JPS63292096A - 固体廃棄物の圧縮減容方法とその装置 - Google Patents

固体廃棄物の圧縮減容方法とその装置

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JPS63292096A
JPS63292096A JP12734087A JP12734087A JPS63292096A JP S63292096 A JPS63292096 A JP S63292096A JP 12734087 A JP12734087 A JP 12734087A JP 12734087 A JP12734087 A JP 12734087A JP S63292096 A JPS63292096 A JP S63292096A
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JP
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mold
compressed
molded product
intermediate molded
diameter
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JP12734087A
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English (en)
Inventor
Katsuo Katada
片多 勝男
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IHI Corp
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B30PRESSES
    • B30BPRESSES IN GENERAL
    • B30B9/00Presses specially adapted for particular purposes
    • B30B9/32Presses specially adapted for particular purposes for consolidating scrap metal or for compacting used cars

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  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Processing Of Solid Wastes (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本発明は、固体廃棄物の圧縮減容方法とその実施のため
の装置に係り、特に、放射性を有する固体廃棄物を高圧
縮減容する際に、主として複数箇所において側部を凹ま
せることにより、径を減少させた状態の中間成形物とし
た後に、高さ方向の圧縮を行なって両面か平らな円盤状
の圧縮加工物とする技術に関するものである。
「従来技術」 一般に、原子力発電関連分野で発生した放射性物質、あ
るいは、放射性物質で汚染された固体廃棄物は、貯蔵や
運搬のために、体積を減少させるいわゆる減容処理を施
した後、収納容器内に密封することが行なわれる。この
場合、切り粉などの放射性粒体の飛散を防止する目的で
、固体廃棄物を圧縮することによって容積を減少させる
手段が有利である。
また、面記固体廃棄物は、ドラム缶のような円筒状容器
に収納した状態で、圧縮減容処理を行なうことによって
、取り扱い性を向上させることができる。円筒状容器に
収納した固体廃棄物、つまり、被圧縮物を一軸方向に圧
縮すると、必然的に横方向の外径寸法が大きくなるため
、圧縮加工物を再度収納する場合には、内径の大きな新
しい円筒状容器が必要になる。
このような不合理性を解決する手段として、出願人は、
先に、実開昭60−190497号に示す[固体廃棄物
の圧縮減容装置]によって、3軸方向に順次圧縮してド
ラム缶等の円筒状容器に再度収納できる技術を提案した
「発明が解決しようとする問題点」 しかしながら、上記従来例の圧縮減容装置であると、被
圧縮物を直交する3方向に順次圧縮するためのアクチュ
エータや成形型が必要であり、構造が複雑化し易いとい
う傾向があった。
本発明は、このような問題点を解決して、−軸方向に被
圧縮物を挾持するように押圧することにより、被圧縮物
の上下左右の寸法を減少さけ、また、両端面が平らで側
部がほぼ円筒面である円盤状加工物として、容器への再
収納作業性を向上さU゛ろことを目的としている乙ので
ある。
「問題点を解決するための手段」 本発明は、固体廃棄物の圧縮減容を行なうための二つの
方法と、その実施に使用される三つの装置斤とからなる
ものであり、第1の方法は、まず、被圧縮物の側部にお
ける複数箇所を凹ませることにより、側部に凹凸を有す
るとともに、横組を減少させた中間成形物としておき、
次いで、中間成形物の側部寸法増大を抑制した状態で、
中間成形物の両端面を平行型面で挾持するように押圧す
ることにより、中間成形物の凹んでいる部分を膨出させ
ながら、縦方向の寸法を減少さ仕るようにしているもの
である。
第2の方法は、被圧縮物に一軸方向の圧接力を付与して
、傾斜面と交差接触させることにより、傾斜面の分割数
に応じて、被圧縮物の側部における複数箇所を凹ませ、
この凹みの形成とともに、全体としての横組を減少させ
た中間成形物とし、次いで、第1の方法と同様に、縦方
向の圧縮により円盤状とする加工を行なうものである。
そして、第1の装置、つまり、第3の発明は、被圧縮物
の背面に圧接力を付与する挿入型と、該挿入型によって
圧接状態の被圧縮物と複数分割状態の傾斜面とを相対的
に接触させて被圧縮物の側部における複数箇所を凹ませ
て中間成形物とする成形型と、該中間成形物を収納して
その突出側部における最大外径寸法の増大を全周面で抑
制する円柱状成形室と、該円柱状成形室の中で中間成形
物の両端を一軸方向に圧縮する平行型面とを具備するも
のである。
第2の装置、つまり、第4の発明は、第3の発明に加え
て、被圧縮物の背面に圧接力を付与するための下向きの
挿入型と、被圧縮物を装填した状態で上方への移動によ
り被圧縮物の側部における複数箇所を凹ませて中間成形
物とする成形型とを具備してなるものである。
第3の装置、つまり、第5の発明は、第3の発明及び第
4の発明における平行型面を、挿入型と成形型の一部と
を組み合わせてなる下向きの上部平型面と、前記円柱成
形室の中に挿入して中間成形物を上方に向けて押圧する
下部平型面とから構成するようにしているものである。
「作用」 第1の発明における圧縮減容方法では、縦方向の圧縮に
先立って、被圧縮物の側部における複数箇所を凹ませた
中間成形物を形成しておくものであるが、側部を複数箇
所において中心に向けて押圧変形させると、押圧点近傍
の側部構成材が内方に突出して凹んだ状態の塑性変形が
生じる。
被圧縮物の側部を複数箇所において凹ませると、隣り合
う二つの押圧点の間に位置する部分ら、押圧点近傍の変
形に引きづられて、中心に向かう方向に移動するので、
