JPS63295518A - アセチレンガスの精製方法 - Google Patents
アセチレンガスの精製方法Info
- Publication number
- JPS63295518A JPS63295518A JP13077387A JP13077387A JPS63295518A JP S63295518 A JPS63295518 A JP S63295518A JP 13077387 A JP13077387 A JP 13077387A JP 13077387 A JP13077387 A JP 13077387A JP S63295518 A JPS63295518 A JP S63295518A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- solvent
- acetylene gas
- acetylene
- methylpyrrolidone
- gas
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
- HSFWRNGVRCDJHI-UHFFFAOYSA-N alpha-acetylene Natural products C#C HSFWRNGVRCDJHI-UHFFFAOYSA-N 0.000 title claims abstract description 89
- 125000002534 ethynyl group Chemical group [H]C#C* 0.000 title claims abstract description 89
- 238000000746 purification Methods 0.000 title description 4
- 239000002904 solvent Substances 0.000 claims abstract description 71
- SECXISVLQFMRJM-UHFFFAOYSA-N N-Methylpyrrolidone Chemical compound CN1CCCC1=O SECXISVLQFMRJM-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims abstract description 42
- ZMXDDKWLCZADIW-UHFFFAOYSA-N N,N-Dimethylformamide Chemical compound CN(C)C=O ZMXDDKWLCZADIW-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims abstract description 29
- 239000012046 mixed solvent Substances 0.000 claims abstract description 26
- HNJBEVLQSNELDL-UHFFFAOYSA-N pyrrolidin-2-one Chemical compound O=C1CCCN1 HNJBEVLQSNELDL-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims abstract description 20
- 150000001408 amides Chemical class 0.000 claims abstract description 15
- ATHHXGZTWNVVOU-UHFFFAOYSA-N N-methylformamide Chemical compound CNC=O ATHHXGZTWNVVOU-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims abstract description 12
- ZHNUHDYFZUAESO-UHFFFAOYSA-N Formamide Chemical compound NC=O ZHNUHDYFZUAESO-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims abstract description 11
- OHLUUHNLEMFGTQ-UHFFFAOYSA-N N-methylacetamide Chemical compound CNC(C)=O OHLUUHNLEMFGTQ-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims abstract description 7
- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 19
- 239000000203 mixture Substances 0.000 claims description 6
- 239000002994 raw material Substances 0.000 abstract description 8
- 229940126062 Compound A Drugs 0.000 abstract 1
- NLDMNSXOCDLTTB-UHFFFAOYSA-N Heterophylliin A Natural products O1C2COC(=O)C3=CC(O)=C(O)C(O)=C3C3=C(O)C(O)=C(O)C=C3C(=O)OC2C(OC(=O)C=2C=C(O)C(O)=C(O)C=2)C(O)C1OC(=O)C1=CC(O)=C(O)C(O)=C1 NLDMNSXOCDLTTB-UHFFFAOYSA-N 0.000 abstract 1
- 150000001875 compounds Chemical class 0.000 abstract 1
- 239000007789 gas Substances 0.000 description 69
- 238000010521 absorption reaction Methods 0.000 description 48
- 230000000052 comparative effect Effects 0.000 description 17
