JPS63297167A - 車内現示方式を用いた閉そく方法 - Google Patents

車内現示方式を用いた閉そく方法

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JPS63297167A
JPS63297167A JP13133587A JP13133587A JPS63297167A JP S63297167 A JPS63297167 A JP S63297167A JP 13133587 A JP13133587 A JP 13133587A JP 13133587 A JP13133587 A JP 13133587A JP S63297167 A JPS63297167 A JP S63297167A
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station
train
departure
equipment
signal
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JP13133587A
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Kiyoshi Hosobuchi
細渕 清
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KAIGAI TETSUDO GIJUTSU KIYOURIYOKU KYOKAI
Original Assignee
KAIGAI TETSUDO GIJUTSU KIYOURIYOKU KYOKAI
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分!l’F) 本発明は鉄道の駅間における閉そく方法、特に車内現示
方式を用いた閉そく方法に関する。
(従来の技術) 列車を安全、確実、迅速に運転するためには列車の進路
は完全に開通し、対向列車、または先行列車と続行列車
とが相紅に支障を来たさないようにする必要がある。そ
のためには列車が一定の区域を専有できるようにし、そ
の区域での安全な走行を確保できるようにする必要があ
る。この一定の区域を閉そく区間と云っている。
相隣る駅間の閉そく方法としては連票閉そ(方式、連査
閉そく方式、連動閉そく方式および自動閉そく方2式が
ある。
連票閉そく方式は閉そく区間の両端である相隣る駅に連
票閉そく器と称する閉そく装置を設け1両端の駅の打合
せおよび協同操作により、いづれか一方の駅の連票閉そ
く器から、その区間において使用することが定められて
いる連票を一枚取出して携行し、他方の駅の連票閉そく
器に収めないと、両端の駅の連票閉そく器から次の連票
を取出すことができない構成として−閉そく区間に一列
車以東は在線させないようにしたものである。
連査閉そく方式とは閉そく区間の両端に短小軌道回路を
設け1両端の駅の電話等による打合せによって当該閉そ
く区間に列車が存在しないことを確認の上、閉そくてこ
を操作して閉そくを行うことによって出発駅の出発イ;
1号機および到着駅の場内信号機に進行現示をする。列
車が出発して出発駅に近接する短小軌道回路を踏むこと
によって当該短小軌道回路からの列車位置検知信号によ
って出発信号機に停+h現示をし1列重が到着駅に近接
する短小軌道回路を踏むことによって到着駅の場内信号
機を停止現示するようにしたものである。
連動閉そく方式とは閉そく区間の両端に閉そくてこと称
する閉そく装置を設け、両端の駅の打合せ及び協同操作
によって閉そくてこを操作して出発駅の出発信号機に進
行現示をする。この方式が上述した諸閉そく方式と異な
る点は駅間の連続軌道回路によって閉そく区間のどこに
列車がひ在するかの信号が上記閉そく装置に送信され、
閉そくと信号とが一元化されていることである。
自動閉そく方式とは一般的には閉そ(区間に設けられた
連続軌道回路によって検知された列車位置情報により自
動的に閉そく及び信号現示を行って列車を運転する方式
である。
しかして上記閉そく方式のうち、連票閉そく方式は連票
の授受および連票閉そく器の操作のために運転手以外の
人手を要し、連票授受の取扱いに相当の時間が費される
ことによる非能率さは無視できず、又、連票と池1ユ信
号機とが無関係である点において問題がある。
一方、連森閉そく方式、連動閉そく方式および自動閉そ
く方式は駅間に列車が存在しているか否かを判定するた
めに軌道回路を敷設することが不可欠てあり、列車運行
密度の低い区間の閉そく方式としては経済的に見合わな
い。
(発明が解決しようとする問題点) 本発明はF述のような現況にかんがみ、従来方式におけ
ると異なり、地上に信号機および軌道回路を一切設ける
ことなく車内信号現示方式をとることによって地上設備
を極力少くして、設備費用および電力消費量を格段に小
とし、しかも地上設備と車上設備との相互間の情報交換
によって安全な列車運行を可能とする閉そく方法を提供
しようとするものである。
(問題点を解決するための手段) 列車に車内信号機を有する車上装置を設ける。隣接する
駅にそれぞれ駅装置を、又それぞれの駅に近接する、他
の駅側の走行路に列車位置検知用地上コイルを設ける。
それぞれの駅の駅装置をケーブルを介して接続する。
上記車上装置と各駅の駅装置とは無線による情報伝送が
可能であるように構成される。
列車の出発時には、出発駅の駅装置からケーブルを介し
て到着駅の駅装置に閉そく要請指令を伝送する。出発駅
から閉そく要請指令を受信した到着駅の駅装置では出発
駅と到着駅との間に他の列車が在線するか否かの在線情
報によって当該列車の出発の不許可、許可を判定する。
到着駅の駅装置は出発許可と判定した場合には出発許可
指令を出発駅の駅装置へ伝送する。出発許可指令を受信
した出発駅の駅装置は車上装置へ出発許可信号を無線伝
送して車上装置の車内信号機の出発信号にG現示をする
。列車の運転士は当該出発G現示により列車を出発させ
る。列車が到着駅に近接する列車位置検知用地上コイル
を通過した時、到着駅の駅装置は東上装置から列車が到
着駅に近接する当該地点を通過したという地点情報を無
線伝送により受信し、当該地点情報受信時、到着駅にお
ける構内の転てつ機情報によって当該列車の車−L装置
に信号情報を無線伝送して、車上装置の川内信号機に、
それに応ずる信号現示をさせ1列車を到着駅へ到着させ
る。
(実 施 例) 本発明を第1図〜第5図に示す実施例に従って説明する
第1図には車上に搭載される車上装置および隣接する駅
に設けられる駅装置の概要が示されている。
1は車上装置で、車上装fi!lは送受信機2、固有番
号設定器TN1.論理回路31表示部4、ブレーキ回路
5、地点検知部6および地点検知用車上コイル7から構
成され、送受信機2の人出力価にはアンテナ8が接続さ
れている。
10およびlOoは隣接するA駅およびB駅に設けられ
る駅装置で駅装置10は送受信機11、固有番号記憶器
TN2、入出力回路12、保安回路13.伝送回路14
、制御卓15、論理回路16、転てつ機情報部17、列
車後端検知部18から構成される装置lOoは駅装置?
