JPS63294244A - 永久磁石式回転機 - Google Patents
永久磁石式回転機Info
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- JPS63294244A JPS63294244A JP62125696A JP12569687A JPS63294244A JP S63294244 A JPS63294244 A JP S63294244A JP 62125696 A JP62125696 A JP 62125696A JP 12569687 A JP12569687 A JP 12569687A JP S63294244 A JPS63294244 A JP S63294244A
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Landscapes
- Permanent Magnet Type Synchronous Machine (AREA)
- Permanent Field Magnets Of Synchronous Machinery (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
A 産業上の利用分舒
本発明は永久磁石式回転機に関し、コギングトルクの発
生を無くすよう工夫したものである。
生を無くすよう工夫したものである。
B、 従来の技術
フロッピーディスクドライバモータや、VTRシリンダ
モータやハードディスクドライバのスピンドルモータと
して、三相ブラシレスDCモータが用いられている。三
相ブラシレスDCモータでは、インバータにより切換制
御されろ電流を固定子の電機子巻線に通し、回転子に界
磁源である永久磁石を備えている。
モータやハードディスクドライバのスピンドルモータと
して、三相ブラシレスDCモータが用いられている。三
相ブラシレスDCモータでは、インバータにより切換制
御されろ電流を固定子の電機子巻線に通し、回転子に界
磁源である永久磁石を備えている。
C1発明が解決しようとする問題点
ところで三相ブラシレスDCモータでは、界磁源である
永久磁石の磁束密度と、電機子スロットの磁気抵抗との
作用により、電機子電流を流さなくても、電機子の位置
によってはトルクが発生する。このトルクをコギングト
ルクという。コギングトルクは、回転ムラの原因となっ
たり、始動トルクの減少を起こす。
永久磁石の磁束密度と、電機子スロットの磁気抵抗との
作用により、電機子電流を流さなくても、電機子の位置
によってはトルクが発生する。このトルクをコギングト
ルクという。コギングトルクは、回転ムラの原因となっ
たり、始動トルクの減少を起こす。
そこで従来ではコギングトルクを低減するため、電機子
鉄心に補助溝を入れたり、電機子鉄心の溝にスキューを
付けたり、更には界磁磁束密度分布を正弦波に近づけて
高周波成分を減少させるなどの対策をとっていた。これ
ら対策はコギングトルクを低減するのには効果があるが
、コギングトルクを無くすることはできなかった。
鉄心に補助溝を入れたり、電機子鉄心の溝にスキューを
付けたり、更には界磁磁束密度分布を正弦波に近づけて
高周波成分を減少させるなどの対策をとっていた。これ
ら対策はコギングトルクを低減するのには効果があるが
、コギングトルクを無くすることはできなかった。
本発明は、上記従来技術に鑑み、コギングトルクの無い
、永久磁石式回転機を提供するものである。
、永久磁石式回転機を提供するものである。
D、 問題点を解決するための手段
上記問題点を解決する本発明は、永久磁石式回転機にお
いて、各永久磁石の磁束分布が、中央でフラットに、両
端で余弦波状に変化するようにしたことを特徴とする。
いて、各永久磁石の磁束分布が、中央でフラットに、両
端で余弦波状に変化するようにしたことを特徴とする。
E、実施例
以下に本発明を説明する。す下の説明では、(I)コギ
ングトルク、(社)最適起磁力分布、CI[]永久磁石
形状について順次理論的な説明をし、その後に具体的な
実施例の説明をする。なお理論説明の一部は、文献「電
気学会回転機研究会 RM−85−52Jを参考とした
。
ングトルク、(社)最適起磁力分布、CI[]永久磁石
形状について順次理論的な説明をし、その後に具体的な