- CSCPPACGZOOCGX-UHFFFAOYSA-N Acetone Chemical compound CC(C)=O CSCPPACGZOOCGX-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 6
- CURLTUGMZLYLDI-UHFFFAOYSA-N Carbon dioxide Chemical compound O=C=O CURLTUGMZLYLDI-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 6
- IAZDPXIOMUYVGZ-UHFFFAOYSA-N Dimethylsulphoxide Chemical compound CS(C)=O IAZDPXIOMUYVGZ-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 6
- OKKJLVBELUTLKV-UHFFFAOYSA-N Methanol Chemical compound OC OKKJLVBELUTLKV-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 6
- 238000009792 diffusion process Methods 0.000 description 6
- 229930195733 hydrocarbon Natural products 0.000 description 6
- 150000002430 hydrocarbons Chemical class 0.000 description 6
- 239000012535 impurity Substances 0.000 description 6
- 239000007788 liquid Substances 0.000 description 5
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 4
- 238000011027 product recovery Methods 0.000 description 4
- QGZKDVFQNNGYKY-UHFFFAOYSA-N Ammonia Chemical compound N QGZKDVFQNNGYKY-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 3
- 229910002092 carbon dioxide Inorganic materials 0.000 description 3
- 239000001569 carbon dioxide Substances 0.000 description 3
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 3
- OKTJSMMVPCPJKN-UHFFFAOYSA-N Carbon Chemical compound [C] OKTJSMMVPCPJKN-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- FXHOOIRPVKKKFG-UHFFFAOYSA-N N,N-Dimethylacetamide Chemical compound CN(C)C(C)=O FXHOOIRPVKKKFG-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- MHABMANUFPZXEB-UHFFFAOYSA-N O-demethyl-aloesaponarin I Natural products O=C1C2=CC=CC(O)=C2C(=O)C2=C1C=C(O)C(C(O)=O)=C2C MHABMANUFPZXEB-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 239000000463 material Substances 0.000 description 2
- 239000003463 adsorbent Substances 0.000 description 1
- 238000011109 contamination Methods 0.000 description 1
- 238000000354 decomposition reaction Methods 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 238000004880 explosion Methods 0.000 description 1
- 230000008014 freezing Effects 0.000 description 1
- 238000007710 freezing Methods 0.000 description 1
- 229910001872 inorganic gas Inorganic materials 0.000 description 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
- 238000002844 melting Methods 0.000 description 1
- 230000008018 melting Effects 0.000 description 1
- 238000002156 mixing Methods 0.000 description 1
- VWBWQOUWDOULQN-UHFFFAOYSA-N nmp n-methylpyrrolidone Chemical compound CN1CCCC1=O.CN1CCCC1=O VWBWQOUWDOULQN-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 238000004064 recycling Methods 0.000 description 1
- 238000005057 refrigeration Methods 0.000 description 1
- 229920006395 saturated elastomer Polymers 0.000 description 1