tloと同一構成からなっている。駅装置10°におい
て駅装置10の記号にダッシュを付した同一記号のもの
は同一構成要素を示す。駅装置10の伝送回路14と駅
装置10°の伝送回路14°とは伝送線19で接続され
ている。又送受信機11゜11’の入出力側にはアンテ
ナ9,9゛が接続されている。
第2図において点線で囲んでAとして示したΔ駅の停車
線241に停車している列車20を点線で囲んでBとし
て示たB駅の停車線へ出発させる場合を例として第1図
の駅装置の詳細を示す第3図(a)〜(d)および第1
図の車上装置の詳細を示す第4図に従って説明する。
第2図において、211,212,213はA駅に近接
した。第2図の左側の車両走行路に設置された地上の列
車位置検知用コイル、2+4.215.2+6はA駅に
近接したB駅側の車両走行路に設けられた地上の列車位
置検知用コイル、211°、2I2°、213′および
214°、215°、216°はそれぞれB駅に近接し
たA駅側およびC駅側の車両走行路に設けられた地上の
列車位置検知用コイル%221および222は地上の列
車位1n検知用’:Jイル211〜2 + 3オJ:ヒ
2 ] 4〜2+6よりA駅に近接して設けられた列車
後端検知用地上コイル、221°および222°は22
1,222と同様に、しかしB駅に近接して設けられた
列車後端検知用地上コイルである。+5−1〜15−8
はA駅構内の転てってこ、+5−1°〜15−8’はB
駅構内の転てってこ、23菖〜234.231°〜23
4°は転てつ機、241,242.243はA駅の停車
線、241’、242 ”、243°はB駅の停車線で
ある。なお。
第2図に示すA駅、B駅およびその間の走行路と全く同
様な構成がミニチュアな形でA駅およびB駅の制御卓上
に設けられ1列車の進行に伴って停車線、転でってこお
よび転てつ機に近接して設けられる表示灯が点灯され、
列車の進行状態を表示するようになっている。
本発明による閉そくおよび閉そくの解除の考え方につい
て列車20の先行列車がA駅の停車線からB駅へ出発す
る場合を例として先づ簡単に述べることとする。
A駅のある停車線に在線している先行列車の車上装置1
は、第4図に示すように、押ボタンBを押すことによっ
て当該列車の列車番号等からなる固有番号信号を記憶し
ている固有番号設定器TNIから当該固有番号信号を送
受信機2に出力し、当該送受信機2で、当該信号を搬送
波に変調して、アンテナ8を介して、第3図(a)に示
すΔ駅の駅装置10のアンテナ9に無線伝送する。当該
固有番号は送受信機11で復調され、固有番号記憶器T
N2の記憶部に記憶される。
次にA駅において、A駅の駅装置10の制御卓15の第
3図(a)に示す閉そく要請押しボタン+5aBを押し
てB駅へ閉そく要請を行なう。押しボタン15aBを押
すことによって閉そく要請信号発生回路15aが動作と
なり、その動作接点15a’によって動作維持される。
一方、伝送回路14の動作接点15a°が閉じ、ケーブ
ル19を介して、固有番号記憶器TN2から出力される
当該列車の列車番号等の固有番号を付して、B駅の駅装
置の第3図(b)に示す伝送回路14゛のリレーRy1
4bに与える。B駅の制御rji15°の回答押しボタ
ン15bBは、この段階では押されていないので、制御
1a15’の出発許可信号発生回路15bは落下、その
動作接点15b’は開放で、リレーRy14bは動作と
ならず、閉そく要請受表示灯14bPのみが点灯維持す
る。閉そく要請を受けたB駅では、A駅とB駅との間に
他の列車が在線しているか否かの在線情報によって当該
列車の出発の不許可、許可を決定する。+3駅の駅装置
では、一つ前の先行列車がΔ駅とB駅との間に在線しな
い、という条件によって先行列車をA駅から出発させる
。すなわち、後述するように、B駅の駅装置の第3図(
b)における固有番号記憶器TN2°の記憶内容を表示
する在線表示灯TN2P’の滅灯によってA駅とB駅間
に列車が在線しないと判定する。
B%RにおいてはB駅装置の在線表示灯TN2P°が滅
灯していることを確認のうえ、後述するように第3図(
b)の制御卓15°の押ボタン15bBを押して出発信
号発生回路+5bを動作とし、その動作接点15b°を
介して、リレーRy14bを動作とし、その動作接点1
4b°閉成によりA駅の制御卓15から伝送された信号
を出発列車番号としてB駅の駅装置の固有番号記憶器T
N2°に与えて、在線表示灯TN2P’を点灯せしめる
とともに後述するように、ケーブル19%A駅の駅装置
を介して車上装置のフィルタ31を介してリレーRy 
31を動作とし、その動作接点Ry31’を介して出発
信号をG現示する。先行列車がB駅方向へ出発した後、
当該先行列車が列車後端検知用地−Eコイル222を通
過する際、地上の列車後端検知用地1コイル222が当
該列用の最後部型の後端下部に設けられている第4図に