実施例の説明をする。なお理論説明の一部は、文献「電
気学会回転機研究会 RM−85−52Jを参考とした
。
(I)コギングトルク
永久磁石を界磁源とするモータは、永久磁石の磁束分布
と、ステータ鉄心のスロワトとによる吸引力が働らくが
、この成分をコギングトルクという。これば電機子電流
が零でも発生し、回転子の角度によって変化する。この
トルクのため、回転ムラの原因になったり、起動時に、
トルクの谷ではトルク不足が生じる。
と、ステータ鉄心のスロワトとによる吸引力が働らくが
、この成分をコギングトルクという。これば電機子電流
が零でも発生し、回転子の角度によって変化する。この
トルクのため、回転ムラの原因になったり、起動時に、
トルクの谷ではトルク不足が生じる。
コギングトルクに関しての解析では(永久磁石の磁束分
布を考えると)、誘導機のようなギャップ中でのエネル
ギーだけでは取扱えず、空間的な磁束分布が把握出来な
ければならない。そのため、解析式的には取扱えず、一
般には有限要素法などを用いた解析法が用いられる。
布を考えると)、誘導機のようなギャップ中でのエネル
ギーだけでは取扱えず、空間的な磁束分布が把握出来な
ければならない。そのため、解析式的には取扱えず、一
般には有限要素法などを用いた解析法が用いられる。
定性的な説明として、磁束はギャップ面に対して垂直で
あり、起磁力源として磁石を取扱ったモデルについて検
討を行なう。
あり、起磁力源として磁石を取扱ったモデルについて検
討を行なう。
コギングトルクTは、ギャップ中の全エネルギーfEt
(θ、ψ)d35が電機子の位置により変化するため発
生する。
(θ、ψ)d35が電機子の位置により変化するため発
生する。
に1:定数
Et:ギャップ中のエネルギー分布
P:極数
θ: ロータの回転角
ψ:ギャップ空間角
永久磁石によるギャップの磁束密度分布(ステータ平滑
の場合)B(@)を空間高調波成分で表わせば次のよう
になる。
の場合)B(@)を空間高調波成分で表わせば次のよう
になる。
Bo)=ΣB、−o1x (n −J)
(1−2)B(Si2):ギヤツブ磁束密度分布 B、、 :ri次空間磁束密度高調波成分スljット開
口端によるエネルギ変動成分を求めるため、溝関数を定
義する。
(1−2)B(Si2):ギヤツブ磁束密度分布 B、、 :ri次空間磁束密度高調波成分スljット開
口端によるエネルギ変動成分を求めるため、溝関数を定
義する。
一つのスロットによる溝関数
全スロットによる溝関数
照、・い)
このスロット開口端が存在するときの磁束密度分布は、
B(ψ)−[ΣB、−m (n HJ)] ・(1−u
t(θ、j))ここで、トルクには第一項は無関係であ
りθ (□(K)=0) 、また、開口幅が狭く、上記(1−
u、(θ、〕))式をスロットの中心値ΣBo−m(n
−ψ)の値とWの積で近似すればIIB、・繊(n−)
)u (θ、ψ)す= ΣB、、・、oIJI(n−)
)・ut(θpJ)xwU(θ、ゾ)−導関数 ut(θ2..5I5)=スロットの中心のときのみ1
をとる関数 従ってトルク成分は、異なる次数の成分の積全周で積分
すると0となることを考慮し上式(1−3)は各次数の
エネルギー成分と溝数をかけたものの総和のエネルギー
が、ロータの回転により変化することを意味している。
t(θ、j))ここで、トルクには第一項は無関係であ
りθ (□(K)=0) 、また、開口幅が狭く、上記(1−
u、(θ、〕))式をスロットの中心値ΣBo−m(n
−ψ)の値とWの積で近似すればIIB、・繊(n−)
)u (θ、ψ)す= ΣB、、・、oIJI(n−)
)・ut(θpJ)xwU(θ、ゾ)−導関数 ut(θ2..5I5)=スロットの中心のときのみ1
をとる関数 従ってトルク成分は、異なる次数の成分の積全周で積分
すると0となることを考慮し上式(1−3)は各次数の
エネルギー成分と溝数をかけたものの総和のエネルギー
が、ロータの回転により変化することを意味している。
このことから、コギングトルクを減少させるためには高
次の成分を含まない正弦波磁束密度分布にするか、高次
成分が合成すると零となるような溝装置を行なう必要が
あることがわかる。
次の成分を含まない正弦波磁束密度分布にするか、高次
成分が合成すると零となるような溝装置を行なう必要が
あることがわかる。
1極対当り3スロツトの場合のモデルを第1図に示す。
