JPS63297723A - 内燃機関の冷却装置 - Google Patents
内燃機関の冷却装置Info
- Publication number
- JPS63297723A JPS63297723A JP13558187A JP13558187A JPS63297723A JP S63297723 A JPS63297723 A JP S63297723A JP 13558187 A JP13558187 A JP 13558187A JP 13558187 A JP13558187 A JP 13558187A JP S63297723 A JPS63297723 A JP S63297723A
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- JP
- Japan
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- cooling
- cylinder
- cooling passage
- cylinder head
- cylinder block
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- Pending
Links
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- 238000002485 combustion reaction Methods 0.000 title claims description 10
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Landscapes
- Cylinder Crankcases Of Internal Combustion Engines (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〈産業上の利用分野〉
本発明は、内燃機関の冷却装置に係り、特に冷却損失を
減少させて熱効率を高くすることにより燃費を向上させ
るようにした冷却装置に関するものである。
減少させて熱効率を高くすることにより燃費を向上させ
るようにした冷却装置に関するものである。
〈従来の技術〉
内燃機関の熱効率を高くして燃費を向上させようとする
試みの一つに、燃焼室及び排気通路の周辺等を断熱して
冷却損失を減少させ、結果として増加する排気エネルギ
ーを排気タービン等の手段によって回収して有効仕事に
変えるようにした断熱機関がある。この断熱機関では、
理論的には冷却装置を全く無くしてしまうことで効率を
最も良くすることができる。しかしながら、斯る無冷却
機関を構成するに際しては、機関の大部分を耐熱性及び
対衝撃性に優れた高級材料で構成する必要があるために
実現は困難であり、たとえ実現できたとしてもコスト及
び重量等が膨大なものとなってしまう。
試みの一つに、燃焼室及び排気通路の周辺等を断熱して
冷却損失を減少させ、結果として増加する排気エネルギ
ーを排気タービン等の手段によって回収して有効仕事に
変えるようにした断熱機関がある。この断熱機関では、
理論的には冷却装置を全く無くしてしまうことで効率を
最も良くすることができる。しかしながら、斯る無冷却
機関を構成するに際しては、機関の大部分を耐熱性及び
対衝撃性に優れた高級材料で構成する必要があるために
実現は困難であり、たとえ実現できたとしてもコスト及
び重量等が膨大なものとなってしまう。
そこで、より実現性のあるものとして燃焼室周辺の限ら
れた範囲のみを断熱し、熱負荷が高い部分を冷却するよ
うにしたものが提案されている。
れた範囲のみを断熱し、熱負荷が高い部分を冷却するよ
うにしたものが提案されている。
こうした方式の機関の冷却装置には、冷却系路を従来同
様に構成して循環する冷却液の量を少なくしたものと、
熱負荷が高いシリンダヘッドのみを冷却して熱負荷が低
いシリンダブロックは冷却しないものがある。
様に構成して循環する冷却液の量を少なくしたものと、
熱負荷が高いシリンダヘッドのみを冷却して熱負荷が低
いシリンダブロックは冷却しないものがある。
(発明が解決しようとする問題点〉
ところが、前者のように冷却液の量を少くしたものでは
、シリンダヘッドを充分に冷却しようとするとシリンダ
ブロックが過冷却となってしまう。一方、後者のように
シリンダヘッドのみを冷却するようにしたものでは、シ