- 230000002195 synergetic effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野〕
本発明は、アセチレンガスの精製方法に関するものであ
り、ざらに詳しくは、アセチレンガスを選択的に吸収さ
せるために組合せ混合された溶媒にアセチレンガスを吸
収させた俊、アセチレンガスを同溶媒より放散させるこ
とにより、不純物の極めて少ない高い純度のアセチレン
ガスを得る方法に関するものである。
り、ざらに詳しくは、アセチレンガスを選択的に吸収さ
せるために組合せ混合された溶媒にアセチレンガスを吸
収させた俊、アセチレンガスを同溶媒より放散させるこ
とにより、不純物の極めて少ない高い純度のアセチレン
ガスを得る方法に関するものである。
〔従来の技術と発明が解決しようとする問題点〕従来、
溶媒を用いたアセチレンガスの吸収・放散による精製方
法は、一般にアセトン、N・N′−ジメチルホルムアミ
ド、N−メチルピロリドン、ジメチルスルホキシド、液
体アンモニア、メタノールなど(化学便覧改訂3版・応
用編9.584に記載)が使用されている。しかしなが
ら、これらの吸収・放散によるアセチレンガス精製方法
において、液体アンモニアおよびメタノールを用いた場
合、−30℃〜−70℃の吸収温度が要求されるため冷
凍設備など付帯設備が必要となり、設備費および運転費
の面で経済的でない。液体アンモニアは、二酸化炭素の
吸収溶媒としても知られており、原料ガス中に二酸化炭
素が存在すると、二酸化炭素はアセチレンガス同様の挙
動を示し、高い純度のアセチレンガスを得ることができ
ない。アセトン、ジメチルスルホキシドを使用する場合
、いずれの溶媒も常温でアセチレンガスの良好な吸収能
力を示すが、アセトンの場合、蒸気圧が高く、放散後、
得られるガス中に溶媒が多聞に存在することになり、溶
媒除去のための設備費及び運転費の面で経済的でない。
溶媒を用いたアセチレンガスの吸収・放散による精製方
法は、一般にアセトン、N・N′−ジメチルホルムアミ
ド、N−メチルピロリドン、ジメチルスルホキシド、液
体アンモニア、メタノールなど(化学便覧改訂3版・応
用編9.584に記載)が使用されている。しかしなが
ら、これらの吸収・放散によるアセチレンガス精製方法
において、液体アンモニアおよびメタノールを用いた場
合、−30℃〜−70℃の吸収温度が要求されるため冷
凍設備など付帯設備が必要となり、設備費および運転費
の面で経済的でない。液体アンモニアは、二酸化炭素の
吸収溶媒としても知られており、原料ガス中に二酸化炭
素が存在すると、二酸化炭素はアセチレンガス同様の挙
動を示し、高い純度のアセチレンガスを得ることができ
ない。アセトン、ジメチルスルホキシドを使用する場合
、いずれの溶媒も常温でアセチレンガスの良好な吸収能
力を示すが、アセトンの場合、蒸気圧が高く、放散後、
得られるガス中に溶媒が多聞に存在することになり、溶
媒除去のための設備費及び運転費の面で経済的でない。
ジメチルスルホキシドは、融点が18.5℃であり、冬
期配管等の閉塞の危険性があるため、運転管理上好まし
くない。これらに対して、特開昭47−42604号公
報、特開昭49−72202号公報、特開昭56−15
0025号公報、特開昭57−13i730号公報に記
載されているごとくN・N′−ジメチルホルムアミドお
よびN−メチルピロリドンは常温でアセチレンガスの吸
収能力に優れ、α、N2、CO等の無機ガス類に対し低
い吸収能力を示すことより、アセチレンガスの吸収溶媒
として広く使用されている。
期配管等の閉塞の危険性があるため、運転管理上好まし
くない。これらに対して、特開昭47−42604号公
報、特開昭49−72202号公報、特開昭56−15
0025号公報、特開昭57−13i730号公報に記
載されているごとくN・N′−ジメチルホルムアミドお
よびN−メチルピロリドンは常温でアセチレンガスの吸
収能力に優れ、α、N2、CO等の無機ガス類に対し低
い吸収能力を示すことより、アセチレンガスの吸収溶媒
として広く使用されている。
N−N’ −ジメチルホルムアミド及びN−メチルピロ
リドンのアセチレンガス吸収能力と他の低級炭化水素類
吸収能力を比較すると、N−メチルピロリドンは両者の
成分に対して、高い吸収能力を示している。すなわち、
吸収・放散によるアセチレンの精製方法において、N−
メチルピロリドンを使用した場合、アセチレンガス吸収
能力に非常に優れている反面、他の低級炭化水素に対し
ても高い吸収能力を示し、原料アセチレンガス中にこれ
らの不純物が存在すると、放散後、アセチレンガス中に
吸収時溶解した他の低級炭化水素が混入し、高い純度の
アセチレンガスが得られない問題があった。
リドンのアセチレンガス吸収能力と他の低級炭化水素類
吸収能力を比較すると、N−メチルピロリドンは両者の
成分に対して、高い吸収能力を示している。すなわち、
吸収・放散によるアセチレンの精製方法において、N−
メチルピロリドンを使用した場合、アセチレンガス吸収
能力に非常に優れている反面、他の低級炭化水素に対し
ても高い吸収能力を示し、原料アセチレンガス中にこれ
らの不純物が存在すると、放散後、アセチレンガス中に
吸収時溶解した他の低級炭化水素が混入し、高い純度の
アセチレンガスが得られない問題があった。
また、N−N’ −ジメチルホルムアミドは、N−メチ
ルピロリドンと比較すると、他の低級炭化水素は、比較
的低い吸収能力を示す反面、アセチレン吸収能力も低い
。従って、吸収・放散によるアセチレンの精製方法にお
いて、N・N′−ジメチルホルムアミドを使用した場合
、比較的高い純度のアセチレンガスは得られるが、アセ
チレンガスの吸収能力が低いためアセチレンガスの製品
回収率が低いという問題があった。
ルピロリドンと比較すると、他の低級炭化水素は、比較
的低い吸収能力を示す反面、アセチレン吸収能力も低い
。従って、吸収・放散によるアセチレンの精製方法にお
いて、N・N′−ジメチルホルムアミドを使用した場合
、比較的高い純度のアセチレンガスは得られるが、アセ
チレンガスの吸収能力が低いためアセチレンガスの製品
回収率が低いという問題があった。
本発明者らは、上記問題を解決する方法について鋭意検
