JPS6241398A - 瀝青質耐水性繊維板の製造法 - Google Patents

瀝青質耐水性繊維板の製造法

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JPS6241398A
JPS6241398A JP18148785A JP18148785A JPS6241398A JP S6241398 A JPS6241398 A JP S6241398A JP 18148785 A JP18148785 A JP 18148785A JP 18148785 A JP18148785 A JP 18148785A JP S6241398 A JPS6241398 A JP S6241398A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、コンクリート目地部用伸縮目地板の他に、連
条用の床材、及び畳芯材、壁下地材、屋根材の断熱用裏
打ち材料等に使用することがで龜る耐水繊維板を製造す
る方法に関するものである。
〔従来の技術〕
一般に、道路、飛行場、工場、集荷場等のような面積の
広いコンクリート舗装や、建築物、ダム、護岸等のコン
クリート構造物には、各種の目地が設けられている。目
地には、雨水等の路盤への浸入や目地への異物の混入を
防止すると共に平坦性を確保するなどの目的から、一般
には従来より注入目地材や、成凰目地板が用いられてい
る。この用途に使用される成型目地板としては、従来か
ら!!!!青物lR1主として石油アスファルトと充填
材とを加熱混練して板状に成呈し、その両面をアスファ
ルト紙で覆ったW1背質成型目地板(通常エラスタイト
と呼ばれるもの)%及び熱溶融させた石油アスファルト
若しくは1石油アス7アル)1石油系溶剤で溶解分散さ
せたカットバックアスファルトなどを繊維板に含浸させ
九瀝W繊維質目地板、または樹脂やゴムを発泡させた発
泡体目地板等が使用されている。
しかしながらこれら従来よりの目地板は、その多くがそ
れぞれ一長一短の性状を有している。
すなわち、前記已青質目地板は価格的には経済性を有す
るが、コンクリート板の膨張や収線による目地板のコン
クリート舗装表面へのはみ出しが大きく、シかも寒暑の
変化に対する物性の変化も大きく、復元性が小さいとい
う欠点があった・また合成樹脂発泡体目地板は、高い復
元性能を有し、コンクリート板よりのはみ出しも少ない
が、材質的に剛性に乏しい為に施工上の作業性が悪く、
シかも圧縮強度が小さいので、コンクリートの6圧で目
地板の所定の厚みが圧縮されて目地部に施工される等の
欠点があった。
また、加熱溶融させたアスファルトを繊維板に浸透させ
て製造される瀝青a維質目地板は、Il!1背質目地質
目地板の一部を改善しているが、含浸したアスファルト
の含有量が必然的に多くなシ、製品重量は重く、復元性
、はみ出し性等の性能は樹脂発泡体目地板に多少劣るも
のである。
a資質耐水繊維板は、上述の通りコ/り+7−ト目地切
部用目地板として使用される以外に、建築物の床材及び
畳芯材、壁下地材、屋根葺材と併用して@熱材料として
、また自動車のエンジン室と乗員室との間に遮音を目的
として設けられるサイレンサーなどとして広く使用され
ており、これらの広い範囲の用途に使用できるように、
防水性、断熱性、耐腐性、耐候性に優れ、又弾性で′9
!量、取扱いがmglであるものが要望されている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
本田願人は、さきに適度の瀝青質物質含量を有する瀝青
質耐水性繊維板を製造する方法として、抄造工程におけ
る繊維板原料に微粒子状の瀝青質物質を混合・分散させ
、抄造後加熱石造して瀝青質物質の溶融分散とは雌板の
乾燥を行うという方法を提案した。
しかしながらhalt質物質は、非常に広い範囲のもの
であり、1!1々の性質のものがあるため、繊維板原料
液にP、′fr質物質を加えた場合、一部のものは液面
に浮び、一部のものは沈むなどのことから、得られた繊
υ板中のl!′#質分が不均一となり、強度や耐水性な
どの点で不均一な良品が得られるという問題があった。
また、得られた繊維板の表面に更にアスファルトを塗布
又は含浸処理した場合、j!!膜の接着が不充分とか、
充分に含浸できないなどの問題もあった。
本発明は、上記従来の問題を解決するためのもので、耐
水性、耐候性および保温性に優れ、しかもコンクリート
用目地板の標準規格に合致する耐水性繊維板の製造方法