ここで溝による減少するエネルギーは、各成分にハツチ
ングした部分である。ここで基本波次数については、3
つのスロットの合成値は常に定値である。
ングした部分である。ここで基本波次数については、3
つのスロットの合成値は常に定値である。
従って基本成分の同期トルクは発生しない。
次に3次成分、6次成分については3スロツトともに同
位相であり、ロータの回転によってエネルギの変化量が
多く、このことから6ステツプ、12ステツプのトルク
ムラ成分が発生することがわかる。
位相であり、ロータの回転によってエネルギの変化量が
多く、このことから6ステツプ、12ステツプのトルク
ムラ成分が発生することがわかる。
第2図に示すように正弦波と直線を組合せた波形の磁束
分布にすると、3溝のうち一つの溝は必ず平坦部に位置
し磁気エネルギーの変化は零となり、残りの2つの溝は
正弦波の逆位相に位置し両者の磁気エネルギーの合成値
は常に一定となる。この結果、第2図に示すような磁束
密度分布にすると、コギングトルクが零になる。
分布にすると、3溝のうち一つの溝は必ず平坦部に位置
し磁気エネルギーの変化は零となり、残りの2つの溝は
正弦波の逆位相に位置し両者の磁気エネルギーの合成値
は常に一定となる。この結果、第2図に示すような磁束
密度分布にすると、コギングトルクが零になる。
(2)溝のエネルギ変化によるトルクリップル計算(最
適起磁力分布) (I[−1)解析モデルを第3図に示す。
適起磁力分布) (I[−1)解析モデルを第3図に示す。
極数:4P
回転速度: 3600 (rpm)
巻回数:48(T)
電機子電流: 0.8 (A)
残留磁束密度7 0.38 (T)
解析条件
(1) ステータ鉄心ギャップ面にて平面展開したモ
デルとする。
デルとする。
(2)磁束は永久磁石によってのみ発生、ギャップに垂
直成分のみとする。
直成分のみとする。
(3)鉄損や飽和は無視する。
(4)駆動電流は12o°方形波とし、電機子反作用に
よる影響は無視する。
よる影響は無視する。
(5)一定の回転速度で回転している。
(6)永久磁石形状を表わすため、半極分を9分割し、
1o点のデータにて 与え、折点近似する(第4図参照)。
1o点のデータにて 与え、折点近似する(第4図参照)。
(7)空間磁束密度の計算
磁束の漏れや起磁力損失は無視す
る(必要があればBrにて考慮する)。
磁束密度は、次式とする。
Br:永久磁石の残留磁束密度
へ:永久磁石の比透磁率
Hg: ロータヨークとステータ鉄
心の距離
(II−2)計算手法
計算は、第3図のモデル、o−2π(電気角)区間を(
NP−1)分割し、各点での磁束密度を、第4図の折点
データより線形補間により離散値化する。回転子の連動
は、相対的に電機子が逆方向に移動するものと考えても
よく、固定された磁石磁束上を巻線と溝が移動し、各離
散点上を通るものとする。巻線はスロットのギャップ面
両端に理想的集中巻されており、離散値で表わされた磁
束密度が鎖交している。
NP−1)分割し、各点での磁束密度を、第4図の折点
データより線形補間により離散値化する。回転子の連動
は、相対的に電機子が逆方向に移動するものと考えても
よく、固定された磁石磁束上を巻線と溝が移動し、各離
散点上を通るものとする。巻線はスロットのギャップ面
両端に理想的集中巻されており、離散値で表わされた磁
束密度が鎖交している。
(I[−3)誘起々電力の計算法
無負荷誘起々電力は永久磁石による磁束密度により発生
する成分のみである。1相の電圧は、第5図における巻
線辺AとBの合成であり、各辺の磁束密度を鳳、残とす
ると、この相の電圧は、 e u=e LA−B+ =2XNtX L X ωX
” 十虫X (BA Ba)X暑N、:1歯当りの巻
回数 L:軸長 ω:回転角速度 g、ステータ外径/2(δ:ギャップ長)P:極数 (D−δ×2)P e =2XN XLX ωX−X(B −B
)X−2(^+NP/31 ffl+
NP/3) 2e −2×N、XLX(LIX
” 2 ’”’ X (13(A+2NP/3l−B
(B+2NP、3.)XV他の相電圧はNP/3,2N
P/3だけずれた点での磁束密度より求まる。線間電圧
は相間電圧の合成より求め、 Eu−、=E、(θl−E、(θ) 無負荷誘起々電力は線間電圧の最高値の区間のみ通電さ
れるとすればEu−V(2π/3〜4π/3)の期間を
