JPS63298926A - 避雷碍子の取付構造 - Google Patents

避雷碍子の取付構造

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JPS63298926A
JPS63298926A JP13358087A JP13358087A JPS63298926A JP S63298926 A JPS63298926 A JP S63298926A JP 13358087 A JP13358087 A JP 13358087A JP 13358087 A JP13358087 A JP 13358087A JP S63298926 A JPS63298926 A JP S63298926A
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JP
Japan
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lightning arrester
damper
adapter
lightning
insulator
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JP13358087A
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Tetsuya Nakayama
哲也 中山
Hiroshi Fujita
博 藤田
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NGK Insulators Ltd
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NGK Insulators Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 発明の目的 (産業上の利用分野) 本発明は送電線に雷撃による異常大電流が流れたとき、
避雷機能によりそれを速やかに大地へ放電するとともに
、続流を抑制遮断して永久地絡を防止することができる
避雷碍子の取付構造に関するものである。
(従来の技術) 従来、送電線用避雷碍子は第6図に示すように鉄塔1の
支持アームIAに吊下固定され、線路電圧が高くなると
、鉄塔1の高さも非常に高くなり、それにつれて避雷碍
子31の全長も増し全体として重量が太き(なる。前記
避雷碍子31の取付構造として、第7図に示すように支
持アームIへの先端部に取付アダプタ13を水平に片持
ち固定し、その先端部下面に避雷碍子31をボルト32
及びナツト33により吊下固定していた。
(発明が解決しようとする問題点) ところが、前記従来の送電線用避雷碍子の取付構造は、
強風により鉄塔1が烈しく揺動したり、地震が発生して
、地震の振動数と鉄塔1の固有振動数が一敗して共振に
より、鉄塔1の上部が強烈に揺動したりすると、避雷碍
子の基部には慣性力による強大な曲げモーメントが作用
する。また取付アダプタ13と避雷碍子31の連結部J
に対し大重量の避雷碍子31の慣性力による曲げモーメ
ントによる強大な曲げ応力が作用するため、連結部Jの
変形や破損が生じるばかりでな(、取付アダプタ13に
も曲げ応力が作用しこの結果、避雷碍子自体ばかりでは
なく取付アダプタ13や支持アームIAの設計基準が厳
しくなるという問題があった。
発明の構成 (問題点を解決するための手段) 本発明は前記問題点を解消するため、鉄塔の支持アーム
に装着した取付アダプタに対し連結部材により所定の間
隔をもって避雷碍子の接地側電極金具を揺動可能に取着
し、前記アダプタの下面と接地側電極金具の上面との間
には鉄塔から避雷碍子へ伝播する振動を減衰させるため
のダンパを介在させ、アダプタと接地側電極金具とを可
撓性のある導電部材により接続するという手段を採って
いる。
(作用) 本発明は前記手段を採ったことにより、次のように作用
する。
鉄塔が強風あるいは地震により烈しく揺動しても、取付
アダプタと避雷碍子がダンパを介して取着されているの
で、同ダンパにより鉄塔からアダプターを介し避雷碍子
へ伝播する振動が減衰させられることから連結部に避雷
碍子の慣性力により生じる曲げモーメントは大巾に低減
される。このため、避雷碍子に対する機械的強度設計条
件も緩和され小型軽量化が可能となる。一方、支持アー