を提供することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明の瀝青質耐水性繊維板の製造法は、重質油分解、
減圧残油熱分解又はプロパン脱瀝の石油精良工程で生ず
る石油系残渣瀝青物質を粉砕し、これとtR繊維板原料
を水中で均一に混合分散させたのち、湿式抄造機により
抄造、脱水後、ホットプレスもしくは熱乾燥炉(て加熱
乾燥させるとともに、含有する!f質分を溶融すること
を特徴とする。
更に本発明は、上記方法において抄造、脱水後に得られ
た繊維板の表面にアニオン系アスファルト乳剤の希釈液
を噴射−吸着せしめ、その後ホットプレスもしくは熱乾
燥炉にて加熱処理することからなる。
更にもう一つの本発明は、第一の製造法で得られた乾燥
後のνf青背負維板の表面に加熱溶解したアスファルト
と炭素数20〜IQG  の鎖状飽和炭化水素との混合
物を塗布または含浸せしめることを特徴とする。
本発明における耐水繊維板は1通常の繊維板抄造設備、
ホットプレス乾燥設備にて実施することができる。M維
原料としては、例えば、植物性JRm<ケイン7アイパ
ー類、木質繊維、靭皮繊維、綿lR維等)、故紙パルプ
、ケミカルパルプ等の通常の原料が使用できる。1例と
して、植物性繊維例えば木皮@m45爪址チ、綿繊維1
0重量%、故紙パルプ及びケミカルパルプ45重t%の
配合物を用いると、強度の高いa雄板が得られる。なお
必要に応じ、木質粉粒を加えてもよい。
前もって解繊した各d維原料は、多量の水どこ分散させ
、これに微粒子状に粉砕した瀝1を寅物質を均一に混合
する。
これらの繊m原料に混合する瀝青質物質としては、重質
油分解、減圧残油熱分解又はプロパン脱離の各石油#製
工程で生ずる石油系式is青荀貞を威用する。この瀝實
實切頁は、従来の石油系タール又はピッチに類似のもの
であり、不発明で使用されるものとしては、25°Cに
おける針入度が約0〜20、好ましくはG〜10、特に
0〜2で、軟化点が90〜110℃、特に95〜105
℃であり、三塩化トリエタン可溶分85%以上、特に8
5〜90%のものがあげられる。
瀝青質*貞は微粉砕されて上記繊維原料に混合されるこ
とから、このLうに粉砕9餌なもので表ければならない
!1[W*のtQ[は約5〜20 ) ッV z Oi
lL囲にあるのが良く、瀝青質物質をこの粒直に粉砕す
るには、冷却水中にて高速回転刃により粉砕し、水中に
分散した瀝青質物質をそのまま用いれば良い。
瀝青質物質の配合量は特に規定されず、得ようとする耐
水繊維板の品質規格により適宜選択し得るが、通常、繊
維原料の約25〜100重量%の範囲で配合される。
表面にアスファルト乳剤等を塗布しない第1の発明にお
いては、瀝青質物質はm維原料の65重量%以上である
のが好ましい。表匝虚布又は含浸などの後処理を施す第
2.第3の発明においては、瀝青lx物質は准#fii
$X料の50重重量風下とするのが好ましい。
M1′#質物質の配合量が多い場合、その画青分をホッ
トプレス等により加熱溶融することニヨb、t繊維板中
の全ての&を維が瀝背分により均一に被覆された状態と
することができる。一方、g背負物質の配合量が少ない
場合には、wL維坂内部に瀝青外で被覆された部分と被
覆されない部分とが生ずる場合があるが、これらの場合
ては、上記第2、第3の発明にしたがりて表面にアスフ
ァルト乳剤又はアスファルト溶融液を塗布又は含浸させ
ることによって、耐水性、断熱性1機械的強度等を付与
することができる。
本発明において、未乾燥繊維板の表面の噴射塗布に用い
るアニオン系アスファルト乳剤は、カチオン系乳剤に比
べて安定性が良く、水希釈しても安定であり、また噴射
工程系路内でのアスファルト粒子の付着やアスファルト
粒子同志の凝集を起こさないものである。
本発明で用いる乳剤は、アニオン系のアスファルト乳剤
で、例えば、JI81L格名称MA−1(tl&合川1
用)〜MA−8(混合用3号)に相当するアスファルト
乳剤が好ましい。
アニオン系アスファルト乳剤には、場合によりアニオン
系又はノニオン系合成樹脂エマルジ冒ンを、アスファル
ト乳剤の特性が害われない範囲内に加えることもできる
。これらの合成樹脂エマルジ嘗ンとしては、例えは酢戯
ビニル樹脂、アクリル樹脂などのエマルジ肩ンがあげら
れる。
アニオン系アスファルト乳剤は、必要なm度粘度に希釈
したのち、常法にしたがりて未乾燥の繊維板表面に噴射
し吸着させる。
アスファルト乳剤の噴射塗布は片面でもよいが通常I#
、ni板の両面に行う。なお、場合によりては%iR維
板雄板面の一部にのみ行ってもよいアスファルト乳剤を
