JPS63295146A - 棒材供給機の材料棚装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は棒材供給機の材料棚装置に係り、特に所定数量
の棒材をストックしておき棒材支持部に１本ずつ供給す
ることができる棒材供給機の材料棚装置に関する。

〔従来の技術〕

棒材供給機は、細長い棒材を旋盤等の加工機に連続的に
送り込むとともに加工機の稼動中にあっては棒材を回転
支承するものである。１材供給機は、通常、材料棚装置
を備えており、所定数量の棒材をストックしておき棒材
を回転支承する棒材支持部に１本ずつ供給するものであ
る。

従来の材料棚装置は、第７図に示されるように棒材を所
定数量ストックする傾斜した材料棚３０と、この材料棚
３０から棒材を取り出して直下の、棒材を回転支承する
棒材支持部を構成するガイドパイプ３１に供給する回転
円盤からなるキャリア３２からなり、この材料ａ３０及
びキャリア３２は供給機に沿って所定間隔毎に複数設け
られている。そして、材料棚３０上に並列してストック
された棒材が、キャリア３２の消３２ａに係合してキャ
リア３２の回転駆動により一本ずつガイドパイプ３１に
落とし込みにより供給されるようになっている。なお、
上記溝３２ａは棒材の外径に合わせて各種サイズのもの
が用意されている。

〔発明が解決しようとする問題点〕

しかしながら、従来の回転円盤からなるキャリアは、棒
材支持部に供給ずべき棒材を溝３２ａ内に収容して回転
移送し、最下位置にてガイドパイプ３１に落とし込むよ
うにしているなめ、棒材に少しでも曲がりがあったり、
棒材の外径に一部不均一な部分があったりすると、棒材
が消３２ａ内に嵌まってしまいガイドパイプ３１の位置
にきても落ちないで供給できない場合があるという問題
点がある。また、棒材の一部（たとえば、前部又は後部
）のみ落ち、その他の部分がキャリアに残留してしまい
同様にガイドパイプに供給できない場合があるという問
題点がある。

本発明は、上述の事情に鑑み創案されたもので、その目
的とする処は所定数量の棒材をストックしておくととも
にこの棒材を棒材支持部に確実に供給することができる
棒材供給機の材ｆ４１１Ｉ装置を提供することにある。

〔問題点を解決するための手段〕

上述した問題点を解決するため本発明は加工機に棒材を
供給するとともにこの棒材を回転支承する棒材供給機に
設けられ、この棒材供給機に供給された棒材を回転支承
するための棒材支持部に１本ずつ棒材を供給する材料棚
装置において、この棒材支持部に隣接しかつ棒材供給機
に沿って間隔を置いて複数の材料棚ユニットを設け、こ
の材料棚ユニットは、上記棒材支持部と平行に複数の棒
材を並列して載置するとともにこの棒材を棒材支持部へ
搬送するための棒材支持部と直交して配設された無端状
搬送ベルトを有し、この無端状搬送ベルトは並列される
棒材が互いに接触しないように間隔を置いて設けられた
仕切り部を有することを特徴とするものである。

〔作用〕

本発明は上記手段により、搬送ベルト上に仕切り部によ
り仕切られて並列されてストックされた棒材は、搬送ベ
ルトの走行により棒材支持部に１本ずつ供給できる。こ
れにより、多数の棒材をストックしておくことができる
とともに、棒材支持部に棒材を確実に供給できる。

〔実施例〕

以下、本発明に係る棒材供給機の材料棚装置の一実施例
を第１図乃至第４図を参照して説明する。

第１図は棒材供給ｆｉＭの平面図、第２図は棒材供給Ｒ
Ｍのｍ面図を示したものである。第１図及び第２図にお
いて、符号１はメインフレームであり、このメインフレ
ーム１に棒材を回転支承する棒材支持部を構成するガイ
ドパイプ２が固定されている。

上記ガイドパイプ２に１本ずつ棒材を供給するための材
料棚装置１０は、第１図に示されるようにガイドパイプ
２に隣接しかつ棒材供給機に沿って所定間隔毎に設けら
れた複数の材料棚ユニットＵを備えている。この材料棚
ユニットＵは第３図にその詳細図が示されるように駆動
プーリ１１と、従動プーリ１２と、両プーリ１１，１２
間に巻架された無端状搬送ベルト１３とからなっている
。

各材料棚ユニットＵの駆動プーリ１１は、メインフレー
ム１上の支持フレーム３に回転支承された駆動軸４に固
定されており、棒材供給機の前部に設けられた取出モー
タ５により駆動軸４が回転駆動されて各駆動プーリ１１
が回転されるようになっている。また従動プーリ１２は
支持フレーム３の端部に回転自在に支持されている。そ
して、無端状搬送ベルト１３は、その外側面にガイドパ
イプ２と平行に複数の棒材を並列して載置するための棒
材載置面１４と、この棒材載置面１４から所定間隔毎に
突設された相隣接する棒材を仕切るための仕切り部１５
とを有し、又、その内側面に等間隔の歯１６を有するタ
イミングベルトからなっている。

上記無端状搬送ベルト１３の上部内側面を支持案内する
ためにガイド板１７が設けられており、このカイト板１
７により棒材を載置した搬送ベルト１３が垂れ下がるこ
とを防止している。

また、支持フレーム３には、第３図に示されるように蓋
体６を先端に有したアーム７が枢支されており、このア
ーム７はリンク８を介してエアーシリンダ９に連結され
ていてエアーシリンダ９の作動によりアーム７が揺動し
てガイドパイプ２の上面を蓋体６が開閉自在に閉塞し、
棒材ｍがガイドパイプ２から飛び出さないようになって
いる。

