JPS63295797A - 瀝青繊維質目地板の製造方法 - Google Patents

瀝青繊維質目地板の製造方法

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JPS63295797A
JPS63295797A JP13303187A JP13303187A JPS63295797A JP S63295797 A JPS63295797 A JP S63295797A JP 13303187 A JP13303187 A JP 13303187A JP 13303187 A JP13303187 A JP 13303187A JP S63295797 A JPS63295797 A JP S63295797A
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joint board
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、コンクリート構造物等に用いられる目地板の
製造方法に関するものである。
従来技術 従来、道路、鷹行場、駐車場、集荷場等の面積の広いコ
ンクリート舗装及びコンクリート構造物には、コンクリ
ートの硬化或いは温度変化に伴うコンクリート版の収縮
目地、気温の上昇に伴うコンクリート版の膨張によるブ
ローアツプを防止するための膨張目地及び施工上の必要
性から設けられる施工目地など各種の目地が設けられる
これらコンクリート構造物等の各種目地に用いられてい
る目地板には、アスファルトに充填材を加熱混練りして
両面をアスファルト紙で挟んだサンドウィンチ構造をし
た瀝青質目地板。
熱溶融させたアスファルト中に繊維板を漬けてアスファ
ルトを含浸させた瀝青繊維質目地板。
アスファルトを石油系溶剤に溶解したカットパックスア
スファルトを繊維板に含浸させた瀝青繊維雪質目地板。
湿式繊維板製造時にアスファルト粉末を混入し加熱乾燥
し繊維板中にてアスファルトを溶融させた瀝青繊維質目
地板。
特公昭59−4001号の如く繊維板にアスファルト乳
剤を含浸させた目地板として利用されている繊維板。
アスファルトを使用していない目地板としては樹脂、ゴ
ム等高分子材料を発泡させた発泡目地板が製造されてい
る。
本発明が解決しようとする問題点 これら目地板のうち瀝青質目地板、瀝青繊維質目地板等
は主要材料としてアスファルトを使用しており道路、飛
行場、駐車場、集荷場等の各施設においては主に石油系
燃料を使用する交通機関が主に利用している現状におい
ては、各交通機関から出る石油系燃料、自動重油、排気
ガス等の各種石油類に目地板中のアスファルトが容易に
侵されて目地板としての性能を維持出来なくなり、特に
石油等の製品、原料を扱う施設においては甚だしい場合
には消失することもある。
また樹脂、ゴム等の発泡目地板においても同様、石油及
び石油系溶剤に侵されるため特別な配合が必要とされ高
価なものになっている。
アスファルトを使用した瀝青質及び瀝青繊維質の目地板
を使用する場合には石油、及び石油系溶剤に特に侵され
易い個所では、これらを防ぐために目地板を使用施工し
た時には耐油の効果のある注入目地(例えばウレタン系
化合物、エポキシ系化合物等)の施工が必要であった。
また、注入目地を施工していない個所、注入目地を施工
していても耐石油効果の無い材料をしていた場合にはコ
ンクリート版を保護するためにも施工後の補修を頻繁に
おこなう必要があった。
また、従来の瀝青質目地板は、成分の80%以上がアス
ファルトで構成されていることによりコンクリート版の
膨張、収縮に対して追従性が少ないためにコンクリート
舗装等の表面へのはみ出しが大きく、復元性が小さいと
いう欠点があり、また主要原料であるアスファルトの感
温性が高いため寒暑の変化(温度変化)に対する物性の
変化が大きく目地板としての使用は限られている。これ
を改良せんとした目地板が前述の歴青繊維質目地板であ
るが、繊維板に熱溶融アスファルトを含浸させたものは
製法上、前記の瀝青質目地板と同様に含浸アスファルト
が多く、また熱溶融アスファルトの温度、繊維板の性状
によって中心まで含浸せず、中心部分にアスファルトの
含んでいない部分を持つ場合が多く、目地板としての性
状を著しく妨げていた。
そして、この問題を熱溶融アスファルトの温度を上げる
ことによって解決しようとしたが、火災、ガス発生等の
防災上の問題、繊維板の温度上昇による性状劣化、炭化