中間成形物の凹ませた箇所の間の部分、即ち、凹凸形状
のうちの外方横方向に突出している箇所の最大外径寸法
が当初よりら小さくなる。
また、以後の加工工程において、中間成形物の側部の膨
張、つまり、最大外径寸法の増大を全周面において抑制
した状態を維持しながら、縦方向の寸法を減少させると
、寸法の減少にともなって、横方向に側壁が膨出する現
象が生じ、このときに、膨出力の伝達が側壁各部の面と
直交する方向に主として行なわれることによって、四部
となっていた側壁の隙間を埋めるように膨出する変形が
生じ、横方向については、寸法増大の抑制手段の形状に
倣ったものとなり、一方、縦方向については、平行型面
の形状に倣って平行面となるので、全体として円盤状の
成形物となる。
そして、被圧縮物がドラム缶等の円筒形容器の中に固体
廃棄物を詰めたものである場合には、圧縮加工物を新し
い円筒形容器に収納することも可能となる。
一方、第2の発明における圧縮減容方法、並びに、第3
の発明における圧縮減容装置では、被圧縮物を成形型の
中に装填した状態としておいて、被圧縮物の背面側と先
端側とについて、挿入型と成形型の傾斜面とで挾持する
とともに、挟持方向の対向距離を小さくすることによっ
て、被圧縮物を連続的に押圧して傾斜面に食い込ませる
成形が行なわれ、被圧縮物の先端を複数分割された傾斜
面と交差することによって、側部を中心に向けて押圧変
形させる力が生じ、被圧縮物の側部を傾斜面を通過させ
ることにより、側部に凹凸が付与されて、全体が歯型状
となる中間成形物となる。
次いで、中間成形物を円柱状成形室に送り込んで、中間
成形物の側部を傾斜面等から解放した状態とするととも
に、中間成形物の下部を先端側の平行型面で受けた状態
′で、縦方向に圧縮して寸法を減少させることにより1
円盤状の圧縮加工物とする。これらの中間成形物の形成
及び圧縮加工物への加工工程では、−軸方向の押圧のみ
によって実施される。
また、第4の発明における圧縮減容装置では、前述した
一軸方向の押圧及び圧縮によって、溝径の一部を小さく
する中間成形物の形成と、圧縮加工物とする圧縮とを実
施することに加え、挿入型を下向きに固定して被圧縮物
が装填された状態の成形型を上昇させることにより、被
圧縮物、中間成形物、圧縮加工物が当初の位置から一軸
方向に若干移動するのみで、固体廃棄物の圧縮減容が行
なわれ、移動距離を少なくすることにより放射性物質の
飛散量を少なくするものである。
また、第5の発明における圧縮減容装置では、挿入型と
成形型の一部とを組み合わせてなる下向きの下部平型面
と、前記円柱成形室の中に挿入して中間成形物を上方に
向けて押圧する下部平型面とにより、平行な平面を形成
するようにしているので、正確な円盤状の圧縮加工物に
加工するとと乙に、圧縮加工物における各部の形状の寸
法精度を向上させて、収納用容器への再収納及び操り返
し収納可能な寸法とし得るものである。
「実施例」 以下、本発明の各方法及び各装置に係る固体廃棄物の圧
縮減容装置の一実施例について、第1図ないし第14図
を参照して説明する。
図中において、符号Xは被圧縮物、符号Yは圧縮減容さ
れることによって円盤状とされる圧縮加工物、符号Zは
新しいドラム缶等の収納用容器、符号Sは収納用容器Z
の中に収納されている固体廃棄物、符号Gは圧縮減容工
程の途中で形成される中間成形物、符号には円柱状キャ
ビティで被圧縮物Xを受は入れるためのものであり、符
号りは歯型状成形室で主として被圧縮物Xの横組を小さ
くして中間成形物Gとするためのものであり、符号Mは
円柱状成形室で中間成形物Gの縦寸法を小さくするため
のものである。
また、符号lは挿入型で被圧縮物Xの背面(第1図では
上面)に接触させることによって、相対的に圧接力を付
与するために下向きに設定されており、符号2は加圧型
で挿入型lと上下方向に対向して真円状の平行型面を形
成するとともに、上方への移動によって被圧縮物Xを縦
方向(上下方向)圧縮するために上向きに設定されてお
り、符号3は成形型で被圧縮物Xの側部形状あるいは寸
法を変化させるためのものであり、符号4及び符号5は
、挿入型lを構成するための小径型及び大径型であり、
符号6は型分離機構で小径型4と大径型5とを組み合わ
せた状態、あるいは分解した状態とするしのであり、符
号7は被圧縮物供給機構、符号8は供給側コンベア、9
は加工物排除機構、符号IOは破片収集機構を示してい
る。
まず、第3図ないし第5図に基づいて、被圧縮物Xの圧
縮減容を行なうための挿入型11加圧型2、成形型3の
相対関係の概略を説明すると、前記挿入型lは、概略を
第1図に、詳細を第3図ないし第5図に示すように、基
台IIに対して一体に立設された2本の縦ロッド12の
上部を連結する上部フレーム13の中心部に、下向きに
一体に設けられている。
前記加圧型2は、基台11の上面に搭載された圧縮用ア
クチュエータI4により、上下方向に往復移動させられ
るとと6に、前記挿入型lの鉛直方向中心に位置合わせ
されて、上向きに取り付けられ、円柱状でかつ上面が平
面とされている。
前記成形型3は、縦ロッド12に対して上下方向に平行
移動可能に取り付けられた保持用ガイドフレーム15に
、上半分が一体に取り付けられているとともに、上部フ
レーム13と保持用ガイドフレームI5との間の型保持
用アクチュエータ16によって、昇降作動及びト下位置
の保持がなされ、そして、保持用ガイドフレーム15の
上方位1斤に間隔を空けて、縦ロット用2に対して上下
方向に平行移動可能に取り付けられてた昇降用ガイドフ
レーム17に、下半分が一体に取り付けられ、上部フレ
ーム13と昇降用ガイドフレーム[7との間の型昇降用
アクチュエータ18によって、上下移動させられるもの
である。
前記挿入型lの詳細について説明すると、挿入型lは、
第6図ないし第1O図に示すように、小径型4と大径型
5とを分解可能に組み立てておいて、圧縮減容工程の途
中(横組を減少させる工程の途中)で切り替えることを
主としている。
即ち、小径型4は、上部フレーム13に対して下向きに
一体に設けられた固定ロッド19の下端に一体に取り付
けられるものであり、第1O図に示すように、例えば1
5個の外向きの歯部20を有する歯車のような形状をな
しているとともに、歯部20の間に、縦溝21が形成さ
れてなるものである。
一方の大径型5は、必要に応じて、小径型4に対して外
嵌状態に組み合わせて使用されるものであり、中心部に
小径型収納部22が下向きに明けられているとともに、
該小径型収納部22の天井部分に、固定ロッド19に対
して、上下方向に移動可能とするための貫通穴23が明
けられ、小径型収納部22の下部縁部には、前述した縦
溝2Iの間に挿入した状態のときに、上下方向に相対的
にし動可能とするとともに、後述するように、小径型4
と組み合わせた状態で圧縮を行なう場合において、小径
型4から下降力を伝達するための爪状の結合部24が内
向状態に複数設けられており、貫通穴23には、第7図
及び第8図に示すように、キー溝状の摺動溝25が複数
形成されている。さらに、大径型5にあっても、小径型
4よりも大きな同じ数の15個の歯部26を有する構成
とされている。
次いで、挿入型lにおける小径型4と大径型5とを係脱
