JPS63294431A - 一体形空気調和機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は一体形空気調和機、詳しくは、本体ケーシング
に圧縮機と凝縮器及び蒸発器を内装し、冷凍サイクルに
より室内の空調を行なうようにした一体形空気調和機に
関する。

（従来の技術） 従来、本体ケーシングに圧縮機と凝縮器及び蒸発器を内
装し、冷凍サイクルにより冷房、暖房及び換気が行なえ
るようにした一体形空気調和機は、例えば特公昭５３−
３８５３５号公報に示されているようにすでに知られて
いる。

この空気調和機は、第８図に示したように本体ケーシン
グ（Ａ）に、圧縮機（Ｂ）、凝縮器（Ｃ）及び蒸発器（
Ｄ）を内装して、冷媒の流れ方向を一方向とし、前記本
体ケーシング（Ａ）の１ｎ市側には室内空気の取入口（
Ｅ）と、室内への吹出口（Ｆ）（Ｇ）とを設けると共に
、背面側には室外空気の取入口（Ｈ）と室外への排出口
（Ｊ）（Ｋ）とを設けて、前記室内空気の取入口（Ｅ）
の内方に室内ファン（Ｌ）を、室外空気の取入口（Ｈ）
の内方に室外ファン（Ｍ）を設け、これら各ファン（Ｌ
）（Ｍ）により取入れる室内空気の室内吸入通路（Ｎ）
と室外空気の室外吸入通路（０）とを対向させる一方、
前記吹出口（Ｆ）の内方に吹出通路（Ｐ）を設けて、蒸
発器（Ｄ）を、また、前記吹出口（Ｇ）の内方に吹田通
路（Ｑ）を設けて、凝縮器（Ｃ）をそれぞれ配設し、そ
して、前記各吸入通路（Ｎ）（０）及び吹出通路（Ｐ）
（Ｑ）を前記ケーシング（Ａ）の中央部で合流させて、
この合流部に切換ダンパ（Ｒ）を設け、更に前記排出口
（Ｊ）（Ｋ）の内方にｔａ気連通路Ｓ）（Ｔ）を設けて
、これら排気通路（Ｓ）（Ｔ）を前記凝縮器（Ｃ）及び
蒸発器（Ｄ）の空気出口側と合流させ、この合流部に切
換ダンパ（Ｕ）（Ｖ）を設け、がっ、前記排気通路（Ｓ
）（Ｔ）に風圧ダンパ（Ｗ）（Ｘ）を設けたものである
。

しかして、以上の構成において、冷房を行なう場合には
、前記ダンパ（Ｒ）及び（Ｕ）（Ｖ）を第８図の如（位
置させて、室内吸入通路（Ｎ）と吹出通路（Ｐ）とを連
通させ、室外吸入通路（０）と吹出通路（Ｑ）と排気通
路（Ｔ）をそれぞれ連通させ、吹出口（Ｇ）及び排気通
路（Ｓ）を遮断することにより行なうもので、室内空気
は蒸発４（Ｄ）により冷却されて、吹出口（Ｆ）から冷
風として室内に吹出され、室内の冷房を行なうのであり
、また、凝縮器（Ｃ）を通過した温風は前記排出口（Ｋ
）より室外に排出されるのである。

また、暖房を行なう場合には、前記各ダンパ（Ｒ）（Ｕ
）（Ｖ）を操作し、室外吸入通路（０）と吹出通路（Ｑ
）とを連通させ、室内吸入通路（Ｎ）と吹出通路（Ｐ）
及び排気通路（Ｓ）とを連通させ、吹出口（Ｆ）及び排
気通路（Ｔ）を遮断することにより行なうもので、室内
空気はｕｍ３（Ｃ）により加温され、吹出口（Ｇ）から
温風として室内に吹出され、室内の暖房を行なうのであ
り、また、蒸発器（Ｄ）を通過した冷風は前記リド出口
（Ｊ）より室外に排出されるのである。

