
    るスイッチと第1の抵抗とからなる直列回路を複数個並
    列接続して受動フィルタの入出力間に接続した第1回路
    と、この受動フィルタの出力側に接続した上記第1回路
    の一端と地導体との間に第2の抵抗およびコンデンサの
    直列回路を接続した第2回路とで構成したことを特徴と
    する位相同期ループ周波数シンセサイザ。
  2. (2)可変分周器は、電圧制御発振器出力の周波数変換
    信号を受けて、これを分周することを特徴とする特許請
    求の範囲第1項記載の位相同期ループ周波数シンセサイ
    ザ。
JP62136097A 1987-05-30 1987-05-30 位相同期ル−プ周波数シンセサイザ Pending JPS63300624A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP62136097A JPS63300624A (ja) 1987-05-30 1987-05-30 位相同期ル−プ周波数シンセサイザ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP62136097A JPS63300624A (ja) 1987-05-30 1987-05-30 位相同期ル−プ周波数シンセサイザ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS63300624A true JPS63300624A (ja) 1988-12-07

Family

ID=15167193

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP62136097A Pending JPS63300624A (ja) 1987-05-30 1987-05-30 位相同期ル−プ周波数シンセサイザ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS63300624A (ja)

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS533156A (en) * 1976-06-30 1978-01-12 Fujitsu Ltd Pll circuit
JPS6143321U (ja) * 1984-08-24 1986-03-20 松下電工株式会社 屋根

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS533156A (en) * 1976-06-30 1978-01-12 Fujitsu Ltd Pll circuit
JPS6143321U (ja) * 1984-08-24 1986-03-20 松下電工株式会社 屋根

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5548235A (en) Phase-locked loop and resulting frequency multiplier
US6549599B2 (en) Stable phase locked loop having separated pole
JP2993200B2 (ja) 位相同期ループ
US6229399B1 (en) Multiple frequency band synthesizer using a single voltage control oscillator
EP0684701B1 (en) Frequency synthesizer
US6806781B2 (en) Tuning circuit having electronically trimmed VCO
KR100204842B1 (ko) 단축된 로크시간을 갖는 피엘엘 회로
US8378725B2 (en) Adaptive bandwidth phase-locked loop
US4280104A (en) Phase locked loop system with improved acquisition
JP2819876B2 (ja) 周波数シンセサイザ
EP0563945A1 (en) Phase locked loop
US6150855A (en) Phase-locked loop and resulting frequency multiplier
US8547148B2 (en) Semiconductor device with dynamically calibrated oscillator
US4972446A (en) Voltage controlled oscillator using dual modulus divider
US6529084B1 (en) Interleaved feedforward VCO and PLL
US4797637A (en) PLL frequency synthesizer
US6993106B1 (en) Fast acquisition phase locked loop using a current DAC
JPH06132820A (ja) 周波数変換回路
JP2001320235A (ja) 電圧制御発振器
JPS63300624A (ja) 位相同期ル−プ周波数シンセサイザ
JPS63300625A (ja) 位相同期ル−プ周波数シンセサイザ
JPH0786930A (ja) 位相同期回路
JP2979805B2 (ja) Pll周波数シンセサイザ
JPH05211440A (ja) 周波数シンセサイザの制御方式
JP2759976B2 (ja) Pll回路