討した結果、ある特定の混合溶媒を用いることにより、
容易かつ経済的に高い純度のアセチレンガスを製造する
方法を見出し本発明を完成した。
討した結果、ある特定の混合溶媒を用いることにより、
容易かつ経済的に高い純度のアセチレンガスを製造する
方法を見出し本発明を完成した。
本発明の目的は、不純物の極めて少ないアセチレンガス
の精製方法を提供することにある。
の精製方法を提供することにある。
本発明は、アセチレンの吸収能力に優れ、かつ、アセチ
レン以外の不純物成分に対する吸収能力を抑制する混合
溶媒を用いて、アセチレンガスを吸収させ、その後放散
させることにより、極めて高い純度のアセチレンガスを
容易かつ経済的に製造することを特徴とするアセチレン
ガスの精製方法である。
レン以外の不純物成分に対する吸収能力を抑制する混合
溶媒を用いて、アセチレンガスを吸収させ、その後放散
させることにより、極めて高い純度のアセチレンガスを
容易かつ経済的に製造することを特徴とするアセチレン
ガスの精製方法である。
本発明の要旨とする所は原料アセチレンガスを溶媒と接
触させて、溶媒にアセチレンガスを吸収させた後、アセ
チレンガスを放散させ、精製アセチレンガスを得るアセ
チレンガスの精製方法において、上記のアセチレンを吸
収・放散させる溶媒が、N−N’−ジメチルアセトアミ
ドあるいはN−メチルピロリドンに対してホルムアミド
、N−メチルホルムアミド、N−N’−ジメチルホルム
アミド、N−メチルアセトアミドより選ばれた少なくと
も1種のアミド類溶媒および/または2−ピロリドンを
混合した溶媒であることを特徴とするアセチレンガスの
精製方法に存するものである。
触させて、溶媒にアセチレンガスを吸収させた後、アセ
チレンガスを放散させ、精製アセチレンガスを得るアセ
チレンガスの精製方法において、上記のアセチレンを吸
収・放散させる溶媒が、N−N’−ジメチルアセトアミ
ドあるいはN−メチルピロリドンに対してホルムアミド
、N−メチルホルムアミド、N−N’−ジメチルホルム
アミド、N−メチルアセトアミドより選ばれた少なくと
も1種のアミド類溶媒および/または2−ピロリドンを
混合した溶媒であることを特徴とするアセチレンガスの
精製方法に存するものである。
本発明で使用される溶媒はアミド類溶媒およびピロリド
ン類溶媒の組合せよりなるが、具体的にはN−N’ −
ジメチルアセトアミドとN・N′−ジメチルアセトアミ
ド以外のアミド類溶媒および/またはN−メチルピロリ
ドン以外のピロリドン類溶媒との混合溶媒あるいはN−
メチルピロリドンと上記のN−N’ −ジメチルアセト
アミド以外のアミド類溶媒および/またはN−メチルピ
ロリドン以外のピロリドン類溶媒との混合溶媒でおる。
ン類溶媒の組合せよりなるが、具体的にはN−N’ −
ジメチルアセトアミドとN・N′−ジメチルアセトアミ
ド以外のアミド類溶媒および/またはN−メチルピロリ
ドン以外のピロリドン類溶媒との混合溶媒あるいはN−
メチルピロリドンと上記のN−N’ −ジメチルアセト
アミド以外のアミド類溶媒および/またはN−メチルピ
ロリドン以外のピロリドン類溶媒との混合溶媒でおる。
上記のN−N’ −ジメチルアセトアミド以外のアミド
類溶媒としてはホルムアミド、N−メチルホルムアミド
、N・N′−ジメチルホルムアミド、N−メチルアセト
アミドから選ばれた少なくとも1種が有利に用いられ、
また上記のN−メチルピロリドン以外のピロリドン類溶
媒としては2−ピロリドンが有利に用いられる。
類溶媒としてはホルムアミド、N−メチルホルムアミド
、N・N′−ジメチルホルムアミド、N−メチルアセト
アミドから選ばれた少なくとも1種が有利に用いられ、
また上記のN−メチルピロリドン以外のピロリドン類溶
媒としては2−ピロリドンが有利に用いられる。
上記、アミド類溶媒の中で、従来、アセチレンガス吸収
用溶媒としては、N−N’ −ジメチルホルムアミドが
一般的に使用されているが、アセチレンガス吸収能力が
N−メチルピロリドンより低いという問題を有している
。本発明者らは、アセチレンガスの溶媒に対して、鋭意
検討した結果、アミド類溶媒の中で、N−N’−ジメチ
ルアセトアミドがN−メチルピロリドンと同等のアセチ
レン吸収能力を有していることを見い出したが、NφN
′−ジメチルアセトアミドは他の低級炭化水素に対して
も、N−メチルピロリドンと同等の吸収能力を有してお
り、N−メチルピロリドンと同様な問題点を有している
。
用溶媒としては、N−N’ −ジメチルホルムアミドが
一般的に使用されているが、アセチレンガス吸収能力が
N−メチルピロリドンより低いという問題を有している
。本発明者らは、アセチレンガスの溶媒に対して、鋭意
検討した結果、アミド類溶媒の中で、N−N’−ジメチ
ルアセトアミドがN−メチルピロリドンと同等のアセチ
レン吸収能力を有していることを見い出したが、NφN
′−ジメチルアセトアミドは他の低級炭化水素に対して
も、N−メチルピロリドンと同等の吸収能力を有してお
り、N−メチルピロリドンと同様な問題点を有している
。
しかしながら、アセチレン吸収能力の優れているN−N
’−ジメチルアセトアミドおよびN−メチルピロリドン
に対して、N−N’ −ジメチルアセトアミド以外のア
ミド類溶媒およびN−メチルピロリドン以外のピロリド
ン類溶媒の中から選ばれた溶媒を混合使用することによ
り、混合した溶媒の相乗効果により、N−N’−ジメチ
ルアセトアミドあるいはN−メチルピロリドンの各単独
の溶媒より、高い純度のアセチレンガスが得られ、ざら
に、N−N’ −ジメチルホルムアミド単独の溶媒より
高いアセチレン吸収能力が得られることを知り、本発明
に到達した。
’−ジメチルアセトアミドおよびN−メチルピロリドン
に対して、N−N’ −ジメチルアセトアミド以外のア
ミド類溶媒およびN−メチルピロリドン以外のピロリド
ン類溶媒の中から選ばれた溶媒を混合使用することによ
り、混合した溶媒の相乗効果により、N−N’−ジメチ
ルアセトアミドあるいはN−メチルピロリドンの各単独
の溶媒より、高い純度のアセチレンガスが得られ、ざら
に、N−N’ −ジメチルホルムアミド単独の溶媒より
高いアセチレン吸収能力が得られることを知り、本発明
に到達した。
本発明の混合溶媒組成は、N−N’ −ジメチルアセト
アミドとN−N’ −ジメチルアセトアミド以外のアミ
