JPS63293311A - ねじ固定装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は中空になっている壁の表面に固定材や他の物体
を固定するためのねじ固定装置に関する。特に１通常は
ダイアモンド形状にみえ。

弾性的ウェブでソケットに固定されている４′）脚軸で
形成される。取外し可能、再利用可能なプラスチック製
のねじ固定装置であって、折畳ができ、舌状になってド
リルでの壁孔に挿入でき、固定ねじを通したソケットを
挿入して壁の後で三角トラスに変形するものである。

〔従来技術の説明〕

石膏ボードシートロック（ｓｈθｅｔｒｏｃｋ　）″。

合板や他の比較的に薄いパネル材からなる中空の壁では
、衣服掛は用横棒、照明器具や他の物を壁に重量をかけ
る場合その強度上とりつけ方に難点がある。そのような
壁では普通のねじが留め難く、そのために１強い、信頼
のおける固定装置を得るのにねじを壁に保持するための
成る種の固定装置が求められている。

この種の固定装置は中空壁の内表面に当って。

ねじが挿入されて固定物を壁にとりつけるため締めつけ
たとき引き抜けたり、ひねられたりしないようになって
いる。

従来使用されているねじ固定装置の一例では。

壁の穿孔に入れられるフランジ付フロントソケットと後
部ソケットとの間に平行なリプを形成するための長溝が
つけられた金属スリーブからなり、ソケットにはねじ切
りがしである。この装置では、ねじが後部ソケットに噛
合すべく挿入さ扛、ねじが回されるとリプが変形して朝
顔形に開き壁の内面と同一面になる。リプの開きによっ
て穿孔の回りの壁の広い領域に負荷が拡散される。

この型の金属ねじ固定装置の主たる欠陥は。

リプが一旦変形して広がると壁から固定装置を外すうま
い方法がないということである。従ってねじ固定装置を
外すためには、フロントソケットのフランジを壊して固
定装置の残部を壁の中へ押し込まなければならないとい
うことである。そのため装置は壊れてしまい再使用がで
きなくなるだけではなく、フランジを除くために壁を傷
めてしまう結果にもなる。

このような従来のねじ固定装置の欠陥を解消するために
、カプネクの米国特許第３，４８７，７４６号では、フ
ロント及び後部ソケットに実軸固定された平行リブで形
成された固定装置が開示されており、スプリングでリプ
を壁の内面に軸固定しきつく保持するようになっている
。固定装置はねじの挿入で真直ぐに伸ばされて広がり。

壁に設けた孔から固定装置を引出せるようになっている
。この型の固定装置は取外し、再利用が可能であるが、
比較的複雑な構造が製造並びに組立をコスト高にしてい
る。

ドワイアーの米国特許第３，２１３．７４６号には。

プラスチックで成形された低コストのねじ固定装置が開
示されている。固定装置は７字形の弾性的なウェブ材を
有し、ねじが挿入されると壁の中に固定装置のソケット
を保持するためにばらばらに広がる。この装置では、壁
の内面を孔の周りの狭い範囲でウェブの傾斜面に形成さ
れた歯が噛合し、負荷を広い領域に分散させるどころか
むしろその領域に集中させてしまう。この荷重分散は、
比較的弱い石膏ボードのような部材に対しては大切なこ
とで２分散していないと固定装置にかかる重い荷重のた
めに装置が孔から抜けてしまう。

更に他の試みとしては、マクシェリーの米国特許第３，
６５１，７３４号に、壁の孔に入ったねじソケットがト
グルロックに連結しているものがある。折り畳まｎると
このトグルは孔の中に入れられる。中心周りの安定位置
に広がると、このトグルは孔の中にロックを作用させる
よう茫なっている。１つの大きな欠陥は、一旦セットさ
ｎると取外しが難しいということである。

最高に興味深い先行技術は本出願人の米国特許第４，１
９７．７８１号の「ねじアンカー」である。

この特許には中空壁に固定用部材及び他の部材をとりつ
けるための取外し及び再使用可能のねじ固定装置（アン
カー）が開示されている。この装置は４つの脚を有する
ダイアモンド形の軸部を有し、その前側の脚が前方先端
蝶番で連結され後側の脚が後方先端蝶番で前方の脚に連
結されており、後側の脚の端部後方先端を形成している
。孔が前方先端蝶番に形成さｎた開口と一致する縁付き
ソケットが、軸部の後側の脚の方へ伸びる１対の弾性ウ
ェブによって固定さ扛ている。ダイアモンド形の軸部は
折畳まれて舌のような形状になり、壁の穿孔に挿入可能
となってソケットを適応させるようになっており。