等の問題を残しているためカットパックスアスファルト
やアスファルト乳剤を含浸させたものにおいては、アス
ファルトを石油系溶剤または水で希釈している為に瀝青
含有量を増やそうとすればアスファルト分とともに水分
または石油系溶剤の侵入量が増えることから、同種目地
板の参考規格とされている米国規格ASTM−D175
1規格(別紙、表、1)の瀝青含有量を満たすには繊維
板の水、溶剤等の吸収容量以上を吸収させねばならず繊
維板の崩壊の可能性があり、また繊維素材も溶剤に侵さ
れるため繊維板の強度及び復元性をなくする可能性があ
った。このことは目地板の重要な要素である剛性と瀝青
含ト率にあられられる耐水性を同時に満足させえない欠
点がある。
また、繊維板抄造時にウェットシート抄造前にアスファ
ルト粉末を添加しウェットシート中にアスファルト粉末
を混入したものを加熱乾燥して硬質繊維板を製造したも
のを目地板として転用したものは、アスファルト粉末を
加熱溶融させ粘度を下げることによって繊維板全体にア
スファルトを浸入させようとしたものであるが、加熱温
度をアスファルトの溶融点以上に上げてもアスファルト
の溶融粘度では繊維板全体にアスファルトを浸透させえ
ず、浸透している部分と浸透していない部分とが斑にな
って混在している。そのため目地板としての強度、耐水
性、耐久性に問題を残している。
本発明は、コンクリート版の膨張、収縮に対応でき、か
つコンクリート舗装、コンクリート構造物等の表面への
はみ出しを極力小さくし、また寒暑の変化に対する物性
の変化を小さくすると共に復元性を大きく、施工上必要
な剛性を持たせことで前記(別紙、表、1)の各規格を
満足させたうえで、石油系溶剤や石油抽出油に溶解され
にくいうちのである。
問題を解決するための手段 湿式繊維板を製造する工程においてJIS−に2439
に規格されているクールピンチを粒状に粉砕したものを
添加、含浸させ目地板をえた。
上記目地板の製造方法で湿式繊維板製造工程にて、粒状
に粉砕したるタールピッチをウェットシート成形直前に
繊維素材懸濁液中に添加し均一に分散させるよう充分に
攪拌したる後、目地板の目標厚みの1.2〜2倍の厚み
に抄造成形し、自然乾燥または強制乾燥等の乾燥手段に
より水分含水率が0〜30%の通常の取扱に繊維板が壊
れない状態になるまで乾燥した後、熱板ホットプレスに
て目地板の規格厚みまで加圧、圧縮し加熱乾燥すること
でタールピッチを繊維板の繊維素材組織中に侵入、含浸
させ均質な瀝青繊維質目地板を製造する。
作用 上記タールピッチを含浸させた目地板はタールピッチが
軟化点60〜90℃という、アスファルトではあまり例
のない低い温度であるため10材への付着性、浸透性が
良いため均質に含浸しやすくなる。
またタールピッチの持つ石油及び石油系溶剤に不溶とい
う性質を繊維板は持つようになり、耐油性の目地板とし
て使用が可能になる。
また上記製法によってタールピッチを使用せしときはタ
ールピッチはアスファルトにくらべて感温性が低く軟化
点が低くても常温にても硬度が高いため特殊な粉砕装置
を必要とせず本発明で必要な粒径11以下にはハンマー
等の衝撃で簡単に粉砕できる。
抄造されたウェットシートは、自然乾燥またはれない水
分の含水率が0〜30%位の繊維板を得る。これを熱板
ホットプレスにて目地板の規定厚みまで加圧、圧縮する
ことで繊維板中に均一に分散しているクールピッチ粒子
に直接圧力を加えることが出来る。そして、タールピッ
チ粒子を加圧状態のままで熱を加えることによって溶融
、強制分散ならしめ、また繊維板の原料が有機繊維素材
から抄造されているため繊維板中に多くの空隙を持ち、
厚みを圧縮することから繊維板中に板自体が持つ以上の
毛細管現象を生じせしめることからタールピッチ粒子は
溶融、分散が強制的におこなわれ最終には繊維素材の有
機繊維のなかに強制侵入することになる。
またクールピッチ等の瀝青材粒子が完全に各繊維素材M
i織中に侵入してしまうために繊維板中の瀝青材の粒径
1鴎謡以下の粒子が存在していた部分は完全溶融後は空
洞となり、かつ繊維素材自体の復元性、剛性を損なうこ
となく、これらのことが複合的に目地板の復元性、剛性
を高める。
実施例 懸濁液中に硬ピツチ(タールピッチ)をミキサーにて粉
砕、或いは空気中にてハンマー等の適時の方法で粉砕し
粒径1s+−以下の粒子状にしたものを絶乾重量比で繊
維素材64部に対してタールピッチ粒子36部の割合で
混入する。これをチェストで充分に攪拌分散させた後、
目地板の規格厚み10m5の1.5倍の15−一厚のウ