周期的に6回コピーして求める。
する成分のみである。1相の電圧は、第5図における巻
線辺AとBの合成であり、各辺の磁束密度を鳳、残とす
ると、この相の電圧は、 e u=e LA−B+ =2XNtX L X ωX
” 十虫X (BA Ba)X暑N、:1歯当りの巻
回数 L:軸長 ω:回転角速度 g、ステータ外径/2(δ:ギャップ長)P:極数 (D−δ×2)P e =2XN XLX ωX−X(B −B
)X−2(^+NP/31 ffl+
NP/3) 2e −2×N、XLX(LIX
” 2 ’”’ X (13(A+2NP/3l−B
(B+2NP、3.)XV他の相電圧はNP/3,2N
P/3だけずれた点での磁束密度より求まる。線間電圧
は相間電圧の合成より求め、 Eu−、=E、(θl−E、(θ) 無負荷誘起々電力は線間電圧の最高値の区間のみ通電さ
れるとすればEu−V(2π/3〜4π/3)の期間を
周期的に6回コピーして求める。
(#散点A、Bの求め方)
θだ空間角(回転角)
凰ニスロット開口幅
NP:総分割数
(II−4)モータトルク
相間電圧及び無負荷電圧が求まればモータリングトルク
T は次のようになる。
T は次のようになる。
A:通電電流 (5)
一:無負荷誘起々電力の電流値
ω:回転角速度
1l−
(II−5)コギングトルク
スロット開口端の磁束分布は、実際には歯部間が減少す
るだけでなく、磁路の曲がりにより歯部の磁束が増す。
るだけでなく、磁路の曲がりにより歯部の磁束が増す。
そのため、単にスロットをギャップ長で表わすことは無
意味である。
意味である。
このスロット部の磁束の値は、磁束密度を、約1歯ピツ
チ間の積分値を求め、この積分値の値がスロットの存在
により発生する変化量から算定すべきである。このこと
よりスロット部のギャップ長がカーター係数分だけ増加
していると考えるものとする(第6図参照)。
チ間の積分値を求め、この積分値の値がスロットの存在
により発生する変化量から算定すべきである。このこと
よりスロット部のギャップ長がカーター係数分だけ増加
していると考えるものとする(第6図参照)。
(2)永久磁石形状
コギングトルクなどを減少させる磁束密度分布は(社)
項より求まるが、これは、平面展開したモデル上でのみ
成立するものである。
項より求まるが、これは、平面展開したモデル上でのみ
成立するものである。
実機のような円筒状のモデルでは磁路は異なるほか、異
方性による着磁方向と磁路との傾きや、磁石極間の漏れ
成分が存在するため、有限要素法を用いた空間磁束分布
の解析により磁石形状を決定する必要がある。
方性による着磁方向と磁路との傾きや、磁石極間の漏れ
成分が存在するため、有限要素法を用いた空間磁束分布
の解析により磁石形状を決定する必要がある。
(I−1)解析モデル
第7図に解析モデルの要素分割を示す。
ステータはスロットが無く平滑であるとし、p、=70
00一定として線系にて取扱う。
00一定として線系にて取扱う。
(I[−2)磁石検討モデル
永久磁石は磁石の極間での漏れや、磁化方向と磁路方向
の違いなどによる磁束の減少分を補うため、磁石の厚さ
を次の様に2通り定め解析を行なった。
の違いなどによる磁束の減少分を補うため、磁石の厚さ
を次の様に2通り定め解析を行なった。
(モデルA)
(モデルB)
磁化方向は完全ラジアル方向にフル着磁しているものと
した(第8図参照)。
した(第8図参照)。
(IN−3)ギャップ磁束密度分布と評価第9図及び第
10図に、解析結果よりステータギャップ面の磁束密度
分布を求めたものを示す。
10図に、解析結果よりステータギャップ面の磁束密度
分布を求めたものを示す。
この結果、モデルAが目標の分布とよく一致し、モデル
Bでは極間の補正が強すぎることがわかる。
Bでは極間の補正が強すぎることがわかる。
以上より(モデルA)を本検討での結果となる磁石形状
と判断する。
と判断する。
■具体例及び一般式
次に本発明の具体的な実施例を示す。第11図は本発明
を適用した第3相120度通電形ブラシレスDCモータ
の一部を示す。
を適用した第3相120度通電形ブラシレスDCモータ
の一部を示す。
同図のモータは4極であり、回転する四−タヨーク11
の内周面に永久磁石12が4個備えている(図では1つ
のみ示す)。ロータヨーク11の中心には固定子となる
電機子鉄心13が備えられている。このモータでは、永