させるための型分離機構6について説明する。
該型分離機構6は、主として第6図ないし第9図に示す
ように、小径型4と大径型5とを分離状態または組立状
態に切り替えるものであり、前記固定ロッド19に対し
て外嵌状態のスリーブ状のブツシュ27が、大径型5の
貫通穴23に対して上下移動可能に設けられるとともに
、該ブツシュ27の外表面には、前記摺動溝25に対し
て上下方向に相対的に摺動可能に係合されるアーム28
が突出状態に一体に設けられる。
そして、上部フレーム13(または固定ロッド19)と
ブツシュ27との間には、第7図(A)、第8図等に示
すように、ブツシュ27を例えば12度の範囲で固定ロ
ッド19を中心として、各矢印で示すように、水平旋回
させるためのアクチュエータ等の駆動装置29と、該駆
動装置29により揺動駆動されて、ブツシュ27を旋回
させるために一体に設けられている連結レバ30と、該
連結レバ30の旋回範囲を前述した12度に設定するた
めの一対のストッパ31とがそれぞれ配設されている。
したがって、連結レバ30の位置の切り替えによって、
第6図(A)に示す結合状態と、第6図(B)に示す非
結合状態とに設定される。つまり、第6図(A)に示す
ように、大径型5の小径型収納部22に小径型4が入れ
られていて、小径型4の歯部20が結合部24の上方に
重ね合わせられている状態では、第6図(A)に示すよ
うに、歯部20に小径型収納部22の天井部分と結合部
24とが衝き当たって、小径型4と大径型5との上下方
向の移動が拘束され、第8図に示すような結合状態とな
って、後述する横組の減少処理(縮径処理)が実施され
る。また、第6図(B)に示すように、大径型5の結合
部24が小径型4の歯部20から外れて、縦溝21に対
して位置が合っている状態となっていると、結合部24
と縦溝21とが相対的に上下移動可能となるので、大径
型5は下方向については、小径型収納部22の天井部分
が小径型4に接触することにより、下降が制限されて吊
持状態となるが、上方への移動は自由となるので、第9
図に示すように、大径型5は、小径型収納部22が小径
型4の上方に外れた状態となり得るとともに、ブツシュ
27のアーム28に沿って昇降できる状態となって、後
述する横組の減少処理がなされる。
前記成形型3について詳細を説明する。該成形型3は、
第1図、第2図、第7図(B)(C)、第11図に示す
ように、全体として概略円筒状に形成されており、前述
したように、内部上方の円柱状キャビティKに被圧縮物
Xを受は入れ、内部中間の歯型状成形室りにおいて横組
を減少させ、内部下方の円柱状成形室Mにおいて縦方向
の圧縮を行なうようにしている。
そして、外側が同内径の上側部支持筒32と、下側部支
持筒33とを上下分割可能として、上側部支持筒32に
は、開閉扉34によって側方を開放するための開口窓3
5が形成されており、上側部支持筒32の内面には、複
数(前述した歯部20及び歯部26の数に合わせて15
個)に分割されている縮径型36の部分と、該縮径型3
6の間に位置して上側部支持筒32の内径を若干狭めて
いる上部筒状型37の部分とが一体に取り付けられてい
る。また、下側部支持筒33の内面には、該上部筒状型
37と同内径の下部筒状型38が一体に取り付けられて
、歯型状成形室りの下側に円柱状成形室Mを構成するよ
うにしている。
前記縮径型36は、第11図に示すように、内面に突出
した内歯形状に形成されるとともに、圧縮型lにおける
大径型5及び小径型4に対して、水平各方向の小間隙を
形成して上下方向に係合自在とされており、上側部支持
筒32に対して円周方向に一定の間隔を空けて取り付け
られる。そして、圧縮型lが挿入される内面には、上端
が上側部支持筒32の内径寸法に合わせられるとともに
、下方に行くにしたがって内径寸法を狭める形状の傾斜
面39が形成され、該傾斜面39の下方は、上側部支持
筒32の下端位置までの長さを存する直線形状の突条部
40となっている。
このため、傾斜面39は、上側部支持筒32の円周方向
に間隔を有して、前記小径型4の歯部20及び大径型5
の歯部26に合イっせて、例えば15分割されるととも
に、その傾斜角度は、傾斜面39と被圧縮物Xとの間の
摩擦抵抗等を加味して、縮径型36からその下方へと、
被圧縮物Xを誘導するように設定される。
一方、前記突条部40の部分には、挿入型Iにおける小
径型5の部分のみが係合するようにされており、小径型
5の下端部と突条部4oの下端部とが一致して、下方を
臨む平面状の型面(円板面)を形成するように設定され
る。
さらに、前記上部筒状型37は、その上部にテーパ部3
7aが形成されており、複数に分割されている縮径型3
6の間に形成される凹状溝41の底部を、突条部40の
途中まで徐々に浅くしている。該上部筒状型37と下部
筒状型38とにおける内径寸法Dnは、前記収納用容器
Zの最小内径Dzよりも小さくなるように設定される。
即ち、主として第2図に示すように、上側部支持筒32
における内径(円柱状キャビティにの内径)をり。、そ
の中に装填される被圧縮物Xの最大外径をDx、収納容
器Zの最小内径をDZ、縮径型36の最小対向寸法(直
径方向における対向寸法)をDa、円柱状成形室Mの内
径をDn、圧縮加工物Yの最大外径をDYとすると、次
の関係が成立するように設定するものである。
DO>DX >DZ >Dn≧Dy >Da −(i 
)また、成形型3の高さ方向の各寸法について説明する
と、開口窓35の部分については、高さが11xである
被圧縮物Xが水平方向に通過し得る程空の寸法とされる
。したがって上側部支持筒32における上縁部と傾斜面
39の上部との間の高さ寸法■]。は、Ho > I−
1xの関係を有するように設定され、傾斜面39の部分
の寸法!−(、と突条部40の部分の高さ寸法FI2は
、溝径を減少させることを主目的として、下方に送り出
すときの抵抗が小さくなるように傾斜が設定されろ。下
部筒状型38におけるテーパ部37aの高さ寸法I−1
3は、被圧縮物Xにおける溝径をとの程度まで小さくす
るかによっても左右される。被圧縮物Xの側壁、つまり
、ドラム缶を収納用容器Zとしている場合は、例えば空
の状態や、収納されている固体廃棄物Sが[祖]の状態
であるときに、収納用容器Zの側壁を縮径させるときの
低抗力を考慮して、抵抗力が小さいときは大きく、抵抗
力が大きいときは小さく設定される。
一方、円筒状成形型3の高さ寸法H、は、被圧縮物Xの
充実度と、(黄径を減少させる工程での上下方向の圧縮
の程度、収納用容器Zの側壁の強さ、圧縮比率等によっ
ては、小さくすることが可能であるが、最大の場合を想
定したときは、被圧縮物Xの高さ寸法程度に設定される
次いで、前記開閉扉34及び被圧縮物供給機構7の詳細
について説明する。開閉扉34の部分は、第3図及び第
5図に示すように、水平方向に平行移動して、開口窓3
5を開閉するものであるとともに、後述するように、被
圧縮物供給機構7の一部を兼用する構造である。
披圧縮物供給機措7は、第3図に示すように、供給側コ
ンベア8から受は渡された被圧縮物Xを、水平レベルL
2の位置から開口窓35の水平レベルL1の位置まで上
昇させるための供給側リフタ42と、該供給側りフタ4
2によって水平レベルL1の位置まで上昇させられた被