示す車上の後端検知コイル22から当該先行列車の固有
番号を付した信号を受けて、第3図(c)に示すごとく
、フィルタ222Fを介して列用後端検知部18のリレ
ーRy222が動作となり、列車後端検知用地上記憶回
路182aに記憶され、列車後端検知灯182aPが点
灯維持される。それによって第3図(a)に示すA駅の
駅装置の、上記記憶回路+82aの制御卓15における
落下接点182a’が開き、閉そく要請信号発生回路1
5aは落下し、その動作接点15a’が開いて第3図(
b)に示す表示灯14bPが滅灯し、それによってB駅
の駅装置は先行列車がA駅構内を出発したことを検知す
る。
例えばB駅の転てってこ15−1’を反位に倒しておく
と、先行列車がB駅に近づき1列Φ後端検知コイル22
が地上の列車後端検知コイル221°を通過することに
よってB駅の駅装置nの第3図(d)に示すリレーRy
221°が動作となり、記憶回路181bが動作となる
。当該検知情報はB駅の駅装置の第3図(b)に示す伝
送回路14゛を介して固有番号記憶器”l’ N 2 
”に人力され先行列用出発時、A駅の駅装置から伝送さ
れ、記憶されている当該先行列車の固有番号信号を抹消
して、在線表示灯TN2P’を滅灯せしめる。
一方記憶回路181b動作により第3図(b)の駅装置
の制御fa I 5°の上記記憶回路181b“が開放
となり、出発指令信号発生回路15bは落ドし、リレー
Ry I 4 bが落ドして八−B駅間の閉そく条件が
解除される。
一方B駅の駅装置では、B駅のルートの構成ができてい
るか否かを転てつ機情報部17°で確認する。B駅の駅
装置の転てつ機情報部17°には第3図(d)に示すよ
うに当該駅構内の転てつ機の状態が表示されている。2
31°〜234°は転てつ機で1例えば転てつ機23!
°を定位に倒した時は、第3図(d)における接点23
 ] a’が閉じて、転てつ機リレーRy171’が動
作となり、表示灯17IP’を点灯させて、転てつ機2
31°が定位に倒されていることを表示する。転てつ機
231°が反位に倒されれば、転てつ機リレーRy17
2°が動作となり、表示灯172P’によって転てつ機
231°が反位にあることを表示する。以下同様である
さて、A駅の停重線24+に在線の列車20をB駅へ出
発させる場合について述べる。
この場合、前述したごとく、A駅とB駅との間には先行
列車は在線せず、閉そく条件が解除されているものとす
る。
前述したごとく、A駅の停車線241に停車している列
車20の第4図に示す車上装置の固有番号設定器TNI
から、当該列車の列車番号等の固有番号を送受信機2、
アンテナ8を介してA駅の駅装置のアンテナ9に無線伝
送して第3図(a)のA駅の駅装置の固有番号記憶器T
N2に記憶させ、次いでA駅の駅装置の制御卓15の押
ボタン15aBを押して、閉そく要請信号発生回路15
aを動作として、その動作接点15a°を閉じ当該列車
の固有番号を付した閉そく要請信号をケーブル19を介
してB駅の第3図(b)に示す駅装置の表示灯14bP
に与えて、それを点灯させる。B駅においては、在線表
示灯TN2P°の滅灯によって列車後端検知用地上コイ
ル222と221°間に列車が在線しないことを確認し
て、第3図(b)に示ずB駅の制御Ia15°の押ボタ
ン+5bBを押して、出発信号発生回路+5bを動作と
し、その動作接点15b°を閉じて、リレーRy14b
を動作とし、A駅の制御<115から伝送された、当該
列車の固有番号を付した信号をA駅からの出発列車番号
として、B駅の駅装置の固有番号記憶器TN2’に与え
て、当該固有番号を記憶するとともに在線表示灯TN2
P゛を点灯させる。当該出発信号番号は当該固有番号と
ともに、接点+5b”、ケーブル19を介してA駅の駅
装置のリレーR、Y I 4aに与えて、Ry14aを
動作とし、A駅で出発可能と判断される。当該出発列車
番号はRy14aの動作接点Ry14a“を通してA駅
の駅装置の固有番号記憶器TN2.送受信機11、アン
テナ9を介して車上装置の第4図に示すアンテナ8、送
受信機2.固有番号設定器′「N1に与え、そこで人力
信号の固有番号と固有番号設定器TNIの固有番号とが
比較され1両者が一致した時、当該出発信号のみを通す
第4図のフィルタ31を介してリレーRN31を動作と
し、その動作接点R、N31’を介して出発信号をG現
示する。
運転士は車内信号機のG現示により列車20を出発させ
る。列車20の第4図に示す車上装置の地点検知コイル
7が地上の列車位置検知コイル2+4を通過すると、第
4図に示すように、地上検知コイル7の検知した地点情
報は、その地点情報のみを通すフィルタ61Fを介して
地点検知リレーRy61を動作とし、その動作接点Ry
61’を閉じて、その地点情報を論理回路3、固有番号
設定器TN1.送受信部2、アンテナ8を介して、第3