噴射塗布した繊維板は、ホットプレス又は熱乾燥炉で加
熱処理するが、好ましくは乾燥炉で100〜120℃の
温度にて熱風乾燥したのち、更に高温の熱乾燥炉で加熱
処理するか又はホットプレスすることにょシ、fiLm
板中の已背負物質を溶融1分散させるとともに表面のア
スファルト乳剤を溶融して連続皮膜とする。7熱乾燥炉
及びホラ)(2−ルの温度は好ましくは14Q”Q以上
である。
熱乾燥炉及びホットプレスの温度及び時間は。
用いた瀝實質物質の軟化点、ならびにホットプレスだか
ける前の中開裂品の含水量にょシ21当に決定するが3
通常その@度は140〜16 Q ’Q、時間は20〜
5o分の範″囲である。
本発明の第5の方法で、乾燥して得られた繊維板VC塗
布また祉含浸させる、アスクアルドと炭素数20〜10
0の鎖状飽和炭化水素の溶融混合物としては、アスファ
ルトは通常知られて込るものが用いられる。鎖状飽和炭
化水素として・ は、パラフィンワックス (20〜5
o)中ポリエチレンワックスのほかポリプロピレン生成
時に生ずる低分子重合体などが使用される。パラフィン
ワックスとしては融点36℃以上のものが使用されるが
、併用されるアスファルトとの関係で選択される。ポリ
エチレンワックス、低分子重合体の場合も同様である。
アスファルトとしては、通常市販の針入度6a〜80a
度のストレートアスクアルドが使用される。アスファル
トと飽和炭化水素との混合割合はITfK限定されない
が、通常9:1〜5:5゜好ましくは9:1〜B=21
度である。
〔作 用〕
本発明は、上記した特定の塾背負物質を使用するため、
微粉化が容易でありtた、繊維原料液中に均一に分散す
る。その結果、a前置物質が繊維板中に均一に存在し、
耐水性、強度等の点でバラツキのない製品が得られろ。
また、本発明では、アニオン系アスファルト乳剤を使用
しているため、絨雉板tE燥させることなく。
噴射塗布することがでキ、塗着されたアスファルト乳剤
はよくアスファルト分がMQ板に吸着し、一部は合間さ
れる。
乾燥#ILi@板への溶融混合液の塗布り、繊維板中に
11!+!f’Jt吻質が存在することから接着性もよ
く、また飽和炭化水素を含むため、連d皮すの形成性が
よく、耐水性や表面強度の向上に役立つ。
〔実施例〕
以下、本発明を実施例により説明するが、本発明はこれ
らに限定されるものでは々い。
実施例1 石油系32M渣瀝青物質(25℃での針入度0〜2、軟
化点95〜105℃、三塩化トリエタン可溶分85〜9
0%)270即を高速回転刃の付いた密閉水槽中で高速
攪拌粉砕して5〜2oメツシ為の粒度としたものを、下
記表1に示す原料配合から成る繊mfi原料560即を
常温にて約20007の水1て均等に分散させたものに
攪拌混合し、均等な混合物とした。
このようにy4製した混合物を、湿式抄造機により圧搾
脱水し、抄造厚15amに成製し、ついで100〜12
0℃のは度で熱風乾燥し、さらに、140〜150℃ 
で25分間熱グレスして、含有するアスクアルド分を均
一に溶融浸透させ、その後冷却して厚さ&IQWOa維
板約1O雄板を得た。
実施例2 前記実施例1と同様の配合による混合物を、湿式抄造機
により、圧搾脱水し、抄造厚15allに成把した。
次にアニオン系混合用アスファルト乳剤(東亜道路株品
番DMA)6 Qチ、水40’%から成る混合液を製造
ライン上で上記成型品の表、裏面にIm”当りの噴霧量
がα75即となるように噴射塗布し丸。
その後100〜120℃ にて熱風乾燥し、更に140
〜150°Cで20分間熱プレスして、厚さ10鑓の繊
維板約100m1を得た。
実施例5 前記実施例1により製造した瀝青外含有繊維板を原板と
し、市販の針入度60−80ストレードアスフアルトド
、ポリエチレンワックス(T−100)とを9:1の重
tヒヒで混合し、180〜240℃ に加熱苗融したも
のを、加熱し九EE tlロールのロール表面に均一に
乗せ、原板厚みの85チまで打電しながら1g板をロー
ル掛けすることにより、表面コーティングを行った。
これにより、原板1ぜに対し300gのアス7アル)A
合液t−塗布した製品を得た。
実施例4 前記実施例1により製造し九は青分含有U雄板を原板と
し、市販の針入度60−80のストレートアスファルト
とポリエチレンワックス(T−100)  とを9=1
の重量比で混合し、250℃に加熱溶融したものに、あ
らかじめ80℃の熱風加温!に入れて加熱した原板を約
10秒浸漬し、その後直ちに引き上げる装置にて、原板
の表面層にアスファルトa合物を含浸させるととくより