リンダライナの熱変形を確実に防止できないので潤滑油
の消費量が激増してしまうというような問題点があった
。
、シリンダヘッドを充分に冷却しようとするとシリンダ
ブロックが過冷却となってしまう。一方、後者のように
シリンダヘッドのみを冷却するようにしたものでは、シ
リンダライナの熱変形を確実に防止できないので潤滑油
の消費量が激増してしまうというような問題点があった
。
本発明は、斯る問題点を解消するためになされたもので
あり、デメリットを伴うことなく冷却損失を比較的容易
に低減できる冷却装置を提供することを目的としている
。
あり、デメリットを伴うことなく冷却損失を比較的容易
に低減できる冷却装置を提供することを目的としている
。
〈問題点を解決するための手段〉
上記目的を達成するために本発明では、シリンダヘッド
及びシリンダブロックにそれぞれ冷却通路を形成してい
る。そして、前記シリンダヘッドに設けたヘッド冷却通
路を放熱器に循環接続する一方、シリンダブロックに設
けたブロック冷却通路を外部と遮断して前記各冷却通路
にそれぞれ冷却液を充填したことを特徴としている。
及びシリンダブロックにそれぞれ冷却通路を形成してい
る。そして、前記シリンダヘッドに設けたヘッド冷却通
路を放熱器に循環接続する一方、シリンダブロックに設
けたブロック冷却通路を外部と遮断して前記各冷却通路
にそれぞれ冷却液を充填したことを特徴としている。
く作用〉
このようにシリンダヘッド及びシリンダブロックにそれ
ぞれ別個に冷却通路を形成し、ヘッド冷却通路を放熱器
に循環接続する一方、ブロック冷却通路は外部と遮断し
てこれら両冷却通路にそれぞれ冷却液を充填したので、
熱負荷が大きいシリンダヘッドは充分に冷却される。又
、熱負荷がそれ程大きくないシリンダブロックは強制的
に冷却されず、冷却液の自然対流による熱の分散・均一
化のみが図られる。従って、シリンダライナの熱変形等
を伴うことなく冷却損失を低減することができる。
ぞれ別個に冷却通路を形成し、ヘッド冷却通路を放熱器
に循環接続する一方、ブロック冷却通路は外部と遮断し
てこれら両冷却通路にそれぞれ冷却液を充填したので、
熱負荷が大きいシリンダヘッドは充分に冷却される。又
、熱負荷がそれ程大きくないシリンダブロックは強制的
に冷却されず、冷却液の自然対流による熱の分散・均一
化のみが図られる。従って、シリンダライナの熱変形等
を伴うことなく冷却損失を低減することができる。
〈実施例〉
以下に添付図面に基いて本発明の実施例を詳細に説明す
る。
る。
第1図は本発明に係る冷却装置の一実施例を示す概略構
成図、第2図は第1図のII −11断面図であり、シ
リンダヘッド1に設けた冷却通路(図示省略)は従来装
置と同様にポンプ3、サーモスタット4、放熱器5に循
環接続されている。
成図、第2図は第1図のII −11断面図であり、シ
リンダヘッド1に設けた冷却通路(図示省略)は従来装
置と同様にポンプ3、サーモスタット4、放熱器5に循
環接続されている。
一方、シリンダブロック2にはシリンダライナ6を囲繞
する冷却通路7を設け、この冷却通路7を外部と遮断し
て冷却液を充填している。尚、シリンダヘッド1に設け
た排気通路(図示省略)及びシリンダブロック2に嵌挿
されたシリンダライナ6等は、断熱性に優れた材料で構
成され、燃焼熱が外部に放散することを防止するように
している。
する冷却通路7を設け、この冷却通路7を外部と遮断し
て冷却液を充填している。尚、シリンダヘッド1に設け
た排気通路(図示省略)及びシリンダブロック2に嵌挿
されたシリンダライナ6等は、断熱性に優れた材料で構
成され、燃焼熱が外部に放散することを防止するように
している。
断る構成になる冷却装置を有する内燃機関において、燃
焼熱により加熱されたシリンダヘッド1の各部は内部を
循環する冷却液によって冷却される。各部を冷却した冷
却液はサーモスタット4へ導かれ、温度によってそのま
まあるいは放熱器5で冷却された後、ポンプ3によって
再びシリンダヘッドlに送り込まれる。
焼熱により加熱されたシリンダヘッド1の各部は内部を
循環する冷却液によって冷却される。各部を冷却した冷
却液はサーモスタット4へ導かれ、温度によってそのま
まあるいは放熱器5で冷却された後、ポンプ3によって
再びシリンダヘッドlに送り込まれる。
一方、シリンダブロック2においては、燃焼熱の大部分
はシリンダライナ6を経て外部に逃げようとするが、シ
リンダライナ6が断熱性の高い材料で構成されているた