図(a)のA駅の駅装置10のアンテナ9、送受信機1
1、固有番号記憶器TN2を介して入出力回路12に固
有番号を付して送信し、フィルタ61Fを介して地点検
知記憶回路121aに記憶保持されるとともに。
地点検知表示灯121aPを点灯維持せしめる。
列車20が地上の地点検知点214を通過することによ
って、車上装置とA駅の駅装置との無線による伝送路は
切られる。すなわち、A駅の駅装置が列車20が地上の
列車位置検知コイル2+4を通過したという地点情報を
第3図(a)に示す地点検知記憶回路121aで受信し
た時、当該受信情報は固有番号設定器T N 2に与え
られる。固有番号設定器TN2は固有番号記憶部と当該
記憶部に記憶されている固有番号と入力情報に付されて
いる固有番号とを比較する比較部と抹消部を内臓してい
る。固有番号設定器TN2にA駅側の最初の地点情報が
入力したら、当該入力を抹消部に与えて固有番号設定部
TN2は爾後、それに記憶されている固有番号と同一の
固有番号を付した情報が人力したら、これを抹消して入
力しないように構成されている。
若し、構成要素の故障により、列車が列車位置検知用地
上コイル214を通過したにも拘らず、地点検知記憶回
路121aが動作とならなかった時は、列車が次の列用
位置検知用コイル2+5を通過したという情報により、
又もし、それも構成要素の故障によって地点検知記憶回
路122aが動作とならなかった時は列車位置検知用コ
イル216を通過したという情報により車上装置とA駅
の駅装置との無線による情報伝送路を断とする。
次いで、列車の後端の下側に設けられている第4図にお
いて22として示した列車後端検知コイルが地上の列車
後端検知用コイル222を通過する際、車上の列車後端
検知用コイル22から発せられている、当該列車の固有
番号を付した地点検知信号は地上の列車後端検知用コイ
ル222を介して、第3図(c)に示すA駅の列車後端
検知部18のフィルタ222Fを介してリレーRy22
2を動作とする。第3図(c)に示すごとく、リレーR
y222は動作で、その動作接点Ry222゛は閉成と
なっており、又列車の進路を構成する場合例えば1列車
2oをA駅から出発させる場合には転てってこ15−4
を反位とする。すなわち、転てってこ15−4゜+5−
6.15−8のいずれかを反位としておくことによって
列車後端検知用記憶回路182aは動作となって列車後
端が列車後端検知コイル222を通過したことを記憶し
、記憶回路1B2aの動作接点182a’閉成により列
車後端検知部182aPが点灯維持される。一方、A駅
の駅装置の進入許可信号発生回路241aは、転てって
こ15−1閉路による転てつ機231反位1列車後端検
知コイル22の第2図のA駅の左側の列車後端検知コイ
ル221の通過による記憶回路181aの動作、第3図
(c)の論理回路16の。
−F記憶回路182a動動作接点181a’開成によっ
て動作となり、その表示灯24+a Pが点灯保持され
ているが、列車がA駅から出発する場合には転てってこ
の接点15−4は反位とされ、その接点15−4°は開
放している。しかし進入許可信号発生回路24Iaは記
憶回路182aの落下接点182a°と、自己保持接点
24+a’で自己保持されている。列1F後端検知コイ
ル22が地上の列Itt後端検知コイル222を通過す
ることによって記憶回路182a動作、その落F接点1
82a’開放で進入許51発生回路241aは落下し、
その表示灯24 + aPは滅灯する。又A駅の駅装置
の第3図(a)に示す、制御1課15における落下接点
182a’も開き、閉そく要請信号発生回路+5aが落
下し、その動作接点15a°開放で、第3図(b)に示
す13駅装置の表示灯+ 4 b Pが滅灯し、B駅側
は列車がΔ駅を出発したことを検知する。列車20がB
駅に近づき、地上の地点検知コイル211“を通過する
際、車上装置1の列車位置検知コイル7は第4図に示す
ごとく地点検知コイル211”の地点情報を受信してフ
ィルタ61Fを介して地点検知リレーRy61を動作と
し、その動作接点Ry61°、論理回路3、固有番号設
定器TNI、送受信機2.アンテナ8.第3図(b)に
示ず13駅の駅装置10°のアンテナ9°、送受信機1
1°、固有番号記憶器TN2°、フィルタ6117を介
して記憶回路121bを動作とし、表示灯121 b 
Pを点灯維持させて列車が地上の地点検知コイル2+1
’を通過したことを表示する。
一方、B駅側の転てつ機の状況を見るに、転てつ機23
1°が反位に倒されていれば、第3図(d)のリレーR
y172°は動作であるが、記憶回路181b落下、そ
の動作接点181b’開放で、第3図(d)に示す進入
許可43号発生回路241bは落下、表示灯241bP
’滅灯で停車線241°が進入可能な線であることを表
示している。進入許可信号発生回路241bによる当該
情報は第3図(b)に示すごとく保安回路13°の記憶
回路121bの動作接点121b’、入出力回路12”
、固有番号設定器TN2°、送受信機ll°、アンテナ
9°を介して車1装fff+のアンテナ8に無線伝送さ
れる。もし当該列車20が当該列車20の固有番号から
して、B駅通過の列車であれば、E述したA−8駅間に
おけるA駅出発時におけると同様の方式でB駅からC駅
へ閉そく要請信号を伝送しておきC駅から出発許可が伝
送されてきたとき、それをB駅から車上に無線伝送して
通過列1Fのコードのみを通す第4図のフィルタ31を
介してリレーRy31を動作として第4図および第5図
に示すごとく車内信号機の現示を6現示とするとともに
第5図に示す列車位置検知用コイル位置211’におけ
るUの進行点灯表示をする。又当該列車が13駅停車の
列車である場合には、停車列車のみのコードを通すフィ
ルタ32を介してリレー11y32を動作として第5図
のU現示をするとともに動作接点11y32°を介して
車内信号機の現示をY現示とする。もし、停車線241
°〜243°のすべてに他の列車が在線していて、第3
図(d)に示す論理回路16°における記憶回路181
bの動作接点181b’閉成のため、表示灯241 b
P’〜243bP’が点灯している場合には、当該情報
がB駅装置δの保安回路13゛の接点121b’を介し
て第4図の車上装置に伝送され、当該情報のみを通すフ
ィルタ33を介してリレーRy33を動作とし、その動
作接点R,y33°を介して車内信号にR現示をさせる
とともにリレーEMR,を動作とさせ、非常ブレーキ回
路のリレーEMRを動作とし、その動作接点EMR’を
介して列車に非常ブレーキをかける。B駅の停車線24
2゛および243°に先行列車が在線せず1表示灯24
2bP’および243bP’が滅灯している場合は、B
駅の駅装置構内の該当する転てってこおよび転てつ機を
操作しておくことによって列車20をそれらの停車線へ
停車せしめることができる。列I! 20は次に地上の
車両検知コイル2+2°、213°を順次通過してゆく
が、その都度、上述したごとく、車り装置からB駅の駅
装置へ地点情報を無線伝送し、B駅の駅装置では現地機
器からの転てつ機情報により論理回路で判断し、その結
果得られた信号情報を車上に伝送して、qi内内寸号機
現示をする、という操作を繰返す。それにより川内信号
機においては順次、第5図に矢印で示す進行表示を点灯
するとともに、その都度、G、Y、Hの信号現示を選択
的に進めて行く、第5図において、Sは列車がA駅に停
車している時、■は列車位置検知用コイル2+4°の通
過時、UおよびVは列車位置検知用コイル211°およ
び212°の通過時に点灯される方向灯である。列車2
0が、地上の地点検知コイル213゛を通過した際には
停車線241°に相当する第5図においてDとして示す
方向性現示をする。この例の場合は停車線241゛が進
入可能な停車線であるから、第3図の(d)の論理回路
16°の進入許可信号発生回路241bによるコード情
報が車上に無線伝送されることによって方向性現示(2
41”)が点灯する。もし、構成要素の故障によって車
上装置が地点信号情報を受信しない時には次のように取
り扱う。すなわち、列車後端検知用地上コイル222と
列車位置検知用コイル211゛との間の距離、当該閉そ
(区間における列車の通常の走行速度から列車が222
と211’との間を走行する時間を設定しておき、第3
図(b)の表示灯l4bPが滅灯したら、カウンタCの
カウントを開始し、設定時間が経過したら、R4,¥号
情報を屯り装置に伝送し、R信号のみを通すフィルタ3
3を介してリレーRy33を動作としてR現示をすると
ともにリレーEMRを動□作とし、その動作接点EMR
,”閉成によってブレーキ回路5の非常ブレーキリレー
E M Rを動作とし、その動作接点EMR’を介して
列1Fに非常ブレーキをかけて停車せしめる。
列!tt20の後端の後端検知コイル22が地上の列車
後端検知コイル221°を通過する時、後端検知コイル
22から発せられている信号は列車後端検知コイル22
1゛で受信され、第3図(d)に示す列車後端検知部1
8°のフィルタ221F’を介して列車後端検知リレー
Ry221’を動作とする。転てってこ!5−1反位、
列車後端検知リレーRy22+’の接点Ry221°′
閉成で列車後端検知記憶回路18】bは動作となり、そ
の動作接点181b’によって動作維持され、表示灯1
81bPは点灯維持される。当該検知情報は第3図(b
)に示す伝送回路14゜を介して固有番号設定器TN2
°に人力され、列iff 20の出発時、A駅の駅装置
から伝送され、記憶されている列車2oの固有番号を抹
消して、在線表示灯TN2P’を滅灯せしめる。一方、
第3図(d)の論理回路16゛の列車後端検知灯241