その際ウェブは伸びた状態から反転して壁の背後でダイ
アモンド形をとり戻す。

セルフタップねじがソケット孔にねじ込まれると、孔に
ねじが切られる。ねじが孔を越えて進むと軸部の後側の
脚にその先端が触れて噛合する。これにより後側の脚が
広げらｔ、軸部に三角トラスの形状を与える。トラスの
底部弦は後側の脚で形成され壁の内面に押しつけられる
。

トラスはねじが前方先端部とソケットの間に伸びること
によって中心支柱を有することになる。

中空壁からアンカーを取外すには、ねじを単に引張れば
トラスが折畳まれる。

上記の特許に開示されたねじアンカー（固定装置）では
１通常ダイアモンド形の軸部の後方先端をなす後側の脚
の端部が蝶番連結されておらず分離されている。後側の
脚の先端は進入していくねじの先に噛合され、その結果
ダイアモンド形が変形して三角形に広がっていく。しか
し実際にはこの変形がある事情下では全く起らず軸部が
部分的に三角をなす場合もある。

このような事情は作業者が石膏ボードあるいは他の比較
的脆い素材からなる中空壁に穿孔する場合に起る。穿孔
を慎重にやらないと壁内面の孔周縁の石膏が壊れ又は崩
れる。その結果。

環状に盛上ったり１石膏細片が孔周辺に広がる。

その後ねじアンカーがこの孔に挿入されると孔周縁の環
状の盛上りが、ソケットを軸部の後側の脚へ連結する弾
性ウェブに当接しその結果ねじが進行して後側の脚を拡
げようとするのに抵抗となり軸部の正しい三角形成の障
害となる。

盛り上りの形状は通常一定ではなく不規則なものなので
、現出する抵抗の具合や、それがどのように分散される
かは孔によって種々である。

壁に穿たｎた孔の後端を囲む盛り上りによって起る軸部
の三角形成への抵抗のために、上記特許のねじアンカー
では、後側の脚が軸部の複弦をなす後側の脚の端部は傾
斜部を持つ端部となっていて３つの′体況が発生する。

これらの端部は可撓性を持ち容易に変形する。それ故、
その先端が三角形成に役立っていると思われる軸部の後
側の脚が盛上りによる抵抗にぶつかるとその先端が変形
してそｎにより要求さｎる機能を発揮し得なくなる。

後側の脚が通常の変形に対する抵抗に出会う第１の状況
においては、固定用ねじがソケットの孔に挿入されて回
転されたとき先ず最初にねじが軸部の後側の脚の可撓性
端部の方へと進行する。これらの先端は、その軸の移動
が盛り上りに抵抗されねじ山の間に入り込みねじの根元
に当る。ねじの根元径はねじ山径より小さいので、ねじ
が後側の脚を押して盛上りの抵抗に打克つ程度はねじの
根元径によって制限される。

結果的に、軸部は部分的に三角形をなすだけであって、
底部弦が壁の内面に押しつけらｎ最大にアンカー保持力
を発揮する三角形を供しない。

更に、ねじが効果的に第１の状況に入るためには、その
長さが壁の内面と１部分的に三角形をなす軸部の前方先
端部とに渉るのに充分でなけ扛ばならずそれによってト
ラスの中心軸を形成することになる。このねじの長さは
、完全に三角形状を形成したときに必要な長さより長く
なければならない、というのも軸部の前方先端部が壁の
後方表面に接近していくだろうからである。

長い故にコスト高のねじが必要になるという事実のほか
にも多くの場合壁の中空部の深さが長いねじを受入れる
には充分ではないという事実もある。

時々遭遇する第２の状況は、ねじが進入していったとき
盛り上りに起因する正常な三角形成への抵抗故に後側の
脚の先端が進行するねじによって横方向へ変形され、後
側の脚を軸方向へ押す代りに脚の間でねじ全体が旋回す
る。その結果、壁の後方の軸部はそのダイアモンド形状
を残して部分的にも三角形状の形成が起らず。

例えねじが完全にソケットの中へ挿入されても。

設置されたアンカーはその完全な保持力を発揮しないま
まとなる。

第２の状況で三角トラスが完全な保持力を発揮するため
に形成されないとしても壁の背後を見ることのできない
作業者は設置が不完全ということに気づかない。

第３の状況は最悪の場合の可能性を表す。テーパ付きの
先端が第１の状況のようにねじ山の間に入り込んだり又
は横方向に変形してその側面が第２の状況のようにねじ
山に対して平らになってしまう代りに、穿孔周辺の盛り
上りに起因する不均一な抵抗のために、後側の脚の１つ
がねじの先端と噛合してこの脚を三角形にしてしまうの
に他方の先端は横方向に変形してねじに対して平行にな
ってしまう。その結果、軸部の後側の脚の１つが後にね
じの根元に噛合するその先端によって幾分変位され、一
方、他方の後側脚は横方向へ変形されているのであるが
。

変位さｎずその結果としては軸部は歪んだダイアモンド
の形状となる。

歪んだダイアモンドのために、前方先端部の孔はソケッ
トの孔とは合わなくなり、トラスの形成が不可能となる
。というのも進行するねじの先端はフロント側の脚の１
つに当るだろうし。

フロント側の先端孔に入らないだろうからである。ここ
で再び、設置が不完全であっても作業者は壁の背後を見
られるからそのことに気づかないのである。

普通の条件下で、三角形となった軸部の後側の脚はその
全長が壁の内面に抑圧さ扛る三角形トラスの弦を形成し
、それによって荷重が広い領域に分散される。しかし、
壁の内側表面の孔の周線の盛り上りという状況下では、
トラスの中心部がこの盛り上りに押しつけられ、孔から
一番遠いトラスの端部が壁と当らなくなる。これによっ
て荷重は孔の周辺に集中することとなる。

石膏の元来のもろさ故に、この荷重の集中は好ましいも
のではない。荷重が大きくなるとアンカーは孔の領域で
石膏ボードを破壊し、荷重のためにアンカーが壁から抜
けてしまう。斯くして仮に上記特許において三角形がう
まく形成さｎたとしても完全な保持力が得らｎない。

このことは上記特許のアンカーが効果なしということを
意味しない。というのも何百万個もすでに成功裡に使用
されており、不具合の程度も孔の周辺に石膏細片やその
他の物が積み重なるという程度にすぎないので１作業者
が気をつけてやったり孔を形成するドリルの品質がよけ
ればねじアンカーの正しい機能を損うのも最少限となる
。

従って本発明の主たる目的は、設置された壁から取外し
が可能で成形又は合成樹脂で成形さ扛た固定設置を提供
することにある。

更に詳しくは９本発明の１つの目的は、孔を有するソケ
ットに弾性ウェブでその後側の脚が固定さｎた４本の脚
を有するダイアモンド形状の軸部からなり、その孔にね
じが挿入され軸部の前方先端部へ進入すると前記の後側
の端部と噛合してその脚を離れ々々にして軸部を三角形
状に完全に変形させるねじ固定装置を提供することにあ
る。

この発明の顕著な特徴の１つは必要なねじが三角トラス
の前方端部に届くのに充分な長さ以上に長い必要はなく
むしろ公知のねじ固定装置のねじより短いものを使える
ことである。

更に他の目的は、ねじを取外すことによってトラスが直
ちに折畳まれ壁に何の損傷を加えることなく固定装置を
容易に中空壁から取外すことができるねじ固定装置を提
供することである。

更に他の目的は、中空壁土の実質的荷重を支持できかつ
低コストで製造できるプラスチック製ねじ固定装置を提
供することである。

〔問題点を解決するための手段〕

上記の目的は中空壁に固定部材をとりつけるためのねじ
固定装置によって達成される。その固定装置は９通常は
ダイアモンド形をした押圧することのできる４本の脚を
備えた軸部であって、その前方の脚が前方先端蝶番によ
って連結され、その後方の脚が側方端蝶番によって前方
脚に連結さ扛たものである。軸部の後方端部では連結さ
扛ていない後側の脚は端部で足の形状をしており通常は
逆ｖ字状入口の形状をなす。

前方先端の孔と軸方向で一致する孔をその中に有するソ
ケットは９足の外側で、軸部のそれぞれの後側の脚に向
けて伸びる１対の弾性ウェブによって固定されている。

固定装置をとりつけるには、その側端蝶番が手で押され
て軸部を舌状に折畳み、壁の穿孔に挿入してソケットを
その中に納める。軸部は壁の内側にあってダイアモンド
形状を取戻している。そｎから固定部材を保持するため
のねじがソケットの孔を通して挿入され、ねじ先端がそ
れにより膨張されてねじを入れさせる入口に阻止される
までねじが回動される。ねじが回動されて進入している
とき、その頭部が脚の底部と当って脚を広げ、それによ
って軸部に三角形状を呈させる。ねじの進入の最後には
ねじ先端が前方端の孔にねじ込まれ壁の背後に三角形の
トラスを形成し、そのトラスの中でねじが中心支柱とな
る。後側の脚にはトラスが形成されたときに壁の内面に
当ってトラスの保持力を高めるための荷重分散パッドが
設けられている。

〔実施例〕

第１図及び第２図において１本発明によるねじ固定装置
の好ましい実施例を示したが、この固定装置はその構造
上の特徴に適する例えばポリプロピレン、ナイロン又は
その他の弾性を有する合成樹脂材料で成形又は製造さｎ
る。固定装置は数字１０で示さｎるソケット及び数字１
１で示される圧縮する軸部（シャンク）で構成される。

ソケットの前面にはその径がソケット本体より大きい環
状のフランジ１２を備える。かくしてソケットが中空壁
１４に穿った。その径がソケットを、第５図に示すよう
に、容扛るのに充分な孔１３に納まったとき、フランジ
１２が壁の外側に当接して孔の中にソケットが押し込ま
れないようになっている。

ソケット１０には４つの鋭いひれ１５が９０度の間隔で
設けられており、傾斜カットさ扛た端縁となってソケッ
トが石膏あるいは類似の壁に穿たｎた孔に押し込まｎた
際、それが孔周縁の石膏に喰い込み孔にソケットを安定
させその回転を阻止する。ソケット１０は後述するよう
にセルフタップねじを受入れるようにした縦孔１６を備
える。

軸部１１は、蝶番式に１対の後側の脚Ｃ及びＤに連結さ
れている１対の前方側の脚ＡとＢで形成さｎる。これら
の脚は軸部の普通の状態でダイアモンドのような形状を
呈する。普通の状態とは、工場から出荷されるときの状
態、つまりそｎが設置される前１作業者の手の中にある
状態を云う。脚Ａは前方端蝶番Ｉｆによって脚Ｂに連結
されているが、蝶番Ｈｆにはソケット１０の孔１６に対
応する。軸方向で一致する開口１７がある。前方側の脚
ＡとＢは蝶番式にそｎぞｎ後側の脚ＣとＤに側端蝶番Ｈ
町とＨｓ２によって連結されている。こ扛らの３つの蝶
番は好ましくは軸部のプラスチックの脚と一体となった
ものがよい。

後側の脚ＣとＤは連結されていないが比較的撓まない、
厚い脚Ｆ１及びＦ２となっており、その平らな底部はダ
イアモンド形軸部の後方端を形成する逆Ｖ字形入口を形
成する。この入口はソケット１０の孔１６と軸方向で一
致している。

ソケット１０は後側の脚ＣとＤと一体になっている外方
に伸びる弾性的な１対のウェブＷ１とＷ２により軸部１
１に着けらｎ２足の形をしたＣとＤの自由端とけなれた
ところでそれらの足に合体している。軸部の脚が互いに
蝶番留めされているため軸部は折畳むことができ指で押
すこともできる。第３図で示すように矢印と反対方向に
、側端蝶番Ｈ町とＨ日２のところで指で押して行わする
。こ牡により＠４図に示すように脚が平らになって舌状
を呈し壁１４に穿った孔１６に軸部な挿入できるように
なる。

セルフタップねじ１９が、第５図に示すように、中空壁
１４の外表面にブラケット、固定部材その他の物を固定
するためにソケット１０の孔１６の中にねじ込まれると
、ねじ１９は先ず孔１６にねじ切りを行う。作業者がね
じを回し続けると、ねじの先、端は足Ｆ１とＦ２の平ら
な底部で画成さｎる逆Ｖ字状入口によって阻止され。

入口は拡張されてねじの進入を許す。ねじを回し続ける
とねじの頭部は足の底に当り足を広げるように働く。

ねじ山１９ｃの径はねじの根元１９Ｈの径よりはるかに
大きくなっている。ねじのねじ山の連続蝶旋め間隔は足
の底部の縦寸法より小さく底部はねじ山の少なくとも２
つにはまたがるのでねじ山の間に落込むことはない。従
って、ねじが入口を通過しねじ山が足Ｆ１及びＦ２の底
部に噛み合うと足をひきはなし、そうすることによって
ダイアモンド形の軸部をｙｊｆＪ６図に示すような三角
形状に変形させる。

この完全な三角形は、ねじが先ず足の底部間に入り込み
、ねじの進入する先端が前方端蝶番ＨｆＫ充分届く以前
に起る。そｎ故ねじの長さは三角形の底辺と頂点との距
離以上に必要はない。ねじの必要な長さは、固定装置に
よって固定さする物２０の厚みを考慮に入れねばならな
いことは云う迄もない。

ねじが進入し続けるとその先端が前方端蝶番Ｈｆの孔１
７に入ってねじ切りをして前方端とソケ・ット間に伸び
三角形トラスの弦の中間点で中心柱又はビームを形成す
る。この弦は壁の内面に押圧される後側の脚Ｃ及びＤで
形成さ扛ている。これによって三角形トラスに強い力が
発生し、ねじ固定装置に例外的な保持力を附与し重い荷
重を支えられるようにする。

既述したように、成る場合には、壊ｎた石膏破片の環状
の盛り上りが壁の内面の孔の周縁に。

第５図及び第６図に示したようにできる。この盛り上り
は固定装置の弾性ウェブＷ１及びＷ２に当り、それが軸
部がダイアモンド形から三角形に変形する過程に起きる
ウェブの撓みへの抵抗となる。しかし、軸部の足Ｆ１と
Ｆ２が比較的撓まず、進入するねじによって離されるの
で、後側の脚ＣとＤに、盛り上りで生じる抵抗に抗する
強い曲げ力をウェブに茄えるようになる。従って、軸部
は、孔周縁の盛り上りの領域で盛り上りが外方に広がっ
た後側の脚ＣとＤの下側になってこれらの脚が壁の内面
に完全当るのを阻止している第６図の形状をとるに至る
。

前記米国特許第４，１９７，７８１号に開示された先行
例としての固定装置の盛り上り２１からもたらさｎる不
利な効果は第７図に示されているが。

その固定装置は傾斜面付先端Ｔ１及びＴ２を有する後側
の脚Ｃ及びＤを有しているのが判る。これらの先端はね
じ１９のねじ山１９Ｃ間に落ち込みねじの根元１９Ｈに
当り９発明の背景部で記した第１の状況のようにその先
端がず扛たときに軸部な部分的に三角形状にする。及び
盛り上り２１の故に、荷重は孔の周辺に集中さｎる。

というのはこの周辺のみがトラスの弦が壁の内面に押圧
される領域なので、ねじ１９の先端が前方端蝶番孔１（
Ｆに入ってこの端部を壁の方に引いても完全な三角形状
は形成さ扛ないのである。

本発明において、盛り上りが同様の問題を起す。この問
題を解決するために、後側の足に。

側方端蝶番と隣接させてそれらの足と一体で壁の内面に
接する荷重分散パッドを備えている。

このようにして、荷重が孔周辺の領域を越えて分散さｎ
、これによって固定装置の耐荷重容量を向上させる。

本発明によるねじ固定装置は好ましくは低コスト射出成
形技術によって製造される。この目的のために、後側の
脚ＣとＤが後方へ翼がなびくように折畳まれた形状の型
を使うのが好ましく、そ扛によって、ソケットを軸部に
連結するウェブＷ１とＷ２が逆の曲がりを示す。そ扛で
成形後の別な工程で軸部が再成形され、ウェブが外側へ
張り出されるようにダイアモンド形状にする。これがね
じ固定装置の製造された形であり作業者が入手する形状
でもある。

脚ＣとＤはこのように成形さ扛るので、ウェブＷ１とＷ
２に求められる塑性メモリーが減少される。その結果ア
ンカー軸部が後に孔へ挿入さｎるために舌状を呈して、
ウェブが直線形状をなし、その舌が、孔を通過したとき
に解放さ扛。