め熱はあまり外部へ逃げることが出来ない。このために
、シリンダライナ6は次第に加熱されて高温になる。又
、シリンダライナ6の温度は上部はど高い不均一な分布
傾向となるが、シリンダライナ6の周囲に冷却液が充填
されているため、この冷却液の対流によって熱の拡散が
図られてシリンダライナ6の温度分布が均一化される。
はシリンダライナ6を経て外部に逃げようとするが、シ
リンダライナ6が断熱性の高い材料で構成されているた
め熱はあまり外部へ逃げることが出来ない。このために
、シリンダライナ6は次第に加熱されて高温になる。又
、シリンダライナ6の温度は上部はど高い不均一な分布
傾向となるが、シリンダライナ6の周囲に冷却液が充填
されているため、この冷却液の対流によって熱の拡散が
図られてシリンダライナ6の温度分布が均一化される。
従って、シリンダブロック2を無冷却としたものに比較
した場合、冷却損失の増加を伴うことなく局部的な加熱
によるシリンダライナ6の変形を防止することができる
。
した場合、冷却損失の増加を伴うことなく局部的な加熱
によるシリンダライナ6の変形を防止することができる
。
尚、冷却通路に充填する冷却液としては、従来同様の水
を採用できるが、熱容量が大きいシリンダブロックの冷
却液には油を採用することが望まれる。
を採用できるが、熱容量が大きいシリンダブロックの冷
却液には油を採用することが望まれる。
〈発明の効果〉
以上説明したように本発明によれば、熱負荷が高いシリ
ンダヘッド部は冷却液を放熱器に循環させて冷却し、熱
負荷がそれ程高くないシリンダブロック部ではシリンダ
ライナ周囲に冷却液を充填して熱分布を均一化させるよ
うにしているために、シリンダライナの熱変形等を伴う
ことなく冷却損失を低減することができる。
ンダヘッド部は冷却液を放熱器に循環させて冷却し、熱
負荷がそれ程高くないシリンダブロック部ではシリンダ
ライナ周囲に冷却液を充填して熱分布を均一化させるよ
うにしているために、シリンダライナの熱変形等を伴う
ことなく冷却損失を低減することができる。
第1図は本発明の一実施例を示す概略構成図、第2図は
第1図のII −II断面図である。 l・・・シリンダヘッド 2・・・シリンダブロック
3・・・ポンプ 4・・・サーモスタット5
・・・放熱器 6・・・シリンダライナ7・
・・冷却通路
第1図のII −II断面図である。 l・・・シリンダヘッド 2・・・シリンダブロック
3・・・ポンプ 4・・・サーモスタット5
・・・放熱器 6・・・シリンダライナ7・
・・冷却通路
Claims (1)
- シリンダヘッド及びシリンダブロックにそれぞれ冷却通
路を形成し、前記シリンダヘッドに設けたヘッド冷却通
路を放熱器に循環接続する一方、前記シリンダブロック
に設けたブロック冷却通路を外部と遮断して前記両冷却
通路にそれぞれ冷却液を充填したことを特徴とする内燃
機関の冷却装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13558187A JPS63297723A (ja) | 1987-05-29 | 1987-05-29 | 内燃機関の冷却装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13558187A JPS63297723A (ja) | 1987-05-29 | 1987-05-29 | 内燃機関の冷却装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63297723A true JPS63297723A (ja) | 1988-12-05 |
Family
ID=15155164
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13558187A Pending JPS63297723A (ja) | 1987-05-29 | 1987-05-29 | 内燃機関の冷却装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS63297723A (ja) |
-
1987
- 1987-05-29 JP JP13558187A patent/JPS63297723A/ja active Pending
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