ド類溶媒および/またはN−メチルピロリドン以外のピ
ロリドン類溶媒との混合溶媒の場合、N−N’ −ジメ
チルアセトアミドの含有量は5モル%〜95モル%、好
ましくは、20モル%〜90モル%の範囲が望ましい。
アミドとN−N’ −ジメチルアセトアミド以外のアミ
ド類溶媒および/またはN−メチルピロリドン以外のピ
ロリドン類溶媒との混合溶媒の場合、N−N’ −ジメ
チルアセトアミドの含有量は5モル%〜95モル%、好
ましくは、20モル%〜90モル%の範囲が望ましい。
またN−メチルピロリドンとN−N’ −ジメチルアセ
トアミド以外のアミド類溶媒および/またはN−メチル
ピロリドン以外のピロリドン類溶媒との混合溶媒の場合
、N−メチルピロリドンの含有量は、5モル%〜90モ
ル%、好ましくは15モル%、〜80モル%の範囲で使
用されるのが望ましい。
トアミド以外のアミド類溶媒および/またはN−メチル
ピロリドン以外のピロリドン類溶媒との混合溶媒の場合
、N−メチルピロリドンの含有量は、5モル%〜90モ
ル%、好ましくは15モル%、〜80モル%の範囲で使
用されるのが望ましい。
N−N’−ジメチルアセトアミドあるいはN−メチルピ
ロリドンが、上記範囲の含有量より多い場合には、夫々
アセチレンの吸収能力は高くなる反面、不純物の吸収能
力がそれ以上に増加し、高い純度のアセチレンガスを得
ることができず、また、N−N’ −ジメチルアセトア
ミドあるいはN−メチルピロリドンが、上記範囲の含有
量より少ない場合、夫々不純物の吸収能力が抑制される
反面、アセチレン吸収能力がそれ以上に抑制され、混合
溶媒による効果は認められないと同時にN−N’ −ジ
メチルアセトアミド混合溶媒あるいはN−メチルピロリ
ドン混合溶媒の凝固点が夫々高くなり、配管等の閉塞の
危険性が生じ、好ましくない。
ロリドンが、上記範囲の含有量より多い場合には、夫々
アセチレンの吸収能力は高くなる反面、不純物の吸収能
力がそれ以上に増加し、高い純度のアセチレンガスを得
ることができず、また、N−N’ −ジメチルアセトア
ミドあるいはN−メチルピロリドンが、上記範囲の含有
量より少ない場合、夫々不純物の吸収能力が抑制される
反面、アセチレン吸収能力がそれ以上に抑制され、混合
溶媒による効果は認められないと同時にN−N’ −ジ
メチルアセトアミド混合溶媒あるいはN−メチルピロリ
ドン混合溶媒の凝固点が夫々高くなり、配管等の閉塞の
危険性が生じ、好ましくない。
本発明において、アセチレン吸収圧力は高い程吸収能力
が増大し好ましいが、絶対圧2に’j/−以上になると
アセチレン自体の分解爆発の危険が生じ、絶対圧2 K
y / cd未満、好ましくは絶対圧1.5 Kg/c
d未満で吸収操作を行なうのが好ましい。吸収温度は特
に規定するものではないが、低温すぎると設備面で経済
的ではなく、また高温すぎると、アセチレン吸収能力が
低下し、製品回収率が低下するため、経済的でない。従
って、吸収温度は一10℃〜40℃の範囲、好ましくは
O℃〜40℃の範囲で行なうのがよい。
が増大し好ましいが、絶対圧2に’j/−以上になると
アセチレン自体の分解爆発の危険が生じ、絶対圧2 K
y / cd未満、好ましくは絶対圧1.5 Kg/c
d未満で吸収操作を行なうのが好ましい。吸収温度は特
に規定するものではないが、低温すぎると設備面で経済
的ではなく、また高温すぎると、アセチレン吸収能力が
低下し、製品回収率が低下するため、経済的でない。従
って、吸収温度は一10℃〜40℃の範囲、好ましくは
O℃〜40℃の範囲で行なうのがよい。
また、混合溶媒中に水分が多量に存在すると、アセチレ
ンの吸収能力が低下し、好ましくなく、使用する溶媒中
の水分は少なくとも11000pp以下、好ましくはa
ooppm以下に保たれるべきである。
ンの吸収能力が低下し、好ましくなく、使用する溶媒中
の水分は少なくとも11000pp以下、好ましくはa
ooppm以下に保たれるべきである。
本発明によれば、アセチレンガス吸収混合溶媒を放散さ
せることにより、高い純度のアセチレンガスを得ること
ができる。放散温度は吸収温度より高温であることが望
ましいが、高温すぎるとガス中に同伴する溶媒蒸気憬が
増加し好ましくなく、−10℃〜80℃、好ましくは0
1〜60℃の範囲で行なうのがよい。同伴溶媒蒸気の処
理法として、活性炭などの通常の吸着剤を用いて容易に
吸着・除去することができる。放散圧力は吸収圧力以上
にすると、製品回収率が低下し好ましくないが大気の混
入防止のために大気圧以上の圧力で操作するのがよく、
絶対圧1.0 Kg/r−d 〜2.o Ky/aA、
好ましくは1.0Kg/7〜1.4 Ky/redの範
囲で行なうのがよい。放散後の溶媒は、アセチレンガス
吸収のため循環使用される。
せることにより、高い純度のアセチレンガスを得ること
ができる。放散温度は吸収温度より高温であることが望
ましいが、高温すぎるとガス中に同伴する溶媒蒸気憬が
増加し好ましくなく、−10℃〜80℃、好ましくは0
1〜60℃の範囲で行なうのがよい。同伴溶媒蒸気の処
理法として、活性炭などの通常の吸着剤を用いて容易に
吸着・除去することができる。放散圧力は吸収圧力以上
にすると、製品回収率が低下し好ましくないが大気の混
入防止のために大気圧以上の圧力で操作するのがよく、
絶対圧1.0 Kg/r−d 〜2.o Ky/aA、
好ましくは1.0Kg/7〜1.4 Ky/redの範
囲で行なうのがよい。放散後の溶媒は、アセチレンガス
吸収のため循環使用される。
本発明による混合溶媒を用いたアセチレンガスの吸収・
放散により、十分に高い純度のアセチレンガスが得られ
るが、放散により得られる高い純度アセチレンガスとア
セチレン吸収溶媒とを気液接触処理させることにより、
より高い純度のアセチレンガスを得ることができる。こ
の場合、アセチレン吸収溶媒と気液接触する放散ガス量
は多い程、高い純度のアセチレンガスを得ることができ
るが、全放散ガス量の50〜90%を用いるのがよい。
放散により、十分に高い純度のアセチレンガスが得られ
るが、放散により得られる高い純度アセチレンガスとア
セチレン吸収溶媒とを気液接触処理させることにより、
より高い純度のアセチレンガスを得ることができる。こ
の場合、アセチレン吸収溶媒と気液接触する放散ガス量