圧縮物Xを、成形型3の円柱状キャビティKに向けて水
平[多動させるための押し込み用アクチュエータ43と
、該押し込み用アクチュエータ43の先端に取り付けら
れて押し込み用構成部材の一部として利用されている前
記開閉扉34と、被圧縮物Xを円柱状キャレテイKに向
けて滑らせるための供給用摺動台44と、開閉扉34の
一部に設置されているクランプ機構45とから構成され
る。
該クランプ機構45は、被圧縮物Xが第3図の鎖線で示
すように水平レベルL、の位置にあって、湾曲している
開閉扉34の内面に接触した状態で押し込まれる場合に
、被圧縮物Xを両側から抱え込んで開閉扉34の内面に
押し付けて安定させるための一対の挟持部材46と、該
挟持部材4Gを開閉扉34に対して水平回転可能に取り
付けている支持ピン47と、一対の挟持部材46の後部
に連結されて被圧縮物Xの抱え込みと解放とを行なうた
めのクランプ用アクチュエータ48とから構成されるも
のである。
また、前記供給側リフタ42は、被圧縮物Xを載置する
ための昇降台49と、該昇降台49を昇降操作するため
の押し上げ用アクチュエータ50と、昇降台50の上限
位置及び下限位置を検出するための上限リミットスイッ
チ51及び下限りミツトスイッチ52と、昇降台49の
上面を構成して前記供給側コンベア8に接続するための
複数の供給用ローラ53と、該供給用ローラ53を回転
させるためのローラ用駆動機構54とを有する構成とさ
れている。
次いで、加工物排除機構9と破片収集機構10とについ
て、主として第3図、第5図、第14図に基づき説明す
る。
加工物排除機構9は、圧縮減容時の主工程の終了後に作
動させられるものであり、被圧線巻供給機構7よりも若
干下方位置、詳しくは成形型3における下部筒状型38
が下限位置にある場合の上開口部の位置に、圧縮加工物
Yを供給側と反対側に導くための水平摺動板55と、該
水平摺動板55の両側に立設されたガイド側板56と、
圧縮加工物Yを昇降させるための排出側リフタ57と、
排出側リフタ57が上限位置にある場合に作動させられ
る左右一対の排出用アクチュエータ58と、一対の排出
用アクチュエータ58の先端に湾曲状に取り付けられて
、圧縮加工物Yを引っ掛けた状態で加圧型2から強制的
に分離させるための引き寄U−輪59と、圧縮加工物Y
を排出側リフタ57に搭載するための切欠開口部60と
、排出測りフタ57が下方位置にある場合に、排出用ロ
ーラ61の上に載置状態とされている圧縮加工物Yを第
5図の上方に向けて移動させるための移送用アクチュエ
ータ62及び押し出しブラケット63と、押し出された
圧縮加工物Yを再び必要箇所に移送させるための移送用
コンベア64とから構成されるものである。
そして、該加工物排除機構9における排出側リフタ57
の部分には、加工時に生じた破片を受は取るための破片
収集機構10が設けられる。
該破片収集機構IOは、被圧線巻供給機構7における供
給側リフタ42に準じた構造で、かつ、水平レベルL3
ないし水平レベルし、の間で高さの調整がなされる前記
排出側リフタ57が配設されるとともに、該排出側リフ
タ57の昇降台49の上に、支持フレーム65が搭載さ
れ、該支持フレーム65の間における中空部が、収納用
容器Zの搭載空間として利用されるとともに、支持フレ
ーム65の上部には、水平方向に間隙を空けて腹数の前
記排出用ローラ61が設けられ、該排出用ローラ61の
下方に、搭載される収納用容器Zの上開口を臨むように
ダストシュート66が取り付けられてなる構造である。
なお、図中において、符号67は防塵カバーで、圧縮型
Iと成形型3との間にまたがって取り付けられている。
このように構成されている圧縮減容装置により、被圧縮
物Xの圧縮減容処理を実施する場合について以下説明す
る。
第1図(A)ないし第1図(N)は、被圧縮物Xを減容
処理して、圧縮加工物Yとする処理工程における主要工
程順を示しており、また、第2図(A)ないし第2図(
F )は、被圧縮物Xが成形型3によって変形する様子
を、第1図及び第11図において、(A)ないしくF)
線で示す位置と対応して示している。以下、その詳細に
ついて説明する。
[成形型上方空間の準備J 被圧縮物Xの減容処理に先立って、被圧縮物Xの受は入
れ空間の用意を行なう。
即ち、第1図にあっては(N)に示す状態、第7図にあ
っては(B)に示す状態、第8図の状態に、挿入型l、
加圧型2、成形型3を賭備しておく 。
[搬送路との連結コ 被圧縮物供給機構7及び供給側リフタ421こついて、
開口扉34が第3図の左方位置に待機して開口窓35を
開放した状態、昇降台49がレベルL 2の位置まで下
降して、供給側コンベア8と連結された状態としておく
[被圧縮物の搬送] 供給側コンベア8を作動させることにより、被圧縮物X
を供給側リフタ42の位置まで搬送し、供給側リフタ4
2の昇降台49の上に載置する。
また、押し上げ用アクチュエータ50の作動により、第
3図の矢印で示すように、被圧縮物XをレベルL、の位
置から、レベルL+の位置まで上昇させる。
[被圧縮物の装填] 被圧縮物Xの上昇を上限リミットスイッチ51の作動よ
り検出して、レベルL+の位置に停止させると、待機状
態となっていた開閉扉34の内面に、被圧縮物Xが近接
した状態となる。
ここで、クランプ機構45を作動させると、挟持部材4
6が被圧縮物Xを抱え込んで、開閉扉34の内面に押し
付けるとともに、被圧縮物Xを立てた状態に保持する。
次いで、被圧線巻供給機構7における押し込み用アクチ
ュエータ43を作動させて、被圧縮物Xを供給用摺動台
44に沿って摺動させながら成形型3に向けて移動させ
、開口窓35を経由して成形型3の内部近傍まで搬送す
る。
このように成形型3の内部に被圧縮物Xが入れられた状
態で、クランプ機構45におけるクランプ用アクチュエ
ータ48を逆方向に作動させ、被圧縮物Xの抱え込み状
態を解除して円柱状キャビティにの中に落とし込む。
成形型3の中に落とし込まれた彼耶線巻Xは、縮径型3
6の傾斜面39の途中に支持されて停止し、第1図(A
)、第12図(A)1こ示す装填状聾となる。
被圧縮物X(通常はドラム缶等の収納用容器の中に固体
廃棄物を収納したもの)を成形型3に装填した状態とす
ると、被圧縮物Xの下部が、傾斜面39に接触して支持
されるため、第1図(A)における位置Aの被圧縮物X
の状態を考えると、第2図(A)に示すように、収納用
容器Zがほとんど変形を受けず、収納用容器Zの下部が
縮径型36の傾斜面39の一部に接触して、支持された
状態となる。
これらの装填に際して、被圧縮物Xが供給側リフタ42
における昇降台49から、供給用摺動台44、開口窓3
5の範囲を水平方向に送られて、開口窓35から傾斜面
39の途中に落とされるため、その落下距離は小さく衝
撃の緩和が図られ、放射性を有する破片、粉塵の発生及
び飛散現象を少なくしている。
[円柱状キャビティの形成] 被圧縮物Xを離した一対の挟持部材46は、その間隔を
成形型3における開口窓35の縁部よりもさらに広げた
状態にする。その後、被圧縮物供給機構7における押し
込み用アクチュエータ43により、開閉扉34を再び成
形型3の中心に向けて移動させ、開口窓35を閉塞する
。このような開閉634の閉塞により、成形型3の内部
に円柱状キャビティKが形成され、以下の圧縮減容処理
が実施される。
また、開閉扉34を完全に閉じる寸面等において、第3
図及び第4図に示すように、防塵カバー67を圧縮型1
と成形型3との間に取り付けて、被圧縮物Xの落とし込
み、または、以後の縮径及び圧縮工程に基づいて発生し
た粉塵が外部に漏洩しないようにしておく。
[被圧縮物の横径減少工程] 次いで、押し込み用アクチュエータ43によって、開閉
扉34の押圧状態を続行して開口窓35を閉じた状態と
し、つまり、円柱状キャビティにの形状を維持しながら
、昇降用アクチュエータ18を作動させることにより、
第12図(A)から第12図(B)に示す状態へ、第1
図にあっては(A)から(■()に示すよ゛うな横組の
減少工程が行なわれる。
即ち、昇降用アクチュエータ18の作動により、昇降用
ガイドフレーム17、下側部支持筒33を上昇させると
ともに、該上昇によりその上の上側部支持筒32を上方
に駆動する。
このとき、保持用ガイドフレーム15を保持している保
持用アクチュエータ16は、これらの上昇を妨げない程
度、及び昇降用アクチュエータ18による上昇力の解除
後に、上側部支持筒32と下側部支持筒33との間が離
間しない程度に上方への力を付与するものとする。
成形型3の上昇が進むと、組み合わせた状態の小径型4
と大径型5との下面が、上昇しつつある被圧縮物Xの上
面に接触し、挿入型lによる相対的な一軸方向の押圧力
が生じる。このため、被圧縮物Xの中心部は、主として
小径型4によって、また、被圧縮物Xの縁部は主として
大径型5によって、上方への移動が抑制されることにな
る。
この場合、被圧縮物Xの下方は、解放された状態である
ため、被圧縮物Xは縦方向には圧縮をともなうことなく
、主として、被圧縮物Xの横組を複数箇所において減少
させた中間成形物Gとする工程を実施する。
〈横径減少の初期状態〉 被圧縮物Xの上面を組み合わせた挿入型lの下面に押し
付けたまま、成形型3を上昇させると、成形型3の上方
への移動にともなって、複数分割されている傾斜面39
が、被圧縮物Xの下側部と第1図(B)に示すように交
差して、傾斜状態で接触する[くさび]効果によって、
被圧縮物Xの側部を主として中心に向けて押圧して変形
させる力が働く。
第1図(B)における位置Bの被圧縮物Xの状態を考え
ると、被圧縮物Xの側部には、成形型3における傾斜面
39との接触によって生じる[くさび]効果により、複
数箇所において大きな力が水平方向内方に加えられて、
第2図(B)に示すように、被圧縮物Xにおける収納用
容器Zの側壁が、傾斜面39に強く接触して(言い替え
ると水平方向内方に押圧されて)、複数箇所において、
接触部分の寸法が小さくなる縮小現象が頻繁に生じる。
収納用容器Zにおける側部の複数箇所が、縮径型36の
傾斜面39と接触することによって水平方向内方へ変形
させられると、圧縮減容工程の書記には、収納用容器Z
の中の固体廃棄物Sが実質的に[粗]の状態となってい
るため、傾斜面39と接触している部分の収納用容器Z
の側壁が凹むことは勿論であるが、隣り合う一対の傾斜
面39の間における凹状溝35#を横切っている側壁は
、他の部分の側壁が凹んだ分だけ緊張力が作用して、こ
の緊張力によって、直径が全体的に小さくなると考えら
れる。このような縮小現象は、収納用容器Zにおける側
壁の機械的強度が適度に大きいとき、例えば通常のドラ
ム缶等であるときに容易に起こり得る。
また、被圧縮物Xの上面(背面)を挿入型lで押さえた
まま、成形型3を上昇させて行くと、収納用容器Zの側
壁と傾斜面39との摩擦抵抗力の程度によっては、被圧
縮物Xの上下方向の圧縮がともなうことも有り得る。し
かし、前述したように、傾斜面39の傾斜の程度を考慮
することによって、かつ、被圧縮物Xの下部を解放状態
として、成形型3の突条部40が被圧縮物Xの側部を通
り抜けることを許容しているため、上下方向の圧縮を小
さくして、主として横組の縮小を行なうことも可能であ
る。
一方、被圧縮物Xが上下方向に若干圧縮されることによ
って、水平方向の外方に膨出する現象も生じる可能性を
有する。通常の場合においては、上下方向の圧縮によっ
て収納用容器Zの側部が膨出する現象より、傾斜面39
によって収納用容器Zの側壁が縮小さ、れる現象の方が
頻繁に行なわれるとともに、特に、収納用容器Zの側壁
が複数箇所において縮小する緊張力が作用することと、
当初の間、被圧縮物Xが[祖]の状態になっていて、内
圧の上昇が緩慢であることとによって、水平外方向の膨
出現象が抑制される。
〈横径減少の終期状態〉 第1図(C)に示すように、成形型3をさらに上昇させ
ることによって、被圧縮物Xの側部を縮径型36におけ
る傾斜面39から突条部34に導く。
第1図(C)における位置Cの被圧縮物Xの状態を考え
ると、第2図(C)に示すように、収納用容器Zの縮径
状態か最大限に達する。被圧縮物Xの側部が突条部40
及びその間の凹状M41に係合している状態にあっては
、被圧縮物Xの外形が歯型状に成形される。
これらの横径減少工程において、突条部34の下方は解
放状態とされているので、被圧縮物Xには、主として側
部の複数箇所か減少させられる現象が生じる。
〈大径型の下降状態〉 第1図(D)に示すように、成形型3が上昇して、傾斜
面39の高さが挿入型lにおける大径型5の位置に達す
るまでは、大径型5の形状が仮に円形であっても、成形
型3の上昇を妨げることがない。
また、成形型3における傾斜面39を、被圧縮物Xの高
さの全部の範囲と交差させるように、成形型3を上昇さ
せることによって、被圧縮物Xの側部のほぼ全域が縮径
をともなうようになり、被圧縮物Xの側部が歯型状とな
る成形が行なわれて、中間成形物Gとなる。
このように、溝径の減少工程では、被圧縮物Xの側部を
中心に向けて押圧することを主として行なって、上下方
向の圧縮は原則として行なわない。
溝径が減少されつつある状態では、被圧縮物Xの下部(
先端)の大部分が受は型2における傾斜面39に接触し
ない状態を続行することによって、上下方向の圧縮を抑
制する。
しかし、前述したように、収納用容器Zの側部の膨出す
る現象、収納用容器Zの側壁に複数箇所において作用す
る緊張力、被圧縮物Xが[粗]でないとき、内圧の上昇
等のバランスが崩れることによって、水平外方向の膨出
現象がともない、中間成形物Gの最大外径が、収納用容
器Zの内径よりも大きくなることも有り得る。
そこで、第1図(D)において、位置りで示す箇所にお
ける突条部40の間の凹状溝41に、上部筒状型37の
上部のテーパ部37aを入り込ませた状態を併用して、
中間成形物Gの側部の外方向への突出部分をテーパ部3
7aに導いて、被圧縮物Xの全部が突条部40から下方
に抜は出るまで、溝径の減少を主として実施するように
している。第2図(D)に示す例では、中間成形物Gに
おける膨山部と上部筒状型37の内面との間に隙間があ
るが、側部の膨出によって密接状態となった場合にあっ
て乙、上部筒状型37の内径の範囲に抑制される。
く成形型の」二昇限界〉 ここまで説明した一実施例では、大径型5の形状が第1
0図等に示したように歯型状となっており、第1図(E
)に示すように、大径型5の歯部26を成形型3におけ