、rLL12当たりt7−のアスファルト混合物を表面
に浸透させた繊維板を得た。
上記各実施例にて得られた繊維板は、瀝青外により繊維
が均一に被覆され、かつ強固に結合された繊維板であり
、比較的弾性に富み、@量で、かつ耐水性に富む繊維板
である。
これらの実施例によって得られた本発明の繊維板金コン
クリート目地用目地板の規格である米国A几TMD−1
751−75規格により物性試験を行った結果、同規格
に定められている取扱いに対する抵抗はいずれも合格で
あシ、4圧縮強度約55〜60 */cn、回復率80
慢以上、はみ出し度合α8am以下、密度約15p寂、
吸水率10%以下であり、また耐候性試駆後の杉圧口強
度、回復率、はみ出しも試験前のものと殆んど変りがな
かった。
上記の結果かられかるように、実施例1〜4により製造
した繊維板はともに、コンクリート目地板の標準規格で
あるASTMD−1751−75の全項目に合格するも
のである。これは、本発明の耐水繊維板の製造方法では
、瀝青質物質として特定のものを使用しているため、R
t維原料液中での分散度が良好で均一に分散され、かつ
そのB!物質含有量を自在に調整することかできる為め
、繊維板に、優れた性能、即ち、高復元性、無はみ出し
性、適切な圧縮強度、耐水性を付与することが可能とな
ったことを示している。
又、各実施例てより製造した製品は、共に耐水性を有し
1%に実施例5及び4によれば、Tt水性が高く、水中
に完全浸漬する上記の吸水率試験においても、人STM
規格1直を充分に満たす吸水性が僅少な繊維板を得るこ
とができる。
又、fll、橋板の耐候性も優れ、水中での凍結、融解
を10サイクル繰シ返す耐候性試、験の結果も、元の性
状と殆んど変化のない性状を示している。
さらに、各実施例にて製造された繊維板の熱伝導率は、
(Ll 2〜CL14x 10−”(ca/、 m−’
 * :5ec−’ 。
deg″′″1〕の範囲にあり、内部の空隙に空気を取
り込んでいる為に、保温材、mM材、遮音材としての性
能も有する。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明によれば繊維板原料に瀝青
質材料を均一に含有する耐水・比、耐候性及び保温性に
優れた耐水繊維板を得ることができる。
しかも本発明によれば、米国瀝青lI1.維質目地質目
地板M1.9I?!!(A8TM−D−1751−73
)の要求品質を全て溝足するコンクリート用目地板を製
造することができる。
又、本発明による繊維板は耐水性、耐候性に合わせ、高
い圧縮強度と弾性を有し、しかも軽量で保温性が扁いの
で、コンクリート目地板以外に、防水層下地材、防水層
保護材、壁下地材、建築用床材、ならびに、屋根材のv
fr熱保温用裏打ち材料等の用途にも適する。
(ほか1名)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)重質油分解、減圧残油熱分解又はプロパン脱瀝の
    石油精製工程で生ずる石油系残渣瀝青物質を粉砕し、こ
    れと繊維板原料とを水中で均一に混合分散させたのち、
    湿式抄造機により抄造、脱水後、ホットプレスもしくは
    熱乾燥炉にて加熱乾燥させるとともに、含有する瀝青質
    分を溶融することを特徴とする瀝青質耐水性繊維板の製
    造法。
  2. (2)重質油分解、減圧残油熱分解又はプロパン脱瀝の
    石油精製工程で生ずる石油系残渣瀝青物質を粉砕し、こ
    れと繊維板原料とを水中で均一に混合分散させたのち、
    湿式抄造機により抄造、脱水後、得られた繊維板の表面
    にアニオン系アスファルト乳剤の希釈液を噴射・吸着せ
    しめ、その後ホットプレスもしくは熱乾燥炉にて加熱乾
    燥させるとともに、含有する瀝青質分を溶融することを
    特徴とする瀝青質耐水性繊維板の製造法。
  3. (3)重質油分解、減圧残油熱分解又はプロパン脱瀝の
    石油精製工程で生ずる石油系残渣瀝青物質を粉砕し、こ
    れと繊維板原料とを水中で均一に混合分散させたのち、
    湿式抄造機により抄造、脱水後、ホットプレスもしくは
    熱乾燥炉にて加熱処理して得られた乾燥した繊維板表面
    に、加熱溶解したアスファルトと炭素数20〜100の
    鎖状飽和炭化水素との混合物を塗布または含浸せしめる
    ことを特徴とする瀝青質耐水性繊維板の製造法。
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