JPS63295893A - 遠心ポンプ - Google Patents

遠心ポンプ

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JPS63295893A
JPS63295893A JP12580887A JP12580887A JPS63295893A JP S63295893 A JPS63295893 A JP S63295893A JP 12580887 A JP12580887 A JP 12580887A JP 12580887 A JP12580887 A JP 12580887A JP S63295893 A JPS63295893 A JP S63295893A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
impeller
thrust
thrust receiving
pump
main shaft
Prior art date
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Pending
Application number
JP12580887A
Other languages
English (en)
Inventor
Noriyuki Osada
長田 憲幸
Minoru Iwata
岩田 實
Isamu Ichiki
勇 市来
Kojiro Sasaki
佐々木 幸次郎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ebara Corp
Original Assignee
Ebara Corp
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Publication date
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  • Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は液体用の遠心ポンプに関するものである。
[従来技術〕 第9図は特公昭49−38641号公報に示された従来
のポンプの一例の断面図である。図において、モータの
ロータ1及びステータ・2はステンレス製のロータキャ
ン32、ステータキャン33によって被覆されて鉄心、
コイル、二次導体が搬送液と接触しない構造となってい
る。モータの主軸3の先端にインペラー4がネジ止めさ
れ、インペラー4とロータlとの中間及びローター1側
の末端において主軸3は、ラジアル軸受45.46によ
って回転可能に支承され、さらにポンプの回転時に生ず
る軸スラストはロータ1の両側のスラスト軸受47によ
って支承されている。ポンプの吐出口48からモータの
末端に接続された導通バイブ49によって搬送液が吐出
口側からモータの末端側に流入し、さらにインペラー4
の背面に流出するのでこの型式のポンプにおいては自液
即ち搬送液によって軸受部の潤滑とモータの冷却とがな
され、そして搬送液は完全に外気から遮断された状態で
取扱われる。
〔発明が解決しようとする問題点〕
第9図に示したポンプは、搬送液が食料品、薬品、有毒
液冷媒、超純水などのように外気と接触することが望ま
しくない場合において採用されている。従って全体の構
造も一般のポンプに比べて密閉構造となり細部に亘る分
解・点検ができないものが多い。
また、一般的に、ポンプの故障は、ケーシング、インペ
ラー4、モータのロータ1及びステータ2に由来するこ
とは少なく、軸受の摩耗による故障が大半を占めている
この軸受の摩耗によって生じた摩耗粉は搬送液に混入す
ることから、超純水や薬品を取扱う場合にはポンプの下
流にフィルタを設けて摩耗粉を除去することが行われて
いる。
さらに、軸受の損傷による事故を未然に防止するため、
定期的にポンプの分解・点検を行っているが、この分解
・点検のたびに流路が外気と接触するために汚染され、
長期間に亘ってフラッシングを行ない内部を浄化したり
、或いは冷凍機の冷媒移送用ポンプにあっては缶内の真
空が破壊されるので再度高真空にしなければならないな
ど多大な費用と人手を強いられるものであった。
このような現状に鑑み本発明は、耐久性に優れた摺動部
を備えたポンプを提供し、また、II耗粉の発生によっ
て搬送液を汚染することがないポンプを提供するもので
あり、さらに、局部的な発熱によって液を変質させるお
それがないポンプを提供するものであり、そして、上記
の利点を有するポンプを安価に提供することを目的とす