は多い程、高い純度のアセチレンガスを得ることができ
るが、全放散ガス量の50〜90%を用いるのがよい。
気液接触後のアセチレンガスは、原料アセチレンガス純
度よりも高い純度のガスであり、吸収工程に循環使用す
ることが、より高い純度のアセチレンガスを得るために
役立つと同時に製品回収率を高めるためにも好ましい。
度よりも高い純度のガスであり、吸収工程に循環使用す
ることが、より高い純度のアセチレンガスを得るために
役立つと同時に製品回収率を高めるためにも好ましい。
(発明の効果〕
本発明方法によれば、容易かつ経済的に極めて高い純度
のアセチレンガスを得ることができ、工業的価値大なる
ものがある。
のアセチレンガスを得ることができ、工業的価値大なる
ものがある。
実施例1(比較例1)
低級炭化水素類(以下、THCと略す。)の含有量が3
00ppmの原料アセチレンガスを、流量毎分400
mで容量500Idのフラスコに導き、フラスコ中に存
在する表−1に示す組成の1001niの溶媒と20℃
、大気圧下で接触させ、各成分が飽和状態になった後、
溶媒中に溶解したアセチレン11度及びTHC1度をガ
スクロマトグラフ(検出器FID)を用いて分析した。
00ppmの原料アセチレンガスを、流量毎分400
mで容量500Idのフラスコに導き、フラスコ中に存
在する表−1に示す組成の1001niの溶媒と20℃
、大気圧下で接触させ、各成分が飽和状態になった後、
溶媒中に溶解したアセチレン11度及びTHC1度をガ
スクロマトグラフ(検出器FID)を用いて分析した。
表−1に実施例1として、N−N’−ジメチルアセトア
ミドとN−N’ −ジメチルホルムアミドの混合割合を
変化させた時の、混合溶媒中に溶解したアセチレン濃度
及びTH(41度を、比較例1としてN−N’ −ジメ
チルアセトアミド、N−N’−ジメチルホルムアミド各
単独の溶媒を用いた時の、溶媒中に溶解したアセチレン
濃度及びTHC濃度を示した。
ミドとN−N’ −ジメチルホルムアミドの混合割合を
変化させた時の、混合溶媒中に溶解したアセチレン濃度
及びTH(41度を、比較例1としてN−N’ −ジメ
チルアセトアミド、N−N’−ジメチルホルムアミド各
単独の溶媒を用いた時の、溶媒中に溶解したアセチレン
濃度及びTHC濃度を示した。
尚、使用した溶媒中の水分はいずれも800ppmであ
った。
った。
表−1
*1DMAC=N−N’ −ジメチルアセトアミド*2
DMF=N−N’ −ジメチルホルムアミド実施例2
(比較例2) 使用溶媒にN−N’ −ジメチルアセトアミドとN−メ
チルホルムアミドを用いた他は、実施例1、比較例1と
同様の操作を行ない、得られた結果を表−2に示した。
DMF=N−N’ −ジメチルホルムアミド実施例2
(比較例2) 使用溶媒にN−N’ −ジメチルアセトアミドとN−メ
チルホルムアミドを用いた他は、実施例1、比較例1と
同様の操作を行ない、得られた結果を表−2に示した。
表−2
$I DMAC=N−N’ −ジメチルアセトアミド−
2NMF=N−メチルホルムアミド 実施例3(比較例3) 使用溶媒にN−N’ −ジメチルアセトアミドとN−メ
チルアセトアミドを用いた他は、実施例1、比較例1と
同様の操作を行ない、得られた結果を表−3に示した。
2NMF=N−メチルホルムアミド 実施例3(比較例3) 使用溶媒にN−N’ −ジメチルアセトアミドとN−メ
チルアセトアミドを用いた他は、実施例1、比較例1と
同様の操作を行ない、得られた結果を表−3に示した。
表−3
$I DMAC=N−N’−ジメチルアセトアミド−2
NAA=N−メチルアセトアミド 実施例4(比較例4) 使用溶媒にN−メチルピロリドンと2−ピロリドンを用
いた他は、実施例1、比較例1と同様の操作を行ない、
得られた結果を表−4に示した。
NAA=N−メチルアセトアミド 実施例4(比較例4) 使用溶媒にN−メチルピロリドンと2−ピロリドンを用
いた他は、実施例1、比較例1と同様の操作を行ない、
得られた結果を表−4に示した。
表−4
−I NMP=N−メチルピロリドン
−22−P=2−ピロリドン
実施例5(比較例5)
使用溶媒にN−メチルピロリドンとN−N’−ジメチル
ホルムアミドを用いた他は、実施例1、比較例1と同様
の操作を行ない、得られた結果を表−5に示した。
ホルムアミドを用いた他は、実施例1、比較例1と同様
の操作を行ない、得られた結果を表−5に示した。
表−5
−I NMP=N−メチルピロリドン
$2 DMF=N−N’−ジメチルホルムアミド実施例
6(比較例6) 使用溶媒にN−メチルピロリドンとホルムアミドを用い
た他は、実施例1、比較例1と同様の操作を行ない、得
られた結果を表−6に示した。
6(比較例6) 使用溶媒にN−メチルピロリドンとホルムアミドを用い
た他は、実施例1、比較例1と同様の操作を行ない、得
られた結果を表−6に示した。
表−6
$I NMP−N−メチルピロリドン
$2 FA−ホルムアミド
実施例7(比較例7)
使用溶媒にN−N’ −ジメチルアセトアミド(701
101%)+N−N’ −ジメチルホルムアミド(30
1101%)と2−ピロリドンの溶媒を用いた他は、実
施例1、比較例1と同様の操作を行ない、得られた結果
を表−7に示した。
101%)+N−N’ −ジメチルホルムアミド(30
1101%)と2−ピロリドンの溶媒を用いた他は、実
施例1、比較例1と同様の操作を行ない、得られた結果
を表−7に示した。
*1DMAC+DMF=N−N’ −ジメチルアセトア
ミド(70mo1%)十NΦN′−ジメチルホ!レムア
ミド(30mo1%)の混合溶媒 *22−P=2−ピロリドン 実施例8(比較例8) 使用溶媒にN−メチルピロリドン(70mo1%)+N
−N’ −ジメチルホルムアミド(30mo1%)と2
−ピロリドンの溶媒を用いた他は、実施例1、比較例1
と同様の操作を行ない、得られた結果を表−8に示した
。
ミド(70mo1%)十NΦN′−ジメチルホ!レムア
ミド(30mo1%)の混合溶媒 *22−P=2−ピロリドン 実施例8(比較例8) 使用溶媒にN−メチルピロリドン(70mo1%)+N
−N’ −ジメチルホルムアミド(30mo1%)と2
−ピロリドンの溶媒を用いた他は、実施例1、比較例1
と同様の操作を行ない、得られた結果を表−8に示した
。
*I NMP+DMF=N−メチルピロリドン(70m
o1%) +N−N’−ジメNルールムアミド(30m
o1%)の混合溶媒$22−P=2−ピロリドン 実施例9 アセチレンガス吸収溶媒として、N−N’−ジメチルア
セトアミド50モル%、N−N’ −ジメチルホルムア
ミド50モル%の混合溶媒を用い、充填塔式の吸収塔下
部に原料アセチレンガスを供給し、吸収塔頂部よりアセ
チレンガス吸収用溶媒を供給し、向流接触させた後の溶
媒を放散塔に導き、溶媒よりアセチレンガスを放散させ
、得られたガスを製品ガスとし、放散後の溶媒は、再び
吸収塔に導き、繰り返し使用した。使用した吸収塔は、
材質SUS 304 、内径1インチ、長さ1.5而で
、塔頂より0.2m〜0.8亀の間にラッシヒリングを
充填し、その下部0.1mの部分より原料ガスを導入し
、以下は液溜め部とした。
o1%) +N−N’−ジメNルールムアミド(30m
o1%)の混合溶媒$22−P=2−ピロリドン 実施例9 アセチレンガス吸収溶媒として、N−N’−ジメチルア
セトアミド50モル%、N−N’ −ジメチルホルムア
ミド50モル%の混合溶媒を用い、充填塔式の吸収塔下
部に原料アセチレンガスを供給し、吸収塔頂部よりアセ
チレンガス吸収用溶媒を供給し、向流接触させた後の溶
媒を放散塔に導き、溶媒よりアセチレンガスを放散させ
、得られたガスを製品ガスとし、放散後の溶媒は、再び
吸収塔に導き、繰り返し使用した。使用した吸収塔は、
材質SUS 304 、内径1インチ、長さ1.5而で
、塔頂より0.2m〜0.8亀の間にラッシヒリングを
充填し、その下部0.1mの部分より原料ガスを導入し
、以下は液溜め部とした。
また、ラッシヒリング充填部は、二重管式になっており
、外管に熱媒体を通すことにより、温度制御を行なった
。放散塔は、材質・形状は吸収塔と同じとし、放散後、
塔頂より製品ガスを得た。吸収条件は、圧力1.4 K
g/cd (絶対圧)、温度10℃、アセチレンガス流
量毎分41、液流量毎分0.21とした。成敗条件は、
圧力1.0Kg/crA(絶対圧)、温度40℃とシタ
。
、外管に熱媒体を通すことにより、温度制御を行なった
。放散塔は、材質・形状は吸収塔と同じとし、放散後、
塔頂より製品ガスを得た。吸収条件は、圧力1.4 K
g/cd (絶対圧)、温度10℃、アセチレンガス流
量毎分41、液流量毎分0.21とした。成敗条件は、
圧力1.0Kg/crA(絶対圧)、温度40℃とシタ
。
以下、上記記載の混合溶媒を使用し、得られた結果を表
−9に示した。尚、原料アセチレンガス組成および製品
ガス組成は、ガスクロマトグラフ(検出器FID及びT
CD)で測定を行なった。
−9に示した。尚、原料アセチレンガス組成および製品
ガス組成は、ガスクロマトグラフ(検出器FID及びT
CD)で測定を行なった。
表−9使用溶媒
N−N’ −ジメチルアセトアミド 50モル%傘N
D:検出せず 比較例9 アセチレンガス吸収溶媒として、比較例1のN−N’
−ジメチルアセトアミド100%の溶媒を用いた他は、
実施例9と同様の操作を行ない、得られた結果を表−1
0に示した。
D:検出せず 比較例9 アセチレンガス吸収溶媒として、比較例1のN−N’
−ジメチルアセトアミド100%の溶媒を用いた他は、
実施例9と同様の操作を行ない、得られた結果を表−1
0に示した。
表−10使用溶媒
Claims (3)
- (1)原料アセチレンガスを溶媒と接触させて、溶媒に
アセチレンガスを吸収させた後、アセチレンガスを放散
させ、精製アセチレンガスを得るアセチレンガスの精製
方法において、上記のアセチレンを吸収・放散させる溶
媒が、N・N′−ジメチルアセトアミドあるいはN−メ
チルピロリドンに対してホルムアミド、N−メチルホル
ムアミド、N・N′−ジメチルホルムアミド、N−メチ
ルアセトアミドより選ばれた少なくとも1種のアミド類
溶媒および/または2−ピロリドンを混合した溶媒であ
ることを特徴とするアセチレンガスの精製方法。 - (2)N・N′−ジメチルアセトアミドとアミド類溶媒
および/または2−ピロリドンとの混合溶媒であって、
N・N′−ジメチルアセトアミドが混合溶媒中に5モル
%〜95モル%含まれることを特徴とする特許請求の範
囲第1項記載の方法。 - (3)N−メチルピロリドンとアミド類溶媒および/ま
たは2−ピロリドンとの混合溶媒であつて、N−メチル
ピロリドンが混合溶媒中に5モル%〜90モル%含まれ
ることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62130773A JPH0774171B2 (ja) | 1987-05-27 | 1987-05-27 | アセチレンガスの精製方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62130773A JPH0774171B2 (ja) | 1987-05-27 | 1987-05-27 | アセチレンガスの精製方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63295518A true JPS63295518A (ja) | 1988-12-01 |
JPH0774171B2 JPH0774171B2 (ja) | 1995-08-09 |
Family
ID=15042322
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP62130773A Expired - Lifetime JPH0774171B2 (ja) | 1987-05-27 | 1987-05-27 | アセチレンガスの精製方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0774171B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010070554A (ja) * | 2008-09-16 | 2010-04-02 | Air Products & Chemicals Inc | アセチレンを供給するための方法およびシステム |
CN108218662B (zh) * | 2016-12-21 | 2021-02-19 | 中国石化集团四川维尼纶厂 | 天然气部分氧化制乙炔工艺中高级炔烃回收的方法 |
JP2022508353A (ja) * | 2018-08-23 | 2022-01-19 | トランスフォーム マテリアルズ エルエルシー | 気体を処理するための系および方法 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6219539A (ja) * | 1985-07-18 | 1987-01-28 | Nichigou Asechiren Kk | アセチレンの精製法およびそれに用いる装置 |
-
1987
- 1987-05-27 JP JP62130773A patent/JPH0774171B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6219539A (ja) * | 1985-07-18 | 1987-01-28 | Nichigou Asechiren Kk | アセチレンの精製法およびそれに用いる装置 |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010070554A (ja) * | 2008-09-16 | 2010-04-02 | Air Products & Chemicals Inc | アセチレンを供給するための方法およびシステム |
US8129577B2 (en) | 2008-09-16 | 2012-03-06 | Air Products And Chemicals, Inc. | Process and system for providing acetylene |
JP2014055675A (ja) * | 2008-09-16 | 2014-03-27 | Air Products And Chemicals Inc | アセチレンを供給するための方法およびシステム |
US8915992B2 (en) | 2008-09-16 | 2014-12-23 | Air Products And Chemicals, Inc. | Process and system for providing acetylene |
CN108218662B (zh) * | 2016-12-21 | 2021-02-19 | 中国石化集团四川维尼纶厂 | 天然气部分氧化制乙炔工艺中高级炔烃回收的方法 |
JP2022508353A (ja) * | 2018-08-23 | 2022-01-19 | トランスフォーム マテリアルズ エルエルシー | 気体を処理するための系および方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0774171B2 (ja) | 1995-08-09 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US4025321A (en) | Purification of natural gas streams containing oxygen | |
JP5404049B2 (ja) | 一酸化二窒素を単離する方法 | |
KR930001959A (ko) | 흡착 응축식 용매 회수 시스템 | |
BRPI0516571B1 (pt) | processo para a recuperação de dióxido de carbono de um gás | |
JPH03151013A (ja) | 圧力スイング吸着における過吸着回収システム | |
ES2428568T3 (es) | Proceso para aislar N2O | |
JPS62136222A (ja) | 混合ガスから特定のガスを吸着分離する方法 | |
KR20110009124A (ko) | N20의 정제 방법 | |
US2217429A (en) | Separation of acetylene from gaseous mixtures containing it | |
US2568396A (en) | Process for producing and separating nitrogen oxides | |
US3266219A (en) | Removal of acid constituents from gas mixtures | |
BRPI0515517B1 (pt) | Processo para a preparação de ciclopentanona, e, uso de uma mistura de hidrocarboneto contendo ciclopenteno | |
JPS6219539A (ja) | アセチレンの精製法およびそれに用いる装置 | |
JPS63295518A (ja) | アセチレンガスの精製方法 | |
KR101279400B1 (ko) | 질소 산화물 정제 방법 및 질소 산화물 정제 장치 | |
TWI537214B (zh) | 藉由連續或半連續製程製造高純度鍺烷的方法 | |
US2519284A (en) | Method of absorbing carbon monoxide | |
US879129A (en) | Separation of gases. | |
US3522007A (en) | Purification of chlorine | |
US3242646A (en) | Process for removing acid constituents from gaseous mixtures | |
JPS62285988A (ja) | 高純度アセチレンガスの提供方法およびそれに用いる精製装置 | |
US3315441A (en) | Process for separating ammonia from methyl chloride | |
WO2018173676A1 (ja) | プロピレンの精製方法および精製装置 | |
US3071912A (en) | Gas separation systems | |
US3230690A (en) | Separation of acetylene and ethylene from a mixed gas |