ムに作用する曲げ応力も軽減され、鉄塔の設計基準がゆ
るやかになり、耐久性が向上する。
(実施例) 以下、本発明を具体化した一実施例を第1図〜第5図に
基づいて説明する。
第5図に示すように鉄塔1の支持アームIAには連結金
具2が固着され、同連結金具2にはUクレビスリンク3
及びホーン取付金具4を介して懸垂碍子5を直列に連結
してなる懸垂碍子連6が線路方向及び同直交方向へ揺動
゛可能に支持されている。前記懸垂碍子連6下端部のホ
ーン取付金具7には連結リンク8を介して送電線9を支
持する電線クランプ10が支持されている。前記ホーン
取付金具4,7には、懸垂碍子連6の沿面閃絡の損傷を
できるだけ軽減するためのアーキングホーン11.12
が装着されている。
前記支持アームIAの先端部には取付アダプタ13がボ
ルト14により水平方向に固定され、同アダプタ13の
先端部下面には第一の避雷碍子15Aの接地側の電極金
具16が、連結部材としてのボルト17及びナツト18
により所定の間隔りをもって取着されている。前記取付
アダプタ13の下面と電極金具16の上面との間には、
第3図に示すように円錐台筒状をなす多数の皿バネ19
を積層してなるダンパ20が前記ボルト17の廻りに嵌
合された状態で介在されている。そして、強度面で設定
したレベルを超える範囲では前記ダンパ20により取付
アダプタ13と避雷碍子15Aとの相対揺動を許容する
ようにしている。
前記取付アダプタ13と接地側の電極金具16は、前記
ボルト17及びダンパ20により電気的に導通されるが
、圧接による通電となるため導電路長も増しインダクタ
ンスが大きくなりやすい。
この実施例では前記インダクタンスにより制限電圧が上
昇して碍子装置の保護が難しくなるのを避けるため、可
撓撚線あるいは薄板よりなる短絡導体21を前記取付ア
ダプタ13と電極金具16との間に接続している。
叉、第一の避雷碍子15Aの下端部、つまり課電側の電
極金具22には、第二の避雷碍子15Bがその接地側の
電極金具16をもってボルト23及びナツト24により
連結され、両電極金具22゜16の間にも皿バネ19よ
りなるダンパ20が介在されている。(第4図参照)そ
して、強度面で設定したレベルを超える範囲では前記ダ
ンパ20により第一の避雷碍子15Aと第二の避雷碍子
15Bとの相対揺動を許容するようにしている。
第5図に示すように第二の避雷碍子15Bの下端部に設
けた課電側の電極金具22にはホーン状をなす接地側の
放電電極25が支持されている。
一方、前記ホーン取付金具7にはほぼ線路方向にホーン
状をなす課電側の放電電極26がボルトにより片持ち支
持され、同放電電極26と前記放電電極25との間には
所定の気中放電間隙Gが設けられている。
前記第一、第二の避雷碍子15A、15Bは、FRP等
の耐張材料により円筒状に形成された耐圧絶縁筒(図示
路)と、その内部に直列に収容された酸化亜鉛(ZnO
)を主材とする電圧−電流特性が非直線性の限流素子(
図示路)と、前記耐圧絶縁筒の両端部に嵌合固定したキ
ャップ状をなす前記課電側及び接地側の電極金具22.
16と、さらに耐圧絶縁筒の外周に設けたゴムモールド
27とにより形成されている。
なお、前記第一、第二の避雷碍子15A。
15Bの課電側及び接地側の電極金具22.16にはゴ
ムモールド27の沿面閃絡時の損傷を軽減するためのア
ーキングリング28が設けられている。
次に、前記のように構成した送電線用避雷碍子装置につ
いて、その作用を説明する。
今、大規模雷撃により想定を越える異常大電流が送電線
9に印加されると、この電流は電線クランプ10、放電
電極26から放電間隙Gを経て放電電極25へ放電され
、第二の避雷碍子15Bの電極金具22からその限流素
子(図示路)に流れ、接地側の電極金具16から第一の
避雷碍子15Aの限流素子に流れ、電極金具16、取付
アダプタ13を経て支持アームIAへ流れ、さらに、鉄
塔1に流れ大地へ放電される。その後生じる続流は前記
限流素子により抑制遮断される。
さて、前記実施例では、取付アダプタ13に対し第一の
避雷碍子15Aをダンパ20を介して相対揺動可能に取
着したので、強風や地震により鉄塔1が揺動してもその
振動の伝播が大巾に減衰させられ、避雷碍子には減衰後
の振動しか伝わらず、このため避雷碍子15A、15B
の慣性力による曲げモーメントもダンパー無の場合に比
べると大巾に低下する。したがって、避雷碍子の機械的