久磁石一対に対し、つまり一極対に対し、電機子鉄心1
3の溝が6本対向している。
の内周面に永久磁石12が4個備えている(図では1つ
のみ示す)。ロータヨーク11の中心には固定子となる
電機子鉄心13が備えられている。このモータでは、永
久磁石一対に対し、つまり一極対に対し、電機子鉄心1
3の溝が6本対向している。
永久磁石12の厚さ馬は各区間において次式を満足する
ようになっている。なお、第11図では角度は幾何学的
角度で示してあり、電機子鉄心130回転方向に関し永
久磁石12の中央位置を角度O°としている。
ようになっている。なお、第11図では角度は幾何学的
角度で示してあり、電機子鉄心130回転方向に関し永
久磁石12の中央位置を角度O°としている。
(I)−45’≦θ≦−15°の区間
H=1.0+1.5aio [(θ+15°)X3.O
) [mm]・・・(11) Ql) −15’<θ<15’の区間H=2.5
[mm] −(1乃(2) 156≦
θ≦456の区間 H= 1.0 +1.5cao ((θ−15° )x
3.O) [mmコ・・・(均 永久磁石12の厚さが上述したようになっているため、
永久磁石12の角度θにおける磁束密度B(θ)は第1
2図のようになる。
) [mm]・・・(11) Ql) −15’<θ<15’の区間H=2.5
[mm] −(1乃(2) 156≦
θ≦456の区間 H= 1.0 +1.5cao ((θ−15° )x
3.O) [mmコ・・・(均 永久磁石12の厚さが上述したようになっているため、
永久磁石12の角度θにおける磁束密度B(θ)は第1
2図のようになる。
つまりこんどは角度θを電気角で示すと、磁束密度B(
θ)は各区間において次のようになる。ただしAは一定
である。
θ)は各区間において次のようになる。ただしAは一定
である。
(I)−90°≦θ≦−30°の区間
B(Ql =B c&1)((θ十30°)Xl、5)
[T]・・・(21) ([)−306<θく309の区間 B(θl=B、 [Tコ
・・・ (22)([
)30’≦θ≦90″の区間 B(θ)=肌α、((θ−30’)Xl、5]
[Tコ・・・(23) 永久磁石12の磁束密度B(θ)が上述した値となって
いるため、理論的説明で述べた理由から、コギングトル
クは生じない。
[T]・・・(21) ([)−306<θく309の区間 B(θl=B、 [Tコ
・・・ (22)([
)30’≦θ≦90″の区間 B(θ)=肌α、((θ−30’)Xl、5]
[Tコ・・・(23) 永久磁石12の磁束密度B(θ)が上述した値となって
いるため、理論的説明で述べた理由から、コギングトル
クは生じない。
なお、永久磁石12の形状は研摩加工により容易に形成
することができる。
することができる。
上記実施例では、式(21)、 (22)、 (23)
で示す磁束密度分布を得るため永久磁石の厚さを調整し
たが、厚さを一定にして永久磁石の磁化配向を調整する
ことによって所要の磁束密度分布を得るようにしてもよ
い。
で示す磁束密度分布を得るため永久磁石の厚さを調整し
たが、厚さを一定にして永久磁石の磁化配向を調整する
ことによって所要の磁束密度分布を得るようにしてもよ
い。
本発明は、上記具体例に限ることなく、一極対となる一
対の永久磁石が、電極子鉄心の3m(mは正整数)本の
スロットに対向するタイプの各種の永久磁石式回転機(
例えばインナー四−タ形のブラシレスDCモータ、PM
モータ等)に適用できる。つまり次式(31)、 (R
2)、 (33)を満足する磁束密度分布(第13図参
照)を得るようにすればコギングトルクを無くす乙とが
できる。なお式(31)、 (32)、 (33)での
角度は電気角である。
対の永久磁石が、電極子鉄心の3m(mは正整数)本の
スロットに対向するタイプの各種の永久磁石式回転機(
例えばインナー四−タ形のブラシレスDCモータ、PM
モータ等)に適用できる。つまり次式(31)、 (R
2)、 (33)を満足する磁束密度分布(第13図参
照)を得るようにすればコギングトルクを無くす乙とが
できる。なお式(31)、 (32)、 (33)での
角度は電気角である。
(Il−90’≦θ≦02の区間で
m
B(θ)=B、(ト)〔π(θ−02)) [T]
・・(31)(2) θくθ〈θの区間で B(θl=B□ [T]・・・(3