 bP“は動作接点181b’閉成にょフて点灯し1列
車は停車線24ビに停車線表不灯241 b P ’点
灯のまま停車する。又B駅の駅装置の第3図(b)に示
す制御卓15゛における落下接点181b’が開き、出
発信号発生回路+5bは落下し、リレーRy14bが落
下して、閉そく解除となる。
B駅の停車線、たとえば241°に在線する列車をA駅
へ山野させる場合も、上述したと同様の理によって行う
ことができる。この場合、第3図(b)における駅装置
には、第3図(a)における固有番号抹消機構は図示さ
れていない。そこで、たとえばA駅からB駅へ出発信号
が発せられた時、当該信号によってΔ駅の第3図(a)
における固有番号記憶器TN2と固有番号抹消機構とを
断とし、第3図(b)のB駅に図示されていない固有番
号抹消機構が固有番号記憶器’r N 2 ’に接続さ
れるように構成する等によって、A駅の駅装置とB駅の
駅装置をそのまま用いることができる。
なお、I−記実施例は説明の便のため1としてリレー回
路を用いた場合の例について述べたが、リレー回路に代
えて、マイクロコンピュータ等の電子機器によっても実
現できるもので、本発明は、そのようなものを含むもの
である。
(発明の効果) 本発明のトな効果をあげれば次のとおりである。
11  lit内信号現示方式をとることによって、従
来の閉そく方式におけると異なり、地上に一切信号機を
設けないので、地上信号機の設置および当該地上信号機
の操作設備の設置が全く不要であり、システムが従来方
式と比し、簡易化されるとともに、地上設備の設置投資
が、それだけ減少できる。
2)列jl(に車内信号機を有する車上装置を、隣接す
る駅にそれぞれ駅装置を設け、列車の出発時には、出発
駅の駅装置から到着駅へ列車の固有番号を付した閉そく
要請指令を伝送し、閉そく要請指令を受信した到着駅の
駅装置ではA−B駅間に他の列車が在線しないことを確
認の上、出発駅の駅装置に出発指令を伝送し、出発駅の
駅装置は当該出発指令を列+9の重上装置へ無線伝送し
て、車内信号機に出発現示をする。列車が出発駅側の最
初の、fi効な列車検知用地上コイルを通過したら、列
車と出発駅の駅装置との間の無線による伝送路を断とす
る。列車が到着駅に近接する、列車位置検知用地上コイ
ルを通過する毎に到着駅の駅装置は列車位置検知情報を
受信し、当該地−Lコイル通過時における到着駅の転て
つ機情報によって信号情報を列車の車上装置に無線伝送
して車−L装置の車内信号機の信号現示をする。すなわ
ち出発時の車内信号現示は閉そく区間に他の列車が存在
するか否かの情報により閉そく条件を満たすか否かによ
って判断され、列車が到着駅に近接した時には、列車が
列車位置検知情報を受信する毎に、到着駅の転てつ機情
報により判断して川内信号現示をするように構成されて
いるので、きわめて正確で、かつ安全な列車の運行が可
能である。又、この場合、機器の故障などにより、到着
駅の駅装置から車上装置へ信号情報が無線伝送されない
場合は列車に非常ブレーキをかけるようにフエルセイフ
な構成としである。
3) 又、本発明においては出発駅側および到着駅側に
それぞれ列11を後端検知用地上コイルを設け、先行列
車の後端が出発駅側および到着駅側の列iIi後端検知
川地用Lコイルをともに通過し終った時、出発駅−到着
駅間に列車が在線しないものと判定するとともに、例え
ば先行列車が連結器の故障などによって分離し、後方部
のIR両を、出発駅側の列用後端検知用地−Lコイルと
到着駅側の列車後端検知用地トコイルとの間に残した状
態で前方部のip両が到着駅側の列車検知用地Lコイル
を通過しても、到4駅の駅装置には、列用後端検知情報
は入力しないので、到着駅の駅装置ηからは、東上装置
へY信号現示情報は人力されないよう構成して1列車を
編成する車両がiE常に連結されている時のみ、本発明
を作動させるようにして、出発駅と到着駅間に車両又は
列車の一部が在線しているに拘らず、在線していないご
とく表示することによる事故を未然に防止している。
4) 従来の連動閉そく方式および自動閉そく方式にお
けると異なり、列車位置検知のため軌道回路を全く敷設
しないので、上記l)に述べた効果と併せて、地上設備
はさらに簡易化され、設備投資額は従来と比し極端に減
少できる。又、従来の連票閉そく方式と異なり、連票を
一切使用しないので、連票の取扱作業およびそれに要す
る従業員は全く不用である。
すなわち、本発明は列用運行密度の低い区間等において
簡易かつ低価格で適用するのに好適である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明にかかる車上装置および隣接する駅の駅
装置の概要を示すブロック図、第2図は隣接する駅間の
走行路を示す1と面図、第3図(a)は第1図(a)に
示すA駅の駅装置の入出力回路、保安回路、伝送回路お
よび制御卓の詳細を示す回路図、第3図(b)は第1図
に示す、B駅の駅装置の入出力回路、保安回路、伝送回
路および制御卓の詳細を示す回路図、第3図(c)は第
1図(a)に示すA駅の駅装置の論理回路、転てつ機情
報部、車両後端検知部の詳細を示す回路図、第3図(d
)は第1図に示すB駅の論理回路、転てつ機情報部、車
両後端検知部の詳細を示す回路図、第4図は第1図に示
す、車上装置の詳細を示す回路図、第5図は第1図に示
す東上装置の車内信号表示部の一例を示す正面図である
。 1 、 、、−1i上装置、510.非常ブレーキ回路
、71.、東上の列車位1η検知用コイル。 8.9.9°01.アンテナ、10.10°。 1.駅装置、+7.17°11.転てつ機情報部、22
.、、 l↑11−の列車後端検知用コイル、2+ 1
.212.213.214.215.216.214’
、215°、216°地上の列車位IR検知用地上コイ
ル、+9.、、ケーブル、221.222.221’、
222’地トの列用後端検知用地上コイル、A、B。 0.隣接する駅車内信号機、S、T、U。 V、D、G、Y、R,、、信号現示 第3図(a) 第3図 (b)

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)列車に塔載される、車内信号機を有する車上装置と
    、隣接する駅にそれぞれ設けられる駅装置と、それぞれ
    の駅に近接する、他の駅側の走行路に設けられる列車位
    置検知用地上コイルとからなり、それぞれの駅の駅装置
    はケーブルを介して接続されるとともに、上記車上装置
    と各駅の駅装置とはそれぞれ無線による情報伝送が可能
    なように構成され、列車の出発時には出発駅の駅装置か
    らケーブルを介して到着駅の駅装置に閉そく要請指令を
    伝送し、出発駅からの閉そく要請指令を受信した到着駅
    の駅装置では出発駅と到着駅との間に他の列車が在線す
    るか否かの在線情報に よって当該列車の出発の不許可、許可を判定し、出発許
    可と判定した場合には出発許可指令を出発駅の駅装置へ
    伝送し、出発許可指令を受信した出発駅の駅装置は車上
    装置へ出発許可信号を無線伝送して、車内信号機の出発
    信号にG現示をして、列車を出発駅から出発させ、列車
    が到着駅に近接する列車位置検知用地上コイルを通過し
    た時、到着駅の駅装置は車上装置から当該地点情報を無
    線を介して受信し、到着駅構内の転てつ機情報によって
    当該列車の車上装置に当該地点における信号情報を無線
    伝送して、車上装置の車内信号機に、それに応ずる信号
    現示をさせて、列車を到着駅へ到着させることを特徴と
    する車内現示方式を用いた閉そく方法。 2)列車に塔載される、車内信号機を有する車上装置と
    、隣接する駅にそれぞれ設けられる駅装置と、それぞれ
    の駅に近接する、他の駅側の走行路に所定間隔をへだて
    て設けられる複数の列車位置検知用地上コイルと1個の
    列車後端検知用地上コイルとからなり、それぞれの駅の
    駅装置はケーブルを介して接続されるとともに、上記車
    上装置と各駅の駅装置とは、それぞれ無線による情報伝
    送が可能なように構成され、列車の出発時には出発駅の
    駅装置からケーブルを介して到着駅の駅装置に閉そく要
    請指令を伝送し、出発駅からの閉そく要請指令を受信し
    た到着駅の駅装置では先行列車が当該列車の後端に設け
    られている車上の列車後端検知用コイルが出発駅側およ
    び到着駅側のそれぞれの列車後端検知用地上コイルを通
    過した否かによって定められる上記2個の列車後端検知
    用地上コイル間に他の列車が在線するか否かの在線条件
    によって当該列車の出発の許可、不許可を判定し、到着
    駅の駅装置は出発許可と判定した場合には出発許可指令
    を出発駅の駅装置へ伝送し、出発許可指令を受信した出
    発駅の駅装置は車上装置に出発許可信号を無線伝送して
    、車内信号機の出発信号にG現示をして、列車を出発駅
    から出発させ、列車が出発駅に近接する複数の列車位置
    検知用コイルのうち最初の有効な列車位置検知用コイル
    を通過する時、列車の車上装置は、列車の位置検知情報
    を検知して、これを出発駅の駅装置に無線伝送して当該
    駅装置に記憶させるとともに当該駅装置と車上装置との
    無線による情報伝送路を断とし、その後、当該列車の後
    端が出発駅側の列車後端検知用地上コイルを通過する時
    、出発駅の駅装置は、これを検知して記憶し、到着駅の
    駅装置に伝送して当該駅装置に記憶させ、その後、列車
    が到着駅に近接する複数の列車位置検知用地上コイルを
    通過する毎に、列車の車上装置はこれを検知して到着駅
    の駅装置に無線伝送し、到着駅構内の転てつ機情報によ
    って、当該情報受信時における信号情報を車上装置に無
    線伝送して、車上装置の車内信号機に、当該受信地点に
    おける信号現示をし、その後、列車の後端が、到着駅側
    の列車後端検知用地上コイルを通過する時、到着駅の駅
    装置は当該情報を検知し、当該検知情報によって当該閉
    そく区間の閉そくを解除して、到着駅へ進行することを
    特徴とする車内現示方式を用いた閉そく方法。 3)列車に塔載される、車内信号機を有する車上装置と
    、隣接する駅にそれぞれ設けられる駅装置と、それぞれ
    の駅に近接する、他の駅側の走行路に所定間隔をへだて
    て設けられる複数の列車位置検知用地上コイルと1個の
    列車後端検知用地上コイルとからなり、それぞれの駅の
    駅装置はケーブルを介して接続されるとともに、上記車
    上装置と各駅の駅装置とは、それぞれ無線による情報伝
    送が可能なように構成され、列車の出発時には車上装置
    から出発駅の駅装置へ当該列車の固有番号を無線伝送し
    て出発駅の駅装置に記憶させ後、出発駅の駅装置からケ
    ーブルを介して到着駅の駅装置に当該列車の固有番号を
    付した閉そく要請指令を伝送し、出発駅からの閉そく要
    請指令を受信した到着駅の駅装置では出発駅から伝送さ
    れてきた当該列車の固有番号を記憶するとともに、先行
    列車が当該列車の後端に設けられている車上の列車後端
    検知用コイルが出発駅側および到着駅側のそれぞれの列
    車後端検知用地上コイルを通過したか否かに よって定められる上記2個の列車後端検知用地上コイル
    間に他の列車が在線するか否かの在線条件によって当該
    列車の出発の許可、不許可を判定し、到着駅の駅装置は
    出発許可と判定した場合には出発許可指令を出発駅の駅
    装置へ伝送し、出発許可指令を受信した出発駅の駅装置
    は車上装置に当該列車の固有番号を付した出発許可信号
    を無線伝送して車内信号機の出発信号にG現示をして、
    列車を出発駅から出発させ、列車が出発駅側の複数の列
    車位置検知用コイルのうちの最初の有効な列車位置検知
    用コイルを通過する時、列車の車上装置は、その列車検
    知情報を検知して、これを出発駅の駅装置に無線伝送し
    て当該駅装置に記憶させるとともに当該駅装置と車上装
    置との無線による情報伝送路を断とし、その後、当該列
    車の後端が出発駅側の列車後端検知用地上コイルを通過
    する時、出発駅の駅装置は、これを検知して記憶し、到
    着駅の駅装置に伝送して当該駅装置に記憶させ、列車が
    到着駅に近接する複数の列車位置検知用地上コイルを通
    過する毎に、列車の車上装置はこれを検知して到着駅の
    駅装置に無線伝送し、到着駅の駅装置では到着駅構内の
    転てつ機情報によって、当該情報受信時における信号情
    報を車上装置に無線伝送して、車上装置の車内信号機に
    当該受信地点における信号現示をし、到着駅の駅装置で
    信号情報が得られない場合には列車に非常ブレーキをか
    けるようにし、その後、列車の後端が、到着駅側の列車
    後端検知用地上コイルを通過する時、到着駅の駅装置は
    当該情報を検知し、当該検知情報によって到着駅の駅装
    置に記憶されている当該列車の固有番号を抹消して、当
    該閉そく区間の閉そくを解除し、到着駅へ進行すること
    を特徴とする車内現示方式を用いた閉そく方法。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH1076951A (ja) * 1996-09-03 1998-03-24 Daido Signal Co Ltd 列車の閉そく制御方法及び装置
JP2002178922A (ja) * 2000-12-15 2002-06-26 East Japan Railway Co 単線自動閉塞システム
JP2002316644A (ja) * 2001-04-19 2002-10-29 Nippon Signal Co Ltd:The 列車制御装置
JP2012218533A (ja) * 2011-04-07 2012-11-12 Hitachi Ltd 信号制御システム
JP2012232604A (ja) * 2011-04-28 2012-11-29 Hitachi Ltd 信号制御システム

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