る。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は、セラミックス焼結体によって形成されたイン
ペラを備え、該インペラの入口側及び背面側に主軸に対
して直角な平滑な平面を形成して夫々回転側スラスト受
面となし、ケーシングの内面にあって該回転側スラスト
受面と対向する位置に夫々主軸に対して直角な平滑な平
面を有するセラミ、7クス焼結体で構成した固定側スラ
スト受面を備え、夫々対向する回転側スラスト受面と固
定側スラスト受面とのいづれか一方の面に動圧発生用の
スパイラル溝が形成されていると共に、前記インペラを
保持する主軸が軸方向に関して移動可能なラジアル軸受
によって支承されていることを特徴とする遠心ポンプで
ある。
〔作 用〕
本発明の遠心ポンプは、セラミックス焼結体からなるイ
ンペラの前面の入口側及び背面側に直接回転側スラスト
受面を形成し、さらにこの回転側スラスト受面と対向す
るケーシング内面にセラミックス部材からなる固定側ス
ラスト受面を形成し、夫々互いに向きあう回転側スラス
ト受面と固定側スラスト受面のいづれか一方の面に動圧
発生用のスパイラル溝を形成したものであるから、ポン
プにスラスト荷重が作用した場合インペラの前面又は背
面のいづれかにおいてスパイラル溝による動圧が発生し
スラスト荷重を支える。
インペラ自体がセラミックスなので耐摩性が大であり、
回転側スラスト受面が一体に形成されているので剛性が
大であり、精度が高く、円滑かつ発熱を伴わない安定し
た高速回転を行うことができる。
また、流体力によるスラストを受けるのはインペラであ
るので、このインペラに直接回転側スラスト受面を設け
たことにより、主軸にはスラストは伝わらず、インペラ
と主軸との間のスラスト伝達の構造は簡単になり、また
主軸のたわみも少なくなる。
さらに、主軸が軸方向に関して移動可能なラジアル軸受
によって支承されているためスラスト荷重の方向が変化
してもインペラーは軸方向に移動することが可能であり
、結果として、ポンプのスラストはインペラの前面又は
背面のいづれかを、これと対向するケーシング内壁との
間で流体膜によって支えられる。
〔実施例〕
第1図は本発明の実施例に係るポンプの断面図である。
第1図において、モータのロータ1とステータ2とはそ
れぞれステンレス鋼板のロータキャン32、ステータキ
ャン33によって被覆され搬送液とコイル二次導体・鉄
心との接触が断たれている。
インペラ4は硬質のセラミックス焼結体からなるもので
あって、主板5及び側板6は夫々軸方向蔓面5’、6’
が主軸3と直角な平滑な平面に仕上げられ回転側スラス
ト受面となっている。
また、インペラの外側を覆うケーシングは前面側の前ケ
ーシング7と背面側の後ケーシング8とに分割され、2
つのケーシング7.8の接合部には0−リング9が介在
され、搬送液と外気とが接しないようになっている。そ
して、前ケーシング7の内壁でインペラ4の前面に形成
された回転側スラスト受面6′と対向する位置に環状の
セラミックス焼結体10からなる固定側スラスト受面1
0′が備えられ、またインペラ4の背面に対向する後ケ
ーシング8のポンプ室11側内壁には同様に環状のセラ
ミックス焼結体12からなる°固定側スラスト受面12
′が形成されている。
この2つの固定側スラスト受面10’、12’は主軸3
と直角な面であり、平滑な平面に対して動圧発生用の深
さ5〜30μmのスパイラル溝が形成されている。ロー
タlの反インペラ側において矢印13によってこのポン
プの正規の回転方向を示したが、インペラ4が矢印13
の方向に回転した場合において、回転側スラスト受面5
’、6’と固定側スラスト受面10’、12’との間に
動圧が発生して流体膜が形成される。
ロータ1とインペラ4との間の主軸3にはセラミックス
焼結体からなる軸スリーブ18が装着され、この軸スリ
ーブ18に対応して、外周にセラミックス焼結体からな
るラジアル軸受14が後ケーシング8に装着されている
。この軸スリーブ18とインペラ4との間にはスペーサ
35が介在され、さらにインペラ4は前面において締込
みナツト15によってキー36、金属スリーブ16、樹
脂板17を介して後述の如く主軸3と一体に回転可能に
締結されている。他方、ロータ1の反インペラ側におい
ては、同様に主軸3にセラミックス焼結体からなる軸ス
リーブ19が装着されて止めナツト20で脱落が防止さ
れている。
さらに、軸スリーブ19の外周にはモーターのエンドケ
ーシング21にセラミックス焼結体からなるラジアル軸
受22が固定され、前記ラジアル軸受14とによってラ
ジアル荷重を支承する。
第2図は第1図の1−1断面図であり、後ケーシング8
に装着された環状のセラミックス焼結体からなる固定側
スラスト受板12のインペラ4の背面に対向する面12
’は固定側スラスト受面としての機能を具備するもので
あって、平滑な平面に?R?aさ5〜30μmの動圧発
生用のスパイラル/R23が全周に亘って等間隔で形成
され、この固定側スラスト受面の他の部分は平滑な平面
がそのまま残されたランド24となっている。スパイラ
ル溝23の形成方法としては、固定側スラスト受板12
の受面12’を全面のうねりが3μm以下で且つ、平均
面粗さRaが0.1μm以下の平滑な平面としたのち、
ランド24に相当する表面を樹脂マスクで覆い、ショツ
トブラストによって所定の溝環さとなるべくスパイラル
溝を形成し、樹脂マスクを除去する手法が最も簡便であ
るが、他の方法によって形成してもよい。
なお、第2図中矢印13は正規のポンプの回転方向を示
している。
第3図は、ロータ1の反インペラ側の主軸3端部に位置
するラジアル軸受部の拡大断面図である。
エンドケーシング21に固定された円筒状のセラミック
ス焼結体からなるラジアル軸受22の内周面22′は主
軸3と平行な円筒形状であって、且つ、平滑な円筒面に
ランプ仕上げされている。
他方、主軸3に装着されたセラミックス焼結体からなる
軸スリーブ19の外周面も主軸3と平行な円筒形状であ
って、且つ平滑な円筒面にランプ仕上げされている。そ
して、この軸スリーブ19の外周面19′にはへリング
ボーン状のスパイラル1IG25が全周に亘って形成さ
れ、さらに、スパイラル溝25と隣接してランド26が
形成されている。27は軸スリーブ19を押える座金で
あり、止めナンド20によって軸スリーブ19の脱落は
防止されている。
ここで、主軸3が矢印13の方向へ回転した場合、スパ
イラル溝25の作用によってラジアル軸受22の内周面
22′と軸スリーブ19の外周面19′との間には動圧
を伴う搬送液の流体膜が形成されて、回転部分は流体膜
に支承されて回転する。
また、モータのロータ1の発熱によって主軸3が延びた
場合にはラジアル軸受22の内周面22′も軸スリーブ
1の外周面19′も夫々主軸3に平行な円筒形状である
ため、単に軸スリーブ19とラジアル軸受22の軸方向
の位置が熱膨張差に応じた寸法だけずれるだけで、ラジ
アル軸受の負荷容量にはさほど影響は与えない。
なお、図示しないが、インペラ4とロータ1との間に位
置するラジアル軸受部の原理的な構造も、第3図に示し
たラジアル軸受部と全く同様のものであるから、ポンプ
のスラスト荷重の方向が変化しても、回転体は、インペ
ラ4とケーシング7゜8との位置関係を基点として任意
の位置へ移動するだけであり、ポンプの性能に直接悪影
容を及ぼすことはない。
さらに、インペラ4と前ケーシング7との間のスラスト
受は部の構造は前記第2図と原理は共通するものである
28は吸入口、37は吐出管、38は冷却兼潤滑液の導
入口、39.40はエア抜き穴、41゜42.43は冷
却兼潤滑液の貫通口、44は端子箱との連絡管である。
インペラ4の主軸3への取り付は構造につき説明すれば
、第4図に示す如く、主軸3に嵌装された金属スリーブ
16の外周には、弾性を有するデルリンプラスチックな
どの樹脂板20とインペラ4の主板5とが重ねられて配
備されている。金属スリーブ16はキー36により主軸
3に拘束され、かつ、締込みナツト15により主板5、
樹脂板17を挟んで軸方向に固定している。
インペラ4(主板5)はセラミックス焼結体なので、金
属スリーブ16からのトルクを受けるのに内周にキー溝
を用いると、亀裂を生じやすいので、これを避けるため
に第4図に示す如く、間に挟んだ樹脂板17を利用して
トルクを伝えるようにする。
即も、樹脂板17には第6図に示す突起50を両面に設
け、樹脂板17を挟む金属スリーブ16、主板5の面に
は、突起50が嵌入する凹部51及び52を設け、第8
図の如く嵌合してトルクを伝達する。このようにして主
板5は主軸3と一体に回転する。なお、これらの凹凸関
係は逆でもよい。
樹脂板17は、その弾性変形により主板5、金属スリー
ブ16の製作誤差、組立誤差を緩和し、スラスト軸受面
の動作を円滑にする作用があるが、そのほかに、上述の
如く構成することにより、セラミックス焼結体の主板5
 (インペラ4)に対し、応力集中の起こりにくい形状
により組み合わせることができ、また、弾性変形により
衝撃を緩和しセラミックスの亀裂発生、破壊を防止する
ことができる。
第1図乃至第8図に説明した本発明の実施例に係るポン
プに対し端子箱側から電源が投入された場合、インペラ