軸部はウェブのメモリーのために元のダイアモンドの形
に戻る。

本発明に基づく中空壁用のねじ固定装置の好ましい実施
例を示し説明してきたが、この趣旨を外詐ることなしに
多くの変形があり得る。斯くして、固定装置はセルフタ
ブピングねじの形で説明したが、実際には通常のねじが
ねじ切りされた孔に用いられる。及び実際には側方蝶番
はもろいものだろうから軸部の前方脚が引裂かれ後方側
の脚が前記特許に記載したように固い壁へのねじ固定装
置の軸部として使用される。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明のねじ固定装置をソケットの方向でみた
前方斜視図。 第２図は第１図のねじ固定装置を軸部の方向でへた後方
斜視図。 第６図は固定装置が中空壁の穿孔に入るためにどのよう
に折畳まｎるかを例示した状態図。 第４図は穿孔へ挿入さｎる折畳み固定装置。 第５図は固定装置が穿孔に入った後、軸部がダイアモン
ド形をし、軸部の後側の脚の端部で形成される入口に噛
み合おうとしている状態図。 第６図は固定装置が完全に設置さ扛た状態図。 第７図は比較のための公知のねじ固定装置の設置状態図
である。 図中、１０・・・ソケット、１１・・・軸部（シャンク
）、１２・・・フランジ、１３，１６．１７・・・孔。 １４・・・中空壁、１９・・・ねじ、１９Ｃ・・・ねじ
山。 ２２．２３・・・パッド、Ａ、Ｂ、（！、Ｄ・・・脚＋
　　Ｆ１＋　Ｆ２・・・足＋　Ｗｌ　＋　”２・・・ウ
ェブ、　Ｈｆ・・・前方端蝶番。 Ｈ８＋＋Ｈｓ２・・・側方端蝶番 手続補正書（方式） 昭和／２年？月２θ日

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、中空壁の外表面に固定部材又は他の物を保持するた
   めの、圧縮するとともにねじと協働するねじ固定装置で
   あって、 通常はダイアモンド形をしており、１つの孔を有する前
   方端蝶番で結合された１対の前方側の脚と、該前方脚に
   側方蝶番で結合された１対の後方側の脚とを有するとと
   もに、その後側の脚の端が結合されずに軸部の後端を形
   成し、前記脚が通常逆Ｖ字形の入口を画成する底部を有
   する、４本の脚を備えた軸部と、 中に、前方端部孔と対応する孔を有するソケットと、 前記ソケットを、脚の外側の１点で軸部のそれぞれの後
   側の脚へ固定する、通常は伸ばされた１対の弾性ウエブ
   とからなり、前記軸部が手で側方蝶番を押されたとき軸
   部が折畳まれて舌状をなし、ソケットがその中に納まる
   まで壁の穿孔に挿入され、壁の背後に回った軸部がダイ
   アモンドの形状をとり戻し、ソケット孔に挿入され回動
   されたねじが、その先端で拡張されたねじが入るように
   なる入口によって進入が阻止されるまで進入され、進入
   するねじのねじ山が脚の底部と噛合して後側の脚を離し
   、軸部に三角形状をとらせ、ねじ進入の結果ねじの先端
   が前方端孔にセルフタップ式に受入れられ、壁の後にね
   じが中央トラスを形成する三角トラスを受けたことを特
   徴とするねじ固定装置。 ２、前記底部のそれぞれがねじの隣接ねじ山にまたがる
   に充分の長さを持っている特許請求の範囲第１項記載の
   固定装置。 ３、前記固定装置が合成樹脂で成形され蝶番がリビング
   蝶番である特許請求の範囲第１項記載のねじ固定装置。 ４、前記後側の脚が、前記側方蝶番をトラスが形成され
   たとき壁の内表面に喰い込ませる位置でその外表面上に
   パッドを有してなる特許請求の範囲第１項記載のねじ固
   定装置。 ５、前記ねじが、軸部が三角形をなしたとき前方端蝶番
   に届くのに充分な長さを有してなる特許請求の範囲第１
   項記載のねじ固定装置。 ６、前記ソケットが、ねじが回転されたとき固定装置が
   回転しないように孔の壁に刺さるフィンを備えたことを
   特徴とする特許請求の範囲第１項記載のねじ固定装置。 ７、前記ソケットが、穿孔内に納まったとき壁の外面に
   当るフランジを備えた特許請求の範囲第６項記載のねじ
   固定装置。 ８、前記足が比較的厚く、可撓性が小さいことを特徴と
   する特許請求の範囲第１項記載のねじ固定装置。 ９、前記脚が平らで、それらがねじのねじ山に噛合され
   たとき平行になることを特徴とする特許請求の範囲第１
   項記載のねじ固定装置。 １０、前記ねじがセルフタッピングねじで、ソケットの
   孔がそれによってねじ切りされることを特徴とする特許
   請求の範囲第１項記載のねじ固定装置。 １１、前記ソケットが前記ねじを受入れるよう予めねじ
   切りされていることを特徴とする特許請求の範囲第１項
   記載のねじ固定装置。