なお蓋体６は第４図に示されるようにガイドパイプ２に
沿って連続体をなしている。

次に、前述のように構成された本発明に係る棒材供給機
の材料棚装置の作用について説明する。

棒材ｍをガイドパイプ２に供給するときには、シリンダ
９の作動杆は引っ込んでいてリンク８及びアーム７は実
線位置にあり蓋体６は開放状態にある。そして、搬送ベ
ルト１３上に仕切り部１５により仕切られて並列された
棒材ｍは、搬送ベルト１３の走行により矢印Ａ方向に搬
送される。搬送ベルト１３の走行は、取出モータ５が回
転駆動されると駆動軸４が矢印方向に回転され、駆動プ
ーリ１１が回転されることにより行われ、このとき搬送
ベルト１３が等間隔の歯１６を内側面に有したタイミン
グベルトからなり、駆動プーリ１１の外周に刻まれた歯
とかみ合い、強制的な、すべりのない、一定速度の走行
を可能にする。そして、搬送ベルト１３の走行により最
もガイドバイブ２側にある棒材ｍは、搬送ベルト１３の
仕切り部１５が支持フレーム３の傾斜面３ａに沿って回
転するにつれてこの傾斜面３ａに案内されて下方へ転が
り落ち、ガイドパイプ２内に供給され、搬送ベルト１３
が停止する。その後、シリンダ９の作動杆が突出してリ
ンク８及びアーム７が揺動し、蓋体６は第３図の仮想線
で示すようにガイドパイプ２の上面を閉塞し棒材ｍがガ
イドパイプ２の外部に飛び出さないようにする。そして
、棒材ｍは図示されないフィードパイプにより加工機に
搬送される。上記動作を連続的に行うことにより搬送ベ
ルト１３上にストックしておいた棒材ｍは棒材支持部へ
１本ずつ供給できる。　次に、第３図に示した材料棚装
置の変形例を第５図に示す。

第５図の変形例は第３図に示した実施例にプーリ２０を
付加したものである。この場合、搬送ベルト１３が長く
なった分だけ棒材のストック量が増える。

次に本発明の他の実施例を第６図を参照して説明する。

第６図に示す実施例においては、搬送ベルト１３に形成
された仕切り部１５の高さｈは高くなっている。そして
、支持フレーム３には棒材を案、内する案内面３ｂが形
成されている。この案内面３ｂは図上左側の円弧状案内
面３ｂ１とこれに続く直線状案内面３ｂ２とからなって
いる。

本実施例においては、駆動軸４が矢印方向に回転され、
搬送ベルト１３は矢印Ｂ方向に走行する。

したがって、棒材ｍは、搬送ベルト１３の上部にある場
合は棒材載置面１４に載って搬送されるが、円弧状部及
び下部にくると案内面３ｂ　　、３ｂ２に案内されてか
つ仕切り部１５の側壁に押されてカイトバイブ２の方向
に搬送される。そして、棒材ｍは案内面３ｂ２の端部か
らガイドバイブ２内に落とし込まれる。

〔発明の効果〕

以上、実施例の説明から明らかなように本発明は、棒材
支持部に隣接しかつ棒材供給機に沿って間隔を置いて設
けた材料棚ユニットに、仕切り部を有した無端状搬送ベ
ルトを設け、この搬送ベルトに棒材をストックしておく
とともにこの棒材を棒材支持部へ搬送するようにしたた
め、棒材を多数ストックしておくことができるとともに
棒材支持部に棒材を確実に供給することができ、供給の
し損じを避けることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明に係る棒材供給機の材料棚装置を備えた
棒材供給機の平面図、第２図は同棒材供給機の側面図、
第３図は本発明に係る材料棚装置の側面図、第４図は同
材料棚装置の平面図、第５図は第３図に示す材料棚装置
の変形例、第６図は本発明に係る材料棚装置の別実流側
を示す側面図、第７図は従来の材料棚装置の側面図であ
る。 １・・・メインフレーム、２・・・ガイドパイプ、３・
・・支持フレーム、４・・・駆動軸、５・・・取出モー
タ、６・・・蓋体、７・・・アーム、８・・・リンク、
９・・・エアーシリンダ、１０・・・材料棚装置、Ｕ・
・・材料棚ユニット、１１・・・駆動プーリ、１２・・
・従動プーリ、１３・・・搬送ベルト、１４・・・棒材
載置面、１５・・・仕切り部。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、加工機に棒材を供給するとともにこの棒材を回転支
   承する棒材供給機に設けられ、この棒材供給機に供給さ
   れた棒材を回転支承するための棒材支持部に１本ずつ棒
   材を供給する材料棚装置において、この棒材支持部に隣
   接しかつ棒材供給機に沿って間隔を置いて複数の材料棚
   ユニットを設け、この材料棚ユニットは、上記棒材支持
   部と平行に複数の棒材を並列して載置するとともにこの
   棒材を棒材支持部へ搬送するための棒材支持部と直交し
   て配設された無端状搬送ベルトを有し、この無端状搬送
   ベルトは並列される棒材が互いに接触しないように間隔
   を置いて設けられた仕切り部を有することを特徴とする
   棒材供給機の材料棚装置。 ２、上記無端状搬送ベルトはタイミングベルトからなる
   ことを特徴とする特許請求の範囲第１項記載の棒材供給
   機の材料棚装置。 ３、上記材料棚ユニットは、無端状搬送ベルトと協働し
   て棒材支持部に棒材を搬送するための案内面を有するこ
   とを特徴とする特許請求の範囲第１項記載の棒材供給機
   の材料棚装置。