4は吸入口2日から流入する搬送液によってインペラ4
からロータlへ向う方向のスラスト力を受はセラミック
ス製のインペラ4の主板5の背面に形成された軸直角で
平滑な平面である回転側スラスト受面5′と後ケーシン
グ8に固定された固定側スラスト受面12′との間にス
パイラル溝23及びランド24の作用によって動圧を伴
う流体膜が形成されインペラ4、軸スリーブ19,18
、主軸3及びロータlからなる回転部分は、いづれも固
定側の部材と固体接触することなく回転する。ポンプの
吐出圧が上昇した場合にはインペラ4の背面の圧力が上
昇するため、ロータlからインペラ4へ向う方向のスラ
スト力が作用し、インペラ4の前面に形成された回転側
スラスト受面6′が前ケーシング7の内壁に形成された
固定側スラスト受面10′に接近し、この時、固定側ス
ラスト受面10’に形成されたスパイラル溝とランドと
の作用によって流体膜が形成され同様にスラスト力を支
える。
従って、ポンプが正規の回転方向へ回転している場合に
は固体摺動が生ずることはなく軸受部が損傷することは
ない。
以上の説明のおいて用いたセラミックス焼結体としては
、硬質で化学的に安定なものが望ましく、SiC焼結体
、5iJa焼結体、A 1 zoi焼結体、ZrO。
焼結体などが用いられる。
また、インペラに形成される回転側スラスト受面とケー
シングの内壁に形成される固定側スラスト受面とのいづ
れの面にも動圧発生用スパイラル溝を形成することは可
能であるが、ショツトブラストによって溝を加工する場
合、樹脂マスクによって保護する部分が少ない固定側ス
ラスト受面にショツトブラストを施す方がより容易であ
ることから後者の方が経済的に有利となる。
さらに、本発明において用いられるインペラの形状とし
ては回転軸方向に関して、もっとも端部に位置する部分
に夫々軸と直角な、回転側スラスト受面を形成すること
が望ましい。
このようにすれば、回転側スラスト受面を平滑な平面に
仕上げるラップ作業が極めて容易となる。
しかし、精密研削盤によって上記受面を平滑な平面に仕
上げる場合には形状の制約はうけることが少ない。
なお、本発明のポンプにおいてはインペラにバランスホ
ールを設けるか否かは任意である。インペラとケーシン
グとの間のスラスト受部のスラスト荷重を支える能力が
大きいので格別バランスホールを設けることはないが、
例えば第1図の実施例のポンプで熱劣化の激しい液体を
移送する場合には、液体がモータの冷却と軸受の潤滑の
ために吐出部からエンドケーシング21に形成された循
環口30へ返送されるものであるから、その液温を所望
の値に維持するため後ケーシング8及び主板5の適当な
位置に貫通孔を形成し、循環液量を増すことも可能であ
る。
また、本発明のポンプにおいてインペラに裏羽根を設け
ることも可能であり、裏羽根と、後ケーシング8に設け
た貫通孔42によって、例えば、第1図の実施例の如き
キャンドモータポンプの循環液量を確保することができ
る。このとき固定側スラスト受面12′のスパイラル溝
は、主軸の回転によって液が外向きに流れるように設け
られ、外周部にランドを備える。
インペラ4がスーラストにより一方に片寄ったとき、片
寄った側の回転側スラスト受面と固定側スラスト受面と
の距離は動圧がスラストとバランスするに必要な僅かの
隙間が保たれるが、離れる側の回転側スラスト受面と固
定側スラスト受面との距離は、互に動圧が発生しない程
度の十分な隙間を有するようにするのが好ましい。離れ
る側の隙間が狭いとハンティングを起こし易い。
なお本発明は、上記の実施例に示したものに限らず、カ
ンチレバ支持でない両側のもの、単段でないもの、電動
でないもの、にも適用できる。
〔発明の効果〕 本発明の遠心ポンプは、セラミックス焼結体によって形
成されたインペラを備え、該インペラの入口側及び背面
側に主軸に対して直角な平滑な平面を形成して夫々回転
側スラスト受面となし、ケーシングの内面にあって該回
転側スラスト受面と対向する位置に夫々主軸に対して直
角な平滑な平面を有するセラミックス焼結体で構成した
固定側スラスト受面を備え、夫々対向する回転側スラス
ト受面と固定側スラスト受面とのいづれか一方の面に動
圧発生用のスパイラル溝が形成されていると共に、前記
インペラを保持する主軸が軸方向に関して移動可能なラ
ジアル軸受によって支承されているものであるから、セ
ラミックス焼結体は硬度が高くインペラの翼部の摩耗が
極めて少ないか、実質的に皆無となり、さらに、セラミ
ックス焼結体同士で構成される動圧軸受部分の流体膜の
剛性が大きいことから大きなスラスト力に対しても非固
体接触状態で荷重を支えるものであり、このことから摺