る突条部40の間の凹状溝4Iの部分に挿入した状態で
、成形型3をさらに上昇させることもできる。
この場合における成形型3の上昇限界は、第1図(E)
に示す上部筒状型37と交差しない範囲に限定される。
この範囲に成形型3を停止させるためには、例えば縦ロ
ッド12の近傍に、成形型3における上側部支持筒32
あるいは保持用ガイドフレーム15が、第1図(D)な
いし第1図(E)の範囲の適宜位置に達したときに作動
する位置センサを配設しておくか、あるいは、型昇降用
アクチュエータ18の圧力の上昇を検出するための圧力
センサを配設すること等によって行なわれる。
成形型3における傾斜面39及び突条部40を、被圧縮
物Xの側部に対して完全に通過させた状態とすることに
よって、高さ方向の全部が歯型状となった中間成形物G
は、中間成形物Gと突条部40との間の摩擦抵抗力が大
きい場合、側部の膨出量が大きい場合は、突条部40や
上部筒状型32#に支持されて吊持状態に留どまる場合
らあり得るが、摩擦抵抗力が小さいときは、円柱状成形
室M、つまり、加圧型2の上面に自然に落下して支゛持
されることになる。
なお、第1図(E)及び第12図(B)は、中間成形物
Gが吊持状態となっている場合を示している。
[大径型と小径型との入れ替え工程コ 型昇降用アクヂュエータ18の逆方向の作動、並びに、
これと連動して型保持用アクチュエータ16を逆方向に
作動させるとともに、圧縮用アクチュエータ14を作動
させて、加圧型2を下降させることにより、中間成形物
Gの支持状態を維持しながら、成形型3を下降させて、
挿入型lと成形型3との係合状態を解除する。
この場合において、小径型4は、固定ロッド19に吊持
されたままで移動しないので、小径型4の上面(歯部)
が大径型5における小径型収納部22の天井部分に接触
することにより、大径型5は吊持された状態となる。第
1図(F)に示すように、小径型4によって大径型5を
吊持した状態で、型分離機構6を作動させる。
[型分離機構の作動] 型分離機構6における駆動装置29の作動により、第7
図(A)で示すように、ブツシュ27を必要な角度θだ
け旋回させ、ブツシュ27のアーム28に摺動溝25を
係合させている大径型5の結合部24を、小径型4の縦
溝21に位置合わせする。第7図(A)に角度θで示す
ように、大径型5を旋回させることにより、第6図(A
)の状態から第6図(B)に切替わる。
なお、この状態において、大径型5は、第9図に矢印で
示すように、ブツシュ27のアーム28に沿って上下移
動自在となるため、成形型3の上部における傾斜面39
に支持させ、落下防止を行なうように設定しておく。
[小径型と加圧型とによる圧縮工程コ 型昇降用アクチュエータ18及び型保持用アクチュエー
タ16の作動により、成形型3を上昇させて円柱状成形
室Mの中に中間成形物Gを収容した状態とするとともに
、圧縮用アクチュエータ14の作動によって、中間成形
物Gを縦方向に圧縮する工程を実施する。
即ち、第1図(G)に示すように、成形型3を上昇させ
、成形型3における突条部40に中間成形物Gが留どま
りでいる場合は、その上面を小径型4に当接させること
により押圧して、中間成形物Gを下方に送り出す。
この場合、小径型4の歯部20は、突条部40の間の凹
状溝41に一部が入り込んだ状態となるので、小径型4
の歯部20が中間成形物Gの外径の大きい部分に合った
状態で押圧する°ことになり、結果的に、°中間成形物
Gの上面全面を押圧して、中間成形物Gの縁部が部分的
に上方に突出することを防止して、円柱状成形室Mに落
とし込むように送り込み、その下に待ち受けている加圧
型2の上面に載置することになる。
このように、中間成形物Gを加圧型2の上に載置した状
態として、型昇降用アクチュエータI8、型保持用アク
チュエータ【6、圧縮用アクチュエータ14をそれぞれ
連動状態で作動させながら、成形型3を上限位置まで上
昇させ、中間成形物Gを円柱状成形室Mに収納する。
このとき、成形型3における突条部40と小径型4との
下端面の高さが一致するとともに、それぞれ平面である
と、円柱状成形室Mを臨む下向きの面が円形状型面とな
る。
次いで、圧縮用アクチュエータ14の高圧縮力により、
第1図(H)における上向きの矢印で示すように、加圧
型2を円柱状成形室Mの中に挿入 ′し、その中の中間
成形物Gを縦方向に高圧縮を開始する。この加圧型2に
よる高圧縮工程では、加圧型2の上昇力の大部分を小径
型4によって受け、一部を成形型3の突条部40によっ
て受けることになる。このような縦方向、つまり、上下
方向の圧縮によって、中間成形物Gの[粗]になってい
た部分の寸法の縮小がまず行なわれる。
次いで、第1図(1)に示すように、上下方向の圧縮が
進行して、上下方向の[I11]となっている部分が少
なくなってくると、位置Eで示す箇所等の中間成形物G
の内部圧力が」二昇することによって、収納用容器Zの
側壁における歯型の間の空間部分には、第2図(E)の
矢印で示すように、収納用容器Zの側壁が膨出する現象
が主として生じろ。
さらに、この場合の上方の型面は、前述したように円形
状型面であり、下方の型面も加圧型2の上面によって円
形状型面が与えられるので、歯型の間の空間が埋められ
て、上下に圧縮されつつある中間成形物Gは、側部にお
いて横断面形状が歯型状から、歯型の間の詰まった円形
状に変化するとともに、上下面において、円形状型面に
より平面となり、円盤状に成形される。
また、円柱状成形室Mの中においては、中間成形物Gの
歯型の頂部が半径外方に突出しても、下部筒状型38の
内周面によって、半径外方向の膨出が妨げられる規制を
受けるため、最大径の部分が圧接状態となって、中間成
形物Gの側部が歯型の間の空間を埋めるように変形する
したがって、中間成形物Gにおいて、上下方向の空間と
歯型の間の空間とがなくなった状態では、加圧型2によ
る上下方向の圧縮が限界に達する。
この限界を圧縮用アクチュエータ14の油圧の上昇、あ
るいは、圧縮用アクチュエータ14における駆動ロッド
の上昇位置の等によって検出して、圧縮用アクチュエー
タ14の作動による圧縮工程を終了させる。
第12図(C)及び第1図(J)に示すように、圧縮が
限界に達した状態にあっては、歯型状となっていた中間
成形物Gが、円柱状成形室Mの形状に倣うような変形が
生じ、位置Fで示す箇所において、第2図(F)に示す
ように、はぼ円盤状の圧縮加工物Yとなる。この状態の
圧縮加工物Yにおける水平方向の寸法、つまり、直径は
Dyは、その最大値が円柱状成形室Mの内径の範囲に押
さえられるため、収納用容器Zの内径よりも大きくなる
ことはない。
[圧縮加工物の雌型] 加圧型2による最大圧縮荷重をかけた高密度状態の後、
つまり、高圧縮工程の終了後において、圧縮用アクチュ
エータ14を逆方向に作動させて、加圧型2を下降させ
るとともに、この下降に連動して成形型3における下半
分、つまり、下側部支持筒33を徐々に、加圧型2と同
期させるか、あるいは、圧縮加工物Yが円柱状成形室M
に摩擦力により支持されるように、下側部支持筒33が
若干遅れるように下降させ、加圧型2をその上面がレベ
ルL3の位置と一致するように停止させる。
また、下側部支持筒33をさらに下降させて、下側部支
