JPS63297964A - 水抜き装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は主に湯沸器に内蔵している水バルブ部の水抜き
装置に関するものである。

従来の技術 近年、水抜き装置は水バルブの低圧室の水も抜き湯沸器
の再使用を即、可能にしている。

以下図面を参照しながら、上述した従来の水抜き装置の
一例について説明する。第２図は従来の水抜き装置を有
した水バルブを示すものである。

第２図において、１は水入口路、２は水量調整する水ガ
バナ、３は絞り路３ｂを有する水出口路３ａに連通した
差圧孔、４はダイヤプラム、５は水入口路１に連通した
高圧室で、６は差圧孔３に連通した低圧室で、ダイヤフ
ラム４で仕切られている。７はダイヤフラム４に連動す
る水圧応動体、８は水抜き栓で、軸方向における内側○
リング９と外側Ｏリング１ｏとを外周面に装着している
。

そして、水抜き栓８は高圧室連通孔１１と低圧室連通孔
１２を軸方向）の移動で開閉する。第２図は水抜き栓８
が十分に挿入されていない場合を示している。

以上のように構成された水抜き装置について、以下その
動作を説明する。まず水抜き栓８が十分挿入されている
場合は、水は水入口路１から矢印のように入り、水ガバ
ナ２で水量が調節され、水出口路３ａを通り出ていく。

この水の流れによって差圧孔３で圧力低下が生じ低圧室
６と高圧室５とに、差圧が生じダイヤフラム４が低圧室
６側に移動し、その結果、水圧応動体７が押され、その
先て取付けられたガスバルブ（図示せず）が開かれる。

このとき水抜き栓８に装着された内側Ｏリング９は高圧
室連通孔１１と低圧室連通孔１２とを完全に遮断してい
る。まだ外側０リング１０は高圧室連通孔１１と大気と
を完全に遮断している。

水抜き栓８を取外すと、高圧室５内及び低圧室６内の水
は完全に抜け、凍結が防止できる。

発明が解決しようとする問題点 しかしながら、第２図に示すように水抜き栓８が十分に
挿入されない場合、内側０リング９は低圧連通孔１２の
一端のテーパー弁座１２ａに押し付はシールであるため
高圧室連通孔１１と低圧室連通孔１２とを遮断せず、連
通してしまう。この結果、水が流れても高圧室５と低圧
室６との間に差圧が発生せず、ダイヤフラム４が移動せ
ず、水圧応動体７が押されず、ガスバルブが開かず、点
火しないという現象が起こる。しかし、この時、水バル
ブからの水漏れはなく水抜き栓が十分に押入されていな
いことが湯沸器使用者には外から解からす、器具の故障
と誤解されてしまうという問題点を有していた。

本発明は上記問題点に濫み、水抜きが完全にでき、かつ
水抜き栓を十分挿入しないで使用し、器具の故障と誤解
することのない水抜き装置を提供するものである。

問題点を解決するための手段 上記問題点を解決するために本発明の水抜き装置は、水
抜き栓の外周面に装着した内側Ｑ　ＩＪリング外側０１
Ｊング共、ダイヤフラムの低圧室と高圧室の各水抜き路
内面に摺動して圧接する外周シール構成にし、かつ、水
抜き栓を水バルブに挿入していく時、まず内側のＯＩＪ
リングシールし、次に外側の０リングがシールするよう
に内側および外側０リングを位置ずけて配置するという
構成を備えたものである。

作　　　用 本発明は上記した構成によって、水抜き栓の挿入が不十
分の時は外側０リングがシールせず、水抜き栓部よシ水
漏れするので使用者に水抜き栓の挿入が不十分であると
とが確実にわかる。また、外側０リングがシールする以
前に内側○リングがシールするので、水が流れたのに高
圧室と低圧室に差圧が生じないといった現象はなくなる
こととなる。

実施例 以下本発明の一実施例の水抜き装置について図面を参照
しながら説明する。なお、上記従来例と同一部分には同
一符号をつけて詳細な説明を省略し、異なる部分を中心
に説明する。第１図は本発明の実施例における水抜き装
置を有する水バルブを示したものである。図において１
３は先端より低圧水抜部１３ａ、これより径大な高圧水
抜部１３ｂ、そして雄ねじ部１３ｃを順に有する棒状の
水抜き栓、１４は低圧水抜部１３ａに設けた内側０リン
グで、低圧室６に通じる低圧室水抜路１７の内面に摺動
して圧接する。１５は高圧水抜部１３ｂに設けた外側０
リングで、高圧室５に通じる高圧室水抜路１６（低圧室
水抜路１７とも通じる）の内面に摺動して圧接する。１
〜７は従来例と同様であり、説明は省略する。

以上のように構成された水抜き装置について動作の説明
をする。まず水抜き栓１３が十分に押入されている場合
は従来と同様の動作であシ説明は省略する。そして、第
１図に示すように水抜き栓１３の挿入（締付け）が不十
分のときは外側Ｑ　ＩＪリング１５シールしておらず高
圧室水抜路１６から水が流出して漏れ、使用者に水抜き
栓１３の挿入が不十分なことが確実にわかる。この時、
すでに内側Ｏリング１４は低圧室水抜路１７の内面に摺
動圧接してシールしておシ、高圧室水抜路１６と低圧室
水抜路１７は完全に遮断しており、水が流れたのに点火
しないといった現象は起こらない。

なお、水抜き栓１３を完全に取外せば、高圧室５と低圧
室６の水は各水抜路１７．１６を経て排出されるもので
ある＠ 発明の効果 以上のように本発明は水抜き栓の外周面に装着した内側
Ｏリングと外側０リングを、各水抜路内面に摺動圧接し
てシールするとともに水抜き栓を水バルブて挿入しぞい
く時、まず内側のＯンリンシールし、次に外側のＯリン
グがシールするように前記各Ｏリングを配置したもので
あるから、水抜き栓の挿入が不十分であれは水もれが起
シ確実にわかり、水が流れたのに点火しないといった現
象をなくすることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の実施例における水抜き装置？有する水
バルブの断面図、第２図は従来の水抜き装置を有する水
バルブの断面図である。 １３・・・・・・水抜き栓、１４・・・・・・内側０リ
ング、１５・・・・・・外側Ｏリング、１６・・・・・
・高圧室水抜路、１７・・・・・・低圧室水抜路。 代理人の氏名　弁理士　中　尾　敏　男　ほか１名１３
−　水扱き壮 １４−　　内債１０ワング

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 水バルブの低圧室と、水バルブの高圧室と、前記低圧室
   と高圧室の水抜きを行なう各水抜路と、この水抜路を開
   閉するように軸方向へ移動し、軸の外周面に内側および
   外側に位置してＯリングを装着した水抜き栓とからなり
   、前記内側および外側のＯリングは前記水抜路の内面に
   摺動して圧接せしめ、かつ水抜き栓を水バルブに挿入し
   ていく時、まず内側のＯリングがシールし、次に外側の
   Ｏリングがシールをする位置関係に前記各Ｏリングを配
   置した水抜き装置。