動部分の摩耗損傷は実質的に解消され、さらに、流体膜
を形成して行われる摺動の抵抗は極めて小さく、ポンプ
の全体としての効率の向上に寄与し、さらに、局部的な
固体摺動が解消されるため局部発熱による搬送液の変質
を防止し、また、1f!耗扮が搬送液に混入することが
ないので超々純水や医薬品であっても何ら搬送液を汚染
することなく移送することができる。
また、流動力によるスラストを受けるインペラ自体にス
ラスト受面を形成してスラストを支承するので、主軸に
スラストがかからず、インペラと主軸との間のスラスト
伝達構造が簡単となり、主軸のたわみも少なく、円滑な
運転ができる。
そして、インペラに接続された主軸が軸方向に移動可能
なラジアル軸受によって支承されているため、スラスト
力の方向の変化によってインペラが軸方向に移動したり
、主軸が熱膨張・熱収縮しても障害を受けることはなく
、安定して運転を維持できると言う利点ががあり、実用
上極めて有益と曾える。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係るポンプの断面図、第2Mは第1図
のI−1断面図、第3図は第1図の拡大断面図、第4図
は主板取付部付近の縦断面図、第5.6,7.8図はそ
れぞれ第4図のn、  III、 ■。 、■線の断面図、第9図は従来例の縦断面図である。 ■・・・ロータ、2・・・ステータ、3・・・主軸、4
・・・インペラ、5・・・主板、6・・・側板、7・・
・前ケーシング、8・・・後ケーシング、9・・・O−
リング、IO・・・固定側スラスト受板、11・・・ポ
ンプ室、12・・・固定側スラスト受板、13・・・矢
印(回転方向)、14・・・ラジアル軸受、15・・・
締込みナンド、16・・・全屈スリーブ、17・・・樹
脂板、18・・・軸スリーブ、19・・・軸スリーブ、
20・・・止めナンド、21・・・エンドケーシング、
22・・・ラジアル軸受、23・・・スパイラル溝、2
4・・・ランド、25・・・スパイラル溝、26・・・
ランド、27・・・座金、28・・・吸込口、29・・
・コイル、30・・・循環口、31・・・吐出管、32
・・・ロータキャン、33・・・ステータキャン、34
・・・ラジアル軸受、35・・・スペーサ、36・・・
キー、37・・・吐出管、38・・・導入口、39.4
0・・・エア抜き穴、41,42.43・・・貫通口、
44・・・連絡管、45.46・・・ラジアル軸受、5
0・・・突起、51.52・・・凹部、47・・・スラ
スト軸受、48・・・吐出口、49・・・導通パイプ、
5′・・・回転側スラスト受面、6′・・・回転側スラ
スト受面、10’・・・固定側スラスト受面、12’・
・・固定側スラスト受面、22′・・・内周面、19′
・・・外周面。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)セラミックス焼結体によって形成されたインペラ
    を備え、該インペラの入口側及び背面側に主軸に対して
    直角な平滑な平面を形成して夫々回転側スラスト受面と
    なし、ケーシングの内面にあって該回転側スラスト受面
    と対向する位置に夫々主軸に対して直角な平滑な平面を
    有するセラミックス焼結体で構成した固定側スラスト受
    面を備え、夫々対向する回転側スラスト受面と固定側ス
    ラスト受面とのいづれか一方の面に動圧発生用のスパイ
    ラル溝が形成されていると共に、前記インペラを保持す
    る主軸が軸方向に関して移動可能なラジアル軸受によっ
    て支承されていることを特徴とする遠心ポンプ。
  2. (2)前記スパイラル溝がケーシング内側に備えられた
    固定側スラスト受面に形成されている特許請求の範囲第
    1項記載の遠心ポンプ。
JP12580887A 1987-05-25 1987-05-25 遠心ポンプ Pending JPS63295893A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008267584A (ja) * 2007-04-25 2008-11-06 Ebara Corp 純水用セラミックス摺動部材

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JPS5593998A (en) * 1979-01-08 1980-07-16 Shibaura Eng Works Co Ltd Canned pump

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