持筒33の上部開口がレベルL3と一致するようにして
停止させる。
この場合において、加圧型2をレベルL3で停止させた
後に、下側部支持筒33を下降させることにより、圧縮
加工物Yの下面を加圧型2によって支持した状態で、圧
縮加工物Yを円柱状成形室Mから抜き取って、圧縮加工
物Yを解放するとともに、第1図(K)に示すように、
圧縮加工物Yを露出させた状態とし、以下、圧縮加工物
Yの取り出しを行なう。
この場合において、圧縮用アクチュエータ14は、高圧
縮を行なうためのものであり、その下降速度が緩やかな
ものとなっているので、加圧型2の上面に載置したまま
、下側部支持筒33をこれに連動させて圧縮加工物Yを
下降させると、衝撃の発生が著しく少なくなって、粉塵
の飛散が抑制されることになる。
[圧縮加工物の排除] 加圧型2と下側部支持筒33とを第12図(D)及び第
1図(K)に示すように、レベルL3の位置に設定した
後、加工物排除機構9を作動させる。
破片収集機構10を搭載した排出側リフタ57をレベル
L、の位置に待機させておき、排出用アクチュエータ5
8の作動によって、掻き落としアダプタ59を、第1図
(L)の矢印で示すように、排出側、つまり、第14図
(C)において右方向に移動させて、加圧型2の上の圧
縮加工物Yを引き寄せ、水平摺動板55の上を滑らせる
とともに、排出用ローラ61の上に導く。このとき、圧
縮加工物Yの近傍に、圧縮減容処理時に破片が生じてい
た場合は、描き落としアダプタ59により集められて、
排出用ローラ61の間から、切欠開口部60、ダストシ
ュート66を介して、排出側リフタ57に搭載されてい
る収納用容器Zに落とし込まれる。
[圧縮加工物の搬送] 排出側リフタ57における昇降台49上の圧縮加工物Y
は、排出側リフタ57の作動により、昇降台49をレベ
ルL4まで下げ、移送用アクチュエータ62の作動によ
って、押し出し用ブラケット63で移送用コンベア64
に送り出され、以下、移送用コンベア64により、圧縮
加工物Yの大きさあるいは放射線量に応じて、目的とす
る保管場所、収納用容器への詰め込み場所等に搬送され
ることになる。第5図例では、供給側コンベア8と平行
に逆方向に送り出して、その先で連結する等の設定とな
っている。
[加工物排除機構の復元] 次いで、加工物排除機構9を逆方向に作動させて、掻き
落としアダプタ59を、供給側、つまり、第14図(C
)(こおいて左方向に移動させて、加圧型2の上方空間
を囲むように、当初の状態に戻す。
[挿入型の組み込み] 型昇降用アクチュエータ18及び保持用アクチュエータ
16の逆作動により、第1図(M)に示すように、成形
型3における上半分を下降を上昇させて、傾斜面39に
支持された状態で待機している大径型5を小径型4と係
合させる。大径型5における小径型収納部22の中に小
径型4を挿入することにより、小径型4の上部は大径型
5にお(」る小径型収納部22の天井面と接触して、以
下、大径型5が吊持状態となる。
[成形型及び加圧型の復元] さらに、成形型3における上半分、つまり、上側部支持
筒32を第1図(M)に示すように下降させて、挿入型
lとの係合状態を解除する。
そして、上側部支持筒32を下降させることにより、第
1図(N)に示すように、上側部支持筒32と下側部支
持筒33とを組み合わせた状態とする。
また、加圧型2についても下降させて、下側部支持筒3
3における円柱状成形室Mから下方に待機させた状態と
しておく。
[小径型及び大径型の復元コ 型分離機構6を逆方向に作動させることによって、第1
図(N)の矢印で示すように、大径型5を角度θだけ逆
旋回させ、第6図において(B)から(A)に示す状態
に切り替え、小径型4の歯部20の下方に、大径型5の
爪状の係合部24を位置させる。
即ち、小径型4及び大径型5を組み合わせることにより
当初の状態とする。
このように、各機構等を復元して、[成形型上方空間の
準備]の項において説明した状態に戻すことにより、新
しい他の被圧縮物Xの装填、圧縮等の工程が繰り返され
る。この場合に、圧縮加工物Yは、最大外径が新しい収
納用容器Zの内径よりも小さくなるように管理されてい
るため、繰り返して圧縮することも可能となる。
[破片の回収] 加工物排除機構9の作動により、排出側リフタ57に支
持された収納用容器Zの中に落とされた破片等は、適宜
量溜まったとき等の必要に応じて、排出側リフタ57を
レベルL、の位置に合わせ、収納用容器Zを移送用コン
ベア64に送り出すことにより、圧縮加工物Yと同様に
処理することができる。
[その他の実施態様] なお、一実施例に代えて次の実施態様を採用することが
できる。
(イ)成形型の昇降、加圧型の昇降、型分離機構、被圧
線巻供給機構、加工物排除機構、大径型の保持、コンベ
ア群の作動等において、相互干渉を生じない範囲で、並
行処理を行なうこと。
(ロ)挿入型及び成形型の歯部の数を任意とすること。
(ハ)挿入型の移動や各機構の作動終了等の検出センサ
を設けて、全圧縮減容処理を自動化すること。
(ニ)大径型の外形を真円状として、被圧縮物の溝径を
減少させるようになし、その後の被圧縮物(中間成形物
)の下方への移動を小径型によって実施すること。
「発明の効果」 本発明における固体廃棄物の圧縮減容方法とその装置に
よれば、次のような効果を奏するものとなる。
■被圧縮物の側部を複数箇所において中心に向けて押圧
し、溝径を減少させて中間成形物としてから、該中間成
形物の側部の拘束を解除した状態で、平行型面によって
縦方向に圧縮するものであるから、中間成形物における
側部の凹凸の隙間を埋めるような変形を生じさせて、両
面が平坦で横断面が円形状である最終的に寸法の安定し
た凹凸の少ない円盤状の圧縮加工物とすることができる
■上記により、両面及び側部の形状が単純化されて、最
大限の圧縮を実施することができる。
■被圧縮物を一軸方向に移動させることによって、被圧
縮物の側部を傾斜面に沿って誘導して溝径を減少させ、
次いで、中間成形物の側部の拘束を解放した状態で圧縮
するものであるから、圧縮工程の短縮と装置の単純化を
図ることができる。
■中間成形物における側部の凹凸の最大外径の増大を抑
制した状態で縦方向に圧縮するものであるから、圧縮加
工物の最大外径を目的とする範囲内として、ドラム缶等
の収納容器に再度収納する等の取り扱い性を向上させる
ことができる。
■成形型を昇降させて挿入型を固定しておいて、圧縮減
容を行なうものであるから、工程中において、被圧縮物
、中間成形物、圧縮加工物等を昇降させることが少なく
、破片の発生を抑制することができる。
■上記により、放射性固体廃棄物の圧縮減容を実施する
場合の放射性物質の飛散を少なくし、作業員の被曝低減
を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第14図は本発明に係る固体廃棄物の圧縮
減容装置の一実施例を示すもので、第1図(A)ないし
第1図(N)は圧縮減容工程を説明する縦断面図、第2
図(A)ないし第2図(F)は第1図におけるへ線ない
しF線位置における圧縮減容状態を示す横断面図、第3
図は全体装置の正面図、第4図はその左側面図、第5図
はその平面図、第6図(、A )(B )は挿入型の部