ェットシートに抄造成板する。それを天日乾燥して水分
含水率20%の通常の取扱に壊れない程度の繊維板を造
り、熱板ホントプレスにて目地板の規格厚みl0Ill
lになるまで圧縮し、160℃の温度にて15分間加熱
したる後、ホットプレスの圧力を解放して目地板の若干
の復元を待ち10.5m−厚の目地板かえられた例2.
湿式繊維板製造工程中、抄造機においてウェットシート
を抄き上げる前に繊維素材の懸濁液中に硬ピツチ(ター
ルピッチ)をミキサーにて粉砕、或いは空気中にてハン
マー等の適時の方法で粉砕し粒径1鵬−以下の粒子状に
したものを絶乾重量比で繊維素材60部に対してタール
ピッチ粒する。それを雰囲気温度140℃の乾燥炉にて
水分含水率30%まで乾燥し、通常の取扱に壊れない程
度の強度を持った繊維板を造り、熱板ホットプレスにて
目地讐反の規格)7み10腸饋になるまで圧縮し、16
0℃の温度にて20分間加熱したる後、ホットプレスの
圧力を解放して目地板の若干の復元を待ち10.5s−
厚の目地板かえられた。
例3.湿式繊維板製造工程中、抄造機においてウェット
シートを抄き上げる前に繊維素材の懸濁液中に中ピツチ
(タールピッチ)をミキサーにて粉砕、或いは空気中に
てハンマー等の適時の方法で粉砕し粒径Im−以下の粒
子状にしたものを絶乾の1.5倍の30爾−厚のウェッ
トシートに抄造成板する。それを雰囲気温度140℃の
乾燥炉にて水分含水率10%まで乾燥し、通常の取扱に
壊れない程度の強度を持った繊維板を造り、熱板ホット
プレスにて目地板の規格厚み20−になるまで圧縮し、
160℃の温度にて30分間加熱したる後、ホントプレ
スの圧力を解放して目地板の若干の復元を待ち21mm
厚の目地板かえられた。
発明の効果 こうして得られた目地1反は他の目地手反と異なり空隙
も多くタールピッチが繊維板中の有機繊維内に侵入し組
織と固く結合していて繊維素材自体が持っている復元性
、剛性を妨げることなく、その上クールピッチの諸性能
を付与されるために復元性、曲げ強度、圧縮強度等の諸
性能は日本国内において同種目地板の参考規格とされて
いる米国規格ASTM−01751、そして日本道路公
り しかもタールピッチをイ吏用したる目地手反についでは
石油及び石油系溶剤に耐久性の有る目地板が得られるや これは上記で得られた目地板から1OcsX10C−の
試験片を取り、また瀝青質目地板(エラスタイト)から
も同様試験片を採取し石油系溶剤及び石油抽出油の中に
24時間完全に浸漬した後の石油系溶剤及び石油抽出油
の着色の状態で溶、不溶の比較試験をおこなった結果か
ら明らかである。
(別紙1表2) この耐油性のある目地板はコンクリート版等の目地部分
が石油及び石油系溶剤に侵食されることなく施工時各種
の注入目地の施工工程を省き、また補修の頻度を下げる
ことができる。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)湿式繊維板製造工程にて、粒状に粉砕したるター
    ルピッチをウェットシート成形直前に繊維素材懸濁液中
    に添加し均一に分散させるよう充分に攪拌した後、目地
    板の目標規格厚みの1.2〜2倍の厚みに抄造成板し、
    自然乾燥または強制乾燥等、適当な乾燥手段により水分
    含水率が0〜30%位の通常の取扱に繊維板が壊れない
    状態になるまで乾燥した後、熱板ホットプレスにて規格
    厚まで加圧、圧縮し加熱、乾燥することで繊維板に混在
    するタールピッチ粒子を直接加圧し繊維板の繊維素料組
    織中に侵入、含浸させることを特徴とする瀝青繊維質目
    地板の製造方法。
JP13303187A 1987-05-28 1987-05-28 瀝青繊維質目地板の製造方法 Granted JPS63295797A (ja)

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6241398A (ja) * 1985-08-19 1987-02-23 アオイ化学工業株式会社 瀝青質耐水性繊維板の製造法

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6241398A (ja) * 1985-08-19 1987-02-23 アオイ化学工業株式会社 瀝青質耐水性繊維板の製造法

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