JPS63294712A - 植物栽培用人工培地 - Google Patents

植物栽培用人工培地

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JPS63294712A
JPS63294712A JP62128426A JP12842687A JPS63294712A JP S63294712 A JPS63294712 A JP S63294712A JP 62128426 A JP62128426 A JP 62128426A JP 12842687 A JP12842687 A JP 12842687A JP S63294712 A JPS63294712 A JP S63294712A
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JP
Japan
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peat moss
fermented
moss
peat
cultivation
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JP62128426A
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Takeshi Naito
毅 内藤
Mototaka Yamashita
山下 素位
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HOKKAIDO NOUZAI KOGYO KK
Original Assignee
HOKKAIDO NOUZAI KOGYO KK
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    • Y02P60/216

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  • Hydroponics (AREA)
  • Fertilizers (AREA)
  • Cultivation Of Plants (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、植物栽培用人工培地、特に泥炭から造るピー
トモスを原料として含む植物栽培用人工培地に関する。
〔従来の技術とその問題点〕
植物の土壌栽培や水耕栽培は広(知られているところで
ある。
土壌培地は、年々生産性が低下する傾向を示すので、そ
の対策として有機物の投入、土壌の消毒あるいは入れ替
えを必要とし、かつこれらは栽培者に大きな労働力を強
いる。
水耕栽培では、ロックウール、礫、砂等を培地とするが
、この培地自体がもっている肥料吸着能力及び緩衝能が
弱いため、養液の肥料成分濃度の許容誤差を極力小さく
しなければならない、また、栽培中における養液の肥料
成分濃度と当該植物の吸収濃度が一致しないと、ECが
上がる等の欠点がある。さらにまた、水耕栽培では、必
要元素はすべて肥料塩を水に溶かした形で植物に吸収さ
せるが、植物の吸収形態によっては、PHが急激な変化
を起こすことがある。
たとえば、N Osの吸収量が多いとpHが上がり、ま
たNOlとNH,が共存する場合N Haを優先的に吸
収するとpHは低下するが、p)fが高くなるとFe、
Mn、Pの欠乏症となり、反対に、p Hが低下すると
、Ca、Mg、にの沈澱が増え、これらの欠乏症となる
したがって、水耕栽培における養液の管理には、高度の
技術と熟練を必要とする。
ところで、泥炭を乾燥・粉砕・篩分けしてなるいわゆる
ピートモスは、上記ロックウール等とは異なり肥料吸着
能力及び緩衝能を有しているが、栽培中に有機物を分解
するとか、培地の物理性の維持がむずかしいとか、植物
の栽培に支障を来すという問題がある。
本発明者等は、ピートモスとして、上記栽培中に当該植
物の生育に支障を来す化学的、物理的変化を起こさない
ように処理加工したものを得、これを使用することによ
って、従来の上記諸欠点を解消した本発明培地を得るに
至ったものである。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明培地の構成は、ピートモスを醗酵処理するととも
に、所要の硬度にペレット化してなる醗酵ペレット状ピ
ートモスと、保水剤あるいは養液とからなる。
〔作用〕
本発明培地によれば、ピートモスの本来の肥料吸着能力
及び緩衝能を有効に利用できる。しかも、そのピートモ
スは醗酵処理されているので、有機物の分解すなわち化
学的変化をすることがない、また、ヒートモスは所要の
硬度のベレット状をなしているので、崩壊すなわち物理
的変化もしない。したがって、ピートモスの化学的、物
理的変化による植物の生育障害を起こすようなことがな
い。
〔実施例1〕 第1. 2図は、メロンあるいはほうれん草栽培用人工
培地を示し、1は醗酵ペレット状ピートモス、2は保水
剤で、これらは器体aに混合投入されている。第1図は
保水剤2に水を加える前の状態、第2図は保水剤2に水
を加えその体積を膨張させた状態を示している。醗酵ペ
レット状ピートモス1と保水剤(膨張時)2の割合は7
0〜80%対20〜30%である。
なお、3は気相を示す。
■ この実施例のメロン栽培用の醗酵ペレット状ピトー
モスの製法は次のとおりである。
水分90〜95%の原料泥炭782を、30〜45日間
天日乾燥して水分50〜55%とし、これを粉砕機にか
けて粉砕したのち、篩分けして粒径9閤以下の粉状ピー
トモス62.54!を得た。
この粉状ピートモス62.1!に、メロン栽培用の肥料
として、5839 (CDU尿素有機入り配合肥料)を
400 g、米糠260g、苦土タンカル220g、F
TElg、及びヨーリン130gを混入し、所要の醗酵
槽で10〜14日かけ室温30°C1水分60〜70%
下で醗酵させる。この醗酵は、2〜3日に1度の割合で
切り返しを行い、好気的条件で行う。
この間、醗酵熱により水分が蒸発した場合には随時水を
加え、上記水分を60〜70%に保つ。
醗酵を終え、水分20〜40%になっている粉状ピート
モスをペレット・マシンに投入して粒径5■のペレット
に造粒し、それを水分10〜15%にまで乾燥して20
2の製品を得た。
この実施例のメロン栽培用人工培地によれば、メロンの
生育に応じた肥料成分はピートモス1から供給される。
したがって、メロン栽培は、追肥することなく、またE
C,pHの調整もしないで、潅水と温度管理だけで容易
に行うことができる。
■ この実施例のほうれん草栽培用の醗酵ペレット状ピ
ートモスの製法は次のとおりである。
上記メロン栽培用醗酵ペレット状ピートモスの場合と同
様にして得た粒径9鵬以下の粉状ピートモス62.iを
、内層用ピートモスと外層用ピートモスとに2分し、こ
れらに、はうれん草栽培用の肥料を次のようにして混合
した。
内層用粉状ピートモス 5839 (CDU尿素有機入り配合肥料)・・・・・
・292g米     糠            ・
・・・・・ 130gヨ −  リ  ン      
           ・・・・・・  92.6g苦
土タンカル         ・・・・・・150 g
FTE           ・・・・・・ 1g外層
用粉状ピートモス N5262(はう素入り燐硝安加里) ・・・・・・ 
72g米     糠            ・・・
・・・ 130gヨ  −  リ  ン       
           ・・・・・・  50g苦土タ
ンカル          ・・・・・・ 38.5g
そして、これら内、外層用粉状ピートモスを、各別に上
記メロン栽培用醗酵ベレット状ピートモスの場合と同様
にして醗酵させた。
そのあと、まず、水分20〜40%になっている内層用
粉状ピートモスをペレット・マシンに投入して粒径5■
に造粒し、続いて、それを同じく水分20〜40%の上
記外層用粉状ピートモスと一緒に同じくペレット・マシ
ンまたはブリケラティングマシンに投入し、粒径的10
mmに造粒する。そして、これを水分10〜15%にま
で乾燥して約2iの製品を得た。
この製品は、上記内層と外層の造粒時における水分を変
えることによって、その硬度を適宜調節できる。
この実施例のほうれん草栽培用人工培地によれば、肥料
成分は外層のものが溶出したあとに内層のものが溶出す
るので、これにより肥料成分の吸収時期をコントロール
でき、したがって、追肥をすることなしにする栽培管理
は、より緻密に行い得る。
〔実施例2〕 第3図はメロンの水耕栽培用培地を示し、4は醗酵ペレ
ット状ピートモス、5は養液で、これらは器体すに入っ
ている。
この実施例の醗酵ペレット状ピートモスの製法は次のと
おりである。
実施例1におけるメロン栽培用醗酵ペレット状ピートモ
スの場合と同様にして得た粒径9m以下の粉状ピートモ
ス62.FM!に米糠100g、ヨーリン50gを添加
混合し、これを、同じ〈実施例1におけるメロン栽培用
醗酵ペレット状ピートモスの場合と同様にして醗酵、造
粒、乾燥し、約21の製品を得た。
この実施例における添加肥料すなわち米糠及びヨーリン
は、ピートモスを醗酵させる目的に使用されただけのも
ので、栽培メロンに供給するための肥料ではない、すな
わち、この実施例によるメロンへの必要肥料の供給は養
液5から行われる。
〔発明の効果〕
以上述べたところから明らかなように、本発明培地によ
れば、ピートモス特有の肥料吸着能力及び緩衝能を十分
に発揮させて当該植物を栽培できる。しかも、そのピー
トモスは醗酵処理されているので、栽培期間中に植物の
生育に支障となるような化学的変化を起こさない、また
、該ピートモスはペレット状をなし所要の硬度を有する
ので栽培期間中に崩壊とし′)うような物理的変化を起
こすこともなく、したかって、この物理的変化により植
物が生育障害を受けるということもない。
実施例1におけるように、醗酵ペレット状ピートモスに
当該植物の栽培に必要な肥料成分を混入させ、その肥料
成分を醗酵に関与させるとともに栽培植物に吸収させる
ようにしている場合には、保水剤と混合使用することに
よって、また、実施例2におけるように、醗酵ペレット
状ピートモスにその醗酵に関与するだけの肥料成分を混
入させたものである場合には、養液と一緒に使用するこ
とによって、所望の培地となし、それぞれ、栽培期間中
に面倒なEC。
PHの調整を敢えてすることなしに、すなわち、ピート
モスと保水剤の混合によるときは、潅水管理と温度調整
、ピートモスと養液とによるときには、その養液管理と
温度調整という比較的容易な栽培管理によって所期の植
物栽培を行うことができる。なおまた、上記ピートモス
は軽量なので労働力を軽減でき、土壌条件に左右される
ことのない植物栽培用人工培地の提供を可能にした。
【図面の簡単な説明】
図面第1. 2図は実施例1の説明図で、第1図は保水
剤に水を加える前の状態、第2図は保水剤に水を加えた
後の状態を示し、第3図は実施例2の説明図である。 1.4・・・・・・醗酵ペレット状ピートモス、2・・
・・・・保水剤、5・・・・・・養液。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、醗酵ペレット状ピートモスと保水剤あるいは養液と
    からなることを特徴とする植物栽培用人工培地。
JP62128426A 1987-05-27 1987-05-27 植物栽培用人工培地 Expired - Lifetime JPH0746952B2 (ja)

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JPS63294712A true JPS63294712A (ja) 1988-12-01
JPH0746952B2 JPH0746952B2 (ja) 1995-05-24

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