分の正断面図、第7図(A)は挿入型の切り替え手段を
示す平面図、第7図(B)及び(C)は横径減少時及び
縦方向圧縮時における挿入型と成形型との関係を説明ず
ろ平面図、第8図は横径減少時における挿入型の状態を
示す斜視図、第9図は縦方向圧縮時における挿入型の状
態を示す斜視図、第1O図は挿入型の組み合わせ状態を
示す分解斜視図、第11図は成形型の部分における半分
を断面した状態の斜視図、第12図(A)ないし第12
図(D)は圧縮減容工程の代表的部分の状態を示す正面
図、第13図(A )(B )(C)はそれぞれ供給側
リフタの構造例を示す正面図、側面図、平面図、第14
図(Δ)(B X C)はそれぞれ主として破片収集機
構の構造例を示す正面図、側面図、平面図である。 X・・・・・・被圧縮物、 Y・・・・・・圧縮加工物、 Z・・・・・収納用容器、 S・・・・・・固体廃棄物、 G・・・・・・中間成形物、 K・・・・・・円柱状キャビティ、 L・・・・・・歯型状成形室、 M・・・・・・円柱状成形室、 1・・・・・・挿入型、 2・・・・・・加圧型、 3・・・・・・成形型、 4・・・・・・小径型、 5・・・・・・大径型、 6・・・・・・型分離機構、 7・・・・・・被圧線巻供給機構、 8・・・・・・供給側コンベア、 9・・・・・・加工物排除機構、 IO・・・・・・破片収集機構、 11・・・・・・基台、 12・・・・・・縦ロッド、 I3・・・・・・上部フレーム、 14・・・・・圧縮用アクチュエータ、15・・・・・
保持用ガイドフレーム、16・・・・・・型保持用アク
チュエータ、17・・・・・・昇降用ガイドフレーム、
I8・・・・・型昇降用アクチュエータ、19・・・・
・・固定ロッド、 20・・・・・・歯部、 21・・・・・・縦溝、 22・・・・・・小径型収納部、 23・・・・貫通穴、 24・・・・・・結合部、 25・・・・・・摺動溝、 26・・・・・・歯部、 27・・・・・・ブツシュ、 28・・・・・・アーム、 29・・・・・・駆動装置、 30・・・・・・連結レバ、 31・・・・・・ストッパ、 32・・・・・・上側部支持筒 33・・・・・・下側部支持筒、 34・・・・・・開閉扉、 35・・・・・・開口窓、 36・・・・・・縮径型、 37・・・・・・上部筒状型、 37a・・・・・・テーパ部、 38・・・・・・下部筒状型、 39・・・・・・傾斜面、 40・・・・・・突条部、 41・・・・・・凹状溝、 42・・・・・・供給側リフタ、 43・・・・・・押し込み用アクチュエータ、44・・
・・・・供給用摺動台、 45・・・・・・クランプ機構、 46・・・・・・挾持部材、 47・・・・・・支持ピン、 48・・・・・・クランプ用アクチュエータ、49・・
・・・・昇降台、 50・・・・・・押し上げ用アクチュエータ、51・・
・・・・上限リミットスイッチ、52・・・・・・下限
リミットスイッチ、53・・・・・・供給用ローラ、 54・・・・・・ローラ用駆動機構、 55・・・・・水平摺動板、 56・・・・・・ガイド側板、 57・・・・・・排出測りフタ、 58・・・・・・排出用アクチュエータ、59・・・・
・・掻き落としアダプタ、60・・・・・・切欠開口部
、 61 ・・・・排出用ローラ、 62・・・・・・移送用アクチュエータ、63・・・・
・・押し出し用ブラ゛ケット、64・・・・・・移送用
コンベア、 65・・・・・・支持フレーム、 66・・・・・・ダストシュート、 67・・・・防塵カバー。 出願人  石川島播磨重工業株式会社 第2図 (A)(B) (C)          (D)         
(E)(F)          (Gl 第1図 (hO(++         (J)第1図 (Ia         rL) (Mン        (N) 第2図 (D) (E) 第4図 1ス 第5図 第6図 (A〕               (日〕第7図c
日) 第7゛図(C) 第8図 第9図 第12図(A) 第12図(B) I3 第12図(。) 第12図(D) 第13図(8) 第13図(C) 第14図(8)

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 i、被圧縮物の側部における複数箇所を凹ませて中間成
    形物とする工程と、該中間成形物の突出箇所における最
    大外径寸法の増大を全周面で抑制した状態で、中間成形
    物の両端面を平行型面で圧縮することを特徴とする固体
    廃棄物の圧縮減容方法。 ii、被圧縮物に一軸方向の圧接力を付与して傾斜面と
    の接触により、被圧縮物の側部における複数箇所を凹ま
    せて中間成形物とする工程と、該中間成形物の突出箇所
    における最大外径寸法の増大を全周面で抑制した状態で
    、中間成形物の両端面を平行型面で圧縮することを特徴
    とする固体廃棄物の圧縮減容方法。 iii、被圧縮物の背面に圧接力を付与する挿入型と、
    該挿入型によって圧接状態の被圧縮物と複数分割状態の
    傾斜面とを相対的に接触させて被圧縮物の側部における
    複数箇所を凹ませて中間成形物とする成形型と、該中間
    成形物を収納してその突出側部における最大外径寸法の
    増大を全周面で抑制する円柱状成形室と、該円柱状成形
    室の中で中間成形物の両端を一軸方向に圧縮する平行型
    面とを具備していることを特徴とする固体廃棄物の圧縮
    減容装置。 iv、被圧縮物の背面に圧接力を付与する下向きの挿入
    型と、該挿入型に背面が接触している被圧縮物の側部と
    交差する複数分割状態の傾斜面を有して上方への移動に
    より被圧縮物の側部における複数箇所を凹ませて中間成
    形物とする成形型と、該成形型の下方に位置して中間成
    形物を収納するとともに中間成形物の突出側部における
    最大外径寸法の増大を全周面で抑制する円柱状成形室と
    、該円柱状成形室の中で中間成形物の両端を一軸方向に
    圧縮する平行型面とを具備していることを特徴とする固
    体廃棄物の圧縮減容装置。 v、被圧縮物の背面に圧接力を付与する下向きの挿入型
    と、該挿入型に背面が接触している被圧縮物の側部と交
    差する複数分割状態の傾斜面を有して上方への移動によ
    り被圧縮物の側部における複数箇所を凹ませて中間成形
    物とする成形型と、該成形型の下方に位置して中間成形
    物を収納するとともに中間成形物の突出側部における最
    大外径寸法の増大を全周面で抑制する円柱状成形室と、
    該円柱状成形室の中で中間成形物の両端を一軸方向に圧
    縮する平行型面とを具備し、該平行型面は、挿入型と成
    形型の一部とを組み合わせてなる下向きの上部平型面と
    、前記円柱成形室の中に挿入して中間成形物を上方に向
    けて押圧する下部平型面とからなることを特徴とする固
    体廃棄物の圧縮減容装置。
JP12734087A 1987-05-25 1987-05-25 固体廃棄物の圧縮減容方法とその装置 Pending JPS63292096A (ja)

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