強度設計条件が緩和され小型軽量化の設計が可能となる
。一方、取付アダプタ13と避雷碍子15Aの連結部J
における過大な曲げ応力がダンパ2゜により吸収され、
連結部Jの変形や破損を抑制するとともに、支持アーム
IAへ作用する曲げモーメントを軽減してその設計基準
を緩和することができる。
又、第一の避雷碍子15Aと第二の避雷碍子15Bとの
連結部Jにも、ダンパ20が介在されているので、振動
の伝播が更にイ氏減され第1の避雷碍子や、第2の避雷
碍子に加わる曲げモーメントを低減でき、小型軽量化を
達することが可能となる。
なお、本発明は次のように具体化することも可能である
前記ダンパ20を皿バネ19に代えて、防振ゴム等の弾
性材を使用したり、オイルダンパを使用したりすること
発明の効果 以上詳述したように、この発明は鉄塔が強風や地震によ
り烈しく揺動しても、取付アダプタと避雷碍子の接地側
電極金具との連結部に介在したダンパにより鉄塔から避
雷碍子へ伝播する振動を減衰させ避雷碍子に加わる曲げ
モーメントを大巾に低減させることにより小型軽量化を
可能とする効果がある。また、避雷碍子の慣性力による
モーメントにより前記連結部に生じる曲げ応力を吸収し
て、連結部の変形や破壊を抑制し、支持アームや鉄塔の
設計基準を緩和し、既設の鉄塔への避雷碍子の装着を容
易に行うことができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明を具体化した一実施例を示す要部の正面
図、第2図は第1図のA−A線断面図、第3図は皿バネ
の斜視図、第4図は第−及び第二の避雷碍子の連結部を
示す拡大正面図、第5図は送電線用避雷碍子装置全体を
示す正面図、第6図は鉄塔と避雷碍子の取付構造を示す
正面図、第7図は従来の鉄塔と避雷碍子の取付構造を示
す拡大正面図である。 1・・・鉄塔、IA・・・支持アーム、13・・・取付
アダプタ、15A(15B)・・・第一(第二)避雷碍
子、16・・・接地側の電極金具、17.23・・・連
結部材としてのボルト、18.24・・・連結部材とし
てのナツト、19・・・ダンパとしての皿バネ、20・
・・ダンパ、21・・・導電部材としての短絡導体、L
・・・間隔、J・・・連結部。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、鉄塔の支持アームに装着した取付アダプタに対し連
    結部材により所定の間隔をもって避雷碍子の接地側電極
    金具を揺動可能に取着し、前記アダプタの下面と接地側
    電極金具の上面との間には機械的振動を減衰させるため
    のダンパを介在させ、前記取付アダプタと接地側電極金
    具とを可撓性のある導電部材により接続したことを特徴
    とする避雷碍子の取付構造。 2、前記接地側の電極金具とアダプタは、導電部材とし
    ての可撓性のある短絡導体により接続されている特許請
    求の範囲第1項に記載の避雷碍子の取付構造。 3、前記アダプタには連結部材としてのボルト及びナッ
    トにより避雷碍子の接地側電極金具が連結され、前記ボ
    ルトにはダンパとしての円環状をなす皿バネが積層状に
    嵌合され、皿バネの上下両端部はアダプタの下面と電極
    金具の上面との間に圧接されている特許請求の範囲第1
    項に記載の避雷碍子の耐震取付構造。
JP13358087A 1987-05-28 1987-05-28 避雷碍子の取付構造 Expired - Lifetime JPH07109733B2 (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0970387A (ja) * 1995-06-26 1997-03-18 Asahi Optical Co Ltd 簡易型内視鏡装置
CN108462140A (zh) * 2018-03-27 2018-08-28 国网冀北电力有限公司承德供电公司 一种输电线路的防雷设备

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JPH0970387A (ja) * 1995-06-26 1997-03-18 Asahi Optical Co Ltd 簡易型内視鏡装置
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