2)(2) θ≦θ≦90°の区間で 前述した具体例の式(21)、 (22)、 (23)
は一般式(31L (32)、 (33)において、m
=2.n=2であるものに相当する。
・・(31)(2) θくθ〈θの区間で B(θl=B□ [T]・・・(3
2)(2) θ≦θ≦90°の区間で 前述した具体例の式(21)、 (22)、 (23)
は一般式(31L (32)、 (33)において、m
=2.n=2であるものに相当する。
F、 発明の効果
9上実施例とともに具体的に説明したように本発明によ
れば、3m本の溝のうち、m本の溝は磁束の平坦部に位
置しコギングトルクを生ぜず、残りの一方の組のm本と
他方の組のm本は位相が逆の磁束部に位置してコギング
トルクが相殺する。この結果、全体としてコギングトル
クが無くなる。よってトルクムラが少な(始動トルクの
減少の少ないモータができる。もちろん、スキューも必
要なくなり、組立が容易になる。
れば、3m本の溝のうち、m本の溝は磁束の平坦部に位
置しコギングトルクを生ぜず、残りの一方の組のm本と
他方の組のm本は位相が逆の磁束部に位置してコギング
トルクが相殺する。この結果、全体としてコギングトル
クが無くなる。よってトルクムラが少な(始動トルクの
減少の少ないモータができる。もちろん、スキューも必
要なくなり、組立が容易になる。
また、磁束分布が正弦波分布となっているものに比べて
総磁束量が多いため、大トルクが得られる。
総磁束量が多いため、大トルクが得られる。
第1図は1極対当り3スロツトのモデル及びエネルギ分
布を示す説明図、第2図はコギングトルクを零にする磁
束密度分布を示す説明図、第3図は解析モデルを示す説
明図、第4図は折点近似を示す説明図、第5図は巻線辺
の状態を示す説明図、第6図はスロット端部の磁束状態
を示す説明図、第7図は解析モデルの要素分割を示す説
明図、第8図は着磁状態を示す説明図、第9図及び第1
0図はステータギャップ面の磁束密度分布を示す特性図
、第11図は本発明の具体例を示す構成図、第12図は
具体例の磁束密度分布を示す特性図、第13図は本発明
の磁束分布の一般形を示す特性図である。 図面中、 11はロータ ヨーク、 12は永久磁石、 13は電機子鉄心である。 第3図 Hm 第5図 区 ■ 派 区 塚
布を示す説明図、第2図はコギングトルクを零にする磁
束密度分布を示す説明図、第3図は解析モデルを示す説
明図、第4図は折点近似を示す説明図、第5図は巻線辺
の状態を示す説明図、第6図はスロット端部の磁束状態
を示す説明図、第7図は解析モデルの要素分割を示す説
明図、第8図は着磁状態を示す説明図、第9図及び第1
0図はステータギャップ面の磁束密度分布を示す特性図
、第11図は本発明の具体例を示す構成図、第12図は
具体例の磁束密度分布を示す特性図、第13図は本発明
の磁束分布の一般形を示す特性図である。 図面中、 11はロータ ヨーク、 12は永久磁石、 13は電機子鉄心である。 第3図 Hm 第5図 区 ■ 派 区 塚
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 界磁を複数の永久磁石で形成し、しかも一極対となる一
対の永久磁石が、電機子鉄心の3m(mは正整数)本の
スロットに対向するタイプの回転機において、 回転方向に関し永久磁石の中央位置を角度で0°とした
とき、各永久磁石の各角度θ(角度は電気角)における
磁束密度B(θ)が、 ( I )−90°≦θ≦θ_2の区間で B(θ)=B_mcos〔3m/2n(θ−θ_2)〕
(II)θ_2<θ<θ_1の区間で B(θ)=B_m (III)θ_1≦θ≦90°の区間で B(θ)=B_mcos〔3m/2n(θ−θ_1)〕
〔但し θ_1=90°〔1−(2n/3m)〕 θ_2=−90°〔1−(2n/3m)〕=−θ_1n
は正整数 3/2m≧n B_mは定数〕 となるような形状又は磁化配向を持った永久磁石を用い