そして、第８図に示した冷房運転において、切換ダンパ
（Ｒ）を前記した暖房運転位置に切換操作し、前記室内
吸入通路（Ｎ）を吹出通路（Ｑ）及び排気通路（Ｔ）に
連通させ、室外吸入通路（０）を吹出通路（Ｐ）に連通
させることによりオールフレッシュの換気冷房が行なえ
、また、前記した暖房運転において前記切換ダンパ（Ｒ
）を前記した冷房運転位置（第８図位ＴＩ）に切換操作
し、前記室内吸入通路（Ｎ）を吹出通路（Ｐ）及び排出
通路（Ｓ）に連通させ、室外吸入通路（０）を吹出通路
（Ｑ）に連通させることによりオールフレッシュの換気
暖房が行なえるのである。

（発明が解決しようとする問題点） 所が、以上の如く構成する空気調和機は、前記各吸入通
路（Ｎ）（０）及び吹出通路（Ｐ）（Ｑ）を、本体ケー
シング（Ａ）の中央部、即ち、長さ方向中央部で、がっ
、第８図のように側面からみて前後及び上下の中央部に
配置しているため、前記本体ケーシング（Ａ）の幅方向
寸法（Ｚ）が大きくなり、それだけ据付スペースを多く
とり、据付位置に制約を受ける問題があった。

本発明の目的は、冷風通路と温風通路及び合流チャンバ
ーとの配置を工夫することにより、本体ケーシングの幅
方向寸法を小さくして薄形にできるようにする点にある
。

（問題点を解決するための手段） 本発明は、前記した問題点を解決するため、本体ケーシ
ングにファン及び蒸発器、凝縮器を組込む場合、前記本
体ケーシングの長さ方向両側で、かつ、背面側にデッド
スペースが生ずることに着目し、このデッドスペースに
冷風通路と温風通路とを形成し、そして、前記本体ケー
シングの上部にこれら各通路を合流させるようにして、
前記冷風及び温風通路の構成を簡単にし、全体として低
コストでしかも小形化が可能になるもので、本体ケーシ
ング（１）の長さ方向はと中央部に、ファン（７，８）
を内装すると共に、前記ケーシング（１）の前面側に、
蒸発器（６）及び凝縮器（５）を内装し、これら蒸発器
（６）及び凝縮器（５）を通過した冷風及び温風をそれ
ぞれ上向きに流通させる冷風通路（２５）及び温風通路
（２６）を、前記ケーシング（１）の長さ方向両側で、
かつ、背面側にそれぞれ配置する一方、前記ケーシング
（１）の上部に合流チャンバー（２８）を設けて、前記
各通路（２５）（２６）の上部を前記チャンバー（２８
）に開放し、該チャンバー（２８）の幅方向前後に、室
内に開口する吹出口（１５）と室外に連通ずる排気口（
１７）とを設け、前記チャンバー（２８）内に前記通路
（２５）（２６）を、前記吹出口（１５）及び排気口（
１７）に可逆的に連通させるダンパ機構（３０）を介装
したことを特徴とするものである。

（作用） 冷風及び温風通路（２５）（２６）が本体ケーシング（
１）の長さ方向両側で、かつ、背面側に配置すると共に
、上部に合流チャンバー（２８）を設けたことから、前
記本体ケーシング（１）のデッドスペースを利用した通
路構成により幅寸法を小さく薄形にできるのである。

（実施例） （１）は縦長形状の本体ケーシングで、ドレンパンを兼
用する仕切壁（２）により、上下に２室を形成し、下部
室（３ａ）には圧縮機（４）を配設すると共に、上部室
（３ｂ）の前面側には凝縮器（５）及び蒸発器（６）を
配設し、これら凝縮器（５）及び蒸発器（６）の内方に
は、凝縮器ファン（７）及び蒸発器ファン（８）を配設
している。

そして、これら各機器は、第４図の如く冷媒配管（９）
により連絡されていて、圧縮機（４）、凝縮器（５）、
キャピラリーチューブ（１０）、蒸発器（６）の一方向
（図中矢印の方向）に冷媒が循環する冷凍サイクルが形
成されている。

尚、第４図において（１））は、前記凝縮器（５）及び
キャピラリーチューブ（１０）を側路とするホブトガス
バイパス回路で、その途中には例えば３．Ｅ３ｋｇ／ｃ
■１．Ｇ以下で開き、それ以上で閉じる低圧制御弁（１
２）を介装しており、室内が低い場合（例えば１℃以下
）の暖房起動時における立上りを早くしている。

また、前記本体ケーシング（１）は、床置形であって、
その前面中央部には、室内空気を取入れる蒸発器用吸入
口（１３）と凝縮器用吸入口（１４）とを上下に並設す
ると共に、前面上部には、吹出口（１５）を設けており
、また、背面には排気ダクト（１６）を接続し、該ダク
ト（１６）を介して室外に連通ずる排気口（１７）を設
けている。

前記凝縮器（５）及び蒸発器（６）は、管板な共用する
一体形の熱交換器から成り、前記蒸発器（６）を上位に
配置して、前記各吸入口（１３）（１４）の内方に対向
状に取付けるのである。

また、前記各ファン（７）（８）は、前記凝縮”ａ　（
５）及び蒸発器（６）の内方で、かつ、これら凝縮器（
５）及び蒸発器（６）に対応して上下に直列状に配置す
るのであって、前記各ファン（７）（８）の中間部位に
設ける一つのモータ（１８）に連動させるのである。

前記モータ（１８）は、モータハウジング（１９）を備
え、このモータハウジング（１９）には、前記凝縮器（
５）及び蒸発器（６）を構成する前記熱交換器の内方、
つまり、二次側を冷風室（２０）と温風室（２１）とに
区画する区画壁（２２）を設けており、この区画壁（２
２）を介して前記本体ケーシング（１）に支持している
。

そして、前記モータハウジング（１９）には、主として
７０ツコ形フアンから成る前記各ファン（７）（８）の
ファンハウジング（２３）（２４）を一体に形成するの
であり、これら各ファンハウジング（２３）（２４）の
吐出口は、前記本体ケーシング（１）に区画形成する冷
風通路（２５）及び温風通路（２６）に連通させるので
ある。

これら冷風通路（２５）及び温風通路（２６）は第３図
のように、前記本体ケーシング（１）の長さ方向両側で
、かつ、背面側に、換言すると前記本体ケーシング（１
）の前面側に前記凝縮器（５）及び蒸発器（６）を配置
し、その内方で、前記本体ケーシング（１）の長さ方向
中央部に前記ファン（７）（８）を配置した場合、デッ
ドスペースとなる部位に形成するのであって、前記ファ
ンハウジング（２３）（２４）の吐出口から上方に延長
させるのであり、そして、前記本体ケーシング（１）の
上部には、仕切り壁（２７）を介して合流チャンバー（
２８）を区画形成し、この合流チャンバー（２８）に前
記各通路（２５）（２６）を開放するのである。この合
流チャンバー（２８）は、第２図の如く大略丁字形を呈
し、ガイド壁（２９）を介して前記吹出口（１５）に連
通ずると共に、排気口（１７）にも連通しており、その
中心部位には、前記冷風及び温風通路（２５）（２８）
を、前記吹出口（１５）と排気口（１７）とに可逆的に
連通させるダンパ機構（３０）を設けている。

このダンパ機構（３ｏ）は、前記本体ケーシング（１）
の天壁下部に設けるチャンバー壁体（３１）と前記仕切
壁（２７）との間に回転可能に支持されるボス部（３２
）とこのボス部（３２）から外方に延びる１対のダンパ
羽根（３３）とから成るダンパ（３４）と、このダンパ
（３４）を切換操作する操作体（３５）とがら構成する
もので、前記操作体（３５）の操作により、第２図点線
で示した冷房位置と、実機で示した暖房位置とに切換え
るようにしている。

尚、第２図において（３６）は、前記ダンパ羽根（３３
）が接触するシール材であり、（３７）は前記ダンパ（
３４）の切換えで通風経路が変化する冷温風に対する抵
抗体であり、（３８）はガイド羽根であって、前記吹出
口（１５）からの吹出風を均一にするものである。

また、第１図において（４０）はスプラッシャであって
、前記モータ（１８）の駆動軸（１８ａ）に連結してお
り、前記モータ（１８）の駆動時に回転させて、前記仕
切壁（２）により形成するドレンパンに貯溜されるドレ
ンを、前記凝縮器（５）に飛散させるのである。

また、（４１）は前記圧縮機（４）の支持用ブラケット
であり、（４２）はこのブラケット（４１）の支持部に
設けるマウントゴムである。

次に以上の如く構成する空気調和機の作用を説明する。

先ず冷房運転を行なう場合には、前記ダンパ（３４）を
第２図点線の冷房位置に切換え、冷風通路（２５）を吹
出口（１５）に、また、温風通路（２６）を排気口（１
７）に連通させ、前記圧縮機（４）を駆動すると共に前
記モータ（１８）を駆動することにより行なうのであっ
て、前記蒸発器用吸入口（１３）から取入れられる室内
空気は、前記蒸発器（６）により冷却され、前記蒸発器
用ファン（８）から、冷風通路（２５）、合流チャンバ
ー（２８）を経て吹出口（１５）から冷風として室内に
吹出され、該室内の冷房を行なうのである。また、前記
凝縮器用吸入口（１４）から取入れられる室内空気は、
前記凝縮器（５）により加温され、凝縮器用ファン（７
）から温風通路（２８）　、合流チャンバー（２８）を
経て排気口（１７）から室外に排出されるのである。

この場合、前記蒸発器（６）により室内空気から除湿し
たドレンは、前記凝縮器（５）を経て前記仕切壁（２）
により形成するドレンパンに貯溜されるが、前記凝縮器
（５）へのドレンの流下二より凝縮能力は増大すること
になる。

また、前記凝縮器（５）は通過し温風となった室内空気
は、室外にυト気されるから、室内には、窓やドア等の
隙間等から自然給気され、換気が行なわれることになる
のである。

また、暖房運転を行なう場合には、前記ダンパ（３４）
を第２図実線の暖房位置に切換え、温風通路（２６）を
吹出口（１５）に、また、冷風通路（２５）を排気口（
１７）に連通させることにより行なうのであって、前記
凝縮器用吸入口（１４）から取入れられる室内空気は、
前記凝縮器（５）により加温され、前記凝縮器用ファン
（７）から温風通路（２６）　、合流チャンバー（２８
）を経て吹出口（１５）から室内に吹出され、該室内の
暖房を行なうのであり、また、前記蒸発器用吸入口（１
３）から取入れられる室内空気は、前記蒸発器（６）に
より冷却され、蒸発器用ファン（８）から冷風通路（２
５）、合流チャンバー（２８）を経て排気口（１７）か
ら室外に排出されるのである。

この場合、前記蒸発器（６）は室内空気と熱交換して冷
媒を蒸発させるものであって、前記室内空気は、室外空
気の温度に対し起動時でも６°Ｃ〜１２°Ｃ高いから、
運転中は勿論のこと起動時においてもフロストすること
はないのである。

従って、デフロスト装置は装備していないし、デフロス
ト運転を行なう必要がないから、デフロスト運転による
能力ロスはないのであり、かつ、コストダウンが可能と
なるのである。

また、起動後、温度上界する室内空気と熱交換させて冷
媒を蒸発させるのであるから、暖房運転の立上りが早く
なるし、能力も大きくなるのである。

また、冷房時と同様、蒸発器（６）からのドレンが凝縮
器（５）に流下して、加湿されるし、また、冷気の排気
に伴ない換気が行なえると共に、前記排気に伴ない自然
給気される空気によっても自然加湿されることになるの
である。

以上のように何れの場合でも、室内空気を熱源に利用す
るものであるから、暖房時におけるフロストの問題がな
い上に、不必要な温風又は冷風を室外に排出するから換
気が行なえると共に、換気による熱ロスはないのである
。

又、以上の実施例において、前記排出口（１７）に排気
ダクト（１６）を接続するのであるが、第５図及び第６
図のように、前記本体ケーシング（１）の天壁及びチャ
ンバー壁体（３１）がある場合には、このチャンバー壁
体（３１）と前記本体ケーシング（１）の背壁とに、排
出口（１７Ａ）（１７Ｂ）を設け、接続アダプター（５
０）を用いて、前記排出口（１７Ａ）（１７Ｂ）の一方
に選択的に取付けるようにすることにより第５図に示し
たように、背方へのダクト接続と、第６図に示したよう
に上方に背方へのダクト接続とが可能となる。

尚、前記アダプター（５０）は、前記排出口（Ｌ７Ａ）
（１７Ｂ）の周りに形成するフランツ又は、複数の引掛
孔に係合するフック部（５１）を連続的又は継続的に設
け、このフック部（５１）を前記フランジ又は引掛孔に
係合させることにより前記排出口（１７Ａ）（１７Ｂ）
に取付けると共に、内周面に複数の歯体（５２）を形成
したダクト接続口（５３）を設け、この接続口（５３）
に前記ダク）（１６）を差込みにより接続するようにし
たものである。また、（５４）は前記排出口（１７Ａ）
（１７Ｂ）のうち、前記アダプター（５０）を接続しな
い排出口（１７Ａ）又ほゞ１７Ｂ）を閉鎖する閉鎖板で
、この閉鎖板（５４）は前記アダプター（５０）と一体
又は別に形成するのである。

以上説明した実施例は蒸発器（６）と凝縮器（５）とを
一体に形成したが、分離して独立に設けてもよいし、平
面からみて長方形としたが、湾曲状としてもよい。また
、前記モーフ（１８）はファン（７）（８）の上方位置
又は下方位置に設けてもよいし、各別に形成してもよい
。

更に、室内空気を熱源としたが室外空気を熱源としても
よい。

（発明の効果） 本発明は以上の如く、本体ケーシング（１）の長さ方向
は〈中央部に、ファン（７，８）を内装すると共に、前
記ケーシング（１）の前面側に、蒸発器（６）及び凝縮
器（５）を内装し、蒸発器（６）及び凝縮器（５）を通
過した冷風及び温風をそれぞれ上向きに流通させる冷風
通路（２５）及び温風通路（２６）を、前記ケーシング
（１）の長さ方向両側で、かつ、背面側にそれぞれ配置
する一方、前記ケーシング（１）の上部に合流チャンバ
ー（２８）を設けて、前記各通路（２５）（２ｆ３）の
上部を前記チャンバー（２８）に開放し、該チャンバー
（２８）の幅方向前後に、室内に開口する吹出口（１５
）と室外に連通ずる排気口（１７）とを設け、前記チャ
ンバー（２８）内に前記通路（２５）（２６）を、前記
吹出口（１５）及び排気口（１７）に可逆的に連通させ
るダンパ機構（３０）を介装したことを特徴とするもの
であるから、換言すると、前記ファン（７，８）を本体
ケーシング（１）の長さ方向中央部に配設した場合、そ
の両側に生ずるデッドスペースを利用して、前記冷風及
び温風通路（２５）（２６）を配設するのであるから、
本体ケーシング（１）の幅寸法を最小限にでき、それだ
け薄形にできるのであり、しかも、前記冷風通路（２５
）及び温風通路（２６）を本体ケーシング（１）の長さ
方向両側で、かつ、背面側に設けるから通路構成も簡単
にでき、それだけ低コストにできるのである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示す縦断面図、第２図は第
１図■−■線における断面図、第３図は第１図■−■線
における断面図、第４図は冷媒配管系統図、第５図及び
第６図は排気ダクトの接続構成を示す部分斜視図、第７
図は接続アダプターのみの断面図、第８図は従来例の縦
断面図である。 （１）・・・・・・本体ケーシング （５）・・・・・・凝縮器 （６）・・・・・・蒸発器 （７，８）・・・・・・ファン （１５）・・・・・・吹出口 （１７）・・・・・・排気口 （２５）・・・・・・冷風通路 （２６）・・・・・・温風通路

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）本体ケーシング（１）の長さ方向ほゞ中央部に、
   ファン（７、８）を内装すると共に、前記ケーシング（
   １）の前面側に、蒸発器（６）及び凝縮器（５）を内装
   し、これら蒸発器（６）及び凝縮器（５）を通過した冷
   風及び温風をそれぞれ上向きに流通させる冷風通路（２
   ５）及び温風通路（２６）を、前記ケーシング（１）の
   長さ方向両側で、かつ、背面側にそれぞれ配置する一方
   、前記ケーシング（１）の上部に合流チャンバー（２８
   ）を設けて、前記各通路（２５）（２６）の上部を前記
   チャンバー（２８）に開放し、該チャンバー（２８）の
   幅方向前後に、室内に開口する吹出口（１５）と室外に
   連通する排気口（１７）とを設け、前記チャンバー（２
   ８）内に前記通路（２５）（２６）を、前記吹出口（１
   ５）及び排気口（１７）に可逆的に連通させるダンパ機
   構（３０）を介装したことを特徴とする一体形空気調和
   機。