たことを特徴とする永久磁石回転機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62125696A JP2606214B2 (ja) | 1987-05-25 | 1987-05-25 | 永久磁石式回転機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62125696A JP2606214B2 (ja) | 1987-05-25 | 1987-05-25 | 永久磁石式回転機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63294244A true JPS63294244A (ja) | 1988-11-30 |
JP2606214B2 JP2606214B2 (ja) | 1997-04-30 |
Family
ID=14916446
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP62125696A Expired - Fee Related JP2606214B2 (ja) | 1987-05-25 | 1987-05-25 | 永久磁石式回転機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2606214B2 (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5105113A (en) * | 1989-08-14 | 1992-04-14 | Hitachi, Ltd. | Permanent-magnetic motor having anti-cogging structure |
JPH10285891A (ja) * | 1997-04-09 | 1998-10-23 | Toyota Motor Corp | ホイールモータおよびこれを搭載した車輌 |
US20110248594A1 (en) * | 2010-04-13 | 2011-10-13 | Arwyn Thomas | Electrical Machine and Permanent-Magnet |
JP2013208003A (ja) * | 2012-03-29 | 2013-10-07 | Toshiba Corp | 永久磁石型回転電機 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5822884U (ja) * | 1981-08-04 | 1983-02-12 | ソニー株式会社 | 3相両方向通電方式のブラシレスモ−タ |
-
1987
- 1987-05-25 JP JP62125696A patent/JP2606214B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5822884U (ja) * | 1981-08-04 | 1983-02-12 | ソニー株式会社 | 3相両方向通電方式のブラシレスモ−タ |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5105113A (en) * | 1989-08-14 | 1992-04-14 | Hitachi, Ltd. | Permanent-magnetic motor having anti-cogging structure |
JPH10285891A (ja) * | 1997-04-09 | 1998-10-23 | Toyota Motor Corp | ホイールモータおよびこれを搭載した車輌 |
US20110248594A1 (en) * | 2010-04-13 | 2011-10-13 | Arwyn Thomas | Electrical Machine and Permanent-Magnet |
JP2013208003A (ja) * | 2012-03-29 | 2013-10-07 | Toshiba Corp | 永久磁石型回転電機 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2606214B2 (ja) | 1997-04-30 |
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Legal Events
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LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |